JP5574026B1 - 貯湯ユニットおよび給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】水熱交換器の取り外し、取り付けまたは点検を容易にできる貯湯ユニットおよび給湯装置を提供する。
【解決手段】貯湯ユニット1は、前板41、側板42および後板43を有するケーシング1と、ケーシング1内に配置され、温水を貯留する缶体11と、缶体11下に配置され、温水を生成するための水熱交換器12と、缶体11を支持する複数の缶体脚50とを備える。水熱交換器12と前板41との間には缶体脚50が1つあり、この1つの缶体脚50と側板42との間の距離cは、水熱交換器12の前後方向の長さaよりも大きく、かつ、水熱交換器12の左右方向の長さbよりも大きい。これにより、水熱交換器12は、水熱交換器12と前板41との間の缶体脚50を避けて、缶体脚50と側板42との間を通過することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、貯湯ユニットおよび給湯装置に関する。
従来、貯湯ユニットとしては、特開2009−180487号公報(特許文献1)に記載されたものがある。この貯湯ユニットは、缶体と、この缶体に貯留される温水を加熱するためのヒートポンプと、缶体およびヒートポンプを収容するケーシングとを備えている。上記ヒートポンプは、圧縮機と水熱交換器と膨張弁と空気熱交換器とを有する。また、上記水熱交換器は、缶体下に配置されている。
特開2009−180487号公報
ところで、上記従来の貯湯ユニットでは、水熱交換器をメンテナンスで交換等することは、考慮されていなかった。もし、上記水熱交換器を交換しようとすると、缶体の底部に固定された複数の脚が邪魔になって、水熱交換器を取り出すことができない。このため、上記貯湯ユニットを横倒し、ケーシングの底板などを取り外してから、ケーシングの底側から水熱交換器を取り外さなければならず、手間である。
そこで、本発明の課題は、水熱交換器の取り外し、取り付けまたは点検を容易にできる貯湯ユニットおよび給湯装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の貯湯ユニットは、
前板、側板および後板を有するケーシングと、
上記ケーシング内に配置され、温水を貯留する缶体と、
上記缶体下に配置され、上記温水を生成するための水熱交換器と、
上記缶体を支持する複数の缶体脚と
を備え、
上記水熱交換器と上記前板との間には上記缶体脚が1つあり、この1つの缶体脚と上記側板との間の距離は、上記水熱交換器の前後方向の長さと、上記水熱交換器の左右方向の長さとの少なくとも一方よりも大きいことを特徴としている。
上記構成によれば、上記水熱交換器と前板との間には缶体脚が1つあるが、この1つの缶体脚と側板との間の距離は、水熱交換器の前後方向の長さと、水熱交換器の左右方向の長さとの少なくとも一方よりも大きい。これにより、上記水熱交換器は、上記缶体脚を避けて、上記缶体脚と側板との間を通過することができる。すなわち、上記水熱交換器の取り外し、取り付けまたは点検の際、上記缶体脚が邪魔にならないようにすることができる。
したがって、上記水熱交換器は容易に取り外し、取り付け、または、点検することができる。
本発明の貯湯ユニットは、
前板、側板および後板を有するケーシングと、
上記ケーシング内に配置され、温水を貯留する缶体と、
上記缶体下に配置され、上記温水を生成するための水熱交換器と、
上記缶体を支持する複数の缶体脚と
を備え、
上記水熱交換器と上記前板との間には上記缶体脚が2つあり、この2つの缶体脚同士の間の距離が、上記水熱交換器の前後方向の長さと、上記水熱交換器の左右方向の長さとの少なくとも一方よりも大きいことを特徴としている。
上記構成によれば、上記水熱交換器と前板との間には缶体脚が2つあり、この2つの缶体脚同士の間の距離は、水熱交換器の前後方向の長さと、水熱交換器の左右方向の長さとの少なくとも一方よりも大きい。これにより、上記水熱交換器は、上記缶体脚を避けて、上記缶体脚同士の間を通過することができる。すなわち、上記水熱交換器の取り外し、取り付けまたは点検の際、上記缶体脚が邪魔にならないようにすることができる。
したがって、上記水熱交換器は容易に取り外し、取り付け、または、点検することができる。
一実施形態の貯湯ユニットは、
上記ケーシングの前側に設けられ、上記水熱交換器を取り出すための開口部と、
