JP7067194B2 - 温水暖房装置 - Google Patents

温水暖房装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7067194B2
JP7067194B2 JP2018063927A JP2018063927A JP7067194B2 JP 7067194 B2 JP7067194 B2 JP 7067194B2 JP 2018063927 A JP2018063927 A JP 2018063927A JP 2018063927 A JP2018063927 A JP 2018063927A JP 7067194 B2 JP7067194 B2 JP 7067194B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side wall
heat exchange
hot water
wall
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018063927A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019174066A (ja
Inventor
弘章 井藤
亮輔 馬越
浩介 一山
信剛 米澤
敏弘 河内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritz Corp filed Critical Noritz Corp
Priority to JP2018063927A priority Critical patent/JP7067194B2/ja
Publication of JP2019174066A publication Critical patent/JP2019174066A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7067194B2 publication Critical patent/JP7067194B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、温水暖房装置に関する。
従来から、例えば特開2010-139130号公報(特許文献1)に記載の温水暖房装置が知られている。特許文献1に記載の温水暖房装置は、ケーシングと、熱交換器と、シスターンと、排気筒とを有している。熱交換器、シスターン及び排気筒は、ケーシング内に収納されている。
シスターンに貯留されている水は、配管を介して熱交換器に送られる。熱交換器に送られた水は、燃焼ガスとの間で熱交換を行うことにより、昇温される。昇温された水は、暖房放熱器に送られることにより、暖房動作を行う。熱交換器において熱交換を行った燃焼ガスは、排気筒を介してケーシングの外部へと排出される。
特開2010-139130号公報
しかしながら、特許文献1に記載の温水暖房装置においては、ケーシング内における熱交換器、シスターン及び排気筒の具体的な配置に関して、特段の言及がなされていない。ケーシング内における熱交換器及びシスターンの配置によっては、排気筒を配置する位置や排気筒の形状が制限され、燃焼ガスが排気筒を通過する際の排気抵抗が大きくなる場合がある。
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものである。より具体的には、本発明は、燃焼ガスの排気のために熱交換器から流出する燃焼ガスの流れ方向を変えざるを得ない場合であっても、燃焼ガスに対する排気抵抗を低減することができる温水暖房装置を提供する。
本発明の一態様に係る温水暖房装置は、熱交換器と、排気集合筒とを備える。熱交換器は、燃焼ガスとの間で熱交換を行う熱交換部と、内部に熱交換部を収納する筐体とを有する。筐体は、第1側壁と、第1側壁と対向する第2側壁と、第1開口が設けられ、第1側壁及び第2側壁に連なる第1上壁と、第1上壁と熱交換部との間に配置された仕切壁とを含む。
排気集合筒は、第1側壁から第2側壁に向かう第1方向において互いに対向する第5側壁及び第6側壁を含み、第5側壁及び第6側壁によって画される流路が内部に設けられた本体部と、第1開口と流路とを接続する導入部とを有する。第1方向における第5側壁と第6側壁との間の距離は、第1方向における第1開口の幅よりも小さい。第1方向における導入部の幅は、第1方向における第1開口の幅よりも大きい。
熱交換部を通過した燃焼ガスは、筐体内において上方に向かって折り返されるとともに、第1上壁と仕切壁との間を第1方向に沿って第1開口に向かう。第1開口を通過した燃焼ガスは、導入部を介して本体部に流入するとともに、本体部において流れの方向を変える。第5側壁は、第6側壁よりも第1側壁側にあり、かつ第1側壁側に位置する第1開口の縁と第6側壁との間にある。第1方向における第1側壁側に位置する第1開口の縁と第5側壁との間の距離は、第1方向における第2側壁側に位置する第1開口の縁と第6側壁との間の距離よりも大きい。
