JP5569141B2 - 電力変換装置、ディスクリート型の制御型半導体素子及び制御型半導体素子モジュール - Google Patents
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Description
この電力変換装置では、図11に示すように、電源51から供給される三相交流電力が、インバータ主回路部52で所定の電力に変換された後、三相モータ53に供給されるようになっている。
そして、図示しない制御装置によって、各ゲート駆動回路57を制御することにより、ゲート駆動回路57が、IGBTのゲート−エミッタ端子間に出力するゲート駆動電圧をON電圧又はOFF電圧に切り替えると、これに応じて、IGBTがスイッチング動作する。そのため、電源51からの供給電力が、IGBTのON/OFF動作に応じた所定電力に変換されて、三相モータ53に供給される。
このインバータ回路から発生される放射ノイズのノイズレベルは、ノイズ電流レベルや、アンテナとしての放射効率に比例する。すなわち、高レベルのノイズ電流が流れる部位や、放射効率が高い部位から、高レベルの放射ノイズが発生する。
一般に、これら入出力ケーブルは、数mの長さのものが用いられ、インバータ回路の他の部位に用いられている接続ケーブルに比較して長いため放射効率が高くなる。そのため、このような入出力ケーブルからの放射ノイズを低減することにより、インバータ回路からの放射ノイズを低減する方法が提案されている。
例えば、出力ケーブルに流れるノイズ電流成分を低減させるため、コモンモードノイズ対策を行うフィルタ回路等が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
つまり、インバータ主回路部52を構成するIGBTのスイッチング動作に伴い流れるノイズ電流は、インバータ主回路部52と接続される入力ケーブル54及び出力ケーブル55に流れるだけでなく、IGBTの、ゲート−エミッタ端子間に接続されるゲート駆動ケーブル56にも流れる。
また、インバータ主回路部52を構成するIGBTとゲート駆動回路57とを接続するゲート駆動ケーブル56のケーブル長は、場合によっては数〔m〕にもなる。したがって、ゲート駆動ケーブル56のアンテナ放射効率は、入出力ケーブルと同等レベルとなる可能性がある。
そこで、この発明は、上記従来の未解決の問題に着目してなされたものであり、放射ノイズをより低減することの可能な、制御型半導体素子を用いた電力変換装置、ディスクリート型の制御型半導体素子及び制御型半導体素子モジュールを提供することを目的としている。
また、請求項2に係る電力変換装置は、前記制御型半導体素子は、前記駆動回路からの駆動信号が供給される第1の端子及び第2の端子を有し、前記第1の端子と前記駆動回路とを接続する第1の信号線及び前記第2の端子と前記駆動回路とを接続する第2の信号線からなる駆動ケーブルを備え、前記コモンモードノイズ低減手段は、前記第1の信号線及び前記第2の信号線に介挿され且つ前記制御型半導体素子近傍に配置されるコモンモード
リアクトルであることを特徴としている。
また、請求項5に係るディスクリート型の制御型半導体素子は、前記コモンモードノイズ低減手段は、前記第1の端子及び第2の端子の各脚の付け根近傍に介挿されたコモンモードリアクトルであることを特徴としている。
また、本発明の請求項7に係る制御型半導体素子モジュールは、制御型半導体素子から構成され且つ駆動信号が供給される第1の端子及び第2の端子を備えた制御型半導体チップを有し、前記第1の端子及び前記第2の端子のそれぞれに、前記駆動信号を供給するための第1の配線及び第2の配線を備えた制御型半導体素子モジュールであって、前記第1の配線及び前記第2の配線に、コモンモードノイズ低減手段を備え、前記コモンモードノイズ低減手段は、前記第1の端子及び第2の端子の各脚の付け根近傍に備えることを特徴としている。
