JP7040048B2 - 温水暖房装置 - Google Patents

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Description

本発明は、温水暖房装置に関する。
従来から、非特許文献1(株式会社ノーリツ、ガス温水暖房システム総合カタログ第33頁、2017年8月)に記載の温水暖房装置が知られている。非特許文献1に記載の温水暖房装置は、筐体と、筐体の内部に配置されるシスターン、補水配管及びオーバーフロー配管とを有している。
筐体は、第1側板と、第1側板に対向する第2側板と、第3側板と、第3側板に対向する第4側板とを有している。第1側板から第2側板に向かう方向である第1方向における筐体の幅は、第1方向に直交する第2方向(第3側板から第4側板に向かう方向)における筐体の幅よりも大きくなっている。第3側板は、筐体から取り外し可能に構成されている一方、第1側板、第2側板及び第4側板は、筐体から取り外し不能に構成されている。
補水配管を介して、上水道からシスターンに水が供給される。シスターンに貯留された湯水の量が過剰となった場合に、シスターンに貯留された湯水は、オーバーフロー配管を介して外部に排出される。シスターンは、補水配管が接続される補水口と、オーバーフロー配管が接続される排出口とを有している。補水口及び排出口は、第3側板側に位置するシスターンの端部に配置される。
なお、特許文献1(実開昭52-101057号公報)に記載の温水循環装置も、従来から知られている。
実開昭52-101057号公報
株式会社ノーリツ、ガス温水暖房システム総合カタログ第33頁、2017年8月
非特許文献1に記載の温水暖房装置においては、補水配管及びオーバーフロー配管のメンテナンスは、第3側板を取り外すことにより行われる。非特許文献1に記載の温水暖房装置においては、補水口及び排出口は、第3側面側に位置するシスターンの端部に配置されているため、メンテナンスを行う作業者は、第3側板を取り外すことにより、補水口及び排出口に容易にアクセスすることができる。
温水暖房装置は、通常、幅が広い方の筐体の側板が家の外壁と平行となるように設置される。そのため、非特許文献1に記載の温水暖房装置は、第3側壁が家の外壁と平行になるように設置される。しかしながら、非特許文献1に記載の温水暖房装置は、狭小地に設置される場合、外塀と第3側板との間の距離が短く、メンテナンス作業が困難である。
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものである。より具体的には、本発明は、狭小地に設置される場合でも補水配管及びオーバーフロー配管のメンテナンス作業が容易に行える温水暖房装置を提供する。
本発明の一態様に係る温水暖房装置は、第1側板と、第1側板に対向する第2側板とを有する筐体と、シスターンと、シスターンと上水道とを接続する補水配管と、シスターンに接続されるオーバーフロー配管とを備える。シスターン、補水配管及びオーバーフロー配管は、筐体の内部に配置される。筐体の第1方向における幅は、筐体の第1方向に直交する第2方向における幅よりも大きい。第1方向は、第1側板から第2側板に向かう方向である。第1側板は、筐体から取り外し可能に構成される。筐体は、第1側板を取り外すことにより、第1側板側において開口する。シスターンは、補水配管に接続される補水口と、オーバーフロー配管に接続される排出口とを有する。補水口及び排出口は、第1側板側に位置するシスターンの端部に配置される。補水口は、第2方向におけるシスターンの一方の端部に配置される。排出口は、第2方向におけるシスターンの他方の端部に配置される。これによると、狭小地に設置される場合でも補水配管及びオーバーフロー配管のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
上記の温水暖房装置は、燃焼部と、熱交換部と、排気部とを有し、かつ、筐体の内部に配置される燃焼ユニットと、シスターンと熱交換部とを接続する循環配管とさらに備えていてもよい。シスターンは、循環配管に接続される接続口をさらに有していてもよい。
上記の温水暖房装置において、接続口は、第2側板側に位置するシスターンの端部に配置されていてもよい。この場合には、補水口からシスターンに供給される水に含まれている気泡を抜けやすくすることができる。
上記の温水暖房装置において、シスターンは、燃焼ユニットの上方に配置されていてもよい。この場合には、温水暖房装置を低背化することができる。
