JP5567204B1 - マンホール用蓋の取付け構造と取付け及び取外し方法 - Google Patents

マンホール用蓋の取付け構造と取付け及び取外し方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 マンホール用蓋の取付け構造とその取付け取外し方法の提供。
【解決手段】 マンホール用蓋は、蓋本体と当該蓋本体に一体的に連結された蓋受枠とを備えたマンホール用蓋をマンホール口縁に取付けるマンホール用蓋の取付け構造に於いて、
前記マンホール口縁には、当該口縁の内周面に外周面側へ向かって延在するように設けられた複数の内周面座ぐりと、当該各内周面座ぐり内から上方のマンホール口縁の上面に向かって貫通するように設けられた内周面座ぐり通孔とを備え、
前記マンホール口縁と前記蓋受枠とは、前記蓋受枠に予め設けられたフランジ部通孔及び前記内周面座ぐり通孔に挿通された連結ネジ棒の上端側がナット締めされ、下端側が前記内周面座ぐり内にてナット締めされて固定されたことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、コンクリート製マンホールの口縁に取付けられる耐水圧性を備えたマンホール用蓋の取付け構造とそのマンホール用蓋の取付けと取外し方法とに関する。
本発明は、所謂、落とし蓋様のマンホール用蓋ではなく、耐水圧性を備えたマンホール用蓋、例えば、路面下に埋設された地下水路のマンホール口用の蓋であり、上述の如く、水圧を受けて蓋が浮いたり外れたりしないように、耐水圧性が要求されるコンクリート製マンホール用の蓋である。
この種のマンホール用蓋は、所謂蓋本体と当該蓋本体を受ける蓋受枠とが開閉自在に一体化された構造とされており、マンホール口縁への取付け構造は、マンホール口縁に直接取付けられる蓋受枠の取付け構造ということになる。この種の蓋を構成する蓋受枠は、概ねハット帽子の断面の如き形状をしており、筒状本体と当該本体の外周下端側に外周を巡るように設けられたフランジ部とを備えている。
尚、この種の蓋は、一般的には、蓋本体の一端側が蓋受枠の筒状本体の上端側開口部を開閉自在に塞ぐようにヒンジ構造で一体的に連結されており、蓋本体の他方端側が蓋受枠の筒状本体の口縁に係脱自在に係合されるロック機構を備えた構造とされている。
以下、本明細書において「蓋」の用語は蓋本体と蓋受枠とを含む意味で用いる。
この種のマンホール用蓋がマンホール口から浮いたり外れたりしないようにするためには、蓋本体と一体化された蓋受枠が、コンクリート製のマンホール口縁に確実に取付けられる必要がある。
従来の取付け構造は、マンホール口縁(以下、単に口縁ともいう)を巡るように予め基部がマンホールの口縁部のコンクリートに埋め込まれた複数のネジ棒、例えばアンカーボルトに対して、各々相応するように蓋受枠のフランジ部に配設されたフランジ部通孔を相対的に挿し通して当該蓋受枠を口縁に宛がった後、前記通孔を貫通してフランジ部の上面側に露出したネジ棒(アンカーボルト)上端側からナットを嵌めてネジ締めすることで、蓋受枠従って蓋を、そのフランジ部を介してマンホール口縁に強固に固定する構造とされていた。
更に、この取付け構造では、この多くの場合、路面とマンホール用蓋(以下、単に蓋ともいう)の上面との一致を採るために、フランジ部の下面側とマンホール口縁の上面側との間に、スペーサの機能を担わせる適度な厚みの平板状であって、マンホール口縁や蓋受枠の口径と同様の口径のドーナツ状をしたコンクリート製リングが蓋と路面との高さ調整用の調整リングとして介装されている。
この調整リングには、当然のことながら、前記ネジ棒(アンカーボルト)の配設数や位置に応じて、当該ネジ棒(アンカーボルト)を貫通孔が適宜設けられている。
このように、マンホール口に対する蓋は、通常、調整リングを介して、コンクリートに埋め込まれたネジ棒の上端側がナット締めで取付けられており、ナット締めされたネジ棒の上端側や蓋受枠のフランジ部の上面側は蓋上面即ち路面の高さ迄、当該路面を構成する舗装部材によって埋められていた。
この種のマンホール用蓋は、多くの場合、路面舗装の改修の度に、路面との高さを一致させるための交換が必要となるが、この場合、埋設されたネジ棒上端側のナットを外す必要があるが、このナットの取外しが実は容易ではない。
即ち、ナット部分を外すためには、先ず、当該ナット部分を被う舗装部材を破壊してナット部を露出させる作業が必要であり、露出させても、当該ナット部は上述のようにコンクリートやアスファルト等の舗装部材に埋設された状態で年月を経ているため、ナットが容易には回らず取り外し難く、ネジ棒ともどもナット部分をカッターで切断する必要があった。
