JP5331409B2 - 駐車スペースのセキュリティシステム - Google Patents

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Description

本発明は、駐車スペースのセキュリティシステムに関するものである。
住宅等の建物と車両との間で電力の授受を可能とする技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。これによれば、例えば、車両の発電装置により発生された電力が車両の走行に利用されるだけでなく建物への電力供給にも利用可能となる。
特開2003−32896号公報
ここで、車両と建物との間で電力の授受が行われている場合に、電力授受のシステムを破損されたり、電力そのものを盗まれてしまったりするおそれがある。ところが、車両と建物との間での電力授受にはある程度の時間を要するため、人がこれを常に監視することは現実的ではない。
本発明は、車両と建物との間で電力の授受を行うことのできるシステムにおいて防犯性を高めることを主たる目的とする。
上記課題を解決するために、第1の発明は、囲繞部により囲まれた駐車スペースの車両用出入口に設けられ、該車両用出入口からの車両の出入りを規制する規制状態又は車両の出入りを規制しない非規制状態に移行する出入規制装置と、建物に設けられ、前記駐車スペースに駐車されている駐車車両との間で電力の授受を行う電力装置と、前記電力装置と前記駐車車両との間で電力の授受が行われているか否かを判定する電力判定手段と、前記電力判定手段により前記電力の授受が行われていると判定された場合に、前記出入規制装置を前記規制状態に移行させるように制御する制御手段とを備えていることを特徴とする。
第1の発明によれば、車両と建物との間で電力の授受が行われている場合に、駐車スペースへの車両の出入りが規制される。この場合、電力授受の最中に駐車スペースから車両が無断で移動されて駐車車両が他者の車両と入れ替えられてしまうことを回避できる。また、出入規制装置により人の出入りも規制される構成であれば、例えば不審者が駐車スペースに侵入できないため、駐車車両と電力装置との電気的な接続が人為的に強引に切断されてしまうことを回避できる。つまり、電力授受の状況や車両の状態を人が常に監視しなくても、車両や建物から電力そのものが盗まれたり電力装置を含んだ電力授受のシステムが破損されたりすることを回避できる。この結果、車両と建物との間で電力の授受を行うことのできるシステムにおいて防犯性を高めることができる。
第2の発明では、前記駐車スペースは、前記建物の一部として設けられた付属車庫に形成されており、前記出入規制装置は、前記規制状態にある場合に前記車両用出入口を閉鎖し且つ前記車両用出入口の少なくとも一部に通気部を確保することが可能なシャッタ装置である。
第2の発明によれば、付属車庫において車両用出入口がシャッタ装置により閉鎖されるため、駐車スペースの密閉度が高められる。この場合、外部から付属車庫の内部へ不審者等が侵入することの困難性が高められるため、駐車スペースにおける防犯性をより一層高めることができる。また、この場合、駐車スペースの密閉度が高められることで、付属車庫内に熱がこもりやすくなってしまうと考えられるが、車両用出入口に通気部が確保されることで駐車スペースに対する通気が行われるため、付属車庫内の熱を排出することができる。したがって、駐車スペースにおける防犯性を高めつつ、付属車庫内に熱がこもりにくくすることができる。
第3の発明では、前記シャッタ装置は、横長形状のスラットが上下方向に複数連結されているスラット式シャッタカーテンを有し、前記各スラットのうち一部のスラットが回転することで前記車両出入口の一部に前記通気部が確保される。
第3の発明によれば、一部のスラットが回転することで通気部が確保されるため、通気部の大きさはスラットにより規定される。この場合、複数のスラットが回転して複数の通気部が確保されていても、不審者等が通気部を通じて屋外側から付属車庫内に手や棒等を差し入れることは困難となる。つまり、付属車庫内に熱がこもりにくくしつつ、付属車庫の防犯性能が低下することを回避できる。
なお、スラット式シャッタカーテンは、横長形状のスラットが上下方向に複数連結されており、スラットは横方向に延びる軸線を回転軸として回転可能な構成となっており、スラット式シャッタカーテンにより車両用出入口が閉鎖されている場合、通気部は、該車両用出入口の上部に位置するスラットが回転することで確保されることが好ましい。
