JP5574069B1 - 貯湯ユニットおよび給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】底フレームに水が貯まっても、水熱交換器が腐食するのを防止できる貯湯ユニットおよび給湯装置を提供すること。
【解決手段】貯湯ユニットは、水熱交換器(3)と、缶体(4)と、水貯め可能な立ち上がり部(23a)を有する底フレーム(23)と、支持部(31)とを備えている。支持部(31)は、水熱交換器(3)が底フレーム(23)の立ち上がり部(23a)よりも上側に位置するように水熱交換器(3)を支持している。
【選択図】図3

Description

本発明は、貯湯ユニットおよび給湯装置に関する。
従来、給湯装置としては、水熱交換器を有する熱源ユニットを備えたものがある(特開2011−2172号公報(特許文献1))。この給湯装置では、水熱交換器は熱源ユニットの底フレーム上に配設されている。この底フレームは、底フレームの周縁に立ち上がり部を有し、この立ち上がり部によって底フレームに流れ込んだ水が底フレームに貯まるようになっている。
特開2011−2172号公報
ところで、水熱交換器は、断熱材に覆われているが、その断熱材は水漏れや結露水を排出するための穴を有しており、底フレームに水が貯まると、その穴から水が侵入してくる。そして、水熱交換器の下部は、立ち上がり部の上端よりも低い位置にあるので、底フレームに水が貯まると水熱交換器の下部が水に浸かり、水熱交換器が腐食するという問題があった。
そこで、本発明の課題は、底フレームに水が貯まっても、水熱交換器が腐食するのを防止できる貯湯ユニットおよび給湯装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の貯湯ユニットは、
熱交換により温水を生成する水熱交換器と、
上記温水を貯留する缶体と、
上記缶体の下側に位置すると共に、水貯め可能な立ち上がり部を有する底フレームと、
上記水熱交換器が上記立ち上がり部よりも上側に位置するように、上記水熱交換器を支持する支持部と
を備えることを特徴としている。
上記構成の貯湯ユニットによれば、上記底フレームは、缶体の下側に位置し、水熱交換器は、底フレームの立ち上がり部よりも上側に位置している。したがって、貯湯ユニットの外側から侵入する雨水や缶体の水漏れにより滴下する温水などによって底フレームに水が貯まっても、水熱交換器が水に浸かるのを防止できるから、水熱交換器が腐食するのを防止できる。
一実施形態の貯湯ユニットでは、
上記支持部は、上記水熱交換器を上記底フレームから離隔した位置に保持する。
上記実施形態によれば、上記水熱交換器は、上記底フレームから離隔しているから、水熱交換器が底フレーム上の水と接触するのをより確実に防止できる。また、底フレーム上の水が、例えば底フレームに設けられたドレン孔に向かって、水熱交換器に邪魔されることなくスムーズに流れることができる。
一実施形態の貯湯ユニットでは、
上記水熱交換器を覆う断熱材を備え、
上記断熱材は、上記水熱交換器と共に上記支持部に支持されて、
上記断熱材は、上記底フレームから離隔している。
上記実施形態によれば、上記断熱材は、底フレームから離隔しているから、底フレーム上の水が、例えば底フレームに設けられたドレン孔に向かって、断熱材に邪魔されることなくスムーズに流れることができる。
一実施形態の貯湯ユニットでは、
上記缶体を支持する缶体支持脚を備え、
上記支持部は、上記缶体支持脚に取り付けられている。
上記実施形態によれば、上記支持部は、缶体支持脚に取り付けられている。この缶体支持脚は、重量物である缶体を支持するので極めて剛性が高く、支持部は、この剛性の高い缶体支持脚に取り付けられて、支持部も剛性が高くなっているから、水熱交換器を強固に支持できる。
一実施形態の貯湯ユニットでは、
上記水熱交換器を覆う断熱材を備え、
上記断熱材の一部は、上記支持部を構成し、
上記断熱材は、上記底フレームに載置され、
上記断熱材は、上記水熱交換器を上記底フレームから離隔した位置に保持している。