特開2005−290768号公報
マンホール用蓋は、上記のように、路面舗装の改修に応じて路面高さが変更される度に、蓋上面を路面と一致させるための高さ調整作業が必要となる。
この高さ調整の場合、マンホール用蓋は、上述のように、マンホール口縁に植設されたネジ棒で蓋受枠がナット締めで固定されている上に、当該ネジ棒上端側のナット締め部位が路面舗装部材に埋没されているため、当該ネジ棒からナットを取外してから、蓋従って蓋受枠や調整リングをネジ棒から引き抜いて交換するというような取外し作業は甚だ困難であり、仮に、これ等を引き抜いて交換しようとしても、ネジ棒自体が腐食や経年劣化により再使用し難いという場合も少なくない。
このため、従来では、マンホール用蓋従ってその蓋受枠のマンホール口への取付け構造自体をマンホール口縁の部分をも含んで破壊したり、或いは、ネジ棒をマンホール口縁部分のコンクリートごとマンホール口の内周側から水平に切断した上で、当該取付け構造自体(調整リングやマンホール口縁部分を含む)を、蓋従って蓋受枠ごと路面から引き剥がして撤去する、という手法も採られていた(特開2005−290768号公報)。
このような撤去手法では、撤去後に、改めて、マンホール口縁の破壊部分の補修や当該口縁のコンクリート面に新たなネジ棒を植設し直さねばならないという、厄介な後処理作業の手間も必要となってしまう。
又、予めマンホール口縁にネジ(ボルトを含む)が植設されている場合等では、ネジが長過ぎると切断が必要となったり、短すぎると、別途連結ネジ棒をコンクリート製マンホール口縁に新たに設ける必要もあった。
本発明は、上記課題の解決を目的とするもので、マンホール用蓋の取付け構造に於いて、当該蓋及びその蓋と一体化された蓋受枠や調整リングの取付けや取外しを、ナット締めやナットを外す手法にて容易にできるマンホール用蓋の取付け構造と当該蓋の取付け方法及び取外し方法の提供を目的とする。
請求項1の発明は、
蓋本体と当該蓋本体に一体的に連結された蓋受枠とを備えたマンホール用蓋をマンホール口縁に取付けるマンホール用蓋の取付け構造に於いて、
前記マンホール口縁には、当該口縁の内周面に外周面側へ向かって延在するように設けられた複数の内周面座ぐりと、当該各内周面座ぐり内から上方のマンホール口縁の上面に向かって貫通するように設けられた内周面座ぐり通孔とを備え、
前記マンホール口縁と前記蓋受枠とは、前記蓋受枠に予め設けられたフランジ部通孔及び前記内周面座ぐり通孔に挿通された連結ネジ棒の上端側がナット締めされ、下端側が前記内周面座ぐり内にてナット締めされて固定されたことを特徴とするマンホール用蓋の取付け構造。
請求項2の発明は、マンホール口縁に対して調整リングを介してマンホール用蓋を取付けるマンホール用蓋の取付け構造に於いて、
前記マンホール用蓋は、蓋本体と当該蓋本体に一体的に連結された蓋受枠とを備え、
前記マンホール口縁は、当該口縁の内周面に外周面側へ向かって延在するように設けられた複数の内周面座ぐりと、当該各内周面座ぐり内から上方のマンホール口縁の上面に向かって貫通するように設けられた内周面座ぐり通孔とを備え、
前記調整リングは、後述の連結ネジ棒が貫通する貫通孔を備え、
前記マンホール口縁と前記蓋受枠とは、前記蓋受枠に予め設けられたフランジ部通孔、前記調整リングの貫通孔、及び前記内周面座ぐり通孔に挿通された連結ネジ棒の上端側がナット締めされ、下端側が前記内周面座ぐり内にてナット締めされて固定されたことを特徴とするマンホール用蓋の取付け構造。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明に於いて、内周面用座ぐりは、金属製枠体を埋め込みして形成されたことを特徴とするマンホール用蓋の取付け構造。
請求項4の発明は、請求項3の発明に於いて、金属製枠体は一面が開口された正六面体であることを特徴とするマンホール用蓋の取付け構造。
請求項5の発明は、請求項3又は請求項4の発明に於いて、金属製枠体の外面に、当該枠体の上方への引き抜けの抵抗となる凸部を設けたことを特徴とするマンホール用蓋の取付け構造。
請求項6の発明は、請求項5の発明に於いて、凸部は平板状であることを特徴とするマンホール用蓋の取付け構造。