配管と
を備え、
上記開口部は、上記水熱交換器が通過する通過領域を有し、
上記通過領域の左右方向の長さは、上記水熱交換器の前後方向の長さと、上記水熱交換器の左右方向の長さとの少なくとも一方よりも大きく、
上記配管は、上記開口部の上記通過領域以外の領域に対向する。
ここで、「開口部」とは、開口縁と、この開口縁で囲まれた領域とを含むものである。
上記実施形態によれば、上記配管は、開口部の通過領域以外の領域に対向するので、水熱交換器の取り外し、取り付けまたは点検の際、外さなくてもよい。したがって、上記水熱交換器の取り外し、取り付け、または、点検の作業性が向上する。
また、上記開口部の通過領域の左右方向の長さは、水熱交換器の前後方向の長さと、水熱交換器の左右方向の長さとの少なくとも一方よりも大きいので、水熱交換器は、その通過領域を介して確実に出し入れすることができる。
一実施形態の貯湯ユニットでは、
上記ケーシングの前側に設けられ、上記水熱交換器を取り出すための開口部を備え、
上記開口部は、上記水熱交換器が通過する通過領域を有し、
上記通過領域の左右方向の長さは、上記水熱交換器の前後方向の長さと、上記水熱交換器の左右方向の長さとの少なくとも一方よりも大きく、
上記水熱交換器と上記前板との間の上記缶体脚は、上記開口部の上記通過領域以外の領域に対向する。
ここで、「開口部」とは、開口縁と、この開口縁で囲まれた領域とを含むものである。
上記実施形態によれば、上記水熱交換器と前板との間の缶体脚は、開口部の通過領域以外の領域に対向するので、缶体脚は、その通過領域を介した水熱交換器の出し入れを邪魔しない。したがって、上記水熱交換器の取り外し、取り付けまたは点検の作業性が向上する。
また、上記開口部の通過領域の左右方向の長さは、水熱交換器の前後方向の長さと、水熱交換器の左右方向の長さとの少なくとも一方よりも大きいので、水熱交換器は、その通過領域を介して確実に出し入れすることができる。
本発明の給湯装置は、
上記貯湯ユニットと、
上記貯湯ユニットの上記水熱交換器に接続された圧縮機、膨張手段および空気熱交換器を含むヒートポンプユニットと
を備えることを特徴としている。
上記構成の給湯装置は上記貯湯ユニットを備えるので、水熱交換器は容易に取り外し、取り付け、または、点検することができる。
また、上記給湯装置は、貯湯ユニットの水熱交換器に接続された圧縮機、膨張手段および空気熱交換器を含むヒートポンプユニットを備える。これにより、上記貯湯ユニットが、圧縮機、膨張手段または空気熱交換器を有さなくてよい。したがって、上記貯湯ユニットのメンテンナンスの作業工数を減らすことができる。
本発明の貯湯ユニットによれば、水熱交換器とケーシングの前板との間には缶体脚が1つあり、この1つの缶体脚とケーシングの側板との間の距離が、水熱交換器の前後方向の長さと、水熱交換器の左右方向の長さとの少なくとも一方よりも大きいので、水熱交換器が上記缶体脚と側板との間を通過する際、上記缶体脚が邪魔にならいようにすることができる。したがって、上記水熱交換器は容易に取り外し、取り付け、または、点検することができる。
本発明の貯湯ユニットによれば、水熱交換器とケーシングの前板との間には缶体脚が2つあり、この2つの缶体脚同士の間の距離が、水熱交換器の前後方向の長さと、水熱交換器の左右方向の長さとの少なくとも一方よりも大きいので、水熱交換器が上記缶体脚同士の間を通過する際、上記缶体脚が邪魔にならいようにすることができる。したがって、上記水熱交換器は容易に取り外し、取り付け、または、点検することができる。
本発明の給湯装置は上記貯湯ユニットを備えるので、水熱交換器は容易に取り外し、取り付け、または、点検することができる。
また、上記給湯装置は、貯湯ユニットの水熱交換器に接続された圧縮機、膨張手段および空気熱交換器を含むヒートポンプユニットを備えるので、貯湯ユニットが、圧縮機、膨張手段または空気熱交換器を有さなくてよい。したがって、上記貯湯ユニットのメンテンナンスの作業工数を減らすことができる。
図1は本発明の第1実施形態の給湯装置を示す簡略構成図である。 図2は上記給湯装置の回路図である。 図3は本発明の第1実施形態の貯湯ユニットの斜視図である。 図4は上記貯湯ユニットの配管などを取り除いた状態を示す斜視図である。 図5は上記貯湯ユニットの模式断面図である。 図6は上記貯湯ユニットの変形例を説明するための模式図である。 図7は本発明の第2実施形態の貯湯ユニットの模式断面図である。 図8は上記貯湯ユニットの変形例を説明するための模式図である。
