JP5571533B2 - 遊技情報表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エラーの発生を報知するスロットマシンに付設される遊技情報表示装置に関する。
一般的なスロットマシンにおいては、遊技中に様々なエラーが発生するのが普通であり、何らかのエラーが発生したときにはその旨を外部へ報知し、従業員に対してエラーの解消作業を促すように構成されている(例えば、特許文献1参照)。例えば遊技媒体(メダル)を貯留するホッパー内のメダルが不足したときにはメダル不足エラーが発生し、ホッパーへメダルを補給するよう促すことになる。
特開2002−801号公報
ところで、遊技者の中には上記のようなエラーが契機となってボーナス役が内部当選し易くなったり、逆に内部当選し難くなったりするのではないかを考える者が少なからず存在しており、そのような遊技者にとっては、エラーの発生は無視できない重要事項であるといえる。
しかしながら、特許文献1のように単にエラーの発生を報知するだけではエラーの発生とボーナス役の内部当選との相関関係を遊技者が把握することは困難であり、上記したような遊技者の要望を満たすことができないという問題がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、エラーの発生がボーナス役の内部当選に何らかの影響を与えていると考える遊技者の要望を満たすことが可能な遊技情報表示装置を提供することにある。
請求項1に記載した発明は、複数の図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、遊技媒体が投入された状態でゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、前記ゲーム開始操作手段が操作されたときに、複数種類の小役及びボーナス役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行する内部抽選手段と、前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、前記停止操作手段が操作されたときに、内部当選役に対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、前記図柄変動表示手段の各図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せに基づいて入賞が発生したか否かを判定する入賞判定手段と、前記入賞判定手段により小役の入賞が発生したと判定されたときに、当該小役の種類に対応する数の遊技媒体を遊技者に付与する遊技媒体付与手段と、前記入賞判定手段によりボーナス役の入賞が発生したと判定されたときに、所定のボーナス終了条件が成立するまで、前記小役の内部当選確率を高めたボーナス状態を発生するボーナス状態発生手段と、前記内部抽選手段によりボーナス役が内部当選役として決定されたときに、その旨を遊技者に告知する告知手段と、特定部位で発生したエラーを検知し、その旨を外部に報知するエラー報知手段と、を備えたスロットマシンに付設される遊技情報表示装置において、前記エラーが解消した時点からボーナス役が内部当選、又は入賞するまでのエラー後状態において実行されたゲーム数をエラー後ゲーム数として計数するエラー後ゲーム数計数手段と、前記エラー後ゲーム数を遊技者に対して表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記ボーナス状態が発生していない状態、又は前記ボーナス状態が発生していない状態から前記エラー後状態を除外した状態である通常状態でのゲーム数を通常ゲーム数として計数する通常ゲーム数計数手段と、前記通常状態で内部当選、又は入賞したボーナス役の回数を通常ボーナス役回数として計数する通常ボーナス役回数計数手段と、前記エラー後状態で内部当選、又は入賞したボーナス役の回数をエラー後ボーナス役回数として計数するエラー後ボーナス役回数計数手段と、を備え、前記表示手段は、前記通常ゲーム数、前記通常ボーナス役回数、及び前記エラー後ボーナス役回数を表示することを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、エラーが解消した時点からボーナス役が内部当選、又は入賞するまでのエラー後状態において実行されたゲーム数をエラー後ゲーム数として表示するので、エラーの発生とボーナス役の内部当選との相関関係を高精度で分析することができる。従って、エラーの発生がボーナス役の内部当選に何らかの影響を与えていると考える遊技者の要望を満たすことができる。
