JPH11306796A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

Info

Publication number
JPH11306796A
JPH11306796A JP10108821A JP10882198A JPH11306796A JP H11306796 A JPH11306796 A JP H11306796A JP 10108821 A JP10108821 A JP 10108821A JP 10882198 A JP10882198 A JP 10882198A JP H11306796 A JPH11306796 A JP H11306796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
input
signal
internal
signals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10108821A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ichikawa
博 市川
Yasushi Nagashima
靖 永島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10108821A priority Critical patent/JPH11306796A/ja
Publication of JPH11306796A publication Critical patent/JPH11306796A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シンクロナスDRAM等のプローブ試験時の
パッド所要数を削減し、その試験コストの低減を図る。 【解決手段】 アドレスマルチプレクス方式をとるシン
クロナスDRAM等において、通常動作モード時は、ロ
ウアドレスRAn(H)及びRAn(L)ならびにカラ
ムアドレスCAn(H)及びCAn(L)を例えば14
個のアドレス入力用端子A0〜A13からそれぞれ1回
のサイクルで時分割的に入力し、プローブテスタを用い
たテストモード時は、ロウアドレスRAn(H)及びR
An(L)ならびにカラムアドレスCAn(H)及びC
An(L)をさらにそれぞれ例えば上位及び下位ビット
に分けて2回のサイクルで、下位ビットに対応する例え
ば7個のアドレス入力用パッドA0〜A6から時分割的
に入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体記憶装置に
関し、例えば、所定のクロック信号に従って同期動作す
るシンクロナスDRAM(ダイナミック型ランダムアク
セスメモリ)等ならびにその試験コストの低減に利用し
て特に有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】直交して配置されるワード線及び相補ビ
ット線ならびにこれらのワード線及び相補ビット線の交
点に格子状に配置されるダイナミック型メモリセルを含
むメモリアレイをその基本構成要素とし、所定のクロッ
ク信号に従って同期動作するシンクロナスDRAMがあ
る。シンクロナスDRAM等は、いわゆるアドレスマル
チプレクス方式をとることが多く、ロウ(行)アドレス
及びカラム(列)アドレスは共通のアドレス入力端子を
介して時分割的に入力される。
【0003】一方、1枚のウエハ(半導体基板)面上に
形成された複数のシンクロナスDRAM等の機能試験を
チップ状態で効率良く行う手段として、プローブカード
を用いたプローブテスタがある。プローブテスタは、ウ
エハ面上に形成されたシンクロナスDRAM等をチップ
単位で順次選択し、チップ面上に形成されたパッドとプ
ローブカードのプローブピンとを介して外部の試験装置
に接続する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年における半導体集
積回路の微細化・高集積化技術の進展は目覚ましく、シ
ンクロナスDRAM等もその恩恵を受けて大容量化・大
規模化の一途にある。また、これにともなってシンクロ
ナスDRAM等の機能試験に必要な、特にアドレス入力
用及びデータ入出力用端子に対応するパッドの所要数が
増えつつある。このうち、データ入出力用端子及びパッ
ドについては、同時選択される複数のメモリセルに対す
る試験データ及びその読み出し試験結果を例えば一つの
データ入出力用端子又はパッドから入力又は出力するい
わゆる縮約試験機能を用いることにより対処できるが、
アドレス入力用端子及びパッドについては何ら対処する
手段がなく、試験用のパッド所要数の増加にともなって
プローブカードのピン数が増え、これによってシンクロ
ナスDRAM等の試験コストが増大する。
【0005】この発明の目的は、シンクロナスDRAM
等のプローブ試験時のパッド所要数を削減し、その試験
コストの低減を図ることにある。
【0006】この発明の前記ならびにその他の目的と新
規な特徴は、この明細書の記述及び添付図面から明らか
になるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
の通りである。すなわち、アドレスマルチプレクス方式
をとるシンクロナスDRAM等において、通常動作モー
ド時は、ロウアドレス及びカラムアドレスをアドレス入
力用端子及びパッドからそれぞれ1回のサイクルで時分
割的に入力し、プローブテスタを用いたテストモード時
は、ロウアドレス及びカラムアドレスをさらにそれぞれ
例えば上位及び下位ビットに分けて2回のサイクルで、
下位ビットに対応する半数のアドレス入力用パッドから
時分割的に入力する。
【0008】上記した手段によれば、シンクロナスDR
AM等のプローブ試験に必要な、特にアドレス入力用端
子又はパッドの所要数を削減し、プローブテスタのプロ
ーブカードの所要ピン数を削減することができるため、
大容量化・大規模化されたシンクロナスDRAM等の試
験コストを低減することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1には、この発明が適用された
シンクロナスDRAM(半導体記憶装置)の一実施例の
ブロック図が示されている。同図をもとに、まずこの実
施例のシンクロナスDRAMの構成及び動作の概要につ
いて説明する。なお、図1の各ブロックを構成する回路
素子は、特に制限されないが、公知のMOSFET(金
属酸化物半導体型電界効果トランジスタ。この明細書で
は、MOSFETをして絶縁ゲート型電界効果トランジ
スタの総称とする)集積回路の製造技術により、単結晶
