JP5574675B2 - ギフト仲介システム及びギフト仲介方法 - Google Patents

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本発明は、通信ネットワークを介して、贈主から贈先へのギフト贈呈を仲介するギフト仲介システム及び方法に関する。
近年インターネットや携帯電話網に代表される通信ネットワークの普及に伴い、通信ネットワークを利用したショッピングが盛んに行われている。通信ネットワークを利用したショッピングでは、本人が利用する品物の購入のみならず、他人に贈る目的で品物を購入することも多い(特許文献1)。
特許文献1には、贈主が贈ろうとする品物を掲載したWebページのURL(Uniform Resource Locator)を、電子メールによってサービス提供者が贈先に送信し、そのWebページにおいて、贈先がアクセスして配送先等を入力することで、贈先に品物が届けられるシステムが開示されている。この特許文献1に開示された技術によれば、贈主に煩雑な手続きを要することなく贈先にギフトを贈呈することができる。
特開2004−62287号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、ギフト商品を掲載したWebページのURLを管理するサービス提供者から送信している。このため、贈先の通信端末において迷惑メールを防止するためにメールの受信を制限している場合は、サービス提供者からのメールが受信されず、ギフトを贈呈することができないという問題があった。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、通信ネットワークを介して、贈主から贈先へのギフト贈呈を仲介するシステムにおいて、より確実に贈先にギフト贈呈情報を通知することができ、かつ、贈主の要望に応じたギフトの贈呈方式を選択することができるギフト仲介システム及びギフト仲介方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、通信ネットワークを介して、贈主から贈先へのギフト贈呈を仲介するギフト仲介システムであって、贈主が使用し、通信ネットワークに接続可能な贈主側通信端末と、贈先が使用し、通信ネットワークに接続可能な贈先側通信端末と、贈主から贈先へ贈呈するギフトに関する情報を管理する管理サーバーとを備える。
前記管理サーバーは、贈主側通信端末からの要求に応じて、ギフトの贈呈方式に関する選択操作を受け付けるギフト選択部と、贈呈方式の選択操作に応じたギフト識別子を、贈主側通信端末に対して発行するギフト識別子発行部と、ギフト選択部において贈主が選択した贈呈方式の種別と、ギフト識別子発行部が発行したギフト識別子とを関連づけて蓄積する管理データベースと、通信ネットワークを通じて、ギフト識別子に基づくアクセスを受付け、管理データベースを照合して、該ギフト識別子に割り当てられた贈呈確認情報を配信する情報配信部とを有する。
一方、本発明において、贈主側通信端末は、ギフト識別子発行部から取得したギフト識別子を贈先側通信端末へ送信する送信部を有し、贈先側通信端末は、贈主側通信端末からギフト識別子を受信する受信部と、受信部が受信したギフト識別子に基づいて、贈呈確認情報にアクセスするブラウザ部とを有する。そして、情報配信部から配信される贈呈確認情報には、当該ギフトの受取を承諾するための受取承諾情報の入力欄が含まれるとともに、贈主が選択した贈呈方式の種別に応じて、贈先の顧客情報を入力する贈先情報入力欄が含まれる。そして、ギフト選択部では、店舗におけるサービスの提供、又は贈先への商品の配送が、ギフトの贈呈方式として選択可能であり、管理サーバー受取承諾情報の入力欄に対する入力操作に応じて、贈先側通信端末に対し、店舗におけるサービスの提供を保証する価値情報を発行する価値情報発行部と受取承諾情報の入力欄に対する入力操作、及び贈先情報入力欄への顧客情報の入力操作に応じて、商品の配送手続処理を実行する商品配送処理部と、商品の配送に関するギフト識別子を取得する配送確認部とをさらに備え、店舗には、贈先にサービスを提供する際に価値情報を読み取る読取手段が設けられ、管理データベースでは、価値情報発行部が発行した価値情報又は商品の配送手続処理と、ギフト識別子とを関連づけて蓄積し、読取手段により読み取られた価値情報に関連づけられたギフト識別子、又は配送確認部が取得したギフト識別子を検索し、該当するギフト識別子に対し、ギフト引換の処理を実行する。
また、他の発明は、贈主が使用し、通信ネットワークに接続可能な贈主側通信端末と、贈先が使用し、通信ネットワークに接続可能な贈先側通信端末と、贈主から贈先へ贈呈するギフトに関する情報を管理する管理サーバーとを用いて、贈主から贈先へのギフト贈呈を仲介するギフト仲介方法であって、
(1)管理サーバーにおいて、贈主側通信端末からの要求に応じて、ギフトの贈呈方式に関する選択操作を受け付けるギフト選択ステップと、
(2)贈呈方式の選択操作に応じたギフト識別子を、贈主側通信端末に対して発行するとともに、贈主が選択した贈呈方式の種別と、発行されたギフト識別子とを関連づけて管理データベースに蓄積するギフト識別子発行ステップと、
(3)贈主側通信端末によって、ギフト識別子発行ステップで発行されたギフト識別子を取得し、贈先側通信端末へ送信する贈呈ステップと、
(4)管理サーバーにおいて、通信ネットワークを通じ、ギフト識別子に基づく贈先側通信端末からのアクセスを受付け、管理データベースを照合して、該ギフト識別子に割り当てられた贈呈確認情報を配信する情報配信ステップと
を備える。そして、情報配信部から配信される贈呈確認情報には、当該ギフトの受取を承諾するための受取承諾情報の入力欄が含まれるとともに、贈主が選択した贈呈方式の種別に応じて、贈先の顧客情報を入力する贈先情報入力欄が含まれ、
ギフト選択ステップでは、店舗におけるサービスの提供、又は贈先への商品の配送を、ギフトの贈呈方式として選択可能であり、
情報配信ステップにおいて、管理サーバーは、受取承諾情報の入力欄に対する入力操作に応じて、贈先側通信端末に対し、店舗におけるサービスの提供を保証する価値情報を発行するとともに、発行した当該価値情報と、ギフト識別子とを関連づけて管理データベースに蓄積するか、又は、受取承諾情報の入力欄に対する入力操作、及び贈先情報入力欄への顧客情報の入力操作に応じて、商品の配送手続処理を実行するとともに、商品の配送手続処理と、ギフト識別子とを関連づけて管理データベースに蓄積し、
完了処理ステップでは、店舗において、贈先にサービスを提供する際に、該店舗に設けられた読み取り手段により、価値情報を読み取り、この読み取られた当該価値情報に関連づけられたギフト識別子を管理データベースから検索し、該当するギフト識別子に対し、ギフト引換の処理を実行するか、又は、商品の配送に関するギフト識別子を取得し、この取得されたギフト識別子を管理データベースから検索し、該当するギフト識別子に対しギフト引換の処理を実行する。
これらの発明では、贈主が贈先にギフトを贈呈する際に、まず、贈主が管理サーバーにギフト識別子の発行を要求し、管理サーバーが発行したギフト識別子を贈主に送信し、贈主は、取得したギフト識別子を贈先へメール等によって送信する。このように本発明では、贈主がギフト贈呈の情報を贈先側通信端末に送信するので、贈先の通信端末でメールの受信制限等がされている場合であっても、知り合いである贈主からのメールを受信することができ、確実に贈先に対してギフト贈呈の情報を通知することができる。ここで、前記「ギフト識別子」とは、贈先が自己が使用する通信端末(贈先側通信端末)からアクセスすべき贈先用WebページのURL情報などであり、ギフト贈呈に対する贈主からのギフトを特定するユニークIDである。