請求項2に記載した発明によれば、ボーナス役の入賞回数を通常状態とエラー後状態とで区別して集計するので、エラーの発生とボーナス役の内部当選との相関関係をさらに高精度に分析することができる。
本発明の一実施形態による遊技情報表示装置が付設されるスロットマシンの正面図 スロットマシンの当選乱数の数及び内部当選確率の逆数を示す図 スロットマシンの電気的構成を示す機能ブロック図 遊技情報表示装置の通常データ画面の一例を示す図 遊技情報表示装置のエラー後データ画面の一例を示す図 遊技情報表示装置のエラー後詳細データ画面の一例を示す図
以下、本発明の一実施形態による遊技情報表示装置について図面を参照しながら説明する。
図1は、スロットマシン1の正面外観を概略的に示している。スロットマシン1の正面には表示窓2が設けられており、遊技者は表示窓2を通じて内部に設けられたリール3(図柄変動表示手段に相当)の図柄を視認可能となっている。各図柄は、左リール3a、中リール3b及び右リール3cの円周面に描かれている。これらの図柄は、各リール3a〜3cが停止した状態では、表示窓2の上段、中段及び下段に対応して表示される。即ち、スロットマシン1には、各リール3a〜3cそれぞれについて3図柄ずつ、合計9図柄分の図柄表示領域が形成されている。
図2は、スロットマシン1に設定されている役の種類、及び、スロットマシン1の設定値が設定1及び設定6の場合の当選乱数の数及び内部当選確率の逆数を示している。スロットマシン1には複数種類の小役及びボーナス役が設定されており、そのうちボーナス役としてはBB役及びRB役の2種類、小役としては1枚役、2枚役、8枚役及び15枚役の4種類が設定されている。スロットマシン1は、後述するように設定1〜6までの設定値が設定可能であり、0〜65535の範囲の合計65536個の乱数を発生させ、その範囲内で各役に対して当選乱数を割り振っている。本実施形態では、例えば設定1の場合、BB役には110個の当選乱数が割り振られており、その内部当選確率は、110/65536=1/595.8である。つまり、BB役は、理論的に595.8ゲームに1回の割合で単独で内部当選する(以下、単独当選と称する)。また、RB役には60個の当選乱数が割り振られており、その内部当選確率は、60/65536=1/1092.3である。
ここで、BB+2枚役、BB+15枚役、RB+2枚役、RB+15枚役について説明する。BB+2枚役とは、BB役と2枚役とが同時に内部当選役として決定される(以下、同時当選と称する)ことを示しており、1回のゲームでBB役のフラグと2枚役のフラグとが同時に成立する状態である。同様に、BB+15枚役は、BB役と15枚役とが同時当選することを示し、RB+2枚役はRB役と2枚役とが、RB+15枚役はRB役と15枚役とが同時当選することを示している。つまり、スロットマシン1には、ボーナス役が単独当選する状態と同時当選する状態とが設けられている。これらのうち、BB+2枚役には50個、BB+15枚役には60個、RB+2枚役には30個、そしてRB+15枚役には30個の当選乱数が割り振られている。また、小役のうち、1枚役には500個、2枚役には1500個、8枚役には9000個、15枚役には1000個の当選乱数が割り振られており、リプレイ役には8980個の当選乱数が割り振られている。
一方、設定6の場合には、例えばBB役には140個の当選乱数が割り振られており、その内部当選確率は140/65536=1/468.1である。また、RB役には110個の当選乱数が割り振られており、その内部当選確率は110/65536=1/595.8である。また、BB+2枚役には50個、BB+15枚役には80個、RB+2枚役には40個、そしてRB+15枚役には50個の当選乱数が割り振られている。尚、各小役の当選乱数の個数は、設定1のときと同じ個数が割り振られている。
このような設定により、設定1の場合においてBB役が内部当選する当選乱数の数であるBB合計は、220個、RB役が内部当選する当選乱数の数であるRB合計は120個であり、設定6の場合においてBB合計は290個、RB合計は220個になる。このように、スロットマシン1は、設定値が大きくなるほど、ボーナス役の当選乱数の個数及び同時当選数の増加に伴う小役の当選乱数の個数が増加するように設定されている。即ち、スロットマシン1では、設定値が高くなるほどボーナス役及び小役の理論上の内部当選確率が高くなるように設定されている。尚、ボーナス状態における当選乱数の個数は、全設定値で共通である。また、設定2〜5、及びボーナス状態の場合については省略する。
表示窓2の左方には、図1に示すように、有効化された入賞ラインを示す有効ライン表示部4が設けられている。スロットマシン1には、合計5本(表示窓2の上段、中段、下段に対応した横方向に1本ずつの3本及び斜め方向の2本)の有効ラインが設けられている。これらの有効ラインのうち何れかの有効ライン上に内部当選役に対応する図柄が揃ったとき、即ち、有効ライン上に停止表示された図柄の組合せが内部当選役に対応する図柄の組合せと一致したときに入賞が発生する。