この場合、通気部は車両用出入口の上部に確保されるため、比較的高い位置に存在することになる。したがって、不審者等が通気部を通じて屋外側から車庫内部を覗くことが困難となり、車庫内におけるプライバシーを保護することができる。また、不審者等の手が通気部に届きにくくなることに起因して、不審者等が通気部を通じて屋外側から車庫内に手や棒状の道具等を差し入れることが困難になり、車庫における防犯性能をより一層高めることができる。さらに、車両用出入口の屋外側上方に屋根や庇が設けられていれば、それら屋根や庇と通気部との離間距離が小さくなり、雨が通気部から車庫内に降り込むことを回避できる。
第4の発明では、前記制御手段は、前記電力判定手段により前記電力の授受が行われていると判定された場合に、前記通気部を確保するように前記シャッタ装置を制御する。
第4の発明によれば、駐車車両と電力装置との間での電力の授受が行われている場合は、通気部を通じて付属車庫内の熱が排出される。前記電力の授受が行われている場合は、例えば車両等から熱が発生すると考えられるため、付属車庫から外部に熱を排出することが重要である。なお、前記電力の授受が行われている場合にだけ通気部が確保される構成であれば、防犯性が低下することを極力抑えることができる。
第5の発明では、前記電力装置は、燃料電池を含んで構成されており、前記付属車庫の内部に設置されている。
第5の発明によれば、燃料電池により発電が行われるため、例えば化石燃料を利用した発電に比べて二酸化炭素の排出量を大幅に低減することができる。一方で、燃料電池においては発電に伴って熱が発生するが、この場合でも、車両用出入口に確保されている通気部を通じて燃料電池の発生熱を好適に排出することができる。また、電力装置が付属車庫の内部に設置されているため、電力装置と駐車車両との間での電力の授受を可能とする構成を容易に実現することができる。なお、付属車庫内において駐車スペースの上部余剰空間に電力装置が設置されていれば、電力装置により駐車スペースの形状や大きさが制限されてしまうことを回避できる。
第6の発明では、前記駐車車両が予め登録されている登録車両であるか否かを判定する車両判定手段と、前記建物に設けられ、前記電力装置と前記駐車車両とを電気的に接続する接続装置とを備え、前記制御手段は、前記車両判定手段により前記駐車車両が登録車両であると判定された場合に、前記接続装置を前記駐車スペースへ出現させる。
第6の発明によれば、登録車両が駐車スペースに駐車された場合は、接続装置が駐車スペースに出現するため、接続装置を登録車両における接続装置用の取付部に取り付けることが可能となる。この場合、接続装置を接続装置取付部に取り付けることで、電力装置と登録車両との間で電力の授受を行わせることができる。また、非登録車両が駐車スペースに駐車された場合は接続装置が駐車スペースに出現しない構成とすれば、電力装置と非登録車両とを電気的に接続することができないため、電力装置と非登録車両との間で電力の授受が不正に行われてしまうことを防止できる。つまり、電力そのものが盗まれてしまうことを回避できる。
第7の発明では、前記駐車車両の前記駐車スペース内における駐車状況を把握する駐車状況把握手段を備え、前記制御手段は、前記駐車状況把握手段により把握された駐車状況に応じて前記接続装置の出現位置を変更させる。
第7の発明によれば、登録車両が駐車スペースに駐車された場合、接続装置の出現位置を登録車両の取付部に合わせて変更することができる。この場合、接続装置を前記取付部の周辺に配置することが可能となるため、取付部に接続装置を取り付ける作業を容易に行うことができる。
第8の発明では、前記制御手段は、前記駐車車両が予め登録されている登録車両であると判定された場合に、前記出入規制装置を前記非規制状態に移行させる。
第8の発明によれば、例えば登録車両と建物との間での電力授受が終了した後に、運転者等が出入規制装置を非規制状態に移行させる作業を行うことなく、登録車両を駐車スペースから容易に移動させることができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態では、鉄骨ユニット工法にて構築された2階建てユニット式建物に具体化している。
図4は、ユニット式建物10の概要を示す図である。ユニット式建物10は、複数の建物ユニット20を結合させてなる建物本体11と、この建物本体11の上方に配設される屋根12とにより構成されている。複数の建物ユニット20には車庫ユニット20aが含まれており、車庫ユニット20aにより車庫15が構成されている。車庫15は、所謂インナガレージとして建物本体11に一体的に設けられており、一階部分に配置されている。この場合、ユニット式建物10は車庫付き建物となっており、車庫15は建物10の付属車庫となっている。
図5は、車庫ユニット20aの構成を示す斜視図である。車庫ユニット20aにおいて、その四隅には柱21が配され、各柱21の上端部及び下端部がそれぞれ四本の天井大梁22及び床大梁23に連結されている。そして、それら柱21、天井大梁22及び床大梁23により直方体状の骨格(フレーム)が形成されている。柱21、天井大梁22及び床大梁23はそれぞれ型鋼により形成されている。
