JP5565631B2 - 磁石連結具 - Google Patents

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Description

本発明は、ネックレスやブレスレットなどの装身具、腰ベルトその他の着脱ベルトのような紐体両端に取り付け、紐体両端を連結したり連結解除したりするための磁石連結具に関する。
特許文献1には、図70に示す磁石111,121の対接面の一方にホゾ113(又はあり)、他方にホゾ穴115(又はありみぞ)を何れも引張り力がかかる方向と直角方向に形成した連結具(以下、適宜「従来の連結具」という)が開示されている。ホゾをホゾ穴に嵌合させることにより、引っ張り外力がかかったときに吸着した両磁石が容易に離脱しないような客観的機能を有している。
実開昭60−79313号公報(第1図、第2図参照)
先に示した従来の連結具は、引っ張り力が加わったときの離脱防止の効果はあるが、その一方で連結解除しようとするときたいへん不便である。図70から理解されるように、互いに吸着した一方の磁石から他方の磁石を離脱させるには、一方の磁石を片方の指で押さえた上で他方の磁石のもう片方の指で摘み、一方から他方を引き離す方向(図36の上方向)に磁力に逆らいながら引っ張る必要がある。つまり、両手を使わなくてはならない。さらに、ネックレスに使用される連結具は指の腹よりもずっと小さいので、たとえば、親指と人差し指とで摘むことはなかなか難しく、両磁石をそれぞれの指で摘み引き離すことは想像以上に大変である。この大変さが、従来の連結具の欠点である。本発明が解決しようとする課題は、上述した従来の連結具の欠点を解決するものであって、両手を使わなくても、片手の、たとえば親指と人差し指で摘むだけで吸着している両磁石の一方から他方を離脱させることのできる一方、引っ張り力のかかる方向には容易に離脱しない磁石連結具を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、吸着している両連結片の一方から他方を離脱させるために一方に対する他方のスライドを片手の指だけで行えるように、そのようなスライドを許すも引っ張り方向の容易離脱を防ぐ構造を案出した。詳しい内容については、項を改めて説明する。なお、いずれかの請求項記載の発明を説明するために行う用語の定義等は、記載順等に関わらず性質上可能な範囲において他の請求項記載の発明にも適用されるものとする。
(請求項1に記載の発明の特徴)
請求項1記載の発明に係る磁石連結具(以下、適宜「請求項1の連結具」という)は、一対の連結片を備え、当該連結片各々は、互いに接合可能な接合面を備えた_連結片本体と、当該連結片本体同士を吸着接合するために当該接合面_に埋め込まれた少なくとも1個の磁石片と、_紐体を取り付けるための取付片と、を備え、当該連結片本体各々の接合面側に形成され、当該連結片各々が紐体引っ張り方向に相対移動するのを阻止するとともに、解除押圧された際に、一方に対し他方を所定方向にスライド案内するスライド案内構造と、を備え、前記連結片本体各々は、互いに吸着接合した状態にあって一方の連結片本体の開放端が他方の連結片本体の閉鎖端から、他方の連結片本体の開放端が一方の連結片本体の閉鎖端から、それぞれスライド方向に沿って突出しているとともに、当該一方の連結片本体の開放端と当該他方の連結片本体の開放端とを互いに近づける方向に押圧したとき前記連結片本体同士の磁石接合の解除もしくは解除補助するように構成されている。一方の磁石片と他方の磁石片は、両者が互いに吸着できるものであればその材質や形状になんら制限はない。極性についても制限はないが、吸着面に表れる極性は、たとえば、一方がNで他方がSのような単極でもよいが、NとSが複数現れる多極でもよい。
請求項1の連結具によれば、一方の連結片と他方の連結片によって一対の連結具が構成され、連結片各々は連結片本体と取付片を備える。一方の連結片本体の接合面と他方の連結片本体の接合面とは接合可能であって、両者の接合はそれぞれに埋め込まれた一方の磁石片と他方の磁石片との吸着による。一方の連結片本体と他方の連結片本体には、それぞれに設けられた取付片さらにそれらに取り付けられた紐体を介して引っ張り力が加えられる。この引っ張り力は一方の連結片本体に対して他方の連結片本体を移動させる方向に作用するが、その移動はスライド案内構造によって阻止される。スライド案内構造は、さらに一方の連結片本体に対する他方の連結片本体を、引っ張り方向とは異なる所定方向へスライドするように案内する。一方の連結片に対する他方の連結片本体を、離間する方向に移動させるとすれば一方を押さえ他方を引き離すために両手が必要となるが、接触させた状態で移動させる、すなわちスライドさせるように構成したので、片手だけでもそれが可能である。また、それぞれの開放端が閉鎖端から突出しているのでその部分に指が掛かるが、その指は閉鎖端には掛からない。つまり、互いに近づける方向に押圧したときのその力は、それぞれの開放端にだけ加えられ閉鎖端には加えられない。これらの押圧力は互い に近づける方向、すなわち、反対方向の向きであるから片手で作用させることができ、反対側の手を使う必要がない。これが一方の開放端と同時に他方の閉鎖端にも力が加わるとするなら、両者を互いに反対方向に移動させることができないので上記した連結解除は実現しない。