表示窓2の上方には、各種の情報を表示する遊技情報表示装置としての液晶表示部5、及びスピーカ6が設けられている。表示窓2の下方には、クレジットメダルの投入を行うクレジットボタン7、クレジットメダルの精算を行う精算ボタン8、メダルを投入するメダル投入口9が設けられており、これらの下方にはゲーム開始操作手段に相当するスタートレバー10、及び停止操作手段に相当する左ストップボタン11a、中ストップボタン11b、右ストップボタン11c、及び液晶表示部5に表示されるデータの種類を切り替えるデータ表示ボタン12が設けられている。表示窓2の右方には、メダルの払出枚数を表示する払出数表示部13、メダルのクレジット枚数を表示するクレジット数表示部14、及びボーナス役の内部当選を遊技者に告知するボーナス告知ランプ15が設けられている。また、スロットマシン1の正面最下部には受皿16が設けられ、正面最上部には装飾ランプ部17が設けられている。
ここで、スロットマシン1の遊技状態について説明する。スロットマシン1には、通常状態及びボーナス状態の2つの遊技状態が設けられており、予め定められた条件の成立に応じてこれらの遊技状態が切換わるようになっている。通常状態では、1回のゲームに要するメダルの枚数(BET数)が3枚(3BET)であり、遊技者が入賞させた役に応じて対応する数のメダルが遊技者に付与される。スロットマシン1は、通常状態においてボーナス役(BB役又はRB役)が入賞した場合には、入賞したボーナス役に応じたボーナス状態(BB状態又はRB状態)に移行する(ボーナス状態を発生する)。
このボーナス状態は、各小役の内部当選確率が大幅に高められた状態である。また、ボーナス状態は、1回のゲームに要するメダルの枚数(BET数)が2枚(2BET)に削減されている。このため、ボーナス状態は、一気に大量のメダルを獲得することが可能であり、且つ、BET数が2に削減されることから、遊技者にとって有利な遊技状態であるといえる。換言すると、通常状態は、ボーナス状態に比べて遊技者にとって不利な遊技状態であるといえる。このボーナス状態は、所定のボーナス終了条件が成立するまで継続する。本実施形態の場合、ボーナス終了条件として規定数のメダルの払い出しが設定されており、ボーナス状態は、BB状態では360枚、RB状態では120枚のメダルの払い出しがあるまで継続する。スロットマシン1は、ボーナス状態が終了すると通常状態へ移行する。
次に、スロットマシン1の電気的な構成について説明する。
図3は、スロットマシン1の電気的な構成を機能ブロックとして示している。制御部18(内部抽選手段、表示制御手段、入賞判定手段、遊技媒体付与手段、ボーナス状態発生手段、エラー後ゲーム数計数手段、通常ゲーム数計数手段、通常ボーナス役回数計数手段、エラー後ボーナス役回数計数手段に相当する)は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えたマイクロコンピュータにより構成されており、クレジットボタン7、精算ボタン8、スタートレバー10、左ストップボタン11a、中ストップボタン11b、右ストップボタン11c、投入メダル検知部19、設定値操作部20などから各種の信号が入力される。
制御部18は、投入されたメダルの真贋及び数量を判定する投入メダル検知部19から投入メダル検知信号が入力されると、その入力された信号の数に基づいて投入されたメダルの数を計数する。スロットマシン1は、メダル投入口9からの手入れ投入、及び、クレジットボタン7の押下によるクレジット投入の2つの投入形態によるメダルの投入が可能である。制御部18は、投入されたメダルの数が1ゲームに必要な規定数(通常状態では3枚)を超過した場合には、超過した分のメダルの数をクレジット数として例えばRAMなどに所定の上限値(例えば50枚)まで記憶するとともに、そのクレジット数をクレジット数表示部14に表示する。また、制御部18は、小役の入賞に伴って払い出しされたメダルもクレジット数として記憶する。このとき、クレジット数が上限未満の場合にはクレジット数に払出数を加算し、クレジット数が上限に達している場合には受皿16にメダルを払い出す。
制御部18には、設定値操作部20から当選確率などの各種の設定信号が入力される。スロットマシン1には上記したように設定1〜6の6段階で各役の内部当選確率を設定するための設定値が設けられており、設定値操作部20は、このうちの遊技場係員により任意に選択された1つの設定値を有効化する。これにより、出玉率が理論値として設定される(図2参照)。設定値操作部20では、設定変更キー21を挿入して設定変更が可能な状態とした上で、例えば図示しないDIPスイッチの切り替えなどによって設定値が変更される。
