JP5575021B2 - 充電システム - Google Patents

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Description

本発明は、車両の蓄電池に充電を行う充電システムに関する。
特許文献1の充電システムは、車庫の天井に設けた支持部から螺旋状に巻かれた伸縮自在のカールコードを吊下げ、このカールコードの端部に車両接続コネクタを設けている。そして、使用時に車両接続コネクタを下方向または横方向に引くことにより、所望の位置で車両接続コネクタと車両側コネクタを接続している。
特開2010−110053号公報
しかしながら、上記の特許文献1に開示された先行技術では、車両の屋根に車両接続コネクタを接触させないようにするために、カールコードの長さを短くしておかなければならず、車両の角部に近い位置に車両側コネクタが設けられた車両の場合には、カールコードの長さが不足して車両接続コネクタが届かなくなる。
本発明は上記事実を考慮し、搭載された蓄電池の給電口の位置が異なる車両に対して、給電口に電力供給手段側の接続プラグを接続することができる充電システムを得ることが目的である。
請求項1の発明に係る充電システムは、車両に搭載された蓄電池の給電口と電気的に接続可能とされ配線ケーブルが接続された接続プラグと、前記配線ケーブルを巻き取る巻取手段と、前記車両が収納される構造物の天井に設けられ前記配線ケーブルに電力を供給する電力供給手段と、前記天井に固定され内側へ向けて開口した断面コ字状の固定部と、外側へ向けて開口した断面コ字状に形成された鍔部を備え、該鍔部と前記固定部との係合により回転可能に支持され、前記天井に沿って回転する回転手段と、前記回転手段から前記巻取手段へ延出され前記回転手段と前記巻取手段を接続する接続部材と、を有する。
請求項1の発明に係る充電システムでは、巻取手段が、回転手段を中心として、天井に沿った円周上を移動する。続いて、車両の給電口に近い位置で巻取手段の移動が停止された後、巻取手段から配線ケーブルを引き出すことで、接続プラグが給電口まで到達する。そして、給電口に接続プラグが接続され充電が行われる。
ここで、車両は縦横に所定の幅を有しているので、天井の一点から配線ケーブルを吊下げている構成では、斜め方向に配線ケーブルを引っ張っても接続プラグが給電口まで届かない場合があるが、本発明の構成では、回転手段の回転中心から回転手段の回転半径と接続部材の長さとの和に相当する長さだけ離れた位置で、巻取手段から所望の長さだけ配線ケーブルを引き出すことで、接続プラグが給電口まで届く。
即ち、本発明の構成では、天井の一点から配線ケーブルを吊下げている構成に比べて、配線ケーブルの長さを長く設定することが可能となり、接続プラグを電力供給手段から離れた位置で使用できるので、搭載された蓄電池の給電口の位置が異なる車両が構造物内に収納された場合でも、該車両の給電口に接続プラグを接続することができる。
請求項2の発明に係る充電システムは、前記回転手段における回転中心位置から前記接続部材との接続部までの距離が、前記接続部材の接続方向の長さよりも短い。
請求項2の発明に係る充電システムでは、巻取手段が移動する回転半径を変更する場合に、回転手段の回転半径よりも接続部材の長さの方が長いため、接続部材を交換するだけで長さ変更でき、回転手段を交換する必要が無くなる。これにより、巻取手段の回転半径の変更作業を簡単に行うことができる。
請求項3の発明に係る充電システムは、前記巻取手段は、前記接続部材の延出方向側の端部に接続されている。
請求項3の発明に係る充電システムでは、巻取手段が接続部材の延出方向側の端部にあるので、巻取手段が移動する回転半径を設定可能な最大限まで長く設定することができる。これにより、大型の車両であっても充電を行うことができる。請求項4の発明に係る充電システムは、前記接続部材は、断面積の異なる複数の筒状に形成され、断面積の小さい前記接続部材が断面積の大きな前記接続部材に引出し可能に挿入され、前記回転手段の回転中心から前記巻取手段までの長さが変更可能とされている。請求項4の発明に係る充電システムでは、回転手段の回転中心から巻取部までの長さを変更できる。
請求項の発明に係る充電システムは、前記接続部材は、前記天井又は地面と平行に配置されている。
請求項の発明に係る充電システムでは、回転手段の設置高さと巻取手段の設置高さが同様の高さとなるので、巻取手段を車両から遠ざけることができる。これにより、接続プラグと車両との接触を防ぐことができる。
請求項の発明に係る充電システムは、前記回転手段の回転角が0°以上360°未満である。
請求項の発明に係る充電システムでは、回転手段が1回転(360°)しないため、電力供給手段と巻取手段とを電気的に接続している配線が1回転することがなくなる。これにより、回転によるねじれで配線の導通状態が低下するのを抑制することができる。
請求項の発明に係る充電システムは、前記回転手段は、前記接続部材の回転移動を節動的に保持する保持手段を有している。
請求項の発明に係る充電システムでは、所定の回転量(回転角)だけ移動した位置において、節動的に巻取手段の位置が保持されるので、巻取手段から配線ケーブルを引き出すときに巻取手段が揺れるのを抑えることができる。これにより、巻取手段から配線ケーブルを引き出し易くなる。
請求項の発明に係る充電システムは、前記回転手段は、前記巻取手段から前記配線ケーブルを引き出すときに前記回転手段に作用する力に対抗可能な重さの錘部材が、回転中心に対して前記接続部材とは反対側に設けられている。
請求項の発明に係る充電システムでは、巻取手段から配線ケーブルを引き出すときに回転手段と接続部材との接続部に下方側への力が作用して、回転手段がこの力の作用方向に傾こうとするが、接続部材とは反対側に錘部材があり、この錘部材の重量で回転手段が元の位置に戻る。これにより、回転手段の回転軸が傾くのを抑制することができる。
請求項の発明に係る充電システムは、車両が前記構造物内に収納されたことを検知する車両検知手段と、前記車両検知手段から送られた車両の収納情報に基づいて前記巻取手段から前記配線ケーブルを引き出す引出制御手段と、が設けられている。
