JP2014231957A - 貯湯ユニットおよび給湯装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】水熱交換器の取り外し、取り付けまたは点検を容易にできる貯湯ユニットを提供する。【解決手段】前方の缶体脚50は、缶体11に対して、上下方向にスライド可能である。これにより、この缶体脚50を上方にスライドさせることで、水熱交換器12を容易にメンテナンスできる。【選択図】図7
Description
この発明は、貯湯ユニットおよび給湯装置に関する。
従来、貯湯ユニットとしては、特開2009−180487号公報(特許文献1)に記載されたものがある。この貯湯ユニットは、缶体と、缶体に貯留される温水を加熱するためのヒートポンプとを備えている。ヒートポンプは、圧縮機と水熱交換器と膨張弁と空気熱交換器とを有する。水熱交換器は、缶体の下側に配置されている。
ところで、上記従来の貯湯ユニットでは、水熱交換器をメンテナンスで交換することは、考慮されていなかった。もし、水熱交換器に不具合が生じた場合に、水熱交換器を交換しようとすると、缶体の底部に固定された複数の脚が邪魔になって、水熱交換器を取り出すことができない。このため、貯湯ユニットを横倒し、ケーシングの底板などを取り外してから、ケーシングの底側から水熱交換器を取り外さなければならず、手間である。また、貯湯ユニットごと交換する場合には、コストの面で課題があった。
そこで、この発明の課題は、水熱交換器の取り外し、取り付けまたは点検を容易にできる貯湯ユニットおよび給湯装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の貯湯ユニットは、
温水を貯留する缶体と、
上記缶体を支える複数の缶体脚と、
上記缶体の下側に配置されると共に上記缶体に貯留される温水を加熱するための水熱交換器と
を備え、
少なくとも一つの上記缶体脚は、上記缶体に対して、移動可能であることを特徴としている。
温水を貯留する缶体と、
上記缶体を支える複数の缶体脚と、
上記缶体の下側に配置されると共に上記缶体に貯留される温水を加熱するための水熱交換器と
を備え、
少なくとも一つの上記缶体脚は、上記缶体に対して、移動可能であることを特徴としている。
この発明の貯湯ユニットによれば、上記少なくとも一つの缶体脚は、上記缶体に対して、移動可能である。これにより、例えば、水熱交換器のメンテナンス時に、この缶体脚を缶体に対して移動させることで、缶体を起立したまま、水熱交換器を容易に取り外し、取り付け、または、点検することができる。
また、一実施形態の貯湯ユニットでは、上記少なくとも一つの缶体脚は、上記缶体に対して、上下方向にスライド可能である。
この実施形態の貯湯ユニットによれば、上記少なくとも一つの缶体脚は、上記缶体に対して、上下方向にスライド可能である。これにより、この缶体脚を上方にスライドさせることで、水熱交換器をメンテナンスでき、作業性が一層向上する。
また、一実施形態の貯湯ユニットでは、
上記缶体、上記缶体脚および上記水熱交換器を収容するケーシングを備え、
上記ケーシングは、メンテナンス用開口部を有し、
上記少なくとも一つの缶体脚は、上記メンテナンス用開口部に対向する位置にある。
上記缶体、上記缶体脚および上記水熱交換器を収容するケーシングを備え、
上記ケーシングは、メンテナンス用開口部を有し、
上記少なくとも一つの缶体脚は、上記メンテナンス用開口部に対向する位置にある。
この実施形態の貯湯ユニットによれば、上記少なくとも一つの缶体脚は、上記ケーシングの上記メンテナンス用開口部に対向する位置にある。これにより、メンテナンス用開口部から缶体脚を操作して、メンテナンス用開口部から水熱交換器をメンテナンスできる。
また、一実施形態の給湯装置では、
上記貯湯ユニットと、
上記貯湯ユニットの上記水熱交換器に接続される圧縮機、膨張手段および空気熱交換器を含むヒートポンプユニットと
を備える。
上記貯湯ユニットと、
上記貯湯ユニットの上記水熱交換器に接続される圧縮機、膨張手段および空気熱交換器を含むヒートポンプユニットと
を備える。
