JP5572586B2 - 作業機械の油圧駆動装置 - Google Patents
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Description
この第1実施形態は、ブーム上げ、アームクラウド複合操作に際して、ブーム用操作装置40及びアーム用操作装置41を操作すると、第1ブーム用方向制御弁19、第2ブーム用方向制御弁22は、不図示のブーム上げ切り換え位置に切り換えられ、第3ブーム用方向制御弁33はブーム上げ切換位置33aに切り換えられる。第1アーム用方向制御弁23、第2アーム用方向制御弁18及び、第3アーム用方向制御弁34のそれぞれは、不図示のアームクラウド切換位置に切り換えられる。第1、第2油圧ポンプ11,12に対して第1ブーム用方向制御弁19と第2アーム用方向制御弁18及び、第2ブーム用方向制御弁22と第1アーム用方向制御弁23とは、それぞれパラレル接続されているが、第第3油圧ポンプ13に対して第3ブーム用方向制御弁33と第2アーム用方向制御弁34とは、第3ブーム用方向制御弁33が上流側でタンデム接続されているから、第3油圧ポンプ13から吐出される圧油を、第3ブーム用方向制御弁33に優先的に流すことができる。これにより、第3油圧ポンプ13の圧油は、第3ブーム用方向制御弁33のブーム上げ切換位置33aを介してブームシリンダ7のボトム室7aに供給されてブーム上げを行わせ、第1油圧ポンプ11の圧油を第2アーム用方向制御弁18を介して、また第2油圧ポンプ12の圧油を第1アーム用方向制御弁23を介して、それぞれ十分な流量をアームシリンダ8のボトム室8aに供給してアームクラウドを行わせることができる。すなわち、アーム用方向制御弁の上流に絞りを設けることなくブーム上げ、アームクラウド複合操作を実施でき、また絞りを有する再生回路を設けることなくアームクラウド操作を実施できる。したがって、ブーム上げ、アームクラウド複合操作における圧損、及びアームクラウド操作における圧損を低減でき、ポンプ効率を向上させつつ、良好な操作性を確保することができる。
この第1実施形態は、旋回、ブーム、アームの複合操作に際して、図示しない旋回用操作装置、ブーム用操作装置40、及びアーム用操作装置41を操作すると、旋回用方向制御弁32、第1〜第3ブーム用方向制御弁19,22,33、及び第1〜第3アーム用方向制御弁23,18,34が操作方向に応じた切換位置に切り換えられる。このとき、第3油圧ポンプ13に対して、旋回用方向制御弁32と第3ブーム用方向制御弁33とはパラレル接続されており、旋回用方向制御弁32および第3ブーム用方向制御弁33に対して第3アーム用方向制御弁34が下流側でタンデム接続されているから、第3油圧ポンプ13の圧油が旋回用方向制御弁32を介して旋回モータ31に、また第3ブーム用方向制御弁33を介してブームシリンダ7に供給される。旋回モータ31は旋回体2が大きい慣性体であるため、起動時の負荷は大きいものの起動後は加速に伴って負荷が小さくなる傾向があり、ブームシリンダ7は前述したように負荷が大きいため、それらの負荷の関係に基づいて第3油圧ポンプ13から吐出される圧油は、旋回用方向制御弁32および第3ブーム方向制御弁33から旋回モータ31、ブームシリンダ7に供給され、また、第1、第2油圧ポンプ11、12の圧油も、第1ブーム用方向制御弁19と第2アーム用方向制御弁18、および第2ブーム用方向制御弁22と第1アーム用方向制御弁23とがそれぞれパラレル接続されているからブームシリンダ7、アームシリンダ8の負荷に応じて、第1油圧ポンプ11の圧油が第1ブーム用方向制御弁19を介してブームシリンダ7に、あるいは第2アーム用方向制御弁18を介してアームシリンダ8に供給される。さらに、第2油圧ポンプ12の圧油が第2ブーム用方向制御弁22介してブームシリンダ7に供給され、あるいは第1アーム用方向制御弁23を介してアームシリンダ8に供給される。これらにより、旋回、ブーム、アーム複合操作の良好な操作性を確保することができる。
