JP4279404B2 - 半導体記憶装置およびこの半導体記憶装置の試験方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびこの半導体記憶装置の試験方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、試験モードを備えた半導体記憶装置に関し、特に、試験基板上に複数搭載される半導体記憶装置、およびこの半導体記憶装置の試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、SDRAM(synchronous DRAM)等の半導体記憶装置では、試験工程において、バーンイン試験が行われている。バーンイン試験は、高温、高電圧で半導体記憶装置を所定時間動作させ、短時間で初期故障品を取り除くための加速試験である。
【0003】
図10は、SDRAM1のバーンイン試験を行うバーンイン基板2の概要を示している。
バーンイン基板2には、図の横方向、縦方向にそれぞれ3個ずつ、合計9個のSDRAM1a-1iが搭載されている。各SDRAM1a-1iは、クロック端子CLK、クロックイネーブル端子CKE、アドレス端子ADD、コマンド端子CMD、データ端子DQ、およびデータマスク端子DQMを備えている。
【0004】
クロック信号CLKは、外部から供給される入力信号を所定のタイミングで内部回路に取り込むための信号である。クロックイネーブル信号CKEは、外部から供給されるクロック信号CLKの取り込みを許可する信号である。クロック信号CLKは、クロックイネーブル信号CKEの高レベル時に、内部に取り込まれる。コマンド信号CMDは、動作モードを決める信号である。データマスク信号DQMは、書き込みデータのメモリセルへの書き込みおよび読み出しデータの外部への出力をマスク(禁止)する信号である。書き込みデータおよび読み出しデータは、データマスク信号DQMの高レベル時にマスクされる。
【0005】
バーンイン基板2には、各端子と信号の授受を行うための配線パターンが形成されている。ここで、端子名と信号名とを、同一の符号を用いて表している。クロック信号CLK、アドレス信号ADD、データ信号DQ、およびコマンド信号CMDの配線は、全てのSDRAM1a-1iに接続されている。クロック信号CLK、アドレス信号ADD、データ信号DQ、およびコマンド信号CMDは、全てのSDRAM1a-1iに共通して使用される信号である。
【0006】
バーンイン基板2上の配線を共通化することで、配線数が低減され、バーンイン基板2上に多数のSDRAM1を搭載することが可能なる。一般に、バーンイン試験は、恒温槽の中で行われる。一度に恒温槽に収納されるバーンイン基板2の数は限られているため、バーンイン基板2へのSDRAM1の搭載数は、試験コストに大きく影響する。
【0007】
クロックイネーブル信号CKE1の配線は、図の横方向に並んだSDRAM1a、1b、1cのクロックイネーブル端子CKEに接続されている。クロックイネーブル信号CKE2の配線は、図の横方向に並んだSDRAM1d、1e、1fのクロックイネーブル端子CKEに接続されている。クロックイネーブル信号CKE3の配線は、図の横方向に並んだSDRAM1g、1h、1iのクロックイネーブル端子CKEに接続されている。
【0008】
データマスク信号DQM1の配線は、図の縦方向に並んだSDRAM1a、1d、1gのデータマスク端子DQMに接続されている。データマスク信号DQM2の配線は、図の縦方向に並んだSDRAM1b、1e、1hのデータマスク端子DQMに接続されている。データマスク信号DQM3の配線は、図の縦方向に並んだSDRAM1c、1f、1iのデータマスク端子DQMに接続されている。
【0009】
図中、太線で示した配線は複数本からなる配線である。
上述したバーンイン基板2に搭載されたSDRAM1a-1iでは、以下示すように、書き込み動作および読み出し動作が行われる。
図11は、バーンイン試験時の各信号のタイミングの一例を示している。この例では、SDRAM1a、1b、1c...1h、1iの順に、データの書き込み動作および読み出し動作が繰り返して行われる。
【0010】
まず、クロックイネーブル信号CKE1は高レベルにされ、クロックイネーブル信号CKE2、CKE3は低レベルにされる(図11(a))。SDRAM1a、1b、1cは、クロックイネーブル信号CKE1の高レベルを受けて、クロック信号CLKを取り込む。SDRAM1d-1iは、クロックイネーブル信号CKE2、CKE3の低レベルを受けて、クロック信号CLKの取り込みを禁止する。したがって、SDRAM1a-1cは、活性化状態になり、SDRAM1d-1iは、非活性化状態になる。
【0011】
また、データマスク信号DQM1は低レベルにされ、データマスク信号DQM2、DQM3は高レベルにされる(図11(b))。この結果、活性化状態のSDRAM1a-1cのうち、クロックイネーブル信号CKE1とデータマスク信号DQM1とが供給されているSDRAM1aのみが動作可能な状態にされる。
この後、SDRAM1aは、コマンド信号CMDにより書き込みコマンドを受け、順次供給されるアドレスADDに対応するメモリセルにデータを書き込んでいく(図11(c))。次に、SDRAM1aは、コマンド信号CMDにより読み出しコマンドを受け、順次供給されるアドレスADDに対応するメモリセルからデータを読み出していく(図11(d))。そして、SDRAM1aの1回目の動作試験が完了する。