車庫ユニット20aの長辺部において相対する天井大梁22の間には、所定間隔で複数の天井小梁25が架け渡されている。同じく建物ユニット20の長辺部の相対する床大梁23の間には、所定間隔で複数の床小梁26が架け渡されている。図示は省略するが、天井小梁25によって天井材が支持され、床小梁26によって床材が支持される。
車庫ユニット20aにおいて、天井大梁22と床大梁23との間には棚30が設けられている。棚30は、天井大梁22と床大梁23との間に設けられた中間梁31を有しており、中間梁31は、その両端部が、隣接する柱21の上端寄りにそれぞれ連結され、天井大梁22及び床大梁23と平行に配置されている。また、棚30は、車庫ユニット20aの長辺部において相対する中間梁31に掛け渡されている中間小梁32を有しており、中間小梁32は、車庫ユニット20aにおける長手方向に所定間隔で並ぶように複数配置されている。中間梁31及び中間小梁32はそれぞれ型鋼により形成されている。この場合、棚30は、車庫ユニット20aにおける骨格の一部を構成しており、骨格を形成するのに十分な強度を有している。
なお、建物ユニット20の一種として車庫ユニット20aの構成について説明したが、車庫ユニット20a以外の建物ユニット20も、車庫ユニット20aと同様に構成されている。但し、棚30は前記建物ユニット20に設けられていなくてもよい。
次に、車庫15の構成について、図1及び図2を参照しつつ説明する。図1は、ガレージの構成を説明するための説明図、図2は、ユニット式建物10における車庫15周辺の平面図である。なお、図示を簡略化するため、図1では、図2に図示されたレール部77等を省略し、図2では、図1に記載されたシャッタ装置51や電力装置71等を省略している。
図2に示すように、車庫15は、車両Cの駐車が可能な駐車スペース41を有しており、駐車スペース41はその周囲が囲繞部としての壁体43により囲まれている。壁体43の一部には車庫出入口44が形成されており、車両Cや住人等は車庫15へ出入りするために車庫出入口44を通る。車庫出入口44は、駐車スペース41を屋外側に開放する開口部であり、その開口上端部は棚30と同等又はそれよりも下方に位置している。なお、駐車スペース41に駐車される車両Cは、ハイブリッド車や電気自動車であり、供給電力により車載バッテリの充電等が行われる構成となっている。
図1に示すように、車庫15には、車庫出入口44を開閉する出入規制装置としてのシャッタ装置51が設けられている。シャッタ装置51は、上下方向に移動することで車庫出入口44の開閉を行うシャッタカーテン52と、シャッタカーテン52を巻回した状態で収納するシャッタケース53とを有しており、シャッタカーテン52は、シャッタケース53から繰り出されることで下降し、シャッタケース53内にて巻き取られることで上昇する。シャッタカーテン52により車庫出入口44が閉鎖されている場合、シャッタ装置51は駐車スペース41への車両Cの出入りを規制する規制状態にあることになり、車庫出入口44が開放されている場合、シャッタ装置51は車両Cの出入りを規制しない非規制状態にあることになる。なお、シャッタケース53は、壁体43における車庫出入口44の上側に取り付けられている。
シャッタ装置51について、図1,図3を参照しつつ説明する。図3は、電気的な構成を含んだシャッタ装置51の正面図である。
図3に示すように、シャッタ装置51において、シャッタカーテン52は、複数のスラット55を有するスラット式シャッタカーテンであり、各スラット55が上下に連結されて構成されている。各スラット55は、それぞれ横長形状の板部に形成されており、上下に並ぶように配置されている。それらスラット55は、上下に隣接するスラットとそれぞれの一部が互いに係合されており、一体的に上昇したり下降したりする構成となっている。この結果、シャッタカーテン52として車庫出入口44の開閉が可能となっている。シャッタカーテン52は、ガイドレール56に沿って昇降する構成となっており、ガイドレール56は、壁体43における車庫出入口44の左右両側に取り付けられている。なお、スラット55同士の結合連結の構成については周知であるため、ここでは図示による説明を省略する。
多数のスラット55のうち最上部となるスラットは、シャッタケース53内に設置されている巻取ドラム57と連結されており、巻取ドラム57が回転することでシャッタカーテン52(複数のスラット55)の巻き取りや繰り出しが行われる。シャッタ装置51には、電動モータ等を含んで構成されている巻取駆動部58が設けられており、その巻取駆動部58が駆動することで巻取ドラム57が回転する。したがって、巻取駆動部58の駆動に伴ってシャッタカーテン52の上昇や下降が行われ、車庫出入口44の開閉が行われる。