また、贈主は、ギフトを依頼する際にギフトを贈呈する方式を選択することができるので、贈主は贈先の都合や好みに応じて、ギフト商品の種類等などの贈呈状況に見合ったギフト贈呈をすることができる。ここで、ギフトの贈呈方式としては、店舗で利用可能なクーポンなどのサービスや、贈先へ商品を配送するサービスの提供である。すなわち、贈先通信端末に、クーポンなど、店舗におけるサービスの提供を保証する価値情報を配信することで、贈先は価値情報を店舗に提示するのみで割引などのサービスを受けることができる。ここで、価値情報とは、店舗におけるサービスの提供を保証する情報であって、数字や文字等のテキストの組み合わせでもよく、バーコードやQRコード(登録商標)等の文字列等のデータがコード化され、コードに対応した図形情報により示されるものでもよい。一方、贈先へ商品を配送するサービスを選択すると、贈先側で顧客情報を入力することとなり、贈先が希望する場所に配送することができるとともに、贈主にとっては煩雑な手続きを要することなく贈先にギフトを贈呈することができる。
さらに、本発明では、贈主が選択しギフトの贈呈方式に応じた贈呈確認情報を贈先に閲覧させるので、ギフトの贈呈方式の形式に応じた適切な情報のみを贈先に配信することができる。具体的には、贈先へ商品を配送するサービスが選択された場合には、贈呈確認情報は、顧客情報を入力する欄が含まれたWebページとすることができ、一方、店舗でのクーポンサービス等の提供が選択された場合には、贈呈確認情報には、顧客情報を入力する欄が含まれず、その他クーポンの引渡に必要な情報のみが掲示されたWebページとすることができる。また、本発明において管理サーバーは、店舗において利用され、使用済みとなった価値情報と関連づけられたギフト識別子についてギフト引換処理を実行して無効化するので、店舗で利用可能なクーポンなどのサービスでのギフトの重複利用を防止することができる。また、管理サーバーは、商品の配送に関するギフト識別子に基づいて、そのギフト識別子についてギフト引換処理を実行して無効化するので、贈先へ商品を配送するサービでのギフトの重複利用を防止することができる。
上記発明において、前記管理サーバーは、前記ギフト識別子毎の有効期限の到来を監視する有効期限監視部をさらに備え、前記管理データベースでは、有効期限が到来したギフト識別子の無効化処理を実行し、前記無効化処理が実行された後、前記情報配信部は、前記贈呈確認情報を変更し、当該ギフト識別子が有効期限切れとなっている旨を表示することが好ましい。
上記発明において、管理サーバーは、配送確認部から商品の配送に関するギフト識別子を取得するか、或いは前記読取手段により読み取られた価値情報に基づくアクセスを検出することによって、ギフト引換の実行を監視し、前記無効化処理を実行するアクセス監視部をさらに備えることが好ましい。

また、本発明において管理サーバーは、店舗において利用され、使用済みとなった価値情報と関連づけられたギフト識別子を無効化処理するので、ギフトの重複利用を防止することができる。
上記発明において、ギフト選択部では、贈先への商品の配送が、ギフトの贈呈方式として選択可能であり、管理サーバは、情報配信部における受取承諾情報の入力欄に対する入力操作、及び贈先情報入力欄への顧客情報の入力操作に応じて、商品の配送手続処理を実行する商品配送処理部と、商品の配送が完了した際に、当該商品の配送に関するギフト識別子を配送完了情報として取得する配送確認部とをさらに備え、管理データベースでは、商品の配送手続処理と、ギフト識別子とを関連づけて蓄積し、管理データベースに対し、配送確認部が取得した配送完了情報に含まれたギフト識別子を検索し、該当するギフト識別子に対し、無効化処理を行うことが好ましい。
この場合には、贈先側で顧客情報を入力するので、贈先が希望する場所に配送することができるとともに、贈主にとっては煩雑な手続きを要することなく贈先にギフトを贈呈することができる。また、管理サーバーは、配送完了情報に基づいて、その配送完了情報と関連づけられたギフト識別子を無効化処理するので、ギフトの重複利用を防止することができる
以上述べたように、この発明によれば、通信ネットワークを介して、贈主から贈先へのギフト贈呈を仲介する際、贈主から贈先へというように、当事者間で情報のやり取りを行えるようにしたため、より確実に贈先にギフト贈呈情報を通知することができ、かつ、贈主の要望、及び贈先の趣味・嗜好に応じたギフトを贈呈することができる。
図1は、実施形態に係るギフト仲介システムを示す概念図である。 図2は、実施形態に係るギフト仲介システムの概略構成を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係るギフト仲介システムを構成する各装置の内部構造を示すブロック図である。 図4は、実施形態に係る管理サーバーの内部構造を示すブロック図である。 図5は、実施形態に係る引換管理部の内部構造を示すブロック図を示すブロック図である。 図6は、実施形態に係るギフト仲介方法を示すフローチャート図である。
(ギフト仲介システム及び仲介方法の概要)
以下に添付図面を参照して、本発明に係るギフト贈呈を仲介するシステム及び方法の実施形態を詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るギフト仲介システム及び仲介方法を示す概念図であり、図2は、本実施形態に係るギフト仲介システムの全体構成を示すブロック図である。なお、図中に示す機能ブロックは、いわゆる機能モジュールであり、装置や機器等のハードウェア、或いはその機能を持ったソフトウェア、又はこれらの組み合わせなどによって構成され、所定の動作を達成するための機能単位を示す。
本実施形態に係るギフト仲介システムは、通信ネットワークを介して、贈主Aから贈先Bへのギフト贈呈を仲介するギフト仲介システムである。具体的には、図1に示すように、贈主Aが使用する贈主側通信端末20から、管理サーバー10に対してギフト贈呈の依頼を行う(図1中(1))。この依頼に際し、贈主Aは、管理サーバー10において、ギフトの贈呈方式に関する選択を行うことができる。ここで選択可能なギフト贈呈方式は、電子メールやWebページなどを媒体として送受信可能な価値情報(電子クーポン券など)の贈呈や、商品を自宅などに配送して贈呈する方式が選択できるようになっている。
管理サーバー10では、その依頼されたギフト商品に関連づけられたギフト識別子(ユニークURL)を発行し、贈主側通信端末20に送信する(図1中(2))。ここで、このギフト識別子とは、贈先がアクセスすべき贈先用WebページのURL情報などであり、ギフト贈呈に対する贈主からのギフトを特定するユニークIDである。また、贈先用Webページは、贈呈方式の選択操作に応じたフォーマットとなっており、選択された贈呈方式に必要な情報のみが提示され、或いは入力できるようになっている。管理サーバ10では、贈主が選択した商品及びその贈呈方式種別と、発行されたギフト識別子とを関連づけて管理データベースに蓄積する。
そして、このギフト識別子を取得した贈主Aは、自己が使用する贈主側通信端末20から、贈先Bが使用する贈先側通信端末30へ、このギフト識別子を送信する(図1中(3))。ここでは、このギフト識別子の送信として、例えば、URLのリンクが記述された電子メールを用いる。