【0012】
次に、データマスク信号DQM2は低レベルにされ、データマスク信号DQM1、DQM3は高レベルにされる(図11(e))。クロックイネーブル信号CKE1と、データマスク信号DQM2とが供給されているSDRAM1bのみが動作可能な状態にされる。
SDRAM1bは、コマンド信号CMDにより書き込みコマンドを受け、順次供給されるアドレスADDに対応するメモリセルにデータを書き込んでいく(図11(f))。次に、SDRAM1bは、コマンド信号CMDにより読み出しコマンドを受け、順次供給されるアドレスに対応するメモリセルからデータを読み出していく(図11(g))。そして、SDRAM1bの1回目の動作試験が完了する。
【0013】
同様にして、SDRAM1c、1d...1h、1iの書き込み動作、読み出し動作が繰り返し行われる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したバーンイン試験では、書き込み動作を、バーンイン基板2上に搭載されるSDRAM1a、1b、...1h、1iの一つずつに対して行わなければならず、試験に長時間を要するという問題があった。
【0015】
試験時間を短縮するために、例えば、データマスク信号DQM1、DQM2、DQM3を同時に低レベルにして、複数のSDRAMに同じデータを書き込むことが考えられる。しかしながら、一般に、バーンイン基板2に信号を供給する制御装置は、バーンイン基板2が接続されるコネクタに接続され、SDRAM1とともに恒温槽内で動作する。このため、制御装置には、高温に耐えられる部品しか使用することができず、複雑なタイミングのデータマスク信号DQM1、DQM2、DQM3を生成することは困難であった。また、上記制御装置は、他製品のバーンイン試験にも使用されることが多く、安易に改造することができない。
【0016】
専用の制御装置を設計・製作した場合には、新たに費用が発生するだけでなく、既存のプログラムを流用できなくなる。この結果、試験コストが増大してしまう。
本発明の目的は、試験モード時のデータの書き込み時間を短縮することができる半導体記憶装置およびこの半導体記憶装置の試験方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
図1は、本発明の半導体記憶装置の基本原理を示すブロック図である。
例えば、半導体記憶装置では、書き込み制御回路32は、外部から受けたデータマスク信号DQMが禁止レベルのときに、メモリセル44へのデータDQの書き込みを禁止する制御を行う。書き込み制御回路32は、データマスク信号DQMが許可レベルのときに、メモリセル44にデータDQを書き込む制御を行う。
【0018】
マスク信号無効回路24は、試験モード時に活性化され、データマスク信号DQMを無効にする。このため、書き込み制御回路32は、試験モード時には、常にメモリセル44にデータDQを書き込む制御を行うことができる。
したがって、試験基板46上に複数の半導体記憶装置を搭載して動作試験を行う場合に、外部からのデータマスク信号DQMを無効にして、複数の半導体記憶装置のメモリセル44に同時にデータDQを書き込むことが可能になる。この結果、試験モード時の書き込み動作時間が短縮される。
【0019】
本発明の半導体記憶装置では、取り込み制御回路10b、14、16、18、20は、外部から受けた取り込み制御信号CKEが禁止レベルのときに、入力信号の取り込みを禁止する制御を行う。取り込み制御回路10b、14、16、18、20は、取り込み制御信号CKEが許可レベルのときに、入力信号を取り込む制御を行う。
【0020】
取り込み信号無効回路48は、試験モード時に活性化され、取り込み制御信号CKEを無効にする。このため、取り込み制御回路10b、14、16、18、20は、試験モード時には、常に入力信号を取り込む制御を行う。
データ出力禁止回路50、52は、取り込み制御信号CKEによる入力信号の取り込み禁止時に、メモリセル44からのデータDQの読み出し動作を禁止する。
【0021】
したがって、試験基板46上に複数の半導体記憶装置を搭載して動作試験を行う場合に、外部からの取り込み制御信号CKEを無効にして、入力信号を取り込むことで、複数の半導体記憶装置のメモリセル44に同時にデータDQを書き込むことが可能になる。また、メモリセル44からのデータDQの読み出しは、取り込み制御信号CKEにより入力信号の取り込みが許可されている半導体記憶装置のみから行われる。この結果、試験モード時の書き込み動作においては、複数の半導体記憶装置に同時にデータDQが書き込まれ、試験時間が短縮される。試験モード時の読み出し動作においては、読み出しデータDQが衝突することが防止される。
【0022】
本発明の半導体記憶装置では、書き込み制御回路32は、外部から受けたデータマスク信号DQMが禁止レベルのときに、メモリセル44へのデータDQの書き込みを禁止する制御を行う。書き込み制御回路32は、データマスク信号DQMが許可レベルのときに、メモリセル44にデータDQを書き込む制御を行う。取り込み制御回路10b、14、16、18、20は、外部から受けた取り込み制御信号CKEが禁止レベルのときに、入力信号の取り込みを禁止する制御を行う。取り込み制御回路10b、14、16、18、20は、取り込み制御信号CKEが許可レベルのときに、入力信号を取り込む制御を行う。
【0023】