本発明の一態様に係る温水暖房装置においては、仕切壁により、熱交換部と熱交換を行った燃焼ガスが、第1方向に沿って第1開口に達する。他方で、第5側壁及び第6側壁が第1方向において互いに対向しているため、燃焼ガスは、本体部の流路内において、第1方向と交差する方向に沿って流れる。しかしながら、本発明の一態様に係る温水暖房装置においては、第5側壁と第1側壁側にある第1開口の縁との距離は第6側壁と第2側壁側にある第1開口の縁との距離よりも大きくなっているため、第1方向に沿って流れていた燃焼ガスは、相対的に緩やかに方向を変えられて流路を流れるようになる。そのため、本発明の一態様に係る温水暖房装置においては、熱交換器から流出する燃焼ガスの流れ方向を排気のために変えざるを得ない場合であっても、燃焼ガスに対する排気抵抗を低減することができる。
上記の温水暖房装置は、シスターンをさらに備えていてもよい。筐体は、第1側壁及び第2側壁に連なる第3側壁と、第3側壁と対向し、第1側壁及び第2側壁に連なる第4側壁とをさらに有していてもよい。シスターンは、第1部分と、第3側壁から第4側壁に向かう第2方向に沿って第1部分から延在する第2部分と、第2方向に沿って第1部分から延在し、かつ第1方向において第2部分と離間して配置される第3部分とを有していてもよい。シスターンは、本体部が第2部分と第3部分との間に位置するように排気集合筒に取り付けられていてもよい。
上記の温水暖房装置において、第1上壁は、第2側壁側から第1側壁側に向かうにしたがって下方に傾斜していてもよい。導入部は、第1方向において互いに対向する第7側壁及び第8側壁を含んでいてもよい。第7側壁は、第8側壁よりも第1側壁側にある。第7側壁の高さは、第8側壁の高さより大きくてもよい。
この場合には、導入部の内部空間を相対的に大きく確保することができる。そのため、この場合には、燃焼ガスに対する排気抵抗をさらに低減することができる。
上記の温水暖房装置において、本体部は、第2方向において、第1端と、第1端の反対側の端である第2端とを有していてもよい。流路の断面積は、第1端側から第2端側に向かって大きくなっていてもよい。熱交換部は、給湯用熱交換部と、暖房用熱交換部とを含んでいてもよい。給湯用熱交換部の第2方向における幅は、暖房用熱交換部の第2方向における幅より大きくてもよい。給湯用熱交換部は、第2方向において暖房用熱交換部よりも第2端に近い位置に配置されていてもよい。
この場合には、流路の断面積が、第1端から第2端へ向かって大きくなっているため、第2端側に位置する熱交換部と熱交換を行った燃焼ガスに対する排気抵抗が相対的に小さくなる。そのため、第2方向における幅が相対的に大きい給湯用熱交換部を第2端に近い位置に配置することにより、燃焼ガスに対する排気抵抗をさらに低減することができる。
上記の温水暖房装置は、第2端に取り付けられ、かつ第2部分及び第3部分の少なくとも一方が当接するフランジをさらに備えていてもよい。
この場合、フランジを排気筒の取り付けのみならず、シスターン1の位置合わせにも用いることができるため、温水暖房装置の組立性を改善することができる。
本発明の一態様に係る温水暖房装置によると、燃焼ガスに対する排気抵抗を低減することができる。
実施形態に係る温水暖房装置の模式図である。 筐体10の斜視図である。 二次熱交換器22の斜視図である。 二次熱交換器22の平面図である。 図4のV-Vにおける模式的な断面図である。 仕切壁22jを非表示とした二次熱交換器22の平面図である。 燃焼ユニット2の斜視図である。 燃焼ユニット2の平面図である。 図8のIX-IXにおける模式的な断面図である。 図8のX-Xにおける模式的な断面図である。 シスターン1の平面図である。 シスターン1の側面図である。 シスターン1の底面図である。 シスターン1が取り付けられた状態の燃焼ユニット2の斜視図である。
本発明の実施形態の詳細を、図面を参照して説明する。以下の図面においては、同一又は相当する部分に同一の参照符号を付し、重複する説明は繰り返さない。
(実施形態に係る温水暖房装置の構成)
以下に、実施形態に係る温水暖房装置の構成を説明する。
まず、実施形態に係る温水暖房装置の概略構成を説明する。図1に示されるように、実施形態に係る温水暖房装置は、シスターン1と、燃焼ユニット2と、循環回路3と、給湯回路4と、補水配管5と、ドレイン配管6と、筐体10とを有している。なお、シスターン1、燃焼ユニット2、循環回路3、給湯回路4、補水配管5及びドレイン配管6は、筐体10内に収納されている。
