JP5569478B2 - 空気通路開閉装置および車両用空調装置 - Google Patents

空気通路開閉装置および車両用空調装置 Download PDF

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Description

本発明は、板状ドアをスライド移動させて空気通路を開閉する空気通路開閉装置およびそれを備える車両用空調装置に関する。
従来、この種の空気通路開閉装置および車両用空調装置が特許文献1〜3に記載されている。特許文献1の従来技術では、スライドドア(エアミックスドア)を摺動可能に支持してスライドドアのスライド移動をガイドするガイド溝を空調ケースに形成し、空調ケースのうちガイド溝の延長上の部位に、スライドドアを挿入可能な挿入口を形成している。
そして、スライドドアを挿入口を通じて空調ケース内に挿入して、ガイド溝内に挿入することによって、スライドドアを空調ケース内に組み付けるようになっている。これにより、スライドドアを空調ケース内に組み付ける組み付け作業の単純化を図っている。
なお、特許文献1の従来技術では、スライドドアの板状部の幅方向両端部がガイド溝に挿入されるようになっている。
これに対し、特許文献2の従来技術では、スライドドアの板状部(スライド板)の幅方向両端部から突出するスライドピンをガイド溝(スライド案内溝)に挿入することによって、スライドドアのスライド移動をガイドするようになっている。スライドピンは、スライドドアの板状部のスライド移動方向両端部に設けられている。すなわち、スライドピンは、合計4本設けられている。
そして、スライドドアの組み付けは、ガイド溝の中央部に連通する挿入溝(スライドピン挿入溝)を利用して行うようになっている。具体的には、挿入溝はガイド溝と垂直に交わっており、スライドドアの組み付けを以下の(1)〜(4)の手順で行う。
(1)スライドドアのスライド移動方向一端部に位置する一対のスライドピンを挿入溝に挿入する。(2)挿入溝に挿入したスライドピンがガイド溝の中央部に至るまでスライドドアを移動させる(3)ガイド溝の中央部に至ったスライドピンがガイド溝の終端近傍に至るまでスライドドアを移動させる。(4)スライドドアのスライド移動方向他端部に位置する一対のスライドピンを挿入溝に挿入し、当該スライドピンがガイド溝の中央部に至るまでスライドドアを移動させる。以上の手順によりスライドドアを組み付けることができる。
特許文献3には、スライドドアを3点支持する構成が記載されている。すなわち、スライドドアとガイド溝の曲率を異ならせ、スライドドアをガイド溝内で弾性的に曲げ変形させることによって、スライドドアの移動方向両端部および中央部の3点をガイド溝の壁面に当接させるようになっている。
特開2009−274708号公報 特開2001−187529号公報 特開2010−000847号公報
特許文献1の従来技術では、空調ケースに形成された挿入口からスライドドアが抜け落ちてしまう可能性があるため、当該挿入口をフタする必要があり、当該フタの分だけ体格が大きくなってしまうという問題がある。
特許文献2の従来技術では、スライドピン挿入溝がスライド案内溝の中央部に連通する構成なので、スライドドア移動時にスライドピンがスライドピン挿入溝に引っかかってしまう可能性がある。しかも、スライドピンがスライドピン挿入溝に引っかかってしまうと、スライドドアがスライドピン挿入溝から抜け出てしまうという問題も起こり得る。
また、特許文献2の従来技術では、スライドピン挿入溝がスライド案内溝に対して垂直に交わる構成のため、特許文献1の従来技術のように可撓性スライドドアの両端部を案内溝に挿入させる構成の場合、スライドピン挿入溝とスライド案内溝とのなす角度が急すぎて可撓性スライドドアをスライド案内溝に挿入するのが困難である。
なお、特許文献3には、スライドドアを空調ケース内に組み付けるための構成について何ら言及されていない。
本発明は上記点に鑑みて、スライドドアの抜け落ち防止用のフタを廃止でき、かつスライドドアの引っ掛かりを抑制することのできる空気通路開閉装置および車両用空調装置を提供することを目的とする。