この第1実施形態は、ブーム下げ、旋回複合操作に際して、図示しない旋回用操作装置と、ブーム用操作装置40とを操作すると、旋回用方向制御弁32が切り換えられ、また第3ブーム用方向制御弁33がブーム下げ切換位置33bに切り換えられる。第3油圧ポンプ13に対して、旋回用方向制御弁32と第3ブーム用方向制御弁33とはパラレル接続されるものの、第3ブーム用方向制御弁33のブーム下げ切換位置33bには、阻止ポート33b1が設けられ、第3油圧ポンプ13から供給される圧油は、阻止ポート33b1によって阻止されるので、旋回用方向制御弁32には、第3油圧ポンプ13の吐出油の全量が供給されることになり、この第3油圧ポンプ13の圧油を旋回用方向制御弁32を介して旋回モータ31のみに供給することができる。このため旋回モータの独立性が確保され、すなわち、旋回をブーム下げ操作に影響されずに独立して操作させることができ、良好な旋回の加速性、操作性を確保することができる。
この第1実施形態は、ブーム上げ、旋回複合操作に際して、ブーム用操作装置40と、図示しない旋回用操作装置とを操作すると、第1〜第3ブーム用方向制御弁19,22,33がブーム上げ切換位置33aに切り換えられ、また旋回用方向制御弁32が切り換えられる。第1、第2油圧ポンプ11,12の圧油は、それぞれ第1、第2ブーム用方向制御弁19,22の不図示のブーム上げ切り換え位置に供給され、第3油圧ポンプ13の圧油は、パラレル接続される第3ブーム用方向制御弁33のブーム上げ切換位置33aと、旋回用方向制御弁32とに供給され、それらを介してブームシリンダ7、旋回モータ31の双方に供給可能になる。この際、上述したように旋回モータ31は、起動時の負荷が大きいから、第3油圧ポンプ13から吐出された圧油のうち、旋回モータ31に供給され得なかった圧油の一部は、管路37を通って第3ブーム用方向制御弁33に供給されることになる。これによって、ブーム上げに対して旋回速度を速すぎないように抑えながらブーム上げ、旋回複合操作を実施することができ、このブーム上げ、旋回複合操作の良好な操作性を確保することができる。
この第1実施形態は、アームのクラウド、ダンプ操作と、旋回複合操作に際して、アーム用操作装置41と、図示しない旋回用操作装置とを操作すると、第1〜第3アーム用方向制御弁23,18,34は、操作された不図示のアームクラウド切換位置またはアームダンプ切換位置に切り換えられ、旋回用方向制御弁32は、操作された所定の切換位置に切り換えられる。第1、第2油圧ポンプ11,12の圧油は、それぞれ第1、第2アーム用方向制御弁23、18に供給される。旋回用方向制御弁32と第3アーム用方向制御弁34とは、タンデム接続され、第3油圧ポンプ13に対して旋回用方向制御弁32は、第3アーム用方向制御弁34よりも上流側に設けられるから、第3油圧ポンプ13の圧油は、旋回用方向制御弁32にのみ供給されることになる。そのため、旋回モータの独立性が確保され、すなわち、旋回をアーム操作に影響されずに独立して操作させることができ、良好な旋回の加速性、操作性を確保することができる。
この第1実施形態は、ブーム上げ、アームクラウド、バケットクラウド複合操作に際して、ブーム用操作装置40、アーム用操作装置41、及び図示しないバケット用操作装置を操作すると、第1、第2ブーム用方向制御弁19、22が不図示のブーム上げ切換位置に切り換えられ、第3ブーム用方向制御弁33がブーム上げ切換位置33aに切り換えられ、第1〜第3アーム用方向制御弁23,18,34が不図示のアームクラウド切換位置に切り換えられ、バケット用方向制御弁17がバケットクラウド切換位置に切り換えられる。上述したように、第3油圧ポンプ13に対して第3ブーム用方向制御弁33と第3アーム用方向制御弁34とは、タンデム接続されており、第3ブーム用方向制御弁33は、第3アーム用方向制御弁34の上流側に設けられるから、第3油圧ポンプの圧油は、負荷に関わらず、第3ブーム用方向制御弁33にのみ供給される。
この第1実施形態は、走行とブーム上げの複合操作に際して、不図示の走行用操作装置及びブーム用操作装置40を操作すると、右走行用方向制御弁16および左走行用方向制御弁25が、操作に応じて前進切換位置または後進切換位置のいずれかに切り換えられ、第1、第2ブーム用方向制御弁19,22が不図示のブーム上げ切換位置に切り換えられ、第3ブーム用方向制御弁33がブーム上げ切換位置33aに切り換えられる。第3油圧ポンプ13には、第3ブーム用方向制御弁33が、左右の走行用方向制御弁16,25と独立して設けられるから、ブームシリンダ7には、ブームは走行負荷の影響に関わりなく、圧油が供給されるため、走行とブーム上げの良好な複合操作が可能になる。