シリコンのような1個の半導体基板面上に形成される。
また、シンクロナスDRAMは、実際にはいわゆるシェ
アドセンス方式をとって各バンクのメモリアレイMAR
YがセンスアンプSAを挟んで対構成とされ、またメモ
リアレイMARY及びその直接周辺回路も多数のサブメ
モリアレイに分割されるが、このことは本発明の主旨に
直接関係ないため、簡素化して示した。さらに、図1で
は、共通の四角形をもって、各種信号及びデータ等が入
力又は出力される外部端子とこれに対応するパッド(ボ
ンディングパッド)とを意味するものとした。
【0010】図1において、この実施例のシンクロナス
DRAMは、特に制限されないが、4個のバンクBNK
0〜BNK3を備え、これらのバンクのそれぞれは、そ
のレイアウト面積の大半を占めて配置されるメモリアレ
イMARYと、直接周辺回路たるロウアドレスデコーダ
RD,センスアンプSA,カラムアドレスデコーダCD
と、ライトアンプWA及びメインアンプMAとを備え
る。
【0011】バンクBNK0〜BNK3を構成するメモ
リアレイMARYは、図の垂直方向に平行して配置され
る図示されない所定数のワード線と、水平方向に平行し
て配置される図示されない所定数組の相補ビット線とを
それぞれ含む。これらのワード線及び相補ビット線の交
点には、情報蓄積キャパシタ及びアドレス選択MOSF
ETからなるダイナミック型メモリセルが格子配列され
る。
【0012】バンクBNK0〜BNK3のメモリアレイ
MARYを構成するワード線は、対応するロウアドレス
デコーダRDに結合され、それぞれ択一的に所定の選択
レベルとされる。各バンクのロウアドレスデコーダRD
には、特に制限されないが、ロウアドレスレジスタRA
から14ビットの内部Xアドレス信号X0〜X13が共
通に供給されるとともに、タイミング発生回路TGから
内部制御信号RGが共通に供給される。また、ロウアド
レスレジスタRAには、アドレスバッファABから内部
アドレス信号a0〜a13が供給されるとともに、タイ
ミング発生回路TGから内部制御信号RLL及びRLH
が供給される。さらに、アドレスバッファABには、外
部のアクセス装置からアドレス入力端子(アドレス入力
用端子)A0〜A13を介して14ビットのアドレス信
号A0〜A13が供給され、タイミング発生回路TGか
ら試験制御信号TSTが供給される。
【0013】この実施例において、シンクロナスDRA
Mはアドレスマルチプレクス方式をとり、p個つまり1
4個のアドレス入力端子A0〜A13には、シンクロナ
スDRAMが通常の動作モードつまり通常の書き込み又
は読み出しモードとされるとき、ロウアドレスつまりX
アドレス信号AX0〜AX13ならびにカラムアドレス
つまりYアドレス信号AY0〜AY13がそれぞれ1回
のサイクルでpビットつまり14ビットずつ時分割的に
入力される。また、シンクロナスDRAMがプローブテ
スタを用いたテストモードとされるときには、ロウアド
レス及びカラムアドレスがさらにそれぞれqビットつま
り7ビットずつ、すなわち上位のXアドレス信号AX7
〜AX13と下位のXアドレス信号AX0〜AX6、あ
るいは上位のYアドレス信号AY7〜AY13と下位の
Yアドレス信号AY0〜AY6とに分けて2回のサイク
ルで、かつ下位のq個のアドレス入力端子A0〜A6に
対応するパッドを介して時分割的に入力される。
【0014】これに対応するため、アドレスバッファA
Bは、後述するように、アドレス入力端子A0〜A6あ
るいは対応するパッドを介して入力される入力アドレス
信号A0〜A6を選択的に上位の内部アドレス信号a7
〜a13として伝達するアドレス選択回路ASを備え
る。また、このアドレス選択回路ASを含むアドレスバ
ッファABには、モードレジスタMRからアドレス選択
回路ASのアドレス伝達動作を制御するための試験制御
信号TSTがから供給され、ロウアドレスレジスタRA
及び後述するカラムアドレスレジスタCAには、タイミ
ング発生回路TGから上位の内部アドレス信号a7〜a
13あるいは下位の内部アドレス信号a0〜a6を選択
的に取り込むための内部制御信号RLH及びRLLある
いはCLH及びCLLがそれぞれ供給される。なお、試
験制御信号TSTは、シンクロナスDRAMがテストモ
ードとされるとき選択的にハイレベルとされる。
【0015】アドレスバッファABは、シンクロナスD
RAMが通常の動作モードとされ試験制御信号TSTが
ロウレベルとされるとき、外部のアクセス装置からアド
レス入力端子A0〜A13を介してそれぞれ14ビット
ずつ1回のサイクルで時分割的に入力されるXアドレス
信号AX0〜AX13ならびにYアドレス信号AY0〜
AY13を順次取り込み、入力アドレス信号a0〜a1
3としてロウアドレスレジスタRA及びカラムアドレス
レジスタCAに伝達する。また、シンクロナスDRAM
がプローブテスタによるテストモードとされ試験制御信
号TSTがハイレベルとされるときには、外部の試験装
置から下位のアドレス入力端子A0〜A6に対応する7
個のパッドを介してそれぞれ7ビットずつ合計4回のサ
イクルに分けて時分割的に入力されるXアドレス信号A
X7〜AX13ならびにAX0〜AX6,Yアドレス信
号AY7〜AY13ならびにAY0〜AY16を順次取
り込み、入力アドレス信号a7〜a13ならびにa0〜
a6としてロウアドレスレジスタRA及びカラムアドレ
スレジスタCAに伝達する。
【0016】なお、アドレスバッファABの具体的構成
等ならびにアドレスバッファABを含むアドレス入力部
の接続形態等については、後で詳細に説明する。また、
シンクロナスDRAMがモードレジスタセットコマンド
サイクルで選択状態とされるとき、アドレスバッファA
Bから出力される内部アドレス信号a0〜a13は、モ
ード設定信号としてモードレジスタMRに供給される。
このモードレジスタMRには、タイミング発生回路TG
から内部制御信号MLが供給される。
【0017】ロウアドレスレジスタRAは、アドレスバ
ッファABから内部アドレス信号a0〜a13として伝
達されるXアドレス信号AX0〜AX13を内部制御信
号RLH及びRLRに従って選択的に取り込み、保持す
るとともに、これらのXアドレス信号をもとに内部Xア
ドレス信号X0〜X13を形成し、バンクBNK0〜B
NK3のロウアドレスデコーダRDに供給する。また、
各バンクのロウアドレスデコーダRDは、内部制御信号
RGがハイレベルとされかつ対応するバンクBNK0〜
BNK3が活性状態とされることでそれぞれ選択的に動
作状態とされ、内部Xアドレス信号X0〜X13をデコ
ードして、対応するメモリアレイMARYの指定された
ワード線を択一的に所定の選択レベルとする。
【0018】モードレジスタMRは、シンクロナスDR