スラット55は、水平方向に延びる軸線を中心として回転する構成となっており、回転することで開状態及び閉状態に移行することが可能となっている。開状態は、スラット55が鉛直方向に起立した状態であり、閉状態は、開状態に比べてスラット55が水平方向に傾いた状態である。ここで、スラット55が開状態にある場合、スラット55が閉状態にある場合とは異なり、上下に隣接する他のスラット55との間にある隙間が大きく、その隙間により通気可能な横長形状の通気部59が形成される(図1参照)。この場合、スラット55の開状態を通気状態と称することができるとともに、閉状態を非通気状態と称することができる。なお、スラット55が閉状態にある場合、隣接する他のスラット55との間には隙間が形成されておらず、仮に隙間があってもその隙間は極めて小さくなっている。
ガイドレール56には、スラット55を開閉させる開閉ガイド機構61が設けられている。開閉ガイド機構61は、スラット55ごとにその一部に係合可能な係合リンク部62を有しており、係合リンク部62は、スラット55と係合して動作することでそのスラット55を開閉する。また、開閉ガイド機構61は、電動モータ等を含んで構成されているスラット駆動部63を有しており、そのスラット駆動部63が駆動することで係合リンク部62が動作し、スラット55の開閉が行われる。各スラット55は、スラット駆動部63の駆動に伴って個別に開閉される構成となっている。
図1の説明に戻り、車庫15には、駐車スペース41に駐車されている駐車車両Cへの電力供給が可能な電力装置71が設けられている。電力装置71は、周知の燃料電池72を有しており、燃料電池72には例えば水素等の燃料を供給するための供給管や供給装置が接続されている。電力装置71は、燃料電池72にて発生させた電力を駐車車両Cに供給する。その供給構成としてより詳しくは、電力ケーブル73を介して駐車車両Cと電気的に接続される構成となっている。この場合、電力ケーブル73は、その一端が電力装置71と電気的に接続されているとともに他端には接続装置としての車両用プラグ74が設けられており、車両用プラグ74が車両Cのプラグ取付口C1に取り付けられることで電力装置71と駐車車両Cとを電気的に接続する。この接続により電力供給が行われる。なお、プラグ取付口C1は車両Cの側面のいずれかに配置されている。
また、車庫15には、電力ケーブル73を巻き取る巻取装置76が設置されており、巻取装置76は、巻回した状態の電力ケーブル73と車両用プラグ74との収納が可能となっている。この場合、車両用プラグ74は、電力ケーブル73が巻取装置76から繰り出されることで駐車スペース41に出現し、電力ケーブル73が巻き取られることで駐車スペース41に出現しないことになる。巻取装置76は、ケーブル用駆動部を駆動させることで電力ケーブル73の巻き取りや繰り出しを行い、その結果、車両用プラグ74を出現させる高さの変更を行う。
電力装置71及び巻取装置76はそれぞれ棚30に設置されている。電力装置71は、棚30に載置されており、例えばボルト止めやスポット溶接等の固定手段により棚30に対して固定されている。一方、巻取装置76は、駐車車両Cに対して相対移動可能となっている。より詳しくは、図2に示すように、棚30の中間小梁32にはレール部77が載置されており、そのレール部77は固定手段により中間小梁32に対して固定されている。レール部77は、平面視で略矩形をなすように延びており、駐車車両Cの上方に配置されている。この場合、レール部77は、平面視で駐車車両Cの周縁部に沿って延びている。
巻取装置76は、レール部77に移動可能に取り付けられており、レール部77に沿って棚30の上側を移動する構成となっている。巻取装置76は、移動用駆動部を駆動させることでレール部77に沿って移動し、その結果、平面視における車両用プラグ74を出現させる位置の変更を行う。つまり、巻取装置76は、移動用駆動部やケーブル用駆動部を駆動させることで車両用プラグ74の出現位置を水平方向及び鉛直方向の両方について変更させることが可能となっている。
次に、車庫15に関する電気的な構成について、図1,図3を参照しつつ説明する。
図1に示すように、電力装置71及び巻取装置76にはコントローラ81が接続されている。コントローラ81は、CPUや各種メモリ等からなるマイクロコンピュータを有しており、所定の車両Cに関する情報を登録情報として記憶している。また、指令信号を出力することで電力装置71及び巻取装置76の動作制御を行う。なお、コントローラ81は、例えば車庫15における壁体43に取り付けられている。
また、コントローラ81には、シャッタ制御部82が接続されており、コントローラ81は、指令信号を出力することでシャッタ制御部82の制御を行う。シャッタ制御部82はシャッタ装置51に設けられており、図3に示すように、シャッタ制御部82には巻取駆動部58及びスラット駆動部63が接続されている。シャッタ制御部82は、指令信号を出力することで巻取駆動部58及びスラット駆動部63の動作制御を行う。