上記実施形態によれば、上記水熱交換器は、底フレームに載置された断熱材によって覆われている。この断熱材の一部は、上記支持部を構成し、断熱材によって、水熱交換器は、底フレームから離隔して保持されて、底フレームの立ち上がり部よりも上側に位置している。このため、貯湯ユニットの外側から侵入する雨水や缶体の水漏れにより滴下する温水などによって底フレームに水が貯まり、この貯まった水が、断熱材の穴を介して、断熱材の内側に侵入してきたとしても、水熱交換器は、水面よりも上に位置するので水に浸からない。また、断熱材によって、水熱交換器は、底フレームから離隔して保持されているから、水熱交換器が底フレーム上の水と接触するのをより確実に防止できる。
一実施形態の貯湯ユニットでは、
上記断熱材は、本体部と、この本体部から下方に突出すると共に、上記底フレームに接触している脚部とを有している。
上記実施形態によれば、上記断熱材は脚部を有し、この脚部が底フレームに接触している。このため、脚部は、本体部を底フレームから離隔して、本体部と底フレームとの間に空間を設けている。したがって、底フレームに貯まった水が、例えば底フレームに設けられたドレン孔に向かって流れるとき、水が上記空間を通ることができるから、水の流れが断熱材によって阻害されにくくすることができる。
また、本体部と底フレームとの間に設けられた空間によって、水熱交換器から底フレームへの放熱をより抑制できるので、断熱材による水熱交換器の保温効果をより大きくできる。
一実施形態の貯湯ユニットでは、
上記底フレームは、平坦部と、この平坦部より下方に位置すると共に、水を導くための導水溝部とを有し、
上記断熱材の上記脚部は、上記平坦部に接触している。
上記実施形態によれば、底フレームに導水溝部が設けられ、脚部が平坦部に接触している。したがって、底フレーム上の水が導水溝部に導かれ、例えば底フレームに設けられたドレン孔に向かって断熱材に邪魔されることなくスムーズに流れることができる。
本発明の給湯装置は、
上記貯湯ユニットと、
上記貯湯ユニットの上記水熱交換器に接続される圧縮機、膨張手段および空気熱交換器を含むヒートポンプユニットと
を備えることを特徴としている。
上記構成の給湯装置によれば、上記貯湯ユニットを備えるので、水熱交換器が腐食するのを防止できる。
本発明によれば、水熱交換器が水に浸かるのを防止できるので、水熱交換器が腐食するのを防止できる。
本発明の給湯装置の第1実施形態を示す簡略構成図である。 上記給湯装置の貯湯ユニットの外観斜視図である。 上記貯湯ユニットの下部に関する要部断面図である。 本発明の貯湯ユニットの第2実施形態の下部に関する要部断面図である。 本発明の貯湯ユニットの第3実施形態の下部に関する要部断面図である。 上記第3実施形態の貯湯ユニットの底フレームの概略平面図である。 図6のA−A線から見た上記底フレームの部分断面図である。
以下、本発明を図示の実施形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の給湯装置の第1の実施形態についての簡略構成図を示している。図1に示すように、この給湯装置は、ヒートポンプユニット1と、このヒートポンプユニット1に接続される貯湯ユニット2とを備えている。
上記ヒートポンプユニット1は、圧縮機11と、膨張手段としての膨張弁(減圧機構)14と、空気熱交換器(蒸発器)15とを有する。膨張弁14、空気熱交換器15および圧縮機11は、冷媒通路16を介して、順に接続される。冷媒として、例えば、CO冷媒を用いる。空気熱交換器15に対向して、ファン17と、このファン17を駆動するモータ18が配置されている。
上記貯湯ユニット2は、ヒートポンプユニット1の圧縮機11に接続されて熱交換により温水を生成する水熱交換器3と、温水を貯留する缶体4とを有する。缶体4の底部には、給水源Eに接続される給水流路5から分岐した一方の入水流路5aが接続されている。これにより、給水源Eから供給される市水が、入水流路5aを介して、缶体4の底部に導入される。また、缶体4の底部には、循環路8の一端が接続されている。この循環路8には、循環ポンプ7および水熱交換器3が接続されている。