AMがモードレジスタセットコマンドサイクルで選択状
態とされるとき、アドレスバッファABから内部アドレ
ス信号a0〜a13として伝達されるモード設定信号
を、内部制御信号MLに従って取り込み、保持する。ま
た、これらのモード設定信号をデコードして、シンクロ
ナスDRAMの動作モードを設定し、例えばプローブテ
スタによるテストモードが指定されたときには試験制御
信号TSTをハイレベルとする。
【0019】次に、バンクBNK0〜BNK3のメモリ
アレイMARYを構成する相補ビット線は、対応するセ
ンスアンプSAにそれぞれ結合される。各バンクのセン
スアンプSAには、対応するカラムアドレスデコーダC
Dから図示されない所定ビットのビット線選択信号がそ
れぞれ供給されるとともに、タイミング発生回路TGか
ら内部制御信号PA及び図示されないPCが共通に供給
される。また、バンクBNK0〜BNK3のカラムアド
レスデコーダCDには、カラムアドレスレジスタCAか
ら14ビットの内部Yアドレス信号Y0〜Y13が共通
に供給され、タイミング発生回路TGから内部制御信号
CGが共通に供給される。カラムアドレスレジスタCA
には、アドレスバッファABから内部アドレス信号a0
〜a13として14ビットのYアドレス信号AY0〜A
Y13が供給され、タイミング発生回路TGから内部制
御信号CLH及びCLLが供給される。
【0020】カラムアドレスレジスタCAは、図示され
ないバイナリーカウンタを含む。このバイナリーカウン
タは、アドレスバッファABから内部アドレス信号a0
〜a13として供給されるYアドレス信号AY0〜AY
13を内部制御信号CLH及びCLLに従って取り込
み、保持するとともに、これらのYアドレス信号を計数
初期値として歩進動作を行い、内部Yアドレス信号Y0
〜Y13を形成して、バンクBNK0〜BNK3のカラ
ムアドレスデコーダCDに供給する。
【0021】バンクBNK0〜BNK3のカラムアドレ
スデコーダCDは、内部制御信号CGがハイレベルとさ
れかつ対応するバンクBNK0〜BNK3が活性状態と
されることでそれぞれ選択的に動作状態とされ、カラム
アドレスレジスタCAから供給される内部Yアドレス信
号Y0〜Y13をデコードして、ビット線選択信号の対
応するビットを択一的にハイレベルとする。
【0022】バンクBNK0〜BNK3のセンスアンプ
SAは、メモリアレイMARYの各相補ビット線に対応
して設けられる単位回路を含み、これらの単位回路のそ
れぞれは、ビット線プリチャージ回路,単位増幅回路な
らびにスイッチMOSFETを含む。このうち、各単位
回路のビット線プリチャージ回路は、シンクロナスDR
AMが非選択状態とされ内部制御信号PCがハイレベル
とされることで選択的にかつ一斉に動作状態となり、メ
モリアレイMARYの対応する相補ビット線の非反転及
び反転信号線を所定の中間電位にプリチャージする。
【0023】一方、各単位回路の単位増幅回路は、内部
制御信号PAがハイレベルとされかつ対応するバンクB
NK0〜BNK3が活性状態とされることで選択的にか
つ一斉に動作状態とされ、対応するメモリアレイMAR
Yの選択ワード線に結合された所定数のメモリセルから
対応する相補ビット線を介して出力される微小読み出し
信号をそれぞれ増幅して、2値読み出し信号とする。ま
た、各単位回路のスイッチMOSFETは、ビット線選
択信号の対応するビットのハイレベルを受けて16組ず
つ選択的にオン状態となり、メモリアレイMARYの対
応する16組の相補ビット線と相補共通データ線CD0
*〜CD15*(ここで、例えば非反転共通データ線C
D0及び反転共通データ線CD0Bを、合わせて相補共
通データ線CD0*のように*を付して表す。また、そ
れが有効とされるとき選択的にロウレベルとされるいわ
ゆる反転信号等については、その名称の末尾にBを付し
て表す。以下同様)との間を選択的に接続状態とする。
【0024】相補共通データ線CD0*〜CD15*
は、ライトアンプWA及びメインアンプMAに結合され
る。また、ライトアンプWAは、その他方で書き込みデ
ータバスWDB0〜WDB15を介してデータ入力バッ
ファIBに結合され、メインアンプMAは、その他方で
読み出しデータバスRDB0〜RDB15を介してデー
タ出力バッファOBに結合される。各バンクのライトア
ンプWA及びメインアンプMAは、相補共通データ線C
D0*〜CD15*に対応して設けられる16個の単位
ライトアンプ及び単位メインアンプを備え、データ入力
バッファIB及びデータ出力バッファOBは、データ入
出力端子D0〜D15に対応して設けられる16個の単
位入力バッファ又は単位出力バッファを備える。
【0025】各バンクのライトアンプWAの各単位ライ
トアンプの出力端子ならびにメインアンプMAの各単位
メインアンプの出力端子は、対応する相補共通データ線
CD0*〜CD15*にそれぞれ共通結合される。ま
た、ライトアンプWAの各単位ライトアンプの入力端子
は、書き込みデータバスWDB0〜WDB15を介して
データ入力バッファIBの対応する単位入力バッファの
出力端子に結合され、メインアンプMAの各単位メイン
アンプの出力端子は、読み出しデータバスRDB0〜R
DB15を介してデータ出力バッファOBの対応する単
位出力バッファの出力端子に結合される。データ入力バ
ッファIBの各単位入力バッファの入力端子ならびにデ
ータ出力バッファOBの各単位出力バッファの出力端子
は、対応するデータ入出力端子D0〜D15にそれぞれ
共通結合される。
【0026】ライトアンプWAの各単位ライトアンプに
は、タイミング発生回路TGから内部制御信号WPが共
通に供給され、メインアンプMAの各単位メインアンプ
には図示されない内部制御信号RPが供給される。ま
た、データ入力バッファIBの各単位入力バッファに
は、タイミング発生回路TGから図示されない内部制御
信号CEが共通に供給され、データ出力バッファOBの
各単位出力バッファには図示されない内部制御信号OC
が共通に供給される。
【0027】データ入力バッファIBの各単位入力バッ
ファは、シンクロナスDRAMが書き込みモードで選択
状態とされるとき、内部制御信号CEのハイレベルを受
けて選択的に動作状態となり、外部のアクセス装置から
データ入出力端子D0〜D15を介して入力される16
ビットの書き込みデータを取り込み、保持するととも
に、書き込みデータバスWDB0〜WDB15を介して
バンクBNK0〜BNK3のライトアンプWAの対応す
る単位ライトアンプに伝達する。このとき、ライトアン
プWAの各単位ライトアンプは、内部制御信号WPがハ
イレベルとされかつ対応するバンクBNK0〜BNK3
が活性状態とされることで選択的に動作状態となり、デ