さらに、コントローラ81には、車両センサ85及び車庫側通信部86が接続されている。車両センサ85は、駐車スペース41に駐車された駐車車両Cを検出するセンサであり、例えば車庫15における壁体43に取り付けられている。車両センサ85は、例えば超音波センサ等により構成されており、駐車スペース41における駐車車両Cの有無や駐車位置、駐車向き等を検出し、その検出信号をコントローラ81に対して出力する。
車庫側通信部86は、車両C側との無線通信が可能な構成となっており、例えば車庫15における壁体43に取り付けられている。車両Cには、車庫側通信部86との間で無線通信が可能な車両側通信部C2が備えられており、車両側通信部C2は、例えば車両Cに関する車両情報が含まれた車両信号を車庫側通信部86に対して送信する。なお、車両側通信部C2は、車載装置としてのETC車載機やカーナビゲーション装置等に含まれていてもよい。
ここで、車庫15における各種機器の動作について、図1を参照しつつ説明する。
車庫15に車両Cが駐車されていない場合、シャッタ装置51により車庫出入口44が閉鎖されている。その後、車庫15に車両Cが入庫する場合、コントローラ81は、シャッタカーテン52を上昇させて車庫出入口44を開放する。車両Cが駐車スペース41に駐車された後、コントローラ81は、車両C側から車両情報を取得するとともに、その車両Cが登録情報を有する登録車両であるか否かを車両情報に基づいて判定し、登録車両であれば車両用プラグ74を駐車スペース41に出現させるように巻取装置76を制御する。
この場合、コントローラ81は、車両センサ85の検出信号に基づいて駐車スペース41における駐車車両Cの駐車状況を判定するとともに、車両情報に基づいて車両Cにおけるプラグ取付口C1の位置を判定し、プラグ取付口C1の位置に合わせて車両用プラグ74の出現位置を変更する。具体的には、巻取装置76を車両Cにおけるプラグ取付口C1の上方位置に移動させ、その位置にて電力ケーブル73を繰り出し、車両用プラグ74をプラグ取付口C1に対して取付可能な位置まで降下させる。この結果、車両用プラグ74をプラグ取付口C1に取り付ける作業の容易化を図ることができる。
運転者等により車両用プラグ74が車両Cのプラグ取付口C1に取り付けられると、電力装置71から車両Cに電力が供給される。この場合、コントローラ81は、電力装置71から車両Cへの電力供給が開始されたことを示す車両情報を車両C側から取得し、シャッタカーテン52を下降させて車庫出入口44を閉鎖する。
電力装置71において燃料電池72は、水素を化学反応させることで電力を発生させる構成となっており、化石燃料を使用した発電に比べて二酸化炭素の排出量を大幅に低減することができる。また、燃料電池72は、その発電効率が発生電力の大きさに関係なくほぼ一定であり、車載バッテリの充電といった比較的小さな電力を必要とする場合の発電装置に適している。一方で、燃料電池72は、発電に際して熱を発生させる。
コントローラ81は、車両Cへの電力供給が開始された場合、排熱を目的としてシャッタカーテン52におけるスラット55の一部を通気状態に移行させる。具体的には、コントローラ81は、シャッタカーテン52の上部に配置されている例えば3個のスラット55を通気状態に移行させ、車庫出入口44の上部に通気部59を確保する。通気部59は各スラット55の間に形成され、その大きさはスラット55により規定されている。この場合、車庫出入口44は、車庫15への車両Cの入出庫をシャッタカーテン52により規制しつつ、車庫15内において車両Cや燃料電池72にて発生した熱を通気部59から屋外に排出することが可能となる。
例えば、車両Cから発生した熱は、車庫15内を上昇することで通気部59に到達し、その通気部59から屋外に排出される。また、燃料電池72から発生した熱は、その通気部59から屋外に排出される。したがって、車庫出入口44の上部に通気部を形成することは排熱の観点から見て有効である。また、棚30において中間梁31や中間小梁32の間は通気可能となっているため、燃料電池72で発生した熱が棚30よりも上方にこもることなく通気部59側に移動することが可能となっている。
なお、車庫15には照明装置が設けられており、コントローラ81は車両Cの入庫後に照明装置を点灯させる。これにより、運転者等はプラグ取付口C1を視認しやすくなり、車両用プラグ74をプラグ取付口C1に取り付ける作業を容易に行うことができる。また、車庫15には表示ランプが設けられており、コントローラ81は電力装置71から車両Cへ電力供給が行われている場合に表示ランプを点滅又は点灯させる。これにより、運転者等は、車載バッテリ等の充電が行われていることを容易に認識することができる。