上記の温水暖房装置において、補水配管は、補水口に着脱可能に接続され、オーバーフロー配管は、排出口に着脱可能に接続されていてもよい。
上記の温水暖房装置において、シスターンは、燃焼ユニットと一体となった状態で筐体から取り外し可能に構成されていてもよい。この場合には、シスターン及び燃焼ユニットを筐体から容易に取り外すことができる。
上記の温水暖房装置において、シスターンは、第1部分と、第2部分と、第3部分とを有していてもよい。第1部分は、第2部分及び第3部分よりも第2側板側に位置していてもよい。第2部分及び第3部分は、第2方向において互いに離間していてもよい。排気部は、第2部分と第3部分との間に配置されていてもよい。
上記の温水暖房装置において、補水口及び排出口の一方は、第2部分に配置され、補水口及び排出口の他方は、第3部分に配置されていてもよい。この場合には、温水暖房装置をさらに低背化することができる。
上記の温水暖房装置において、シスターンの高さは、シスターンの第1方向における幅及びシスターンの第2方向における幅よりも小さくてもよい。この場合には、温水暖房装置をさらに低背化することができる。
上記の温水暖房装置は、熱交換部と上水道とを接続し、かつ、筐体の内部に配置される給湯配管をさらに備えていてもよい。給湯配管は、燃焼ユニットの第1側板側に配置されていてもよい。この場合には、補水配管及び給湯配管の総延長を短くすることができる。
本発明の一態様に係る温水暖房装置によると、狭小地に設置される場合でも補水配管及びオーバーフロー配管のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
実施形態に係る温水暖房装置の模式図である。 実施形態に係る温水暖房装置における筐体10の斜視図である。 実施形態に係る温水暖房装置におけるシスターン1の側面図である。 実施形態に係る温水暖房装置におけるシスターン1の上面図である。 実施形態に係る温水暖房装置におけるシスターン1の底面図である。 実施形態に係る温水暖房装置における燃焼ユニット4の斜視図である。 実施形態に係る温水暖房装置におけるシスターン1が一体に組み付けられた状態での燃焼ユニット4の斜視図である。
本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。なお、以下の図面においては、同一又は相当する部分に同一の参照符号を付し、重複する説明は繰り返さないものとする。
(実施形態に係る温水暖房装置の概略構成)
以下に、実施形態に係る温水暖房装置の概略構成を説明する。
図1に示すように、実施形態に係る温水暖房装置は、シスターン1と、補水回路2と、循環回路3と、燃焼ユニット4と、給湯回路5と、配管6(オーバーフロー配管)とを有している。
補水回路2は、配管2a(補水配管)を有している。循環回路3は、配管3a(第1の循環配管)、配管3b、配管3c、配管3d、配管3e及び配管3f(第2の循環配管)と、ポンプ3gとを有している。燃焼ユニット4は、一次熱交換器4aと、二次熱交換器4bと、一次熱交換器4cと、二次熱交換器4dと、バーナ4eとを有している。給湯回路5は、配管5a(第1の給湯配管)と、配管5b(第2の給湯配管)とを有している。
配管2aの一方端は、シスターン1に接続されている。配管2aの他方端は、上水道に接続されている。配管6は、一方端においてシスターン1に接続されており、他方端において温水暖房装置の外部に接続されている。
配管3aの一方端は、シスターン1に接続されている。配管3aの他方端は、配管3bの一方端と配管3cの一方端とが接続されている部分に接続されている。配管3bの他方端は、低温暖房端末6aに接続されている。配管3cの他方端は、一次熱交換器4aに接続されている。配管3dの一方端は、一次熱交換器4aに接続されている。配管3dの他方端は、高温暖房端末6bに接続されている。
配管3eは、一方端において、分岐している。一方端において分岐している配管3eの一方は、低温暖房端末6aに接続されている。一方端において分岐している配管3eの他方は、高温暖房端末6bに接続されている。配管3eの他方端は、二次熱交換器4bに接続されている。配管3fの一方端は、二次熱交換器4bに接続されている。配管3fの他方端は、シスターン1に接続されている。ポンプ3gは、配管3aの経路上に配置されている。ポンプ3gは、シスターン1に貯留されている水を、循環回路3に沿って循環させる(図1中の矢印の方向を参照)。
