JP5567204B1 - マンホール用蓋の取付け構造と取付け及び取外し方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 マンホール用蓋は、蓋本体と当該蓋本体に一体的に連結された蓋受枠とを備えたマンホール用蓋をマンホール口縁に取付けるマンホール用蓋の取付け構造に於いて、
前記マンホール口縁には、当該口縁の内周面に外周面側へ向かって延在するように設けられた複数の内周面座ぐりと、当該各内周面座ぐり内から上方のマンホール口縁の上面に向かって貫通するように設けられた内周面座ぐり通孔とを備え、
前記マンホール口縁と前記蓋受枠とは、前記蓋受枠に予め設けられたフランジ部通孔及び前記内周面座ぐり通孔に挿通された連結ネジ棒の上端側がナット締めされ、下端側が前記内周面座ぐり内にてナット締めされて固定されたことを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
以下、本明細書において「蓋」の用語は蓋本体と蓋受枠とを含む意味で用いる。
従来の取付け構造は、マンホール口縁(以下、単に口縁ともいう)を巡るように予め基部がマンホールの口縁部のコンクリートに埋め込まれた複数のネジ棒、例えばアンカーボルトに対して、各々相応するように蓋受枠のフランジ部に配設されたフランジ部通孔を相対的に挿し通して当該蓋受枠を口縁に宛がった後、前記通孔を貫通してフランジ部の上面側に露出したネジ棒(アンカーボルト)上端側からナットを嵌めてネジ締めすることで、蓋受枠従って蓋を、そのフランジ部を介してマンホール口縁に強固に固定する構造とされていた。
この調整リングには、当然のことながら、前記ネジ棒(アンカーボルト)の配設数や位置に応じて、当該ネジ棒(アンカーボルト)を貫通孔が適宜設けられている。
即ち、ナット部分を外すためには、先ず、当該ナット部分を被う舗装部材を破壊してナット部を露出させる作業が必要であり、露出させても、当該ナット部は上述のようにコンクリートやアスファルト等の舗装部材に埋設された状態で年月を経ているため、ナットが容易には回らず取り外し難く、ネジ棒ともどもナット部分をカッターで切断する必要があった。
この高さ調整の場合、マンホール用蓋は、上述のように、マンホール口縁に植設されたネジ棒で蓋受枠がナット締めで固定されている上に、当該ネジ棒上端側のナット締め部位が路面舗装部材に埋没されているため、当該ネジ棒からナットを取外してから、蓋従って蓋受枠や調整リングをネジ棒から引き抜いて交換するというような取外し作業は甚だ困難であり、仮に、これ等を引き抜いて交換しようとしても、ネジ棒自体が腐食や経年劣化により再使用し難いという場合も少なくない。
このような撤去手法では、撤去後に、改めて、マンホール口縁の破壊部分の補修や当該口縁のコンクリート面に新たなネジ棒を植設し直さねばならないという、厄介な後処理作業の手間も必要となってしまう。
蓋本体と当該蓋本体に一体的に連結された蓋受枠とを備えたマンホール用蓋をマンホール口縁に取付けるマンホール用蓋の取付け構造に於いて、
前記マンホール口縁には、当該口縁の内周面に外周面側へ向かって延在するように設けられた複数の内周面座ぐりと、当該各内周面座ぐり内から上方のマンホール口縁の上面に向かって貫通するように設けられた内周面座ぐり通孔とを備え、
前記マンホール口縁と前記蓋受枠とは、前記蓋受枠に予め設けられたフランジ部通孔及び前記内周面座ぐり通孔に挿通された連結ネジ棒の上端側がナット締めされ、下端側が前記内周面座ぐり内にてナット締めされて固定されたことを特徴とするマンホール用蓋の取付け構造。
前記マンホール用蓋は、蓋本体と当該蓋本体に一体的に連結された蓋受枠とを備え、
前記マンホール口縁は、当該口縁の内周面に外周面側へ向かって延在するように設けられた複数の内周面座ぐりと、当該各内周面座ぐり内から上方のマンホール口縁の上面に向かって貫通するように設けられた内周面座ぐり通孔とを備え、
前記調整リングは、後述の連結ネジ棒が貫通する貫通孔を備え、