電力装置71から駐車車両Cへの電力供給を終了した場合、その旨を示す車両信号が車両側通信部C2から車庫側通信部86に対して出力される。この場合、コントローラ81は、通気状態にあるスラット55を非通気状態に移行させる。これにより、前記電力供給が終了した後において、車庫15におけるセキュリティ性がより一層高められる。電力供給が終了した後においては、車両Cや燃料電池72からの熱の発生量が小さくなると考えられるため、車庫15において熱を排出することよりもセキュリティ性をより一層高めることの方が重要となる。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の優れた効果が得られる。
電力装置71から車両Cへの電力供給が開始された場合に、シャッタカーテン52により車庫出入口44が閉鎖されるため、車両Cが車庫15から無断で移動されたり非登録車両と入れ替えられたりすることを回避できる。また、この場合、シャッタカーテン52により車庫出入口44が閉鎖されることで駐車スペース41への人の出入りも規制されるため、不審者が車庫15内に侵入することを回避できる。したがって、前記電力供給が行われている最中に人為的に車両用プラグ74が車両Cから取り外されたり電力ケーブル73が強引に切断されたりすることがない。つまり、例えば電力装置71から車両Cへの電力授受状況や駐車車両Cの状態を人が常に監視しなくても、車両Cが盗まれたり電力そのものが盗まれたりすることを回避できる。この結果、車両Cとユニット式建物10との間で電力の授受を行うことのできるシステムにおいて防犯性を高めることができる。
また、前記電力供給が行われている場合、車庫出入口44がシャッタ装置51により閉鎖されつつ、車庫出入口44の上部には通気部59が確保される。このため、車庫15内において上部空間にたまりやすい熱を通気部59から好適に屋外に排出することができる。つまり、駐車スペース41に熱がこもりにくくすることができる。燃料電池72においては発電に伴って熱が発生するため、電力供給時に通気部59から熱を排出することは特に効果的である。
ここで、車庫付き建物においては、車庫15において壁体43に室内用出入口が形成されていることがあり、この場合、住人等は屋外に出ることなくリビング等の居住空間と駐車スペース41とを直接行き来することが可能となるため、車庫15の使い勝手が向上する。但し、この場合、電力装置71等から発生した熱が室内用出入口を介して居住空間に入り込んでくる可能性があるが、通気部59により排熱が行われるため、電力装置71等から発生した熱が居住空間に入り込みにくくなる。したがって、車庫15の使い勝手を向上させつつ、居住空間に車庫15内の熱が伝わることを回避できる。
通気部59は、車庫出入口44の上部という高い位置に確保されるため、例えば不審者等が通気部59を通じて屋外から車庫15内を覗くことが困難になっており、その結果、車庫15内における住人等のプライバシーを保護することができる。また、不審者等が通気部59を通じて手や棒などを屋外から車庫15内に差し入れようとしても、手が届かなかったり車庫15内の状況を見ながら差し入れる作業をしたりすることが困難となる。つまり、車庫15における防犯性能を高めることができる。さらに、通気部59が車庫出入口44の下部に配置されている場合に比べて、通気部59から雨が車庫15内に降り込むことを回避できる。これは、通気部59が高い位置に存在していた方が屋根等により雨が遮られるためである。
シャッタカーテン52においてスラット55を回転させることで通気部59が形成されるため、隣接する複数のスラット55を回転させて通気部59を確保しても、1つ1つの通気部59は大きくならない。この場合、スラット55が支障となるため、不審者等は手や棒などを通気部59から車庫15内に差し入れることが困難となる。したがって、車庫15内から熱を排出する構成を実現しつつ、車庫15における防犯性能が低下することを回避できる。また、各スラット55は、その回転軸が水平方向に延びるように上下に並べられているため、例えばスラット55の回転軸が垂直方向に延びている構成とは異なり、車庫出入口44の上部にだけ通気部59を確保することが可能となる。さらには、スラット55を開放させるだけで、通気部59を左右方向に延びるような形状で極力大きく確保することができる。
電力装置71及び巻取装置76が棚30に載置されているため、車庫15内に駐車スペース41を確保しつつ、電力装置71を駐車車両Cの近傍に設置することができる。これにより、電力装置71と駐車車両Cとを電気的に接続する構成の簡素化を図ることができる。