配管5aの一方端は、上水道に接続されている。配管5aの他方端は、二次熱交換器4dに接続されている。二次熱交換器4dは、一次熱交換器4cに接続されている。配管5bの一方端は、二次熱交換器4dに接続されている。配管5bの他方端は、カラン等に接続されている。
バーナ4eは、一次熱交換器4a及び一次熱交換器4cの近傍に配置されている。一次熱交換器4a及び一次熱交換器4cは、バーナ4eとの間で熱交換を行う。二次熱交換器4b及び二次熱交換器4dは、一次熱交換器4a及び一次熱交換器4cと熱交換を行った後のバーナ4eの余熱との間で熱交換を行う。一次熱交換器4a、二次熱交換器4b、一次熱交換器4c及び二次熱交換器4dは、例えば、フィンアンドチューブ型の熱交換器である。
まず、実施形態に係る温水暖房装置による暖房動作を説明する。上水道からは、配管2aを介して、シスターン1に水が供給される。なお、配管2aを介したシスターン1への水の供給は、シスターン1に貯留されている水の量が所定以下である場合に行われ、シスターン1に貯留されている水の量が所定以上である場合に停止される。シスターン1に貯留されている水の量が過剰になった場合は、シスターン1に貯留されている水は、配管6を介して外部に排出される。
シスターン1に貯留されている水は、配管3a及び配管3cを介して、一次熱交換器4aに供給される。一次熱交換器4aに供給された水は、昇温される。一次熱交換器4aにおいて昇温された水は、配管3dを介して、高温暖房端末6bに供給される。
高温暖房端末6bは、配管3dを介して供給された水により、暖房動作を行う。高温暖房端末6bにおいて暖房動作を行った水は、配管3eを介して、二次熱交換器4bに供給される。二次熱交換器4bに供給された水は、昇温される。二次熱交換器4bにおいて昇温された水は、配管3fを介してシスターン1に戻される。
シスターン1に貯留されている水は、配管3a及び配管3bを介して、低温暖房端末6aに供給される。配管3a及び配管3bを介して供給された水により、低温暖房端末6aは、暖房動作を行う。低温暖房端末6aにおいて暖房動作を行った水は、配管3eを介して二次熱交換器4bに供給される。二次熱交換器4bに供給された水は、昇温される。二次熱交換器4bにおいて昇温された水は、配管3fを介して、再びシスターン1に戻される。
次に、実施形態に係る温水暖房装置による給湯動作を説明する。上水道からは、配管5aを介して、一次熱交換器4c及び二次熱交換器4dに水が供給される。一次熱交換器4c及び二次熱交換器4dに供給された水は、昇温される。一次熱交換器4c及び二次熱交換器4dにおいて昇温された水は、配管5bを介して、カラン等に供給される。
(実施形態に係る温水暖房装置の各構成要素の配置)
以下に、実施形態に係る温水暖房装置の各構成要素の配置を説明する。
<筐体10の構成>
図2に示すように、実施形態に係る温水暖房装置は、筐体10を有している。筐体10は、天板10aと、底板10bと、側板10cと、側板10dと、側板10eと、側板10fとを有している。
底板10bは、天板10aと対向している。側板10c、側板10d、側板10e及び側板10fは、天板10a及び底板10bと連なっている。側板10cは、側板10eと対向している。側板10dは、側板10fと対向している。
側板10cから側板10eに向かう方向は、第1方向DR1に沿っている。第2方向DR2は、第1方向DR1に直交している。第2方向DR2は、例えば、側板10dから側板10fに向かう方向に沿っている。
筐体10は、幅W1と、幅W2とを有している。幅W1は、第1方向DR1における筐体10の幅である。幅W2は、第2方向DR2における筐体10の幅である。このことを別の観点からいえば、幅W1は、側板10cと側板10eとの間隔であり、幅W2は、側板10dと側板10fとの間隔である。幅W1は、幅W2よりも大きい。そのため、実施形態に係る温水暖房装置は、側板10cが家の外壁と直交するように設置される(側板10d及び側板10fが家の外壁と対向するように設置される)。
側板10cは、筐体10から取り外し可能に構成されている。筐体10は、側板10cを取り外すことによって、側板10c側において、開口する。このことを別の観点からいえば、側板10cを取り外すことにより、筐体10の内部へのアクセスが可能となっている。なお、側板10d、側板10e及び側板10fは、筐体10から取り外し不能とされている。側板10cには、排気口10caが設けられている。
<シスターン1の構成>