この電子メールを受信した贈先Bは、電子メールに記述されたギフト識別子に基づいて管理サーバー10に対してアクセスする(図1中(4))。管理サーバ10では、前記管理データベースを照合して、ギフト識別子に割り当てられた贈呈確認情報を配信する。この贈呈確認情報は、本実施形態では、インターネットを通じて閲覧可能な贈呈確認用Webページであり、この贈呈確認用Webページには、当該ギフトの受取を承諾するための受取承諾情報の入力欄が含まれるとともに、贈主Aが選択した贈呈方式の種別に応じて、前記贈先の顧客情報を入力する贈先情報入力欄が含まれる。
この贈呈確認用Webページにおいて、贈先Bがギフトの受け取りを承諾した場合には、贈主Aが選択した商品、及び贈呈方式により、ギフトの贈呈が開始される。
贈主Aが、電子クーポン券など、電子的な価値情報の贈呈を選択した場合、管理サーバー10は、店舗におけるサービスの提供を保証する価値情報であるバーコードが記述された電子クーポン券を発行し(図1中(6)−1)、この電子クーポン券を取得した贈先Bは、店舗40に来店し、そのバーコードを店員に表示することで(図1中(6)−2)、商品を受け取ることができたる(図1中(6)−2)。
一方、贈主Aが、商品を自宅などに配送する贈呈方式を選択した場合、贈先Bは、贈呈確認用Webページにおいて住所等を入力し、商品の配送を依頼することで(図1中(5)−1)、配送会社50が贈先Bへ商品を配送し、贈先Bは商品を受け取ることができる(図1中(5)−2)。
(ギフト仲介システムの構成)
このようなギフト仲介システムは、図2に示すように、通信ネットワーク70に接続された贈主側通信端末20と、贈先側通信端末30と、管理サーバー10と、店舗40と、配送会社50とから概略構成される。
通信ネットワーク70は、通信プロトコルTCP/IPを用いて種々の通信回線(電話回線やISDN回線、ADSL回線、光回線などの公衆回線、専用回線、無線通信網)を相互に接続して構築される分散型の通信ネットワークであり、この通信ネットワークには、10BASE−Tや100BASE−TX等によるイントラネット(企業内ネットワーク)や家庭内ネットワークのLANの他、各種IP網が含まれる。
店舗40は、例えば、コンビニエンスストアや飲食店等の対面により販売サービスを提供する施設であり、店員がレジ等の決済処理を担当している。この店舗40では、管理サーバー10を利用して、ギフト贈呈サービスを提供しており、通信端末に表示されたバーコード等の画像を店舗40内において店員に提示した場合に、ギフトを贈呈するサービスを提供している。
また、店舗40は、贈先Bにサービスを提供する際に、贈呈された価値情報(バーコード)を読み取る読取手段41を備えており、読取手段41で読み取った情報を通信ネットワーク70を通じて管理サーバー10へ送信する。ここで、読取手段41は、店舗40に設置されたPOSシステムにおいて、通信端末の画像に表示されたバーコードを読み込むバーコードリーダである。なお、読取手段は、これに限定されるものではなく、通信ネットワークに接続され、バーコード等の情報を読み取って管理サーバー10に送信することができればよく、カメラ付きの携帯電話等であってもよい。
配送会社50は、例えば、店舗や倉庫に保管してある商品を贈先Bに配送する会社であり、この配送会社50は、管理サーバー10からの配送指示により目的の商品を贈先Bに送り届ける運送サービスを提供している。また、配送会社50は、商品の配送が完了した際に、商品の配送に関するギフト識別子を配送完了情報として送信する通信機器を備えており、この配送完了情報を通信ネットワーク70を通じて管理サーバー10に送信する。
贈主側通信端末20は、贈主Aが使用し、通信ネットワーク70に接続可能な通信端末であり、贈先側通信端末30は、贈先Bが使用し、通信ネットワーク70に接続可能な通信端末である。本実施形態において、これら通信端末20,30は、通信事業者60が通信サービスを提供している携帯電話機であり、一般的な基地局等の中継点と無線で通信し、通話やデータ通信等の通信サービスを移動しつつ受けることができる。この携帯電話機の通信方式としては、例えば、FDMA方式、TDMA方式、CDMA方式、W-CDMAの他、PHS(Personal Handyphone System)方式等が挙げられる。
さらに、通信端末20,30は、アプリケーションを実行する機能も備えており、デジタルカメラ機能、或いはGPS機能等の機能が搭載され、携帯情報端末(PDA)としての機能も果たす。なお、通信端末20,30は、必ずしも携帯電話に限定されず、ギフトの贈呈方式によっては、CPUによる演算処理機能、及び通信インターフェースによる通信処理機能を備えたパーソナルコンピュータ等の汎用コンピューターであってもよい。
なお、各通信事業者60は、通信サービスを提供する事業者である。本実施形態においては、贈主A及び贈先Bの通信端末20,30の通信事業者は、異なる事業者であってもよいし、同一の事業者であってもよい。また、サービス提供事業者も通信事業者と別個の事業者でよい。ただし、贈主Aは、ギフト仲介サービスを利用するに当り、サービス提供事業者に対してギフトの対価等を支払う必要がある。このため、贈主Aが利用する通信端末20の通信事業者60とサービス提供事業者とが同一事業者或いは同一母体であると、贈主Aに関する情報の管理や、決済処理等を簡易に行うことができる。
管理サーバー10は、ギフト贈呈に際し、贈主Aから贈先Bへ贈呈するギフトに関する情報を管理するサーバー装置であり、本実施形態では、電子ギフトであるギフト識別子の発行、ギフト商品の販売及び発送や、その利用状況の収集等を行うサービス提供者が運用するサーバー装置である。本実施形態では、ギフト識別子をWebサーバー機能により閲覧可能に通信ネットワーク70上に配置し、専用のビューアーソフトやブラウザソフトにより、当該ギフト識別子のURLにアクセスすることによって、電子ギフトによるギフト贈呈を提供している。また、ギフト商品をWebブラウザの画面上で注文を受け付け、宅配業者によって商品を届けるギフト贈呈も提供している。
(各装置の内部構造)
図3は、本実施形態に係るギフト仲介システムを構成する各装置の内部構造を示すブロック図である。また、図4は、本実施形態に係る管理サーバーの内部構造を示すブロック図であり、図5は、本実施形態に係る引換管理部の内部構造を示すブロック図である。
管理サーバー10は、図2及び図3に示すように、通信系モジュールとしてWebフロント部120と、メールサーバー部130と、通信部150とを有し、アプリケーションサービス系モジュールとして、アプリケーション部110と、管理データベース140とを有している。
通信部150は、パケットデータを送受信することにより各種データを通信ネットワーク70に対して送受信する通信デバイスである。
メールサーバー部130は、通信ネットワーク70上に常に接続され、自ネットワーク内のユーザの電子メールの送信や受信を行うサーバコンピュータ或いはその機能を持ったソフトウェアであり、ネットワークの他のユーザに電子メールを送信するSMTPサーバと、自ネットワーク内のユーザ宛に送られてきた電子メールを保管し、ユーザからの受信要求に対応するPOP3サーバやIMAP4サーバなどのサーバ群で構成されている。
Webフロント部120は、WWW(World Wide web)等のドキュメントシステムにおいて、HTML(Hyper Text Markup Language)ファイルや画像ファイル、音楽ファイルなどの情報送信を行うサーバコンピュータ或いはその機能を持ったソフトウェアであり、HTML文書や画像などの情報を蓄積しておき、Webブラウザなどのクライアントソフトウェアの要求に応じて、通信ネットワーク70などのIP網を通じ、これらのデータを配信する。