燃焼ユニット2は、一次熱交換器21と、二次熱交換器22と、バーナ23と、排気部24(図1中において図示せず)とを有している。一次熱交換器21は、給湯用熱交換部21aと、暖房用熱交換部21bとを有している。二次熱交換器22は、給湯用熱交換部22aと、暖房用熱交換部22bとを有している。
循環回路3は、配管3aと、配管3bと、配管3cと、配管3dと、配管3eと、配管3fと、ポンプ3gとを有している。
配管3aの一方端は、シスターン1に接続されている。配管3aの他方端は、配管3bの一方端及び配管3cの一方端に接続されている。配管3bの他方端は、低温暖房端末7aに接続されている。配管3cの他方端は、暖房用熱交換部21bに接続されている。配管3dの一方端は、暖房用熱交換部21bに接続されている。配管3dの他方端は、高温暖房端末7bに接続されている。
配管3eは、一方端において分岐している。一方端において分岐している配管3eの一方は、低温暖房端末7aに接続されている。一方端において分岐している配管3eの他方は、高温暖房端末7bに接続されている。配管3eの他方端は、暖房用熱交換部22bに接続されている。配管3fの一方端は、暖房用熱交換部22bに接続されている。配管3fの他方端は、シスターン1に接続されている。ポンプ3gは、配管3aの経路上に配置されている。ポンプ3gは、シスターン1に貯留されている水を、循環回路3内において図1中の矢印の方向に循環させる。
給湯回路4は、配管4aと、配管4bとを有している。配管4aの一方端は、上水道に接続されている。配管4aの他方端は、給湯用熱交換部22aに接続されている。給湯用熱交換部22aは、給湯用熱交換部21aに接続されている。配管4bの一方端は、給湯用熱交換部21aに接続されている。配管4bの他方端は、カラン等に接続されている。
補水配管5の一方端は、シスターン1に接続されている。補水配管の他方端は、上水道に接続されている。ドレイン配管6は、シスターン1に接続されている。
シスターン1に貯留されている水は、配管3a及び配管3cを介して、暖房用熱交換部21bに供給される。暖房用熱交換部21bに供給された水は、バーナ23からの燃焼ガスとの間で熱交換を行うことにより、昇温される。
暖房用熱交換部21bを通過した水は、配管3dを介して高温暖房端末7bに供給される。高温暖房端末7bに供給された水は、暖房動作を行うことにより温度が低下する。高温暖房端末7bを通過した水は、配管3eを介して暖房用熱交換部22bに供給される。
暖房用熱交換部22bに供給された水は、バーナ23からの燃焼ガスとの間で熱交換を行うことにより、再び昇温される。暖房用熱交換部22bを通過した水は、配管3fを介してシスターン1に戻る。
シスターン1に貯留されている水は、配管3a及び配管3bを介して、低温暖房端末7aに供給される。低温暖房端末7aに供給された水は、暖房動作を行うことにより温度が低下する。低温暖房端末7aを通過した水は、配管3e、暖房用熱交換部22b及び配管3fを介してシスターン1に戻る。
シスターン1に貯留されている水の水位が所定以下である場合には、補水配管5を介してシスターン1に水が供給される。シスターン1に貯留されている水が過剰となった場合には、シスターン1に貯留されている水は、ドレイン配管6を介して外部に排出される。
上水は、配管4aを介して、給湯用熱交換部22a及び給湯用熱交換部21aに供給される。給湯用熱交換部22a及び給湯用熱交換部21aに供給された上水は、バーナ23からの燃焼ガスとの間で熱交換を行うことにより、昇温される。給湯用熱交換部22a及び給湯用熱交換部21aを通過した上水は、配管4bを介してカラン等から給湯される。
次に、実施形態に係る温水暖房装置の各構成要素の詳細な構成を説明する。図2に示されるように、筐体10は、上壁10aと、底壁10bと、側壁10cと、側壁10dと、側壁10eと、側壁10fとを有している。上壁10aと底壁10bとは、互いに対向している。側壁10cと側壁10eとは、互いに対向している。側壁10dと側壁10fとは、互いに対向している。側壁10cは側壁10d及び側壁10fに連なっており、側壁10eは側壁10d及び側壁10fに連なっている。
上壁10aは、側壁10c、側壁10d、側壁10e及び側壁10fの上端側に連なっている。底壁10bは、側壁10c、側壁10d、側壁10e及び側壁10fの下端側に連なっている。側壁10cには、排気口10caが設けられている。排気口10caは、側壁10cを厚さ方向に貫通している。
図3~図5に示されるように、二次熱交換器22は、筐体22cを有している。筐体22cの内部には、暖房用熱交換部22b及び給湯用熱交換部22aが収納されている。