本願発明は、以下の着眼点に基づいて創出されたものである。すなわち、上記特許文献3のごとくスライドドアを3点支持する構成においては、スライドドアを一端から他端までスライド移動させたときに、スライドガイドレールに、スライドドアに触れない部分が存在する(後述する図4を参照)。
そこで、上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、空気通路を形成するケース(11)と、
ケース(11)内にスライド移動可能に配置されて空気通路を開閉する板状のスライドドア(16)と、
スライドドア(16)が挿入されてスライドドア(16)の移動をガイドする溝を形成するスライドガイドレール(18)とを備え、
スライドドア(16)は、移動方向の位置が互いに異なる3つの接触点(P1、P2、P3)でスライドガイドレール(18)に当接するように弾性的に曲げ変形しており、
スライドガイドレール(18)のうちスライドドア(16)と接触しない非接触部(32)には切り欠き(30)が形成され、
切り欠き(30)は、スライドドア(16)が移動端にあるときの3つの接触点(P1、P2、P3)のうち移動端側の2つの接触点の間に存在する非接触部(32)に形成されており、
スライドドア(16)のスライドガイドレール(18)内への挿入を、切り欠き(30)を通じて行うことができるようになっていることを特徴とする。
これによると、スライドドア(16)をスライドガイドレール(18)内に挿入するための切り欠き(30)が、スライドガイドレール(18)のうちスライドドア(16)と接触しない非接触部に形成されているので、切り欠き(30)からスライドドア(16)が抜け落ちることはない。このため、スライドドア(16)の抜け落ち防止用のフタを廃止できる。
また、スライドドア(16)は切り欠き(30)と接触しないので、スライドドア(16)が作動時に切り欠き(30)に引っ掛かることもない。よって、スライドドア(16)の引っ掛かりを抑制することもできる。
請求項に記載の発明では、請求項に記載の発明において、切り欠き(30)を通じてスライドドア(16)をスライドガイドレール(18)内に挿入する際にスライドドア(16)の挿入をガイドする挿入ガイドレール(31)を備えることを特徴とする。
これにより、スライドドア(16)のスライドガイドレール(18)内への挿入を容易に行うことができる。
請求項に記載の発明では、請求項に記載の発明において、挿入ガイドレール(31)は、スライドガイドレール(18)に対して鋭角に接続されていることを特徴とする。
これにより、スライドドア(16)のスライドガイドレール(18)内への挿入をより容易に行うことができる。
請求項に記載の発明では、請求項またはに記載の発明において、挿入ガイドレール(31)の溝幅寸法(W2)は、スライドガイドレール(18)の溝幅寸法(W1)よりも大きくなっていることを特徴とする。
これにより、スライドドア(16)のスライドガイドレール(18)内への挿入をより容易に行うことができる。
具体的には、請求項に記載の発明のように、請求項1ないしのいずれか1つに記載の発明において、スライドガイドレール(18)には、スライドドア(16)の板状部の幅方向端部が挿入され、
切り欠き(30)は、スライドドア(16)の板状部の幅方向端部が通過できる形状になっている。
具体的には、請求項に記載の発明のように、請求項1ないしのいずれか1つ空気通路開閉装置を備え、
ケース(11)が形成する空気通路は、車室内へ向かって送風される送風空気の通路であり、
スライドドア(16)は、送風空気の流れを切り替えるものである。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
