JP2009156477A - ヒートポンプ式給湯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】ヒートポンプユニットの基板や外装部品を変えずに、加熱能力の異なるヒートポンプユニットを提供すること。
【解決手段】本発明のヒートポンプ式給湯機は、圧縮機1と、冷媒と水とが熱交換を行う水冷媒熱交換器2と、膨張弁3と、大気より熱を吸熱する空気熱交換器4とを順次冷媒配管で環状に接続したヒートポンプサイクルと、空気熱交換器4に空気を送る送風ファン7とを有したヒートポンプ式給湯機において、前記ヒートポンプ式給湯機の底部を形成する基板6の上に水冷媒熱交換器2を配設し、空気熱交換器4を水冷媒熱交換器2の後ろに配設するとともに、水冷媒熱交換器2の上部に送風ファン7を取り付けるための送風ファン取り付け板12を配設し、さらに、水冷媒熱交換器2を覆う断熱材9を上断熱材9aと下断熱材9bの上下に分割するとともに、加熱能力に応じて上断熱材9aを変更する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明のヒートポンプ式給湯機は、圧縮機1と、冷媒と水とが熱交換を行う水冷媒熱交換器2と、膨張弁3と、大気より熱を吸熱する空気熱交換器4とを順次冷媒配管で環状に接続したヒートポンプサイクルと、空気熱交換器4に空気を送る送風ファン7とを有したヒートポンプ式給湯機において、前記ヒートポンプ式給湯機の底部を形成する基板6の上に水冷媒熱交換器2を配設し、空気熱交換器4を水冷媒熱交換器2の後ろに配設するとともに、水冷媒熱交換器2の上部に送風ファン7を取り付けるための送風ファン取り付け板12を配設し、さらに、水冷媒熱交換器2を覆う断熱材9を上断熱材9aと下断熱材9bの上下に分割するとともに、加熱能力に応じて上断熱材9aを変更する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ヒートポンプを熱源とする給湯機のヒートポンプユニットの構成に関する。
従来の構成では、同一の矩形形状の基板を有する筐体内に、CO2を冷媒として用いた圧縮機−水冷媒熱交換器−膨張弁−空気熱交換器を環状に冷媒配管で接続したヒートポンプサイクルと、前記空気熱交換器に空気を送るための送風ファンとを有し、前記水冷媒熱交換器の上面に送風ファンを取り付ける送風ファン取り付け板が配設されていた(例えば、特許文献1参照)。
そして、水冷媒熱交換器をコイル状に巻き上げて構成する場合、水冷媒熱交換器の加熱能力を大きくする場合は、その冷媒管と水配管一体となったコイル状の巻き上げ長さを長くしなければならない。つまり、コイル状の巻き上げサイズを大きくするか、積載状の巻き上げコイルの積載段数を増やして、加熱性能を大きくする必要がある。
他方では、加熱能力を小さくする場合は積載段数を少なくする水冷媒熱交換器を使用しており、矩形の筐体内では、基板上に断熱材で覆った水冷媒熱交換器を配設し、断熱材で覆った水冷媒熱交換器を防錆性のある鋼板で上部から基板に覆うようして配置している。
特開2005−147467号公報
しかしながら、前記従来の構成は、ヒートポンプサイクルを熱源とする給湯機であるため、加熱能力を大きく、もしくは小さくして、一般家庭用に適した加熱能力にし、更に運転消費電力等を最小限で適用しようとすると、その加熱能力の大きさを変化させる水冷媒熱交換器の熱交換器容量(配管長さ)左右される。
その結果、そのコイル状の水冷媒熱交換器の大きさや積載段数のあるコイルに合わせて、その周辺部品の構造部品が、大幅に形状の大きさの変化することで基板シャーシや外装部品を大きくしなければならないという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ヒートポンプユニットの基板や外装部品を変えずに、加熱能力の異なるヒートポンプユニットを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のヒートポンプ式給湯機は、圧縮機と、冷媒と水とが熱交換を行う水冷媒熱交換器と、膨張弁と、大気より熱を吸熱する空気熱交換器とを順次冷媒配管で環状に接続したヒートポンプサイクルと、前記空気熱交換器に空気を送る送風ファンとを有したヒートポンプ式給湯機において、前記ヒートポンプ式給湯機の底部を形成する基板の上に前記水冷媒熱交換器を配設し、前記空気熱交換器を前記水冷媒熱交換器の後ろに配設するとともに、前記水冷媒熱交換器の上部に前記送風ファンを取り付けるための送風ファン取り付け板を配設し、さらに、前記水冷媒熱交換器を覆う断熱材を上断熱材と下断熱材の上下に分割するとともに、加熱能力に応じて上断熱材を変更することにより、加熱能力の大きくなることにより水冷媒熱交換器が縦方向に伸びたとしても、上断熱材の大きさを縦に大きくしたものに変更するだけでよいので、ヒートポンプユニットの基板を変えることなく、加熱能力の異なるヒートポンプユニットを提供することができる。
また、上断熱材の上面が縦方向に移動しても、送風ファンを取り付ける送風ファン取り付け板は、上断熱材の上面に取り付けているため、送風ファン取り付け板自身も上方に移動し、空気熱交換器の大きさも縦方向に大きくするだけで吸熱能力を確保することができる。
