JP5573611B2 - 絶縁構造体及び絶縁構造体の製造方法 - Google Patents
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Description
図1は、実施形態の絶縁構造体の製造過程の概略を示す説明図である。図1(a)において、シリコン母材100は、2つの導電性領域と、これらの導電性領域間に介在するように一体に形成された絶縁領域とからなる絶縁構造体が作られるシリコン(Si)製の板である。
つぎに、実施形態の変形例について以下に説明する。
図4は、シリコン母材100に形成する溝パターンの変形例(変形例1)の概要を示す説明図である。この変形例1は、図4(a)に示すとおり、絶縁部形成領域内で交互に平行配列する溝202,203の先端部を先太り形状に加工することを特徴とする。
Claims (12)
- 2つの導電性領域がこれらの間に介在するように一体に形成された絶縁領域によって互いに絶縁された絶縁構造体であって、
前記絶縁領域は、
板状の母材上において前記2つの導電性領域の間に位置するように設定された矩形の絶縁部形成領域に、前記導電性領域との境界線方向に沿って当該絶縁部形成領域の一端から反対側の他端の手前まで続く第1の溝と、前記境界線方向に沿って前記他端から前記一端の手前まで続く第2の溝とが交互に平行配列した複数の溝からなる溝パターンを形成する工程と、
前記溝パターンが形成された前記絶縁部形成領域の母材を熱酸化処理によって完全に酸化し、かつ、前記熱酸化処理によって前記母材表面に成長する酸化膜によって前記溝パターンを完全に埋めることにより、前記絶縁部形成領域の全域が絶縁性の酸化領域で充填された前記絶縁領域を形成する工程とを経て生成されたこと
を特徴とする絶縁構造体。 - 請求項1に記載の絶縁構造体において、
前記溝パターンを形成する工程では、前記第1の溝の前記一端側の先端が先太り形状になるように形成され、前記第2の溝の前記他端側の先端が先太り形状になるように形成されていること
を特徴とする絶縁構造体。 - 請求項1又は請求項2に記載の絶縁構造体において、
前記溝パターンを形成する工程では、所望の前記絶縁領域に基づき設定される前記絶縁部形成領域の大きさに応じて規定された本数の前記第1の溝及び前記第2の溝を有する溝パターンが形成されること
を特徴とする絶縁構造体。 - 2つの導電性領域がこれらの間に介在するように一体に形成された絶縁領域によって互いに絶縁された絶縁構造体であって、
前記絶縁領域は、
板状の母材上において前記2つの導電性領域の間に位置するように設定された矩形の絶縁部形成領域に、前記導電性領域との境界線方向に沿って当該絶縁部形成領域の一端側手前と反対側の他端手前とを折り返し交互に往復するつづら折れ形状の溝からなる溝パターンを形成する工程と、
前記溝パターンが形成された前記絶縁部形成領域の母材を熱酸化処理によって完全に酸化し、かつ、前記熱酸化処理によって前記母材表面に成長する酸化膜によって前記溝パターンを完全に埋めることにより、前記絶縁部形成領域の全域が絶縁性の酸化領域で充填された前記絶縁領域を形成する工程とを経て生成されたこと
を特徴とする絶縁構造体。 - 請求項4に記載の絶縁構造体において、
前記溝パターンを形成する工程では、前記溝パターンの折り返し部分の角が、面取り形状又は丸め形状になるように形成されていること
を特徴とする絶縁構造体。 - 請求項4又は請求項5に記載の絶縁構造体において、
前記溝パターンを形成する工程では、所望の前記絶縁領域に基づき設定される前記絶縁部形成領域の大きさに応じて規定された往復回数のつづら折れ形状の溝からなる溝パターンが形成されること
を特徴とする絶縁構造体。 - 2つの導電性領域がこれらの間に介在するように一体に形成された絶縁領域によって互いに絶縁された絶縁構造体の製造方法であって、
板状の母材上において前記2つの導電性領域の間に位置するように設定された矩形の絶縁部形成領域に、前記導電性領域との境界線方向に沿って当該絶縁部形成領域の一端から反対側の他端の手前まで続く第1の溝と、前記境界線方向に沿って前記他端から前記一端の手前まで続く第2の溝とが交互に平行配列した複数の溝からなる溝パターンを形成する工程と、
前記溝パターンが形成された前記絶縁部形成領域の母材を熱酸化処理によって完全に酸化し、かつ、前記熱酸化処理によって前記母材表面に成長する酸化膜によって前記溝パターンを完全に埋めることにより、前記絶縁部形成領域の全域が絶縁性の酸化領域で充填された前記絶縁領域を形成する工程とを含むこと
を特徴とする絶縁構造体の製造方法。 - 請求項7に記載の絶縁構造体の製造方法において、
前記溝パターンを形成する工程では、前記第1の溝の前記一端側の先端が先太り形状になるように加工し、前記第2の溝の前記他端側の先端が先太り形状になるように加工すること
を特徴とする絶縁構造体の製造方法。 - 請求項7又は請求項8に記載の絶縁構造体の製造方法において、
前記溝パターンを形成する工程では、所望の前記絶縁領域に基づき設定される前記絶縁部形成領域の大きさに応じて規定された本数の前記第1の溝及び前記第2の溝を有する溝パターンを形成すること
を特徴とする絶縁構造体の製造方法。 - 2つの導電性領域がこれらの間に介在するように一体に形成された絶縁領域によって互いに絶縁された絶縁構造体の製造方法であって、
板状の母材上において前記2つの導電性領域の間に位置するように設定された矩形の絶縁部形成領域に、前記導電性領域との境界線方向に沿って当該絶縁部形成領域の一端側手前と反対側の他端手前とを折り返し交互に往復するつづら折れ形状の溝からなる溝パターンを形成する工程と、
前記溝パターンが形成された前記絶縁部形成領域の母材を熱酸化処理によって完全に酸化し、かつ、前記熱酸化処理によって前記母材表面に成長する酸化膜によって前記溝パターンを完全に埋めることにより、前記絶縁部形成領域の全域が絶縁性の酸化領域で充填された前記絶縁領域を形成する工程とを含むこと
を特徴とする絶縁構造体の製造方法。 - 請求項10に記載の絶縁構造体の製造方法において、
前記溝パターンを形成する工程では、前記溝パターンの折り返し部分の角が、面取り形状又は丸め形状になるように加工すること
を特徴とする絶縁構造体の製造方法。 - 請求項10又は請求項11に記載の絶縁構造体の製造方法において、
前記溝パターンを形成する工程では、所望の前記絶縁領域に基づき設定される前記絶縁部形成領域の大きさに応じて規定された往復回数のつづら折れ形状の溝からなる溝パターンを形成すること
を特徴とする絶縁構造体の製造方法。
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