請求項7の発明は、請求項1乃至請求項6の何れかに記載の発明に於いて、蓋受枠は、マンホール口の内径と同様の内径の筒状本体と当該筒状本体の下端外周側にフランジ部とを備え、当該フランジ部に連結ネジ棒を通すフランジ部通孔を有することを特徴とするマンホール用蓋の取付け構造。
請求項8の発明は、請求項1乃至請求項7の何れかに記載の発明に於いて、内周面用座ぐりには連結ネジ棒及びナットの腐食防止剤が充填されたことを特徴とするマンホール用蓋の取付け構造。
請求項9の発明は、請求項1乃至請求項8の何れかに記載の発明に於いて、蓋受枠と調整リングの間、又は/及び、調整リングとマンホール口縁との間に、補助調整部材を介在させたことを特徴とするマンホール用蓋の取付け構造。
請求項10の発明は、請求項9の発明に於いて、蓋受枠と調整リングの間に介在する補助調整部材は、連結ネジ棒の挿入や抜き取りに支障のないように施された生コンクリートが固化したコンクリート層であることを特徴とするマンホール用蓋の取付け構造。
請求項11の発明は、
マンホール口縁にマンホール用蓋を取付けるマンホール用蓋の取付け方法に於いて、
前記マンホール用蓋は蓋本体と当該蓋本体に一体的に連結された蓋受枠を備え、
前記マンホール口縁は、当該口縁の内周面に、外周面側へ向かって延在するように設けられた複数の内周面座ぐりと、当該各内周面座ぐり内から上方のマンホール口縁の上面に向かって貫通するように設けられた内周面座ぐり通孔とを備え、
た構造とし、
先ず、前記マンホール口縁にマンホール用蓋を重ねて、連結ネジ棒を前記蓋受枠に予め設けられたフランジ部通孔から前記内周面座ぐり通孔を経て内周面座ぐりに通し、
次に、前記連結ネジ棒の上端側を上側からナット締めし、連結ネジ棒の下端側は、マンホール口縁内側から、前記内周面座ぐり内にてナット締めして固定することを特徴とするマンホール用蓋の取付け方法。
請求項12の発明は、
マンホール口縁に調整リングを介してマンホール用蓋を取付けるマンホール用蓋の取付け方法に於いて、
前記マンホール用蓋は蓋本体と当該蓋本体に一体的に連結された蓋受枠を備え、
前記マンホール口縁は、当該口縁の内周面に、外周面側へ向かって延在するように設けられた複数の内周面座ぐりと、当該各内周面座ぐり内から上方のマンホール口縁の上面に向かって貫通するように設けられた内周面座ぐり通孔とを備え、
前記調整リングは後述の連結ネジ棒が貫通する貫通孔を備えた構造とし、
先ず、前記マンホール口縁に調整リングとマンホール用蓋を重ねて、連結ネジ棒を前記蓋受枠に予め設けられたフランジ部通孔から前記調整リングの貫通孔及び前記内周面座ぐり通孔を経て内周面座ぐりに通し、
次に、前記連結ネジ棒の上端側をナット締めし、連結ネジ棒の下端側は、マンホール口縁内側から、前記内周面座ぐり内にてナット締めして固定することを特徴とするマンホール用蓋の取付け方法。
請求項13の発明は、請求項12の発明に於いて、蓋受枠と調整リングの間、又は/及び、調整リングとマンホール口縁との間に、補助調整部材を介在させたことを特徴とするマンホール用蓋の取付け方法。
請求項14の発明は、請求項13の発明に於いて、蓋受枠と調整リングの間に介在する補助調整部材は、連結ネジ棒の挿入や抜き取りに支障のないように施された生コンクリートが固化したコンクリート層であることを特徴とするマンホール用蓋の取付け方法。
請求項15の発明は、
マンホール口縁に取付けられたマンホール用蓋の取付け構造が、
マンホール用蓋は、蓋本体と当該蓋本体に一体的に連結された蓋受枠とを備え、
前記マンホール口縁には、当該口縁の内周面に外周面側へ向かって延在するように設けられた複数の内周面座ぐりと、当該各内周面座ぐり内から上方のマンホール口縁の上面に向かって貫通するように設けられた内周面座ぐり通孔とを備え、
前記マンホール口縁と前記蓋受枠とは、前記蓋受枠に予め設けられたフランジ部通孔及び前記内周面座ぐり通孔に挿通された連結ネジ棒の上端側がナット締めされ、下端側が前記内周面座ぐり内にてナット締めされて固定されたマンホール用蓋の取外し方法に於いて、
先ず、マンホール口の内側から前記内周面座ぐり内の連結ネジ棒に締め付けられたナットを外すことを特徴とするマンホール用蓋の取外し方法。
請求項16の発明は、
マンホール口縁に対して調整リングを介して取付けられたマンホール用蓋の取付け構造が、
マンホール用蓋は、蓋本体と当該蓋本体に一体的に連結された蓋受枠とを備え、
調整リングは、後述の連結ネジ棒を通す貫通孔を備え、
前記マンホール口縁には、当該口縁の内周面に外周面側へ向かって延在するように設けられた複数の内周面座ぐりと、当該各内周面座ぐり内から上方のマンホール口縁の上面に向かって貫通するように設けられた内周面座ぐり通孔とを備え、