さらに、本発明の請求項9に係る制御型半導体素子モジュールは、前記コモンモードノイズ低減手段は、前記第1の配線及び前記第2の配線に設けられた中空の磁性体からなるコアであって、当該コアの中空部に前記第1の配線及び前記第2の配線が共に貫通して配置されることを特徴としている。
また、制御型半導体素子モジュールとは、前記制御型半導体素子からなる半導体チップが銅などの金属ベース上に絶縁層を介して回路パターン上に実装され、半導体チップの、駆動信号が供給される、第1の端子や第2の端子がワイヤや金属パターンなどの配線により外部端子に接続されてパッケージされた回路のことをいい、例えば、インバータ回路を構成するIGBTモジュールのことをいう。
そして、このようなディスクリート型の制御型半導体素子や、制御型半導体素子モジュールを用いて電力変換装置を構成することにより、制御型半導体素子と駆動回路とを接続する駆動ケーブルから放射される放射ノイズを低減することができるため、結果的に電力変換装置全体における放射ノイズを低減することができる。
まず、第1の実施の形態を説明する。
図1は、本発明を適用した電力変換装置の一例を示したものである。なお、電力変換装置の基本的な構成は、図11に示す従来の電力変換装置と同様であるので、同一部には同一符号を付与し、その詳細な説明は省略する。
本発明における電力変換装置は、図1に示すように、図11に示す従来の電力変換装置においてさらに、コモンモードリアクトル11を備えたものである。
このコモンモードリアクトル11は、インバータ主回路部52を構成するIGBTのゲート端子とエミッタ端子との間にゲート駆動回路57を接続するゲート駆動ケーブル56に介挿される。
なお、図1では、直流交流変換部62のU相の下アームのスイッチ手段SWを構成するIGBTと接続されるゲート駆動ケーブル56のみにコモンモードリアクトル11が介挿されているが、実際には、各スイッチ手段SWを構成する6個のIGBTに接続される図示しないゲート駆動ケーブルのそれぞれに、同様にコモンモードリアクトル11が介挿される。
したがって、IGBTの近傍にコモンモードリアクトル11を設け、ゲート駆動ケーブル56において放射ノイズが生じる以前の段階でノイズ電流の低減を図っている。上述のように、ノイズ電流がゲート駆動ケーブル56を流れる以前にスイッチングノイズを低減すれば、放射ノイズの発生をより的確に低減することができるため、コモンモードリアクトル11の配置位置はIGBTに近い位置であるほど好ましい。
ここで、第1の実施の形態において、IGBTが制御型半導体素子に対応し、ゲート駆動回路57が駆動回路に対応し、ゲート駆動ケーブル56が駆動ケーブルに対応し、コモンモードリアクトル11がコモンモードノイズ低減手段に対応し、ゲート端子が第1の端子に対応し、エミッタ端子が第2の端子に対応し、信号線m1が第1の信号線に対応し、信号線m2が第2の信号線に対応している。
この第2の実施の形態における電力変換装置は、図2に示すように、図1に示す第1の実施の形態における電力変換装置において、コモンモードリアクトル11に替えて、磁性体からなる中空のコア12が設けられている。なお、図1と同一部には同一符号を付与しその詳細な説明は省略する。
このコア12は、例えばNi−Zn系で構成され、図2に示すようにゲート駆動ケーブル56の周囲に取り付けられている。すなわち、IGBTのゲート端子とゲート駆動回路57とを接続する信号線m1と、IGBTのエミッタ端子とゲート駆動回路57とを接続する信号線m2とが、共にコア12の中空部を貫通するように配置される。
そして、コア12の配置位置も、上記コモンモードリアクトル11の場合と同様に、ノイズ電流の発生源であるIGBTに近いほど好ましい。そして、各スイッチ手段SWを構成するIGBTに接続されるゲート駆動ケーブル56それぞれに、その周囲にコア12が取り付けられている。
ここで、第2の実施の形態において、IGBTが制御型半導体素子に対応し、図2のコア12がコモンモードノイズ低減手段に対応している。
この第3の実施の形態は、図1に示す電力変換装置において、コモンモードリアクトル11を用いずに、IGBTとして、コモンモードリアクトルを備えたディスクリート型のIGBTaを用いたものである。
