JP4832974B2 - スライドドア装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スライドドア装置に関し、例えば自動車の空気調和ユニットに用いられるスライドドア装置に関する。
従来のスライドドア装置には、例えば特許文献1に開示されるようなものがある。このスライドドア装置は、 開口部が形成されたフレームと、該フレームの一側面側に当該一側面に沿ってスライド駆動されて前記開口部の開口断面積を制御するスライド板と、を備えて構成されている。フレームには、その幅方向両側に互いに対向する一対のフレーム側板部が設けられ、このフレーム側板部には軸受用開口部が貫通形成されている。スライド板には当該スライド板のスライド方向に沿ってラック歯が形成されている。
前記一対のフレーム側板部の軸受用開口部には、回転筒体が回転自在に軸支されている。回転筒体は、ラック歯と噛合するピニオンギアが外周面に形成された歯車部と、ピニオンギアとラック歯とが噛合した状態で軸受用開口部に回転自在に軸支される筒軸と、が同軸的に一体に形成されてなる。筒軸は、一対のフレーム側板部の間から(つまり一対のフレーム側板部の内側面側から)軸受用開口部に嵌合されている。
両方の回転筒体に掛け渡されるように、両回転筒体の筒穴内に駆動シャフトが嵌合され、これにより、駆動シャフトと回転筒体とが一体的に回転するようになっている。回転筒体の筒穴内には、弾性可撓片として構成されたストッパ部が設けられ、このストッパ部は、回転筒体の筒穴内に、一対のフレーム側板部の外側から駆動シャフトの軸方向端部が通過するのを許容するとともに、一対のフレーム側板部の内側から駆動シャフトの軸方向端部が通過するのを阻止するようになっている。
特開平2001−113936号公報
しかしながら、前記従来のスライドドア装置にあっては、回転筒体の筒穴内に、弾性可撓片としてのストッパ部を設けているため、ストッパ部の成形が難しく、また、駆動シャフトを回転筒体の筒穴内に圧入する際に、駆動シャフトの圧入力を厳密に管理しないと、弾性可撓片としてのストッパ部を痛めてしまう可能性があるため、製造コストが高くなりがちである。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みて創案されたものであり、製造コストを低減できるスライドドア装置の提供を目的とする。
本発明のスライドドア装置は、開口部が形成された略板状のフレームと前記フレームの一側面側において前記開口部の幅方向両側から突設された対向する一対の側板部とを有するドアケースと、前記フレームの一側面側において当該一側面に沿ってスライドされることで前記開口部の開口面積を変えるスライドドアと、を備えるスライドドア装置であって、前記一対の側板部に同軸上に貫通形成された軸受用開口部と、前記スライドドアに当該スライドドアのスライド方向に沿って形成されたラックギアと、前記一対の軸受用開口部に軸支されるシャフトであって、前記ラックギアと噛合するピニオンギアが外周に形成されたシャフトと、を備え、前記シャフトは、前記ピニオンギアが外周に一体形成されるとともに前記一対の側板部の間に配置されるシャフト本体部と、前記一対の側板部の外側から前記軸受用開口部を貫通して前記シャフト本体部の軸方向両端に挿入されることで、前記軸受用開口部に回転自在に軸支されるとともに前記シャフト本体部と一体的に回転するように前記シャフト本体部と連結されるピン部材と、を備え
前記ピン部材の挿入前において、前記フレームの一側面側に前記スライドドアおよび前記シャフト本体部を配置して前記スライドドアのラックギアに前記シャフト本体部のピニオンギアを重ね合わせた状態では、前記軸受用開口部の軸心と、前記シャフト本体部の軸心と、が、ずれており、
前記ピン部材の挿入先端側には前記シャフト本体部の軸方向端部に設けられた連結凹部に連結される連結凸部を備え、
前記連結凸部の挿入先端部は、挿入方向に向けて漸次縮径するようにテーパ状に形成され、かつ、軸方向に伸びるスリットによって複数の可撓アームに分岐され、
前記ピン部材が前記軸受用開口部を貫通して前記シャフト本体部の軸方向端部に挿入されることで、前記シャフト本体部のピニオンギアが前記スライドドアのラックギアに押圧された状態で両者が噛合することを特徴とする。