この第1実施形態は、図示しない第1予備用操作装置を操作することにより、第1予備用方向制御弁24が切り換えられるが、このとき予備用合流弁30が閉位置30aに保持されているときは、第2油圧ポンプ12の圧油を第1予備用方向制御弁24を介して図示しない第1アクチュエータに供給し、この第1アクチュエータの作動によって第1特殊アタッチメントを駆動させることができる。また、第1特殊アタッチメントを速い作動速度で駆動する場合には、予備用合流弁30を開位置30bに切り換えた状態で第1予備用方向制御弁24を切り換えればよい。これにより、第1油圧ポンプ11の圧油が管路46及び予備用合流弁30を介して第1予備用方向制御弁24に、第2油圧ポンプ12の圧油に合流して供給される。すなわち、第1油圧ポンプ11と第2油圧ポンプ12の合流した圧油を図示しない第1アクチュエータに供給し、第1特殊アタッチメントを速い作動速度で駆動させることができる。
この第1実施形態は、図示しない第2予備用操作装置を操作することにより、第2予備用方向制御弁35が切り換えられ、第3油圧ポンプ13の圧油を第2予備用方向制御弁35を介して図示しない第2アクチュエータに供給して、第2特殊アタッチメントを駆動させることができる。しかも、第2予備用方向制御弁35は、旋回用方向制御弁32、第3ブーム用方向制御弁35とパラレル接続で第3油圧ポンプに接続されるから、旋回およびブームが同時に操作されても動作可能である。また、この第2予備用方向制御弁35は、配管の増設を要することなく、バケット6を増速させるための第2バケット用方向制御弁に容易に交換することが可能である。このように、第2予備用方向制御弁35に代えて第2バケット用方向制御弁を設けた場合には、第3油圧ポンプ13の圧油を第2バケット用方向制御弁を介して第1油圧ポンプ11の圧油に合流させてバケットシリンダ9に供給することができ、バケット6の作動速度の高速化を実現させることができる。
この第1実施形態は、図示しない旋回用操作装置、及び図示しない第2予備用操作装置を操作すると、旋回用方向制御弁33と第2予備用方向制御弁35が切り換えられる。したがって、第3油圧ポンプ13の圧油がパラレルに接続された旋回用方向制御弁32と、第2予備用方向制御弁35の双方に供給され、旋回モータ31が作動して旋回体2が旋回し、図示しない第2アクチュエータが作動して第2特殊アタッチメントが駆動し、旋回、第2特殊アクチュエータの複合操作を実施することができる。またこのとき、旋回モータ31の負荷圧に対する第2アクチュエータの負荷圧の高低に応じて、可変絞り64の開口量を調整することにより、旋回モータ31と第2アクチュエータの供給流量を適切に配分することができ、良好な複合操作性を確保することができる。
この第1実施形態は、第3油圧ポンプ13と第2予備用方向制御弁35とを接続する管路部分を遮断し、第2予備用方向制御弁35の追加用ポンプポートに配管を介して図示しない追加用油圧ポンプを接続することにより、追加用油圧ポンプの圧油を第2予備用方向制御弁35を介して図示しない第2アクチュエータに供給して第2特殊アタッチメントを駆動させることができる。すなわち、第2特殊アタッチメントの駆動を、旋回操作、ブーム操作、及びアーム操作とは独立して実施させることができる。
この第1実施形態は、第2油圧ポンプ12に接続される第2ブーム用方向制御弁22と、第1アーム用方向制御弁23と、第1予備用方向制御弁24とをパラレルに接続してあることから、配管の増設を要することなく容易に旋回用方向制御弁32と、第1予備用方向制御弁24の配置を入れ替えることができる。このように旋回用方向制御弁32と、第1予備用方向制御弁24とを入れ替えたものでは、第3油圧ポンプ13に第1予備用方向制御弁24と、第2予備用方向制御弁35とが接続されることにより、第3油圧ポンプ13の圧油を第1,第2特殊アタッチメント専用に用いることができ、第2油圧ポンプ12の圧油は旋回用方向制御弁32を介して旋回モータ31に供給して旋回体2を旋回させることができるとともに、第1,第2予備用方向制御弁24,35で制御される第1,第2特殊アタッチメントの駆動回路を独立させて、第3油圧ポンプ13の圧油によって駆動させることができる。