以下、本発明の貯湯ユニットおよび給湯装置を図示の実施形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態の給湯装置を示す簡略構成図である。図2は、上記給湯装置の回路図である。
上記給湯装置は、図1,図2に示すように、貯湯ユニット1およびヒートポンプユニット2を備えている。
上記貯湯ユニット1は、温水を貯留する缶体11と、この缶体11に貯留される温水を生成するための水熱交換器12とを有する。
上記缶体11の底部には、給水源Eに接続された給水配管32から分岐した一方の入水配管32aが、接続されている。これにより、貯湯ユニット1は、給水源Eの市水(水道水)を、入水配管32aを介して、缶体11の底部に導入できるようになっている。また、缶体11の底部には、循環配管33の一端が、接続されている。この循環配管33には、循環ポンプ34および水熱交換器12が接続されている。
一方、上記缶体11の頂部には循環配管33の他端が接続されている。また、缶体11の頂部には、給湯配管35を介して、混合弁36が接続されている。この混合弁36には、給水配管32から分岐した他方の入水配管32bと、給湯端末Tとが接続されている。これにより、上記給湯装置は、缶体11の頂部から出湯された温水を、給水源Eから供給される水と混合して、給湯端末Tにおいて、所望の温度の温水を供給できるようになっている。なお、図2では省略しているが、図1に示すように、缶体11には、風呂用循環配管37が接続されている。
上記水熱交換器12は、缶体11下に配置され、凝縮器として作用する。より詳しくは、水熱交換器12では、ヒートポンプユニット2からの高温冷媒が、缶体11からの水と熱交換する。これにより、貯湯ユニット1は、缶体11からの水を水熱交換器12で温水に変えて、缶体11に戻すことができるようになっている。
上記ヒートポンプユニット2は、水熱交換器12を含まないが、水熱交換器12に接続された圧縮機21、膨張手段22および空気熱交換器23を含む。この圧縮機21、水熱交換器12、膨張手段22および空気熱交換器23は、冷媒配管31を介して環状に接続されている。この空気熱交換器23は蒸発器として作用する。なお、膨張手段22は例えば膨張弁である。
また、上記圧縮機21および循環ポンプ34を駆動させると、缶体11内の水が、缶体11の底部から循環配管33を流れる。このとき、循環配管33を流れる水は、高温冷媒との熱交換で温水になった後、缶体11の頂部から缶体11内に戻る。このような動作を継続して行うことによって、缶体11内に高温の温水を貯留することができる。缶体11内の温水は、給湯端末Tや風呂に供給される。
図3は、上記貯湯ユニット1の斜視図を示す。図4は、図3の配管などを取り除いた状態を示す斜視図である。
上記貯湯ユニット1は、図3,図4に示すように、ケーシング40を有する。このケーシング40は、前板41と、左右の側板42,42と、後板43と、上板44と、底板45とを有している。
上記ケーシング40内には、缶体11および水熱交換器12などが収容されている。この缶体11は断熱材13で覆われている。また、水熱交換器12も断熱材14で覆われている。缶体11の前方には、配管(例えば、図1、図2に示す冷媒配管31,入水配管32a,循環配管33,給湯配管35,風呂用循環配管37)や電装品60が配置されている。
上記缶体11は、3つの缶体脚50,50,50に支えられ、起立している。この3つの缶体脚50,50,50のうち、1つの缶体脚50は前板41側にあり、2つの缶体脚50は後板43側にある。また、3つの缶体脚50,50,50は、周方向に略同じ間隔で配置されている。別の言い方をすれば、缶体脚50,50,50の位相間隔は、略120°に設定されている。また、各缶体脚50の上端は缶体11の側面に取り付けられている。一方、各缶体脚50の下端は底板45に取り付けられている。また、底板45の下面には、3つのケーシング脚46が取り付けられている。3つのケーシング脚46は、3つの缶体脚50と別体である。各ケーシング脚46はケーシング40外に配置されているが、各缶体脚50はケーシング40内に収容されている。
上記缶体11は、缶体脚50の支持により、底板45から離隔され、缶体11の底面と缶体脚50と底板45で囲まれた空間が形成されている。この空間(缶体11下の空間)には、水熱交換器12が配置されている。