第1実施形態における車両用空調装置の室内ユニット部を示す断面図である。 図1のエアミックスドアおよびスライドガイドレールの部分拡大図である。 図1のスライドガイドレールの全体を示す拡大図である。 第1実施形態におけるエアミックスドアの作動を説明する図である。 第1実施形態における室内空調ユニットの組み立て手順を説明する図である。 第2実施形態におけるスライドガイドレールを示す図である。 第3実施形態におけるスライドガイドレール等を示す図である。 第3実施形態におけるエアミックスドアの作動を説明する図である。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。本実施形態は、本発明の空気通路開閉装置を車両用空調装置に適用したものである。図1は本実施形態による車両用空調装置の室内ユニット部10を車両左右方向から視た断面図である。図中、上下前後の矢印は、車両搭載状態における各方向を示す。
室内空調ユニット10は、車室内最前部の計器盤(インストルメントパネル)の内側のうち、車両左右方向(車両幅方向)の略中央部に配置されている。室内空調ユニット10は、その外殻を形成するとともに、車室内へ向かって送風される室内送風空気の空気通路を形成する空調ケーシング11(ケース)を有している。車両左右方向とは、空調ケーシング11の幅方向に相当する。この空調ケーシング11は、ある程度の弾性を有し、強度的にも優れた樹脂(例えば、ポリプロピレン)にて成形されている。
さらに、空調ケーシング11は、車両前後方向の略中央部に車両上下方向に延びる分割面S1を有しており、この分割面S1で前後2つの分割ケース11a、11bに分割できる。そして、前後2つの分割ケース11a、11bは、その内部に蒸発器12、ヒータコア13等の各構成機器を収容した状態で、金属バネ、クリップ、ネジ等の締結手段によって一体に結合されている。分割面S1は、蒸発器12とヒータコア13との間に位置付けられている。
図1に示すように、空調ケーシング11の車両前方側であって、空調ケーシング11に形成された空気通路の最上流部には、送風機14が配置されている。送風機14は、電動モータ14a、羽根車14bおよびスクロールケーシング14cを備えている。
羽根車14bは遠心式多翼ファンであり、羽根車14bは電動モータ14aの回転軸に固定されている。羽根車14bは、回転軸の周りに並べられる多数枚の翼を有して軸方向一方側から図1の矢印A1のように空気を吸い込んで図1の矢印A2のように径方向外側に吹き出す。このことにより、羽根車14bは、回転軸方向両側から空気を吸い込んで径方向外側に吹き出すことができる。
スクロールケーシング14cは、羽根車14bを収納し、羽根車14bから吹き出された空気が通過する流出空気通路を形成する。スクロールケーシング14cは、流出空気通路の通路断面積が羽根車14bの回転方向に向かって徐々に拡大する渦巻き状に形成されている。
スクロールケーシング14cは、回転軸方向一方側に設けられる吸込口と、羽根車14bから吹き出される送風空気を吹き出す吹出口とを備えている。
図示を省略しているが、スクロールケーシング14cの吸込口側には、内気(車室内空気)と外気(車室外空気)とを切替導入する内外気切替部が設けられている。内外気切替部には、空調ケーシング11内に内気を導入させる内気導入口、および外気を導入させる外気導入口が形成されている。
内外気切替部には、内気導入口および外気導入口を開閉する内外気切替ドアが回転自在に配置されている。内外気切替部では、図示しないサーボモータによって内外気切替ドアを回転させることによって、内気導入口および外気導入口の開口面積を連続的に調整できるようになっている。
空調ケーシング11内においてスクロールケーシング14cの吹出口の直ぐ下流側には、蒸発器12が配置されている。蒸発器12は、蒸気圧縮式冷凍サイクル(図示せず)を構成する機器の1つであり、冷凍サイクル内の低圧冷媒を蒸発させて吸熱作用を発揮させることで、室内送風空気を冷却する冷却用熱交換器である。
蒸発器12は、複数本のチューブおよび熱交換フィンからなるコア部の両端にタンクを配置することで構成され、全体として扁平形状を有している。また、蒸発器12は、扁平面(平たい面)が車両上下方向に対して平行に配置されている。
複数本のチューブは上下方向に並行に配置されて、それぞれ冷媒を流すものであり、熱交換フィンはチューブ内の冷媒と空気との熱交換を促進する。タンクは、複数本のチューブの上側および下側にそれぞれ配置され、複数本のチューブに対して冷媒を分配、および複数本のチューブからの冷媒を集合させる。上下両タンクは、空調ケーシング11により支持されている。