駐車車両Cが登録車両である場合に、車両用プラグ74が駐車スペース41に出現されるため、車両用プラグ74を車両Cのプラグ取付口C1に取り付けることが可能となる。換言すれば、駐車車両Cが非登録車両である場合は、車両用プラグ74が駐車スペース41に出現しないため、車両用プラグ74を非登録車両に取り付けることができない。この場合、電力装置71と非登録車両との間で電力授受を行うことはできず、ひいては、電力そのものが盗まれてしまうことを回避できる。しかも、車庫出入口44が開放されたまま保持されるため、住人等は非登録車両が入庫されていることを容易に視認することができる。その結果、非登録車両が駐車スペース41に駐車されることに対する抑止力を発揮できる。
車両用プラグ74の出現位置は車両Cの駐車状況に合わせて変更されるため、車両Cの駐車向き等にかかわらずプラグ取付口C1の周辺に車両用プラグ74を移動させることができる。これにより、車両用プラグ74の取り付け作業が容易となる。
(他の実施形態)
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。
(1)電力装置71から車両Cへの電力供給が開始された場合、シャッタカーテン52の下部や中央に配置されているスラット55が通気状態に移行されてもよく、全てのスラット55が通気状態に移行されてもよい。要は、ユニット式建物10と車両Cとの間で電力の授受が行われている場合に、車庫出入口44の少なくとも一部に通気部59が確保されていればよい。なお、車庫出入口44の全体に通気部59が確保された場合でも、1つ1つの通気部59はその大きさがスラット55により規定されているため、車庫15における防犯性が低下することを回避できる。
(2)シャッタカーテン52は、横並びに配置されたスラット55が連結されて構成されていてもよい。この場合、縦長形状に形成されたスラット55が鉛直方向に延びる軸線を中心として回転されるため、スラット55の回転に伴って縦長形状の通気部59が形成されることになる。したがって、この場合でも、車庫出入口44に通気部59を確保することに伴って防犯性が低下することを回避できる。
(3)出入規制装置として、引き戸や開き戸、スライドドア等を有する装置が設けられていてもよい。要は、電力装置71から車両Cに電力が供給されている場合に、駐車スペース41への車両Cの出入りを規制する装置が出入規制装置として設けられていればよい。
(4)車両Cから電力装置71に電力が供給される構成としてもよい。要は、ユニット式建物10と車両Cとの間で電力の授受が行われる構成であればよい。この場合、例えば、電力装置71が、車両Cから供給される電力を受ける受電部と、受電部で受けた電力を建物設備に供給する給電部とを備えており、車両Cから供給された電力により建物設備を動作させる構成とする。
(5)通気部59は、電力装置71と車両Cとの間で電力授受が行われていない場合に確保されていてもよく、前記電力授受が行われている場合に確保されていないくてもよい。なお、後者の場合、車庫15内に熱がたまることになるため、駐車スペース41を例えば洗濯物用の乾燥スペースとして使用することができる。
(6)電力装置71は、燃料電池72に加えて又は代えて発電機等の他の発電装置を備えていてもよい。また、電力装置71は、商用電源からの受電が可能な構成であってもよく、この場合は商用電源から受けた電力を車両Cに供給することが可能となる。
(7)電力装置71は天井から吊り下げられることで駐車スペース41の上方に設置されていてもよく、車庫15の床に載置されていてもよい。
(8)巻取装置76において、接続装置としての車両用プラグ74が常に駐車スペース41に出現していてもよい。また、巻取装置76は設けられていなくてもよい。巻取装置76が設けられていない場合、例えば車両用プラグ74を車庫15における棚30や壁体43、床等に対して固定された構成とし、車両用プラグ74が常に駐車スペース41に出現している状態とする。
(9)コントローラ81は、車両Cが登録車両であるか否かの判定を車両Cが駐車スペース41に駐車される前に行ってもよい。例えば、駐車車両Cが非登録車両であれば車庫出入口44を開放させない構成とする。この場合、非登録車両が入庫されてしまうことや不審者が車庫15内に侵入することを回避でき、ひいては、電力装置71が破損されたり電力装置71から電力が盗まれたりすることを回避できる。
(10)電力装置71と車両Cとの電力授受が終了した後に車庫出入口44を開放させてもよい。この場合、運転者等は、シャッタ装置51を解放させる作業を行うことなく、車両Cを車庫15から容易に移動させることができる。
(11)駐車スペース41は、周囲が壁体43等の囲繞部により囲まれていれば、ユニット式建物10とは独立して構築された車庫15に形成されていてもよく、屋外に構築された駐車場に形成されていてもよい。なお、駐車スペース41がユニット式建物10に隣接して屋外に配置されている場合でも、電力装置71はユニット式建物10内に配置されていることが好ましい。その一方で、車両用プラグ74は駐車スペース41に出現可能な状態で外壁に設けられていることが好ましい。