上記ケーシング4の前部には、前板41の下方に位置するようにメンテナンス用開口部47が設けられている。このメンテナンス用開口部47は、水熱交換器12を取り出すための開口部である。また、ケーシング50には蓋板48が着脱可能に取り付けられ、この蓋板48がメンテナンス用開口部47を覆う。また、メンテナンス用開口部47は水熱交換器12に対向する。なお、メンテナンス用開口部47は開口部の一例である。
上記蓋板48の上部には、ケーシング40外の配管をケーシング40内の配管に接続するための継手49が設けられている。ここで、ケーシング40外の配管を継手49に接続すると、図1に示すように、冷媒配管31,入水配管32a,循環配管33,給湯配管35,風呂用循環配管37の一部が、蓋板48の前方に、柵状に配置される。
また、図示しないが、缶体11には、缶体11内の温水の温度を検出する温度センサが取り付けられている。この温度センサは、缶体11内の温水の温度を示す信号を、電装品60が含む制御部へ送出する。これにより、上記制御部は、上記温度センサからの上記信号に基づいて、缶体11内の温度制御を行えるようになっている。
図5は、上記貯湯ユニット1を水平面で切った断面を模式的に示す図である。
上記水熱交換器12と前板41との間には1つの缶体脚50がある。この1つの缶体脚50と左の側板42との間の距離cは、水熱交換器12の前後方向の長さaよりも大きく、かつ、水熱交換器12の左右方向の長さbよりも大きくなっている。また、図示しないが、上記1つの缶体脚50と左の側板42との間の空間の高さは、水熱交換器12の高さよりも高くなっている。
上記構成の貯湯ユニット1によれば、水熱交換器12をメンテナンスする場合、メンテナンス者は、まず、冷媒配管31、入水配管32a、給湯配管35および風呂用循環配管37と継手49の接続を解除した後、ケーシング1から蓋板48を取り外す。このとき、水熱交換器12と前板41との間には缶体脚50が1つあるが、この1つの缶体脚50と左の側板41との間の距離cは、水熱交換器12の前後方向の長さaよりも大きく、かつ、水熱交換器12の左右方向の長さbよりも大きくなっている。これにより、水熱交換器12は、前板41側の1つの缶体脚50を避けて、その1つの缶体脚50と左の側板42との間を通過することができる。すなわち、水熱交換器12の取り外し、取り付けまたは点検の際、前板41側の1つの缶体脚50が邪魔にならないようにすることができる。
したがって、上記水熱交換器12は、容易に取り外し、取り付け、または、点検することができる。その結果、メンテナンス者の作業効率は高くなる。
また、上記ヒートポンプユニット2は、貯湯ユニット1の水熱交換器12に接続された圧縮機21、膨張手段22および空気熱交換器23を含む。これにより、貯湯ユニット1は、圧縮機21、膨張手段22および空気熱交換器23を搭載せずに済んでいる。
このように、上記貯湯ユニット1が、圧縮機21、膨張手段22および空気熱交換器23を搭載していないので、貯湯ユニット1のメンテンナンスの作業工数が少なくなる。
上記第1実施形態では、水熱交換器12の左右方向の長さbは、缶体脚50と左の側板41との間の距離cよりも小さくしていたが、上記距離cよりも大きくしてもよい。このようにする場合、水熱交換器12の前後方向の長さaは、上記距離cよりも小さくする。
上記第1実施形態では、水熱交換器12の前後方向の長さaは、缶体脚50と左の側板41との間の距離cよりも小さくしていたが、上記距離cよりも大きくしてもよい。このようにする場合、水熱交換器12の左右方向の長さbは、上記距離cよりも小さくする。
上記第1実施形態では、風呂用循環配管37が、メンテナンス用開口部47において水熱交換器12が通過する通過領域に対向していたが、その通過領域に対向しないようにしてもよい。
すなわち、図6に示すように、上記冷媒配管31,入水配管32a,循環配管33,給湯配管35および風呂用循環配管37が、メンテナンス用開口部47において水熱交換器12が通過する通過領域47に対向せず、メンテナンス用開口部47において水熱交換器12が通過する通過領域47a以外の領域47bに対向するようにしてもよい。なお、通過領域47aは、水熱交換器12を通過させるためにメンテナンス用開口部47において予め設定された領域である。また、冷媒配管31,入水配管32a,循環配管33,給湯配管35および風呂用循環配管37は、配管の一例である。