ータ入力バッファIBから伝達される書き込みデータを
所定の相補書き込み信号に変換した後、相補共通データ
線CD0*〜CD15*を介してメモリアレイMARY
の選択された16個のメモリセルに書き込む。
【0028】一方、各バンクのメインアンプMAの各単
位メインアンプは、シンクロナスDRAMが読み出しモ
ードで選択状態とされるとき、内部制御信号RPがハイ
レベルとされかつ対応するバンクBNK0〜BNK3が
活性状態とされることで選択的に動作状態とされ、メモ
リアレイMARYの選択された16個のメモリセルから
相補共通データ線CD0*〜CD15*を介して出力さ
れる読み出し信号をそれぞれ増幅した後、読み出しデー
タバスRDB0〜RDB15を介してデータ出力バッフ
ァOBの対応する単位出力バッファに伝達する。このと
き、データ出力バッファOBの各単位出力バッファは、
内部制御信号OCのハイレベルを受けて選択的に動作状
態とされ、メインアンプMAから供給される読み出しデ
ータをデータ入出力端子D0〜D15を介して外部に出
力する。
【0029】クロックバッファCBは、クロックイネー
ブル信号CKEがハイレベルとされるとき、外部のアク
セス装置からクロック入力端子CLKを介して入力され
るクロック信号CLKを取り込み、これをもとに内部ク
ロック信号ICLKに代表される各種の内部クロック信
号を選択的に形成して、シンクロナスDRAMの各部に
供給する。また、タイミング発生回路TGは、外部のア
クセス装置から起動制御信号として供給されるチップ選
択信号CSB,ロウアドレスストローブ信号RASB,
カラムアドレスストローブ信号CASB,ライトイネー
ブル信号WEBならびに入出力マスク信号DQMとをも
とに上記各種内部制御信号を選択的に形成して、シンク
ロナスDRAMの各部に供給する。
【0030】図2には、図1のシンクロナスDRAMの
アドレス入力部の一実施例のブロック図が示されてい
る。また、図3には、図2のアドレス入力部に含まれる
アドレスバッファABの一実施例の回路図が示され、図
4及び図5には、図2のアドレス入力部の通常動作モー
ド時及びテストモード時の一実施例の信号波形図がそれ
ぞれ示されている。これらの図をもとに、シンクロナス
DRAMのアドレス入力部の具体的構成及び動作ならび
にその特徴について説明する。
【0031】図2において、この実施例のシンクロナス
DRAMのアドレス入力部は、アドレスバッファAB,
ロウアドレスレジスタRAならびにカラムアドレスレジ
スタCAを含む。このうち、アドレスバッファABは、
14個の入力バッファIBとアドレス選択回路ASとを
含み、ロウアドレスレジスタRA及びカラムアドレスレ
ジスタCAは、上位7ビットの内部アドレス信号a7〜
a13に対応して設けられるロウアドレスラッチRAL
H及びカラムアドレスラッチCALHと、下位7ビット
の内部アドレス信号a0〜a6に対応して設けられるロ
ウアドレスラッチRALL及びカラムアドレスラッチC
ALLとをそれぞれ含む。
【0032】アドレスバッファABのアドレス選択回路
ASには、モードレジスタMRから試験制御信号TST
が供給される。また、ロウアドレスレジスタRAのロウ
アドレスラッチRALH及びRALLには、タイミング
発生回路TGのロウ系クロック発生回路RCKGから内
部制御信号RLH及びRLLがそれぞれ供給され、その
出力信号は、それぞれ内部Xアドレス信号X7〜X13
ならびにX0〜X6となる。さらに、カラムアドレスレ
ジスタCAのカラムアドレスラッチCALH及びCAL
Lには、タイミング発生回路TGのカラム系クロック発
生回路CCKGから内部制御信号CLH及びCLLがそ
れぞれ供給され、その出力信号は、それぞれ内部Yアド
レス信号Y7〜Y13ならびにY0〜Y6となる。
【0033】タイミング発生回路TGは、ロウ系クロッ
ク発生回路RCKG及びカラム系クロック発生回路CC
KGに加えてコマンドデコーダCMDDを含む。このう
ちコマンドデコーダCMDDには、外部のアクセス装置
又は試験装置から外部端子CSB,RASB,CAS
B,WEBならびにDQM又はパッドと対応する入力バ
ッファIBとを介して起動制御信号となるチップ選択信
号CSB,ロウアドレスストローブ信号RASB,カラ
ムアドレスストローブ信号CASB,ライトイネーブル
信号WEBならびに入出力マスク信号DQMが供給され
る。また、ロウ系クロック発生回路RCKG及びカラム
系クロック発生回路CCKGには、コマンドデコーダC
MDDから内部信号AV及びRWがそれぞれ供給される
とともに、クロックバッファCBから内部クロック信号
ICLKが共通に供給され、さらにモードレジスタMR
から試験制御信号TSTが共通に供給される。
【0034】ここで、内部クロック信号ICLKは、図
4及び図5に示されるように、所定の周期及びデューテ
ィを有する連続的なパルス信号とされ、試験制御信号T
STは、前述のように、シンクロナスDRAMがプロー
ブテスタによるテストモードとされるとき選択的にハイ
レベルとされる。また、内部信号AVは、シンクロナス
DRAMがアクティブコマンドサイクルで選択状態とさ
れるとき選択的にハイレベルとされ、内部信号RWは、
シンクロナスDRAMがリード/ライトコマンドサイク
ルで選択状態とされるとき選択的にハイレベルとされ
る。
【0035】この実施例において、アドレス入力端子A
0〜A13には、シンクロナスDRAMが通常動作モー
ドとされるとき、図4に例示されるように、アクティブ
コマンドサイクルACTVで、上位ロウアドレスRAn
(H)に対応する7ビットのXアドレス信号AX7〜A
X13と下位ロウアドレスRAn(L)に対応する7ビ
ットのXアドレス信号AX0〜AX6が同時入力され、
2サイクル後のリード/ライトコマンドR/Wで、上位
カラムアドレスCAn(H)に対応する7ビットのYア
ドレス信号AY7〜AY13と下位カラムアドレスCA
n(L)に対応する7ビットのYアドレス信号AY0〜
AY6が同時入力される。
【0036】このとき、タイミング発生回路TGのロウ
系クロック発生回路RCKGは、例えばアクティブコマ
ンドサイクルACTVにおける内部クロック信号ICL
Kの立ち上がりを受けて内部制御信号RLH及びRLL
を同時にハイレベルに変化させ、タイミング発生回路T
Gのカラム系クロック発生回路CCKGは、リード/ラ
イトコマンドR/Wにおける内部クロック信号ICLK
の立ち上がりを受けて内部制御信号CLH及びCLHを
同時にハイレベルに変化させる。
【0037】一方、シンクロナスDRAMがテストモー
ドとされると、図5に例示されるように、アクティブコ
マンドサイクルACTVで、上位ロウアドレスRAn
(H)に対応する7ビットのXアドレス信号AX7〜A