マスク信号無効回路24は、試験モード時に活性化され、データマスク信号DQMを無効にする。このため、書き込み制御回路32は、試験モード時には、常にメモリセル44にデータDQを書き込む制御を行うことができる。取り込み信号無効回路48は、試験モード時に活性化され、取り込み制御信号CKEを無効にする。このため、取り込み制御回路10b、14、16、18、20は、試験モード時には、常に入力信号を取り込む制御を行う。したがって、試験モード時には、マスク信号無効回路24および取り込み信号無効回路48により、常にメモリセル44にデータDQを書き込む制御が行われる。
【0024】
データ出力禁止回路50、52は、取り込み制御信号CKEによる入力信号の取り込み禁止時に、メモリセル44からのデータDQの読み出し動作を禁止する。換言すれば、データ出力禁止回路50、52は、取り込み制御信号CKEによる入力信号の取り込み許可時には、メモリセル44からのデータDQの読み出し動作を許可する。
【0025】
このため、例えば、試験基板46上に複数の半導体記憶装置を搭載して動作試験を行う場合に、データマスク信号DQMおよび取り込み制御信号CKEを無効にして、外部からの入力信号を取り込むことで、複数の半導体記憶装置のメモリセル44に同時にデータDQを書き込むことが可能になる。また、メモリセル44からのデータDQの読み出しは、取り込み制御信号CKEにより入力信号の取り込みが許可されている半導体記憶装置のみから行われる。したがって、試験モード時の書き込み動作においては、複数の半導体記憶装置に同時にデータDQが書き込まれ、試験時間が短縮される。試験モード時の読み出し動作においては、データDQが衝突することが防止される。
【0026】
例えば、半導体記憶装置の試験方法では、まず、半導体記憶装置が試験基板46上に複数搭載される。次に、各半導体記憶装置が試験モードにされる。各半導体記憶装置に所定のデータマスク信号DQMが与えられる。ここで、各半導体記憶装置のマスク信号無効回路24は、試験モードにより活性化されているため、データマスク信号DQMにより書き込みが禁止されている半導体記憶装置のメモリセル44にもデータDQが書き込まれれる。したがって、複数の半導体記憶装置に同時にデータDQが書き込まれる。この結果、試験時間が短縮される。
【0027】
本発明の半導体記憶装置の試験方法では、まず、半導体記憶装置が試験基板46上に複数搭載される。次に、各半導体記憶装置を試験モードにされる。
各半導体記憶装置に所定の取り込み制御信号CKEが与えられる。ここで、各半導体記憶装置の取り込み信号無効回路48は、試験モードにより活性化されているため、取り込み制御信号CKEにより入力信号の取り込みが禁止されている半導体記憶装置のメモリセル44にもデータDQが書き込まれる。したがって、複数の半導体記憶装置に同時にデータDQが書き込まれ、試験時間が短縮される。
【0028】
また、データ出力禁止回路50、52により、取り込み制御信号CKEにより入力信号の取り込みが許可されている半導体記憶装置の前記メモリセル44からのみデータDQの読み出し動作が行なわれる。このため、試験モード時の読み出し動作において、読み出しデータDQが衝突することが防止される。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を用いて詳細に説明する。
【0030】
図2は、本発明の半導体記憶装置の第1の実施形態および半導体記憶装置の試験方法の第1の実施形態を示している。
この実施形態の半導体集積回路は、シリコン基板上に、CMOSプロセス技術を使用して、例えば、64MビットのSDRAM4として形成されている。
【0031】
なお、従来技術で説明した信号と同一の信号については、同一の符号を付している。
SDRAM4は、入力バッファ10a、10b、クロックイネーブルラッチ12、コマンドラッチ部14、列アドレスラッチ16、データラッチ18、データマスクラッチ20、試験回路22、マスク信号無効回路24、出力タイミングジェネレータ26、読み出しタイミングジェネレータ28、出力回路30、書き込みタイミングジェネレータ32、メモリコア部34、および外部端子に接続されるパッド36を備えて構成されている。メモリコア部34は、列デコーダ38、リードアンプ40、ライトアンプ42、およびメモリセル44を備えて構成されている。書き込みタイミングジェネレータ32は書き込み制御回路に対応している。入力バッファ10a、クロックイネーブルラッチ12、コマンドラッチ部14、列アドレスラッチ16、データラッチ18、およびデータマスクラッチ20は、取り込み制御回路に対応している。
【0032】
クロックイネーブルラッチ12は、入力バッファ10aを介してクロックイネーブル信号CKEを取り込み、内部クロックイネーブル信号CKEINとして出力する回路である。入力バッファ10bは、内部クロックイネーブル信号CKEINの高レベルを受けたときに、外部から供給されるクロック信号CLKを内部クロック信号CLKINとして出力する回路である。内部クロック信号CLKINは、内部クロックイネーブル信号CKEINが低レベルのときに、所定の信号レベルに保持されている。クロックイネーブル信号CKEは、取り込み制御信号に対応している。
【0033】