そして、Webフロント部120は、贈主Aに対するWebページを提供するための贈主用ページ群121と、贈先に対するWebページを提供するための贈先用ページ群122と、店舗に対するWebページを提供するための店舗用ページ群123とを格納している。具体的には、図4に示すように贈主用ページ群121は、ギフト受付のための販売サイト121a.121bのページを格納しており、贈先用ページ群122には、ギフトを交換するための交換サイト122a,122bを格納している。
アプリケーション部110は、ギフト仲介システムを制御するためのアプリケーションを実行し、ギフト仲介システムのためのユーザーインターフェイスを構築するモジュールであり、図2に示すように、ギフト情報管理部111と、商品発送部112と、引換管理部113とを備えている。
ギフト情報管理部111は、贈主Aの通信端末20からギフト仲介の依頼を受け付け、贈先Bの通信端末30とギフトの通知及び送付に関するやり取りを行うモジュールであり、具体的には図3に示すようにギフト選択部115と、ギフト識別子発行部116と、情報配信部117とを備えている。
ギフト選択部115は、贈主Aからのギフト贈呈の依頼を受け付けるモジュールである。具体的には、図4に示すように、贈主Aの会員登録に関する事項115aや、商品を選択するための商品検索に関する事項115bとを受け付ける。特に、本実施形態において、ギフト選択部115は、贈主側通信端末20からの要求に応じてギフトの贈呈方式に関する選択操作を受け付ける機能を備えている。ここで、ギフトの贈呈方式とは、店舗におけるサービスの提供や、贈先Bへの商品の配送である。そして、受け付けた情報を管理データベース140及びギフト識別子発行部116に送信する
ギフト識別子発行部116は、贈呈方式の選択操作に応じたギフト識別子を贈主側通信端末20に対して発行するモジュールである。ここで、ギフト識別子とは、案内メールを受信した贈先Bがアクセスすべき贈先用WebページのURL情報であり、ギフト贈呈に対する贈主Aからのギフトを特定するユニークIDである。そして、ギフト識別子発行部116は、このギフト識別子を通信部150から、通信ネットワーク70を通じて、贈主Aの受信部21aに送信するとともに、管理データベース140にも送信する。
また、ギフト識別子発行部116は、図4に示すように管理データベース140から取得したギフト贈呈に関する受注情報やカード支払い等の決済情報116aに基づいて、贈主Aに対する課金を集計し、決済機関に対して課金徴収を依頼したりする機能も備えており、この集計結果である課金情報を顧客情報として管理データベース140に送信する。
情報配信部117は、通信ネットワーク70を通じて、ギフト識別子に基づくアクセスを受付け、管理データベース140を照合して、ギフト識別子に割り当てられた贈呈確認情報を配信するモジュールである。本実施形態において、贈呈確認情報とは、贈先Bに対するギフト贈呈に関する情報であり、例えば、贈り主である贈主Aの情報、ギフト商品の内容及び贈呈方式などの情報が含まれている。
ここで、贈呈確認情報にはギフトの受取を承諾するための受取承諾情報の入力欄が含まれており、贈先Bは贈主Aからのギフト贈呈に対して、受取の有無を入力するようになっている。さらに、贈呈確認情報には、贈主Aが選択した贈呈方式の種別に応じて、贈先の顧客情報を入力する贈先情報入力欄が含まれている。具体的には、贈主Aが贈呈方式の種別を贈先Bへの商品の配送と選択した場合に、管理データベース140に蓄積されている贈呈確認情報に対して贈先情報入力欄が追加される。そして、情報配信部117は、贈先Bからギフト識別子に基づいてアクセスを受け付けた際、管理データベース140から贈先情報入力欄が含まれた贈呈確認情報を抽出し、この情報を贈先Bに送信する。ここで、贈先情報入力欄とは、贈先Bに対する氏名、住所、配送希望日時等の配送に関する事項を入力する欄である。そして、贈先Bが入力した贈先情報は、商品発送部112に通知される。
また、情報配信部117には、価値情報発行部118を有している。価値情報発行部118は、情報配信部117における受取承諾情報の入力欄に対する入力操作に応じて、贈先側通信端末30に対し、店舗40におけるサービスの提供を保証する価値情報を発行するモジュールである。具体的には、価値情報発行部118は、贈主Aが贈呈方式の種別を店舗におけるサービスの提供と選択し、贈先Bからギフト識別子に基づくアクセスを受け、受取承諾情報の入力欄に承諾する旨の入力があった場合に価値情報を発行する機能を備えている。
そして情報配信部117は、この価値情報を贈呈確認情報として贈先Bに送信する。ここで、価値情報とは、店舗40におけるサービスの提供を保証する情報であって、数字や文字等のテキストの組み合わせでもよく、バーコードやQRコード等の文字列等のデータがコード化され、コードに対応した図形情報により示されるようにしてもよい。また、情報配信部117は、価値情報発行部118が発行した価値情報を管理データベース140に送信する。
商品発送部112は、商品の配送に関するやり取りを管理するモジュールであり、商品発送処理部112bと配送確認部112aとを備えている。商品発送処理部112bは、情報配信部における受取承諾情報の入力欄に対する入力操作、及び贈先情報入力欄への顧客情報の入力操作に応じて、商品の配送手続処理を実行するモジュールである。本実施形態において、商品発送処理部112bは、商品を配送する配送会社に対してギフト商品、配送先等の配送依頼の手続きに関する処理情報を作成し、この情報を配送会社に送信する機能を備えている。また、この商品の配送手続の処理情報は、管理データベース140に送信され、蓄積される。
配送確認部112aは、ギフト商品の配送が完了した際に、商品の配送に関するギフト識別子を配送完了情報として取得するモジュールであり、配送確認部112aは、取得したギフト識別子を引換管理部113に送信する。
ユーザーサービス部114は、ギフト仲介システムを利用する贈主Aに対して提供するサービスを管理するモジュールである。本実施形態において、ユーザーサービス部114は、具体的には、図4に示すように、会員のお気に入りまたは気になる商品を一覧で表示するウィッシュリスト114a、会員の過去の購入履歴等から類似の傾向を持つ会員が購入しているものをオススメの商品として自動で提案するレコメントエンジン114b、贈主自身が商品を選択してカタログを作成するマイセレクトカタログ114cを備えている。
また、このユーザーサービス部114は、売れ筋の商品の人気順を表示するランキング114d、会員が記載した商品の評価等を表示する商品レビュー114e、相手先にメールを送信するメール配信114f、N−to−Nギフト114gを備えている。さらに、ユーザーサービス部114は、ギフト商品に関する問い合わせを受け付けるお問い合せフォーム114h、会員が購入するつもりの商品を一時保存するショッピングカート114i、様々な種類のメールを作成することができるデコレメール・グリーティングカード114j、参加者が自由に文章などを投稿し、書き込みを連ねていくことでコミュニケーションできる掲示板114k、及び贈先Bから贈主Aに対してギフトの依頼をするおねだりメール114l等の機能を有している。
引換管理部113は、店舗40及び配送会社50によって、贈先Bに受け渡されたギフト商品に関するギフト識別子を無効化処理するモジュールであり、図5に示すように、無効処理決定部113aと、有効期限監視部113bと、アクセス監視部113cと、メール監視部113dと、表示情報蓄積部113gとを備えている。