蒸発器12の空気流れ下流側の車両後方側かつ下方側には、ヒータコア13が配置されている。ヒータコア13は、図示しないエンジン冷却水回路を循環する高温のエンジン冷却水を内部に流入させ、エンジン冷却水と蒸発器12にて冷却された冷風とを熱交換させて、冷風を再加熱する加熱用熱交換器である。
ヒータコア13は、蒸発器12と同様に、複数本のチューブおよび熱交換フィンからなるコア部の両端にタンクを配置することで構成され、全体として扁平形状を有している。ヒータコア13は蒸発器12に対して略平行に配置されている。
複数本のチューブはヒータコア13の配置角度に沿って略上下方向に配置されている。上側タンクは複数本のチューブに対して冷媒を分配する。下側タンクは複数本のチューブからの冷媒を集合させる。上下両タンクは、それぞれ空調ケーシング11により支持されている。
次に、蒸発器12の後方側であって且つヒータコア13の上方側には、バイパス通路15が形成されている。このバイパス通路15は、蒸発器12通過後の冷風がヒータコア13を迂回して流れる通路である。
蒸発器12の直後には、ヒータコア13側へ流入させる冷風とバイパス通路15側へ流入させる冷風との風量割合を調整するエアミックスドア16が配置されている。空調ケーシング11内においてヒータコア13およびバイパス通路15の直後の部位にはヒータコア13通過後の温風とバイパス通路15からの冷風とを混合する空気混合部17が形成されている。
エアミックスドア16の開度調整によって空気混合部17に流入する冷風および温風の風量割合が調整され、車室内に向けて送風される室内送風空気の温度調整がなされる。つまり、エアミックスドア16は、室内送風空気の温度調整手段を構成する。
エアミックスドア16は、空調ケーシング11内にスライド移動可能に配置されたスライドドアであり、車両上下方向に延びる板状部(ドア本体部)と、板状部に設けられたラック(図示せず)とを有している。
エアミックスドア16は樹脂にて一体成形されており、板状部が弾性的に曲げ変形可能になっている。換言すれば、エアミックスドア16の板状部は可撓性を有している。
板状部は、風下側(図1の右方側)に向かって膨らむように円弧状に湾曲している。ラックは、板状部の風上側にて車両上下方向に延びるように形成されている。
空調ケーシング11内において板状部の風上側には、ラックに噛み合うピニオンまたはシャフトギア17(歯車)が回転可能に配置されている。ピニオンまたはシャフトギア17は、エアミックスドア16のスライド移動範囲の略中央に配置されている。
ピニオンまたはシャフトギア17は図示しないサーボモータによって回転駆動されるようになっている。ピニオンまたはシャフトギア17の回転運動がエアミックスドア16のラックによって車両上下方向の運動に変換されるので、エアミックスドア16が車両上下方向にスライド移動することができる。
エアミックスドア16が車両下方にスライド移動させることによって、バイパス通路15側の通路開度を増加させてヒータコア13側の通路開度を減少させる。逆に、板状部を車両上方にスライド移動させることによって、バイパス通路15側の通路開度を減少させてヒータコア13側の通路開度を増加させる。
空調ケーシング11には、エアミックスドア16のスライド移動をガイドするスライドガイドレール18が形成されている。スライドガイドレール18は、風下側(図1の右方側)に向かって膨らむように円弧状に湾曲しており、エアミックスドア16の幅方向(図1の紙面垂直方向)の両側に配置されている。
スライドガイドレール18は、互いに対向する一対の壁部18a、18bで構成されており、一対の壁部18a、18bの間に形成される溝にエアミックスドア16の板状部の幅方向両端部が摺動可能に挿入されるようになっている。
具体的には、スライドガイドレール18は、エアミックスドア16の板状部よりも風上側にてエアミックスドア16の移動方向に延びる風上側壁部18aと、エアミックスドア16の板状部よりも風下側にて風上側壁部18aと対向する風下側壁部18bとを有している。