コマンドラッチ14は、内部クロック信号CLKINに同期して外部から供給されるコマンド信号CMDを取り込み、取り込んだコマンド信号CMDに応じて内部コマンド信号ACMD、PCMD、RCMD、TCMD、WCMDを出力する回路である。内部コマンド信号ACMDは、アクティブコマンドを受けて、チップをアクティブ状態にするための制御信号である。内部コマンド信号PCMDは、プリチャージコマンドを受けて、プリチャージ動作を行うための制御信号である。内部コマンド信号RCMDは、読み出しコマンドを受けて、読み出し動作を行うための制御信号である。内部コマンド信号WCMDは、書き込みコマンドを受けて、書き込み動作を行うための制御信号である。内部コマンド信号TCMDは、試験コマンドを受けて、チップを通常動作モードから試験モードに移行するための制御信号である。
【0034】
列アドレスラッチ16は、内部クロック信号CLKINに同期して外部から供給されるアドレス信号ADDを取り込み、内部アドレス信号ADDINとして出力する回路である。データラッチ18は、内部クロック信号CLKINに同期して外部から供給されるデータ信号DQを取り込み、書き込みデータ信号DQINとして出力する回路である。
データマスクラッチ20は、内部クロック信号CLKINに同期して外部から供給されるデータマスク信号DQMを取り込み、内部データマスク信号DQMIN1として出力する回路である。
【0035】
試験回路22は、内部コマンド信号TCMDを受け、試験信号TESTを出力する回路である。試験回路22は、試験モード時に試験信号TESTを高レベルにする。
マスク信号無効回路24は、インバータ24a、24b、および2入力のNANDゲート24cで構成されている。NANDゲート24cの一方の入力には、インバータ24aを介して試験信号TESTの反転信号が供給されている。NANDゲート24cの他方の入力には、内部データマスク信号DQMIN1が供給されている。NANDゲート24cの出力は、インバータ24bを介して内部データマスク信号DQMIN2として出力されている。マスク信号無効回路24は、試験信号TESTが高レベルのときに、内部データマスク信号DQMIN2を低レベルにし、試験信号TESTが低レベルのときに、内部データマスク信号DQMIN1の信号レベルを内部データマスク信号DQMIN2に伝達する回路である。
【0036】
出力タイミングジェネレータ26は、内部クロック信号CLKINを受け、読み出し動作に必要な出力タイミング信号OT1を生成する回路である。読み出しタイミングジェネレータ28は、内部クロック信号CLKINおよび内部コマンド信号RCMDを受け、読み出し動作に必要な読み出しタイミング信号RT1を生成する回路である。出力回路30は、出力タイミング信号OT1、読み出しタイミング信号RT1により生成される所定のタイミングを使用して、リードアンプ40から出力される読み出しデータ信号DQOUTをデータ信号DQとして出力する回路である。
【0037】
書き込みタイミングジェネレータ32は、内部クロック信号CLKIN、内部データマスク信号DQMIN2、および内部コマンド信号WCMDを受け、書き込み動作に必要な書き込みタイミング信号WT1を生成する回路である。
列デコーダ38は、内部アドレス信号ADDINを受け、列デコード信号を生成する回路である。リードアンプ40は、メモリセル44から読み出されるデータを読み出しデータ信号DQOUTとして出力する回路である。ライトアンプ42は、書き込みデータ信号DQINをメモリセル44に出力する回路である。
【0038】
図中、太線で示した信号は、複数からなる信号である。例えば、データ信号DQは、8本のデータ信号DQ0-DQ7で構成され、アドレス信号ADDは、15本のアドレス信号ADD0-ADD14で構成され、コマンド信号CMDは、チップセレクト信号/CS、行アドレスストローブ信号/RAS、列アドレスストローブ信号/CAS、およびライトイネーブル信号/WEで構成されている。
【0039】
図3は、図2に示したSDRAM4のバーンイン試験を行うバーンイン基板46の概要を示している。バーンイン基板46は、試験基板に対応している。バーンイン基板46は、図10に示したバーンイン基板2と同一の基板であるため、配線の説明は省略する。バーンイン基板46には、図の横方向、縦方向にそれぞれ3個ずつ、合計9個のSDRAM4a-4iが搭載されている。
【0040】
上述したバーンイン基板46に搭載された半導体記憶装置4a-4iでは、以下示すように、バーンイン試験が行われる。
図4は、バーンイン試験時の各信号のタイミングの一例を示している
まず、試験コマンドが入力され、SDRAM4a-4iは、試験モードに移行する。試験信号TESTは、高レベルにされる。
【0041】
次に、クロックイネーブル信号CKE1は高レベルにされ、クロックイネーブル信号CKE2、CKE3は低レベルにされる(図4(a))。クロックイネーブル信号CKE1の高レベルを受けて、SDRAM4a、4b、4cは、クロック信号CLKを取り込む。クロックイネーブル信号CKE2、CKE3の低レベルを受けて、SDRAM4d-4iは、クロック信号CLKの取り込みを禁止する。したがって、SDRAM4a-4cは活性化状態になり、SDRAM4d-4iは非活性化状態になる。
【0042】
また、データマスク信号DQM1は低レベルにされ、データマスク信号DQM2、DQM3は高レベルにされる(図4(b))。SDRAM4aは、クロックイネーブル信号CKE1の高レベルおよびデータマスク信号DQM1の低レベルを受け、ライト動作が可能な状態になる。この際、図2に示したマスク信号無効回路24は、試験信号TESTの高レベルを受け、内部データマスク信号DQMIN2を常に低レベルにする。すなわち、データマスク信号DQM2、DQM3が供給され、かつクロックイネーブル信号CKE1が供給されているSDRAM4b、4cは、書き込み動作が可能な状態になる。