また、制御部18は、液晶表示部5、払出数表示部13及びクレジット数表示部14などの各種表示部、ボーナス告知ランプ15、装飾ランプ部17、各リール3a〜3cに対応するリール用モータを駆動するリール駆動部22、各リール3a〜3cに設けられた基準位置片の通過を検知するセンサからの検知信号に基づいて各リール3a〜3cの基準位置を検知する基準位置検出部23、スピーカ6を駆動する音声出力部24に接続している。また、メダルを払い出すメダル払出部25にも接続しており、精算ボタン8が操作されると、記憶しているクレジット数に対応するメダルを払い出すようにメダル払出部25を制御するとともに、クレジット数表示部14の表示を零にする。
制御部18は、図示しない乱数発生部および乱数抽出部を有している。制御部18は、メダルが投入された状態でスタートレバー10が操作されると(ゲーム開始操作が行われると)、各リール3a〜3cを始動(回転)させる。続いて、乱数発生部が発生する乱数の中から1つの乱数を乱数抽出部で抽出することにより、内部当選役を決定する内部抽選を実行するとともに、内部当選役がある場合には当該内部当選役に対応するフラグを成立させる。このとき、制御部18は、ボーナス役を内部当選役として決定した場合(内部当選した場合)には、ボーナス告知ランプ15を点灯することにより、遊技者にボーナス役が内部当選したことを告知する。
続いて、制御部18は、各リール3a〜3cが始動した状態で各ストップボタン11a〜11cが操作されると、対応するリール3a〜3cの回転を停止させる。このとき、内部当選役のフラグに応じて各リール3a〜3cの停止位置を決定するための図示しない停止テーブルに基づいて、所謂引込制御(すべり制御)を含む停止制御(各リール3a〜3cを内部当選役フラグの種類に応じた入賞図柄又はハズレ図柄で停止表示させる制御)を実行する。尚、停止テーブルは、内部当選役のフラグの種類毎にそれぞれ設定されている。引込制御は、各ストップボタン11a〜11cの操作を検出した時点から予め規定された引込範囲(最大で4図柄まで)にある図柄を有効ライン上に引込んで停止させることが可能な制御である。この場合、内部当選役フラグに対応する図柄が上記の引込範囲内に存在しないときは、その図柄を有効ライン上に引き込んで停止させることができないので、入賞が発生せず、いわゆる取りこぼしとなる。
また、制御部18は、特定部位に設けられた図示しないセンサに接続されており、各センサの検知状態に基づいて、エラーの発生を検知する。また、何らかのエラーが発生している場合には、例えば液晶表示部5にエラーが発生した旨を表示したり、図示しない出力部から外部の呼出ランプや管理装置などにエラーが発生した旨を出力したりすることによりエラーが発生した旨を報知する。特定部位としては、例えば、メダルを貯留するためにスロットマシン1の内部に設けられている図示しないホッパーや、メダル投入口9などである。制御部18は、ホッパーの図示しないメダル払出口に設けられた払出メダルセンサの検知状態に基づいて、ホッパー内のメダル不足を検知した場合にはメダル不足エラー(入賞時にメダルが払い出されないエラー)が発生した旨を報知する。また、スロットマシン1に発生する他のエラーの種類としては、ホッパー内のメダルが満杯になるメダル満杯エラーや、メダル投入口9にメダルが詰まる投入メダル詰まりエラーなどがある。
次に、遊技情報表示装置としての液晶表示部5の作用について説明する。
通常、液晶表示部5は、図4に示すような通常データ画面を表示している。この通常データ画面には、只今ゲーム数表示部M1、累計ゲーム数表示部M2、BB回数[確率]表示部M3、RB回数[確率]表示部M4、連チャン回数表示部M5、及びボーナス間ゲーム数グラフM6が設けられており、それぞれ以下のような遊技データを表示している。
・只今ゲーム数=前回のボーナス状態終了時から現時点までに実行されたゲーム数。
・累計ゲーム数=通常状態(非ボーナス状態)におけるゲーム数。
・BB回数[確率]=BB役の入賞回数及び入賞確率(入賞回数/累計ゲーム数)。通常ボーナス役回数に相当する。
・RB回数[確率]=RB役の入賞回数及び入賞確率(入賞回数/累計ゲーム数)。通常ボーナス役回数に相当する。
・連チャン回数=連チャンと判定されたボーナス状態の回数。本実施形態では、前回のボーナス状態が終了してから所定ゲーム数(例えば100ゲーム)以内に再度ボーナス役が内部当選したときに連チャンが発生したと判定する。