(請求項2記載の発明の特徴)
請求項2記載の発明に係る磁石連結具(以下、適宜「請求項2の連結具」という)は、請求項1の連結具であって、前記スライド案内構造は、前記連結本体各々の接合面から突出する突出壁と接合面から後退する後退壁とを含み、当該突出壁の一方と当該後退壁の他方とが、当該突出壁の他方と当該後退壁の一方とが、それぞれ前記スライド方向にスライド接触するとともに前記紐体引っ張り方向の相対移動を阻止するように構成してある。
請求項2の連結具によれば、一方の連結本体の突出壁と他方の連結本体の後退壁とが、他方の連結本体の突出壁と一方の連結本体の後退壁とがスライド接触することにより、一方の連結本体に対し他方の連結本体が所定方向にスライドする。一方、このスライド接触が連結片本体各々が紐体引っ張り方向に相対移動するのを阻止する。以上によりスライド案内構造の作用効果が生じる。
(請求項記載の発明の特徴)
請求項記載の発明に係る磁石連結具(以下、適宜「請求項の連結具」という)は、請求項1または2の連結具であって、前記磁石片各々の吸着面反対側には、少なくとも1枚もしくは積層した複数枚のヨーク片を配してある。
請求項の連結具によれば、請求項1または2の連結具の作用効果に加え、ヨーク片を配したことにより磁気回路が構成され、この結果、磁束漏れが減り、減った分磁石片(連結片)同士の吸着(反発)を効率よく行うことができる。
(請求項記載の発明の特徴)
請求項記載の発明に係る磁石連結具(以下、適宜「請求項の連結具」という)は、請求項1ないしいずれかの連結具であって、スライド方向に沿って接合面に対する高さ寸法が異なるように構成してある部分を前記接合面側に形成してある。
請求項の連結具によれば、請求項1ないしいずれかの連結具の作用効果に加え、スライド方向に沿って接合面に対する高さ寸法が異なるように構成してある部分を接合面側に形成しているため、押圧された際に当該連結片本体同士を互いに離れる方向にスライド案内する。これにより、一方の連結片本体に対する他方の連結片本体の連結解除をより行いやすくすることができる。すなわち、磁力は離れれば離れるだけ弱まるので、スライド状態にありながらも一方の連結片と他方の連結片との間の距離(両者間に形成される空間体積)の増加より小さな力でも連結解除を行えるようになる。
(請求項記載の発明の特徴)
請求項5記載の発明に係る磁石連結具(以下、適宜「請求項5の連結具」という)は、請求項1ないし4いずれかの連結具であって、前記開放端各々は、前記連結片本体各々から突出する突片からなる延長開放端により構成されている。
請求項の連結具によれば、請求項1ないし4いずれかの連結具の作用効果に加え、延長開放端の突出分だけ他方の閉鎖端よりも突出し、延長開放端を介して加えられる押圧力は連結片本体同士を互いに近づける方向、すなわち、反対方向であるから片手で連結解除することができる。
(請求項記載の発明の特徴)
請求項6記載の発明に係る磁石連結具(以下、適宜「請求項6の連結具」という)は、請求項の連結具であって、前記一方の突片と他方の突片は、両者を通過する仮想直線の方向がスライド方向を横切るように配してある。
請求項の連結具によれば、請求項の連結具の作用効果に加え、仮想直線の方向がスライド方向を横切るため一方の突片と他方の突片を互いに近づけようとすると、それらに掛けた指はスライド方向とは異なる方向に動かすことになる。スライド方向と同じ方向に指を動かすと連結片同士のスライドが生じ、連結具の大きさや形状にもよるがスライドした連結片が指とぶつかってしまい解除作業を邪魔する場合が考えられる。そこでスライド方向とは異なる方向に指を動かすことにより、連結片が指に簡単にぶつからないようにし解除作業を容易なものとする。
請求項1ないし6いずれかの連結具の作用効果はネックレスに対して好適に作用する。長さにもよるがネックレスの連結とその解除は使用者の目の届きにくいところ(たとえば、顎のすぐ下や首の後ろ)で行われることが多いので、片手だけで連結解除できるメリットが大きい。もっとも本発明の適用ネックレスだけに限定されず、ネックレス以外のもの、たとえば、ブレスレットや腰ベルト等なども紐体に含まれることはいうまでもない。