請求項の発明に係る充電システムでは、構造物内に車両を収納したとき、車両検知手段が車両を検知して車両の収納情報を引出制御手段に送る。引出制御手段では、得られた車両の収納情報により、巻取手段を動作させて配線ケーブルを引き出す。これにより、接続プラグが給電口と同程度の高さまで引き出される。そして、巻取手段を回転移動させることで給電口に接続プラグを接続することができる。このように、構造物内に車両を収納したときに自動で配線ケーブルが引き出されるので、給電口への接続プラグの接続作業を簡単に行うことができる。
請求項10の発明に係る充電システムは、車両から前記給電口の位置情報を取得する位置情報取得手段が設けられ、前記引出制御手段が、前記位置情報取得手段から送られた前記給電口の位置情報に基づいて、前記接続プラグと前記給電口とが接続可能となる位置まで、前記回転手段を作動させて前記巻取手段を回転移動させると共に、前記巻取手段を作動させて前記配線ケーブルを引き出させる。
請求項10の発明に係る充電システムでは、引出制御手段が、位置情報取得手段から得られた給電口の位置情報に基づいて、接続プラグが給電口と接続可能となる位置に配置されるまでの回転手段の回転量(回転角)及び巻取手段からの配線ケーブルの引き出し量を求める。そして、引出制御手段は、求められた回転量及び引き出し量となるまで、回転手段による回転移動及び巻取手段による配線ケーブルの引き出しを行わせる。このように、構造物内に車両を収納したときに自動で巻取手段の回転移動及び配線ケーブルの引き出しが行われるので、給電口への接続プラグの接続作業を簡単に行うことができる。
請求項11の発明に係る充電システムは、車両に搭載された蓄電池の給電口と電気的に接続可能とされ配線ケーブルが接続された接続プラグと、前記配線ケーブルを巻き取る巻取手段と、前記車両よりも高い位置に設けられ前記配線ケーブルに電力を供給する電力供給手段と、複数の前記車両が収納される複数の収納領域の境界線に跨って立設され上端に断面形状がコ字状の係合部が形成された支柱と、貫通孔が形成され該貫通孔の周縁が前記係合部と係合することで前記支柱に回転可能に支持される底壁を備え、前記電力供給手段を保持すると共に、前記境界線に跨って回転する回転手段と、前記回転手段と前記巻取手段を接続する接続部材と、を有する。
請求項11の発明に係る充電システムでは、複数の収納領域に収納された複数の車両の蓄電池の給電口の位置が異なる場合でも、回転手段が回転することで、それぞれの車両の給電口に電力供給手段側の接続プラグを接続することができる。
以上説明したように、請求項1に記載の本発明に係る充電システムによれば、搭載された蓄電池の給電口の位置が異なる車両に対して、給電口に電力供給手段側の接続プラグを接続することができるという優れた効果を有する。
請求項2に記載の本発明に係る充電システムによれば、巻取手段の回転半径の変更作業を簡単に行うことができるという優れた効果を有する。
請求項3に記載の本発明に係る充電システムによれば、大型の車両であっても充電を行うことができるという優れた効果を有する。請求項4に記載の本発明に係る充電システムによれば、回転手段の回転中心から巻取部までの長さを変更できるという優れた効果を有する。
請求項に記載の本発明に係る充電システムによれば、接続プラグと車両との接触を防ぐことができるという優れた効果を有する。
請求項に記載の本発明に係る充電システムによれば、回転によるねじれで配線の導通状態が低下するのを抑制することができるという優れた効果を有する。
請求項に記載の本発明に係る充電システムによれば、巻取手段から配線ケーブルを引き出し易くなるという優れた効果を有する。
請求項に記載の本発明に係る充電システムによれば、回転手段の回転軸が傾くのを抑制することができるという優れた効果を有する。
請求項に記載の本発明に係る充電システムによれば、給電口への接続プラグの接続作業を簡単に行うことができるという優れた効果を有する。
請求項10に記載の本発明に係る充電システムによれば、給電口への接続プラグの接続作業を簡単に行うことができるという優れた効果を有する。
請求項11に記載の本発明に係る充電システムによれば、複数の収納領域に収納された複数の車両の蓄電池の給電口の位置が異なる場合でも、それぞれの車両の給電口に電力供給手段側の接続プラグを接続することができるという優れた効果を有する。
第1実施形態に係る充電システムの全体図である。 第1実施形態に係る充電システムの構成図である。 第1実施形態に係る回転部材を45°毎に保持する保持部の説明図である。 第1実施形態に係る巻取部を天井に沿って回転移動させる状態を示す説明図である。 (A)〜(F)第1実施形態に係る接続プラグを給電口の位置が異なる車両に接続する状態を示す説明図である。 (A)、(B)第1実施形態に係る巻取部から配線ケーブルを引き出して接続プラグを車両に接続する状態を示す説明図である。 (A)第1実施形態に係る充電システムの他の第1実施例を示す説明図である。(B)第1実施形態に係る充電システムの他の第2実施例を示す説明図である。 (A)、(B)第1実施形態に係る充電システムの他の第3実施例を示す説明図である。 第2実施形態に係る充電システムの全体図である。 (A)第2実施形態に係る充電システムの立面図である。(C)第2実施形態に係る充電システムの縦断面図である。 第2実施形態に係る充電システムの他の実施例を示す説明図である。 第3実施形態に係る充電システムの全体図である。 第3実施形態に係る充電システムの構成図である。 (A)、(B)第3実施形態に係る巻取部を天井に沿ってスライド移動させる状態を示す説明図である。 (A)第3実施形態に係る充電システムの他の実施例を示す全体図である。(B)、(C)第3実施形態に係る充電システムの他の実施例において、巻取部を天井に沿ってスライド移動させる状態を示す説明図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る充電システムの一例について説明する。
図1には、第1実施形態の構造物の一例としての車庫10が示されている。車庫10は、一例として、地面12上に立設された4本の柱14及び各2本の柱14の間に架設された2本の梁16を含む躯体で天井18を支持する構成となっている。また、4本の柱14の間には、車両の一例としての自動車11が収納されている。さらに、自動車11のルーフ11Aの中央上方で、且つ天井18の中央には、充電システム20が設けられている。
自動車11は、いわゆるプラグインハイブリッド車やプラグイン電気自動車を想定している。すなわち、自動車11は、走行用の駆動源として蓄電池13が搭載されており、蓄電池13の残量が低下した場合に充電する必要が生じる自動車である。蓄電池13には、後述する接続プラグ22が接続される給電口15が設けられている。給電口15は、自動車11の側面でカバー部材(図示省略)を開放することで露出するようになっており、給電口15に接続プラグ22が接続されることにより、蓄電池13への充電が行われる。
