JP5568840B2 - 熱板融着用メタクリル樹脂組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、熱板融着用メタクリル樹脂組成物に関する。かかるメタクリル樹脂組成物は、例えば、テールランプカバー、ヘッドランプカバー及びメーターパネルの如き車両用部材等の原材料として有用である。
メタクリル樹脂組成物は透明性や耐候性に優れ、テールランプカバーや、ヘッドランプカバー、メーターパネルといった車両用部材等の原材料として用いられることが知られている(例えば、特許文献1〜9参照)。かかる車両用部材は、これにABS樹脂の如きスチレン系樹脂等からなるハウジング部材を接合してさらに加工される。これらを接合する方法としては、接着剤による方法や、熱板融着法、振動融着法等が知られている(特許文献10)。ここでいう熱板融着法とは、上述した各部材の接合部をそれぞれ金属製の熱板に密着させることにより加熱、溶融した後、これらを圧着する方法であり、接着剤を塗布する手間や接着剤を硬化させる時間を省くことができるため、生産性に優れた方法である。
特開平05−311025号公報 特開平05−247311号公報 特開平05−279537号公報 特開平06−41385号公報 特開平06−41386号公報 特開平06−184389号公報 特開平06−184390号公報 特開平06−240093号公報 特開平01−294763号公報 特開2005−239823号公報
熱板融着法においては生産性の観点から短時間で各部材の接合部分を溶融させることが望まれるため、高い熱板温度が好ましく、また該温度として少なくとも230℃程度は必要とされるところ、従来のメタクリル樹脂組成物のなかには、これを上記所定の温度に加熱した熱板で溶融した後、熱板と引き離す際に、樹脂の一部が熱板からうまくはがれず、糸状に引き伸ばされる現象(いわゆる糸曳き)が見られるものがあり、このような樹脂組成物を上記車両用部材の原材料として用いると外観不良の原因となることがあった。
そこで、本発明の目的は、熱板融着の際、熱板温度を高くしても糸曳きが生じにくい熱板融着用メタクリル樹脂組成物を提供することにある。
かかる状況の下、本発明者らは鋭意検討した結果、所定のメタクリル樹脂と、脂肪酸アミド、脂肪酸アルキル、脂肪酸グリセリド、脂肪族アルコールといった化合物とを含むメタクリル樹脂組成物は、これを熱板融着に用いた際、熱板温度を高くしても糸曳きが生じにくく、熱板融着用として優れた樹脂組成物であることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、メタクリル酸メチルを主体とする単量体が重合してなる重合体と、脂肪酸アミド、脂肪酸アルキル、脂肪酸グリセリド及び脂肪族アルコールから選ばれる少なくとも1種とを含有することを特徴とする熱板融着用メタクリル樹脂組成物を提供するものである。
本発明によれば、熱板融着の際、熱板温度を高くしても糸曳きが生じにくい熱板融着用メタクリル樹脂組成物を提供することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。本発明における熱板融着用メタクリル樹脂組成物は、メタクリル酸メチルを主体とする単量体が重合してなる重合体と、脂肪酸アミド、脂肪酸アルキル、脂肪酸グリセリド及び脂肪族アルコールから選ばれる少なくとも1種とを含有するものである。かかるメタクリル樹脂組成物は、これを熱板融着に使用した場合に、熱板の温度を高くしても、熱板と該樹脂組成物とを引き離す際に樹脂が糸状に引き伸ばされるいわゆる糸曳きが生じにくく、熱板融着用として優れたものである。
メタクリル酸メチルを主体とする単量体とは、メタクリル酸メチルを50重量%以上とそれ以外の単量体とを含むものである。かかるメタクリル酸メチル以外の単量体としては、メタクリル酸メチルと共重合可能な単量体であれば、特に制限はなく、一分子内にラジカル重合可能な二重結合を1つ有する単官能単量体であってもよいし、一分子内にラジカル重合可能な二重結合を2つ以上有する多官能単量体であってもよい。中でも、アクリル酸エステルが好ましい。メタクリル酸メチル以外の単量体として、アクリル酸エステルを使用する場合、メタクリル酸メチルが85〜100重量部、アクリル酸エステルが0〜15重量部であるのが好ましく、メタクリル酸メチル92〜99.9が重量部、アクリル酸エステルが0.1〜8重量部であるのがより好ましい。