前記マンホール口縁と前記蓋受枠とは、前記蓋受枠に予め設けられたフランジ部通孔、前記調整リングの貫通孔、及び前記内周面座ぐり通孔に挿通された連結ネジ棒の上端側がナット締めされ、下端側が前記内周面座ぐり内にてナット締めされて固定されたことを特徴とするマンホール用蓋の取付け構造。
マンホール口縁にマンホール用蓋を取付けるマンホール用蓋の取付け方法に於いて、
前記マンホール用蓋は蓋本体と当該蓋本体に一体的に連結された蓋受枠を備え、
前記マンホール口縁は、当該口縁の内周面に、外周面側へ向かって延在するように設けられた複数の内周面座ぐりと、当該各内周面座ぐり内から上方のマンホール口縁の上面に向かって貫通するように設けられた内周面座ぐり通孔とを備え、
た構造とし、
先ず、前記マンホール口縁にマンホール用蓋を重ねて、連結ネジ棒を前記蓋受枠に予め設けられたフランジ部通孔から前記内周面座ぐり通孔を経て内周面座ぐりに通し、
次に、前記連結ネジ棒の上端側を上側からナット締めし、連結ネジ棒の下端側は、マンホール口縁内側から、前記内周面座ぐり内にてナット締めして固定することを特徴とするマンホール用蓋の取付け方法。
マンホール口縁に調整リングを介してマンホール用蓋を取付けるマンホール用蓋の取付け方法に於いて、
前記マンホール用蓋は蓋本体と当該蓋本体に一体的に連結された蓋受枠を備え、
前記マンホール口縁は、当該口縁の内周面に、外周面側へ向かって延在するように設けられた複数の内周面座ぐりと、当該各内周面座ぐり内から上方のマンホール口縁の上面に向かって貫通するように設けられた内周面座ぐり通孔とを備え、
前記調整リングは後述の連結ネジ棒が貫通する貫通孔を備えた構造とし、
先ず、前記マンホール口縁に調整リングとマンホール用蓋を重ねて、連結ネジ棒を前記蓋受枠に予め設けられたフランジ部通孔から前記調整リングの貫通孔及び前記内周面座ぐり通孔を経て内周面座ぐりに通し、
次に、前記連結ネジ棒の上端側をナット締めし、連結ネジ棒の下端側は、マンホール口縁内側から、前記内周面座ぐり内にてナット締めして固定することを特徴とするマンホール用蓋の取付け方法。
マンホール口縁に取付けられたマンホール用蓋の取付け構造が、
マンホール用蓋は、蓋本体と当該蓋本体に一体的に連結された蓋受枠とを備え、
前記マンホール口縁には、当該口縁の内周面に外周面側へ向かって延在するように設けられた複数の内周面座ぐりと、当該各内周面座ぐり内から上方のマンホール口縁の上面に向かって貫通するように設けられた内周面座ぐり通孔とを備え、
前記マンホール口縁と前記蓋受枠とは、前記蓋受枠に予め設けられたフランジ部通孔及び前記内周面座ぐり通孔に挿通された連結ネジ棒の上端側がナット締めされ、下端側が前記内周面座ぐり内にてナット締めされて固定されたマンホール用蓋の取外し方法に於いて、
先ず、マンホール口の内側から前記内周面座ぐり内の連結ネジ棒に締め付けられたナットを外すことを特徴とするマンホール用蓋の取外し方法。
マンホール口縁に対して調整リングを介して取付けられたマンホール用蓋の取付け構造が、
マンホール用蓋は、蓋本体と当該蓋本体に一体的に連結された蓋受枠とを備え、
調整リングは、後述の連結ネジ棒を通す貫通孔を備え、
前記マンホール口縁には、当該口縁の内周面に外周面側へ向かって延在するように設けられた複数の内周面座ぐりと、当該各内周面座ぐり内から上方のマンホール口縁の上面に向かって貫通するように設けられた内周面座ぐり通孔とを備え、
前記マンホール口縁と前記蓋受枠とは、前記蓋受枠に予め設けられたフランジ部通孔、前記調整リングの貫通孔及び前記内周面座ぐり通孔に挿通された連結ネジ棒の上端側がナット締めされ、下端側が前記内周面座ぐり内にてナット締めされて固定されたマンホール用蓋の取外し方法に於いて、
先ず、マンホール口の内側から前記内周面座ぐり内の連結ネジ棒に締め付けられたナットを外すことを特徴とするマンホール用蓋の取外し方法。