風上側壁部18aと風下側壁部18bとの間の溝にエアミックスドア16の板状部の幅方向両端部が摺動可能に挿入される。これにより、風上側壁部18aおよび風下側壁部18bからなるスライドガイドレール18によってエアミックスドア16のスライド移動がガイドされることとなる。
なお、風上側壁部18aは、円弧状のスライドレール18の内周部を構成し、風下側壁部18bは、円弧状のスライドレール18の外周部を構成している。したがって、風上側壁部18aを内周側レール(内周側壁部)と表現することができ、風下側壁部18bを外周側レール(外周側壁部)と表現することができる。
空調ケーシング11の上面部の車両後方側部位には、空気混合部17の空調風を車両フロントガラス内面に向けて吹き出すデフロスタ開口部19が形成されている。空調ケーシング11のうちデフロスタ開口部19よりも車両後方側の部位には、空気混合部17の空調風を乗員上半身に向けて吹き出すフェイス開口部20が形成されている。空調ケーシング11の後面部であってフェイス開口部20よりも下方側の部位には、空気混合部17の空調風を乗員足元に向けて吹き出すフット開口部21が形成されている。
デフロスタ開口部19は、デフロスタドア22によって開閉される。フェイス開口部20は、フェイスドア23によって開閉される。フット開口部21は、フットドア24によって開閉される。デフロスタドア22、フェイスドア23およびフットドア24は、吹出モードを切り替える吹出モードドアを構成している。
各吹出モードドア22〜24は、板状のドア本体部の略中央部に車両左右方向に延びる回転軸が一体に結合された、いわゆるバタフライドアである。そして、図示しないサーボモータによって回転軸を回転させ、ドア本体部を回転変位させることで、各開口部19〜21を開閉する。
次に、エアミックスドア16の支持構造を詳しく説明する。図2は、図1のエアミックスドア16およびスライドガイドレール18の部分拡大図である。図2では、図示の都合上、エアミックスドア16の板状部を太線で示している。
図2中、二点鎖線は、エアミックスドア16をスライドガイドレール18に組み付ける前の単体状態(何も拘束されていないフリーの状態)におけるエアミックスドア16の板状部の形状を示している。
エアミックスドア16をスライドガイドレール18に組み付ける前の状態においては、エアミックスドア16の板状部の曲率半径が、スライドガイドレール18の風上側壁部18aの曲率半径および風下側壁部18bの曲率半径よりも大きく設定されている。換言すれば、エアミックスドア16の板状部の曲率が、スライドガイドレール18の風上側壁部18aの曲率半径および風下側壁部18bの曲率よりも小さく設定されている。
エアミックスドア16をスライドガイドレール18に組み付けると、エアミックスドア16の板状部の移動方向中間部が風上側壁部18aと当接点P1で当接し、かつエアミックスドア16の板状部の移動方向両端部が風下側壁部18bと当接点P2、P3で当接することで、エアミックスドア16の板状部が弾性的に曲げ変形する。
そして、各当接点P1〜P3において、エアミックスドア16の板状部がフリーの状態に戻ろうとする弾性復元力F1〜F3を発生するので、この弾性復元力F1〜F3により、エアミックスドア16の板状部が風上側壁部18aおよび風下側壁部18bに押し付けられることになる。
なお、このようなエアミックスドア16の板状部の風上側壁部18aおよび風下側壁部18bへの押し付けは、エアミックスドア16の特定の作動位置のみならず、エアミックスドア16の全作動範囲において行われるようになっている。このように、本実施形態では、エアミックスドア16が3点支持される構造となっている。
図3は、スライドガイドレール18の全体を示す拡大図である。スライドガイドレール18の風上側壁部18aには切り欠き30が形成されている。切り欠き30は、エアミックスドア16の板状部の幅方向端部が通過可能な形状になっている。これにより、エアミックスドア16は、切り欠き30を通じてスライドガイドレール18内に挿入可能になっている。