この第3の実施の形態における電力変換装置を構成するIGBTは、図3に示すIGBTaで構成される。
図3において、21はIGBT本体、22は端子脚部であって、22Gはゲート端子の脚、22Cはコレクタ端子の脚、22Eはエミッタ端子の脚である。
そして、直流交流変換部62を構成する6個のIGBTとして、図3に示すIGBTaを用いる。
ここで、第3の実施の形態において、IGBTaがディスクリート型の制御型半導体素子に対応し、ゲート端子の脚22Gが第1の端子の脚に対応し、エミッタ端子の脚22Eが第2の端子の脚に対応し、コモンモードリアクトル25がコモンモードノイズ低減手段に対応している。
この第4の実施の形態における電力変換装置は、第3の実施の形態において、IGBTとしてIGBTaに替えて、図4に示すディスクリート型のIGBTbを適用したものである。なお、図4において、図3に示す第3の実施の形態におけるIGBTaと同一部には同一符号を付与し、その詳細な説明は省略する。
図4に示すように、IGBTbは、コモンモードリアクトル25に替えて、コア27が設けられている。
したがって、この第4の実施の形態においても上記第3の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
ここで、第4の実施の形態において、IGBTbがディスクリート型の制御型半導体素子に対応し、ゲート端子の脚22Gが第1の端子の脚に対応し、エミッタ端子の脚22Eが第2の端子の脚に対応し、コア27がコモンモードノイズ低減手段に対応している。
この第5の実施の形態は、図11に示す電力変換装置において、直流交流変換部62として、IGBTチップを備えたIGBTモジュールM1を用いたものである。
図5は、第5の実施の形態における直流交流変換部62を構成するIGBTモジュールM1の一例である。
このIGBTモジュールM1は、図5に示すように、銅などの金属ベース上に絶縁層を介して6個のIGBTチップ30が回路パターン上に実装されて構成される。また、IGBTモジュールM1には各IGBTチップ30の端子と、ゲート駆動回路57等の外部回路とを接続するための外部端子が形成されている。
さらに、IGBTチップ30の例えばゲート端子Gwiとゲート端子Gwとを接続する内部配線k1と、IGBTチップ30のエミッタ端子Ewiとエミッタ端子Ewとを接続する内部配線k2には、コモンモードリアクトル31が介挿されている。
なお、図5では、1つのIGBTチップ30のみが外部端子に接続され、且つ一部の端子のみが外部端子に接続されているが実際には、各IGBTチップ30の各端子がそれぞれ対応する外部端子にワイヤ等の内部配線によって接続されている。
したがって、IGBTチップ30を駆動させ、IGBTをスイッチング動作させることにより生じるノイズ電流は、IGBTチップ30のゲート端子及びエミッタ端子に設けられたコモンモードリアクトル31によって低減される。このため、ノイズ電流がゲート駆動ケーブル56を流れることを抑制することができ、すなわちゲート駆動ケーブル56からの放射ノイズを低減することができるため、結果的に電力変換装置からの放射ノイズを低減することができる。
ここで、IGBTチップ30が制御型半導体チップに対応し、内部配線k1が第1の配線に対応し、内部配線k2が第2の配線に対応し、IGBTモジュールM1が制御型半導体素子モジュールに対応し、コモンモードリアクトル31がコモンモードノイズ低減手段に対応している。
この第6の実施の形態は、直流交流変換部62に、IGBTモジュールM2を適用したものである。このIGBTモジュールM2は、第5の実施の形態におけるIGBTモジュールM1において、コモンモードリアクトル31に替えて、磁性体からなるコア35を設けたものである。そのため、同一部には同一符号を付与し、その詳細な説明は省略する。
IGBTモジュールM1と同様に、IGBTモジュールM2の各IGBTチップ30の各端子と、外部接続端子とは、図8に示すように、ワイヤ等の内部配線で接続されている。