これらの各データは、遊技者によるゲームの進行に伴って、例えばBB役やRB役が入賞したとき、或いは連チャンが発生したと判定したときなどに更新される。このとき、ボーナス間ゲーム数グラフM6も更新する。ボーナス間ゲーム数グラフM6は、過去10回のボーナス間ゲーム数(ボーナス状態間に実行されたゲーム数)を棒グラフ形式で表示しており、1目盛りが100ゲームに相当する。また、各棒グラフの下方に、その棒グラフに対応して発生したボーナス役の種類(BB又はRB)を示している。図4の例では、前回(「1」に対応)のボーナス役がBB役であり、グラフが1目盛りであることからボーナス間ゲーム数が100ゲーム未満で発生したことを示している。
さて、液晶表示部5は、図4に示すような遊技データの表示と、図示しないメッセージなどによるエラーが発生した旨の報知とを行うものの、それらは個別に行われている。その場合、前述のようにエラーの発生がボーナス役の内部当選に何らかの影響を与えると考える遊技者は、その度に只今ゲーム数表示部M1などを自身で確認しておく必要があり、エラーの発生とボーナス役の内部当選との関係を把握することが困難である。また、自分が遊技していない他の遊技機で発生したエラーの状況を全て把握するのは事実上不可能である。
そこで、液晶表示部5は、エラーの発生とボーナス役の内部当選の間の相関関係を推測可能な遊技データの表示を行っている。
スロットマシン1の制御部18は、発生したエラーが解消されたとき、即ち、エラー解除を検知したとき、液晶表示部5の表示を図4に示す通常データ画面から図5に示すエラー後データ画面に切り換える。例えば、メダル詰まりエラーが発生した場合、従業員がスロットマシン1の前扉を開放して詰まったメダルを取り除くことによりメダル詰まりエラーが解消される。そして、制御部18は、メダル詰まりエラーの解消を検知すると、液晶表示部5の表示を通常データ画面(図4)からエラー後データ画面(図5)に切り換える。尚、図5のエラー後データ画面例は、只今ゲーム数が125の時点で例えばメダル詰まりエラーが発生してそのエラーが解除された後、1ゲームが実行された時点における画面表示例を示している。
エラー後データ画面には、上記した只今ゲーム数表示部M1、累計ゲーム数表示部M2、BB回数[確率]表示部M3及びRB回数[確率]表示部M4に加えて、エラー後ゲーム数表示部M7とエラー後累計ゲーム数表示部M8とが設けられており、以下のような遊技データが表示されている。
・エラー後ゲーム数:エラー解除(エラーが解消)を検知した時点からのゲーム数(エラー後状態において遊技者により実行されたゲーム数)。
・エラー後累計ゲーム数:当日のエラー後ゲーム数の累計。
この場合、図5の画面表示例では、エラー後ゲーム数が1、当日におけるエラー後ゲーム数の累積が356であることを示している。つまり、図5は、図4に示す状態(只今ゲーム数=125)で何らかのエラーが発生し、そのエラーが解消された後に1ゲーム消化された状態(只今ゲーム数=126)の遊技データを示している。このエラー後データ画面は、次のボーナス状態が発生し、終了した時点で通常データ画面に切り替わる。
さて、遊技者は、図5に示すエラー後データ画面が表示されている期間において、データ表示ボタン12を操作することにより、さらに詳細なデータを見ることもできる。
制御部18は、遊技者によりデータ表示ボタン12が操作されると、液晶表示部5の画面を図6に示すエラー後詳細データ画面に切り換える。このエラー後詳細データ画面には、エラー発生回数表示部M9、エラー後BB回数表示部M10、エラー後RB回数表示部M11が設けられており、以下のようなデータを表示している。尚、BB回数[確率]表示部M3及びRB回数[確率]表示部M4は、それぞれ通常ゲーム及びエラー後状態におけるBB役の入賞回数及びRB役の入賞回数を示している。
・エラー発生回数:エラーが発生した累積の回数。エラーの種類は不問。
・エラー後BB回数:エラー後状態でBB役が入賞した回数。通常ボーナス役回数に相当する。
・エラー後RB回数:エラー後状態でRB役が入賞した回数。通常ボーナス役回数に相当する。
図6の場合、エラー後状態でボーナス状態が4回発生しており、そのうち3回がBB状態、1回がRB状態であることを示している。
このように、液晶表示部5には、図5に示すようにエラーが解消した時点からボーナス役が内部当選するまでのエラー後状態において実行されたエラー後ゲーム数が表示される。また、図6に示すように、ボーナス状態が発生していない通常状態で実行された通常ゲーム数と、通常ボーナス役回数であるBB回数及びRB回数と、エラー後ボーナス役回数であるエラー後BB回数及びエラー後RB回数とが表示される。これにより、遊技者は、例えば図6の場合、エラーが発生した場合にはBB役のほうが内部当選しやすいかもしれない等の推測を行うことが可能になる。
以上説明した本実施形態の遊技情報表示装置によれば、次のような効果を奏する。