本実施形態におけるガレージの構成を説明するための説明図。 ユニット式建物における車庫周辺の平面図。 電気的な構成を含んだシャッタ装置の正面図。 ユニット式建物10の概要を示す図。 車庫ユニットの構成を示す斜視図。
符号の説明
10…ユニット式建物、15…車庫、41…駐車スペース、43…囲繞部としての壁体、44…車両用出入口としての車庫出入口、51…出入規制装置としてのシャッタ装置、52…スラット式シャッタカーテンとしてのシャッタカーテン、55…スラット、59…通気部、71…電力装置、72…燃料電池、74…接続装置としての車両用プラグ、76…プラグ装置としての巻取装置、81…電力判定手段、制御手段及び車両判定手段としてのコントローラ、85…駐車状況把握手段を構成する車両センサ、C…車両。

Claims (7)

  1. 囲繞部により囲まれた駐車スペースの車両用出入口に設けられ、該車両用出入口からの車両の出入りを規制する規制状態又は車両の出入りを規制しない非規制状態に移行する出入規制装置と、
    建物に設けられ、前記駐車スペースに駐車されている駐車車両との間で電力の授受を行う電力装置と、
    前記電力装置と前記駐車車両との間で電力の授受が行われているか否かを判定する電力判定手段と、
    前記電力判定手段により前記電力の授受が行われていると判定された場合に、前記出入規制装置を前記規制状態に移行させるように制御する制御手段と
    を備え
    前記駐車スペースは、前記建物の一部として設けられた付属車庫に形成されており、
    前記出入規制装置は、前記規制状態にある場合に前記車両用出入口を閉鎖し且つ前記車両用出入口の少なくとも一部に通気部を確保することが可能なシャッタ装置であり、
    前記制御手段は、前記電力判定手段により前記電力の授受が行われていると判定された場合に、前記通気部を確保するように前記シャッタ装置を制御することを特徴とする駐車スペースのセキュリティシステム。
  2. 前記シャッタ装置は、横長形状のスラットが上下方向に複数連結されているスラット式シャッタカーテンを有し、前記各スラットのうち一部のスラットが回転することで前記車両出入口の一部に前記通気部が確保されることを特徴とする請求項に記載の駐車スペースのセキュリティシステム。
  3. 前記電力装置は、燃料電池を含んで構成されており、前記付属車庫の内部に設置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の駐車スペースのセキュリティシステム。
  4. 前記駐車車両が予め登録されている登録車両であるか否かを判定する車両判定手段と、
    前記建物に設けられ、前記電力装置と前記駐車車両とを電気的に接続する接続装置と
    を備え、
    前記制御手段は、前記車両判定手段により前記駐車車両が登録車両であると判定された場合に、前記接続装置を前記駐車スペースへ出現させることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の駐車スペースのセキュリティシステム。
  5. 前記駐車車両の前記駐車スペース内における駐車状況を把握する駐車状況把握手段を備え、
    前記制御手段は、前記駐車状況把握手段により把握された駐車状況に応じて前記接続装置の出現位置を変更させることを特徴とする請求項に記載の駐車スペースのセキュリティシステム。
  6. 囲繞部により囲まれた駐車スペースの車両用出入口に設けられ、該車両用出入口からの車両の出入りを規制する規制状態又は車両の出入りを規制しない非規制状態に移行する出入規制装置と、
    建物に設けられ、前記駐車スペースに駐車されている駐車車両との間で電力の授受を行う電力装置と、
    前記電力装置と前記駐車車両との間で電力の授受が行われているか否かを判定する電力判定手段と、
    前記電力判定手段により前記電力の授受が行われていると判定された場合に、前記出入規制装置を前記規制状態に移行させるように制御する制御手段と
    前記駐車車両が予め登録されている登録車両であるか否かを判定する車両判定手段と、
    前記建物に設けられ、前記電力装置と前記駐車車両とを電気的に接続する接続装置と、を備え
    前記制御手段は、前記車両判定手段により前記駐車車両が登録車両であると判定された場合に、前記接続装置を前記駐車スペースへ出現させることを特徴とする駐車スペースのセキュリティシステム。
  7. 前記駐車車両の前記駐車スペース内における駐車状況を把握する駐車状況把握手段を備え、
    前記制御手段は、前記駐車状況把握手段により把握された駐車状況に応じて前記接続装置の出現位置を変更させることを特徴とする請求項6に記載の駐車スペースのセキュリティシステム。
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