この第1実施形態は、ブーム4が空中において保持されている状態から、ブーム用操作装置40が操作されてブーム下げが実施されたときには、ブーム4は自重によって下降するが、このとき、ブームシリンダ7のボトム圧はブームの保持により所定圧以上となる。この所定圧以上のボトム圧によって上述したように切換弁42が閉位置42bに切り換えられ、この切換弁42の閉位置42bへの切り換えにより第1ブーム用方向制御弁19の制御部、及び第2ブーム用方向制御弁22の制御部へのパイロット圧の供給が阻止されて、第1ブーム用方向制御弁19及び第2ブーム用方向制御弁22は中立位置に保持されるようになっている。このとき、ブーム用操作装置40の操作に伴って第3ブーム用方向制御弁33の制御部へのパイロット圧の供給は可能となっており、第3ブーム用方向制御弁33はブーム下げ切換位置33bに切り換えられる。したがって、第3油圧ポンプ13から吐出される圧油は、第3ブーム用方向制御弁33のブーム下げ切換位置33bに設けた阻止ポート33b1によってブームシリンダ7への供給が阻止され、ブームシリンダ7のボトム室7aから排出された圧油は、再生回路33b2を介してブームシリンダ7のロッド室7bに再生供給される。これによって第3油圧ポンプ13からの圧油の供給なしに、ブームシリンダ7が収縮してブーム下げを実施することができる。すなわち、第1油圧ポンプ11、第2油圧ポンプ12、及び第3油圧ポンプ13から吐出される圧油は、ブームシリンダ7に供給されることがなく、それら油圧ポンプを最小傾転角に保持して最小流量が吐出されるようにすることができ、このようにすればエネルギ消費を最小限に抑えることができる。
また、接地等の状態でブーム下げが実施されたとき、すなわちジャッキアップ操作時には、ブームシリンダ7のボトム圧は上述の所定圧に満たないタンク圧程度の低圧となる。このとき、上述したように切換弁42はばねの力により開位置42aとなり、第1ブーム用方向制御弁19の制御部へのパイロット圧の供給、及び第2ブーム用方向制御弁22の制御部へのパイロット圧の供給が可能になり、ブーム用操作装置40の操作に伴って、第1ブーム用方向制御弁19及び第2ブーム用方向制御弁22はそれぞれブーム下げ切換位置に切り換えられ、第3ブーム用方向制御弁33の制御部へもパイロット圧が供給されて第3ブーム用方向制御弁33はブーム下げ切換位置33bに切り換えられた状態になる。ブーム下げ切換位置33bには、第3油圧ポンプ13からの圧油のブームシリンダ7への供給を阻止する阻止ポート33b1と、供給される圧油を第3アーム用方向制御弁34側に流す油路が設けられるため、第3ブーム用方向制御弁33がブーム下げ切換位置33bに切り換えられても第3油圧ポンプ13に接続される他の方向制御弁が操作されなければ、第3油圧ポンプ13の吐出圧はタンク圧に近い低圧状態となる。したがって、ジャッキアップ時には、第1油圧ポンプ11の圧油が第1ブーム用方向制御弁19を介してブームシリンダ7のロッド室7bに供給され、また第2油圧ポンプ12の圧油が第2ブーム用方向制御弁22を介してブームシリンダ7のロッド室7bに供給されて、2つの油圧ポンプの圧油により所望のジャッキアップ操作を実施することができる。
この第1実施形態は、アーム用操作装置41を操作し、例えばアーム5が空中に保持されている状態からアームクラウドが実施されようとする際に、操作前のアーム用操作装置41の非操作状態では、圧力センサ61から検出信号が出力されないことに伴ってコントローラ70の制御により電磁弁44は閉じられた状態となっている。したがって、第1アーム用方向制御弁23の戻り管路47に設けた開放弁43は絞りを有する右位置43bに保持された状態にある。この状態から、アーム用操作装置41を操作すると、第1アーム用方向制御弁23はアームクラウド切換位置に切り換えられるとともに、アームクラウド操作であることが圧力センサ61で検出される。この圧力センサ61の信号によって、コントローラ70は電磁弁44を開くように制御し、これに伴ってパイロットポンプ14のパイロット圧が電磁弁44を介して開放弁43の制御部に与えられ、パイロット圧の大きさ応じて開放弁43は左位置43a側に切り換えられる傾向となる。