この実施形態の給湯装置によれば、上記ヒートポンプユニットは、上記圧縮機、上記膨張手段および上記空気熱交換器を含む。これにより、貯湯ユニットに、圧縮機、膨張手段または空気熱交換器を配置していないので、水熱交換器のメンテナンスの際に邪魔になるものがなくてメンテナンスが一層容易になる。
この発明の貯湯ユニットおよび給湯装置によれば、少なくとも一つの缶体脚は、缶体に対して移動可能であるので、水熱交換器の取り外し、取り付けまたは点検を容易にできる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態の給湯装置を示す簡略構成図である。図2は、給湯装置の回路図である。図1と図2に示すように、給湯装置は、温水を貯留する貯湯ユニット1と、貯湯ユニット1に貯留される温水を加熱するためのヒートポンプユニット2とを備える。
上記貯湯ユニット1は、温水を貯留する缶体11と、上記缶体11に貯留される温水を加熱するための水熱交換器12とを有する。上記ヒートポンプユニット2は、水熱交換器を除く冷媒回路を備えている。つまり、ヒートポンプユニット2は、上記水熱交換器12に接続される圧縮機21、膨張手段22および空気熱交換器23を含む。圧縮機21、水熱交換器12、膨張手段22および空気熱交換器23は、冷媒配管31を介して、順に接続される。水熱交換器12は、凝縮器として作用し、空気熱交換器23は、蒸発器として作用する。膨張手段22は、例えば、膨張弁である。
上記缶体11の底部には、給水源Eに接続される給水配管32から分岐した一方の入水流路32aが、接続されている。これにより、給水源Eから供給される市水が、入水流路32aを介して、缶体11の底部に導入される。また、缶体11の底部には、循環配管33の一端が、接続されている。この循環配管33には、循環ポンプ34および上記水熱交換器12が接続されている。
上記缶体11の頂部には、上記循環配管33の他端が接続されている。また、缶体11の頂部には、給湯配管35を介して、混合弁36が接続されている。この混合弁36には、給水配管32から分岐した他方の入水流路32bと、給湯端末Tとが接続されている。これにより、缶体11の頂部から出湯された温水を、給水源Eから供給される水と混合することが可能となり、給湯端末Tにおいて、所望の温度の温水を供給できる。なお、図2では省略しているが、図1に示すように、缶体11には、風呂用循環配管37が接続され、風呂の水を循環させる。
そして、上記圧縮機21および上記循環ポンプ34を駆動させると、缶体11内の水が、缶体11の底部から循環配管33を流れる。このとき、循環配管33を流れる水は、水熱交換器12によって加熱され(沸き上げられ)、缶体11の頂部に返流される。このような動作を継続して行うことによって、缶体11に高温の温水を貯留することができる。缶体11内の温水は、給湯端末Tや風呂に供給される。
図3は、上記貯湯ユニット1の斜視図を示す。図4は、図3の配管などを取り除いた状態を示す斜視図である。図3と図4に示すように、貯湯ユニット1は、ケーシング40を有する。ケーシング40は、前板41と、左右の側板42,42と、後板43と、上板44と、底板45とを有する。
上記ケーシング40には、缶体11および水熱交換器12が収容されている。缶体11および水熱交換器12は、それぞれ、断熱材13,14に覆われている。缶体11の前方には、配管(例えば、図1、図2に示される配管31,32,33,35,37)や電装品が、配置されている。
上記缶体11は、3つの缶体脚50に支えられ、起立している。缶体脚50は、前板41側に1つあり、後板43側に2つある。缶体脚50の上端は、缶体11の側面に取り付けられ、缶体脚50の下端は、底板45に取り付けられる。缶体脚50は、底板45の下面に取り付けられるケーシング脚46とは別体である。缶体脚50は、ケーシング40に収容されている。
上記缶体11は、上記缶体脚50により、上記底板45から離隔され、缶体11の底面と缶体脚50と底板45で囲まれた空間が形成される。この空間(つまり、缶体11の下側)に、水熱交換器12が配置される。
上記ケーシング40の前板41には、メンテナンス用開口部47が設けられ、このメンテナンス用開口部47には、蓋板48が取り外し可能に取り付けられている。メンテナンス用開口部47は、水熱交換器12に対向する位置にある。