上記缶体4の頂部には、上記循環路8の他端が接続されている。また、缶体4の頂部には、出湯経路52を介して、混合弁51が接続されている。この混合弁51には、給水流路5から分岐した他方の入水流路5bと、給湯端末Tとが接続されている。これにより、缶体4の頂部から出湯された温湯を、給水源Eから供給される水と混合することが可能となり、給湯端末Tにおいて、所望の温度の温湯を供給できる。
上記構成の給湯装置では、上記圧縮機11および循環ポンプ7を駆動させると、缶体4内の水が、缶体4の底部から循環路8を流れる。このとき、循環路8を流れる水は、水熱交換器3によって加熱され(沸き上げられ)、缶体4の頂部に返流される。このような動作を継続して行うことによって、缶体4に高温の温湯を貯留することができる。缶体4内の温湯は、給湯端末Tに供給される。
図2は、貯湯ユニット2の外観斜視図を示す。なお、図2では、冷媒配管、水配管および断熱材を省略して描いている。
図2に示すように、水熱交換器3および缶体4は、ケーシング20内に設けられている。このケーシング20は、天井パネル21、図示しない前面パネル、側面パネル22および底フレーム23から構成される。なお、図2では、ケーシング20から前面パネルを取り外した状態を示す。
上記缶体4は、略円筒形状に形成され、3本の缶体支持脚41,41,41によって支持されている。これらの缶体支持脚41,41,41の上部は、それぞれ缶体4の側面下部に固定されている。一方、缶体支持脚41,41,41の下端は、それぞれ底フレーム23の上面に固定されている。缶体4は、湯が満たされて極めて重量が大きくなるものであり、この重量が大きい缶体4を支持する缶体支持脚41は、剛性が高いものである。
上記水熱交換器3は、缶体4の軸方向からみた平面視、缶体4と重なって位置している。また、水熱交換器3は、缶体4と底フレーム23との間に位置している。
上記底フレーム23は、缶体4の下側に位置している。底フレーム23は、周縁に設けられると共に水貯め可能な立ち上がり部23aと、この立ち上がり部23aに囲まれた平坦部23bと、この平坦部23bに設けられ、平坦部23bに貯まった水を排出するためのドレン孔23cとを有している。平坦部23bの下面には、3本の底フレーム支持脚24,24,24が取り付けられている。これらの底フレーム支持脚24,24,24によって、底フレーム23は、支持されている。缶体支持脚41,41,41は、それぞれ、底フレーム支持脚24,24,24の真上に位置している。
図3は、上記貯湯ユニットの下部の要部断面図を示す。図3に示すように、水熱交換器3は、その外面の略全体を断熱材32によって覆われている。この断熱材32は、例えば発泡スチロールによって形成され、支持部31の上側に取り付けられている。
上記支持部31は、底フレーム23の平坦部23bから離隔して、底フレーム23の立ち上がり部23aよりも上側に水平方向に延在している。支持部31の両端部は、それぞれ缶体支持脚41,41に取り付けられている。支持部31は、水熱交換器3および断熱材32を支持すると共に底フレーム23から離隔した位置に保持している。このため、水熱交換器3および断熱材32は、立ち上がり部23aよりも上側に位置している。
上記底フレーム23の平坦部23bは、貯湯ユニットの外側から侵入する雨水や缶体4の水漏れにより滴下する温水などを受けるようになっている。平坦部23bで受けられた水は、平坦部23bおよび立ち上がり部23aによって、底フレーム23に貯まるようになっている。平坦部23bは、ドレン孔23cに向かって僅かに下降して傾斜するように設けられている。このため、平坦部23bに貯まった水は、ドレン孔23cに向かって流れ落ちて、ドレン孔23cを通じて排出される。また、ドレン孔23cの近傍には、漏水センサ(図示せず)が設けられている場合もあり、平坦部23bに水が貯まっているか否かを検出できるようになっている。
上記構成の貯湯ユニットによれば、底フレーム23は、缶体4の下側に位置し、水熱交換器3は、底フレーム23から離隔して保持され、底フレーム23の立ち上がり部23aよりも上側に位置している。したがって、貯湯ユニットの外側から侵入する雨水や缶体4の水漏れにより滴下する温水などによって底フレーム23に水が貯まっても、水熱交換器3が水に浸かるのを防止できるから、水熱交換器3が腐食するのを防止できる。