本発明によれば、前記従来のスライドドア装置(特許文献1)のように筒穴内で管理が難しい弾性可撓片としてのストッパ部を備える構造ではないため、製造コストが低減する。また、ピン部材の挿入先端部としての連結凸部が、挿入方向に向けて漸次縮径するようにテーパ状に形成されているため、挿入作業容易になる。さらに、連結凸部が軸方向に延びるスリットによって複数の可撓アームに分岐されているため、ピン部材を軸受用開口部に挿入する際に、軸受用開口部の軸心とシャフト本体部の軸心とのズレが大きい場合でも、可撓アームの撓み変形により当該ズレを吸収して、ピン部材を軸受用開口部に容易に挿入できる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
以下、本発明に係るスライドドア装置を図面に示す実施形態を用いて説明する。
本実施形態では、このスライドドア装置を車両用空気調和ユニットに適用して説明する。なお、本実施形態のスライドドア装置の説明に前に、このスライドドア装置が適用される車両用空気調和ユニットについて図1を参照しつつ説明する。
車両用空気調和ユニット1は、内部の送風路6を形成するユニットケース2を備える。ユニットケース2には、送風路6の上流端となる吸込口13と、送風路6の下流端となる吹出口4、5と、が開口している。ユニットケース2内には、主要な構成要素として、送風機(ブロワ)3と、送風機3の下流に配置された冷却用熱交換器(この例ではエバポレータ)7と、冷却用熱交換器7の下流に配置された加熱用熱交換器(この例ではヒートコア)8と、冷却用熱交換器7の下流側で且つ加熱用熱交換器8の上流側に配置された温度調整手段としてのスライドドア装置9と、冷却用熱交換器7及び加熱用熱交換器8の下流側において前記吹出口を開閉する吹出口切換ドア10、11と、が設けられている。
送風機3は、ユニットケース2の上流端部に設けられた渦巻き状のスクロール室12内に配置され、図示しない駆動モータにより回転駆動されるようになっている。なお、スクロール室12の入口は、前記吸込口13である。
送風機3から送り出された空気は、下流の冷却用熱交換器7に流れていく。冷却用熱交換器7は、内部に冷媒が流れるようになっており、冷却用熱交換器7を通過する空気を冷却する。
加熱用熱交換器8は、内部にエンジンによって加熱された熱水が流れるようになっていて、加熱用熱交換器8を通過する空気を加熱する。
スライドドア装置9は、空気調和ユニットから吹き出される空調風の吹出温度を調整するものである。スライドドア装置9には、冷却用熱交換器7を通過した空気が流れていく。スライドドア装置9は、スライドドア30を備えて構成され、このスライドドア30のスライド位置に応じて、冷却用熱交換器7で冷却された空気を加熱用熱交換器8へ通過させずにバイパスさせる風量(冷風量)と、冷却用熱交換器7で冷却された空気を加熱用熱交換器8へ通過させる風量(温風量)と、の比率を制御する。
加熱用熱交換器8を通過することで加熱された空気(温風)は、加熱用熱交換器をバイパスした空気(冷風)と、加熱用熱交換器8の下流のエアミックス室18にて混合されて、所望の温度となる。エアミックス室18で混合された所望の温度になった空気は、デフロスタ吹出口4やベント吹出口5やフット吹出口17から車室内へ吹き出されることとなる。
ベント吹出口5には、乗員上半身に向けて空気を吹き出すベンチレータダクト14が接続されている。デフロスタ吹出口4には、フロントガラス15へ向けて空気を吹き出すデフロスターダクト16が接続されている。フット吹出口17は、それ自身が乗員足下に向いて設定されているかもしくは乗員足元へ空気を送るフットダクトが接続されている。
ベント吹出口5およびデフロスタ吹出口4の近傍位置には、これら吹出口4、5を開閉する開閉ドア11が設けられている。また、フット吹出口17の近傍位置には、このフット吹出口を開閉する開閉ドア10が設けられている。そのため、これら開閉ドア10、11の開度を調整することで、温調された空気を、いずれの吹出口4、5、17から吹き出すか選択できる。
次に、本実施形態のスライドドア装置9の構成を図2〜13を用いて詳しく説明する。