上記アクリル酸エステルとしては、例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリル酸ベンジル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸2−ヒドロキシエチル等が挙げられ、必要に応じてそれらの2種以上が含まれていてもよい。中でも、アクリル酸メチルやアクリル酸エチルが好ましい。
本発明のメタクリル樹脂組成物は、上記重合体のほか、脂肪酸アミド、脂肪酸アルキル、脂肪酸グリセリド及び脂肪族アルコールから選ばれる少なくとも1種とを含有するものである。ここでいう脂肪酸アミドは、通常炭素数10〜22程度の脂肪酸とアンモニアやアミノ化合物とが脱水縮合した構造を有する化合物であることができ、例えば、ラウリル酸アミド、パルミチン酸アミド、ステアリン酸アミド、ベヘン酸アミドの如き飽和脂肪酸アミドや、オレイン酸アミド、リノール酸アミドの如き不飽和脂肪酸アミド、エチレンビスラウリル酸アミド、エチレンビスパルミチン酸アミド、エチレンビスステアリン酸アミドの如きアミド類等が挙げられる。また、必要に応じてそれらの2種以上を用いてもよい。中でも、ステアリン酸アミドやエチレンビスステアリン酸アミドが好ましい。
脂肪酸アルキルは、通常炭素数10〜22程度の脂肪酸と炭素数1〜10程度の1価の脂肪族アルコールとが脱水縮合した構造を有する化合物であることができ、例えば、ラウリル酸メチル、ラウリル酸エチル、ラウリル酸ブチル、ラウリル酸オクチル、パルミチン酸メチル、パルミチン酸エチル、パルミチン酸ブチル、パルミチン酸オクチル、ステアリン酸メチル、ステアリン酸エチル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸オクチル、ベヘン酸メチル、ベヘン酸エチル、ベヘン酸ブチル、ベヘン酸オクチルの如き飽和脂肪酸アルキルや、オレイン酸メチル、オレイン酸エチル、オレイン酸ブチル、オレイン酸オクチル、リノール酸メチル、リノール酸エチル、リノール酸ブチル、リノール酸オクチルの如き不飽和脂肪酸アルキル等が挙げられる。また、必要に応じてそれらの2種以上を用いてもよい。中でも、ステアリン酸メチル、ステアリン酸エチル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸オクチル等のステアリン酸アルキルが好ましく、ステアリン酸メチルがより好ましい。
脂肪酸グリセリドは、通常炭素数10〜22程度の脂肪酸とグリセリンとが脱水縮合した構造を有する化合物であることができ、脂肪酸モノグリセリド、脂肪酸ジグリセリド、脂肪酸トリグリセリドが挙げられる。また、具体例としては、ラウリル酸モノグリセリド、ラウリル酸ジグリセリド、ラウリル酸トリグリセリド、パルミチン酸モノグリセリド、パルミチン酸ジグリセリド、パルミチン酸トリグリセリド、ステアリン酸モノグリセリド、ステアリン酸ジグリセリド、ステアリン酸トリグリセリド、ベヘン酸モノグリセリド、ベヘン酸ジグリセリド、ベヘン酸トリグリセリドの如き飽和脂肪酸グリセリドや、オレイン酸モノグリセリド、オレイン酸ジグリセリド、オレイン酸トリグリセリド、リノール酸モノグリセリド、リノール酸ジグリセリド、リノール酸トリグリセリドの如き不飽和脂肪酸グリセリド等が挙げられる。また、必要に応じてそれらの2種以上を用いてもよい。中でも、ステアリン酸モノグリセリド、ステアリン酸ジグリセリド、ステアリン酸トリグリセリドの如きステアリン酸グリセリドが好ましく、ステアリン酸モノグリセリドがより好ましい。
脂肪族アルコールは、通常炭素数10〜22の脂肪族アルコールであることができ、1価アルコールであってもよく、多価アルコールであってもよい。具体例としては、ラウリルアルコール、パルミチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコールの如き飽和脂肪族アルコールや、オレイルアルコール、リノリルアルコールの如き不飽和脂肪族アルコール等が挙げられる。また、必要に応じてそれらの2種以上を用いてもよい。中でも、ステアリルアルコールが好ましい。
脂肪酸アミド、脂肪酸アルキル、脂肪酸グリセリド及び脂肪族アルコールから選ばれる少なくとも1種の使用量は、特に制限はないが、好ましくはこれらの含有量がメタクリル樹脂組成物100重量部に対して0.01〜1.0重量部となるように調整される。