液晶表示部5には、エラーが解消した時点からボーナス役が内部当選するまでのエラー後状態において実行されたゲーム数をエラー後ゲーム数として表示されるので、エラーの発生とボーナス役の内部当選との相関関係を高精度で分析することができる。従って、エラーの発生がボーナス役の内部当選に何らかの影響を与えていると考える遊技者の要望を満たすことができる。
また、液晶表示部5には、ボーナス役の入賞回数を通常状態とエラー後状態とで区別して集計して表示されるので、エラーの発生とボーナス役の内部当選との相関関係をさらに高精度に分析することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記した一実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張することができる。
遊技情報表示装置をスロットマシンと一体的に設けたが、スロットマシンと別体で設けるようにしてもよい。
遊技媒体として遊技球を用いるスロットマシンに適用することもできる。
エラーが解消した時点からボーナス役が内部当選するまでをエラー後状態としたが、エラーが解消した時点からボーナス役が入賞するまでをエラー後状態としてもよい。
ボーナス状態が発生していない状態(非ボーナス状態)を通常状態としたが、ボーナス状態が発生していない状態からエラー後状態を除外した状態を通常状態としてもよい。
図面中、1はスロットマシン、3はリール(図柄変動表示手段)、5は液晶表示部(遊技情報表示装置、報知手段、表示手段)、10はスタートレバー(ゲーム開始操作手段)、11a、11b、11cはストップボタン(停止操作手段)、18は制御部(内部抽選手段、表示制御手段、入賞判定手段、遊技媒体付与手段、ボーナス状態発生手段、エラー後ゲーム数計数手段、通常ゲーム数計数手段、通常ボーナス役回数計数手段、エラー後ボーナス役回数計数手段)を示す。

Claims (2)

  1. 複数の図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、
    遊技媒体が投入された状態でゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
    前記ゲーム開始操作手段が操作されたときに、複数種類の小役及びボーナス役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行する内部抽選手段と、
    前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
    前記停止操作手段が操作されたときに、内部当選役に対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、
    前記図柄変動表示手段の各図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せに基づいて入賞が発生したか否かを判定する入賞判定手段と、
    前記入賞判定手段により小役の入賞が発生したと判定されたときに、当該小役の種類に対応する数の遊技媒体を遊技者に付与する遊技媒体付与手段と、
    前記入賞判定手段によりボーナス役の入賞が発生したと判定されたときに、所定のボーナス終了条件が成立するまで、前記小役の内部当選確率を高めたボーナス状態を発生するボーナス状態発生手段と、
    前記内部抽選手段によりボーナス役が内部当選役として決定されたときに、その旨を遊技者に告知する告知手段と、
    特定部位で発生したエラーを検知し、その旨を外部に報知するエラー報知手段と、を備えたスロットマシンに付設される遊技情報表示装置において、
    前記エラーが解消した時点からボーナス役が内部当選、又は入賞するまでのエラー後状態において実行されたゲーム数をエラー後ゲーム数として計数するエラー後ゲーム数計数手段と、
    前記エラー後ゲーム数を遊技者に対して表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技情報表示装置。
  2. 前記ボーナス状態が発生していない状態、又は前記ボーナス状態が発生していない状態から前記エラー後状態を除外した状態である通常状態でのゲーム数を通常ゲーム数として計数する通常ゲーム数計数手段と、
    前記通常状態で内部当選、又は入賞したボーナス役の回数を通常ボーナス役回数として計数する通常ボーナス役回数計数手段と、
    前記エラー後状態で内部当選、又は入賞したボーナス役の回数をエラー後ボーナス役回数として計数するエラー後ボーナス役回数計数手段と、を備え、
    前記表示手段は、前記通常ゲーム数、前記通常ボーナス役回数、及び前記エラー後ボーナス役回数を表示することを特徴とする請求項1記載の遊技情報表示装置。
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