スライドドア装置9は、ドアケース20と、このドアケース20にスライド可能に装着されたスライドドア30と、シャフト40と、を備えて構成されている。シャフト40は、駆動手段としての駆動モータ(図示せず)により回転駆動し、このシャフト40の回転に連動してスライドドア30がスライドするようにようになっている。
ドアケース20は、開口部を有する板状のフレーム21と、フレーム21の幅方向w両側から突設され互いに対向配置された一対の側板部23、23と、を備えて構成されている。
フレーム21は、正面視が矩形状に形成され、その断面が円弧状に湾曲形成された板により構成されている。このフレーム21には、その上側部分に幅方向wにならんだ2つの上部開口部28a、28bが形成され、下側部分に同じく幅方向にならんだ2つの下部開口部28c、28dが形成されている。
別の言い方をすれば、フレーム21は、幅方向wに延在する上下一対の横枠部21a、21bと、上下一対の横枠部21a、21bの幅方向端部同士を連結する縦枠部21c、21dと、上下一対の横枠部21a、21bの幅方向wの中央部同士を連結する補強用縦板部21eと、縦枠部21c、21dの上下方向hの中央部同士を連結する補強用横板部21fと、を備えて構成されている。これにより、横枠部21a、21bと縦枠部21c、21dとに囲まれた部分に開口が形成され、この開口が補強用縦板部21eおよび補強用横板部21fによって十字状に4つの開口部28a、28b、28c、28dに分割された形状をなしている。
一対の側板部23、23は、側面視が劣弧状(ほぼ三日月状)に形成されている。一対の側板部23の中央には、同軸上に軸受用開口部24が貫通形成されている。また、これら側板部23、23の互いに対向する面(つまり側板部23、23の内側面)には、溝状のスライドレール部25、25がそれぞれ形成されている。各スライドレール部25は、フレーム21の円弧形状に沿って形成され、その延在方向の中央部で2分割されている。
各側板部23の内側面には、スライドレール部25に連通する一対のスライドピン挿入溝26、26が形成されている。この一対のスライドピン挿入溝26、26は、軸受用開口部24を跨いで互いに平行に設けられている。このスライドピン挿入溝26は、スライドドア30の幅方向両端部に形成されたスライドピン31を、スライドレール部25に挿入するのを案内するものである。スライドドア30のスライドピン31がスライドレール部25に挿入されると、スライドドア30がフレーム21の内側面に重ね合わせられた状態で当該フレーム21の内側面に沿ってスライド自在となる。なお、側板部23、23間の距離寸法は、冷却用熱交換器7の空気通過領域の幅寸法と略同一に設定されている。
スライドドア30は、フレーム21の湾曲度合いと同様に湾曲した矩形状の板で形成され、フレーム21の凹曲面状の内側面側に配置される。スライドドア30の幅方向両端の上下両端部には、幅方向wの外側に突出するスライドピン31が一体に形成されている。それぞれのスライドピン31には、スライドレール部25を滑り易い材料で形成された摺動筒(図示せぬ)が被せられている。スライドドア30の内側面には、その幅方向wの両端部に、スライドドア30のスライド方向hに沿ってラックギア32が刻設されている。また、スライドドア30の内側面には、ラックギア32より幅方向wの内側に、リブ33が前記スライド方向hに沿って条設されている。このリブ33の中央部には、後述するシャフト40を軸受用開口部24に位置合わせするのに用いられる位置決め用切欠き32Aが形成されている。このスライドドア30の幅方向wの寸法は、フレーム21の一対の側板部23、23間の距離寸法と略同様に設定されている。また、スライドドア30の上下方向hの寸法は、フレーム21の各開口部28a、28b、28c、28dの上下方向の寸法より僅かに長く設定されており、スライドドア30がフレーム21に装着された場合に、上部開口部28a、28bと下部開口部28c、28dのうち、いずれか一方を全面的に閉塞又は開放し得るように設定されている。
シャフト40は、シャフト本体部41と、シャフト本体部41の軸方向両端に軸方向外側から同軸上に装着されるピン部材43、43と、を備えて構成されている。