前記マンホール口縁と前記蓋受枠とは、前記蓋受枠に予め設けられたフランジ部通孔、前記調整リングの貫通孔及び前記内周面座ぐり通孔に挿通された連結ネジ棒の上端側がナット締めされ、下端側が前記内周面座ぐり内にてナット締めされて固定されたマンホール用蓋の取外し方法に於いて、
先ず、マンホール口の内側から前記内周面座ぐり内の連結ネジ棒に締め付けられたナットを外すことを特徴とするマンホール用蓋の取外し方法。
請求項17の発明は、請求項15又は請求項16に記載のマンホール用蓋の取外し方法に於いて、
内周面座ぐり内の連結ネジ棒に締め付けられたナットを外すと共にマンホール口周縁を巡るように舗装路面に切り込み入れて、円形に切れ込みを入れられた舗装路面ごとマンホール用蓋を引き剥がすことを特徴とするマンホール用蓋の取外し方法。

請求項18の発明は、請求項16又は請求項17に記載の何れかの発明に於いて、蓋受枠と調整リングの間、又は/及び、調整リングとマンホール口縁との間に、補助調整部材を介在させたことを特徴とするマンホール用蓋の取外し方法。
請求項19の発明は、請求項18の発明に於いて、蓋受枠と調整リングの間に介在する補助調整部材は、連結ネジ棒の取付け取外しに支障のないように施された生コンクリートが固化したコンクリート層であることを特徴とするマンホール用蓋の取外し方法。
請求項20の発明は、請求項1乃至請求項10の何れかに記載の発明に於いて、連結ネジ棒に代えてボルトを用いたことを特徴とするマンホール用蓋の取付け構造。

請求項21の発明は、請求項11乃至請求項14の何れかに記載の発明に於いて、連結ネジ棒に代えてボルトを用いたことを特徴とするマンホール用蓋の取付け方法。

請求項22の発明は、請求項15乃至請求項19の何れかに記載の発明に於いて、連結ネジ棒に代えてボルトを用いたことを特徴とするマンホール用蓋の取外し方法。


請求項1乃至請求項22の発明によれば、何れも、内周面座ぐり内の連結ネジ棒の下端側のナットだけをマンホール口の内側から取り外すだけで、マンホール用蓋従ってその蓋本体と一体化された蓋受枠をマンホール口縁から取り外すことができ、マンホール用蓋の交換作業を迅速且つ容易に行うことができる。
る。
請求項2乃至請求項10、請求項12乃至請求項14、及び請求項16乃至請求項19、の発明によれば、何れも、調整リングを介在させたマンホール用蓋の取付け構造に於いて、作業現場毎の所要の高さ調節量に応じて適当長さの連結ネジ棒を用いることによって、コンクリート製のマンホール口縁にアンカーボルト埋め込み用の孔を別途穿設したりする余計な作業を必要とせず、マンホール口縁に宛がわれるマンホール用蓋従ってその蓋本体と一体化された蓋受枠、或いは、高さ調整用の調整リングの取付けや取外しを、当該連結ネジ棒両端側のナットを取付け(ナット締め)るだけでマンホール用蓋を装着することができ、マンホール用蓋を取り外す際には、連結ネジ棒の下端側だけのナットを外すだけで済み、マンホール用蓋の取付けや取外し作業を迅速且つ容易に行うことができる。
請求項3乃至請求項6の発明によれば、何れも、内周面座ぐりを設けることによる調整リングの強度の低減を防ぐことができると共に、連結ネジ棒の抜けに対する耐久性を高めることができる。
請求項5や請求項6の発明によれば、何れも、連結ネジ棒の抜けに対する耐久性を更に一段と高めることができる。
請求項8の発明によれば、内周面用座ぐり内の連結ネジ棒やナットの耐食性を高めることができる。
請求項9、請求項10、請求項13、請求項14、請求項18、及び請求項19の発明によれば、何れも、調整リングだけでは調整できな微妙な高さ調整を、取付け作業現場において容易且つ迅速に行うことができる。
請求項11、乃至請求項12、請求項16の発明によれば、マンホール用蓋従ってその蓋本体と一体化された蓋受枠或いは当該蓋と調整リング等をナット操作の手法だけで迅速且つ容易に取付けたり取外したりすることができ、マンホール用蓋の交換作業を従来に比べてより効率的に行うことができる。
請求項17の発明によれば、内周面座ぐり内の連結ネジ棒に締め付けられたナットを外すと共にマンホール口周縁を巡るように舗装路面に切り込み入れて、円形に切れ込みを入れられた舗装路面ごとマンホール用蓋を引き剥がすことによって、マンホール用蓋の取外しを従来に比べて容易且つ迅速に行うことができる。
図1はマンホール用蓋の断面図である。 図2は蓋受枠の取付け状態を示す縦断面図である。 図3は金属製枠体の斜視図である。