上記蓋板48の上側には、外部配管を、ケーシング40の内部配管に接続するための継手が設けられている。ここで、外部配管を継手に接続すると、図1に示すように、外部配管31,32,35,37は、蓋板48の前方に、柵状に配置される。
上記前板41側の1つの缶体脚50は、上記缶体11に対して、上下方向にスライド可能である。一方、上記後板43側の2つの缶体脚50は、缶体11に対して、固定されている。スライド可能な缶体脚50は、水熱交換器12の前方に位置し、メンテナンス用開口部47に対向する位置にある。
図5に示すように、上記スライド可能な缶体脚50の上端は、缶体11の側面に固定されたガイド板51に、上下方向にガイドされる。ガイド板51は、L字状に形成され、このガイド板51と缶体11の側面との間の隙間に、缶体脚50の上端が、差し込まれる。缶体脚50の上端は、図示しない(ボルトなどの)固定具によって、ガイド板51に固定可能となる。
図6に示すように、上記スライド可能な缶体脚50の下端は、(ボルトなどの)固定具52によって、底板45に取り外し可能に固定される。固定具52は、メンテナンス用開口部47に臨んでいる。固定具52には、例えば、ナットが螺合され、底板45の下面側からナットを緩めて、メンテナンス用開口部47から固定具52を取り出すことができる。
次に、上記貯湯ユニット1の水熱交換器12をメンテナンスする方法について説明する。
まず、図1に示すように、ケーシング40の蓋板48の前方に配置されている外部配管31,32,35,37を、ケーシング40の継手から取り外して、図7(a)に示すように、蓋板48を露出させる。このとき、蓋板48の前方には、配管31,32,35,37のみがあり、圧縮機21などの重量物がないため、蓋板48の露出作業は容易となる。
なお、図7では、缶体脚50の動きをわかりやすくするため、缶体11の前方に配置される配管や電装品(図3参照)を省略して描いている。これらの配管や電装品の全てを、ケーシング40から取り外している意味ではない。
その後、蓋板48を取り外し、図7(b)に示すように、メンテナンス用開口部47からスライド可能な缶体脚50を露出させる。そして、このメンテナンス用開口部47から、缶体脚50の下端の固定具52(図6参照)を取り外す。なお、缶体脚50の上端の固定具については、缶体11の前方の電装品を一部取り除き、この取り除いた部分から、固定具を取り外すことができる。
その後、図7(c)に示すように、上記缶体脚50を上方にスライドさせて、メンテナンス用開口部47から水熱交換器12を露出させる。このようにして、メンテナンス用開口部47から水熱交換器12をメンテナンスすることができる。なお、前方のスライド可能な缶体脚50を上方にスライドしても、缶体脚50は、後方の固定された2つの缶体脚50により、起立状態を維持できる。
上記構成の貯湯ユニット1によれば、上記前方の缶体脚50は、上記缶体11に対して、移動可能である。これにより、例えば、水熱交換器12のメンテナンス時に、この缶体脚50を缶体11に対して移動させることで、缶体11を起立したまま、水熱交換器12を容易に取り外し、取り付け、または、点検することができる。
これに対して、従来では、万一、水熱交換器をメンテナンスしようとすると、貯湯ユニットを横倒して、貯湯ユニットの底側から水熱交換器を取り外さなければならず、手間であった。つまり、従来では、水熱交換器をメンテナンスするということは、全く、考慮されていなかった。
また、上記前方の缶体脚50は、上記缶体11に対して、上下方向にスライド可能である。これにより、この缶体脚50を上方にスライドさせることで、水熱交換器12をメンテナンスでき、作業性が一層向上する。
また、上記スライド可能な缶体脚50は、上記ケーシング40の上記メンテナンス用開口部47に対向する位置にある。これにより、メンテナンス用開口部47から缶体脚50を操作して、メンテナンス用開口部47から水熱交換器12をメンテナンスできる。したがって、ケーシング40の両側板42、前板41、底板45や後板43などを外さなくても、水熱交換器12をメンテナンスできる。