また、自動車11は、ルーフ11Aに無線タグ17が設けられている。無線タグ17は、給電口15が設置された場所の位置情報を記憶しており、この位置情報は、予め設定された基準位置(例えば自動車11の中心位置)に対する車体前後方向の位置、車幅方向の位置、及び車高方向の位置で表される。また、無線タグ17は、電池(図示省略)を内蔵しており、それ自体で電波を発信することの出来るものである。このため、電波を受信する後述するアンテナ部42が天井18側に離れて設けられていても、アンテナ部42での受信が可能となっている。
図2に示すように、充電システム20は、接続プラグ22と、接続プラグ22の配線ケーブル24を巻き取る巻取手段の一例としての巻取部26と、配線ケーブル24に電力を供給する電力供給手段の一例としての電源部28と、巻取部26を天井18に沿って回転移動させる回転手段の一例としての回転部30と、巻取部26と回転部30を接続する接続部材32と、を有している。
さらに、充電システム20は、車両検知手段の一例としての赤外線センサ35と、引出制御手段の一例としての制御部40と、位置情報取得手段の一例としてのアンテナ部42と、を含んで構成されている。なお、図2において、地面12と水平な水平方向を矢印X方向とし、矢印X方向と直交する鉛直方向における上方向を矢印+Y方向、下方向を矢印−Y方向とする。
接続プラグ22は、給電口15(図1参照)と電気的に接続可能な大きさ及び形状となっており、配線ケーブル24の一端(図示の下端)に接続されている。また、接続プラグ22は、手動で配線ケーブル24の引き出しを行う場合に使用する引出紐22Aが下面側に取り付けられている。
巻取部26は、筐体26A内にコードリール34と、コードリール22を回転させるモータ36とが設けられている。コードリール34は、筐体26A内で回転可能に支持されており、配線ケーブル24の他端側(図示の上端側)が接続されている。また、モータ36は、信号線及び電源線(図示省略)が接続されており、後述する制御部40によって駆動され、コードリール34を正回転、逆回転させることで、配線ケーブル24の巻取り動作又は引き出し動作が行われるようになっている。なお、モータ36は、回転量の情報を信号として制御部40に送るようになっており、制御部40は、モータ36の回転量に基づいて配線ケーブル24の引き出し量を検出し、さらに、この引き出し量と巻取部26の地面12(図1参照)からの高さ位置とに基づいて、接続プラグ22の地面12からの高さ位置を検出する構成となっている。
電源部28は、一例として、天井18に取付けられた制御部筐体51内に設けられている。そして、電源部28は、系統電源(電力会社から供給される商用電源等であり図示は省略する)と接続されている。また、電源部28には、配線ケーブル29の一端が接続されており、配線ケーブル29の他端は接続部材32を通ってコードリール34の配線ケーブル24に接続されている。これにより、接続プラグ22へ電力供給可能となっている。
回転部30は、天井18に固定された固定部31と、固定部31により回転可能に支持された回転体33とを含んで構成されており、天井18を平面視して回転中心位置O(図示の一点鎖線の位置)が電源部28と重なるように設けられている。なお、電源部28及び詳細を後述する制御部40、モータ52、回転検知センサ54は、制御部筐体51内に設けられており、回転部30内に収納されている。
固定部31は、平面視で環状であり、内側へ向けて開口した縦断面コ字状に形成されている。また、回転体33は、有底の円筒体であり、円形の底壁33Aと、底壁33Aの回転中心位置Oに立設された回転軸33Bと、底壁33Aの外周縁に直立して一体形成された側壁33Cと、側壁33Cの上端から回転中心位置Oに向けて延出された内鍔33Dとを含んで構成されている。
内鍔33Dは、外側へ向けて開口した縦断面コ字状に形成されている。そして、内鍔33Dと固定部31が係合することにより、回転体33が固定部31に対して回転移動可能に支持されている。なお、本実施形態では回転手段の一例として、固定部31と回転体33を係合させた簡易な構成で説明しているが、回転体33を回転移動させる時の摺動に伴う摩擦力を低下させるためにベアリング状の構成としてもよい。
図3に示すように、回転体33を平面視して内鍔33Dの内周側には、一例として、回転中心位置Oを中心として設定回転角θ1=45°おきに凹部46が形成されている。凹部46は、内鍔33Dの周方向に対して傾斜面を有している。また、回転体33の内側で1箇所の凹部46と対向する位置には、凹部46内に進入して回転体33の回転移動を一時的に規制する規制部48が設けられている。なお、図3では接続部材32の図示は省略している。また、設定回転角θ1は45°に限らず、回転角θ=30°、90°等、自由に設定することができる。
規制部48は、内鍔33D(凹部46)に向けて開口した有底の筒部48Aと、筒部48A内に設けられたコイルスプリング48Bと、筒部48Aの開口側で半径方向に沿って移動可能とされ、コイルスプリング48Bによる付勢力を受けて半径方向外側(内鍔33D側)へ突出された規制部材48Cとを有している。また、規制部材48Cの先端側は、緩やかな湾曲形状となっている。
これらの構成により、内鍔33Dの凹部46を除く部位と規制部材48Cが接触している間は、回転体33及び接続部材32(図2参照)が矢印+R方向(図示の時計回り方向)に回転移動する。一方、回転体33及び接続部材32が設定回転角θ1=45°移動して規制部材48Cが凹部46内へ突出したときは、規制部材48Cによって内鍔33Dの矢印+R方向の移動が一時的に規制されるため、回転体33及び接続部材32の回転が一時的に保持される。
さらに、回転体33に対して回転方向である矢印+R方向に外力を作用させ続けると、規制部材48Cが回転中心位置Oに向けて移動すると共に、凹部46の傾斜面が規制部材48Cに対して移動を開始し、回転体33が再び回転するようになっている。ここで、凹部46と規制部48とにより、接続部材32(図2参照)の回転移動を予め設定された回転角θ1(ここでは一例として回転角θ1=45°)毎に節動的に保持する保持手段の一例としての保持部50が構成されている。