【0043】
SDRAM4a、4b、4cは、コマンド信号CMDにより書き込みコマンドを受け、供給されるアドレスADDに対応するメモリセル44にデータを書き込んでいく(図4(c))。次に、SDRAM4a、4b、4cは、コマンド信号CMDにより読み出しコマンドを受ける。この際、図2に示したように、出力回路30には、内部データマスク信号DQMIN1が供給されている。このため、データ信号DQの出力は、低レベルのデータマスク信号DQM1が供給されているSDRAM4aのみから行われる。SDRAM4aは、順次供給されるアドレスADDに対応するメモリセル44からデータを読み出していく(図4(d))。そして、SDRAM4aの1回目の動作試験が完了する。
【0044】
次に、データマスク信号DQM2は低レベルにされ、データマスク信号DQM1、DQM3は高レベルにされる(図4(e))。この結果、クロックイネーブル信号CKE1と、データマスク信号DQM2とが供給されているSDRAM4bからデータ信号DQが出力される(図4(f))。
同様に、データマスク信号DQM3は低レベルにされ、SDRAM4cからデータ信号DQが出力される(図4(g))。
【0045】
この後、クロックイネーブル信号CKE2は高レベルにされ、クロックイネーブル信号CKE1、CKE3は低レベルにされる(図4(h))。SDRAM4d、4e、4fは、クロック信号CLKを取り込み活性化状態になり、SDRAM4a-4c、4g-4iは、クロック信号CLKの取り込みが禁止され非活性化状態になる。
また、データマスク信号DQM1は低レベルにされ、データマスク信号DQM2、DQM3は高レベルにされる(図4(i))。SDRAM4dは、データマスク信号DQM1の低レベルを受け、書き込み動作が可能な状態になる。データマスク信号DQM2、DQM3が供給され、かつクロックイネーブル信号CKE2が供給されているDRAM4e、4fは、書き込み動作が可能な状態になる。
【0046】
そして、上述と同様に、SDRAM4d、4e、4fは、コマンド信号CMDにより書き込みコマンドを受け、供給されるアドレスADDに対応するメモリセル44にデータを書き込んでいく(図4(j))。
この後、SDRAM4d、4e、4fに書き込んだデータが順次読み出される。
同様にして、SDRAM4a-4iの書き込み動作、読み出し動作が繰り返し行われる。
【0047】
以上のように構成された半導体記憶装置および半導体記憶装置の試験方法では、SDRAM4は、マスク信号無効回路24を備えた。このため、試験モード時に、外部からのデータマスク信号DQMの信号レベルによらず、書き込みタイミングジェネレータ32を動作させることができる。したがって、バーンイン試験において、バーンイン基板46上に搭載された複数のSDRAM4a-4iのメモリセル44に同時にデータを書き込むことができる。この結果、試験モード時の書き込み動作時間を短縮することができる。
【0048】
マスク信号無効回路24は、3つのゲート回路で構成できるため、本発明の適用によりSDRAM4のチップサイズが増大することはない。
図5は、本発明の半導体記憶装置の第2の実施形態および半導体記憶装置の試験方法の第2の実施形態を示している。
【0049】
この実施形態のSDRAM6では、内部クロックイネーブル信号CKEINは、取り込み信号無効回路48を介して、内部クロックイネーブル信号CKEIN2として入力バッファ10bに供給されている。内部コマンド信号RCMDは、データ出力禁止回路50を介して、内部コマンド信号RCMD2として読み出しタイミングジェネレータ28に供給されている。また、マスク信号無効回路24はなく、内部データマスク信号DQM1は、書き込みタイミングジェネレータ32に直接供給されている。上記以外の構成は、上述した第1の実施形態と同一である。
【0050】
取り込み信号無効回路48は、2つのインバータと2入力のNANDゲートとからなるOR回路として構成されている。取り込み信号無効回路48の一方の入力には、内部クロックイネーブル信号CKEINが供給されている。取り込み信号無効回路48の他方の入力には、試験信号TESTが供給されている。取り込み信号無効回路48の出力からは内部クロックイネーブル信号CKEIN2が出力されている。取り込み信号無効回路48は、試験信号TESTが低レベルのときに、内部クロックイネーブル信号CKEINを内部クロックイネーブル信号CKEIN2として伝達し、試験信号TESTが高レベルのときに、内部クロックイネーブル信号CKEIN2を高レベルにする回路である。
【0051】
データ出力禁止回路50は、2入力のNANDゲートとインバータとからなるAND回路として構成されている。データ出力禁止回路50の一方の入力には、内部クロックイネーブル信号CKEINが供給されている。データ出力禁止回路50の他方の入力には、内部コマンド信号RCMDが供給されている。データ出力禁止回路50の出力からは内部コマンド信号RCMD2が出力されている。データ出力禁止回路50は、内部クロックイネーブル信号CKEINが低レベルのときに、内部コマンド信号RCMD2を低レベルにし、内部クロックイネーブル信号CKEINが高レベルのときに、内部コマンド信号RCMDを内部コマンド信号RCMD2として伝達する回路である。
【0052】
この実施形態の半導体記憶装置においても、図3に示したバーンイン基板46を使用して、バーンイン試験が行われる。