図3~図5に示すように、シスターン1は、上面1aと、底面1bと、側面1cとを有している。シスターン1は、第1部分1dと、第2部分1eと、第3部分1fとを有している。シスターン1は、補水口1gと、排出口1hと、接続口1i及び接続口1jとを有している。補水口1g、排出口1h、接続口1i及び接続口1jは、シスターン1の内部と連通している。シスターン1は、筐体10の内部に配置されている。
第1部分1dは、第2部分1e及び第3部分1fよりも、側板10e側に位置している(第2部分1e及び第3部分1fは、第1部分1dから第1方向DR1に沿って側板10c側に向かって突出している)。第2部分1eは、第2方向DR2において、第3部分1fから離間して配置されている。すなわち、シスターン1は、平面視において(上面1aに直交する方向からみて)、コの字型の形状を有している。
補水口1g及び排出口1hは、側板10c側に位置するシスターン1の端部に配置されている。好ましくは、補水口1gは、第2部分1eに位置し、かつ、側板10cと対向する側面1cに配置されており、排出口1hは、第3部分1fに位置する底面1bに配置されている。
補水口1gは、第3部分1fに配置されていてもよく、排出口1hは、第2部分1eに配置されていてもよい。すなわち、補水口1g及び排出口1hの一方は、第2部分1eに配置されており、補水口1g及び排出口1hの他方は、第3部分1fに配置されていればよい。このことを別の観点からいえば、補水口1gは、第2方向DR2におけるシスターン1の一方の端部に配置され、排出口1hは、第2方向DR2におけるシスターン1の他方の端部に配置されている。
接続口1i及び接続口1jは、側板10cとは反対側(側板10e側)に位置するシスターン1の端部に配置されている。好ましくは、接続口1i及び接続口1jは、第1部分1dに位置している底面1bに配置されている。
補水口1gは、配管2aに接続される。排出口1hは、配管6に接続される。好ましくは、補水口1gと配管2aとは、着脱可能に接続されている。好ましくは、排出口1hと配管6とは、着脱可能に接続されている。接続口1iは、配管3aに接続される。接続口1jは、配管3fに接続される。上記のとおり、補水口1g及び排出口1hは、側板10c側に位置するシスターン1の端部に配置されるため、配管2a及び配管6は、筐体10の内部において、側板10c側に配置されている。また、上記のとおり、接続口1i及び接続口1jは、側板10e側に位置するシスターン1の端部に配置されるため、配管3a及び配管3fは、筐体10の内部において側板10e側に配置されている。
シスターン1は、幅W3と、幅W4と、高さHとを有している。幅W3は、第1方向DR1におけるシスターン1の幅である。幅W4は、第2方向DR2におけるシスターン1の幅である。高さHは、幅W3及び幅W4よりも小さいことが好ましい。
<燃焼ユニット4の構成>
図6に示すように、燃焼ユニット4は、熱交換部41と、排気部42とを有している。なお、燃焼ユニット4は、バーナ4eにより構成され、かつ、熱交換部41の下方に配置される燃焼部を有しているが、図6においては図示していない。燃焼ユニット4は、筐体10の内部に配置されている。
熱交換部41は、上記の一次熱交換器4a、二次熱交換器4b、一次熱交換器4c及び二次熱交換器4dにより構成されている。熱交換部41は、燃焼部の上方に配置されている。
熱交換部41は、第1部分41aと、第2部分41bとを有している。第2部分41bは、第1部分41aの上方に配置されている。第1部分41aは、一次熱交換器4aと、一次熱交換器4cとにより構成されている。一次熱交換器4aは、側板10e側に位置しており、一次熱交換器4cは、側板10c側に位置している。第2部分41bは、二次熱交換器4bと、二次熱交換器4dとにより構成されている。二次熱交換器4bは、側板10e側に位置しており、二次熱交換器4dは、側板10c側に位置している。
熱交換部41(第1部分41aの一次熱交換器4c)は、接続口4caと、接続口4cbとを有している。熱交換部41(第2部分41bの二次熱交換器4d)は、接続口4daと、接続口4dbとを有している。接続口4daには、配管5aが接続される。接続口4dbには、接続口4caが接続される。接続口4cbには、配管5bが接続される。接続口4ca、接続口4cb、接続口4da及び接続口4dbは、側板10c側に配置されている。そのため、配管5a及び配管5bは、燃焼ユニット4(熱交換部41)の側板10c側に配置されることになる。配管5a及び配管5bも、筐体10の内部に配置されている。