このシャフト本体部41とピン部材43とを組み合わせて構成されるシャフト40は、一対の軸受用開口部24、24に軸支され、シャフト40のシャフト本体部41の外周には、ラックギア32と噛合するピニオンギア42が設けられている。
シャフト40の両端面にはつまりピン部材43の外側面には、連結用凹部59が形成されており、いずれか一方の連結用凹部59に、図示せぬ駆動手段を連結して当該駆動手段によりシャフト40を回転駆動できるようになっている。シャフト40が回転すると、この回転が、シャフト40のピニオンギア42およびスライドドア30のラックギア32を介して、スライドドア30に伝達され、スライドドア30がスライド移動する。
以下、シャフト40の構成を図6〜9および図12〜13を参照しつつより詳しく説明する。
シャフト40は、上述のようにシャフト本体部41と、シャフト本体部41の軸方向両端に軸方向外側から同軸上に装着されるピン部材43と、を備えて構成されている。シャフト本体部41およびピン部材43は、いずれも樹脂により形成されている。
シャフト本体部41は、スライドドア30の幅方向wの長さ寸法と略同一の長さに設定され、一対の側板部23、23の内側面の間に配置される。このシャフト本体部41の軸方向両端側には、外周に歯部が形成されたピニオンギア42が一体形成されている。
ピン部材43は、シャフト本体部41に同軸上に配置された状態でシャフト本体部41の軸方向両端に挿入されることで、シャフト本体部41と一体的に回転するようになっている。
スライドドア30の組立時には、一対の側板部23、23の間にシャフト本体部41を配置した状態で、ピン部材43、43を、一対の側板部23、23の外側面側から軸受用開口部24、24を貫通させてシャフト本体部41の軸方向両端に挿入する。するとピン部材43、43は当該シャフト本体部41に装着される。この状態で、ピン部材43、43は、側板部23、23に設けられた軸受用開口部24、24に回転自在に軸支されるとともに、シャフト本体部41と一体的に回転するシャフト本体部41に連結されている。
より具体的にピン部材43の構成を説明すると、ピン部材43は、略円柱状の軸部45と、軸部45の基端から径方向外側に突設されたフランジ状のストッパ部47と、軸部45の先端側に設けられシャフト本体部41の軸方向端部に設けられた連結部57に連結される連結部49と、を備えて構成されている。
ストッパ部47は、ピン部材43の取付位置であるピン部材43の挿入終点位置を規定すべく、当該ピン部材43の取付位置において側板部23の外側面に当接して当該ピン部材43が軸方向内側へ移動するのを阻止する。軸部45は、ピン部材43の取付位置において、軸受用開口部24内に軸支される。連結部49は、ピン部材43の取付位置においてシャフト本体部41の軸方向端部の連結部としての連結凹部57に挿入される連結凸部49としての構成される。ピン部材43の連結凸部49およびシャフト本体部41の連結凹部57は、非円形に形成されており、ピン部材43の連結凸部49がシャフト本体部41の連結凹部57に挿入されると、ピン部材43とシャフト本体部41とが一体的に回転する。
また、軸部45の外周面には、軸方向に延在する凹部45b、45bが設けられており、この凹部45b、45b内に可撓アーム51、51が突設されている。可撓アーム51の先端部には、爪部53が形成されており、爪部53は、軸部45の外周面の円周上よりも径方向外側に位置している。この爪部53は、ピン部材43を軸受用開口部へ挿入する際には、ピン部材43の軸受用開口部24への挿入を許容すべく軸受用開口部24の内周面と接触して内側に撓み変形し、ストッパ部47が側板部23の外側面に当接する直前で、軸受用開口部24をくぐり抜けて復元する。ストッパ部47が側板部23の外側面に当接した位置で、ピン部材43を軸方向外側へ移動させようとすると、爪部53が側板部23の内側面から軸受用開口部24の周縁に当接することとなる。これにより、ピン部材43が軸方向外側への移動して軸受用開口部24から脱落することが阻止される。
次に、スライドドア装置9の組立工程を、図2〜図5を参照しつつ説明する。
図2〜図5はスライドドア装置9に組立工程を説明するためのものであって、図3→図4→図5→図2の順番にスライドドア装置が組み立られるようになっている。