X13が下位のアドレス入力端子A0〜A6を介して入
力され、次サイクルで、下位ロウアドレスRAn(L)
に対応する7ビットのXアドレス信号AX0〜AX6が
同じくアドレス入力端子A0〜A6を介して入力され
る。また、リード/ライトコマンドR/Wで、上位カラ
ムアドレスCAn(H)に対応する7ビットのYアドレ
ス信号AY7〜AY13がやはりアドレス入力端子A0
〜A6を介して入力され、次サイクルで、下位カラムア
ドレスCAn(L)に対応する7ビットのYアドレス信
号AY0〜AY6が同じくアドレス入力端子A0〜A6
を介して入力される。
【0038】このとき、タイミング発生回路TGのロウ
系クロック発生回路RCKGは、アクティブコマンドサ
イクルACTVにおける内部クロック信号ICLKの立
ち上がりを受けて内部制御信号RLHをハイレベルに変
化させ、次サイクルでの内部クロック信号ICLKの立
ち上がりを受けて内部制御信号RLLをハイレベルに変
化させる。また、カラム系クロック発生回路CCKG
は、リード/ライトコマンドR/Wにおける内部クロッ
ク信号ICLKの立ち上がりを受けて内部制御信号CL
Hをハイレベルに変化させ、その次サイクルでの内部ク
ロック信号ICLKの立ち上がりを受けて内部制御信号
CLLをハイレベルとする。
【0039】次に、アドレスバッファABのアドレス選
択回路ASは、図3に示されるように、上記7ビットの
内部アドレス信号a7〜a13に対応して設けられる7
個のインバータV1〜V7を含む。これらのインバータ
の入力端子は、対応するクロックドインバータG21〜
G27ならびに入力バッファIBを介してアドレス入力
端子A7〜A13に結合されるとともに、対応するクロ
ックドインバータG11〜G17ならびに入力バッファ
IBを介して下位のアドレス入力端子A0〜A6に結合
される。クロックドインバータG21〜G27の反転制
御端子には、試験制御信号TSTの非反転信号が共通に
供給され、その非反転制御端子には、試験制御信号TS
TのインバータV8による反転信号が共通に供給され
る。また、クロックドインバータG11〜G17の非反
転制御端子には、試験制御信号TSTの非反転信号が共
通に供給され、その反転制御端子には、試験制御信号T
STのインバータV8による反転信号が共通に供給され
る。
【0040】この結果、アドレス選択回路ASのクロッ
クドインバータG21〜G27は、シンクロナスDRA
Mが通常の動作モードとされ試験制御信号TSTがロウ
レベルとされることで選択的にオン状態となり、クロッ
クドインバータG11〜G17は、シンクロナスDRA
Mがテストモードとされ試験制御信号TSTがハイレベ
ルとされることで選択的に伝達状態となる。インバータ
V1〜V7の出力信号は、それぞれ上位の内部アドレス
信号a7〜a13として出力される。また、アドレス入
力端子A0〜A6に対応する入力バッファIBの出力信
号は、そのままそれぞれ下位の内部アドレス信号a0〜
a6として出力される。
【0041】図4に示されるように、シンクロナスDR
AMが通常の動作モードとされ試験制御信号TSTがロ
ウレベルとされるとき、アクティブコマンドサイクルA
CTVでアドレス入力端子A7〜A13ならびにA0〜
A6を介して同時入力される上位ロウアドレスRAn
(H)ならびに下位ロウアドレスRAn(L)は、アド
レスバッファABを介してそれぞれそのまま上位の内部
アドレス信号a7〜a13ならびに下位の内部アドレス
信号a0〜a6として伝達された後、内部制御信号RL
H及びRLLの立ち上がりを受けてロウアドレスレジス
タRAのロウアドレスラッチRALH及びRALLにそ
れぞれ取り込まれる。また、リード/ライトコマンドR
/Wで同じくアドレス入力端子A7〜A13ならびにA
0〜A6を介して同時入力される上位カラムアドレスC
An(H)ならびに下位カラムアドレスCAn(L)
は、やはりそのまま上位の内部アドレス信号a7〜a1
3ならびに下位の内部アドレス信号a0〜a6として伝
達された後、内部制御信号CLH及びCLLの立ち上が
りを受けてカラムアドレスレジスタCAのカラムアドレ
スラッチCALH及びCALLにそれぞれ取り込まれ
る。
【0042】一方、図5に示されるように、シンクロナ
スDRAMがプローブテスタを用いたテストモードとさ
れるとき、上位ロウアドレスRAn(H)及び下位ロウ
アドレスRAn(L)は、前述のように、アクティブコ
マンドサイクルACTVとその次サイクルとに分けて下
位のアドレス入力端子A0〜A6から時分割的に入力さ
れる。このうち、上位ロウアドレスRAn(H)は、ア
ドレスバッファABのアドレス選択回路ASを介して上
位の内部アドレス信号a7〜a13として伝達された
後、内部制御信号RLHの立ち上がりを受けてロウアド
レスレジスタRAのロウアドレスラッチRALLに取り
込まれる。また、下位ロウアドレスRAn(L)は、ア
ドレス選択回路ASを介してそのまま下位の内部アドレ
ス信号a0〜a6として伝達された後、内部制御信号R
LLの立ち上がりを受けてロウアドレスレジスタRAの
ロウアドレスラッチRALLに取り込まれる。
【0043】同様に、上位カラムアドレスCAn(H)
及び下位カラムアドレスCAn(L)は、リード/ライ
トコマンドR/Wとその次サイクルとに分けて下位のア
ドレス入力端子A0〜A6から時分割的に入力される。
このうち、上位カラムアドレスCAn(H)は、アドレ
スバッファABのアドレス選択回路ASを介して上位の
内部アドレス信号a7〜a13として伝達された後、内
部制御信号CLHの立ち上がりを受けてカラムアドレス
レジスタCAのカラムアドレスラッチCALHに取り込
まれる。また、下位カラムアドレスCAn(L)は、ア
ドレス選択回路ASを介してそのまま下位の内部アドレ
ス信号a0〜a6として伝達された後、内部制御信号C
ALの立ち上がりを受けてカラムアドレスレジスタCA
のカラムアドレスラッチCALLに取り込まれる。
【0044】つまり、この実施例のシンクロナスDRA
Mでは、14個のアドレス入力端子A0〜A13が設け
られるにもかかわらず、プローブテスタを用いたテスト
モード時には下位7個のアドレス入力端子A0〜A6の
みが使用され、上位7個のアドレス入力端子A7〜A1
3は使用されない。言い換えるならば、プローブテスタ
のプローブカードは、アドレス入力端子A7〜A13に
対応するプローブピンを備える必要がない訳であり、こ
れによってプローブカードの所要ピン数を削減し、シン
クロナスDRAMの試験コストを低減できるものであ
る。
【0045】なお、プローブテスタの動作速度は、シン
クロナスDRAMの通常動作モード時の動作速度に比較
すると遅い場合が多く、テストモード時におけるクロッ