風上側壁部18aのうち切り欠き30の形成部位には、エアミックスドア16の挿入をガイドする挿入ガイドレール31が接続されている。
挿入ガイドレール31は、エアミックスドア16の挿入が容易になるように、スライドガイドレール18となす角度が鋭角(極力小さい角度)になっている。換言すれば、挿入ガイドレール31は、できるだけガイドレール18と平行になるようにされている。
さらに、スライドガイドレール18の溝幅W1よりも挿入ガイドレール31の溝幅W2が大きくなっているので、エアミックスドア16をより容易に挿入することができる。
切り欠き30は、風上側壁部18aのうちエアミックスドア16の板状部と接触しない部分(以下、非接触部と言う。)に形成されている。
ここで、風上側壁部18aの非接触部について説明する。図4は、エアミックスドア16の作動を説明する図である。図4では、図示の都合上、エアミックスドア16の板状部を太線で示し、風上側壁部18aおよび風下側壁部18bをそれぞれ1本の線で示している。また、図4では、理解を容易にするために、切り欠き30および挿入ガイドレール31の図示を省略している。
図4中、白丸は風上側壁部18a(内周側レール)との接触点を示し、黒丸は風下側壁部18b(外周側レール)との接触点を示している。
図4からわかるように、エアミックスドア16を3点支持する構造であるため、図4(c)中、破線を付した範囲32ではエアミックスドア16の板状部が風上側壁部18aに接触しない。すなわち、この破線を付した範囲32が非接触部であり、その範囲内の風上側壁部18aに切り欠き30が設けられている。
換言すれば、切り欠き30は、エアミックスドア16が移動端にあるときの3つの接触点P1、P2、P3のうち移動端側の2つの接触点P1、P3の間に存在する非接触部32に形成されている。ちなみに、この非接触部32は、スライドガイドレール18の端部近傍に存在している。
次に、室内空調ユニット10の組み立て手順を図5に基づいて説明する。まず、空調ケーシング11を構成する前後2つの分割ケース11a、11bのうち後方側(ヒータコア13側)の分割ケース11bにヒータコア13、吹出モードドア22〜24およびピニオンまたはシャフトギア17等を組み付けた後、図5(a)に示すようにエアミックスドア16をスライドガイドレール18内へ挿入して組み付ける。
具体的には、図5(b)に示すように挿入ガイドレール31および切り欠き30を通じてエアミックスドア16をスライドガイドレール18内へ挿入する。このとき、エアミックスドア16の板状部を撓ませながらスライドガイドレール18内へ挿入してもよい。
次いで、前後2つの分割ケース11a、11bのうち前方側(蒸発器12側)の分割ケース11aに蒸発器12および送風機14等を組み付け、前後2つの分割ケース11a、11b同士を組み付けることで室内空調ユニット10の組み立てが完了する。
次に、本実施形態の室内ユニット部10の作動について説明する。まず、送風機14の電動モータ14aが羽根車14bを回転駆動させる。すると、羽根車14bは、スクロールケーシング14cの両方の吸込口から空気を吸い込んでスクロールケーシング14cの吹出口から吹き出す。
このような送風機14の作動により、空調ケーシング11内には、内気導入口と外気導入口のうち少なくとも一方の導入口を通して空気が導入される。
この一方の導入口から導入された送風空気は蒸発器12に流入する。この送風空気は蒸発器12を通過した際に冷媒と熱交換されて冷却されて冷風となる。
ここで、エアミックスドア16がバイパス通路15の空気入口側とヒータコア13の空気入口側とをそれぞれ開口している状態である場合には、蒸発器12から吹き出される冷風のうち一部の冷風は、ヒータコア13側に流れ込んでヒータコア13により加熱される。このため、ヒータコア13から温風として吹き出されることになる。この温風は、空気混合部17へと流れる。
蒸発器12から吹き出される冷風のうち残りの冷風は、バイパス通路15を通過して空気混合部17へと流れる。
空気混合部17において、バイパス通路15を通過した冷風とヒータコア13から吹き出される温風とが混合されて空調風としてデフロスタ開口部19、フェイス開口部20およびフット開口部21のいずれかから車室内に向けて吹き出される。