まず、図3に示すようにドアケース20およびスライドドア30を用意し、スライドドア30のスライドピン31を、図4に示すようにスライドレール部25に挿入して、スライドピン31をスライドレール部25にスライド自在に嵌合させる。これにより、ドアケース20にスライドドア30がスライド自在に保持される。
次に、図5に示すように、ドアケース20の一対の側板部23、23の対向面間にシャフト本体部41を配置して、シャフト本体部41のピニオンギア42とスライドドア30のラックギア32とを噛み合わせるとともに、シャフト本体部41と軸受用開口部24、24とほぼ同軸上になるようにする。
次に、図5に示すように、ドアケース20の一対の側板部23、23の外側面側に、軸受用開口部24、24と同軸上にピン部材43を配置して、この状態から、ピン部材43を軸受用開口部24、24を貫通させてシャフト本体部41の軸方向端部に挿入する。ピン部材43を挿入していくと、ピン部材43のストッパ部47が側板部23の外側面側から軸受用開口部24の周縁に当接して、ピン部材43の挿入が完了する。このピン部材43の挿入完了位置つまりピン部材43の取付位置では、ピン部材43の挿入先端側に設けられた連結凸部49が、シャフト本体部41の軸方向端部に設けられた連結凹部57に挿入されて、ピン部材43とシャフト本体部41とが一体的に回転するように互いに連結される。また、このピン部材43の挿入完了位置つまりピン部材43の取付位置では、ピン部材43の軸部45が側板部23の軸受用開口部24内に回転自在に軸支される。これにより、シャフト本体部41およびピン部材43、43よりなるシャフト40が、軸受用開口部24、24に回転自在に軸支されることとなる。
ここで、図8に示すように、ピン部材43の挿入前には、つまり、フレーム21の一側面側にスライドドア30およびシャフト本体部41を配置してフレーム21のラックギア32にシャフト本体部41のピニオンギア42を重ね合わせた状態では、軸受用開口部24、24の軸心24c、24cと、シャフト本体部41の軸心41cと、が、ずれている。そして、図9に示すように、ピン部材43を、側板部23、23の軸受用開口部24、24を貫通してシャフト本体部41の軸方向端部に係止させると、シャフト本体部41のピニオンギア42がスライドドア30のラックギア32に押圧された状態で両者が噛合するようになっている。このようにピニオンギア42とラックギア32とが互いに押圧された状態で両者が噛合ことで、両ギア間に生じるバックラッシが小さくなる。
また、シャフト本体部41には、ピニオンギア42の内周側に多段にスリット55a、55bが設けられているため、当該ピニオンギア42が内周側の撓むことが許容される。そのため、前記押圧力が大きすぎる場合には、前記押圧力をスリット55a、55bによって適度に吸収してバックラッシが小さく成りすぎることを防止できる。
ここで、ピン部材43の挿入前には、軸受用開口部24、24の軸心24c、24cとシャフト本体部41の軸心41cとがずれているため、ピン部材43のシャフト本体部41への挿入が困難になることが懸念されるが、ピン部材43の挿入先端部としての連結凸部49が、挿入方向に向けて漸次縮径するようにテーパ状に形成されているため、挿入作業容易になる。
以下、本実施形態の主な効果を列挙する。
(1)本実施形態のスライドドア装置9は、開口部28a、28b、28c、28dが形成された略板状のフレーム21と、前記フレーム21の一側面側において前記開口部28a、28b、28c、28dをの幅方向両側から突設された対向する一対の側板部23、23と、を有するドアケース20と、前記フレーム21の一側面側において当該一側面に沿ってスライドされることで前記開口部28a、28b、28c、28dの開口面積を変えるスライドドア30と、前記一対の側板部23、23に同軸上に貫通形成された軸受用開口部24、24と、前記スライドドア30に当該スライドドア30のスライド方向に沿って形成されたラックギア32と、前記一対の軸受用開口部24、24に軸支されるシャフトであって、前記ラックギア32と噛合するピニオンギア42が外周に形成されたシャフト40と、を備える。このスライドドア装置9の前記シャフト40は、前記ピニオンギア42が外周に一体形成されるとともに前記一対の側板部23、23の間に配置されるシャフト本体部41と、前記一対の側板部23、23の外側から前記軸受用開口部24、24を貫通して前記シャフト本体部41の軸方向両端に挿入されることで、前記軸受用開口部24、24に回転自在に軸支されるとともに前記シャフト本体部41と一体的に回転するように前記シャフト本体部41と連結されるピン部材43と、を備える。