図4に示すように、回転体33内には、回転体33の回転角θ(回転可能範囲)が0°以上360°未満(一例として、回転角θ=359°以下)となるようにストッパ(図示省略)が設けられている。このため、回転体33は、一回転せず、基準位置(図の一点鎖線M)から回転角θ=359°まで矢印+R方向に移動後、矢印−R方向に逆回転する。なお、図4では、下方から天井18を見上げた状態を示しているため、図示の反時計回り方向が矢印+R方向、時計回り方向が矢印−R方向となっている。
一方、図2に示すように、接続部材32は、角筒状に形成されており、内部に配線ケーブル29と、モータ36を駆動制御するための電源線及び信号線(図示省略)とが挿入されている。また、接続部材32は、一方の端部が回転体33の側壁33Cに着脱可能に取付けられており、他方の端部(延出方向側の端部)が巻取部26の筐体26Aに着脱可能に取付けられて、天井18又は地面12(図1参照)と平行に配置されている。さらに、接続部材32は、回転体33の半径方向に沿って配置されている。これにより、回転体33の回転に伴い、接続部材32及び巻取部26が天井18に沿って一体で回転移動するようになっている。なお、接続部材32を側壁33C及び筐体26Aに固定してもよい。
接続部材32の軸方向長さは、車庫10内に収納可能な自動車11の大きさに合わせて設定されるが、本実施形態では、一例として、回転部30における回転中心位置Oから、側壁33Cと接続部材32との接続部位である接続部43までの距離L1が、接続部材32の接続方向(矢印X方向)の長さL2よりも短くなっている(L1<L2)。即ち、接続部43の位置が回転体33の回転中心位置Oに近付けてある。
また、回転体33の底壁33A上で、且つ回転中心位置Oを中心として接続部43とは反対側の位置には、錘部材56が固定されている。錘部材56の重さは、巻取部26から配線ケーブル24を引き出すときに回転体33に作用する力に対抗可能な重さに設定されており、回転体33が一方向に偏った傾斜状態となるのを抑制している。
赤外線センサ35は、検知面を地面12(図1参照)側に向けて天井18に取付けられており、後述する制御部40と電気的に接続されている。そして、赤外線センサ35は、自動車11から出る赤外線を検知することで、自動車11が車庫10内に収納されたことを検知するようになっている。また、赤外線センサ35の上端から下端までの高さは、回転部30の固定部31の上端から下端までの高さよりも低くなっており、接続部材32が回転したときに接触しない高さとなっている。
アンテナ部42は、回転体33の底壁33Aの下面に取付けられており、後述する制御部40と電気的に接続されている。そして、アンテナ部42は、自動車11のルーフ11Aに設けられた無線タグ17から発信される給電口15の位置情報を含む電波を受信可能となっている。
モータ52は、回転体33の回転軸33Bの上端部に設けられており、通電により回転駆動されることで回転軸33Bを回転させ、回転体33を回転させる構成となっている。そして、回転検知センサ54は、ロータリーエンコーダを含んで構成されており、モータ52による回転軸33Bの回転量(回転角)を計測(検知)して、回転量の情報を制御部40に送信する構成となっている。
制御部40は、赤外線センサ35から送られた車庫10内への自動車11の収納情報に基づいて、巻取部26及び回転部30に通電を行い動作させるよう予めプログラムが設定されている。具体的には、赤外線センサ35から自動車11の収納情報が送られたとき、アンテナ部42から送られた給電口15(図1参照)の位置情報と、現在の接続プラグ22Aの位置情報とを比較する。そして、接続プラグ22Aの位置が給電口15と接続可能となる位置まで、これらの位置情報の差分に基づいてモータ52、モータ36を回転させ、回転体33の回転、停止、及びコードリール34からの配線ケーブル24の引き出し、停止を行うようになっている。
また、制御部40は、接続プラグ22と給電口15が電気的に接続されたことを検知する構成となっている。さらに、制御部40は、接続プラグ22と給電口15が電気的に接続されている場合に、自動車11の蓄電池13の充電量情報を取得し、蓄電池13が充電完了となったか否かを判断して接続プラグ22の充電完了ランプ(図示省略)を点灯するように設定されている。なお、制御部40には、操作リモコン(図示省略)が接続されており、操作リモコン上で自動モード、手動モードが切り換え可能となっている。そして、手動モード時は、回転体33の回転及び配線ケーブル24の引き出しが自由に行えるようになっている。
ここで、図5(A)〜(F)には、自動車11において、給電口15の設置位置P1〜P6(運転席から見た位置)に合わせて、巻取部26の配置を変えた状態が示されている。図5(A)の点P1は自動車11の前面中央の位置であり、図5(B)の点P2は自動車11の前方左側面、図5(C)の点P3は自動車11の後方左側面の位置となっている。また、図5(D)の点P4は自動車11の後面中央の位置であり、図5(E)の点P5は自動車11の後方右側面、図5(F)の点P6は自動車11の前方右側面の位置となっている。このように、給電口15の位置が異なる自動車11に対して充電が可能となっている。
(作用)
次に、第1実施形態の作用について説明する。
図6(A)に示すように、自動車11が車庫10内に収納されると、自動モードの充電システム20では、赤外線センサ35が、自動車11の収納を検知して制御部40(図2参照)に収納情報(検知信号)を送る。同時に、アンテナ部42が、自動車11に搭載された無線タグ17からの電波を受信して、自動車11の給電口15の位置情報を制御部40に送る。なお、図6(A)では、一例として、自動車11の収納時、巻取部26の位置が自動車11の左側中央に位置しているものとする。
続いて、図2、図4、及び図6(A)に示すように、制御部40では、アンテナ部42から得られた給電口15の位置情報に基づいて、接続プラグ22が給電口15と接続可能となる位置に配置されるまでの回転体33の回転量(回転角θ)及び巻取部26からの配線ケーブルの引き出し量が求められる。
続いて、図2及び図6(B)に示すように、制御部40は、求められた回転量となるまでモータ52を駆動して回転体33を回転移動させ、且つ求められた引き出し量となるまでモータ36を駆動して配線ケーブル24を引き出させる。これにより、巻取部26が、回転部30の回転体33の回転半径(L1)と、接続部材32の長さ(L2)との和に相当する長さ(L1+L2)を回転半径とする円周上を移動する。そして、自動車11の給電口15に近い位置で巻取部26の回転移動が停止された後、巻取部26から配線ケーブル24が引き出され、接続プラグ24が給電口15と同程度の高さ位置まで到達する。