本実施形態では、エアミックスドア16の板状部をその移動方向の両端部および中間部の3点で支持しているので、エアミックスドア16の板状部に風圧が掛かっていない状態で室内空調ユニット10全体が振動してもエアミックスドア16の振動を抑制でき、ひいては異音(ビビリ音)の発生を抑制できる。
しかも、スライドガイドレール18をエアミックスドア16の幅方向両側に設けているので、板状部を幅方向両側でそれぞれ3点支持できる。このため、板状部の移動方向両端部の振動をより抑制することができ、ひいては異音の発生をより抑制できる。
さらに本実施形態によると、エアミックスドア16をスライドガイドレール18内に挿入するための切り欠き30が、スライドガイドレール18のうちエアミックスドア16と接触しない非接触部32に形成されているので、切り欠き30からエアミックスドア16が抜け落ちることはない。このため、エアミックスドア16の抜け落ち防止用のフタを廃止できるので、部品点数を削減できるとともに、室内ユニット部10の体格を小型化できる。
換言すれば、上記特許文献1の従来技術のごとくガイドレールの延長上に挿入口を設ける必要がないので、挿入口を塞ぐための別体ケースが不要であり、ケース構成を簡素化できる。
また、切り欠き30からエアミックスドア16を挿入するだけでエアミックスドア16を組み付ることができるので、組み付け工数が少なく、組み付けが容易である。そのため、組み付け費を低減できる。
また、エアミックスドア16は切り欠き30と接触しないので、エアミックスドア16が作動時に切り欠き30に引っ掛かることもない。よって、エアミックスドア16の引っ掛かりを抑制することもできる。
また、切り欠き30を通じてエアミックスドア16をスライドガイドレール18内に挿入する際に、挿入ガイドレール31によってエアミックスドア16の挿入がガイドされるようになっているので、エアミックスドア16のスライドガイドレール18内への挿入を容易に行うことができる。
挿入ガイドレール31は、スライドガイドレール18に対して鋭角に接続されているので、エアミックスドア16のスライドガイドレール18内への挿入をより容易に行うことができる。
挿入ガイドレール31の溝幅寸法W2は、スライドガイドレール18の溝幅寸法W1よりも大きくなっているので、エアミックスドア16のスライドガイドレール18内への挿入をより容易に行うことができる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態ではスライドガイドレール18に挿入ガイドレール31を接続しているが、図6に示す本第2実施形態のように挿入ガイドレール31を廃止してもよい。
(第3実施形態)
上記第1、第2実施形態では、切り欠き30は、スライドガイドレール18の端部近傍に存在する非接触部32に形成されているが、本題3実施形態では、図7(a)に示すように、切り欠き30は、ピニオンまたはシャフトギア17の近傍に存在する非接触部33に形成されている。
図7(b)は図7(a)のA−A断面図である。図7(b)では図示を省略しているが、上述のごとく、エアミックスドア16の板状部にはラックが設けられ、このラックがピニオンまたはシャフトギア17と噛み合うようになっている。このため、エアミックスドア16の板状部は、スライドガイドレール18のみならずピニオンまたはシャフトギア17によっても支持されている。
図8は、本実施形態におけるエアミックスドア16の作動を説明する図である。図8中、白丸は風上側壁部18a(内周側レール)との接触点を示し、黒丸は風下側壁部18b(外周側レール)との接触点、およびピニオンまたはシャフトギア17との接触点を示している。
エアミックスドア16をピニオンまたはシャフトギア17でも支持する構造であるため、図8(d)中、破線を付した範囲33ではエアミックスドア16の板状部が風上側壁部18aに接触しない。すなわち、この破線を付した範囲33が非接触部であり、その範囲内の風上側壁部18aに切り欠き30が設けられている。