排気部42は、排気集合筒42aと、排気筒42bとを有している。排気部42は、熱交換部41の上方に配置されている。熱交換部41を下方から上方に向かって通過した燃焼部からの排気は、排気部42を介して筐体10の外部に排出される。排気集合筒42aは、熱交換部41の上面に設けられた開口に接続されている。排気集合筒42aは、下方から上方に向かうにしたがって流路面積が減少している。排気筒42bは、排気集合筒42a及び筐体10の外部と接続している。より具体的には、排気筒42bは、排気口10caに接続されることにより、筐体10の外部と接続されている。
図7に示すように、シスターン1は、燃焼ユニット4の上方に位置している。より具体的には、シスターン1は、熱交換部41の上方に位置している。
燃焼ユニット4には、シスターン1が一体に組み付けられている。シスターン1は、底面1bが燃焼ユニット側を向くように、燃焼ユニット4に組み付けられている。シスターン1は、第2部分1eと第3部分1fとの間に排気部42(排気集合筒42a)が通されることにより、シスターン1が燃焼ユニット4に一体に組み付けられていることが好ましい。これにより、シスターン1と燃焼ユニット4とが一体となった状態で、筐体10から取り外し可能に構成されている。
(実施形態に係る温水暖房装置の効果)
以下に、実施形態に係る温水暖房装置の効果を説明する。
上記のとおり、幅W1は、幅W2よりも大きいため、実施形態に係る温水暖房装置は、側板10cが家の外壁と直交するように配置される。また、実施形態に係る温水暖房装置は、側板10cが筐体10から取り外し可能となっているため、筐体10の内部のメンテナンスを行う際、作業者は、土地の外塀との間で作業を行う必要がない。
上記のとおり、実施形態に係る温水暖房装置においては、補水口1g及び排出口1hが側板10c側に位置するシスターン1の端部に配置されている。そのため、メンテナンスを行う作業者は、側板10cを取り外すことにより配管2a(補水配管)及び配管6(オーバーフロー配管)に容易にアクセスすることができる。したがって、実施形態に係る温水暖房装置によると、狭小地に設置される場合でも補水配管及びオーバーフロー配管のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
実施形態に係る温水暖房装置において、接続口1i及び接続口1jが側板10e側に位置するシスターン1の端部に配置されている場合、接続口1i及び接続口1jは、第1方向DR1において、補水口1gと反対側に位置していることになる。すなわち、接続口1i及び接続口1jと補水口1gとの間の距離を大きくすることができる。そのため、補水口1gからシスターン1に供給される水に気泡が含まれていたとしても、当該水が補水口1g側から接続口1i及び接続口1j側に向かって移動している際に、当該気泡が抜けやすい。
実施形態に係る温水暖房装置において、シスターン1が燃焼ユニット4の上方に(熱交換部41の上方に)配置される場合には、燃焼ユニット4の上方にある(熱交換部41の上方にある)デッドスペースを削減することができるため、温水暖房装置の低背化を図ることができる。
実施形態に係る温水暖房装置において、シスターン1が燃焼ユニット4と一体に取り出し可能に構成されている場合、補水口1gと配管2aとの接続及び排出口1hと配管6との接続とを取り外すことにより、シスターン1及び燃焼ユニット4を筐体10から容易に取り外すことが可能となる。
実施形態に係る温水暖房装置において、排気部42(排気集合筒42a)が第2部分1eと第3部分1fとの間に配置されている場合、筐体10の高さを過度に大きくすることなくシスターン1を燃焼ユニット4(熱交換部41)の上方に組み付けることができる。そのため、この場合には、燃焼ユニット4の上方にある(熱交換部41の上方にある)デットスペースをさらに削減することにより、温水暖房装置の低背化をさらに図ることができる。
実施形態に係る温水暖房装置において、高さHが幅W3及び幅W4よりも小さい場合、筐体10の高さを過度に大きくすることなくシスターン1を燃焼ユニット4(熱交換部41)の上方に組み付けることができる。そのため、この場合には、燃焼ユニット4の上方にある(熱交換部41の上方にある)デットスペースをさらに削減することにより、温水暖房装置の低背化をさらに図ることができる。