続いて、操作者が接続プラグ22を給電口15に接続すると、制御部40は、接続プラグ22の接続を検知すると共に、自動車11内の蓄電池13の充電量情報(残量)を取得して不足分の電力を充電する。そして、充電が完了したとき、制御部40は、接続プラグ22の充電完了ランプ(図示省略)を点灯させる。このように、充電システム20では、車庫10内に自動車11を収納したときに自動で巻取部26の回転移動及び配線ケーブル24の引き出しが行われるので、給電口15への接続プラグ22の接続作業を簡単に行うことができる。
ここで、自動車11は縦横に所定の幅を有している。このため、比較例として、天井18の一点から配線ケーブル24を吊下げているような構成では、自動車11の給電口15の位置が異なる場合に、斜め方向に配線ケーブル24を引っ張っても接続プラグ22が給電口15まで届かない。
一方、本実施形態の充電システム20では、回転体33の回転半径と接続部材32の長さとの和に相当する長さ(L1+L2)分離れた位置で、さらに、巻取部32から所望の長さだけ配線ケーブル24を引き出すことができる。即ち、充電システム20では、天井18の一点から配線ケーブル24を吊下げている構成に比べて、配線ケーブル(配線ケーブル29+配線ケーブル24)の長さを長く設定することが可能となり、接続プラグ22を電源部28から離れた位置で使用できる。これにより、給電口15の位置が異なる自動車11が車庫10内に収納された場合でも、該自動車11の給電口15に接続プラグ22を接続することができる。なお、充電システム20の未使用時は、巻取部26で配線ケーブル24を巻き取っているので、接続プラグ22が自動車11に接触することはない。
また、充電システム20では、巻取部26が移動する回転半径(L1+L2)を変更する場合に、回転体33の回転半径よりも接続部材32の長さの方が長いため、接続部材32を交換するだけで長さ(回転半径)を自由に変更でき、且つ回転部30を交換する必要が無くなる。これにより、巻取部26の回転半径の変更作業を簡単に行うことができる。
さらに、充電システム20では、巻取部26が接続部材32の延出方向側の端部に設けられているので、巻取部26が移動する回転半径を設定可能な最大限まで長く設定することができる。これにより、大型の自動車11であっても、給電口15に接続プラグ22を接続して充電を行うことができる。
加えて、充電システム20では、接続部材32が天井18又は地面12と平行に配置されているので、電源部28の設置高さと巻取部26の設置高さを同様の高さとして、巻取部26を自動車11から遠ざけることができる。これにより、接続プラグ22と自動車11との接触を防ぐことができる。そして、配線ケーブル24が地面12に接触しなくなるので、配線ケーブル24が汚れにくくなる。
また、充電システム20では、回転体33が1回転(360°)しないため、電源部28と巻取部26の配線ケーブル24とを電気的に接続している配線ケーブル29も1回転することがなくなる。これにより、回転によるねじれで配線ケーブル29の導通状態が低下するのを抑制することができる。
さらに、充電システム20では、手動モードの場合、図2及び図3に示すように、保持部50による所定の角度での移動規制(節動的な移動)により、回転移動した位置で巻取部26の位置が一時的に保持されるので、操作者が引出紐22Aを引っ張って巻取部26から配線ケーブル24を引き出すときに、巻取部26が揺れるのを抑えることができる。これにより、巻取部26から配線ケーブル24を引き出し易くなる。
また、充電システム20では、手動モードにおいて、引出紐22Aを引っ張って巻取部26から配線ケーブル24を引き出すときに、回転体33と接続部材32との接続部43に下方側(矢印−Y方向)への力が作用して、回転体33がこの力の作用方向に傾こうとするが、接続部材32とは反対側に錘部材56があり、この錘部材56の重量による力の釣り合いで回転体33が元の位置に戻る。これにより、回転体33の回転軸33Bが傾くのを抑制することができる。
加えて、充電システム20では、巻取部26が天井18付近に配置されていることにより、巻取部26から引き出される配線ケーブル24の長さが長くなり、巻取部26内で巻き取られている配線ケーブル24の長さが短くなる。これにより、配線ケーブル24の巻き取り部分がコイル状となって温度上昇するのを抑制することができる。
また、充電システム20では、巻取部26から鉛直下方にまっすぐ配線ケーブル24を引き出す(降ろす)ので、手動モードにおいて、斜め方向に引き出す場合に比べて、接続プラグ22を操作しやすくなる。さらに、充電システム20では、天井18に巻取部26があるので、自動車11を車庫10内に収納するときに巻取部26が邪魔にならず、見栄えもよい。
なお、充電システム20の他の第1実施例として、図7(A)に示すように、接続部材の接続位置を変えた充電システム60を用いてもよい。充電システム60は、回転体33(図2参照)と同様の大きさの回転体62を有しており、回転体62の外周と巻取部26とを接続する接続部材64が、回転体62の外周の接線方向に配置されている。
また、充電システム20の他の第2実施例として、図7(B)に示すように、電源部を回転部の外側に出した充電システム70を用いてもよい。充電システム70は、巻取部26に電力供給する電源部72が天井18に取付けられており、電源部72の下側に回転部30が設けられている。
さらに、充電システム20の他の第3実施例として、図8(A)、(B)に示すように、接続部材の長さを変更可能とした充電システム80を用いてもよい。充電システム80は、接続部材32(図1参照)に換えて、回転部30と巻取部26とを接続する接続部材82が設けられている。