無効処理決定部113aは、ギフト識別子毎に、サービスの保証を無効化する条件が満たされるのを監視し、無効化の条件が満たされた時点で、該当するギフト識別子を無効化処理を実行するモジュールである。本実施形態における無効化の条件は、ギフト引換処理が実行されたか否か、或いはギフト識別子の有効期限が経過したか否かとしている。
このギフト引換処理が実行されたかどうかは、POSなどの読取手段41を通じて店舗からの引換完了報告の他、店舗40及び配送会社50の通信端末から店舗用ページ群123への引換完了報告アクセスの有無や、メールサーバー部130経由で報告される引換報告メールの受信等により判断される。具体的には、贈主Aが選択した贈呈方式が店舗におけるサービスの提供である場合には、店舗40の読取手段41で読み取られた価値情報に関連づけられたギフト識別子を管理データベース140から検索し、該当するギフト識別子に対し、無効化処理を行う。また、贈主Aが選択した贈呈方式が贈先への商品の配送である場合においても、配送確認部112aが取得した配送完了情報に含まれたギフト識別子を管理データベース140から検索し、該当するギフト識別子に対し、無効化処理を行う。また、ギフト識別子の有効期限が経過したかどうかは、例えば、贈主Aからの依頼によるギフト識別子を発行した時点からの一定期間や、贈先Bがギフトの受け取りを承諾した時点からの一定期間等とし、この期間が経過した後に、該当するギフト識別子に対し、無効化処理を行う。
なお、本実施形態において、ギフト識別子の有効期限は、上述したように、贈主Aまたは贈先Bが操作した時点を起算として、その時点から一定期間の経過後を有効期限としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、サービス期間又は期限を一律に設定し、特定の期間や日時を有効期限として、この有効期限が満了したときには、贈主Aまたは贈先Bの操作有無に関わらず、当該ギフト識別子に対して無効化処理を行うようにしてもよい。
有効期限監視部113bは、ギフト識別子毎の有効期限の到来を監視するモジュールであり、無効処理決定部113aからの監視要求信号に含まれるギフト識別子に基づいて、要求に係るギフト情報の引換有効期限情報 (経過時間測定開始時刻、有効期間を含む。)を読み出し、測定開始時刻からの経過時間が、有効期間以上となっていないかを算出することにより有効期限の到来を判断する。この判断結果は、有効期限が到来したギフト識別子と共に無効処理決定部113aに随時通知される。
例えば、贈主Aからの依頼によってギフト識別子を発行した時点で、無効処理決定部113aから当該ギフト識別子と紐付けられた監視要求信号が入力され、これに応じて、当該ギフト識別子についての引換有効期限情報として経過時間測定開始時刻が記録される。そして、有効期限監視部113bは、監視要求信号があった全てのギフト識別子について、ギフト識別子毎の経過時間と有効期限との比較を行い、有効期限が到来したギフト識別子が出現した時点で、そのギフト識別子の情報を無効処理決定部113aに送出する。
無効処理決定部113aでは、この有効期限監視部113bからの期限に関する情報に基づいて、有効期限が到来したギフト識別子の無効処理を実行する。この無効処理決定部113aにより、無効処理が実行された後は、贈呈確認用Webページ(贈呈確認情報)が変更され、贈先Bがこのギフト識別子に基づいてURLにアクセスした際、当該URLのWebページには、当該ギフト識別子が有効期限切れとなっている旨が表示されることとなる。
なお、有効期限監視部113bは、有効期限前であっても、特定の期間が経過したか否かも監視することができる。この場合て、有効期限監視部113bは、特定の期間が経過した時点で、そのギフト識別子に関する情報を、ギフト情報管理部111に送信する。そして、ギフト情報管理部111は、ギフト識別子に関する情報に基づいて、当該ギフト識別子の有効期限が近づいている旨を、通信端末20に対して通知することができる。これにより、例えば、贈ったギフト識別子が使用されていない場合など、ギフト識別子が未使用であることをギフト識別子に関する情報から読み取り、その旨を、贈主Aに通知することができる。なお、この特定の期間としては、有効期限の一週間前など、各贈呈ギフトの種別により定められる。
アクセス監視部113cは、店舗40及び配送会社50におけるギフト引換のためのアクセスを監視するモジュールである。そして、ギフト引換のためのアクセスを検出した場合には、そのギフト識別子を無効処理決定部113aに報告する。無効処理決定部113aでは、このアクセス監視部113cからの報告に基づいて、ギフト引換が実行されたとして無効処理を実行する。
具体的には、ギフトの贈呈方式が贈先Bへの商品の発送である場合には、商品配送が完了した際、配送確認部112aは、商品の配送に関するギフト識別子が配送完了情報として、アクセス監視部113cに送信する。そして、アクセス監視部113cは、この情報を検出して無効処理決定部113aに報告することで、無効処理決定部113aは、配送完了情報としてのギフト識別子に該当するギフト識別子を管理データベース140から検索し、該当するギフト識別子に対し、無効化処理を行う。
また、ギフトの贈呈方式が店舗40でのサービスの提供である場合には、店舗40において読み取られた価値情報が、アクセス監視部113cにアクセスされ、アクセス監視部113cは、このアクセスの検出を無効処理決定部113aに報告することで、無効処理決定部113aは、読み取られた価値情報に関係づけられたギフト識別子を管理データベース140から検索し、該当するギフト識別子に対し、無効化処理を行う。
メール監視部113dは、商品発送部112又はメールサーバー部130におけるメールの送受信を監視するモジュールである。例えば、贈主Aへギフト識別子を発行した場合に、メール監視部113dは、そのギフト識別子を無効処理決定部113aに報告する。無効処理決定部113aでは、このメール監視部113dからの報告に基づいて、当該ギフト識別子に関する有効期限の監視を開始するため、有効期限監視部113bに対して監視要求信号を送出する。一方、商品発送部112から引換報告メールの受信を検出した場合に、メール監視部113dは、その引換報告メールで特定されているギフト識別子を無効処理決定部113aに報告する。無効処理決定部113aでは、このメール監視部113dからの情報に基づいて、ギフト引換が実行されたとして無効処理を実行する。
表示情報蓄積部113gは、無効処理されたギフト識別子に係る表示情報(画像や文字列等)を蓄積する記憶手段であり、無効処理決定部113aからの読み出し制御信号に従って、指定された表示情報をWebフロント部120に出力する。この表示情報蓄積部113gには、ギフト享受保証を無効化するための画像として、有効期限が切れている旨を贈先に通知する画像やメッセージ(文字列等)が含まれる。
管理データベース140は、ギフト仲介システムの情報を管理するデータベースであり、本実施形態においては、図3に示すように、会員情報DB1411と、商品情報DB1412と、受注情報・販売情報DB1413と、交換情報DB1414と、ユニークID情報DB1415と、店舗消し込みGW1424とを備えている。