ク信号CLKつまり内部クロック信号ICLKの周期も
相応して長くなる。したがって、上記のようにロウアド
レス及びカラムアドレスが共通のアドレス入力端子A0
〜A6から空きサイクルを設けることなく時分割的に入
力されたとしても、シンクロナスDRAMは問題なく正
常に動作することができる。
【0046】以上の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。すなわち、 (1)アドレスマルチプレクス方式をとるシンクロナス
DRAM等において、通常動作モード時は、ロウアドレ
ス及びカラムアドレスをアドレス入力用端子及びパッド
からそれぞれ1回のサイクルで時分割的に入力し、プロ
ーブテスタを用いたテストモード時は、ロウアドレス及
びカラムアドレスをさらにそれぞれ例えば上位及び下位
ビットに分けて2回のサイクルで、例えば下位ビットに
対応する半数のアドレス入力用パッドから時分割的に入
力することで、シンクロナスDRAM等のプローブ試験
に必要な、特にアドレス入力用端子又はパッドの所要数
を削減することができるという効果が得られる。 (2)上記(1)項により、プローブテスタのプローブ
カードの所要ピン数を削減することができるという効果
が得られる。 (3)上記(1)項及び(2)項により、大容量化・大
規模化されたシンクロナスDRAM等の試験コストを低
減できるという効果が得られる。
【0047】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、この発明は、上記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、図1において、シンクロナスDRAMは、×8ビッ
ト又は×32ビット等、任意のビット構成を採ることが
できるし、任意数のバンクを備えることができる。ま
た、シンクロナスDRAMに設けられるアドレス入力端
子の数は、任意に設定できるし、内部Xアドレス信号及
び内部Yアドレス信号のビット数が特に同じであること
を必須条件ともしない。さらに、シンクロナスDRAM
のブロック構成は、種々の実施形態を採りうるし、起動
制御信号及び内部制御信号等の名称及び組み合わせなら
びにその有効レベル等も、この実施例による制約を受け
ない。
【0048】図2において、タイミング発生回路TGを
含むアドレス入力部のブロック構成は、種々の実施形態
をとりうる。また、この実施例では、モードレジスタM
Rから出力される試験制御信号TSTによって、テスト
モード時における上位及び下位のロウアドレス及びカラ
ムアドレスの入力を制御しているが、図6に例示される
ように、例えば試験パッドPTSTを設け、プローブテ
スタから試験制御信号TSTを直接入力してもよい。図
3において、アドレスバッファABのアドレス選択回路
ASの具体的構成は、種々の実施形態をとりうる。
【0049】図4及び図5において、各信号の具体的レ
ベル及び時間関係は、本発明に制約を与えない。また、
図5において、上位ロウアドレスRAn(H)と下位ロ
ウアドレスRAn(L)ならびに上位カラムアドレスC
An(H)と下位カラムアドレスCAn(L)は、それ
ぞれその順序を入れ換えて入力してもよい。ロウアドレ
ス及びカラムアドレスは、それぞれ3回以上のサイクル
に分けて入力することができるし、例えば1個のアドレ
ス入力端子からシリアルに入力してもよい。さらに、こ
の実施例では、テストモード時にのみロウアドレス及び
カラムアドレスをそれぞれ2回のサイクルに分けて時分
割的に入力しているが、シンクロナスDRAMの大容量
化・大規模化が進み設置しうる外部端子数が制約を受け
るような事態になった場合は、通常動作モード時にもロ
ウアドレス及びカラムアドレスをそれぞれ複数のサイク
ルに分けて時分割的に入力してもよい。
【0050】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその背景となった利用分野であるシン
クロナスDRAMに適用した場合について説明したが、
それに限定されるものではなく、例えば、通常のダイナ
ミック型RAM等の各種メモリ集積回路装置やこのよう
なメモリ集積回路装置を含む論理集積回路装置等にも適
用できる。この発明は、少なくともアドレスマルチプレ
クス方式をとる半導体記憶装置ならびにこれを含む装置
又はシステムに広く適用できる。
【0051】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、アドレスマルチプレクス方
式をとるシンクロナスDRAM等において、通常動作モ
ード時は、ロウアドレス及びカラムアドレスをアドレス
入力用端子及びパッドからそれぞれ1回のサイクルで時
分割的に入力し、プローブテスタを用いたテストモード
時は、ロウアドレス及びカラムアドレスをさらにそれぞ
れ例えば上位及び下位ビットに分けて2回のサイクル
で、下位ビットに対応する半数のアドレス入力用パッド
から時分割的に入力することで、シンクロナスDRAM
等のプローブ試験に必要な、特にアドレス入力用端子又
はパッドの所要数を削減し、プローブテスタのプローブ
カードの所要ピン数を削減することができるため、大容
量化・大規模化されたシンクロナスDRAM等の試験コ
ストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたシンクロナスDRAMの
一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1のシンクロナスDRAMのアドレス入力部
の第1の実施例を示すブロック図である。
【図3】図2のアドレス入力部に含まれるアドレスバッ
ファの一実施例を示す回路図である。
【図4】図2のアドレス入力部の通常モード時の一実施
例を示す信号波形図である。
【図5】図2のアドレス入力部のテストモード時の一実
施例を示す信号波形図である。
【図6】この発明が適用されたシンクロナスDRAMの
アドレス入力部の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
BNK0〜BNK3……バンク、MARY……メモリア
レイ、RD……ロウアドレスデコーダ、SA……センス
アンプ、CD……カラムアドレスデコーダ、WA……ラ
イトアンプ、MA……メインアンプ、AB……アドレス
バッファ、RA……ロウアドレスレジスタ、CA……カ
ラムアドレスレジスタ、MR……モードレジスタ、IB
……データ入力バッファ、OB……データ出力バッフ
ァ、CB……クロックバッファ、TG……タイミング発
生回路。D0〜D15……入出力データ又はその入出力
端子(ボンディングパッドを含む。以下同様)、CLK