本発明を実施するための最良の形態として、路面下のマンホールに適用した実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。尚、この実施例は、後述の調整リング及び金属製枠体を備えた例である。
図1に示す耐水圧性を備えたマンホール用蓋10は、蓋本体11とこの蓋本体11に一体的に連結された蓋受枠12とを備えている。
即ち、蓋本体11の一端側が蓋受枠12の筒状本体121の上端側開口部122を開閉自在に塞ぐようにヒンジ構造123で蓋本体11と連結されて一体化されおり、蓋本体11の他方端側即ち開放端側が筒状本体121の開口部122の口縁にロック機構124を介して係脱自在に係合される。
又、図示の通り、この種の蓋10を蓋本体11と共に一体的に構成する蓋受枠12は、概ねハット帽子の断面の如き形状で、マンホール口の内径と同様の内径の筒状本体121とこの筒状本体121の外周下端側の外周を巡るフランジ部125とを備えており、フランジ部125には、後述の連結ネジ棒54を通すフランジ部通孔55が設けられている。以下、この実施例で、蓋10の語は蓋本体11と蓋受枠12とを含む意味である。
図2に於いて、この実施例のマンホール用蓋10の取付け構造では、マンホール用蓋10とマンホール口縁40との間に介装される調整リング50には、図示のようにマンホール口縁40に調整リング50を重ねた状態で、前記フランジ部125のフランジ部通孔55に挿通された連結ネジ棒54の下端側がマンホール口縁40の内周面に穿たれた内周面座ぐり52内に達するように連結ネジ棒用貫通孔51が設けられている。
この調整リング50を介して固定される、マンホール口縁40とマンホール用蓋10の蓋受枠12とは、マンホール口縁40の内周面側に設けられた内周面座ぐり52の上面側から上方に向けて貫通させた内周面座ぐり通孔53及び前記フランジ部通孔55とに挿通された連結ネジ棒54の一端即ち上端が、蓋受枠12のフランジ部125に設けられたフランジ部通孔55を貫通してナット56締めされており、連結ネジ棒54の他端即ち下端は、内周面座ぐり52内にてナット57締めで固定されている。
このようにコンクリート用蓋10を調整リング50を介してコンクリート口縁40に固定する場合、調整リング50には、予め、挿通が予定される複数、例えば、均等間隔に配置された少なくとも3本の連結ネジ棒54を調整リング50の軸方向に貫通させる前記の連結ネジ棒用貫通孔51を設けておく。
又、マンホール口縁40の内周面側に設けられる前記の内周面座ぐり52は、挿通が予定される前記連結ネジ棒54と同数(複数)が、マンホール口縁40の内周面側から外周面側へと向かって水平方向に延在するように設けられている。
前記の内周面座ぐり通孔53は、この内周面座ぐり52内から調整リング軸方向の上方に向かって貫通するように設けられている。
前記の内周面座ぐり52は、マンホール口縁の内周面側即ちマンホールの口の内側方向から、連結ネジ棒54の下端側に宛がわれるナット57を取付けたり取外したりするナット操作可能な空域を形成するよう、例えば実施例では箱型形状に設けられている。
図3に於いて、前記の内周面座ぐり52は、コンクリート製のマンホール口縁を成形する際、或いは又、当該マンホール口縁の内周面のコンクリート壁に当該座ぐりを穿設する際に、単に、マンホール口縁40の内周面側に開口して窪むコンクリート製の凹部として設けてもよいが、この実施例では、この内周面座ぐり52に通される連結ネジ棒54に係る引き抜け抵抗をコンクリートの強度だけで対応せず、更に高めるため、金属製枠体60を埋め込んで形成してある。
この実施例に示す、金属製枠体60は、一面が開口された正六面体の枠体であり、更に、この金属製枠体60の左右の外面には、枠体自体が上方への引き抜けの抵抗となるように平板状の凸部61が設けてある。凸部61の形状は勿論平板状に限らず、連結ネジ棒54が受ける引抜方向に対する抵抗となり得る形状であればよい。
尚、図示していないが、内周面用座ぐり52内には、内部の連結用ネジ棒54やナット57の腐食防止のため、例えば、グリース等の腐食防止剤を充填しておくとよい。
又、蓋10の上面と路面との一致を微調整するために、蓋受枠12の下面側と調整リング50の上面側との間、又は/及び、調整リング50の下面側とマンホール口縁40の上面側との間に、例えば、生コンクリートを介在させて固化させたコンクリート層等、スペーサ機能を果たす適当な補助調整部材(図示せず)を介在させてもよい。