そのため、本実施形態のスライドドア装置9によれば、前記従来のスライドドア装置(特許文献1)のように筒穴内で管理が難しい弾性可撓片としてのストッパ部を備える構造ではないため、製造コストが低減する。
(2)ここで、前記従来のスライドドア装置(特許文献1参照)にあっては、前記回転筒体は樹脂により形成される一方、駆動シャフトは例えばアルミニウムなどの金属により形成されることが多い。そのため、金属製の駆動シャフトを用いたことにより、樹脂製よりも製造コストが高くなりがちである。また、回転筒体の筒穴内に圧入する際に、駆動シャフトと回転筒体との芯合わせを確実に行わないと、金属製の駆動シャフトが回転筒体の筒穴を引っ掻くように圧入されてしまい、これにより回転筒体の樹脂削りカスがでてしまい、この樹脂削りカスによってスライドドア装置が動作不良を起こしてしまうおそれがある。
これに対して本実施形態では、シャフト本体部41およびピン部材43がともに樹脂製である。そのため、前記従来のスライドドア装置(特許文献1)よりもさらに製造コストを低減できるとともに、樹脂削りカスに起因する動作不良がおこることもない。
(3)また本実施形態では、前記ピン部材43は、前記ピン部材43の取付位置において前記軸受用開口部24内に軸支される軸部45と、前記軸部45の基端側に設けられ、前記ピン部材43の取付位置である前記ピン部材43の挿入終点位置を規定すべく、前記ピン部材43の取付位置において前記側板部23の外側面に当接して当該ピン部材43が軸方向内側へ移動するのを阻止するストッパ部47と、前記軸部45の先端側に設けられ、前記ピン部材43の取付位置において前記シャフト本体部41の軸方向端部に挿入されて当該ピン部材43と前記シャフト本体部41とが一体的に回転するようにシャフト本体部41と連結する連結部49と、を備える。そのため、簡素な構造でピン部材43を構成できる。
(4)また本実施形態では、前記ピン部材43は、前記軸部45に対して弾性変形自在に形成された爪部53を備え、前記爪部53が、前記ピン部材43の前記軸受用開口部24への挿入時に前記軸受用開口部24に挿入されることを許容すべく弾性変形する一方、前記軸受用開口部24をくぐり抜けた位置において復元して前記軸受用開口部24の周縁に当接することで前記ピン部材43が軸方向外側へ移動するのを阻止する。
これにより、ピン部材43の脱落が確実に防止され、ピン部材43を固定するための固定手段等を設ける必要がないため、さらに製造コストが低減する。
(5)また本実施形態では、前記ピン部材43の挿入前において、前記フレーム21の一側面側に前記スライドドア30および前記シャフト本体部41を配置して前記スライドドア30のラックギア32に前記シャフト本体部41のピニオンギア42を重ね合わせた状態では、前記軸受用開口部24、24の軸心24c、24cと、前記シャフト本体部41の軸心41cと、はずれている。また、前記ピン部材43が前記軸受用開口部24、23を貫通して前記シャフト本体部41の軸方向端部に連結されることで、前記シャフト本体部41のピニオンギア42が前記スライドドア30のラックギア32に押圧された状態で両者が噛合する。
そのため、ピニオンギア42とラックギア32とが互いに押圧された状態で両者が噛合ことで、本実施形態では両ギア42、32間に生じるバックラッシが小さくなり、ギアの作動が良好となる。
(6)また本実施形態のスライドドア装置9においては、前記シャフト本体部41は、前記ピニオンギア42の内周側に当該ピニオンギア42が内周側の撓むことを許容するスリット55a、55bを備える。
そのため、前記押圧力が大きすぎる場合には、前記押圧力をスリット55a、55bによって適度に吸収してギアの噛み合いを良好に保つことができる。