このように、上記冷媒配管31,入水配管32a,循環配管33,給湯配管35および風呂用循環配管37が、メンテナンス用開口部47の通過領域47a以外の領域47bに対向することにより、水熱交換器12をメンテナンスするとき、冷媒配管31、入水配管32a、給湯配管35および風呂用循環配管37と継手49の接続を解除しなくても、メンテナンス用開口部47の通過領域47aを介して、水熱交換器12を出し入れすることができる。したがって、水熱交換器12の取り外し、取り付け、または、点検の作業性が向上する。
また、上記通過領域47aの左右方向の長さdは、水熱交換器12の前後方向の長さaよりも大きく、かつ、水熱交換器12の左右方向の長さbよりも大きくしてもよい。このようにした場合、水熱交換器12は、その通過領域47aを介して確実に出し入れすることができる。
また、上記水熱交換器12と前板41との間の缶体脚50は、メンテナンス用開口部47の通過領域47a以外の領域47bに対向するようにしてもよい。このようにした場合、上記缶体脚50は、その通過領域47aを介した水熱交換器12の出し入れを邪魔しない。したがって、水熱交換器12の取り外し、取り付けまたは点検の作業性が向上する。
また、上記水熱交換器12の左右方向の長さbは、通過領域47aの左右方向の長さdよりも大きくしてもよい。このようにする場合、水熱交換器12の前後方向の長さaは、上記距離cおよび長さdよりも小さくする。
また、上記水熱交換器12の前後方向の長さaは、通過領域47aの左右方向の長さdよりも大きくしてもよい。このようにする場合、水熱交換器12の左右方向の長さbは、上記距離cおよび長さdよりも小さくする。
上記第1実施形態において、前板41側の1つの缶体脚50と左の側板42との間の距離cは、水熱交換器12の前後方向の長さaよりも大きく、かつ、水熱交換器12の左右方向の長さよりも大きくなっているが、断熱材14の前後方向の長さよりも大きく、かつ、断熱材14の左右方向の長さよりも大きくしてもよい。すなわち、水熱交換器12と前板41との間に配置されている1つの缶体脚50と左の側板42との間の空間は、断熱材14が通過可能に形成してもよい。
〔第2実施形態〕
図6は、本発明の第2実施形態の給湯装置が備える貯湯ユニット201を水平面で切った断面を模式的に示す図である。なお、以下では、上記第1実施形態の構成部と同一構成部は、上記第1実施形態の構成部の参照番号と同一参照番号を付して説明する。ただし、3つの缶体脚250,250,250は、3つの缶体脚50,50,50と比べて、配置だけが異なっている。
本第2実施形態の貯湯ユニット201は、缶体11を支える3つの缶体脚250,250,250を備えている点だけが、上記第1実施形態と異なっている。
上記3つの缶体脚250,250,250のうち、2つの缶体脚250は前板41側にあり、1つの缶体脚250は後板43側にある。また、3つの缶体脚250,250,250は、周方向に略同じ間隔で配置されている。換言すれば、缶体脚250,250,250の位相間隔は、略120°に設定されている。また、各缶体脚250の上端は缶体11の側面に取り付けられている。一方、各缶体脚250の下端は底板45に取り付けられている。また、底板45の下面には、3つのケーシング脚46が取り付けられている。3つのケーシング脚46は、3つの缶体脚250と別体である。各ケーシング脚46はケーシング40外に配置されているが、各缶体脚250はケーシング40内に収容されている。
また、上記3つの缶体脚250,250,250のうち、2つの缶体脚250,250は、水熱交換器12と前板41との間に配置されている。この2つの缶体脚250同士の間の距離eが、水熱交換器12の前後方向の長さaよりも大きく、かつ、水熱交換器12の左右方向の長さbよりも大きくなっている。また、図示しないが、上記2つの缶体脚250,250同士の間の空間の高さは、水熱交換器12の高さよりも高くなっている。
上記構成の貯湯ユニット201によれば、水熱交換器12をメンテナンスする場合、メンテナンス者は、まず、冷媒配管31、入水配管32a、給湯配管35および風呂用循環配管37と継手49の接続を解除した後、ケーシング1から蓋板48を取り外す。このとき、水熱交換器12と前板41との間には2つの缶体脚250,250があるが、この2つの缶体脚250,250同士の間の距離eは、水熱交換器12の前後方向の長さaよりも大きく、かつ、水熱交換器12の左右方向の長さbよりも大きい。これにより、水熱交換器12は、前板41側の2つの缶体脚250を避けて、その2つの缶体脚250同士の間を通過することができる。すなわち、水熱交換器12の取り外し、取り付けまたは点検の際、前板41側の2つの缶体脚250,250が邪魔にならないようにすることができる。