図6は、バーンイン試験時の各信号のタイミングの一例を示している。
まず、試験コマンドが入力され、SDRAM6a-6iは、試験モードに移行する。
次に、クロックイネーブル信号CKE1は高レベルにされ、クロックイネーブル信号CKE2、CKE3は低レベルにされる(図6(a))。この際、図5に示した取り込み信号無効回路48は、試験信号TESTの高レベルを受け、内部クロックイネーブル信号CKEIN2を常に高レベルにする。すなわち、全てのSDRAM6a-6iは、クロック信号CLKを取り込み可能になる。
【0053】
また、データマスク信号DQM1は低レベルにされ、データマスク信号DQM2、DQM3は高レベルにされる(図6(b))。したがって、データマスク信号DQM1が供給されているSDRAM6a、6d、6gは、書き込み動作が可能な状態になる。
この状態で、SDRAM6a、6d、6gは、書き込みコマンドを受け、供給されるアドレスに対応するメモリセル44にデータを書き込んでいく(図6(c))。次に、SDRAM6a、6d、6gは、読み出しコマンドを受け、内部コマンド信号RCMDを出力する。SDRAM6d、6gの出力禁止回路50(図5)は、クロックイネーブル信号CKE2、CKE3の低レベルを受け、非活性化される。このため、SDRAM6d、6gの読み出し動作は行われない。データ信号DQの出力は、クロックイネーブル信号CKE1が供給されているSDRAM6aのみから行われる。SDRAM6aは、順次供給されるアドレスに対応するメモリセル44からデータを読み出していく(図6(d))。そして、SDRAM6aの1回目の動作試験が完了する。
【0054】
次に、クロックイネーブル信号CKE2は高レベルにされ、クロックイネーブル信号CKE1、CKE3は低レベルにされる(図6(e))。この結果、クロックイネーブル信号CKE2とデータマスク信号DQM1とが供給されているSDRAM6dからデータ信号DQが出力される(図6(f))。
同様に、クロックイネーブル信号CKE3は高レベルにされ、SDRAM6gからデータ信号DQが出力される(図6(g))。
【0055】
この後、データマスク信号DQM2は低レベルにされ、データマスク信号DQM1、DQM3は高レベルにされる(図6(h))。SDRAM6b、6e、6hは、書き込み動作が可能な状態になる。
そして、上述と同様に、SDRAM6b、6e、6hは、コマンド信号CMDにより書き込みコマンドを受け、供給されるアドレスに対応するメモリセル44にデータを書き込んでいく(図6(i))。
【0056】
この後、SDRAM6b、6e、6hに書き込んだデータが順次読み出される。
同様にして、SDRAM6a-6iの書き込み動作、読み出し動作が繰り返し行われる。
以上のように構成された半導体記憶装置および半導体記憶装置の試験方法では、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、この実施形態では、SDRAM4は、OR回路からなる取り込み信号無効回路48およびAND回路からなるデータ出力禁止回路50を備えた。このため、試験モード時に、クロックイネーブル信号CKEのによらず、クロック信号CLKを受けてSDRAM6を活性化することができる。クロックイネーブル信号CKEに高レベルが供給されるSDRAM6のみデータの読み出し動作を行うことができる。したがって、簡易な回路を追加するだけで、試験モード時の読み出し動作において読み出しデータの衝突を防止することができる。本発明の適用によりSDRAM6のチップサイズが増大することはない。
【0057】
図7は、本発明の半導体記憶装置の第3の実施形態および半導体記憶装置の試験方法の第3の実施形態を示している。
この実施形態のSDRAM8は、第2の実施形態のデータ出力禁止回路50の代わりにデータ出力禁止回路52を備えている。このため、内部コマンド信号RCMDは、読み出しタイミングジェネレータ28に直接供給されている。
【0058】
データ出力禁止回路52は、2つのインバータと2入力のNANDゲートからなるOR回路52aと、インバータ52bと、スイッチ回路52cとで構成されている。OR回路52の一方の入力には、インバータ52bを介して内部クロックイネーブル信号CKEINの反転信号が供給されている。OR回路52の他方の入力には、内部データマスク信号DQM1が供給されている。OR回路52の出力からは、内部データマスク信号DQM3が出力されている。スイッチ回路52cは、試験信号TESTが高レベルのときに内部データマスク信号DQM3を内部データマスク信号DQM2として出力し、試験信号TESTが低レベルのときに内部データマスク信号DQM1を内部データマスク信号DQM2として出力する回路である。
【0059】
したがって、通常動作モードのとき、および試験モードでクロックイネーブル信号CKEINが高レベルのときに、内部データマスク信号DQM1が内部データマスク信号DQM2になる。試験モードでクロックイネーブル信号CKEINが低レベルのときには、内部データマスク信号DQM2は常に高レベルになる。
この実施形態の半導体記憶装置においても、図6と同一のタイミングで、SDRAM8のバーンイン試験が行われる。
【0060】
この実施形態の半導体記憶装置および半導体記憶装置の試験方法においても、上述した第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図8は、本発明の半導体記憶装置の第4の実施形態を示している。