筐体22cは、上壁22dと、底壁22eと、側壁22f(第1側壁)と、側壁22g(第3側壁)と、側壁22h(第2側壁)と、側壁22i(第4側壁)と、仕切壁22jとを有している。上壁22dと底壁22eとは、互いに対向している。側壁22fと側壁22hとは互いに対向している。側壁22gと側壁22iとは、互いに対向している。以下においては、側壁22fから側壁22hに向かう方向を第1方向DR1といい、側壁22gから側壁22iに向かう方向をDR2という。第1方向DR1は、第2方向DR2と交差している。第1方向DR1は、第2方向DR2と直交していることが好ましい。
上壁22dは、側壁22f、側壁22g、側壁22h及び側壁22iの上端側に連なっている。底壁22eは、側壁22f、側壁22g、側壁22h及び側壁22iの下端側に連なっている。側壁22fは側壁22g及び側壁22iに連なっており、側壁22hは側壁22g及び側壁22iに連なっている。好ましくは、上壁22dは、側壁22h側から側壁22f側に向かうにしたがって下方に傾斜している。
側壁22hには、開口22haが設けられている。開口22haは、側壁22hを厚さ方向に貫通している。開口22haからは、筐体22c内に燃焼ガスが供給される。上壁22dには、開口22daが設けられている。開口22daは、上壁22dを厚さ方向に貫通している。燃焼ガスは、開口22daを介して、筐体22cの外部に排出される。
仕切壁22jは、暖房用熱交換部22b及び給湯用熱交換部22aと熱交換を行った燃焼ガスが、筐体22c内で上方に向かって折り返されるとともに、第1方向DR1に沿って上壁22dと仕切壁22jとの間を通って開口22daに向かうように、暖房用熱交換部22b及び給湯用熱交換部22aと上壁22dとの間に配置されている(燃焼ガスの流れは、図5中において矢印で示されている)。より具体的には、仕切壁22jの側壁22f側の端は側壁22fと離間している一方で、仕切壁22jの側壁22h側の端は、例えば、側壁22h側に位置する開口22daの縁と側壁22hとの間にある上壁22dに接続されている。
図6に示されるように、給湯用熱交換部22aの第2方向DR2における幅は、暖房用熱交換部22bの第2方向DR2における幅よりも大きくなっている。
図7~図10(図7~図10中において、一次熱交換器21及びバーナ23の図示は省略されている)に示されるように、排気部24は、排気集合筒25と、フランジ26と、排気筒27とを有している。
排気集合筒25は、導入部25aと、本体部25bとを有している。導入部25aは、上壁25aaと、側壁25ab(第7側壁)と、側壁25acと、側壁25ad(第8側壁)と、側壁25aeとを有している。上壁25aaには、開口25afが設けられている。開口25afは、上壁25aaを厚さ方向に貫通している。側壁25abの高さは、好ましくは、側壁25adの高さよりも大きい。
側壁25ab及び側壁25adは、第1方向DR1において互いに対向している。側壁25ac及び側壁25aeは、第2方向DR2において互いに対向している。側壁25abは側壁25ac及び側壁25aeに連なっており、側壁25adは側壁25ac及び側壁25aeに連なっている。上壁25aaは、側壁25ab、側壁25ac、側壁25ad及び側壁25aeの上端側に連なっている。
導入部25aは、二次熱交換器22に接続されている。より具体的には、導入部25aは、側壁25ab、側壁25ac、側壁25ad及び側壁25aeの下端側において、上壁22dに接続されている。
側壁25abは、側壁25adよりも側壁22f側にある。すなわち、第1方向DR1における側壁22fと側壁25abとの間の距離は、第1方向DR1における側壁22fと側壁25adとの間の距離よりも小さい。
側壁25abは、第1方向DR1において、開口22daの側壁22f側の縁と側壁22fとの間に位置している。側壁25adは、第1方向DR1において、開口22daの側壁22h側の縁と側壁22hとの間に位置している。すなわち、導入部25aの第1方向DR1における幅は、開口22daの第1方向DR1における幅よりも大きくなっている。側壁25acは、第2方向DR2において、開口22daの側壁22g側の縁と側壁22gとの間に位置している。側壁25aeは、第2方向DR2において、開口22daの側壁22i側の縁と側壁22iとの間に位置している。すなわち、導入部25aの第2方向DR2における幅は、開口22daの第2方向DR2における幅よりも大きくなっている。このように、開口22daは、上壁25aa、側壁25ab、側壁25ac、側壁25ad及び側壁25aeで画される導入部25aの内部空間に接続されている。
開口25afは、後述する流路25bfに接続されている。そのため、開口22daを通過した燃焼ガスは、上壁25aa、側壁25ab、側壁25ac、側壁25ad及び側壁25aeにより画される導入部25a内の空間を介して流路25bfへと流れる。
本体部25bは、上壁25baと、側壁25bb(第5側壁)と、側壁25bc(第6側壁)とを有している。側壁25bb及び側壁25bcは、第1方向DR1において、互いに対向している。好ましくは、側壁25bb及び側壁25bcは、第1方向DR1に直交している。上壁25baは、側壁25bb及び側壁25bcの上端側に連なっている。