この第1実施形態は重掘削時には上述のように、第1油圧ポンプ11と第2油圧ポンプ12の圧油によって作業が実施される。一般に油圧ポンプは、吐出圧力が高くなるほど容積効率が低下する。例えばアーム、バケット複合操作によって大きな掘削力を要する重掘削作業が実施されるときには、吐出圧センサ45で検出される第2油圧ポンプ12の吐出圧が重掘削作業に相応する所定圧以上となる。そのため、吐出圧センサ45から出力される信号に応じてコントローラ70に含まれる方向制御弁中立保持手段は、吐出圧センサ45によって検出される吐出圧が所定圧以上となるときには、電磁弁62,63を制御して第3ブーム用方向制御弁33及び第3アーム用方向制御弁34を中立位置に保持する。また、このような重掘削作業時には、図示しないポンプ制御無効手段によって、第3油圧ポンプ13のレギュレータに含まれる流量調整弁13cの制御部へのパイロット圧の供給が阻止されるようになっている。これによって第3油圧ポンプ13の傾転角は最小傾転角に保持され、第3油圧ポンプ13からは最小流量が吐出される。したがって、第1油圧ポンプ11の圧油がバケット用方向制御弁17を介してバケットシリンダ9のボトム室9aに優先して供給され、第2油圧ポンプ12の圧油がアームシリンダ8のボトム室8aに供給される。これにより、この重掘削作業時におけるアーム、バケット複合操作を、良好な操作性を確保しながらもポンプ効率の悪化を招くことなく、第1油圧ポンプ11の傾転制御と第2油圧ポンプ12の傾転制御によって実施させることができる。
地面のならし作業のように、アームクラウド操作時にブーム操作を少し入れて地面を水平にならす作業が行なわれることがある。アーム用操作装置41を操作すると第1、第2アーム用方向制御弁23,18とともに、第3アーム用方向制御弁34もアームクラウド切換位置に切り換る。この場合、第3油圧ポンプ13の圧油は全量が第3アーム用方向制御弁34に供給されて、アームシリンダ8に供給される。この状態において、作業に合わせてブーム用操作装置40を少し操作すると、第3ブーム用方向制御弁33と第3アーム用方向制御弁34とがタンデムに接続されているために、第3油圧ポンプ13の吐出圧が一気に上昇する。上述したようにポンプは吐出圧が上昇すると容積効率が低下する。そのため、アームクラウド操作がされたときには、その操作に伴って図示しない第3油圧ポンプ傾転制御手段が作動し、第3油圧ポンプ13のレギュレータに含まれる流量調整弁13cの制御部へのパイロット圧の供給を阻止する。すなわち、第3油圧ポンプの傾転制御が実施されることがない。したがって、第1油圧ポンプ11の圧油が第2アーム用方向制御弁18を介してアームシリンダ8のボトム室8aに供給され、第2油圧ポンプ12の圧油が第1アーム用方向制御弁23を介してアームシリンダ8のボトム室8aに供給され、これらによってアームシリンダ8が作動してアームクラウドを実施することができる。すなわち、このアームクラウド操作を、良好な操作性を確保しながらもポンプ効率の悪化を招くことなく、第1油圧ポンプ11と第2油圧ポンプ12の傾転制御によって実施させることができる。
この第1実施形態は、コントローラ70から出力される信号によって、第1流量制限弁54、第2流量制限弁55、及び第3流量制限弁56を選択的に作動させて、第1油圧ポンプ11のレギュレータに含まれる流量調整弁11cの制御部、第2油圧ポンプ12のレギュレータに含まれる流量調整弁12cの制御部、第3油圧ポンプ13のレギュレータに含まれる流量調整弁13cの制御部のそれぞれに与えられるパイロット圧を制御し、第1油圧ポンプ11、第2油圧ポンプ12、及び第3油圧ポンプ13のうちの該当する油圧ポンプの傾転角、すなわち該当する油圧ポンプから吐出される圧油の流量を制御することにより、アーム5やバケット6と第1特殊アタッチメントとの複合操作、アーム5やバケット6と第2特殊アタッチメントとの複合操作を、必要最小の流量で実施させることができ、ポンプ効率を向上させることができる。