なお、前記スライドドア30が、前記ピニオンギア42の前記押圧方向に撓むことを許容するスリットを備えるように構成しても、同様の作用効果が得られる。
(7)ここで、ピン部材43の挿入前には、軸受用開口部24、24の軸心24c、24cとシャフト本体部41の軸心41cとがずれているため、ピン部材43のシャフト本体部41への挿入が困難になることが懸念されるが、本実施形態では、ピン部材43の挿入先端部としての連結凸部49が、挿入方向に向けて漸次縮径するようにテーパ状に形成されているため、挿入作業容易になる。
(8)しかも本実施形態では、前記連結部49が軸方向に延びるスリット49sによって二股状以上の複数の可撓アーム49a、49bに分岐されている。そのため、ピン部材43を軸受用開口部24に挿入する際に、軸受用開口部24、24の軸心24c、24cとシャフト本体部41の軸心41cとのズレが大きい場合でも、可撓アーム49aまたは49bの撓み変形により当該ズレを吸収して、ピン部材43を軸受用開口部24に容易に挿入できる。
以上、一実施形態を用いて本発明について説明したが、本発明は上述の実施形態のみに限定解釈されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で各種の設計変更が可能である。
例えば、上述の実施形態では、シャフト本体部41のピニオンギア42の内周側にスリット55a、55bを設けて、ピニオンギア42とラックギア32との間に生じる押圧力によって撓むことができるようになっているが、本発明では、スライドドア30に、ラックギア32の内側にスリットを設けて、ラックギア32とピニオンとの間に生じる押圧両によって撓むことができるようになっていても同様の効果が得られる。
また、上述の実施形態では、ピン部材43のシャフト本体部41への挿入作業を容易にするため、ピン部材43の挿入先端部49をテーパ状に形成した構造であるが、シャフト本体部41の軸方向両端面に設けられた連結凹部57を、テーパ状に軸方向外側に向けて漸次拡径するように形成しても、同様の作用効果が得られる。
例えば、上述の実施形態では、フレーム21及びスライドドア30が、風下側へ膨出するように湾曲した形状であったが、平面上のフレームやスライドドアを用いることも可能である。
また、上述の実施形態では、フレーム21が、一対の上部開口部28a、28bと一対の下部開口部28c、28dの4つが開口部を備える構成としたが、開口部の数は適宜設定することができる。また、上記した実施形態では、フレーム21に、補強用板部21e、21fを形成したが、これに限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、側板部23、23にスライドレール部25を設けているが、フレームにスライドレール部を設けてもよい。
また、上述の実施形態は、スライドドア装置9を車両用空気調和ユニット1に適用した例であるが、これ以外に開閉機能を必要とする各種装置に本発明のスライドドア装置を適用できることは言うまでもない。
図1は本発明の一実施形態のスライドドア装置を備える車両用空気調和ユニットの縦断面図。 図2は同スライドドア装置の斜視図。 図3は同スライドドア装置の組立工程を示す図であって、ドアケースにスライドドアを嵌め込む前の状態を示す斜視図。 図4は同スライドドア装置の組立工程を示す図であって、ドアケースにスライドドアを嵌め込んだ状態を示す斜視図。 図5は同スライドドア装置の組立工程を示す図であって、ドアケースにスライドドアを嵌め込み、シャフト本体部を一対の側板部の対向面間に配置した状態で、ピン部材をシャフト本体部に挿入する前の状態を示す斜視図。 図6は図5の状態のスライドドア装置の断面図。 図7は図2の状態のスライドドア装置の断面図。 図8は図6中のVIII部の拡大断面図。 図9は図7中のIX部の拡大断面図。 図10は同スライドドア装置のフレームを示す図であって、図10aはフレームの斜視図、図10bはフレームの正面図、図10cはフレームの側面図。 図11は同スライドドア装置のスライドドアを示す図であって、図11aはスライドドアの斜視図、図11bはスライドドアの正面図、図11cはスライドドアの側面図。 図12は同スライドドア装置のシャフト本体部を示す図であって、図12aはシャフト本体部の斜視図、図12bはシャフト本体部の正面図、図12cはシャフト本体部の側面図。 図13は同スライドドア装置のピン部材を示す図であって、図13aはピン部材の斜視図、図13bはピン部材の正面図、図13cはピン部材の側面図。