本体部25bは、第2方向DR2において、第1端25bdと、第2端25beとを有している。第2端25beは、第1端25bdの反対側の端である。給湯用熱交換部22aは、第2方向DR2において、暖房用熱交換部22bよりも第2端25beに近い位置に配置されている。このことを別の観点からいえば、第1端25bdは、暖房用熱交換部22b側に位置する本体部25bの端であり、第2端25beは、給湯用熱交換部22a側に位置する本体部25bの端である。
側壁25bbは、第1端25bd側から第2端25be側に向かうにしたがって高さが大きくなっている。側壁25bcは、第1端25bd側から第2端25be側に向かうにしたがって高さが大きくなっている。
本体部25bは、導入部25aに接続されている。より具体的には、本体部25bは、上壁25ba、側壁25bb及び側壁25bcの下端側において、上壁25aaに接続されている。
本体部25bの内部には、流路25bfが設けられている。流路25bfは、上壁25baと、側壁25bbと、側壁25bcとにより画されている。流路25bfは、開口25afと接続されている。上記のとおり、側壁25bb及び側壁25bcは、第1方向DR1において互いに対向しているため、開口25afを通過した燃焼ガスは、第1方向DR1と交差する方向(第2方向DR2)に沿って、第1端25bd側から第2端25be側へと流路25bf内を流れる(図10中の矢印参照)。
上記のとおり、側壁25bb及び側壁25bcは、第1端25bd側から第2端25be側に向かうにしたがって高さが大きくなっているため、流路25bfの断面積は、第1端25bd側から第2端25be側に向かうにしたがって大きくなっている。
側壁25bbは、側壁25bcよりも側壁22f側にある。すなわち、第1方向DR1における側壁25bbと側壁22fとの間の距離は、第1方向DR1における側壁25bcと側壁22fとの間の距離よりも小さい。
第1方向DR1における側壁25bbと開口22daの側壁22f側の縁との距離は、第1方向DR1における側壁25bcと開口22daの側壁22h側の縁との距離よりも大きくなっている。
開口22daの側壁22f側の縁は、側壁25bbと側壁22fとの間にある。側壁25bbは、開口22daの側壁22f側の縁と側壁25bcとの間にある。開口22daの側壁22h側の縁は、側壁25bcと側壁22hとの間にある。側壁25bcは、開口22daの側壁22h側の縁と側壁25bbとの間にある。すなわち、本体部25bは、開口22daの上方に位置している。第1方向DR1における側壁25bbと側壁25bcとの間の距離は、第1方向DR1における開口22daの幅よりも小さい。
第1方向DR1における本体部25bの幅は、第1方向DR1における導入部25aの幅よりも狭くなっている。すなわち、側壁25bbと側壁25bcとの間の距離は、側壁25abと側壁25adとの間の距離よりも短くなっている。
フランジ26は、第2端25beに設けられている。フランジ26は、第2方向DR2に交差する面内において、第2端25beに位置する上壁25ba、側壁25bb及び側壁25bcから張り出している。
排気筒27は、円筒形状を有している。排気筒27は、一方端において、フランジ26を介して本体部25bの第2端25beに接続されている。排気筒27は、他方端において、排気口10caに接続されている。流路25bfを流れる燃焼ガスは、排気筒27を介して、筐体10の外部へと排出される。
図11~図13に示されるように、シスターン1は、上面1aと、底面1bと、側面1cとを有している。シスターン1は、第1部分1dと、第2部分1eと、第3部分1fとを有している。シスターン1は、補水口1gと、排出口1hと、接続口1i及び接続口1jとを有している。補水口1g、排出口1h、接続口1i及び接続口1jは、シスターン1の内部と連通している。
第2部分1e及び第3部分1fは、第2方向DR2に沿って第1部分1dから延在している。第2部分1eは、第1方向DR1において、第3部分1fから離間して配置されている。すなわち、シスターン1は、平面視においてコの字型の形状を有している。
補水口1g及び排出口1hは、第2方向DR2におけるシスターン1の第1端部に配置されている。補水口1gは、第2部分1eに位置する側面1cに配置されていることが好ましい。排出口1hは、第3部分1fに位置する底面1bに配置されている。
接続口1i及び接続口1jは、第2方向DR2におけるシスターン1の第2端部に配置される。第2端部は、第1端部とは反対側に位置するシスターン1の端部である。接続口1i及び接続口1jは、第1部分1dに位置している底面1bに配置されていることが好ましい。