3 作業装置
4 ブーム
5 アーム
6 バケット
7 ブームシリンダ
7a ボトム室
7b ロッド室
8 アームシリンダ
8a ボトム室
8b ロッド室
9 バケットシリンダ
9a ボトム室
11 第1油圧ポンプ
12 第2油圧ポンプ
13 第3油圧ポンプ
14 パイロットポンプ
15 タンク
17 バケット用方向制御弁
18 第2アーム用方向制御弁
19 第1ブーム用方向制御弁
20 管路
21 管路
22 第2ブーム用方向制御弁
23 第1アーム用方向制御弁
24 第1予備用方向制御弁
26 管路
27 管路
28 管路
29 管路
30 予備用合流弁
30a 閉位置
30b 開位置
31 旋回モータ
32 旋回用方向制御弁
33 第3ブーム用方向制御弁
33a ブーム上げ切換位置
33b ブーム下げ切換位置
33b1 阻止ポート
33b2 再生回路
34 第3アーム用方向制御弁
35 第2予備用方向制御弁
36 管路
37 管路
40 ブーム用操作装置
41 アーム用操作装置
42 切換弁(ブーム用方向制御弁制御手段)
43 開放弁
43a 左位置
43b 右位置
44 電磁弁
45 吐出圧センサ(吐出圧検出手段)
46 管路
47 戻り管路
48 管路
51 第1トルク制御弁(第1トルク制御手段)
52 第2トルク制御弁(第2トルク制御手段)
53 第3トルク制御弁(第3トルク制御手段)
54 第1流量制限弁(第1流量制限手段)
55 第2流量制限弁(第2流量制限手段)
56 第3流量制限弁(第3流量制限手段)
61 圧力センサ
62 電磁弁
63 電磁弁
64 可変絞り
70 コントローラ
80 管路
81 管路
82 管路
85 管路
86 管路
87 管路
Claims (22)
- 車体と、この車体に取り付けられる作業装置とを備え、この作業装置は、上記車体に上下方向の回動可能に接続されるブームと、このブームの先端に上下方向の回動可能に接続されるアームと、上記ブームを駆動するブームシリンダと、上記アームを駆動するアームシリンダとを含む作業機械に設けられ、
上記ブームシリンダ及び上記アームシリンダをそれぞれ作動させる圧油を供給する第1油圧ポンプ及び第2油圧ポンプと、上記第1油圧ポンプに対しパラレル接続され、上記ブームシリンダに供給される圧油の流れを制御する第1ブーム用方向制御弁及び上記アームシリンダに供給される圧油の流れを制御する第2アーム用方向制御弁と、上記第2油圧ポンプに対しパラレル接続され、上記ブームシリンダに供給される圧油の流れを制御する第2ブーム用方向制御弁及び上記アームシリンダに供給される圧油の流れを制御する第1アーム用方向制御弁とを備えた作業機械の油圧駆動装置において、
上記ブームシリンダ及び上記アームシリンダをそれぞれ作動させる圧油を供給する第3油圧ポンプと、この第3油圧ポンプに接続され、上記ブームシリンダに供給される圧油の流れを制御する第3ブーム用方向制御弁と、この第3ブーム用方向制御弁にタンデム接続され、上記アームシリンダに供給される圧油の流れを制御する第3アーム用方向制御弁を備えたことを特徴とする作業機械の油圧駆動装置。 - 請求項1に記載の作業機械の油圧駆動装置において、
上記車体が旋回体を含み、
この旋回体を駆動する旋回モータと、上記第3油圧ポンプに接続され、上記旋回モータに供給される圧油の流れを制御する旋回用方向制御弁とを備えたことを特徴とする作業機械の油圧駆動装置。 - 請求項1または2に記載の作業機械の油圧駆動装置において、
上記第3ブーム用方向制御弁は、上記ブームを上方向に回動させる切換位置であるブーム上げ切換位置と、上記ブームを下方向に回動させる切換位置であるブーム下げ切換位置とを有し、上記ブーム下げ切換位置に、上記第3油圧ポンプから吐出される圧油の上記ブームシリンダへの供給を阻止する阻止ポートを設けたことを特徴とする作業機械の油圧駆動装置。 - 請求項2に記載の作業機械の油圧駆動装置において、
上記旋回用方向制御弁と、上記第3ブーム用方向制御弁とをパラレル接続したことを特徴とする作業機械の油圧駆動装置。 - 請求項2に記載の作業機械の油圧駆動装置において、