ヒートポンプユニットの基板や外装部品を変えずに、加熱能力の異なるヒートポンプユニットを提供することができる。
第1の発明のヒートポンプ式給湯機は、圧縮機と、冷媒と水とが熱交換を行う水冷媒熱交換器と、膨張弁と、大気より熱を吸熱する空気熱交換器とを順次冷媒配管で環状に接続したヒートポンプサイクルと、前記空気熱交換器に空気を送る送風ファンとを有したヒートポンプ式給湯機において、前記ヒートポンプ式給湯機の底部を形成する基板の上に前記水冷媒熱交換器を配設し、前記空気熱交換器を前記水冷媒熱交換器の後ろに配設するとともに、前記水冷媒熱交換器の上部に前記送風ファンを取り付けるための送風ファン取り付け板を配設し、さらに、前記水冷媒熱交換器を覆う断熱材を上断熱材と下断熱材の上下に分割するとともに、加熱能力に応じて上断熱材を変更することにより、加熱能力の大きくなることにより水冷媒熱交換器が縦方向に伸びたとしても、上断熱材の大きさを縦に大きくしたものに変更するだけでよいので、ヒートポンプユニットの基板を変えることなく、加熱能力の異なるヒートポンプユニットを提供することができる。
また、水冷媒熱交換器に関連する部材を最小限にて変更させることで、簡易設計でき、安定設計や、新部品への評価を省いたり、簡易試験にてその信頼性が確保できる。
また、上断熱材の上面が縦方向に移動しても、送風ファンを取り付ける送風ファン取り付け板は、上断熱材の上面に取り付けているため、送風ファン取り付け板自身も上方に移動し、空気熱交換器の大きさも縦方向に大きくするだけで吸熱能力を確保することができる。
また、部品の共用化が広範囲で行えることで、施工性やサービス、メンテナンス等の簡易化が図れることで、市場サービス全般のCS向上ができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が現絵地されるものではない。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施例について、図1〜図9を用いて説明する。
以下、本発明の実施例について、図1〜図9を用いて説明する。
図1〜図3において本実施の形態において、矩形の筐体内でCO2冷媒による圧縮機1−水冷媒熱交換器2−膨張弁3−空気熱交換器4を順次冷媒配管で環状に接続することでヒートポンプサイクルを構成している。
また、ヒートポンプユニットの筐体の底部を構成する基板6の上に水冷媒熱交換器2を配設し、水冷媒熱交換器2の上方に送風ファン取り付け板12を介して送風ファン7を配設し、水冷媒熱交換器の後方で、かつ基板6の上に空気熱交換器4を配設して、送風ファン7を駆動することによって、空気熱交換器4に空気を送風している。
また、基板6の上に圧縮機1や各種冷凍サイクル部品を配設し、圧縮機1と送風ファン
7との間を防音板を兼ねて仕切る仕切り板8を配設している。また、仕切り板8の上辺部には、このヒートポンプユニットを制御する電源制御箱5を配置することで上部の風回路を仕切るようにする。
7との間を防音板を兼ねて仕切る仕切り板8を配設している。また、仕切り板8の上辺部には、このヒートポンプユニットを制御する電源制御箱5を配置することで上部の風回路を仕切るようにする。
また、前記冷凍サイクル部品の中で低温水を高温水にする水冷媒熱交換器2は、基板6上に略全周を発泡成型して断熱し、上下に分割された上断熱材9aと下断熱材9bに収納し、その上部を覆う箱形状の水冷媒熱交換器カバー10で覆われている。
また、水冷媒熱交換器カバー10と送風ファン取り付け板12は、連結桟13で接続されている。
次に、加熱能力の異なる水冷媒熱交換器について説明する。
加熱能力が大きいヒートポンプユニットが必要である場合には、積載段数が多く、高さの高い加熱性能の大きい水冷媒熱交換器(大用)2tを用い、加熱能力が小さいヒートポンプユニットが必要である場合には、積載段数や高さの低い水冷媒熱交換器(小用)2sを用いる。そして、いずれの水冷媒熱交換器の略全周は、発砲して成型され上下に分割された高さ違いの夫々の断熱材(大用)9tと断熱材(小用)9sで覆われている。
一方、断熱材(大用)9tは、上断熱材9atと下断熱材9btで構成されており、断熱材(小用)9sは、上断熱材9asと下断熱材9bsで構成されているとともに、そのそれぞれの断熱材の上部には、高さ違いの水冷媒熱交換器カバー(大用)10tまたは水冷媒熱交換器カバー(小用)10sで覆っている。
そして、送風ファン取り付け板12と連結させるため高さ違いの夫々の連結桟(大用)13tとまたは、連結桟(小用)13sで接続することで構成することにより、加熱能力違いのHP熱源ユニットを共用の基板(シャーシ)6やその外装部品を共用化構成することができる。
以上のように構成された断熱材9tおよび断熱材9sについて説明する。加熱能力の大きい水冷媒熱交換器2tは、加熱能力の小さい水冷媒熱交換器2sを上方に巻き数を多くした構成であるので、水冷媒熱交換器2tの高さH(2t)は、水冷媒熱交換器2sの高さH(2s)よりも高いが、断熱材9tおよび断熱材9sの横長さ及び縦長さは、等しい構成となっている。つまり下断熱材9btと下断熱材9bsとを共用化することによって、加熱能力の異なるヒートポンプユニットで部品を共用化することができるので、コストダウンを図ることができる。