吸着している両連結片の一方から他方を離脱させるために一方に対する他方のスライドを片手の指だけで行えるように、そのようなスライドを許すも引っ張り方向の容易離脱を防ぐことができる。
本実施形態に係る磁石連結具をベルトに適用した斜視図である。 図1に示す連結具の分解斜視図である。 図1に示す連結具の平面図である。 図1に示す連結具を構成する一方の連結片の平面図である。 図3に示す連結具のA−A断面図である。 図3に示す連結具のB−B断面図である。 図4に示す連結片を矢印Z方向から見た図である。 磁石片の極性について説明する概略正面図である。 本実施形態の第1変形例である連結具の平面図である。 図9に示す連結具を矢印Y方向から見た図である。 (a)は図9に示す連結具を構成する一方の連結片の平面図であり、(b)は(a)の側面図である。 (a)は図9に示す連結具を構成する他方の連結片を裏返したときの平面図であり、(b)は(a)の側面図である。 図9に示す連結具のC−C断面図である。 本実施形態の第2変形例である連結具をネックレスに適用した斜視図である。 図14に示す連結具の正面図である。 (a)は図14に示す連結具の平面図であり、(b)は(a)を矢印X方向から見た図である。 (a)は図14に示す連結具を構成する一方の連結片の平面図であり、(b)は(a)を矢印W方向から見た図である。 図16に示す連結具のD−D断面図である。 (a)から(e)は図15に示す連結具のスライド突片およびスライド溝の個数や形状を変更した例を示す正面図である。 本実施形態の第3変形例である連結具の正面図である。 (a)及び(b)は図20に示す連結具の分解斜視図である。 図20に示す連結具を構成する一方の連結片の平面図である。 図22に示す連結片のE−E断面図である。 本実施形態の第4変形例である連結具の平面図である。 図24に示す連結具のF−F断面図である。 (a)及び(b)は本実施形態の第5変形例である連結具の分解斜視図である。 図26に示す連結具を接合させたときのG−G断面図である。 (a)及び(b)は本実施形態の第6変形例である連結具の分解斜視図である。 図28に示す連結具を接合させたときのH−H断面図である。 本実施形態の第7変形例である連結具をネックレスに適用した斜視図である。 図30に示す連結具を構成する一方の連結片の斜視図である。 図30に示す連結具を構成する一方の連結片の平面図である。 (a)は図30に示す連結具の分解正面図であり、(b)は(a)を矢印V方向から見た分解側面図である。 本実施形態の第8変形例である連結具をネックレスに適用した斜視図である。 (a)は図34に示す連結具の分解正面図であり、(b)は(a)を矢印U方向から見た分解側面図である。 本実施形態の第9変形例に係る連結具を構成する一方の連結片の平面図である(連結片本体の上側一方を省略)。 図36に示す連結片に他方の連結片を接合させて構成した連結具のI−I断面図である。 図37に示す連結具の分解斜視図である。 本実施形態の第10変形例である連結具の斜視図である。 (a)は図39に示す連結具を構成する一方の連結片(他方の連結片を省略)の平面図であり、(b)は同側面図である(他方の連結片を2点鎖線で表示)であり、(c)は同正面図である。 図39に示す連結具の平面図である。 本実施形態の第11変形例に係る連結具を構成する一方の連結片の平面図である(上側となる他方の連結片を省略、磁石は塗装膜に隠れている)。 図42に示す一方の連結片に他方の連結片を接合させて構成した連結具のJ−J断面図である。 図43に示す連結具の分解斜視図である。 本実施形態の第12変形例に係る一方の連結片の平面図である。 図45に示す一方の連結片の斜視図である。 図45に示す一方の連結片に他方の連結片(2点鎖線で示す)を接合させて構成した連結具のK−K断面図である。 図45に示す一方の連結片のL−L断面図である。 本実施形態の第13変形例に係る連結具(他方の連結片は2点鎖線で示す)の斜視図である。 図49に示す一方の連結片の平面図である。 図50に示す一方の連結片に他方の連結片を接合させたときのM−M断面図である。 本実施形態の第14変形例に係る連結具の分解斜視図である。 図52(a)に示す連結片を裏返したときの平面図である。 図53に示す一方の連結片に他方の連結片を接合させて構成した連結具のN−N断面図である。 図52に示す連結具の正面図である。 本実施形態の第15変形例に係る連結具の正面図である。 