接続部材82は、角筒状で接続方向の長さがほぼ同じ長さであり、且つ接続方向と直交する断面積の大きさが異なる3つの接続部材82A、82B、82Cで構成されている。そして、接続部材82Aの内側に接続部材82Bが挿入され、接続部材82Bの内側に接続部材82Cが挿入されている。ここで、接続部材82B、82Cを接続方向である矢印+X方向に引き出し、あるいは矢印−X方向に縮めて接続部材82A内に収納することで、接続部材82の伸縮が行われる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る充電システムについて説明する。なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部材には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図9及び図10(A)、(B)には、第2実施形態の充電システム90が示されている。充電システム90は、接続プラグ22と、巻取部26と、各自動車86A、86B、86C、86Dよりも高い位置に設けられた電源部28と、電源部28を収納すると共に保持し、後述する支柱96上で回転可能に設けられた回転手段の一例としての回転部92と、回転部92と巻取部26を接続する接続部材94と、を含んで構成されている。
図9に示すように、駐車場84は、一例として、平面視で縦横2×2の合計4つの収納領域84A、84B、84C、84Dで構成されている。収納領域84Aと84Bは境界線K1で区切られており、収納領域84Bと84Cは境界線K2で区切られている。また、収納領域84Cと84Dは境界線K3で区切られており、収納領域84Dと84Aは境界線K4で区切られている。そして、境界線K1、K2、K3、K4が交差する駐車場84の中央には、境界線K1、K2、K3、K4に跨って中空で且つ円柱状の支柱96が立設されている。
収納領域84A内には、後方右側面の点PAに給電口15が設けられた自動車86Aが収納されており、収納領域84B内には、後方左側面の点PBに給電口15が設けられた自動車86Bが収納されている。また、収納領域84C内には、後方右側面の点PCに給電口15が設けられた自動車86Cが収納されており、収納領域84D内には、後方左側面の点PDに給電口15が設けられた自動車86Dが収納されている。
図10(B)に示すように、回転部92は、中空の円柱状に形成されており、円形の底壁92Aと、底壁92Aの外周縁に直立して一体形成された側壁92Bと、側壁92Bの上端を覆う天壁92Cと、底壁92Aの中央に貫通した貫通孔92Dとを含んで構成されている。そして、貫通孔92Dの縁部には、支柱96の上端に設けられた係合部96Aが係合しており、回転部92が支柱96上で回転可能に支持されている。これにより、回転部92は、複数の収納領域84A〜84Dの境界線K1〜K4(図9参照)に跨って回転可能となっている。
また、回転部92内には、電源部28と、巻取部26のモータ36の駆動制御を行う制御部98と、錘部材56とが設けられており、電源部28及び制御部98は、制御部筐体99(図示の一点鎖線)内に収納されると共に、天壁92Cの下面に取付けられている。さらに、側壁92Bには接続部材94の一端が接続され固定されており、接続部材94の接続部位とは反対側の底壁92A上に錘部材56が固定されることで釣り合いをとって、回転部92が支柱96の軸方向に対して傾斜するのを抑制している。
(作用)
次に、第2実施形態の作用について説明する。
図9において、一例として、操作者が手動で回転部92を回転させ、巻取部26を点PAの位置に配置する。そして、操作者がリモコン(図示省略)を操作することにより、図10(A)、(B)に示すように、制御部98がモータ36を回転駆動して配線ケーブル24が引き出される。これにより、図9において、点PAの給電口15に接続プラグ22が接続可能となり、自動車86Aへの充電が行われる。
続いて、同様の手順により、点PB、点PC、点PDの各給電口15に順次、接続プラグ22を接続して、自動車86B、86C、86Dへの充電を行う。このように、充電システム90では、複数の収納領域84A〜84Dに跨って設けられた回転部92が回転することで、複数の収納領域84A〜84Dに収納された複数の自動車86A〜86Dの給電口15の位置が異なる場合でも、それぞれの給電口15に接続プラグ22を接続することができる。
なお、充電システム90の他の実施例として、水平方向に延びる接続部材94に換えて、図11に示すように、水平方向に対して斜め下方向に延びる接続部材97を用いてもよい。また、接続部材94、97に換えて、図8(B)に示す伸縮可能な接続部材82を用いて、巻取部26の回転移動半径を変更してもよい。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る充電システムについて説明する。なお、前述した第1、第2実施形態と基本的に同一の部材には、前記第1、第2実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図12及び図13には、第3実施形態の充電システム100が示されている。充電システム100は、車庫10内に設けられており、接続プラグ22と、巻取部26と、電源部28と、後述する制御部104と、巻取部26、電源部28、及び制御部104を収納する筐体102と、天井18に沿って巻取部26を含む筐体102をスライド移動させるスライド移動手段の一例としてのスライド部106と、車両検知手段の一例としての赤外線センサ108と、を含んで構成されている。なお、電源部28は、系統電源(電力会社から供給される商用電源等)が供給される外部電源103に接続されており、外部電源103から電力を供給される。また、電源部28及び制御部104は、カバー部材105で覆われている。
図13及び図14(A)に示すように、スライド部106は、上面に筐体102が載置されたベース板112と、ベース板112を矢印+X方向又は矢印−X方向に移動可能に支持する第1レール部材114と、第1レール部材114を矢印+Z方向(車庫10の入口側から奥側へ向かう方向)又は矢印−Z方向(車庫10の奥側から入口側に向かう方向)に移動可能に支持する第2レール部材116とを含んで構成されている。なお、以後の説明では、矢印+X方向、矢印−X方向をまとめてX方向、矢印+Z方向、矢印−Z方向をまとめてZ方向という場合がある。また、図14(A)、(B)は、下方から天井18を見上げた状態を示している。
第1レール部材114は、縦断面がコ字状で、Z方向に間隔をあけて開放側が平行に対向配置されたレール114A、114Bと、レール114A、114Bの長手方向(X方向)の両端部を連結する連結部114C、114Dとを有している。レール114A、114Bは、ベース板112のZ方向の両端部を挟み込むと共に、ベース板112をX方向に移動可能に支持している。また、連結部114C、114Dは、Z方向を長手方向とする板状に形成されており、係合部(図示省略)にレール114A、114Bの各端部が差し込まれることで、ベース板112の抜け止めとなっている。