上記作業装置が、上記アームの先端に上下方向の回動可能に接続されるバケットと、このバケットを作動させるバケットシリンダとを含み、
上記バケットシリンダに供給される圧油の流れを制御するバケット用方向制御弁を備え、
上記第1ブーム用方向制御弁と、上記第2アーム用方向制御弁と、上記バケット用方向制御弁とをパラレル接続したことを特徴とする作業機械の油圧駆動装置。 - 請求項2〜5のいずれか1項に記載の作業機械の油圧駆動装置において、
上記第2油圧ポンプに接続される第1予備用方向制御弁と、
上記第1油圧ポンプから吐出される圧油を上記第1予備用方向制御弁に供給可能にする予備用合流弁を備えたことを特徴とする作業機械の油圧駆動装置。 - 請求項5または6に記載の作業機械の油圧駆動装置において、
上記第3油圧ポンプに接続される第2予備用方向制御弁を備えたことを特徴とする作業機械の油圧駆動装置。 - 請求項7に記載の作業機械の油圧駆動装置において、
上記旋回用方向制御弁と、上記第3ブーム用方向制御弁と、上記第2予備用方向制御弁とをパラレル接続したことを特徴とする作業機械の油圧駆動装置。 - 請求項8に記載の作業機械の油圧駆動装置において、
上記第2予備用方向制御弁は、追加油圧ポンプの接続を可能にする追加用ポンプポートを有することを特徴とする作業機械の油圧駆動装置。 - 請求項6に記載の作業機械の油圧駆動装置において、
上記第2ブーム用方向制御弁と、上記第1アーム用方向制御弁と、上記第1予備用方向制御弁とをパラレル接続したことを特徴とする作業機械の油圧駆動装置。 - 請求項3に記載の作業機械の油圧駆動装置において、
上記第3ブーム用方向制御弁のブーム下げ切換位置に、上記ブーム下げ操作時に上記ブームシリンダのボトム室から排出される油を上記ブームシリンダのロッド室に再生供給可能な再生回路を設けるとともに、
上記ブーム下げ操作に際して上記ブームシリンダのボトム圧が所定圧以上のときに、上記第3ブーム用方向制御弁を上記ブーム下げ切換位置に保持し、上記第1ブーム用方向制御弁及び上記第2ブーム用方向制御弁を中立位置に保持し、上記ブーム下げ操作に際して上記ブームシリンダのボトム圧が上記所定圧に満たないときに、上記第3ブーム用方向制御弁を上記ブーム下げ切換位置に保持し、上記第1ブーム用方向制御弁を上記第1油圧ポンプから吐出される圧油の上記ブームシリンダのロッド室への供給を可能にするブーム下げ切換位置に保持し、上記第2ブーム用方向制御弁を上記第2油圧ポンプから吐出される圧油の上記ブームシリンダのロッド室への供給を可能にするブーム下げ切換位置に保持するブーム用方向制御弁制御手段を備えたことを特徴とする作業機械の油圧駆動装置。 - 請求項1に記載の作業機械の油圧駆動装置において、
上記第1アーム用方向制御弁、上記第2アーム用方向制御弁、及び上記第3アーム用方向制御弁のうちの少なくとも1つとタンクとを連絡する戻り管路に、上記アームの非操作時に開口量を小さく保持し、アームクラウド操作時の上記アームの操作量が大きくなるに従って開口量を大きくする開放弁を設けたことを特徴とする作業機械の油圧駆動装置。 - 請求項5に記載の作業機械の油圧駆動装置において、
上記第2アーム用方向制御弁の上流に、第1可変絞りを設けたことを特徴とする作業機械の油圧駆動装置。 - 請求項10に記載の作業機械の油圧駆動装置において、
上記第1アーム用方向制御弁の上流に第2可変絞りを設けたことを特徴とする作業機械の油圧駆動装置。 - 請求項1に記載の作業機械の油圧駆動装置において、
上記第1油圧ポンプの吐出圧、上記第2油圧ポンプの吐出圧、上記第3油圧ポンプの吐出圧のうちの少なくとも上記第2油圧ポンプの吐出圧を検出する吐出圧検出手段と、
この吐出圧検出手段で検出された吐出圧が所定圧以上のときに上記第3ブーム用方向制御弁及び上記第3アーム用方向制御弁を中立位置に保持する方向制御弁中立保持手段と、
上記吐出圧が所定圧以上のときに上記第3油圧ポンプに対する傾転制御を無効にするポンプ制御無効手段とを備えたことを特徴とする作業機械の油圧駆動装置。 - 請求項1〜13のいずれか1項に記載の作業機械の油圧駆動装置において、