内周面座ぐり内の連結ネジ棒に締め付けられたナットを外すと共にマンホール口周縁を巡るように舗装路面に切り込み入れて、円形に切れ込みを入れられた舗装路面ごとマンホール用蓋を引き剥がすことを特徴とするマンホール用蓋の取外し方法。
る。
即ち、蓋本体11の一端側が蓋受枠12の筒状本体121の上端側開口部122を開閉自在に塞ぐようにヒンジ構造123で蓋本体11と連結されて一体化されおり、蓋本体11の他方端側即ち開放端側が筒状本体121の開口部122の口縁にロック機構124を介して係脱自在に係合される。
前記の内周面座ぐり通孔53は、この内周面座ぐり52内から調整リング軸方向の上方に向かって貫通するように設けられている。
尚、生コンクリートを施す場合には、施工空間に露出する上記の連結ネジ棒54の取付け取外し、即ち、通孔51,53への挿通や引抜に支障のないように、当該ネジ棒54に直接接触しないように施工するのが好適である。
又、マンホール口縁40には、当該内周面側から外周面側へと向かって水平状に延在するように複数の内周面座ぐり52や、当該内周面座ぐり52内から上方に位置する蓋受枠12のフランジ部125のフランジ部通孔55に向かって貫通するように内周面座ぐり通孔53等を備えた構造としてある。
即ち、先ず、マンホール口縁40と調整リング50とを固定するために、マンホール口縁40に調整リング50、次にマンホール用蓋10を重ね、フランジ部125のフランジ部通孔55、調整リング50の通孔51及びマンホール口縁40の連結ネジ棒用貫通孔51を経て内周面座ぐり52内に達するように、適当長さの連結用ネジ棒即ち連結ネジ棒54を挿通し、当該連結ネジ棒54の一端即ち上端側を蓋受枠12のフランジ部125に予のフランジ部通孔55を貫通させた状態にてナット56で締め付けて固定すると共に、連結ネジ棒54の他端即ち下端側を内周面座ぐり52内にて、マンホールの口の内側からの作業で、ナット57締めして固定する。
このようにして、マンホール口縁40に調整リング50を介してマンホール用蓋10を迅速且つ容易に取付けることができる。
即ち、連結ネジ棒54の下端側即ち内周面座ぐり52内のナット57をマンホール内から外すだけである。連結ネジ棒54の上端側は強いて外す必要は無い。連結ネジ棒54は下端側のナット57が外されるだけで、上方即ち引抜方向へはフリーとなるからである。
尚、蓋受枠12と調整リング50の間に介在する補助調整部材(図示せず)は、連結ネジ棒のナットの取付け取外しに支障のないように施された生コンクリートが固化したコンクリート層であってもよい。
この場合、構造上当然のことながら、マンホール用蓋10のフランジ部125のフランジ部通孔55側から所要の長さのボルトを挿し込み、内周面座ぐり52内に達したボルトの下端側にナットが施されることになり、この下端側ナット(図示せず)だけの締め付けや外しの作業だけで、マンホール用蓋の取付けや取外しを迅速かつ容易に行うことができる。
11 蓋本体
12 蓋受枠
125 フランジ部(蓋受枠)
40 マンホール口縁
50 調整リング
51 連結ネジ棒用貫通孔
52 内周面用座ぐり
53 連結ネジ棒用通孔
54 連結ネジ棒
55 フランジ部通孔
56 ナット(連結ネジ棒上端)
57 ナット(連結ネジ棒下端)
60 金属製枠体
61 凸部(金属製枠体)
Claims (22)
- 蓋本体と当該蓋本体に一体的に連結された蓋受枠とを備えたマンホール用蓋をマンホール口縁に取付けるマンホール用蓋の取付け構造に於いて、
前記マンホール口縁には、当該口縁の内周面に外周面側へ向かって延在するように設けられた複数の内周面座ぐりと、当該各内周面座ぐり内から上方のマンホール口縁の上面に向かって貫通するように設けられた内周面座ぐり通孔とを備え、
前記マンホール口縁と前記蓋受枠とは、前記蓋受枠に予め設けられたフランジ部通孔及び前記内周面座ぐり通孔に挿通された連結ネジ棒の上端側がナット締めされ、下端側が前記内周面座ぐり内にてナット締めされて固定されたことを特徴とするマンホール用蓋の取付け構造。 - マンホール口縁に対して調整リングを介してマンホール用蓋を取付けるマンホール用蓋の取付け構造に於いて、