補水口1gは補水配管5に接続され、排出口1hはドレイン配管6に接続される。接続口1iは配管3aに接続され、接続口1jは配管3fに接続される。
シスターン1は、幅W1と、幅W2と、高さHとを有している。幅W1は、第1方向DR1におけるシスターン1の幅である。幅W2は、第2方向DR2におけるシスターン1の幅である。高さHは、上面1aと底面1bとの間の距離の最大値である。高さHは、幅W1及び幅W2よりも小さいことが好ましい。
図14(なお、図14中において、一次熱交換器21及びバーナ23の図示は省略されている)に示されるように、シスターン1は、燃焼ユニット2に取り付けられている。より具体的には、シスターン1は、本体部25bが第2部分1eと第3部分1fとの間に位置するように排気集合筒25に取り付けられている。
シスターン1が燃焼ユニット2に取り付けられた状態において、第2部分1e及び第3部分1fの少なくとも一方は、フランジ26に当接していることが好ましい。
上記の例においては、一次熱交換器21が給湯用熱交換部21a及び暖房用熱交換部21bを有し、二次熱交換器22が給湯用熱交換部22a及び暖房用熱交換部22bを有する場合について説明したが、一次熱交換器21及び二次熱交換器22は、暖房用熱交換部21b及び暖房用熱交換部22bに代えて、例えば、風呂用の熱交換部を有していてもよい。
以下に、実施形態に係る温水暖房装置の効果を説明する。
図5に示されるように、二次熱交換器22内において熱交換を行った燃焼ガスは、第1方向DR1に沿って開口22daへと向かう。他方で、図10に示されるように、燃焼ガスは、流路25bf内を第1方向DR1に交差する方向(第2方向DR2)に沿って流れる。すなわち、上壁22dと仕切壁22jとの間を通って開口22daへと向かう燃焼ガスは、その流れ方向が大きく変えられることになる。このような燃焼ガスの流れ方向の変化は、燃焼ガスに対する排気抵抗の増加の原因となる。
実施形態に係る温水暖房装置においては、開口22daの側壁22f側の縁と側壁25bbとの距離が、開口22daの側壁22h側の縁と側壁25bcとの距離よりも大きくなっている。そのため、実施形態に係る温水暖房装置においては、開口22daの側壁22f側の縁と流路25bfとの距離が、相対的に大きくなっている。
その結果、実施形態に係る温水暖房装置においては、開口22daを通過した燃焼ガスが流路25bfに至るまでの間に、燃焼ガスの流れ方向が相対的に緩やかに変化する。したがって、実施形態に係る温水暖房装置においては、燃焼ガスの流れ方向が大きく変わる場合であっても、燃焼ガスに対する排気抵抗の増加を抑制することができる。
実施形態に係る温水暖房装置において、上壁22dが側壁22h側から側壁22f側へ向かうにしたがって下方に傾斜しており、かつ側壁25abの高さが側壁25adの高さよりも大きい場合、導入部25aの内部空間を相対的に大きく確保することができる。そのため、この場合、燃焼ガスに対する排気抵抗の増加をさらに抑制することができる。
流路25bfの断面積が、第1端25bdから第2端25beへ向かって大きくなっている場合、第2端25be側に位置する熱交換部と熱交換を行った燃焼ガスに対する排気抵抗が相対的に小さくなる。そのため、実施形態に係る温水暖房装置において、第2方向DR2における幅が相対的に大きい給湯用熱交換部22aを第2端25beに近い位置に配置することにより、全体としての排気抵抗をより小さくすることができる。
実施形態に係る温水暖房装置において、フランジ26が設けられている場合、フランジ26は、排気筒27の取り付けのみならず、シスターン1の位置合わせにも用いることができるため、温水暖房装置の組立性を改善することができる。
今回開示された実施形態は全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
上記の実施形態は、温水暖房装置に特に有利に適用される。
1 シスターン、1a 上面、1b 底面、1c 側面、1d 第1部分、1e 第2部分、1f 第3部分、1g 補水口、1h 排出口、1i,1j 接続口、2 燃焼ユニット、21 一次熱交換器、21a 給湯用熱交換部、21b 暖房用熱交換部、22 二次熱交換器、22a 給湯用熱交換部、22b 暖房用熱交換部、22c 筐体、22d 上壁、22da 開口、22e 底壁、22f,22g,22i 側壁、22h 側壁、22ha 開口、22j 仕切壁、23 バーナ、24 排気部、25 排気集合筒、25a 導入部、25aa 上壁、25ab 側壁、25ac 側壁、25ad 側壁、25ae 側壁、25af 開口、25b 本体部、25ba 上壁、25bb 側壁、25bc 側壁、25bd 第1端、25be 第2端、25bf 流路、26 フランジ、27 排気筒、3 循環回路、3a,3b,3c,3d,3e,3f 配管、3g ポンプ、4 給湯回路、4a,4b 配管、5 補水配管、6 ドレイン配管、7a 低温暖房端末、7b 高温暖房端末、10 筐体、10a 上壁、10b 底壁、10c 側壁、10ca 排気口、10d 側壁、10e 側壁、10f 側壁、DR1 第1方向、DR2 第2方向、H 高さ、W1,W2 幅。