図56に示す連結具を構成する一方の連結片の平面図である。 図57に示す一方の連結片の斜視図である。 図57に示す一方の連結片に他方の連結片を接合させて構成した連結具のO−O断面図である。 本実施形態の第16変形例に係る連結具の分解斜視図である。 図60に示す連結具を構成する一方の連結片の平面図である。 図61に示す一方の連結片に他方の連結片を接合させて構成した連結具のP−P断面図である。 本実施形態の第17変形例に係る連結具の分解斜視図である。 (a)(b)は図63に示す連結具の分解斜視図である。 図63に示す連結具をさらに変形した連結具を示す斜視図である。 本実施形態の第18変形例に係る連結具の分解斜視図である。 (a)(b)は図66に示す連結具の分解斜視図である。 図66に示す連結具をさらに変形した連結具の正面図である。 図66に示す連結具をさらに変形した連結具の正面図である。 従来の連結具の側面図である(実開60−79313号公報(第1図(a))。
各図を参照しながら、本発明を実施するための形態(以下、「本実施形態」という)について説明する。本実施形態に係る磁石連結具(以下、単に『連結具』という)は、図1に示すようにベルトに適用した。
(連結具の概略構造)
図1ないし3に示すように、連結具1は紐体(本実施形態ではベルト)3の両端を連結・連結解除するためのものである。連結具1は、一対の連結片11,11´をその主要構成部材とする。連結片11と連結片11´は、それらが備える取付片23,23´が横に並ぶように配置して両者間に対象軸を置いたとしたときに、その対象軸に関して線対称の関係にある。つまり、横に並べた連結片11と連結片11´とは磁石片31と磁石片31´の極性が異なる(吸着する)点を除けば形状の左右が異なるだけである。よって、以下の記載は、特に断らない限り原則として連結片11について説明するが、その説明は連結片11´についても当てはまる。連結片11,11´が備える部材・部分についても同じとする。磁石片31,31´の極性については後で再び述べる。
(連結片の構造)
図2から4に示すように連結片11は、平面視おおむね矩形の連結片本体13と、連結片本体13の一方の側に形成された接合面15と、連結片本体13の一方の短辺に形成された支持片22と、支持片22に設けられた取付片23と、スライド案内構造41を備えている。接合面15と反対側の連結片本体13の表面16はなだらかな山形に膨らんでいる。接合面15は、表面16に対して傾斜していて、接合面15と表面16と、これらに挟まれる開放端19によって、側面視ほぼ三角形が形成される。したがって、連結片11と連結片11´を連結させると、三角形同士が重なり、平面視ほぼ矩形ができあがる。なお、接合面15と表面16が交わる端を閉鎖端21と呼ぶ。閉鎖端21と開放端19は、接合面15を挟んで対向関係にある。
接合面15はほぼ平面に形成してあり、これと接合する接合面15´に対して互いにスライド(摺動)可能になっている。接合面15には、長さ方向に並べた複数(ここでは2個、少なくとも1個でよい)の埋設孔25を形成してある。各埋設孔25は対向する2か所が直線のほぼ円形に形成してあり、その周縁の2か所には固定爪27,27を形成してある。埋設孔25は、磁石片31及びヨーク33を埋め込み、接着剤で接着するための孔であって、上記した形状に形成したのは連結片11に対して磁石片31が接合面15と平行な方向に回転しないようにするためである。固定爪27,27は、埋設孔25の周壁から下端だけを残して柱状に切り出し形成したものであって、内側に折り曲げることによって磁石片31を埋設孔25の中で連結片11に挟み固定して回転阻止する役目も担っている。つまり、埋設孔25の形状と固定爪27とにより、磁石片31を固定し、回転を阻止するようになっている。なお、埋め込んだ磁石片31,31´は、ほぼ円形のものであって、磁石片31と磁石片31´が吸着することによって接合面15(連結片11)と接合面15(連結片11´)とを吸着接合することのできる極性と磁力を備えるものであることが必要である。さらにそれらの埋め込みが、接合面15と接合面15´とのスライドを妨げるものでないこと、も併せて必要である。なお、上記したヨーク33は、磁石片31からの磁束漏れを抑制するために使用する。
(磁石片の極性)