また、水熱交換器3は、底フレーム23から離隔しているから、水熱交換器3が底フレーム23上の水と接触するのをより確実に防止できる。また、底フレーム23上の水が、ドレン孔23cに向かって、水熱交換器3に邪魔されることなくスムーズに流れることができる。
また、断熱材32は、底フレーム23から離隔しているから、底フレーム23上の水が、ドレン孔23cに向かって断熱材32に邪魔されることなくスムーズに流れることができる。
また、支持部31は、缶体支持脚41,41に取り付けられている。缶体支持脚41,41は、重量物である缶体4を支持するので極めて剛性が高く、支持部31は、この剛性の高い缶体支持脚41に取り付けられて、支持部31も剛性が高くなっているから、水熱交換器3を強固に支持できる。
また、上記給湯装置は、貯湯ユニット2を備えるから、水熱交換器3が水に浸かるのを防止できて、水熱交換器3が腐食するのを防止できる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の貯湯ユニットの第2の実施形態を示している。具体的には、図4は、この貯湯ユニットの下部の要部断面図を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第2の実施形態では、断熱材の形状が相違すると共に、断熱材の一部が水熱交換器を支持する支持部を構成している。なお、この第2の実施形態において、上記第1の実施形態と同一の符号は、上記第1の実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図4に示すように、水熱交換器3は、その外面の全体が断熱材33によって覆われている。断熱材33は、略直方体形状の発泡スチロールによって形成され、底フレーム23の平坦部23bに載置されている。断熱材33は、水熱交換器3を底フレーム23から離隔した位置に保持している。水熱交換器3は、底フレーム23の立ち上がり部23aよりも上側に位置している。
底フレーム23の平坦部23bは、貯湯ユニットの外側から侵入する雨水や缶体4の水漏れにより滴下する温水などを受けるようになっている。平坦部23bで受けられた水は、平坦部23bおよび立ち上がり部23aによって、底フレーム23に貯まるようになっている。平坦部23bは、ドレン孔23cに向かって僅かに下降して傾斜するように設けられている。このため、平坦部23bに貯まった水は、ドレン孔23cに向かって流れ落ちて、ドレン孔23cを通じて排出される。また、ドレン孔23cの近傍には、漏水センサ(図示せず)が設けられている場合もあり、平坦部23bに水が貯まっているか否かを検出できるようになっている。
上記構成の貯湯ユニットによれば、底フレーム23は、缶体4の下側に位置し、水熱交換器3は、底フレーム23の平坦部23bに載置された断熱材33によって覆われている。断熱材33の一部は、水熱交換器3を支持する支持部を構成している。断熱材33によって、水熱交換器3は、底フレーム23から離隔して保持されて、底フレーム23の立ち上がり部23aよりも上側に位置している。このため、貯湯ユニットの外側から侵入する雨水や缶体4の水漏れにより滴下する温水などによって底フレーム23の平坦部23bに水が貯まり、この貯まった水が、断熱材33の穴を介して断熱材33の内側に水が侵入してきたとしても、水熱交換器3は、水面よりも上に位置するので水に浸からない。したがって、水熱交換器3が腐食するのを防止できる。
また、断熱材33によって、水熱交換器3は、底フレーム23から離隔して保持されているから、水熱交換器3が底フレーム23上の水と接触するのをより確実に防止できる。
(第3の実施形態)
図5は、本発明の貯湯ユニットの第3の実施形態を示している。具体的には、図5は、この貯湯ユニットの下部の要部断面図を示している。上記第2の実施形態と相違する点を説明すると、この第3の実施形態では、断熱材の形状が相違する。なお、この第3の実施形態において、上記第2の実施形態と同一の符号は、上記第2の実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図5に示すように、貯湯ユニットの断熱材34は、本体部34aと、この本体部34aから下方に突出する4つの脚部34bとを有している。本体部34aは、略直方体形状に形成されている。脚部34bは、本体部34aの下面の4つの角部にそれぞれ設けられており、本体部34aを支持している。脚部34bは、外径が下方に向かって徐々に縮径する略円錐台形状に形成され、脚部34bの下端面が底フレーム23の平坦部23bに接触している。このため、脚部34bは、本体部34aを平坦部23bから離隔して、本体部34aと平坦部23bとの間に空間を設けている。
