JP6401338B1 - マンホール蓋及びその受枠の交換方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、交換前のマンホール100の一例を示す縦断面図である。マンホール100は、蓋101、受枠102、ボルト103及びマンホール壁104を含みうる。マンホール壁104は、調整リング105を含みうる。マンホール100は、地面110に敷設されている。地面110は、地面材111及び固定材112を含む。地面材111は、例えば、土であっても良いし、モルタル等の下地層を含むインターロッキングブロックであっても良い。また、下地層を含むアスファルト合成材であっても良い。蓋101及び受枠102の外周には、蓋101及び受枠102を固定するための固定材112が円環状に敷設されている。
図8は、第2実施形態に係る方法を説明する図である。第1実施形態と同様の構成は同符号で示し、説明は省略する。本実施形態では、市販されている、円筒形のダクト801を型材512として用いる。ダクト801は、例えば、金属製又は樹脂製であることが好ましい。ダクト801は、直径が、マンホール壁104の直径よりも大きいものを使用する。まず、円筒形のダクト801を図8(A)に示すように、第1切断位置802で切断し、短円筒形型材803とする。第1切断位置802は、短円筒形型材803の高さが、掘削範囲301の深さよりも長くなる位置であれば良い。
上述する実施形態において、型材512は、繰り返し型511として用いることが可能である。しかしながら、型材512をビス513等で固定する際に、型材512の端部に穴が空く。繰り返し使用すれば穴が増え、型材512の端部と、もう一方の端部との固定が不安定になる場合がある。そのような場合において、板状の金属素材又は樹脂素材(板状素材)を、型材512の端部と、もう一方の端部と、に重ね、ビス513等で留める。穴の開いていない板状素材を重ねることで、ビス513等で留めた際に、しっかりと固定することが可能となる。
上述のように、型材512を繰り返し型511として用い、型材512の端部と、もう一方の端部との固定が不安定となった場合において、穴の開いた端部を切り落とし、再度型材512として用いても良い。これにより、穴の開いていない端部を形成することができ、ビス513等で留めた際に、しっかりと固定することが可能となる。
101、501 蓋
102、502 受枠
104 マンホール壁
110 地面
111 地面材
112 固定材
511 型
512 型材
Claims (5)
- 地面に敷設されたマンホールの蓋及びその受枠の交換方法であって、
前記蓋及びその受枠周辺の地面材と、前記蓋及びその受枠と、を除去する除去工程と、
帯状の金属素材又は樹脂素材をマンホール壁の上部外周に巻きつけ、前記金属素材又は樹脂素材の一方の端部と、もう一方の端部と、を接合することで、固定材を充填するための型として用い、前記除去された蓋及びその受枠とは別の蓋及びその受枠を設置する設置工程と、
前記除去された地面材を元の状態に戻す戻し工程と、を含み、
前記設置工程において、前記型は、円筒形のダクトを短円筒形に切断し、さらに前記短円筒形の一部を切断し、帯状にして用いる、ことを特徴とするマンホールの蓋及びその受枠の交換方法。 - 前記設置工程において、前記型を前記マンホール壁の外部に固定する、ことを特徴とする請求項1に記載のマンホールの蓋及びその受枠の交換方法。
- 前記設置工程において、複数回前記型として用いた前記金属素材の一方の端部と、もう一方の端部と、に板状の金属素材又は樹脂素材を重ねて、接合する、ことを特徴とする請求項1または2に記載のマンホールの蓋及びその受枠の交換方法。
- 前記設置工程において、複数回前記型として用いた前記金属素材の端部を切断し、前記端部が切断された金属素材を前記型として用いる、ことを特徴とする請求項1または2に記載のマンホールの蓋及びその受枠の交換方法。
- 地面に敷設されたマンホールの蓋及びその受枠の交換方法であって、
前記蓋及びその受枠周辺の地面材と、前記蓋及びその受枠と、を除去する除去工程と、
帯状の金属素材又は樹脂素材をマンホール壁の上部外周に巻きつけ、前記金属素材又は樹脂素材の一方の端部と、もう一方の端部と、を接合することで、固定材を充填するための型として用い、前記除去された蓋及びその受枠とは別の蓋及びその受枠を設置する設置工程と、
前記除去された地面材を元の状態に戻す戻し工程と、を含み、
前記設置工程において、複数回前記型として用いた前記金属素材の端部を切断し、前記端部が切断された金属素材を前記型として用いる、ことを特徴とするマンホールの蓋及びその受枠の交換方法。
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