会員情報DB1411は、ギフト贈呈サービスの提供対象となる会員に関する情報を管理するデータベースである。すなわち、本実施形態では、ギフト贈呈サービスを利用する贈主Aは、予め会員登録を済ませているものとする。ただし、会員登録を義務とせずに、本サービスを利用できるようにしてもよい。具体的には、会員情報DB1411は、会員毎に、会員ID、氏名、メールアドレス、パスワード等の認証情情報、サービスの対価の支払い方法等の決済情情報を記録する。
商品情報DB1412は、ギフト仲介システムで贈ることができるギフトに関する情報を管理するデータベースであり、ギフト毎に、ギフトID、ギフト内容、価格、商品を示す表示用画像を記録する。すなわち、贈主Aは、管理データベース140に記録されているギフトから任意のギフトを選択して、贈先Bに贈ることができる。なお、それぞれのギフトには価格が定められ、また、そのギフトを提供可能な店舗が定められている。ここで、ギフトには具体的な商品が決定されているギフトと、商品を選択できるギフトがある。商品が決定されているギフトは、贈主Aが選んだギフトの商品が贈先Bに贈られる。一方、商品を選択できるギフトは、贈主Aが選んだギフト範囲から贈先Bが商品を選択することができる。
受注情報・販売情報DB1413は、ギフト仲介システムで受注、販売されたギフトに関する情報を管理するデータベースであり、受注や販売された商品等の情報を履歴情報として集計し、蓄積する。具体的には、店舗別の受注、販売情報や、会員毎の受注、販売情報などを集計し、蓄積している。
交換情報DB1414は、贈主Aから贈先Bにギフトを贈る一連の処理に関する情報を管理するデータベースであり、贈主識別情報とギフト内容と贈先メールアドレスとギフト引換情報とを関連付けて、ギフト識別子を付して記憶する。すなわち、贈主Aから贈先への1回のギフト贈呈処理に対して、1組のギフト情報管理用データが作成される。
具体的に、交換情報DB1414は、ギフト贈呈処理毎に、贈主Aを示す贈主識別情報や、ギフト内容(購入ギフト、ギフト購入日時等)、ギフト選択部115において受付した贈主Aが選択した贈呈方式の種別、贈先メールアドレス、送信用画像、コメント、ギフト引換情報(価値情報、商品の配送手続処理に関する情報、ギフト引換用メール識別情報、選択ギフト、ギフト引換日時、引換有効期限(経過時間測定開始時刻、有効期間を含む)等)を一連のレコードとして記録し、これらのレコードには、それぞれにギフト識別子発行部116が発行したギフト識別子(ギフト識別子)を関連づけて蓄積している。
ユニークID情報DB1415は、ギフト識別子発行部116が発行するギフト識別子(ユニークID)に関する情報の全体を記憶するデータベースであり、このユニークID情報DB1415に基づいて、ギフト識別子を管理・運用する。
店舗(消し込み)GW1424は、ギフトの贈呈が完了した商品について無効化する際に管理サーバー10にある情報を他のモジュールへ出入力するゲートウェイである。
次いで、贈主側通信端末20及び贈先側通信端末30の内部構造について説明する。
通信端末20,30は、ユーザーインターフェース系のモジュールとして入力I/F24,34と、出力I/F25,35とを備えている。入力I/F24,34は、操作ボタンやタッチパネル、ジョグダイヤルなどユーザー操作を入力するデバイスである。また、出力I/F25,35は、ディスプレイやスピーカーなど、映像や音響を出力するデバイスである。特に、この出力インターフェースには、液晶ディスプレイなどの表示部25a,35aが含まれており、アプリケーションにより構築されるGUI(Graphical User Interface)がこの表示部25a,35aに表示される。
また、通信端末20,30は、通信系のモジュールとして通信I/F21,31を備えている。通信I/F21,31は、通話やデータ通信を行うための通信インターフェースであり、無線等による非接触通信や、ケーブル,アダプタ手段等により接触(有線)通信をする機能を備えている。そして、通信I/F21,31には、それぞれ送信部21b、31bと、受信部21a、31aとを有している。特に本実施形態において、贈主側通信端末20の送信部21bは、ギフト識別子発行部116から取得したギフト識別子を贈先側通信端末30に送信する。そして、贈先側通信端末30の受信部31aは、贈主側通信端末20の送信部21bからメール等によってギフト識別子を受信する。
さらに、通信端末20,30は、アプリケーション実行系のモジュールとして、アプリケーション実行部22,32と、メモリ23、33とを備えている。
アプリケーション実行部22,32は、一般のOSやブラウザソフト、メールソフト、メディア視聴アプリケーションなどのアプリケーションを実行するモジュールであり、通常はCPU等により実現される。本実施形態において、アプリケーション実行部22,32は、ブラウザ部22b、32bを備えている。
ブラウザ部22b、32bは、ブラウザソフトを実行することによって構築され、Webページを閲覧するためのモジュールであり、インターネットからHTML(HyperText Markup Language)ファイルや画像ファイルなどをダウンロードし、レイアウトを解析して表示・再生する。本実施形態において、贈先側通信端末30のブラウザ部32bは、受信部31aが受信したギフト識別子に基づいて、贈呈確認情報にアクセスすることで、ギフト識別子に割り当てられた贈呈確認情報を表示、再生する。
メモリ23,33は、OS(Operating System)や本実施形態にかかるブラウザやメールを実行するためのプログラム、その他、当該端末に搭載される各種のアプリケーション用のプログラム、当該端末の機器識別情報(ID)などを記憶するメモリ装置である。
店舗40には、贈先Bにサービスを提供する際に価値情報を読み取る読取手段41が設けられている。そして、この読取手段41で読み取られた価値情報を通信I/F42を通じて、引換管理部113へ送信する。配送会社50には、商品の配送が完了した際に、商品の配送に関するギフト識別子を配送完了情報として送信する通信機器が備えており、その配送完了情報を通信I/F51を通じて、配送確認部112aに送信する。
(ギフト贈呈の仲介方法)
以上の構成を有するギフト仲介システムを動作させることによって、ギフト贈呈の仲介方法を実施することができる。図6は、本実施形態に係るギフト仲介方法を示すフローチャート図である。ここでは、通信端末20を使用する贈主Aから通信端末30を使用する贈先Bに対し、ギフトを贈呈する場合を例に説明する。
サービスの会員である贈主Aは、ギフト仲介システムを利用して贈先Bにギフトを贈ろうとする場合には、まず、通信端末20を用いて、予め定められたURLにアクセスする。例えば、図4に示すような販売サイト121a.121bのURLである。そして、このアクセスに応じて、管理サーバー10は、贈主用Webページを通信端末20の表示部25aに表示する。ここで、贈主用Webページには、会員IDとパスワードとを入力する欄が設け、贈主Aが自身の会員IDとパスワードとを入力することで認証を行うようにしてもよい。
贈主Aは、贈主用Webページが示すメニューに従って、ギフト内容の入力して、ギフト識別子の発行を依頼する(S101)。ここで、ギフト内容の入力とは、商品やカタログの選択やギフトの贈呈方式に関する選択について入力である。また、贈呈方式の選択とは、店舗におけるサービスの提供、又は贈先へ配送するサービスの提供であり、贈主Aは、一方の贈呈方式を選択する。