したがって、平坦部23bに貯まった水は、ドレン孔23cに向かって流れるとき、水が上記空間を通ることができるから、水の流れが断熱材34によって阻害されにくくすることができる。
また、上記空間によって、水熱交換器3から底フレーム23への放熱をより抑制できるので、断熱材34による水熱交換器3の保温効果をより大きくできる。
(第4の実施形態)
図6および図7は、本発明の貯湯ユニットの第4の実施形態を示している。具体的には、図6は、貯湯ユニットの底フレーム23Aの概略平面図を示している。図7は、図6のA−A線から見た底フレーム23Aの概略平面図を示している。上記第3の実施形態と相違する点を説明すると、この第4の実施形態では、底フレームの形状が相違する。なお、この第4の実施形態において、上記第3の実施形態と同一の符号は、上記第3の実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図6に示すように、貯湯ユニットの底フレーム23Aは、平面視略長方形状に形成され、底フレーム23Aは、水を導くための複数の導水溝部23dを有している。これらの導水溝部23dは、底フレーム23Aの隣り合う2つの辺や、底フレーム23Aの対角線に沿って延在している。これらの導水溝部23dが合流する位置には、ドレン孔23cが設けられている。導水溝部23dの間の平坦部23bには、断熱材34の4つの脚部34bが、それぞれ接触している。図7に示すように、導水溝部23dは、平坦部23bより下方に位置すると共に、平坦部23bと平行に延在して、平坦部23bで受けられた水をドレン孔23cに導くようになっている。
したがって、平坦部23b上の水が導水溝部23dに導かれ、ドレン孔23cに向かって断熱材に邪魔されることなくスムーズに流れることができる。
なお、本発明は上記第1〜第4の実施形態に限定されず、上記第1〜第4の実施形態で記載した内容を適宜組み合わせたものであってもよい。例えば、第4の実施形態において、第2の実施形態の断熱材33を用いて、底フレームの導水溝部の一部を覆うように断熱材を底フレームに載置してもよい。
また、上記第1の実施形態では、断熱材32を支持部31の上側に取り付けて、水熱交換器3および断熱材32は、支持部31および立ち上がり部23aの上側に位置していたが、断熱材を支持部の下側に取り付けて、水熱交換器および断熱材が支持部の下側であって、かつ、立ち上がり部よりも上側に位置していてもよい。
また、上記第1の実施形態では、断熱材32が立ち上がり部23aよりも上側に位置していたが、断熱材の一部が立ち上がり部の上端よりも下側に位置していてもよい。
また、上記第1の実施形態では、支持部31が水熱交換器3および断熱材32を支持していたが、水熱交換器だけを支持してもよい。
また、上記第1の実施形態では、支持部31が缶体支持脚41,41に取り付けられていたが、ケーシングの側面パネルや缶体など他の箇所に取り付けられていてもよい。
また、上記第1〜第4の実施形態では、水熱交換器3が缶体4の軸方向からみた平面視、缶体4と重なって位置していたが、缶体と重なって位置していなくてもよい。
また、上記第1〜第4の実施形態では、ドレン孔23cを底フレーム23の平坦部23bに設けていたが、底フレームの立ち上がり部に設けてもよいし、ドレン孔を設けなくてもよい。
また、上記第3,第4の実施形態では、断熱材34が4つの脚部34bを有していたが、断熱材が3つ以下、または5つ以上の脚部を有していてもよい。
また、上記第3,第4の実施形態では、断熱材34の脚部34bは、略円錐台状に形成されていたが、円柱状や、直方体状など他の形状に形成されていてもよい。