換言すれば、エアミックスドア16は、移動端にある場合、3つの接触点P1、P2、P3のうち移動端と反対側の1つの接触点P2でピニオンまたはシャフトギア17に当接し、残余の2つの接触点P1、P3でスライドガイドレール18に当接するようになっており、切り欠き30は、エアミックスドア16が移動端にあるときの3つの接触点P1、P2、P3のうちピニオンまたはシャフトギア17側の2つの接触点P2、P1の間に存在する非接触部33に形成されている。この非接触部33は、ピニオンまたはシャフトギア17の近傍に存在している。
本実施形態によると、切り欠き30がスライドガイドレール18の中央部近傍に配置されることとなるので、切り欠き30がスライドガイドレール18の端部近傍に配置される上記第1、第2実施形態と比較してエアミックスドア16をスライドガイドレール18により容易に挿入することができる。
(他の実施形態)
なお、上記各実施形態では、エアミックスドア16をスライドドアで構成した例について説明したが、これに限らず、例えば吹出モードドアをスライドドアで構成してもよい。
また、上記各実施形態では、本発明の空気通路開閉装置を車両用空調装置に適用した例について説明したが、これに限らず、例えば車両用空調装置以外の設置型の空調装置に適用してもよい。
11 空調ケーシング(ケース)
16 エアミックスドア(スライドドア)
17 ピニオンまたはシャフトギア(歯車)
18 スライドガイドレール
30 切り欠き
31 挿入ガイドレール
P1 接触点
P2 接触点
P3 接触点

Claims (6)

  1. 空気通路を形成するケース(11)と、
    前記ケース(11)内にスライド移動可能に配置されて前記空気通路を開閉する板状のスライドドア(16)と、
    前記スライドドア(16)が挿入されて前記スライドドア(16)の移動をガイドするスライドガイドレール(18)とを備え、
    前記スライドドア(16)は、前記移動方向の位置が互いに異なる3つの接触点(P1、P2、P3)で前記スライドガイドレール(18)に当接するように弾性的に曲げ変形しており、
    前記スライドガイドレール(18)のうち前記スライドドア(16)と接触しない非接触部(32)には切り欠き(30)が形成され、
    前記切り欠き(30)は、前記スライドドア(16)が移動端にあるときの前記3つの接触点(P1、P2、P3)のうち前記移動端側の2つの接触点の間に存在する前記非接触部(32)に形成されており、
    前記スライドドア(16)の前記スライドガイドレール(18)内への挿入を、前記切り欠き(30)を通じて行うことができるようになっていることを特徴とする空気通路開閉装置。
  2. 前記切り欠き(30)を通じて前記スライドドア(16)を前記スライドガイドレール(18)内に挿入する際に前記スライドドア(16)の挿入をガイドする挿入ガイドレール(31)を備えることを特徴とする請求項に記載の空気通路開閉装置。
  3. 前記挿入ガイドレール(31)は、前記スライドガイドレール(18)に対して鋭角に接続されていることを特徴とする請求項に記載の空気通路開閉装置。
  4. 前記挿入ガイドレール(31)の溝幅寸法(W2)は、前記スライドガイドレール(18)の溝幅寸法(W1)よりも大きくなっていることを特徴とする請求項またはに記載の空気通路開閉装置。
  5. 前記スライドガイドレール(18)には、前記スライドドア(16)の板状部の幅方向端部が挿入され、
    前記切り欠き(30)は、前記スライドドア(16)の板状部の幅方向端部が通過できる形状になっていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つ空気通路開閉装置。
  6. 請求項1ないしのいずれか1つに記載の空気通路開閉装置を備え、
    前記空気通路は、車室内へ向かって送風される送風空気の通路であり、
    前記スライドドア(16)は、前記送風空気の流れを切り替えるものであることを特徴とする車両用空調装置。
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