贈主Aは、入力したギフト内容を、贈主側通信端末20の送信部21bから通信ネットワーク70を通じてギフト選択部115に送信する。そしてギフト選択部115は、このギフトの内容を受信し(S102)、その情報を管理データベース140とギフト識別子発行部116に通知する。ギフト識別子発行部116は、贈呈方式の選択操作に応じたギフト識別子を発行し(S103)、そのギフト識別子を贈主側通信端末20に送信する。
贈主Aは、依頼したギフト識別子を受信し(S104)、ギフトを贈呈する相手である贈先Bの贈先側通信端末30にギフト識別子をメールにて送信する(S105)。贈先Bは贈先側通信端末30がギフト識別子を含むメールを受信し(S106)、そのギフト識別子に基づいてURLにアクセスする(S107)。ここで、ギフト識別子に基づくURLは、例えば、図4に示すような交換サイト122a,122bである。
そして、管理サーバー10の情報配信部117は、ギフト識別子に基づくアクセスを受付けると、管理データベース140を照合して、ギフト識別子に割り当てられた贈呈確認情報を配信する。ここで、贈呈確認情報には、贈主Aからのギフト商品の受取を承諾するための受取承諾情報の入力欄が含まれており、贈先Bは受取の承諾について意思表明を入力操作し、この贈呈確認情報を送信する(S108)。
管理サーバー10では、この贈呈確認情報を受信して、贈先Bの受取の意思を確認する(S109)。贈先Bの意思が受取を拒否する場合は(S109における“N”)、管理サーバー10は、贈主Aにメールを送信し(S110)贈主Aに対して贈先Bが受取を拒否したことを通知する(S111)。
一方、贈先Bの意思が受取を承諾する場合には(S109における“Y”)、情報配信部117は、新たにギフト贈呈用の贈呈確認情報を贈先Bの通信端末30に送信する(S112)。ここで、本実施形態において、贈主Aは、ギフト贈呈の受付に際し、ギフトの贈呈方式を選択している。よって、情報配信部117は、ギフト識別子に基づいたアクセスによって、選択された贈呈方式に対応した贈呈確認情報を送信する。
贈先Bは、この贈呈確認情報を受信し(S113)、ブラウザ部32bによってWebページを表示する。具体的には、贈主Aが贈呈方式を店舗におけるサービスの提供とした場合は、価値情報発行部118は、店舗におけるサービスの提供を保証する価値情報を発行し、情報配信部117は、この価値情報を贈呈確認情報に含めて贈先側通信端末30に送信する(S112)。贈先Bがこの贈呈確認情報を受信し(S113)、贈先Bは、贈先側通信端末30の表示部35aにこのバーコードを表示させ(S114)、店舗40の従業員に提示する(S115)。
店舗40の従業員は、そのバーコードをPOSレジ等の読取手段41によって読取り(S116)、そのバーコードが有効であれば、その店舗においてギフト商品を渡したり、店舗内においてサービスを提供する(S117、S118)。次に、店舗40の従業員は、読取手段41によって読み取った情報を管理サーバー10の引換管理部113へ送信する(S119)。引換管理部113は、この価値情報を受信し(S127)、この価値情報に関連づけられたギフト識別子を検索し、該当するギフト識別子に対して無効化処理を行う(S128)。
一方、贈呈方式が贈先へ配送するサービスの提供である場合には、情報配信部117は、商品又はカタログの表示ともに、贈先Bの贈先情報入力欄が含まれた贈呈確認情報を送信する。(S112)。そして、贈先側通信端末30は贈呈確認情報を受信し(S113)、表示部35aにおいて、贈呈確認情報を表示し(S120)、贈先Bは商品の選択や住所を入力して、その情報を管理サーバー10に送信する。
商品発送処理部112bは、この住所等が入力された情報を受信し(S122)、その商品情報及び顧客情報から配送会社に対して配送請求を行う(S123)。
配送会社50は、この配送請求を受信し(S124)、指定場所、指定日時にギフト商品を配送し(S125)、贈先Bは、商品を受領する(S125)。その後、配送会社50の通信機器等により、商品の配送が完了した際に、商品の配送に関するギフト識別子を配送完了情報として配送確認部112aに送信する(S126)。そして、配送確認部112aはその情報を取得した後(S127)、引換管理部113に通知し、引換管理部113は、配送完了情報に含まれたギフト識別子を管理データベース140から検索し、該当するギフト識別子に対して無効化処理を行う(S128)。
(作用・効果)
このような本実施形態によれば、贈主Aがギフト贈呈の情報を贈先側通信端末30に送信するので、贈先Bの通信端末30においてメールの受信制限等がされている場合でも、知り合いである贈主Aからのメールを受信することができ、確実に贈先Bに対してギフト贈呈の情報を通知することができる。また、贈主Aは、ギフトを依頼する際にギフトを贈呈する方式を選択することができるので、贈主Aは相手側である贈先Bの都合やギフト商品の種類等など、ギフトを贈呈する状況に見合ったギフトの贈呈をすることができる。
さらに、本実施形態では、選択されたギフトの贈呈方式に応じたギフト識別子を発行し、そのギフト識別子に基づいた贈呈確認情報を情報配信部117から配信するので、贈先Bへ配送するサービスが選択された場合のみ贈先側通信端末30の表示部35aに顧客情報を入力する欄を表示させ、店舗40でのサービスの提供が選択された場合には、顧客情報を入力する欄を表示させないようにすることができる。
また、贈主Aが、ギフトの贈呈方式として店舗40におけるサービスの提供を選択した場合には、贈先通信端末に店舗におけるサービスの提供を保証する価値情報を配信することで、贈先Bは価値情報を店舗に提示するのみでサービスを受けることができ、贈主Aにとっては、リアルタイムにギフト商品を贈呈することができる。また、引換管理部113は、店舗40において読み取られた価値情報と関連づけられたギフト識別子を無効化処理するので、ギフトの重複利用を防止することができる。
また、贈主Aがギフトの贈呈方式として贈先Bへの商品の配送を選択した場合には、贈先側で顧客情報を入力するので、贈先が希望する場所に配送することができるとともに、贈主Aにとっては煩雑な手続きを要することなく贈先にギフトを贈呈することができる。また、引換管理部113は、配送完了情報に基づいて、その配送完了情報と関連づけられたギフト識別子を無効化処理するので、ギフトの二重取りを防止することができる。
A…贈主
B…贈先
10…管理サーバー
20,30…通信端末
21,31…通信I/F
21a…受信部
21b…送信部
22,32…アプリケーション実行部
22b,32b…ブラウザ部
23,33…メモリ
24,34…入力I/F
25,35…出力I/F
25a,35a…表示部
40…店舗
41…読取手段
42,51…通信I/F
50…配送会社
60…通信事業者
70…通信ネットワーク
110…アプリケーション部
111…ギフト情報管理部
112…商品発送部
113…引換管理部
114…ユーザーサービス部
115…ギフト選択部
116…ギフト識別子発行部
117…情報配信部
118…価値情報発行部
120…Webフロント部
121…贈主用ページ群
121a,121b…販売サイト
122…贈先用ページ群
122a,122b…商品交換サイト
123…店舗用ページ群
130…メールサーバー部
140…管理データベース
150…通信部

Claims (6)

  1. 通信ネットワークを介して、贈主から贈先へのギフト贈呈を仲介するギフト仲介システムであって、
    前記贈主が使用し、前記通信ネットワークに接続可能な贈主側通信端末と、
    前記贈先が使用し、前記通信ネットワークに接続可能な贈先側通信端末と、
    前記贈主から前記贈先へ贈呈するギフトに関する情報を管理する管理サーバーとを備え、