尚、本発明のメタクリル樹脂組成物には、糸曳き性に影響を及ぼさない範囲内で、必要に応じて紫外線吸収剤、光拡散剤、酸化防止剤、着色剤、熱安定化剤等を含有させてもよい。
本発明のメタクリル樹脂組成物の製造方法としては、例えば、(1)メタクリル酸メチルを主体とする単量体を懸濁重合、溶液重合、塊状重合等の重合反応により重合し、得られた重合体と、脂肪酸アミド、脂肪酸アルキル、脂肪酸グリセリド及び脂肪族アルコールから選ばれる少なくとも1種とを、単独押出機や二軸押出機に入れて加熱溶融混練により混合する方法や、(2)メタクリル酸メチルを主体とする単量体、並びに脂肪酸アミド、脂肪酸アルキル、脂肪酸グリセリド及び脂肪族アルコールから選ばれる少なくとも1種の混合物を懸濁重合、溶液重合、塊状重合等の重合反応により重合する方法、(3)上記重合体のペレット又はビーズの表面に脂肪酸アミド、脂肪酸アルキル、脂肪酸グリセリド及び脂肪族アルコールから選ばれる少なくとも1種を付着させておき、成形の際にあわせて混合する方法等が挙げられる。
かくして本発明のメタクリル樹脂組成物を得ることができる。かかるメタクリル樹脂組成物は、これを熱板融着に使用した場合に、熱板の温度を高くしても、熱板と該樹脂組成物とを引き離す際に樹脂が糸状に引き伸ばされる所謂糸曳きが起こりにくいため、熱板融着用として優れたものである。
また、かかるメタクリル樹脂組成物は、車両用部材の原材料として好適に採用することができ、特にテールランプカバー、ヘッドランプカバー、メーターパネルといった車両用部材の原材料として更に好適に採用される。
以下、本発明を実施例により詳しく説明するが、本発明はこれにより限定されるものではない。
〔糸曳き性の評価試験をするための試験片の作製法〕
評価試験の対象となるメタクリル樹脂組成物を、射出成形機(東芝社製の「IS130II型」)により、成形温度240℃、金型温度60℃で、縦210mm×横120mm×厚さ3mmの平板(1)を作製した(図1参照)。次いで、この平板(1)を、パネルソーにより、図2に示すように縦20mm×横40mm×厚さ3mmに切断して試験片(2)を計22枚作製した。尚、図1は切断する前の平板(1)を上から見た模式図であり、図2は切断した後の各試験片(2)を上から見た模式図である。
〔糸曳き性の評価試験法〕
メタクリル樹脂組成物の糸曳き性の評価試験法について、図3及び図4をもとに説明する。尚、図3は評価試験開始前の状態の一例を表す模式図であり、図4は該評価試験において、メタクリル樹脂組成物の試験片が糸を曳いている状態の一例を表す模式図である。
図3で示すように、ホットプレート(3)上に縦15cm×横15cm×厚さ3mmのSUS34製のプレートを敷き、これを熱板(4)とした。一方、高さ調整が可能なハイトゲージ(5)にアルミ製の棒(6)を挟み、さらにこのアルミ棒(6)に、上述した作製法により得た縦20mm×横40mm×厚さ3mmのメタクリル樹脂組成物の試験片(2)をクリップで留めた。
次に、所定温度に加熱した熱板(4)に、試験片(2)のうち該試験片を作製する際にパネルソーにより切断されていない面(20mm×3mm)を20秒間押しあてることにより、試験片(2)の接触部を溶融させた後、図2に示すように試験片(2)を持ち上げて糸(7)が曳いた長さをハイトゲージ(5)の目盛りで読み取った。
上記操作を10回繰り返し、ある温度における糸曳きの長さの平均値を求めた。そして、この平均値が5cmになった温度を糸曳き開始温度とした。
実施例1
(a)メタクリル酸メチルとアクリル酸メチルとが重合してなる重合体の製造
攪拌器を備えた重合反応器に、メタクリル酸メチル99重量部及びアクリル酸メチル1重量部の混合物と、1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン0.016重量部と、n−オクチルメルカプタン0.17重量部とを、それぞれ連続的に供給し、175℃、平均滞留時間40分で重合反応を行った。次いで、重合反応器から出る反応液(部分重合体)を予熱した後、脱揮押出機に供給し、未反応の単量体成分を気化して回収するとともに、ペレット状の重合体を得た。
(b)熱板融着用メタクリル樹脂組成物の製造