……クロック信号又はその入力端子、CKE……クロッ
クイネーブル信号又はその入力端子、CSB……チップ
選択信号又はその入力端子、RASB……ロウアドレス
ストローブ信号又はその入力端子、CASB……カラム
アドレスストローブ信号又はその入力端子、WEB……
ライトイネーブル信号又はその入力端子、DQM……デ
ータマスク信号又はその入力端子、A0〜A13……ア
ドレス信号又はその入力端子。CMDD……コマンドデ
コーダ、CCKG……カラム系クロック発生回路、RC
KG……ロウ系クロック発生回路、IB……入力バッフ
ァ、AS……アドレス選択回路、CALL,CALH…
…カラムアドレスラッチ、RALL,RALH……ロウ
アドレスラッチ。ICLK……内部クロック信号、TS
T……試験制御信号、AV,RW……内部信号、CL
L,CLH,RLL,RLH……内部制御信号、X0〜
X13……内部Xアドレス信号、Y0〜Y13……内部
Yアドレス信号。V1〜V8……インバータ、G11〜
G17,G21〜G27……クロックドインバータ、a
0〜a13……内部アドレス信号。ACTV……アクテ
ィブコマンド、R/W……リード/ライトコマンド、R
An(H),RAn−1(H)……ロウアドレス信号
(上位ビット)、RAn(L),RAn−1(L)……
ロウアドレス信号(下位ビット)、CAn(H),CA
n−1(H)……カラムアドレス信号(上位ビット)、
CAn(L),CAn−1(L)……カラムアドレス信
号(下位ビット)。PTST……試験パッド、R1……
抵抗。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロウアドレス及びカラムアドレスがそれ
    ぞれ所定ビットずつ複数のサイクルに分けて所定の端子
    又はパッドを介して時分割的に入力されることを特徴と
    する半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記半導体記憶装置は、p個のアドレス入力用端子又は
    パッドを具備するものであり、上記所定の端子又はパッ
    ドは、該p個のアドレス入力用端子又はパッドのうちの
    q個であって、 上記ロウアドレス及びカラムアドレスは、通常の動作モ
    ード時、上記p個のアドレス入力用端子又はパッドを介
    してそれぞれ1回のサイクルで時分割的に入力され、他
    の所定の動作モード時、上記q個のアドレス入力用端子
    又はパッドを介してそれぞれ上記所定ビットずつ複数の
    サイクルに分けて時分割的に入力されるものであること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 上記他の所定の動作モードは、プローブテスタを用いて
    行われるテストモードであることを特徴とする半導体記
    憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 上記ロウアドレス及びカラムアドレスは、上記テストモ
    ード時、それぞれ上位及び下位の所定ビットに分けて2
    回のサイクルで、かつ上記上位又は下位の所定ビットに
    対応する上記q個のアドレス入力用パッドを介して時分
    割的に入力されるものであることを特徴とする半導体記
    憶装置。
  5. 【請求項5】 請求項1,請求項2,請求項3又は請求
    項4において、 上記半導体記憶装置は、所定のクロック信号に従って同
    期動作するシンクロナスDRAMであって、 上記ロウアドレス及びカラムアドレスは、上記クロック
    信号に従って時分割的に入力されるものであることを特
    徴とする半導体記憶装置。
JP10108821A 1998-04-20 1998-04-20 半導体記憶装置 Pending JPH11306796A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10108821A JPH11306796A (ja) 1998-04-20 1998-04-20 半導体記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10108821A JPH11306796A (ja) 1998-04-20 1998-04-20 半導体記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11306796A true JPH11306796A (ja) 1999-11-05

Family

ID=14494389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10108821A Pending JPH11306796A (ja) 1998-04-20 1998-04-20 半導体記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11306796A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007141430A (ja) * 2005-11-21 2007-06-07 Samsung Electronics Co Ltd メモリ装置及び有効アドレスウィンドウ拡張方法
US7336558B2 (en) 2004-11-02 2008-02-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor memory device with reduced number of pads
US7457179B2 (en) 2006-01-24 2008-11-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor memory device, system and method of testing same
JP2009181627A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Fujitsu Microelectronics Ltd 半導体記憶装置
JP2009266326A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Elpida Memory Inc 半導体集積回路
JP2012069102A (ja) * 2010-08-30 2012-04-05 Micron Technology Inc 不揮発性メモリの読み出し動作変更
US8380927B2 (en) 2001-02-28 2013-02-19 Rambus Inc. Upgradable system with reconfigurable interconnect