尚、生コンクリートを施す場合には、施工空間に露出する上記の連結ネジ棒54の取付け取外し、即ち、通孔51,53への挿通や引抜に支障のないように、当該ネジ棒54に直接接触しないように施工するのが好適である。
実施例のマンホール用蓋の取付け構造は、上記したように、蓋本体11と当該蓋本体11に一体的に連結された蓋受枠12とを備えたマンホール用蓋10を、マンホール口縁40の上面に、平板状の調整リング50を重ねた状態に介在させ、調整リング50には、予め、複数の連結ネジ棒54を通す通孔(連結ネジ棒用貫通孔)51を当該調整リング軸方向に貫通するように設けてある。
又、マンホール口縁40には、当該内周面側から外周面側へと向かって水平状に延在するように複数の内周面座ぐり52や、当該内周面座ぐり52内から上方に位置する蓋受枠12のフランジ部125のフランジ部通孔55に向かって貫通するように内周面座ぐり通孔53等を備えた構造としてある。
従って、マンホール用蓋10のマンホール口縁40への取付けは、次のようにして、取付けることができる。
即ち、先ず、マンホール口縁40と調整リング50とを固定するために、マンホール口縁40に調整リング50、次にマンホール用蓋10を重ね、フランジ部125のフランジ部通孔55、調整リング50の通孔51及びマンホール口縁40の連結ネジ棒用貫通孔51を経て内周面座ぐり52内に達するように、適当長さの連結用ネジ棒即ち連結ネジ棒54を挿通し、当該連結ネジ棒54の一端即ち上端側を蓋受枠12のフランジ部125に予のフランジ部通孔55を貫通させた状態にてナット56で締め付けて固定すると共に、連結ネジ棒54の他端即ち下端側を内周面座ぐり52内にて、マンホールの口の内側からの作業で、ナット57締めして固定する。
このようにして、マンホール口縁40に調整リング50を介してマンホール用蓋10を迅速且つ容易に取付けることができる。
他方、マンホール用蓋10のマンホール口縁40からの取外しは、次のようにして、容易且つ迅速に取り外すことができる。
即ち、連結ネジ棒54の下端側即ち内周面座ぐり52内のナット57をマンホール内から外すだけである。連結ネジ棒54の上端側は強いて外す必要は無い。連結ネジ棒54は下端側のナット57が外されるだけで、上方即ち引抜方向へはフリーとなるからである。
上記実施例によれば、上記のような方法によって、調整リング50を介してマンホール口縁40に装着されるマンホール用蓋を、迅速且つ容易に、取付けたり、取外したりすることができる。
上記のような取付けや取外し方法に於いて、蓋10の蓋受枠12と調整リング50の間、又は/及び、調整リング50とマンホール口縁40との間に、上記実施例で説明したような補助調整部材を介在させて取付けてもよいし、補助調整部材を介在させても取り外には支障ない。
尚、蓋受枠12と調整リング50の間に介在する補助調整部材(図示せず)は、連結ネジ棒のナットの取付け取外しに支障のないように施された生コンクリートが固化したコンクリート層であってもよい。
又、調整リング50を介しないで、マンホール口縁40に、直接、マンホール用蓋10を取付けたり取外したりすることは、調整リング50が存在しない分、更に、容易且つ迅速に行えることは、上記実施例の説明から容易に理解されよう。
上記の実施例では、ネジ棒即ちボルト頭のような頭部を端部に持たない棒状のネジを連結ネジ棒として用いたが、当該連結ネジ棒に代えてボルトを用いることもできる(図示せず)。
この場合、構造上当然のことながら、マンホール用蓋10のフランジ部125のフランジ部通孔55側から所要の長さのボルトを挿し込み、内周面座ぐり52内に達したボルトの下端側にナットが施されることになり、この下端側ナット(図示せず)だけの締め付けや外しの作業だけで、マンホール用蓋の取付けや取外しを迅速かつ容易に行うことができる。
本発明は、路面下に埋設された耐水圧性マンホール用の蓋の取付け構造と取付け及び取外し方法に関するものであるが、広く、一般のマンホール用蓋の取付け構造と取付け及び取外し方法としても活用することができる。
10 マンホール用蓋(蓋)
11 蓋本体
12 蓋受枠
125 フランジ部(蓋受枠)
40 マンホール口縁
50 調整リング
51 連結ネジ棒用貫通孔
52 内周面用座ぐり
53 連結ネジ棒用通孔
54 連結ネジ棒
55 フランジ部通孔
56 ナット(連結ネジ棒上端)
57 ナット(連結ネジ棒下端)
60 金属製枠体
61 凸部(金属製枠体)

Claims (22)

  1. 蓋本体と当該蓋本体に一体的に連結された蓋受枠とを備えたマンホール用蓋をマンホール口縁に取付けるマンホール用蓋の取付け構造に於いて、