前記マンホール用蓋は、蓋本体と当該蓋本体に一体的に連結された蓋受枠とを備え、
前記マンホール口縁は、当該口縁の内周面に外周面側へ向かって延在するように設けられた複数の内周面座ぐりと、当該各内周面座ぐり内から上方のマンホール口縁の上面に向かって貫通するように設けられた内周面座ぐり通孔とを備え、
前記調整リングは、後述の連結ネジ棒が貫通する貫通孔を備え、
前記マンホール口縁と前記蓋受枠とは、前記蓋受枠に予め設けられたフランジ部通孔、前記調整リングの貫通孔、及び前記内周面座ぐり通孔に挿通された連結ネジ棒の上端側がナット締めされ、下端側が前記内周面座ぐり内にてナット締めされて固定されたことを特徴とするマンホール用蓋の取付け構造。 - 内周面用座ぐりは、金属製枠体を埋め込みして形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のマンホール用蓋の取付け構造。
- 金属製枠体は一面が開口された正六面体であることを特徴とする請求項3に記載のマンホール用蓋の取付け構造。
- 金属製枠体の外面に、当該枠体の上方への引き抜けの抵抗となる凸部を設けたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のマンホール用蓋の取付け構造。
- 凸部は平板状であることを特徴とする請求項5に記載のマンホール用蓋の取付け構造。
- 蓋受枠は、マンホール口の内径と同様の内径の筒状本体と当該筒状本体の下端外周側にフランジ部とを備え、当該フランジ部に連結ネジ棒を通すフランジ部通孔を有することを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載のマンホール用蓋の取付け構造。
- 内周面用座ぐりには連結ネジ棒及びナットの腐食防止剤が充填されたことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れかに記載のマンホール用蓋の取付け構造。
- 蓋受枠と調整リングの間、又は/及び、調整リングとマンホール口縁との間に、補助調整部材を介在させたことを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れかに記載のマンホール用蓋の取付け構造。
- 蓋受枠と調整リングの間に介在する補助調整部材は、連結ネジ棒の挿入や抜き取りに支障のないように施された生コンクリートが固化したコンクリート層であることを特徴とする請求項9に記載のマンホール用蓋の取付け構造。
- マンホール口縁にマンホール用蓋を取付けるマンホール用蓋の取付け方法に於いて、
前記マンホール用蓋は蓋本体と当該蓋本体に一体的に連結された蓋受枠を備え、
前記マンホール口縁は、当該口縁の内周面に、外周面側へ向かって延在するように設けられた複数の内周面座ぐりと、当該各内周面座ぐり内から上方のマンホール口縁の上面に向かって貫通するように設けられた内周面座ぐり通孔とを備え、
た構造とし、
先ず、前記マンホール口縁にマンホール用蓋を重ねて、連結ネジ棒を前記蓋受枠に予め設けられたフランジ部通孔から前記内周面座ぐり通孔を経て内周面座ぐりに通し、
次に、前記連結ネジ棒の上端側を上側からナット締めし、連結ネジ棒の下端側は、マンホール口縁内側から、前記内周面座ぐり内にてナット締めして固定することを特徴とするマンホール用蓋の取付け方法。 - マンホール口縁に調整リングを介してマンホール用蓋を取付けるマンホール用蓋の取付け方法に於いて、
前記マンホール用蓋は蓋本体と当該蓋本体に一体的に連結された蓋受枠を備え、
前記マンホール口縁は、当該口縁の内周面に、外周面側へ向かって延在するように設けられた複数の内周面座ぐりと、当該各内周面座ぐり内から上方のマンホール口縁の上面に向かって貫通するように設けられた内周面座ぐり通孔とを備え、
前記調整リングは後述の連結ネジ棒が貫通する貫通孔を備えた構造とし、