この実施形態のSDRAM9は、上述したマスク信号無効回路24と取り込み信号無効回路48とデータ出力禁止回路50とを備えて構成されている。
【0061】
すなわち、マスク信号無効回路24は、試験信号TESTおよび内部データマスク信号DQMIN1を受け、内部データマスク信号DQMIN2を出力している。取り込み信号無効回路48は、試験信号TESTおよび内部クロックイネーブル信号CKEINを受け、内部クロックイネーブル信号CKEIN2を出力している。データ出力禁止回路50は、内部コマンド信号RCMDおよび内部クロックイネーブル信号CKEINを受け、内部コマンド信号RCMD2を出力している。これ以外の構成は、第1および第2の実施形態と同一である。
【0062】
この実施形態の半導体記憶装置においても、図3に示したバーンイン基板46を使用して、バーンイン試験が行われる。
図9は、バーンイン試験時の各信号のタイミングの一例を示している。
まず、試験コマンドが入力され、SDRAM9a-9iは、試験モードに移行する。試験信号TESTは、高レベルにされる。マスク信号無効回路24は、試験信号TESTの高レベルを受け、内部データマスク信号DQMIN2を低レベルにする。取り込み信号無効回路48は、試験信号TESTの高レベルを受け、内部クロックイネーブル信号CKEIN2を高レベルにする。
【0063】
次に、クロックイネーブル信号CKE1、CKE2、CKE3は、高レベルまたは低レベルのいずれかにされる。(図9(a))。SDRAM9a-9iは、クロックイネーブル信号CKE1、CKE2、CKE3の信号レベルによらず、クロック信号CLKを取り込む。したがって、SDRAM9a-9iは活性化状態になる。
また、データマスク信号DQM1、DQM2、DQM3は、高レベルまたは低レベルのいずれかにされる。(図9(b))。この状態で、SDRAM9a-9iは、書き込み動作が可能な状態になる。
【0064】
SDRAM9a-9iは、コマンド信号CMDにより書き込みコマンドを受け、供給されるアドレスADDに対応するメモリセル44にデータを書き込んでいく(図9(c))。すなわち、全てのSDRAM9a-9iにデータが書き込まれる。
次に、クロックイネーブル信号CKE1は高レベルにされ、クロックイネーブル信号CKE2、CKE3は低レベルにされる(図9(d))。データマスク信号DQM1は低レベルにされ、データマスク信号DQM2、DQM3は高レベルにされる(図9(e))。
【0065】
SDRAM9a-9iは、コマンド信号CMDにより読み出しコマンドを受ける。この際、図8に示したように、クロックイネーブル信号CKE1が供給されているSDRAM9a-9cのデータ出力禁止回路50は、内部コマンド信号RCMD1を内部コマンド信号RCMD2として伝達する。他のSDRAM9d-9iの内部コマンド信号RCMD2は、低レベルにされている。このため、SDRAM9a-9cは、読み出し動作可能な状態になる。また、データマスク信号DQM1が供給されているSDRAM9a、9d、9gの出力回路30は、読み出しデータ信号DQOUTを出力可能な状態になる。この結果、データ信号DQの出力は、読み出し動作可能で、かつ読み出しデータ信号DQOUTを出力可能なSDRAM9aのみから行われる。(図9(f))。
【0066】
次に、データマスク信号DQM2は低レベルにされ、データマスク信号DQM1、DQM3は高レベルにされ、SDRAM9bからデータ信号DQが出力される(図9(g))。
同様にして、順次SDRAM9c-9iの読み出し動作が行われる。
【0067】
この実施形態の半導体記憶装置においても、上述した半導体記憶装置の第1および第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、この実施形態では、バーンイン基板46上に搭載されたSDRAM9a-9iに、同時にデータの書き込み動作を行うことができる。したがって、バーンイン試験時のデータの書き込み時間を大幅に短縮することができる。
【0068】
なお、上述した実施形態では、本発明をSDRAMに適用した例について述べた。本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明をDDR-SDRAM等の他のDRAMあるいはSRAMに適用しても良い。また、本発明をEPROM等の半導体記憶装置に適用し、ROMデータの書き込み試験に適用してもよい。
以上の実施形態において説明した発明を整理して以下の項を開示する。
【0069】
(1)請求項1記載の半導体記憶装置において、前記データ出力禁止回路50は、メモリセル44の活性化を禁止することを特徴とする半導体記憶装置。
この半導体記憶装置では、データ出力禁止回路50により、メモリセル44の活性化が禁止される。このため、取り込み制御信号CKEによる入力信号の取り込み禁止時に、データDQが出力されることが禁止される。
【0070】
(2)請求項1記載の半導体記憶装置において、前記データ出力禁止回路52は、メモリセル44から読み出されたデータDQの外部への出力を禁止することを特徴とする半導体記憶装置。
この半導体記憶装置では、取り込み制御信号CKEによる入力信号の取り込み禁止時にも、メモリセル44は読み出し動作を実行する。しかし、メモリセル44から読み出されたデータDQの外部への出力は禁止される。
【0071】
(3)請求項3記載の半導体記憶装置の試験方法において、
前記試験は、高温・高電圧で前記半導体記憶装置を動作させるバーンイン試験であることを特徴とする半導体記憶装置の試験方法。