    前記管理サーバーは、前記贈主側通信端末からの要求に応じて、ギフトの贈呈方式に関する選択操作を受け付けるギフト選択部と、
    前記贈呈方式の選択操作に応じたギフト識別子を、前記贈主側通信端末に対して発行するギフト識別子発行部と、
    前記ギフト選択部において前記贈主が選択した贈呈方式の種別と、前記ギフト識別子発行部が発行したギフト識別子とを関連づけて蓄積する管理データベースと、
    前記通信ネットワークを通じて、前記ギフト識別子に基づくアクセスを受付け、前記管理データベースを照合して、該ギフト識別子に割り当てられた贈呈確認情報を配信する情報配信部と
    を有し、
    前記贈主側通信端末は、前記ギフト識別子発行部から取得した前記ギフト識別子を前記贈先側通信端末へ送信する送信部を有し、
    前記贈先側通信端末は、
    前記贈主側通信端末から前記ギフト識別子を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記ギフト識別子に基づいて、前記贈呈確認情報にアクセスするブラウザ部と
    を有し、
    前記情報配信部から配信される贈呈確認情報には、当該ギフトの受取を承諾するための受取承諾情報の入力欄が含まれるとともに、前記贈主が選択した贈呈方式の種別に応じて、前記贈先の顧客情報を入力する贈先情報入力欄が含まれ、
    前記ギフト選択部では、店舗におけるサービスの提供、又は贈先への商品の配送が、前記ギフトの贈呈方式として選択可能であり、
    前記管理サーバーは、
    前記受取承諾情報の入力欄に対する入力操作に応じて、前記贈先側通信端末に対し、前記店舗におけるサービスの提供を保証する価値情報を発行する価値情報発行部と、
    前記受取承諾情報の入力欄に対する入力操作、及び贈先情報入力欄への顧客情報の入力操作に応じて、前記商品の配送手続処理を実行する商品配送処理部と、
    前記商品の配送に関する前記ギフト識別子を取得する配送確認部と
    をさらに備え、
    前記店舗には、前記贈先に前記サービスを提供する際に前記価値情報を読み取る読取手段が設けられ、
    前記管理データベースでは、
    前記価値情報発行部が発行した価値情報又は前記商品の配送手続処理と、前記ギフト識別子とを関連づけて蓄積し、
    前記読取手段により読み取られた価値情報に関連づけられた前記ギフト識別子、又は前記配送確認部が取得した前記ギフト識別子を検索し、該当する前記ギフト識別子に対し、ギフト引換の処理を実行する
    ことを特徴とするギフト仲介システム。
  2. 前記管理サーバーは、前記ギフト識別子毎の有効期限の到来を監視する有効期限監視部をさらに備え、
    前記管理データベースでは、有効期限が到来したギフト識別子の無効化処理を実行し、
    前記無効化処理が実行された後、前記情報配信部は、前記贈呈確認情報を変更し、当該ギフト識別子が有効期限切れとなっている旨を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載のギフト仲介システム。
  3. 前記管理サーバーは、前記配送確認部から商品の配送に関するギフト識別子を取得するか、或いは前記読取手段により読み取られた価値情報に基づくアクセスを検出することによって、ギフト引換の実行を監視し、ギフト識別子の無効化処理を実行するアクセス監視部をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のギフト仲介システム。
  4. 贈主が使用し、通信ネットワークに接続可能な贈主側通信端末と、
    贈先が使用し、前記通信ネットワークに接続可能な贈先側通信端末と、
    前記贈主から前記贈先へ贈呈するギフトに関する情報を管理する管理サーバーとを用いて、前記贈主から前記贈先へのギフト贈呈を仲介するギフト仲介方法であって、
    前記管理サーバーにおいて、前記贈主側通信端末からの要求に応じて、ギフトの贈呈方式に関する選択操作を受け付けるギフト選択ステップと、
    前記贈呈方式の選択操作に応じたギフト識別子を、前記贈主側通信端末に対して発行するとともに、前記贈主が選択した贈呈方式の種別と、発行されたギフト識別子とを関連づけて管理データベースに蓄積するギフト識別子発行ステップと、
    前記贈主側通信端末によって、前記ギフト識別子発行ステップで発行された前記ギフト識別子を取得し、前記贈先側通信端末へ送信する贈呈ステップと、
    前記管理サーバーにおいて、前記通信ネットワークを通じ、前記ギフト識別子に基づく前記贈先側通信端末からのアクセスを受付け、前記管理データベースを照合して、該ギフト識別子に割り当てられた贈呈確認情報を配信する情報配信ステップと、
    前記管理データベースにおいて、ギフト贈呈が完了したギフト識別子に対し、無効化処理を行う完了処理ステップと
    を備え、
    前記情報配信ステップで配信される贈呈確認情報には、当該ギフトの受取を承諾するための受取承諾情報の入力欄が含まれるとともに、前記贈主が選択した贈呈方式の種別に応じて、前記贈先の顧客情報を入力する贈先情報入力欄が含まれ、
    前記ギフト選択ステップでは、店舗におけるサービスの提供、又は贈先への商品の配送を、前記ギフトの贈呈方式として選択可能であり、
    情報配信ステップにおいて、前記管理サーバーは、
    前記受取承諾情報の入力欄に対する入力操作に応じて、前記贈先側通信端末に対し、前記店舗におけるサービスの提供を保証する価値情報を発行するとともに、発行した当該価値情報と、前記ギフト識別子とを関連づけて前記管理データベースに蓄積するか、又は、
    前記受取承諾情報の入力欄に対する入力操作、及び贈先情報入力欄への顧客情報の入力操作に応じて、前記商品の配送手続処理を実行するとともに、前記商品の配送手続処理と、前記ギフト識別子とを関連づけて前記管理データベースに蓄積し、
    前記完了処理ステップでは、
    前記店舗において、前記贈先に前記サービスを提供する際に、該店舗に設けられた読取手段により、前記価値情報を読み取り、この読み取られた当該価値情報に関連づけられた前記ギフト識別子を前記管理データベースから検索し、該当する前記ギフト識別子に対し、ギフト引換の処理を実行するか、又は、
    前記商品の配送に関する前記ギフト識別子を取得し、この取得された前記ギフト識別子を前記管理データベースから検索し、該当する前記ギフト識別子に対し、ギフト引換の処理を実行する
    ことを特徴とするギフト仲介方法。
  5. 前記管理サーバーにおいて、前記ギフト識別子毎の有効期限の到来を監視し、
    前記管理データベースにおいて、有効期限が到来したギフト識別子の無効化処理を実行した後、前記贈呈確認情報を変更し、当該ギフト識別子が有効期限切れとなっている旨を表示する
    ことを特徴とする請求項4に記載のギフト仲介方法。
  6. 前記無効化処理は、前記管理サーバーにおいて、商品の配送に関するギフト識別子を取得するか、或いは前記読取手段により読み取られた価値情報に基づくアクセスを検出することによって、実行される
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載のギフト仲介方法。
JP2009259136A 2009-11-12 2009-11-12 ギフト仲介システム及びギフト仲介方法 Active JP5574675B2 (ja)

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