したがって、水熱交換器12は容易に取り外し、取り付け、または、点検することができる。その結果、メンテナンス者の作業効率は高くなる。
また、上記ヒートポンプユニット2は、貯湯ユニット201の水熱交換器12に接続された圧縮機21、膨張手段22および空気熱交換器23を含む。これにより、貯湯ユニット201は、圧縮機21、膨張手段22および空気熱交換器23を搭載せずに済んでいる。
このように、上記貯湯ユニット201が、圧縮機21、膨張手段22および空気熱交換器23を搭載していないので、貯湯ユニット201のメンテンナンスの作業工数が少なくなる。
上記第2実施形態では、水熱交換器12の左右方向の長さbは、2つの缶体脚250,250同士の間の距離eよりも小さくしていたが、上記距離eよりも大きくしてもよい。このようにする場合、水熱交換器12の前後方向の長さaは、上記距離eよりも小さくする。
上記第2実施形態では、水熱交換器12の前後方向の長さaは、2つの缶体脚250,250同士の間の距離eよりも小さくしていたが、上記距離eよりも大きくしてもよい。このようにする場合、水熱交換器12の左右方向の長さbは、上記距離eよりも小さくする。
上記第2実施形態では、冷媒配管31および風呂用循環配管37が、メンテナンス用開口部47において水熱交換器12が通過する通過領域に対向していたが、その通過領域に対向しないようにしてもよい。
すなわち、図7に示すように、上記冷媒配管31,入水配管32a,循環配管33,給湯配管35および風呂用循環配管37が、メンテナンス用開口部47において水熱交換器12が通過する通過領域47cに対向せず、メンテナンス用開口部47において水熱交換器12が通過する通過領域47c以外の領域47d,47eに対向するようにしてもよい。なお、通過領域47cは、水熱交換器12を通過させるためにメンテナンス用開口部47において予め設定された領域である。また、冷媒配管31,入水配管32a,循環配管33,給湯配管35および風呂用循環配管37は、配管の一例である。
このように、上記冷媒配管31,入水配管32a,循環配管33,給湯配管35および風呂用循環配管37が、メンテナンス用開口部47の通過領域47a以外の領域47bに対向することにより、水熱交換器12をメンテナンスするとき、冷媒配管31、入水配管32a、給湯配管35および風呂用循環配管37と継手49との接続を解除しなくても、メンテナンス用開口部47の通過領域47cを介して、水熱交換器12を出し入れすることができる。したがって、水熱交換器12の取り外し、取り付け、または、点検の作業性が向上する。
また、上記通過領域47cの左右方向の長さfは、水熱交換器12の前後方向の長さaよりも大きく、かつ、水熱交換器12の左右方向の長さbよりも大きくしてもよい。このようにした場合、水熱交換器12は、その通過領域47cを介して確実に出し入れすることができる。
また、上記水熱交換器12と前板41との間の2つの缶体脚250,250は、メンテナンス用開口部47において水熱交換器12の通過領域47c以外の領域47d,47eに対向するようにしてもよい。このようにした場合、上記缶体脚250,250は、その通過領域47cを介した水熱交換器12の出し入れを邪魔しない。したがって、水熱交換器12の取り外し、取り付けまたは点検の作業性が向上する。
また、上記水熱交換器12の左右方向の長さbは、通過領域47cの左右方向の長さfよりも大きくしてもよい。このようにする場合、水熱交換器12の前後方向の長さaは、上記距離eおよび長さfよりも小さくする。
また、上記水熱交換器12の前後方向の長さaは、通過領域47cの左右方向の長さfよりも大きくしてもよい。このようにする場合、水熱交換器12の左右方向の長さbは、上記距離eおよび長さfよりも小さくする。
上記第2実施形態において、前板41側の2つの缶体脚250同士の間の距離eは、水熱交換器12の前後方向の長さaよりも大きく、かつ、水熱交換器12の左右方向の長さよりも大きくなっているが、断熱材14の前後方向の長さよりも大きく、かつ、断熱材14の左右方向の長さよりも大きくしてもよい。すなわち、水熱交換器12と前板41との間に配置されている2つの缶体脚250同士の間の空間は、断熱材14が通過可能に形成してもよい。