図8に基づき磁石片の極性について説明する。磁石片31と磁石片31´の一方と他方の極性は、両者を互いに吸着させるために対向吸着面に表れる極性を互いに違えてある。現れる極性をN極またはS極のいずれか一方として、対向吸着面に表れる極性を上記と逆に設定するのが一番シンプルな方法である。一方、本実施形態では、同極反発を利用して連結解除をより容易にできるようにしてある。すなわち、磁石片31は、一対(両面多極磁石のように二対以上でもよい)のスライド方向(図8の左右方向)に並ぶN極とS極をその吸着面に備え、磁石片31´のN極とS極の位置は上記磁石片31のそれらと逆にしてある。これにより、図8(a)に示す吸着連結状態にあるときに矢印で示す解除押圧すると磁石片31はスライド方向にスライド(相対移動)する。すると、吸着連結状態のとき異極であった極性がスライドにより図8(b)に示すように、同極となり反発力が生じる。反発力は連結片11と連結片11´とを離れる方向に移動させ、その結果、両者間の連結が解除される。反発力利用が、連結解除を極めて容易にする。
取付片23は、矩形である連結片11の一方の短辺に支持片22とともに一体形成(別部材を固定してもよい)したアルファベットの「O」を扁平にした扁平O型に形成してある。取付片23には、ベルト等の紐体3(図1参照)を固定する部位である。扁平O型を採用したのは、そこに扁平のベルトを通して折り返し固定するのに都合よいからである。紐体はその機能を満たすものであれば、上記した形状に限定する必要はなく、リング状である必要もない。また、たとえば、金属製の紐体を、溶接のような固定手段(図示は省略)によって取付片23(支持片22)に固定した場合は、この固定手段が取付片23に該当する。連結片11と連結片11´を連結したときの取付片23と取付片23´は、平面視したとき連結片本体13,13´を挟んで対向することになる(図3参照)。スライド案内構造41は、次項で説明する。なお、図2および4に示す符号29は、支持片22´(図3参照)を受け入れるための受入凹部を示す。支持片22を受け入れるための受入凹部29´は図5に示されている。
(スライド案内構造の構造)
図2から4に示すようにスライド案内構造41は、押圧された際に、連結片11各々の接合面15側に形成された一方に対し他方を所定方向にスライド案内するとともに連結片11各々が紐体引っ張り方向に相対移動するのを阻止する機能を有している。その機能を実現するための具体的構造は、次のとおりである。すなわち、取付片23のある側と反対側の接合面15端部には、スライド突片43を接合面15から突出して設けてある(図4参照)。スライド突片43は接合面15から突出する突出壁43aを含み、連結片11の短辺とほぼ平行であって、接合面15の短辺のほぼ全域に延びる(延びる方向を「スライド方向」という)細長形状に形成してある。なお、スライド突片43の上端面43tは接合面15に対して傾斜している。
スライド案内構造41の一部でありスライド突片43と対をなすのがスライド溝45である。スライド溝45は接合面15から後退する後退壁45cを含み、接合面15の取付片23側の短辺に沿った方向、すなわち、スライド方向に延びる細長い溝である。スライド溝45はスライド突片43´を、スライド溝45´はスライド突片43を、それぞれスライド方向にスライド可能に受け入れることのできる形状に形成してある。このように構成した一方の突出壁43aと他方の後退壁45´cとが、他方の突出壁43´aと一方の後退壁45cとが、それぞれスライド方向にスライド接触するとともに紐体引っ張り方向の相対移動を阻止するようになっている。
一方、スライド溝45の溝底45a(図4参照)は、接合面15に対し、連結片11´のスライド突片43´とほぼ同じ角度で反対方向に傾斜している。連結時の上端面43t(上端面43´t)と溝底45a(溝底45´a)は連結片11と連結片11´の連結を妨げない対向関係にある。一方、押圧を受けてスライドしようとする連結片11と連結片11´とは、連結時の上端面43t(上端面43´t)と溝底45a(溝底45´a)のスライド(摺動)作用によりスライド案内される連結片11と連結片11´とを互いに離れる方向にも案内する。すなわち、スライド案内構造41は、一方に対する他方、たとえば、連結片11に対する連結片11´を、接合面15と平行な方向と接合面15から離れる方向に同時(両方向を合成した方向)に案内するようになっている。
接合面15と平行な方向のスライドは、吸着している磁石片31と磁石片31´の吸着面を横スライドさせることによって磁力作用を及ばないようにし、これによって、接合解除もしくは解除補助する。一方、磁石片31と磁石片31´とを離れスライドさせると、両者間に作用する磁力は距離の二乗に反比例して減衰するから、磁力を一気に弱めることができる。したがって、上述した横スライドのように磁石片同士の対向面積の減少に比例して磁力を弱まらせようとするものに比べ、連結解除の効率がきわめてよい。したがって、簡単に解除もしくは解除補助を行うことができる。横スライドと離れスライドを同時に行わせることによって、解除もしくは解除補助が飛躍的に簡単になる。