符号の説明
9…スライドドア装置
20…ドアケース
21…フレーム
23、23…側板部
24、24…軸受用開口部
24c…軸受用開口部の軸心
25…スライドレール部
28a、28b…上部開口部(開口部)
28c、28d…下部開口部(開口部)
30…スライドドア
31…スライドピン
32…ラックギア
40…シャフト
41…シャフト本体部
41c…シャフト本体部の軸心
42…ピニオンギア
43、43…ピン部材
55a、55b…スリット
h…上下方向(スライド方向)
w…幅方向

Claims (3)

  1. 開口部(28a、28b、28c、28d)が形成された略板状のフレーム(21)と、前記フレーム(21)の一側面側において前記開口部(28a、28b、28c、28d)の幅方向両側から突設された対向する一対の側板部(23、23)と、を有するドアケース(20)と、前記フレーム(21)の一側面側において当該一側面に沿ってスライドされることで前記開口部(28a、28b、28c、28d)の開口面積を変えるスライドドア(30)と、を備えるスライドドア装置(9)であって、
    前記一対の側板部(23、23)に同軸上に貫通形成された軸受用開口部(24、24)と、前記スライドドア(30)に当該スライドドアのスライド方向に沿って形成されたラックギア(32)と、前記一対の軸受用開口部(24、24)に軸支されるシャフトであって、前記ラックギア(32)と噛合するピニオンギア(42)が外周に形成されたシャフト(40)と、を備え、
    前記シャフト(40)は、前記ピニオンギア(42)が外周に一体形成されるとともに前記一対の側板部(23、23)の間に配置されるシャフト本体部(41)と、前記一対の側板部(23、23)の外側から前記軸受用開口部(24、24)を貫通して前記シャフト本体部(41)の軸方向両端に挿入されることで、前記軸受用開口部(24、24)に回転自在に軸支されるとともに前記シャフト本体部(41)と一体的に回転するように前記シャフト本体部(41)と連結されるピン部材(43)と、を備え
    前記ピン部材(43)の挿入前において、前記フレーム(21)の一側面側に前記スライドドア(30)および前記シャフト本体部(41)を配置して前記スライドドア(30)のラックギア(32)に前記シャフト本体部(41)のピニオンギア(42)を重ね合わせた状態では、前記軸受用開口部(24、24)の軸心(24c、24c)と、前記シャフト本体部(41)の軸心(41c)と、が、ずれており、
    前記ピン部材(43)の挿入先端側には前記シャフト本体部(41)の軸方向端部に設けられた連結凹部(57)に連結される連結凸部(49)を備え、
    前記連結凸部(49)の挿入先端部は、挿入方向に向けて漸次縮径するようにテーパ状に形成され、かつ、軸方向に伸びるスリットによって複数の可撓アームに分岐され、
    前記ピン部材(43)が前記軸受用開口部(24、23)を貫通して前記シャフト本体部(41)の軸方向端部に挿入されることで、前記シャフト本体部(41)のピニオンギア(42)が前記スライドドア(30)のラックギア(32)に押圧された状態で両者が噛合することを特徴とするスライドドア装置(9)。
  2. 請求項1に記載のスライドドア装置(9)であって、
    前記シャフト本体部(41)は、前記ピニオンギア(42)の内周側に当該ピニオンギア(42)が内周側の撓むことを許容するスリット(55a、55b)を備えることを特徴とするスライドドア装置(9)。
  3. 請求項1に記載のスライドドア装置であって、
    前記スライドドア(30)は、前記ピニオンギア(42)の前記押圧方向に撓むことを許容するスリットを備えることを特徴とするスライドドア装置(9)。
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