実施例1(a)で得られた重合体100重量部と、ステアリン酸モノグリセリド0.1重量部とをタンブラーにより混合した後、スクリュー径40mmの押出機に供給して溶融混練することにより熱板融着用メタクリル樹脂組成物を得た。
(c)熱板融着用メタクリル樹脂組成物の評価
実施例1(b)で得られたメタクリル樹脂組成物を用いて、上記作製法により試験片を作製した後、該試験片を上記評価試験法により評価した。その結果を表1に示す。
実施例2
ステアリン酸モノグリセリド0.1重量部にかえ、ステアリルアルコール0.3重量部を使用した以外は、実施例1と同様の操作を行った。その結果を表1に示す。
実施例3
ステアリン酸モノグリセリド0.1重量部にかえ、ステアリン酸メチル0.2重量部を使用した以外は、実施例1と同様の操作を行った。その結果を表1に示す。
実施例4
ステアリン酸モノグリセリド0.1重量部にかえ、ステアリン酸メチル0.3重量部を使用した以外は、実施例1と同様の操作を行った。その結果を表1に示す。
実施例5
ステアリン酸モノグリセリド0.1重量部にかえ、ステアリン酸アミド0.1重量部を使用した以外は、実施例1と同様の操作を行った。その結果を表1に示す。
実施例6
ステアリン酸モノグリセリド0.1重量部にかえ、ステアリン酸アミド0.2重量部を使用した以外は、実施例1と同様の操作を行った。その結果を表1に示す。
実施例7
ステアリン酸モノグリセリド0.1重量部にかえ、エチレンビスステアリン酸アミド0.1重量部を使用した以外は、実施例1と同様の操作を行った。その結果を表1に示す。
実施例8
ステアリン酸モノグリセリド0.1重量部にかえ、エチレンビスステアリン酸アミド0.2重量部を使用した以外は、実施例1と同様の操作を行った。その結果を表1に示す。
実施例9
ステアリン酸モノグリセリド0.1重量部にかえ、エチレンビスステアリン酸アミド0.3重量部を使用した以外は、実施例1と同様の操作を行った。その結果を表1に示す。
比較例1
ステアリン酸モノグリセリド0.1重量部を使用しなかった以外は、実施例1と同様の操作を行った。その結果を表1に示す。
比較例2
ステアリン酸モノグリセリド0.1重量部にかえ、ステアリン酸カルシウム0.3重量部を使用した以外は、実施例1と同様の操作を行った。その結果を表1に示す。
Figure 0005568840
切断する前の平板(1)を上から見た模式図である。 平板(1)を切断した後の各試験片(2)を上から見た模式図である。 糸曳き性の評価試験における該評価試験開始前の状態の一例を表す模式図である。 糸曳き性の評価試験において、メタクリル樹脂組成物の試験片が糸を曳いている状態の一例を表す模式図である。
符号の説明
1 メタクリル樹脂組成物を射出成形して得られる平板
2 メタクリル樹脂組成物の試験片
3 ホットプレート
4 熱板
5 ハイトゲージ
6 アルミ棒
7 メタクリル樹脂組成物と熱板との間に生じた糸状の該樹脂組成物の一部

Claims (8)

  1. メタクリル酸メチルを主体とする単量体が重合してなる重合体と、脂肪酸アミド、脂肪酸アルキル及び脂肪族アルコールから選ばれる少なくとも1種とを含有することを特徴とする熱板融着用メタクリル樹脂組成物。
  2. 前記重合体が、メタクリル酸メチル85〜100重量部とアクリル酸エステル0〜15重量部とが重合してなる重合体である請求項1に記載のメタクリル樹脂組成物。
  3. 脂肪酸アミド、脂肪酸アルキル及び脂肪族アルコールから選ばれる少なくとも1種の含有量が、メタクリル樹脂組成物100重量部に対して0.01〜1.0重量部である請求項1又は2に記載のメタクリル樹脂組成物。
  4. 前記重合体と、ステアリン酸アミド及び/又はエチレンビスステアリン酸アミドとを含有する請求項1〜3のいずれかに記載のメタクリル樹脂組成物。
  5. 前記重合体と、ステアリン酸アルキルとを含有する請求項1〜3のいずれかに記載のメタクリル樹脂組成物。
  6. 前記重合体と、ステアリルアルコールとを含有する請求項1〜3のいずれかに記載のメタクリル樹脂組成物。
  7. 車両用部材の原材料として用いられる請求項1〜のいずれかに記載のメタクリル樹脂組成物。
  8. 車両用部材が、テールランプカバー、ヘッドランプカバー及びメーターパネルから選ばれる少なくとも1種である請求項に記載のメタクリル樹脂組成物。
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