(引っ張り方向の移動阻止)
スライド案内構造41は、上述した機能の他に、連結片11,11´各々が紐体3の引っ張り方向(矢印P1方向、図1参照)に相対移動するのを阻止する機能を兼ね備えている。つまり、引っ張り方向はスライド方向を横切る方向と一致するから(図1参照)、スライド溝45にスライド突片43が受け入れられている状態では、引っ張り方向の相対移動が阻止される。この阻止機能により、連結片11,11´同士が安易に外れてしまう心配がなくなる。
(押圧のための構造)
図3ないし5に示すように、連結片11と連結片11´各々は、互いに吸着接合した状態にあって一方の連結片11の開放端19が他方の連結片11´の閉鎖端21´から、他方の連結片11´の開放端19´が一方の連結片11の閉鎖端21から、それぞれスライド方向(図3の左右方向)に沿って突出している。つまり、図3において開放端19は閉鎖端21´よりも右に突出しているが、同図に破線で示す閉鎖端21は開放端19´の下に隠れて見えない。つまり、開放端19´は閉鎖端21よりもスライド方向に突出している。
上述した開放端19および開放端19´の突出は、使用者の指がそれらのみに掛かり、閉鎖端21および閉鎖端21´には掛からないことを意味する。図6において2点鎖線で示す親指100と人差し指102が、その状態を示している。ここで、親指と人差し指の間を縮める方向、すなわち、開放端19と開放端19´とを互いに近づける方向(矢印P2方向)に押圧したときの連結片11に対する連結片11´の相対移動の方向は接合面15,15´と平行方向(矢印P3方向)と、接合面15´が接合面15から離れる方向(矢印P4方向)となる。この相対移動は、前述したスライド案内構造41の働きによる。
(本実施形態の第1変形例)
図9ないし13に基づいて本実施形態の第1変形例の説明を行う。第1変形例に係る連結具51は、先に説明した連結具1と基本的に同じ原理で連結解除ないし連結解除の補助が行われる。ここでは連結具1と異なる部材について説明するとともに、共通する部材については連結具1で使用した部材名と同じ部材名を連結具51に使用するに止め可能な範囲でそれらの説明を省略する(以下の変形例で同じ)。
すなわち、連結具51に係る連結片52は連結片本体53と取付片54を備え、連結片本体53は接合面55を備えている(図11参照)。接合面55に設けられた埋設孔63には磁石片65が埋め込まれている。スライド案内構造66を構成するスライド突片67は卵を四つ切りにしたような半ドーム型に形成してあり、その切り口に当たり接合面55から突出する面が突出壁67aとなる。同じくスライド溝68も半ドーム型に掘削形成してあり、突出壁67aに対応して接合面55から後退する面が後退壁68aとなる。半ドーム型に形成したのは、嵌合とその取り外しが簡単であること、スライド方向(図11の上下方向)に沿って接合面55に対する高さ寸法が異なる(図11(b)参照)ことからスライドに伴い接合面55,55´同士を離れさせることのできること、がその理由である。つまり、スライド突片67がスライド溝68´に完全に嵌合しているときは接合面55,55´同士は接合しているが、スライドすることによりスライド溝68´の最深底部と接触していたスライド突片67の頂部がスライド溝68´の最深部から浅瀬に移動するのでその深さの違い分だけスライド突片67が浮き上がる。この結果、接合面55,55´同士が離れる方向に移動する。スライド突片67のスライド溝68´への嵌合によって、引っ張り方向の力に打ち勝って接合関係を保持する点は、連結具1のスライド案内構造41と同じである。
図9ないし12に示す符号59,59´は、連結具1の開放端19,19´に該当する延長開放端を示す。すなわち、延長開放端59は、連結片本体53の開放端を延長突出させたものであり、その目的は、使用者の指がそれらのみに掛かり、連結片本体53,53´には掛からないようにする点にある。なお、符号61は閉鎖端を示す。
延長開放端59の形状は、たとえば、連結片本体53から突出する突片から構成するとよい。図10に示すように、一方の突片(連結片本体53)と他方の突片(連結片本体53´)は、両者を通過する仮想直線L1の方向が矢印で示すスライド方向を横切るように配することが好ましい。仮想直線L1の方向がスライド方向を横切るため(一致していないため)一方の突片(連結片本体53)と他方の突片(連結片本体53´)を互いに近づけようとすると、それらに掛けた親指100と人差し指102はスライド方向とは異なる方向に動かすことになる。スライド方向とは異なる方向に指を動かせば指同士がぶつからずに済むので解除作業が容易になる。連結片本体53,53´は、それぞれを指で摘んで両者を引き離すことにより連結解除することのために用いてもよい。