Claims (5)

  1. 燃焼ガスとの間で熱交換を行う熱交換部と、内部に前記熱交換部を収納し、かつ第1側壁と、前記第1側壁と対向する第2側壁と、第1開口が設けられ、前記第1側壁及び前記第2側壁に連なる第1上壁と、前記第1上壁と前記熱交換部との間に配置された仕切壁とを含む筐体とを有する熱交換器と、
    前記第1側壁から前記第2側壁に向かう第1方向において互いに対向する第5側壁及び第6側壁を含み、かつ前記第5側壁及び前記第6側壁によって画される流路が内部に設けられた本体部と、前記第1開口と前記流路とを接続する導入部とを有する排気集合筒とを備え、
    前記第1方向における前記第5側壁と前記第6側壁との間の距離は、前記第1方向における前記第1開口の幅よりも小さく、
    前記第1方向における前記導入部の幅は、前記第1方向における前記第1開口の幅よりも大きく、
    前記熱交換部を通過した前記燃焼ガスは、前記筐体内において上方に向かって折り返されるとともに、前記第1上壁と前記仕切壁との間を前記第1方向に沿って前記第1開口に向かい、
    前記第1開口を通過した前記燃焼ガスは、前記導入部を介して前記本体部に流入するとともに、前記本体部において流れの方向を変え、
    前記第5側壁は、前記第6側壁よりも前記第1側壁側にあり、かつ前記第1側壁側に位置する前記第1開口の縁と前記第6側壁との間にあり、
    前記第1方向における前記第1側壁側に位置する前記第1開口の縁と前記第5側壁との間の距離は、前記第1方向における前記第2側壁側に位置する前記第1開口の縁と前記第6側壁との間の距離よりも大きい、温水暖房装置。
  2. シスターンをさらに備え、
    前記筐体は、前記第1側壁及び前記第2側壁に連なる第3側壁と、前記第3側壁と対向し、前記第1側壁及び前記第2側壁に連なる第4側壁とをさらに有し、
    前記シスターンは、第1部分と、前記第3側壁から前記第4側壁に向かう第2方向に沿って前記第1部分から延在する第2部分と、前記第2方向に沿って前記第1部分から延在し、かつ前記第1方向において前記第2部分と離間して配置される第3部分とを有し、前記本体部が前記第2部分と前記第3部分との間に位置するように前記排気集合筒に取り付けられる、請求項1に記載の温水暖房装置。
  3. 前記第1上壁は、前記第2側壁側から前記第1側壁側に向かうにしたがって下方に傾斜しており、
    前記導入部は、前記第1方向において互いに対向する第7側壁及び第8側壁を含み、
    前記第7側壁は、前記第8側壁よりも前記第1側壁側にあり、
    前記第7側壁の高さは、前記第8側壁の高さよりも大きい、請求項2に記載の温水暖房装置。
  4. 前記本体部は、前記第2方向において、第1端と、前記第1端の反対側の端である第2端とを有し、
    前記流路の断面積は、前記第1端側から前記第2端側に向かって大きくなり、
    前記熱交換部は、給湯用熱交換部と、暖房用熱交換部とを含み、
    前記給湯用熱交換部の前記第2方向における幅は、前記暖房用熱交換部の前記第2方向における幅よりも大きく、
    前記給湯用熱交換部は、前記第2方向において、前記暖房用熱交換部よりも前記第2端に近い位置に配置される、請求項2又は3に記載の温水暖房装置。
  5. 前記第2端に取り付けられ、かつ前記第2部分及び前記第3部分の少なくとも一方が当接するフランジをさらに備える、請求項4に記載の温水暖房装置。
JP2018063927A 2018-03-29 2018-03-29 温水暖房装置 Active JP7067194B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018063927A JP7067194B2 (ja) 2018-03-29 2018-03-29 温水暖房装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018063927A JP7067194B2 (ja) 2018-03-29 2018-03-29 温水暖房装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019174066A JP2019174066A (ja) 2019-10-10
JP7067194B2 true JP7067194B2 (ja) 2022-05-16

Family