【0072】
この半導体記憶装置の試験方法をバーンイン試験に適用することで、バーンイン試験の試験時間が短縮され、試験コストが低減される。
【0073】
【発明の効果】
本発明の半導体記憶装置では、外部からの取り込み制御信号の信号レベルによらず、複数の半導体記憶装置のメモリセル44に同時にデータを書き込むことができる。したがって、試験モード時の書き込み動作時間を短縮することができる。
【0074】
本発明の半導体記憶装置では、試験モード時の読み出し動作においては、読み出しデータの衝突を防止することができる。
【0075】
本発明の半導体記憶装置の試験方法では、外部からの取り込み制御信号の信号レベルによらず、複数の半導体記憶装置のメモリセル44に同時にデータを書き込むことができる。したがって、書き込み動作時間を短縮することができる。試験モード時の読み出し動作においては、読み出しデータの衝突を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発明の基本原理を示すブロック図である。
【図2】本発明の半導体記憶装置の第1の実施形態および半導体記憶装置の試験方法の第1の実施形態を示す全体構成図である。
【図3】図2のSDRAMのバーンイン試験を行うバーンイン基板を示す概要図である。
【図4】図2の半導体記憶装置におけるバーンイン試験時の各信号の状態を示すタイミング図である。
【図5】本発明の半導体記憶装置の第2の実施形態および半導体記憶装置の試験方法の第2の実施形態を示す全体構成図である。
【図6】図5の半導体記憶装置におけるバーンイン試験時の各信号の状態を示すタイミング図である。
【図7】本発明の半導体記憶装置の第3の実施形態および半導体記憶装置の試験方法の第3の実施形態を示す全体構成図である。
【図8】本発明の半導体記憶装置の第4の実施形態を示す全体構成図である。
【図9】図8の半導体記憶装置におけるバーンイン試験時の各信号の状態を示すタイミング図である。
【図10】従来のバーンイン基板を示す概要図である。
【図11】バーンイン試験時の各信号の状態を示すタイミング図である。
【符号の説明】
4、4a、4b、4c、4d、4e、4f、4g、4h、4i SDRAM
6、6a、6b、6c、6d、6e、6f、6g、6h、6i SDRAM
8、9、9a、9b、9c、9d、9e、9f、9g、9h、9i SDRAM
10a、10b 入力バッファ
12 クロックイネーブルラッチ
14 コマンドラッチ部
16 列アドレスラッチ
18 データラッチ
20 データマスクラッチ
22 試験回路
24 マスク信号無効回路
26 出力タイミングジェネレータ
28 読み出しタイミングジェネレータ
30 出力回路
32 書き込みタイミングジェネレータ
34 メモリコア部
36 パッド
38 列デコーダ
40 リードアンプ
42 ライトアンプ
44 メモリセル
46 バーンイン基板
48 取り込み信号無効回路
50 データ出力禁止回路
52 データ出力禁止回路
ADD アドレス信号
CKE、CKE、1CKE2、CKE3 クロックイネーブル信号
CLK クロック信号
CMD コマンド信号
DQ データ信号
DQIN 書き込みデータ信号
DQM、DQM1、DQM2、DQM3 データマスク信号
DQOUT 読み出しデータ信号
TEST 試験信号

Claims (3)

  1. 外部から取り込み制御信号を受け、入力信号の取り込みを禁止する取り込み制御回路を備えた半導体記憶装置において、
    試験モード時に活性化され、前記取り込み制御信号を無効にして前記入力信号の取り込みを、該試験モード中に常に許可する取り込み信号無効回路と、
    前記取り込み制御信号による前記入力信号の取り込み禁止時に、メモリセルからのデータの読み出し動作を禁止するデータ出力禁止回路とを備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 外部からデータマスク信号を受け、メモリセルへのデータの書き込みを禁止する書き込み制御回路と、外部から取り込み制御信号を受け、入力信号の取り込みを禁止する取り込み制御回路とを備えた半導体記憶装置において、
    試験モード時に活性化され、前記データマスク信号を無効にして前記メモリセルへの前記データの書き込みを、該試験モード中に常に許可するマスク信号無効回路と、
    試験モード時に活性化され、前記取り込み制御信号を無効にして前記入力信号の取り込みを、該試験モード中に常に許可する取り込み信号無効回路と、
    前記取り込み制御信号による前記入力信号の取り込み禁止時に、メモリセルからのデータの読み出し動作を禁止するデータ出力禁止回路とを備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 請求項1記載の半導体記憶装置を試験基板上に複数搭載し、
    前記各半導体記憶装置を試験モードにし、
    前記各半導体記憶装置に所定の前記取り込み制御信号を与え、
    前記取り込み制御信号により前記入力信号の取り込みが禁止されている前記半導体記憶装置の前記メモリセルにもデータを書き込み、
    前記取り込み制御信号により前記入力信号の取り込みが許可されている前記半導体記憶装置の前記メモリセルからのみデータの読み出し動作を行うことを特徴とする半導体記憶装置の試験方法。
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