さらに、IGBTチップ30の例えばゲート端子Gwiとゲート端子Gwとを接続する内部配線k1と、IGBTチップ30のエミッタ端子Ewiとエミッタ端子Ewとを接続する内部配線k2には、中空の磁性体からなるコア35が設けられ、コア35の中空部を内部配線k1及びk2が共に貫通するように配置されている。
このため、このIGBTモジュールM2全体の回路図は、図9に示すように、各IGBTチップ30のゲート端子及びエミッタ端子と、これに対応する、IGBTモジュールM1の外部端子との間に、コア35が介挿された回路となる。
したがって、IGBTチップ30を駆動させ、IGBTをスイッチング動作させることにより生じるノイズ電流は、IGBTチップ30のゲート端子及びエミッタ端子に設けられたコア35によって低減される。
したがって、この場合も、上記第5の実施の形態と同等の作用効果を得ることができる。
ここで、IGBTチップ30が制御型半導体チップに対応し、内部配線k1が第1の配線に対応し、内部配線k2が第2の配線に対応し、IGBTモジュールM2が制御型半導体素子モジュールに対応し、コア35がコモンモードノイズ低減手段に対応している。
この第7の実施の形態における電力変換装置は、図1の直流交流変換部62として、図10に示すIGBTモジュールM3を用いたものである。
図10は、図5や図8に示すように、回路パターン上に配置されたIGBTチップが配線されパッケージ化されてなるIGBTモジュールM3において、IGBTモジュールM3に外部回路を接続するためのコネクタ部40の外観を示したものである。
さらに、コネクタ部40において、U相コネクタCuには、ゲート端子Gu及びエミッタ端子Euを共に囲むように磁性体からなるコア41が、U相コネクタCuと一体に組み込まれて形成されている。同様に、V相コネクタCv、W相コネクタCwのそれぞれにも磁性体からなるコア41が一体に組み込まれ、さらに、下アーム用コネクタCdにも、ゲート端子Gx、Gy、Gz及び低電位側外部端子Nを囲むように、下アーム用コネクタCdと一体に磁性体からなるコア41が組み込まれている。
ここで、IGBTチップ30が制御型半導体素子に対応し、IGBTモジュールM3が制御型半導体素子モジュールに対応し、各IGBTチップ30のゲート端子がそれぞれ第1の端子に対応し、各IGBTチップ30のエミッタ端子がそれぞれ第2の端子に対応し、コネクタ部40の各ゲート端子Gu〜Gwがそれぞれ第1の外部端子に対応し、各エミッタ端子Eu〜Ewがそれぞれ第2の外部端子に対応し、コネクタ部40が接続コネクタ部に対応し、コア41が磁性体からなるコアに対応している。
また、上記実施の形態のうち、コモンモードノイズ低減手段としてコモンモードリアクトルを用いた実施の形態において、リアクトルに用いるコア・リアクトル形状や、ターン数等に制約はない。
また、電力変換装置としてインバータ回路を適用した場合について説明したが、これに限るものではなく、他の電力変換装置、例えば無停電電源装置(UPS)であっても適用することができる。また、電力変換装置に限らず、IGBT等の制御型半導体素子のスイッチング動作により制御型半導体素子から出力される電圧や電流の高周波成分に起因してノイズが発生する回路に適用すると効果的である。
12、27、35、41 コア
21 IGBT本体
22 端子脚部
30 IGBTチップ
40 コネクタ部
51 電源
52 インバータ主回路部
53 三相モータ
56 ゲート駆動ケーブル
57 ゲート駆動回路
62 直流交流変換部
Cu U相コネクタ
Cv V相コネクタ
Cw W相コネクタ
Cd 下アーム用コネクタCd
k1、k2 内部配線
m1、m2 信号線
M1、M2、M3 IGBTモジュール
Claims (11)
- 制御型半導体素子と、
当該制御型半導体素子を駆動する駆動回路と、
を備えた電力変換装置において、
前記制御型半導体素子と前記駆動回路との間に形成される導通経路の、前記制御型半導体素子端子近傍の位置に、コモンモードノイズ低減手段を備えることを特徴とする電力変換装置。 - 前記制御型半導体素子は、前記駆動回路からの駆動信号が供給される第1の端子及び第2の端子を有し、