US8412906B2 (en) 2001-02-28 2013-04-02 Rambus Inc. Memory apparatus supporting multiple width configurations

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8380927B2 (en) 2001-02-28 2013-02-19 Rambus Inc. Upgradable system with reconfigurable interconnect
US9824036B2 (en) 2001-02-28 2017-11-21 Rambus Inc. Memory systems with multiple modules supporting simultaneous access responsive to common memory commands
US9257151B2 (en) 2001-02-28 2016-02-09 Rambus Inc. Printed-circuit board supporting memory systems with multiple data-bus configurations
US8769234B2 (en) 2001-02-28 2014-07-01 Rambus Inc. Memory modules and devices supporting configurable data widths
US8412906B2 (en) 2001-02-28 2013-04-02 Rambus Inc. Memory apparatus supporting multiple width configurations
US7336558B2 (en) 2004-11-02 2008-02-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor memory device with reduced number of pads
JP2007141430A (ja) * 2005-11-21 2007-06-07 Samsung Electronics Co Ltd メモリ装置及び有効アドレスウィンドウ拡張方法
US7457179B2 (en) 2006-01-24 2008-11-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor memory device, system and method of testing same
JP2009181627A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Fujitsu Microelectronics Ltd 半導体記憶装置
US8274854B2 (en) 2008-01-30 2012-09-25 Fujitsu Semiconductor Limited Semiconductor storage device and method for producing semiconductor storage device
US8107314B2 (en) 2008-01-30 2012-01-31 Fujitsu Semiconductor Limited Semiconductor storage device and method for producing semiconductor storage device
US7948912B2 (en) 2008-04-25 2011-05-24 Elpida Memory, Inc. Semiconductor integrated circuit with test mode
JP2009266326A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Elpida Memory Inc 半導体集積回路
JP2012069102A (ja) * 2010-08-30 2012-04-05 Micron Technology Inc 不揮発性メモリの読み出し動作変更

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5537354A (en) Semiconductor memory device and method of forming the same
JP4632114B2 (ja) 半導体集積回路装置
JP2607814B2 (ja) 半導体メモリ装置
JP3315501B2 (ja) 半導体記憶装置
US6198686B1 (en) Memory device having row decoder
JP3918317B2 (ja) 半導体記憶装置
US6448602B1 (en) Semiconductor memory device with improved arrangement of memory blocks and peripheral circuits
JPH07326190A (ja) 半導体記憶装置
US7668028B2 (en) Dual in-line memory module, memory test system, and method for operating the dual in-line memory module
US6456563B1 (en) Semiconductor memory device that operates in sychronization with a clock signal
JPH11306796A (ja) 半導体記憶装置
JP3569417B2 (ja) 半導体メモリ
JPH10172283A (ja) 半導体記憶装置及びシステム
JP2001035152A (ja) 半導体記憶装置
JPH09161475A (ja) 半導体記憶装置
JP4279404B2 (ja) 半導体記憶装置およびこの半導体記憶装置の試験方法
JPH08138377A (ja) 半導体記憶装置
JPH07140207A (ja) 半導体装置及びその試験方法
JP2002245780A (ja) 半導体記憶装置
US5663912A (en) Semiconductor memory device
JPH09245498A (ja) 半導体記憶装置とそのテスト方法
JP3276487B2 (ja) 半導体記憶装置
JPH06162762A (ja) 半導体記憶装置
JP2009059455A (ja) 半導体装置
JPH1050054A (ja) 半導体記憶装置