第2レール部材116は、一対の柱14(図示の左側)の上端部でZ方向に架設されたレール116Aと、一対の柱14(図示の右側)の上端部でZ方向に架設されたレール116Bとで構成されている。レール116A、116Bは、縦断面がコ字状で、X方向に間隔をあけて開口側が平行に対向配置されている。そして、レール116A、116Bがそれぞれ連結部114C、114Dを挟み込んで支持することで、第1レール部材114及びベース板112をZ方向に移動可能に支持している。
なお、スライド部106には、第1レール部材114をZ方向に移動させるローラ及びモータと、ベース板112をX方向に移動させるローラ及びモータが設けられているが、これらの図示は省略する。また、第1レール部材114及びベース板112の移動は、制御部104に接続されたリモコン(図示省略)を操作者が操作することで行われる。
このように、スライド部106は、第2レール部材116に沿って第1レール部材114がZ方向に移動可能とされ、第1レール部材114に沿ってベース板112がX方向に移動可能とされているので、車庫10の天井のX−Z面上の任意の位置に筐体102(巻取部26)を移動させることができる。
一方、図13に示すように、赤外線センサ108は、車庫10の地面12に設けられており、配線ケーブル108Aを介して制御部104と電気的に接続されている。そして、赤外線センサ108は、自動車11から出る赤外線を検知することで、自動車11が車庫10内に収納されたことを検知し、制御部104に自動車11の収納情報を送るようになっている。
制御部104は、赤外線センサ108から送られた車庫10内への自動車11の収納情報に基づいて、巻取部26及びスライド部106に通電を行うと共に、モータ36を回転させて巻取部26から配線ケーブル24を予め設定された長さだけ引き出すようになっている。なお、本実施形態では、一例として、操作者がリモコン(図示省略)を操作することで、スライド部106による巻取部26のX方向、Z方向の移動が行われる。
また、制御部104は、接続プラグ22と自動車11の給電口15(図12参照)が電気的に接続されたことを検知する構成となっている。さらに、制御部104は、接続プラグ22と給電口15が電気的に接続されている場合に、自動車11の蓄電池13(図12参照)の充電量情報を取得し、蓄電池13が充電完了となったか否かを判断して接続プラグ22の充電完了ランプ(図示省略)を点灯するように設定されている。
(作用)
次に、第3実施形態の作用について説明する。
図12及び図13に示すように、自動モードの場合は、自動車11が車庫10内に収納されると、赤外線センサ108が自動車11の収納を検知して制御部104に収納情報(検知信号)を送る。続いて、制御部104は、自動車11の収納情報を受信後、図14(A)、(B)に示すように、第1レール部材114を矢印−Z方向に移動させると共にベース板112を矢印+X方向に移動させ、筐体102(巻取部26)を所定位置まで移動させる。さらに、制御部104は、図12及び図13に示すように、予め設定された引き出し量(給電口15と接続プラグ22が同じ高さとなる量)となるまでモータ36を駆動して、配線ケーブル24を引き出させる。これにより、図12に示すように、自動車11の左側前方に筐体102(巻取部26)が配置され、給電口15に接続プラグ22を接続可能となる。
一方、手動モードの場合は、図14(A)、(B)に示すように、操作者がリモコン(図示省略)によりスライド部106を操作して、第1レール部材114を矢印−Z方向に移動させると共に、ベース板112を矢印+X方向に移動させる。なお、自動モード、手動モードいずれも一例として、自動車11の収納時、筐体102(巻取部26)の位置が自動車11の右側後方に位置しているものとする。
続いて、操作者がリモコンにより巻取部26を操作して、図12及び図13に示すように、予め設定された引き出し量(給電口15と接続プラグ22が同じ高さとなる量)となるまでモータ36を駆動して、配線ケーブル24を引き出させる。これにより、図12に示すように、自動車11の左側前方に筐体102(巻取部26)が配置され、給電口15に接続プラグ22を接続可能となる。
続いて、操作者が接続プラグ22を給電口15に接続すると、制御部104(図13参照)は、接続プラグ22の接続を検知すると共に、自動車11内の蓄電池13の充電量情報(残量)を取得して不足分の電力を充電する。そして、充電が完了したとき、制御部104は、接続プラグ22の充電完了ランプ(図示省略)を点灯させる。
このように、充電システム100では、巻取部26のX−Z面でのスライド移動距離と、巻取部26から引き出される配線ケーブル24の長さとの和に相当する距離だけ離れた位置まで接続プラグ22を移動させることが可能となるので、搭載された給電口15の位置が異なる自動車11が車庫10内に収納された場合でも、該自動車11の給電口15に接続プラグ22を到達させて接続することができる。また、車庫10内に自動車11を収納したときに自動で配線ケーブル24が引き出されるので、給電口15への接続プラグ22の接続作業を簡単に行うことができる。
なお、充電システム100の他の実施例として、図15(A)〜(C)に示すように、複数の巻取部26及び複数の接続プラグ22を設置した充電システム120を用いてもよい。充電システム120では、4本の柱14の間にレール部材122A、122B、122Cが架設されている。なお、レール部材122A、122B、122Cは、第1レール部材114(図12参照)と同様の構成であるが、平板状に図示している。
図15(A)に示すように、車庫10の入口を矢印−Z方向側として、レール部材122Aは矢印+X方向側でZ方向に架設されている。また、レール部材122Bは矢印+Z方向側でX方向に架設され、レール部材122Cは矢印−X方向側においてZ方向に架設されている。
図15(A)、(B)、(C)に示すように、レール部材122Aは、筐体124AをZ方向にスライド移動可能に支持している。また、レール部材122Bは、筐体124BをX方向にスライド移動可能に支持しており、レール部材122Cは、筐体124CをZ方向にスライド移動可能に支持している。そして、筐体124A、124B、124C内には、いずれも巻取部26と、配線ケーブル24と、接続プラグ22が収納されている。