(本実施形態の第2変形例)
図14ないし18を参照しながら、本実施形態の第2変形例について説明する。第2変形例に係る連結具51Aは、基本的に連結具51の構造と同じ構造を備え、異なる点は、両者間のスライド案内構造にある。したがって、ここでは両者間に共通する部材については同じ符号を示しそれらの説明を省略する。以下、スライド案内構造について説明する。
連結具51Aのスライド案内構造66Aは、スライド突片67A(スライド突片67A´)とスライド溝68A´(スライド溝68A)から構成されている。スライド突片67Aは引っ張り方向一端から中に向かって上り傾斜し頂点から垂直降下する断面三角形状に形成してあり(図18参照)、したがって、これを受け入れるスライド溝68A´も断面三角形状に形成してある。スライド突片67A(スライド突片67A´)が有する突出壁67Aa(突出壁67A´a)とスライド溝68A´(スライド溝68A)が有する後退壁68A´a(後退壁68Aa)がスライド可能に接触することにより、引っ張り方向(図18の左右方向)の力に逆らい、図18の紙面垂直方向にスライド可能になっている。なお、上記したスライド突片67A(スライド突片67A´)とスライド溝68A´(スライド溝68A)は2か所としたが、これを1か所としたり3か所以上としたりすることもできる。
さらに、たとえば図19に符号91a〜91eで示すように、個数や形状を自由に変更することも可能である。すなわち、図19(a)のスライド案内構造91aは稲妻形状の段部が1段であり、同(b)のスライド案内構造91bは2段、さらに同(c)のスライド案内構造91cは3段の段部が形成されている。同(d)のスライド案内構造91dは、2段の矩形段部、同(e)のスライド案内構造91eは1段の矩形段部が形成されている。詳細は省略するが、段部の形状や個数等に合わせて磁石片の形状、大きさ、個数、さらに極性等を設定すべきことはいうまでもない。
(本実施形態の第3変形例)
図20ないし23を参照しながら、本実施形態の第3変形例について説明する。第3変形例に係る連結具51Bは、基本的に連結具51Aの構造と同じ構造を備え、異なる点は、両者間のスライド案内構造と磁石の固定構造にある。したがって、ここでは両者間に共通する部材については同じ符号を示しそれらの説明を省略する。以下、スライド案内構造と固定構造について説明する。
スライド案内構造66Bを構成するスライド突片67Bとスライド溝68Bには、その平面視卵型の凹部67Bp,68Bpを形成してある。図21が示すように凹部67Bp,68Bpは、両者ともに上方に開放しており、埋設孔67Bhに側方連通している。凹部67Bp、凹部68Bpと埋設孔67Bhの間には、2個の固定爪67Bk,68Bkが起立している。凹部67Bp,68Bpは、やっとこのような工具Tの先を差し入れ、差し入れた先を互いに近づけることにより固定爪67Bk,68Bkを内側に曲げ変形させ、これによって埋設孔63Bの中に磁石65Bを固定可能とするための凹部である(図23参照)。軽量化を図るという意味もある。両固定爪67Bk,68Bkはそれらの頂上面が接合面55Bの一部を構成する。なお、符号67Ba(67B´a)はスライド突片67B(スライド突片67B´)が備える突出壁を、符号68Ba(68B´a)はスライド溝68B(スライド溝68B´)を囲む後退壁を、それぞれ示す。
(本実施形態の第4変形例)
図24および25を参照しながら、本実施形態の第4変形例について説明する。第2変形例に係る連結具71は、連結具1のスライド案内構造41を基本とし、これに連結具51のスライド突片とスライド溝を採用したものである。すなわち、連結具71の連結片73(連結片本体74)は連結片73の外周に対して傾斜する接合面77を備え、この点は連結具1のそれと共通する。連結片本体74の開放端一方、スライド案内構造79は、スライド案内構造66と同様に半ドーム型のスライド突片80とスライド溝81によって構成してある。連結片73(連結片本体74)の開放端75は、連結片73´(連結片本体74´)の閉鎖端76´よりもスライド方向に突出している。同様に、開放端75´は閉鎖端76よりも突出している。符号78は、磁石片を示す。なお、符号80a(80´a)はスライド突片80(スライド突片80´)が備える突出壁を、符号81a(81´a)はスライド溝81(スライド溝81´)を囲む後退壁を、それぞれ示す。
(本実施形態の第5変形例)