また、上記第4の実施形態では、底フレーム23Aに3つの導水溝部23dが設けられていたが、例えばT字状の2つの導水溝部や、ロ字状や田字状など4つ以上の導水溝部が設けられていてもよい。
また、上記第4の実施形態では、底フレーム23Aに複数の導水溝部23dが設けられていたが、例えばドーナツ状や一文字状など1つの導水溝部が設けられていてもよい。
また、上記第4の実施形態では、底フレーム23Aに導水溝部23dが設けられ、断熱材34の脚部34bが平坦部23bに接触していたが、底フレームに平坦部より上方に位置する凸部を設けて、この凸部に断熱材の脚部が接触するようにしてもよい。
また、上記第4の実施形態では、平坦部23bは、ドレン孔23cに向かって僅かに下降して傾斜するように設けられ、導水溝部23dは、平坦部23bと平行に延在していたが、平坦部を水平に設ける一方、導水溝部をドレン孔に向かって僅かに下降して傾斜するように設けてもよい。
1 ヒートポンプユニット
2 貯湯ユニット
3 水熱交換器
4 缶体
11 圧縮機
14 膨張弁
15 空気熱交換器
23,23A 底フレーム
23a 立ち上がり部
23b 平坦部
23d 導水溝部
31 支持部
32,33,34 断熱材
34a 本体部
34b 脚部
41 缶体支持脚

Claims (8)

  1. 熱交換により温水を生成する水熱交換器(3)と、
    上記温水を貯留する缶体(4)と、
    上記缶体(4)の下側に位置すると共に、水貯め可能な立ち上がり部(23a)を有する底フレーム(23,23A)と、
    上記水熱交換器(3)が上記立ち上がり部(23a)よりも上側に位置するように、上記水熱交換器(3)を支持する支持部(31)と
    を備えることを特徴とする貯湯ユニット。
  2. 請求項1に記載の貯湯ユニットにおいて、
    上記支持部(31)は、上記水熱交換器(3)を上記底フレーム(23,23A)から離隔した位置に保持することを特徴とする貯湯ユニット。
  3. 請求項1または2に記載の貯湯ユニットにおいて、
    上記水熱交換器(3)を覆う断熱材(32)を備え、
    上記断熱材(32)は、上記水熱交換器(3)と共に上記支持部(31)に支持されて、
    上記断熱材(32)は、上記底フレーム(23,23A)から離隔していることを特徴とする貯湯ユニット。
  4. 請求項1から3までのいずれか1つに記載の貯湯ユニットにおいて、
    上記缶体(4)を支持する缶体支持脚(41)を備え、
    上記支持部(31)は、上記缶体支持脚(41)に取り付けられていることを特徴とする貯湯ユニット。
  5. 請求項1に記載の貯湯ユニットにおいて、
    上記水熱交換器(3)を覆う断熱材(33,34)を備え、
    上記断熱材(33,34)の一部は、上記支持部(31)を構成し、
    上記断熱材(33,34)は、上記底フレーム(23,23A)に載置され、
    上記断熱材(33,34)は、上記水熱交換器(3)を上記底フレーム(23,23A)から離隔した位置に保持していることを特徴とする貯湯ユニット。
  6. 請求項5に記載の貯湯ユニットにおいて、
    上記断熱材(33,34)は、
    本体部(34a)と、
    この本体部(34a)から下方に突出すると共に、上記底フレーム(23,23A)に接触している脚部(34b)と
    を有していることを特徴とする貯湯ユニット。
  7. 請求項6に記載の貯湯ユニットにおいて、
    上記底フレーム(23,23A)は、
    平坦部(23b)と、
    この平坦部(23b)より下方に位置すると共に、水を導くための導水溝部(23d)とを有し、
    上記断熱材(33,34)の上記脚部(34b)は、上記平坦部(23b)に接触していることを特徴とする貯湯ユニット。
  8. 請求項1から7までの何れか1つに記載の貯湯ユニット(2)と、
    上記貯湯ユニット(2)の上記水熱交換器(3)に接続される圧縮機(11)、膨張手段(14)および空気熱交換器(15)を含むヒートポンプユニット(1)と
    を備えることを特徴とする給湯装置。
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