ID=68170180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018063927A Active JP7067194B2 (ja) 2018-03-29 2018-03-29 温水暖房装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7067194B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007163039A (ja) 2005-12-14 2007-06-28 Noritz Corp 給湯暖房機
JP2008138992A (ja) 2006-12-05 2008-06-19 Rinnai Corp 潜熱回収型給湯器
US20090288813A1 (en) 2008-05-26 2009-11-26 Daesung Industrial Corporation Structure of Heat Exchange Apparatus for Gas Boiler
KR101146020B1 (ko) 2009-12-30 2012-05-14 린나이코리아 주식회사 콘덴싱 보일러의 2차 열교환기

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6823279B2 (ja) * 2016-08-23 2021-02-03 株式会社ノーリツ 熱交換器およびこれを備えた給湯装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007163039A (ja) 2005-12-14 2007-06-28 Noritz Corp 給湯暖房機
JP2008138992A (ja) 2006-12-05 2008-06-19 Rinnai Corp 潜熱回収型給湯器
US20090288813A1 (en) 2008-05-26 2009-11-26 Daesung Industrial Corporation Structure of Heat Exchange Apparatus for Gas Boiler
KR101146020B1 (ko) 2009-12-30 2012-05-14 린나이코리아 주식회사 콘덴싱 보일러의 2차 열교환기

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019174066A (ja) 2019-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101905202B1 (ko) 잠열 열교환기 및 급탕 장치
CN102906510B (zh) 热交换器
KR100570291B1 (ko) 보일러/급탕기용 공용열교환기
JP5818071B2 (ja) 給湯装置
JP6838825B2 (ja) 排熱回収装置
CN112856801B (zh) 热交换器以及包括此热交换器的热水装置
JP5890136B2 (ja) 給湯器
JP7067194B2 (ja) 温水暖房装置
JP5467037B2 (ja) 潜熱熱交換器、及び給湯装置
JP2013079743A (ja) 潜熱熱交換器、及び給湯装置
JP5831690B2 (ja) 熱交換器およびこれを備えた温水装置
US20140150733A1 (en) Water heater
JP7040048B2 (ja) 温水暖房装置
JP2006207854A (ja) 液々熱交換器
JP7067028B2 (ja) 温水暖房装置
JP5888538B2 (ja) 熱交換器およびこれを備えた温水装置
JP2017096525A (ja) 燃焼装置及び給湯器
JP4565316B2 (ja) 熱源装置
KR100737674B1 (ko) 보일러의 열교환기 관접속구조
RU2344351C1 (ru) Конвектор
JP6798357B2 (ja) 熱交換器および熱源機
JP2005274044A (ja) 熱源装置
US11226134B2 (en) Heat exchanger for gas appliance and method for manufacturing heat exchanger for gas appliance
JP2017096524A (ja) 熱交換器及び給湯器
KR100570288B1 (ko) 보일러/급탕기용 열교환기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220411

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7067194

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150