また、上記ヒートポンプユニット2は、上記圧縮機21、上記膨張手段22および上記空気熱交換器23を含む。これにより、貯湯ユニット1に、圧縮機21、膨張手段22または空気熱交換器23を配置していないので、水熱交換器12のメンテナンスの際に邪魔になるものがなくてメンテナンスが一層容易になる。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、缶体脚の数量の増減は、自由である。また、スライド可能な缶体脚は、複数であってもよい。
上記実施形態では、前方の缶体脚は、缶体に対してスライド可能であったが、前方の缶体脚を、缶体脚の上端を支点としてスイング可能としたり、缶体から離脱可能としてもよく、缶体に対して移動可能であればよい。
1 貯湯ユニット
2 ヒートポンプユニット
11 缶体
12 水熱交換器
21 圧縮機
22 膨張手段
23 空気熱交換器
31 冷媒配管
32 給水配管
33 循環配管
35 給湯配管
37 風呂用循環配管
40 ケーシング
47 メンテナンス用開口部
50 缶体脚
2 ヒートポンプユニット
11 缶体
12 水熱交換器
21 圧縮機
22 膨張手段
23 空気熱交換器
31 冷媒配管
32 給水配管
33 循環配管
35 給湯配管
37 風呂用循環配管
40 ケーシング
47 メンテナンス用開口部
50 缶体脚
Claims (4)
- 温水を貯留する缶体(11)と、
上記缶体(11)を支える複数の缶体脚(50)と、
上記缶体(11)の下側に配置されると共に上記缶体(11)に貯留される温水を加熱するための水熱交換器(12)と
を備え、
少なくとも一つの上記缶体脚(50)は、上記缶体(11)に対して、移動可能であることを特徴とする貯湯ユニット。 - 請求項1に記載の貯湯ユニットにおいて、
上記少なくとも一つの缶体脚(50)は、上記缶体(11)に対して、上下方向にスライド可能であることを特徴とする貯湯ユニット。 - 請求項1または2に記載の貯湯ユニットにおいて、
上記缶体(11)、上記缶体脚(50)および上記水熱交換器(12)を収容するケーシング(40)を備え、
上記ケーシング(40)は、メンテナンス用開口部(47)を有し、
上記少なくとも一つの缶体脚(50)は、上記メンテナンス用開口部(47)に対向する位置にあることを特徴とする貯湯ユニット。 - 請求項1から3の何れか一つの貯湯ユニット(1)と、
上記貯湯ユニット(1)の上記水熱交換器(12)に接続される圧縮機(21)、膨張手段(22)および空気熱交換器(23)を含むヒートポンプユニット(2)と
を備えることを特徴とする給湯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013113210A JP2014231957A (ja) | 2013-05-29 | 2013-05-29 | 貯湯ユニットおよび給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013113210A JP2014231957A (ja) | 2013-05-29 | 2013-05-29 | 貯湯ユニットおよび給湯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014231957A true JP2014231957A (ja) | 2014-12-11 |
Family
ID=52125446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013113210A Pending JP2014231957A (ja) | 2013-05-29 | 2013-05-29 | 貯湯ユニットおよび給湯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014231957A (ja) |
-
2013
- 2013-05-29 JP JP2013113210A patent/JP2014231957A/ja active Pending
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