    前記マンホール口縁には、当該口縁の内周面に外周面側へ向かって延在するように設けられた複数の内周面座ぐりと、当該各内周面座ぐり内から上方のマンホール口縁の上面に向かって貫通するように設けられた内周面座ぐり通孔とを備え、
    前記マンホール口縁と前記蓋受枠とは、前記蓋受枠に予め設けられたフランジ部通孔及び前記内周面座ぐり通孔に挿通された連結ネジ棒の上端側がナット締めされ、下端側が前記内周面座ぐり内にてナット締めされて固定されたことを特徴とするマンホール用蓋の取付け構造。
  2. マンホール口縁に対して調整リングを介してマンホール用蓋を取付けるマンホール用蓋の取付け構造に於いて、
    前記マンホール用蓋は、蓋本体と当該蓋本体に一体的に連結された蓋受枠とを備え、
    前記マンホール口縁は、当該口縁の内周面に外周面側へ向かって延在するように設けられた複数の内周面座ぐりと、当該各内周面座ぐり内から上方のマンホール口縁の上面に向かって貫通するように設けられた内周面座ぐり通孔とを備え、
    前記調整リングは、後述の連結ネジ棒が貫通する貫通孔を備え、
    前記マンホール口縁と前記蓋受枠とは、前記蓋受枠に予め設けられたフランジ部通孔、前記調整リングの貫通孔、及び前記内周面座ぐり通孔に挿通された連結ネジ棒の上端側がナット締めされ、下端側が前記内周面座ぐり内にてナット締めされて固定されたことを特徴とするマンホール用蓋の取付け構造。
  3. 内周面用座ぐりは、金属製枠体を埋め込みして形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のマンホール用蓋の取付け構造。
  4. 金属製枠体は一面が開口された正六面体であることを特徴とする請求項3に記載のマンホール用蓋の取付け構造。
  5. 金属製枠体の外面に、当該枠体の上方への引き抜けの抵抗となる凸部を設けたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のマンホール用蓋の取付け構造。
  6. 凸部は平板状であることを特徴とする請求項5に記載のマンホール用蓋の取付け構造。
  7. 蓋受枠は、マンホール口の内径と同様の内径の筒状本体と当該筒状本体の下端外周側にフランジ部とを備え、当該フランジ部に連結ネジ棒を通すフランジ部通孔を有することを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載のマンホール用蓋の取付け構造。
  8. 内周面用座ぐりには連結ネジ棒及びナットの腐食防止剤が充填されたことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れかに記載のマンホール用蓋の取付け構造。
  9. 蓋受枠と調整リングの間、又は/及び、調整リングとマンホール口縁との間に、補助調整部材を介在させたことを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れかに記載のマンホール用蓋の取付け構造。
  10. 蓋受枠と調整リングの間に介在する補助調整部材は、連結ネジ棒の挿入や抜き取りに支障のないように施された生コンクリートが固化したコンクリート層であることを特徴とする請求項9に記載のマンホール用蓋の取付け構造。
  11. マンホール口縁にマンホール用蓋を取付けるマンホール用蓋の取付け方法に於いて、
    前記マンホール用蓋は蓋本体と当該蓋本体に一体的に連結された蓋受枠を備え、
    前記マンホール口縁は、当該口縁の内周面に、外周面側へ向かって延在するように設けられた複数の内周面座ぐりと、当該各内周面座ぐり内から上方のマンホール口縁の上面に向かって貫通するように設けられた内周面座ぐり通孔とを備え、
    た構造とし、
    先ず、前記マンホール口縁にマンホール用蓋を重ねて、連結ネジ棒を前記蓋受枠に予め設けられたフランジ部通孔から前記内周面座ぐり通孔を経て内周面座ぐりに通し、
    次に、前記連結ネジ棒の上端側を上側からナット締めし、連結ネジ棒の下端側は、マンホール口縁内側から、前記内周面座ぐり内にてナット締めして固定することを特徴とするマンホール用蓋の取付け方法。
  12. マンホール口縁に調整リングを介してマンホール用蓋を取付けるマンホール用蓋の取付け方法に於いて、
    前記マンホール用蓋は蓋本体と当該蓋本体に一体的に連結された蓋受枠を備え、