先ず、前記マンホール口縁に調整リングとマンホール用蓋を重ねて、連結ネジ棒を前記蓋受枠に予め設けられたフランジ部通孔から前記調整リングの貫通孔及び前記内周面座ぐり通孔を経て内周面座ぐりに通し、
次に、前記連結ネジ棒の上端側をナット締めし、連結ネジ棒の下端側は、マンホール口縁内側から、前記内周面座ぐり内にてナット締めして固定することを特徴とするマンホール用蓋の取付け方法。 - 蓋受枠と調整リングの間、又は/及び、調整リングとマンホール口縁との間に、補助調整部材を介在させたことを特徴とする請求項12に記載のマンホール用蓋の取付け方法。
- 蓋受枠と調整リングの間に介在する補助調整部材は、連結ネジ棒の挿入や抜き取りに支障のないように施された生コンクリートが固化したコンクリート層であることを特徴とする請求項13に記載のマンホール用蓋の取付け方法。
- マンホール口縁に取付けられたマンホール用蓋の取付け構造が、
マンホール用蓋は、蓋本体と当該蓋本体に一体的に連結された蓋受枠とを備え、
前記マンホール口縁には、当該口縁の内周面に外周面側へ向かって延在するように設けられた複数の内周面座ぐりと、当該各内周面座ぐり内から上方のマンホール口縁の上面に向かって貫通するように設けられた内周面座ぐり通孔とを備え、
前記マンホール口縁と前記蓋受枠とは、前記蓋受枠に予め設けられたフランジ部通孔及び前記内周面座ぐり通孔に挿通された連結ネジ棒の上端側がナット締めされ、下端側が前記内周面座ぐり内にてナット締めされて固定されたマンホール用蓋の取外し方法に於いて、
先ず、マンホール口の内側から前記内周面座ぐり内の連結ネジ棒に締め付けられたナットを外すことを特徴とするマンホール用蓋の取外し方法。 - マンホール口縁に対して調整リングを介して取付けられたマンホール用蓋の取付け構造が、マンホール用蓋は、蓋本体と当該蓋本体に一体的に連結された蓋受枠とを備え、
調整リングは、後述の連結ネジ棒を通す貫通孔を備え、
前記マンホール口縁には、当該口縁の内周面に外周面側へ向かって延在するように設けられた複数の内周面座ぐりと、当該各内周面座ぐり内から上方のマンホール口縁の上面に向かって貫通するように設けられた内周面座ぐり通孔とを備え、
前記マンホール口縁と前記蓋受枠とは、前記蓋受枠に予め設けられたフランジ部通孔、前記調整リングの貫通孔及び前記内周面座ぐり通孔に挿通された連結ネジ棒の上端側がナット締めされ、下端側が前記内周面座ぐり内にてナット締めされて固定されたマンホール用蓋の取外し方法に於いて、
先ず、マンホール口の内側から前記内周面座ぐり内の連結ネジ棒に締め付けられたナットを外すことを特徴とするマンホール用蓋の取外し方法。 - 内周面座ぐり内の連結ネジ棒に締め付けられたナットを外すと共にマンホール口周縁を巡るように舗装路面に切り込み入れて、円形に切れ込みを入れられた舗装路面ごとマンホール用蓋を引き剥がすことを特徴とする請求項15又は請求項16に記載のマンホール用蓋の取外し方法。
- 蓋受枠と調整リングの間、又は/及び、調整リングとマンホール口縁との間に、補助調整部材を介在させたことを特徴とする請求項16又は請求項17の何れかに記載のマンホール用蓋の取外し方法。
- 蓋受枠と調整リングの間に介在する補助調整部材は、連結ネジ棒の取付け取外しに支障のないように施された生コンクリートが固化したコンクリート層であることを特徴とする請求項18に記載のマンホール用蓋の取外し方法。
- 連結ネジ棒に代えてボルトを用いたことを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れかに記載のマンホール用蓋の取付け構造。
- 連結ネジ棒に代えてボルトを用いたことを特徴とする請求項11乃至請求項14の何れかに記載のマンホール用蓋の取付け方法。
- 連結ネジ棒に代えてボルトを用いたことを特徴とする請求項15乃至請求項19の何れかに記載のマンホール用蓋の取外し方法。
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