配管5aが燃焼ユニット4(熱交換部41)の側板10c側に配置されている場合、上水道に接続されている配管5a及び配管2aを同一の側(具体的には、側板10c側)に配置することができるため、配管5a及び配管2aの総延長を短くすることができる。
今回開示された実施形態は全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
上記の実施形態は、温水暖房装置に特に有利に適用される。
10 筐体、10a 天板、10b 底板、10c,10d,10e,10f 側板、10ca 排気口、1 シスターン、1a 上面、1b 底面、1c 側面、1d 第1部分、1e 第2部分、1f 第3部分、1g 補水口、1h 排出口、1i,1j 接続口、2 補水回路、2a 配管、3 循環回路、3a,3b,3c,3d,3e,3f 配管、3g ポンプ、4 燃焼ユニット、4a 一次熱交換器、4b 二次熱交換器、4c 一次熱交換器、4ca,4cb 接続口、4d 二次熱交換器、4da,4db 接続口、4e バーナ、41 熱交換部、41a 第1部分、41b 第2部分、42 排気部、42a 排気集合筒、42b 排気筒、5 給湯回路、5a,5b 配管、6a 低温暖房端末、6b 高温暖房端末、DR1 第1方向、DR2 第2方向、W1,W2,W3,W4 幅、H 高さ。

Claims (10)

  1. 第1側板と、前記第1側板に対向する第2側板とを有する筐体と、
    シスターンと、
    前記シスターンと上水道とを接続する補水配管と、
    前記シスターンに接続されるオーバーフロー配管とを備え、
    前記シスターン、前記補水配管及び前記オーバーフロー配管は、前記筐体の内部に配置され、
    前記第1側板から前記第2側板に向かう方向である第1方向における前記筐体の幅は、前記第1方向に直交する第2方向における前記筐体の幅よりも大きく、
    前記第1側板は、前記筐体から取り外し可能に構成され、
    前記筐体は、前記第1側板を取り外すことにより、前記第1側板側において開口し、
    前記シスターンは、前記補水配管に接続される補水口と、前記オーバーフロー配管に接続される排出口とを有し、
    前記補水口及び前記排出口は、前記第1側板側に位置する前記シスターンの端部に配置され、
    前記補水口は、前記第2方向における前記シスターンの一方の端部に配置され、
    前記排出口は、前記第2方向における前記シスターンの他方の端部に配置される、温水暖房装置。
  2. 燃焼部と、熱交換部と、排気部とを有し、かつ、前記筐体の内部に配置される燃焼ユニットと、
    前記シスターンと前記熱交換部とを接続する循環配管とさらに備え、
    前記シスターンは、前記循環配管に接続される接続口をさらに有する、請求項1に記載の温水暖房装置。
  3. 前記接続口は、前記第2側板側に位置する前記シスターンの端部に配置される、請求項2に記載の温水暖房装置。
  4. 前記シスターンは、前記燃焼ユニットの上方に配置される、請求項2に記載の温水暖房装置。
  5. 前記補水配管は、前記補水口に着脱可能に接続され、
    前記オーバーフロー配管は、前記排出口に着脱可能に接続される、請求項4に記載の温水暖房装置。
  6. 前記シスターンは、前記燃焼ユニットと一体となった状態で前記筐体から取り外し可能に構成される、請求項5に記載の温水暖房装置。
  7. 前記シスターンは、第1部分と、第2部分と、第3部分とを有し、
    前記第1部分は、前記第2部分及び前記第3部分よりも前記第2側板側に位置し、
    前記第2部分及び前記第3部分は、前記第2方向において互いに離間して配置され、
    前記排気部は、前記第2部分と前記第3部分との間に配置される、請求項4~請求項6のいずれか1項に記載の温水暖房装置。
  8. 前記補水口及び前記排出口の一方は、前記第2部分に配置され、
    前記補水口及び前記排出口の他方は、前記第3部分に配置される、請求項7に記載の温水暖房装置。
  9. 前記シスターンの高さは、前記シスターンの前記第1方向における幅及び前記シスターンの前記第2方向における幅よりも小さい、請求項4~請求項8のいずれか1項に記載の温水暖房装置。
  10. 前記熱交換部と前記上水道とを接続し、かつ、前記筐体の内部に配置される給湯配管をさらに備え、
    前記給湯配管は、前記燃焼ユニットの前記第1側板側に配置される、請求項2~請求項9のいずれか1項に記載の温水暖房装置。
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