本発明の具体的な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、上記第1実施形態の記載内容と、上記第2実施形態の記載内容とを、適宜組み合わせたものを、本発明の一実施形態としてもよい。
1,201 貯湯ユニット
2 ヒートポンプユニット
11 缶体
12 水熱交換器
21 圧縮機
22 膨張手段
23 空気熱交換器
31 冷媒配管
32 給水配管
32a,32b 入水配管
33 循環配管
35 給湯配管
37 風呂用循環配管
40 ケーシング
41 前板
42 側板
43 後板
50,250 缶体脚
47 メンテナンス用開口部
47a,47c 通過領域
47b,47d,47e 領域

Claims (5)

  1. 前板(41)、側板(42)および後板(43)を有するケーシング(1)と、
    上記ケーシング(1)内に配置され、温水を貯留する缶体(11)と、
    上記缶体(11)下に配置され、上記温水を生成するための水熱交換器(12)と、
    上記缶体(11)を支持する複数の缶体脚(50)と
    を備え、
    上記水熱交換器(12)と上記前板(41)との間には上記缶体脚(50)が1つあり、この1つの缶体脚(50)と上記側板(42)との間の距離(c)は、上記水熱交換器(12)の前後方向の長さ(a)と、上記水熱交換器(12)の左右方向の長さ(b)との少なくとも一方よりも大きいことを特徴とする貯湯ユニット(1)。
  2. 前板(41)、側板(42)および後板を有するケーシング(1)と、
    上記ケーシング(1)内に配置され、温水を貯留する缶体(11)と、
    上記缶体(11)下に配置され、上記温水を生成するための水熱交換器(12)と、
    上記缶体(11)を支持する複数の缶体脚(250)と
    を備え、
    上記水熱交換器(12)と上記前板(41)との間には上記缶体脚(250)が2つあり、この2つの缶体脚(250)同士の間の距離(e)が、上記水熱交換器(12)の前後方向の長さ(a)と、上記水熱交換器(12)の左右方向の長さ(b)との少なくとも一方よりも大きいことを特徴とする貯湯ユニット(201)。
  3. 請求項1または2に記載の貯湯ユニット(1,201)において、
    上記ケーシング(1)の前側に設けられ、上記水熱交換器(12)を取り出すための開口部(47)と、
    配管(31,32a,35,37)と
    を備え、
    上記開口部(47)は、上記水熱交換器(12)が通過する通過領域(47a,47c)を有し、
    上記通過領域(47a,47c)の左右方向の長さ(d,f)は、上記水熱交換器(12)の前後方向の長さ(a)と、上記水熱交換器(12)の左右方向の長さ(b)との少なくとも一方よりも大きく、
    上記配管(31,32a,35,37)は、上記開口部(47)の上記通過領域(47a,47c)以外の領域(47b,47d,47d,47e)に対向することを特徴とする貯湯ユニット(1,201)。
  4. 請求項1または2に記載の貯湯ユニット(1,201)において、
    上記ケーシング(1)の前側に設けられ、上記水熱交換器(12)を取り出すための開口部(47)を備え、
    上記開口部(47)は、上記水熱交換器(12)が通過する通過領域(47a,47c)を有し、
    上記通過領域(47a,47c)の左右方向の長さ(d,f)は、上記水熱交換器(12)の前後方向の長さ(a)と、上記水熱交換器(12)の左右方向の長さ(b)との少なくとも一方よりも大きく、
    上記水熱交換器(12)と上記前板(41)との間の上記缶体脚(50,250)は、上記開口部(47)の上記通過領域(47a,47c)以外の領域(47b,47d,47d,47e)に対向することを特徴とする貯湯ユニット(1,201)。
  5. 請求項1から4までのいずれか一項に記載の貯湯ユニット(1,201)と、
    上記貯湯ユニット(1)の上記水熱交換器(12)に接続された圧縮機(21)、膨張手段(22)および空気熱交換器(23)を含むヒートポンプユニット(2)と
    を備えることを特徴とする給湯装置。
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