さらに、車庫10の天井18の中央部から、外部電源(図示省略)から電力供給される電源ケーブル126A、126B、126Cが引き出されており、これらは、各筐体124A、124B、124C内の配線ケーブル24にそれぞれ接続されている。このように、複数の巻取部26及び接続プラグ22を設けておき、自動車11の給電口15(図12参照)の位置に合わせて、最も近い巻取部26から配線ケーブル24を引き出し、接続プラグ22を給電口15に接続するようにしてもよい。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されない。
車庫10の天井18上に太陽光を電力へ変換するソーラーパネルを設けて、ソーラーパネルから蓄電池13への電力供給を優先的に行ってもよい。また、自動車11の収納検知は、赤外線センサ35の他に、重量計を用いて自動車の重量を検知してもよい。さらに、赤外線センサ35の設置位置は、天井18に限らず、自動車11の側面と対向する位置に設けてもよい。
電源部28は、回転部30内になくてもよく、例えば、回転部30の外側で天井18上に設けられていてもよい。また、接続部材32は、天井18や地面12と平行に配置するだけでなく、水平面から30°程度まで傾いていてもよい。さらに、接続部材32を回転部30及び巻取部26の少なくとも一方に着脱可能に設けても良い。加えて、充電システム90、100において、自動車11の給電口15の位置情報を無線タグとアンテナ部を用いて制御部98、104に送り、回転部92を自動で回転させ、筐体102(巻取部26)を自動でスライド移動させるようにしてもよい。
10 車庫(構造物の一例)
11 自動車(車両の一例)
13 蓄電池
15 給電口
18 天井
20 充電システム
22 接続プラグ
24 配線ケーブル
26 巻取部(巻取手段の一例)
28 電源部(電力供給手段の一例)
30 回転部(回転手段の一例)
32 接続部材
35 赤外線センサ(車両検知手段の一例)
40 制御部(引出制御手段の一例)
42 アンテナ部(位置情報取得手段の一例)
43 接続部
50 保持部(保持手段の一例)
56 錘部材
90 充電システム
92 回転部(回転手段の一例)
100 充電システム
106 スライド部(スライド移動手段の一例)

Claims (11)

  1. 車両に搭載された蓄電池の給電口と電気的に接続可能とされ配線ケーブルが接続された接続プラグと、
    前記配線ケーブルを巻き取る巻取手段と、
    前記車両が収納される構造物の天井に設けられ前記配線ケーブルに電力を供給する電力供給手段と、
    前記天井に固定され内側へ向けて開口した断面コ字状の固定部と、
    外側へ向けて開口した断面コ字状に形成された鍔部を備え、該鍔部と前記固定部との係合により回転可能に支持され、前記天井に沿って回転する回転手段と、
    前記回転手段から前記巻取手段へ延出され前記回転手段と前記巻取手段を接続する接続部材と、
    を有する充電システム。
  2. 前記回転手段における回転中心位置から前記接続部材との接続部までの距離が、前記接続部材の接続方向の長さよりも短い請求項1に記載の充電システム。
  3. 前記巻取手段は、前記接続部材の延出方向側の端部に接続されている請求項1又は請求項2に記載の充電システム。
  4. 前記接続部材は、断面積の異なる複数の筒状に形成され、断面積の小さい前記接続部材が断面積の大きな前記接続部材に引出し可能に挿入され、前記回転手段の回転中心から前記巻取手段までの長さが変更可能とされている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の充電システム。
  5. 前記接続部材は、前記天井又は地面と平行に配置されている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の充電システム。
  6. 前記回転手段の回転角が0°以上360°未満である請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の充電システム。
  7. 前記回転手段は、前記接続部材の回転移動を節動的に保持する保持手段を有している請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の充電システム。
  8. 前記回転手段は、前記巻取手段から前記配線ケーブルを引き出すときに前記回転手段に作用する力に対抗可能な重さの錘部材が、回転中心に対して前記接続部材とは反対側に設けられている請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の充電システム。
  9. 車両が前記構造物内に収納されたことを検知する車両検知手段と、
    前記車両検知手段から送られた車両の収納情報に基づいて前記巻取手段から前記配線ケーブルを引き出す引出制御手段と、
    が設けられている請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の充電システム。
  10. 車両から前記給電口の位置情報を取得する位置情報取得手段が設けられ、
    前記引出制御手段が、前記位置情報取得手段から送られた前記給電口の位置情報に基づいて、前記接続プラグと前記給電口とが接続可能となる位置まで、前記回転手段を作動させて前記巻取手段を回転移動させると共に、前記巻取手段を作動させて前記配線ケーブルを引き出させる請求項に記載の充電システム。
  11. 車両に搭載された蓄電池の給電口と電気的に接続可能とされ配線ケーブルが接続された接続プラグと、
    前記配線ケーブルを巻き取る巻取手段と、
    前記車両よりも高い位置に設けられ前記配線ケーブルに電力を供給する電力供給手段と、
    複数の前記車両が収納される複数の収納領域の境界線に跨って立設され上端に断面形状がコ字状の係合部が形成された支柱と、
    貫通孔が形成され該貫通孔の周縁が前記係合部と係合することで前記支柱に回転可能に支持される底壁を備え、前記電力供給手段を保持すると共に、前記境界線に跨って回転する回転手段と、
    前記回転手段と前記巻取手段を接続する接続部材と、
    を有する充電システム。
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