    前記マンホール口縁は、当該口縁の内周面に、外周面側へ向かって延在するように設けられた複数の内周面座ぐりと、当該各内周面座ぐり内から上方のマンホール口縁の上面に向かって貫通するように設けられた内周面座ぐり通孔とを備え、
    前記調整リングは後述の連結ネジ棒が貫通する貫通孔を備えた構造とし、
    先ず、前記マンホール口縁に調整リングとマンホール用蓋を重ねて、連結ネジ棒を前記蓋受枠に予め設けられたフランジ部通孔から前記調整リングの貫通孔及び前記内周面座ぐり通孔を経て内周面座ぐりに通し、
    次に、前記連結ネジ棒の上端側をナット締めし、連結ネジ棒の下端側は、マンホール口縁内側から、前記内周面座ぐり内にてナット締めして固定することを特徴とするマンホール用蓋の取付け方法。
  13. 蓋受枠と調整リングの間、又は/及び、調整リングとマンホール口縁との間に、補助調整部材を介在させたことを特徴とする請求項12に記載のマンホール用蓋の取付け方法。
  14. 蓋受枠と調整リングの間に介在する補助調整部材は、連結ネジ棒の挿入や抜き取りに支障のないように施された生コンクリートが固化したコンクリート層であることを特徴とする請求項13に記載のマンホール用蓋の取付け方法。
  15. マンホール口縁に取付けられたマンホール用蓋の取付け構造が、
    マンホール用蓋は、蓋本体と当該蓋本体に一体的に連結された蓋受枠とを備え、
    前記マンホール口縁には、当該口縁の内周面に外周面側へ向かって延在するように設けられた複数の内周面座ぐりと、当該各内周面座ぐり内から上方のマンホール口縁の上面に向かって貫通するように設けられた内周面座ぐり通孔とを備え、
    前記マンホール口縁と前記蓋受枠とは、前記蓋受枠に予め設けられたフランジ部通孔及び前記内周面座ぐり通孔に挿通された連結ネジ棒の上端側がナット締めされ、下端側が前記内周面座ぐり内にてナット締めされて固定されたマンホール用蓋の取外し方法に於いて、
    先ず、マンホール口の内側から前記内周面座ぐり内の連結ネジ棒に締め付けられたナットを外すことを特徴とするマンホール用蓋の取外し方法。
  16. マンホール口縁に対して調整リングを介して取付けられたマンホール用蓋の取付け構造が、マンホール用蓋は、蓋本体と当該蓋本体に一体的に連結された蓋受枠とを備え、
    調整リングは、後述の連結ネジ棒を通す貫通孔を備え、
    前記マンホール口縁には、当該口縁の内周面に外周面側へ向かって延在するように設けられた複数の内周面座ぐりと、当該各内周面座ぐり内から上方のマンホール口縁の上面に向かって貫通するように設けられた内周面座ぐり通孔とを備え、
    前記マンホール口縁と前記蓋受枠とは、前記蓋受枠に予め設けられたフランジ部通孔、前記調整リングの貫通孔及び前記内周面座ぐり通孔に挿通された連結ネジ棒の上端側がナット締めされ、下端側が前記内周面座ぐり内にてナット締めされて固定されたマンホール用蓋の取外し方法に於いて、
    先ず、マンホール口の内側から前記内周面座ぐり内の連結ネジ棒に締め付けられたナットを外すことを特徴とするマンホール用蓋の取外し方法。
  17. 内周面座ぐり内の連結ネジ棒に締め付けられたナットを外すと共にマンホール口周縁を巡るように舗装路面に切り込み入れて、円形に切れ込みを入れられた舗装路面ごとマンホール用蓋を引き剥がすことを特徴とする請求項15又は請求項16に記載のマンホール用蓋の取外し方法。
  18. 蓋受枠と調整リングの間、又は/及び、調整リングとマンホール口縁との間に、補助調整部材を介在させたことを特徴とする請求項16又は請求項17の何れかに記載のマンホール用蓋の取外し方法。
  19. 蓋受枠と調整リングの間に介在する補助調整部材は、連結ネジ棒の取付け取外しに支障のないように施された生コンクリートが固化したコンクリート層であることを特徴とする請求項18に記載のマンホール用蓋の取外し方法。
  20. 連結ネジ棒に代えてボルトを用いたことを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れかに記載のマンホール用蓋の取付け構造。
  21. 連結ネジ棒に代えてボルトを用いたことを特徴とする請求項11乃至請求項14の何れかに記載のマンホール用蓋の取付け方法。
  22. 連結ネジ棒に代えてボルトを用いたことを特徴とする請求項15乃至請求項19の何れかに記載のマンホール用蓋の取外し方法。
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