前記第1の端子と前記駆動回路とを接続する第1の信号線及び前記第2の端子と前記駆動回路とを接続する第2の信号線からなる駆動ケーブルを備え、
前記コモンモードノイズ低減手段は、前記第1の信号線及び前記第2の信号線に介挿され且つ前記制御型半導体素子近傍に配置されるコモンモードリアクトルであることを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。 - 前記制御型半導体素子は、前記駆動回路からの駆動信号が供給される第1の端子及び第2の端子を有し、
前記第1の端子及び第2の端子と前記駆動回路とを接続するための駆動ケーブルを備え
、
前記コモンモードノイズ低減手段は、前記駆動ケーブルの、前記制御型半導体素子近傍に設けられた中空の磁性体からなるコアであって、当該コアの中空部に前記駆動ケーブルが貫通して配置されることを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。 - 駆動信号が供給される第1の端子及び第2の端子を構成する脚をそれぞれ備えたディスクリート型の制御型半導体素子であって、
前記第1の端子及び第2の端子の各脚の付け根近傍にコモンモードノイズ低減手段を備えることを特徴とするディスクリート型の制御型半導体素子。 - 前記コモンモードノイズ低減手段は、前記第1の端子及び第2の端子の各脚の付け根近傍に介挿されたコモンモードリアクトルであることを特徴とする請求項4記載のディスクリート型の制御型半導体素子。
- 前記コモンモードノイズ低減手段は、前記第1の端子及び第2の端子の各脚の付け根近傍に設けられた中空の磁性体からなるコアであって、当該コアの中空部に前記第1の端子の脚と第2の端子の脚とが共に貫通して配置されることを特徴とする請求項4記載のディスクリート型の制御型半導体素子。
- 制御型半導体素子から構成され且つ駆動信号が供給される第1の端子及び第2の端子を備えた制御型半導体チップを有し、
前記第1の端子及び前記第2の端子のそれぞれに、前記駆動信号を供給するための第1の配線及び第2の配線を備えた制御型半導体素子モジュールであって、
前記第1の配線及び前記第2の配線に、コモンモードノイズ低減手段を備え、
前記コモンモードノイズ低減手段は、前記第1の端子及び第2の端子の各脚の付け根近傍に備えることを特徴とする制御型半導体素子モジュール。 - 前記コモンモードノイズ低減手段は、前記第1の配線及び前記第2の配線に介挿されるコモンモードリアクトルであることを特徴とする請求項7記載の制御型半導体素子モジュール。
- 前記コモンモードノイズ低減手段は、前記第1の配線及び前記第2の配線に設けられた中空の磁性体からなるコアであって、当該コアの中空部に前記第1の配線及び前記第2の配線が共に貫通して配置されることを特徴とする請求項7記載の制御型半導体素子モジュール。
- 制御型半導体素子から構成され且つ駆動信号が供給される第1の端子及び第2の端子を有する制御型半導体チップを備えた制御型半導体素子モジュールであって、
前記駆動信号を供給する駆動回路を、前記制御型半導体素子モジュールに接続するための駆動ケーブル接続用の接続コネクタ部と、
磁性体からなるコアと、を有し、
前記コアは、前記接続コネクタ部の前記第1の端子と接続される第1の外部端子及び前記第2の端子と接続される第2の外部端子の周囲を囲むように前記接続コネクタ部と一体に形成されていることを特徴とする制御型半導体素子モジュール。 - 制御型半導体素子と、
当該制御型半導体素子を駆動する駆動回路と、
前記制御型半導体素子と前記駆動回路とを接続する駆動ケーブルと、を備えた電力変換装置において、
前記制御型半導体素子として、請求項4から請求項6の何れか1項に記載のディスクリート型の制御型半導体素子または、請求項7から請求項10の何れか1項に記載の制御型半導体素子モジュールを適用したことを特徴とする電力変換装置。
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