エンジンを備え、
上記第1油圧ポンプ、上記第2油圧ポンプ、及び上記第3油圧ポンプのうち、少なくとも上記第3油圧ポンプは、上記エンジンによって駆動される可変容量型油圧ポンプから成り、
上記アームの操作がアームクラウド操作であるときに、上記第3油圧ポンプの傾転制御を不実施に保つ第3油圧ポンプ傾転制御手段を備えたことを特徴とする作業機械の油圧駆動装置。 - 請求項1〜13のいずれか1項に記載の作業機械の油圧駆動装置において、
エンジンを備え、
上記第1油圧ポンプ、上記第2油圧ポンプ、及び上記第3油圧ポンプのうち、少なくとも上記第1油圧ポンプは、上記エンジンによって駆動される可変容量型油圧ポンプから成り、
上記ブーム下げ操作に際して上記ブームシリンダのボトム圧が所定圧に満たないときに、上記第1油圧ポンプの傾転角を増加させる制御を行う第1油圧ポンプ傾転制御手段を備えたことを特徴とする作業機械の油圧駆動装置。 - 請求項1〜13のいずれか1項に記載の作業機械の油圧駆動装置において、
上記第1油圧ポンプから吐出される流量を、この第1油圧ポンプで吐出可能な最大流量よりも少ない所定量に制限する第1流量制限手段と、
上記第2油圧ポンプから吐出される流量を、この第2油圧ポンプで吐出可能な最大流量よりも少ない所定量に制限する第2流量制限手段と、
上記第3油圧ポンプから吐出される流量を、この第3油圧ポンプで吐出可能な最大流量よりも少ない所定量に制限する第3流量制限手段とを備えたことを特徴とする作業機械の油圧駆動装置。 - 請求項16に記載の作業機械の油圧駆動装置において、
上記第1油圧ポンプのポンプトルクを可変に制御可能な第1トルク制御手段と、
上記第2油圧ポンプのポンプトルクを可変に制御可能な第2トルク制御手段と、
上記第3油圧ポンプのポンプトルクを可変に制御可能な第3トルク制御手段とを備えたことを特徴とする作業機械の油圧駆動装置。 - 請求項16に記載の作業機械の油圧駆動装置において、
上記第1油圧ポンプのポンプトルクおよび上記第2油圧ポンプのポンプトルクを同時に可変に制御可能な第1トルク制御手段と、
上記第3の油圧ポンプのポンプトルクを可変に制御可能な第2トルク制御手段とを備えたことを特徴とする作業機械の油圧駆動装置。 - 請求項2に記載の作業機械の油圧駆動装置において、
エンジンを備え、
上記作業装置が、上記アームの先端に上下方向の回動可能に接続されるバケットと、このバケットを作動させるバケットシリンダとを含み、
上記バケットシリンダに供給される圧油の流れを制御するバケット用方向制御弁を備え、
上記第1油圧ポンプ、上記第2油圧ポンプ、及び上記第3油圧ポンプのそれぞれは、上記エンジンによって駆動される可変容量型油圧ポンプから成り、
上記第1油圧ポンプのポンプトルクを可変に制御可能な第1トルク制御手段と、上記第2油圧ポンプのポンプトルクを可変に制御可能な第2トルク制御手段と、上記第3油圧ポンプのポンプトルクを可変に制御可能な第3トルク制御手段とを備え、
上記旋回体と上記バケットの複合操作時に、上記第1トルク制御手段は、上記第1油圧ポンプのポンプトルクを増加させる制御を行うことを特徴とする作業機械の油圧駆動装置。 - 請求項2に記載の作業機械の油圧駆動装置において、
エンジンを備え、
上記作業装置が、上記アームの先端に上下方向の回動可能に接続されるバケットと、このバケットを作動させるバケットシリンダとを含み、
上記バケットシリンダに供給される圧油の流れを制御するバケット用方向制御弁を備え、
上記第1油圧ポンプ、上記第2油圧ポンプ、及び上記第3油圧ポンプのそれぞれは、上記エンジンによって駆動される可変容量型油圧ポンプから成り、
上記第1油圧ポンプのポンプトルクおよび上記第2油圧ポンプのポンプトルクを同時に可変に制御可能な第1トルク制御手段と、上記第3油圧ポンプのポンプトルクを可変に制御可能な第2トルク制御手段とを備え、
上記旋回体と上記バケットの複合操作時に、上記第1トルク制御手段は、上記第1油圧ポンプおよび上記第2油圧ポンプのポンプトルクを増加させる制御を行うことを特徴とする作業機械の油圧駆動装置。
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