そして、さらに空気熱交換器4の吸熱能力を確保する場合には、上方に伸ばすだけで吸熱能力を確保することができるので、基板6の大きさを変えることがなく、加熱能力の異なったヒートポンプユニットで基板6を共用化することができる。
以上のように、本発明に係るヒートポンプ式給湯機は、加熱能力の異なるヒートポンプユニットであっても、基板や部品を共用化することにより、コストダウンを図ることができる。
1 圧縮機
2 水冷媒熱交換器
2t 水冷媒熱交換器(加熱能力大)
2s 水冷媒熱交換器(加熱能力小)
3 膨張弁
4 空気熱交換器
5 制御用電装箱
6 基板
7 送風ファン
8 仕切り板
9t 断熱材(加熱能力大)
9at 上断熱材(加熱能力大)
9bt 下断熱材(加熱能力大)
9s 断熱材(加熱能力小)
9as 上断熱材(加熱能力小)
9bs 下断熱材(加熱能力小)
10t 水冷媒熱交換器カバー(加熱能力大)
10s 水冷媒熱交換器カバー(加熱能力小)
12 送風ファン取り付け板
13 連結桟
14 天板
2 水冷媒熱交換器
2t 水冷媒熱交換器(加熱能力大)
2s 水冷媒熱交換器(加熱能力小)
3 膨張弁
4 空気熱交換器
5 制御用電装箱
6 基板
7 送風ファン
8 仕切り板
9t 断熱材(加熱能力大)
9at 上断熱材(加熱能力大)
9bt 下断熱材(加熱能力大)
9s 断熱材(加熱能力小)
9as 上断熱材(加熱能力小)
9bs 下断熱材(加熱能力小)
10t 水冷媒熱交換器カバー(加熱能力大)
10s 水冷媒熱交換器カバー(加熱能力小)
12 送風ファン取り付け板
13 連結桟
14 天板
Claims (1)
- 圧縮機と、冷媒と水とが熱交換を行う水冷媒熱交換器と、膨張弁と、大気より熱を吸熱する空気熱交換器とを順次冷媒配管で環状に接続したヒートポンプサイクルと、前記空気熱交換器に空気を送る送風ファンとを有したヒートポンプ式給湯機において、前記ヒートポンプ式給湯機の底部を形成する基板の上に前記水冷媒熱交換器を配設し、前記空気熱交換器を前記水冷媒熱交換器の後ろに配設するとともに、前記水冷媒熱交換器の上部に前記送風ファンを取り付けるための送風ファン取り付け板を配設し、さらに、前記水冷媒熱交換器を覆う断熱材を上断熱材と下断熱材の上下に分割するとともに、加熱能力に応じて上断熱材を変更することを特徴とするヒートポンプ式給湯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007332079A JP2009156477A (ja) | 2007-12-25 | 2007-12-25 | ヒートポンプ式給湯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007332079A JP2009156477A (ja) | 2007-12-25 | 2007-12-25 | ヒートポンプ式給湯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009156477A true JP2009156477A (ja) | 2009-07-16 |
Family
ID=40960698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007332079A Pending JP2009156477A (ja) | 2007-12-25 | 2007-12-25 | ヒートポンプ式給湯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009156477A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012137196A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-19 | Noritz Corp | ヒートポンプ式熱源機 |
JP2012137213A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-19 | Noritz Corp | ヒートポンプ式熱源機 |
JP2014070806A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Daikin Ind Ltd | 熱源ユニットおよびヒートポンプ式給湯システム |
-
2007
- 2007-12-25 JP JP2007332079A patent/JP2009156477A/ja active Pending
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JP2012137213A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-19 | Noritz Corp | ヒートポンプ式熱源機 |
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