図26および27に基づいて本実施形態の第5変形例を説明する。第5変形例に係る連結具1Aが、本実施形態に係るそれと異なるのは、スライド案内構造の形状のみであるから、その点だけ説明する。本実施形態に係る連結具1のスライド突片43の上端面43tは接合面15に対して傾斜している(図2参照)。これは、スライド溝45の溝底45aとの接触によりスライド案内される連結片11と連結片11´とを互いに離れる方向に案内するためである。この点は、前述した。
これに対し第5変形例に係るスライド突片43Aの上端面43Atは、図26に示すように接合面15Aとほぼ平行に形成してある。図26では隠れて見えないが、スライド溝底45A´aも同様である。平行であるため、スライド突片43Aとスライド溝45A´は、連結片11Aと連結片11A´はスライドしても互いを離す方向に案内しない。もっとも、引っ張り方向に両者が相対移動することを阻止する機能は有している。なお、符号43Aa(43A´a)はスライド突片43A(スライド突片43A´)が備える突出壁を、符号45Ac(45A´c)はスライド溝45A(スライド溝45A´)を囲む後退壁を、それぞれ示す。
離す方向の案内機能を担うのが、接合面15Aの長さ方向ほぼ中央に突出させた乗り上げ突片44Aと、これに対応する逃げ凹部46A´である。スライドするときは、接合面15A´が乗り上げ突片44Aの上に乗り上がることにより連結片11Aと連結片11A´が離れる方向に案内される。なお、逃げ凹部46Aは、接合時に乗り上げ突片44A´(図27参照)を逃がすための凹部である。
(本実施形態の第6変形例)
図28および29に基づいて本実施形態の第6変形例を説明する。第6変形例に係る連結具1Bが、第5変形例に係る連結具1Aとほぼ同じ構造を備え、異なるのは乗り上げ突片と逃げ凹部の形状のみである。すなわち、第6変形例に係る乗り上げ突片44Bと逃げ凹部46Bが接合面15Bの長さ方向(スライド方向を横切る方向)全長に延びている点が、先の連結具1Aと異なる点である。作用効果について異なる点はない。
(本実施形態の第7変形例)
図30ないし33に基づいて本実施形態の第7変形例を説明する。第7変形例に係る連結具83は、連結時にほぼ長方体形状に形成され、連結片84と、連結片84と対称に構成された連結片84´とから構成されている。以下、主として連結片84について説明する。
連結片84は、図32に示すように、平面視したときにほぼ矩形に形成してある連結片本体85と、連結片本体85の短辺一方から側方に突出すリング状の取付片86を、を有している。図31に示す連結片本体85の上面には複数段(ここでは3段)に等分された接合面87a,87b,87c(全体を接合面87とする)を備えている。接合面87aと接合面87bとの間にほぼ垂直に起立する段部88aが介在することにより、接合面87bと接合面87cとの間にほぼ垂直に起立する段部88bが介在することにより、接合面87が3段の段違いに形成されている。この段違いは、図示した以外の組み合わせの採用を妨げるものではない。なお、各接合面を入り口とする埋設孔87ha,87hbおよび87hcには、連結片84と連結片84´を磁石連結するための磁石片(図示を省略)が埋設される。
段部88aと段部88b、すなわち、段部88は、第7変形例に係るスライド案内構造の一部として機能する。すなわち、図30に示すように連結片84と連結片84´を接合させた状態でスライド方向(段部88a,88bと平行方向)にスライドさせることができる一方、スライド方向を横切る方向(引っ張り方向)に連結片84と連結片84´を相対移動することが阻止される。符号88pa,88pb,88pcは、第6変形例に係る乗り上げ突片44B(図28参照)と同じ機能を有する乗り上げ突片を示す。これと同様に符号88qa,88qb,88qcは、逃げ凹部を示す。これら乗り上げ突片の各々と逃げ凹部各々も、上記した段部とともにスライド案内構造を構成する。なお、図30に示す紐体3はネックレスであるが、これ以外の紐体に適用することを妨げない。さらに、連結具83は直方体と形成したが、他の形状も採用できることは言うまでもない。連結具83はコンパクトな外観であるため、複数の紐体を直列接続するような場合にも好適に用いることができる。
(本実施形態の第8変形例)
図34および35に基づいて本実施形態の第8変形例を説明する。第8変形例に係る連結具83Aは、先に述べた第7変形例と基本的に同じであり、違う点は乗り上げ突片と逃げ凹部の形状が異なる点である。このため、連結具83Aを構成する連結片84Aと84A´は互いに対称とはならないので、対称外である部分も併せて説明する。なお、第7変形例と同様に磁石の図示は省略する。
連結片84Aは、乗り上げ突片を持たず、その代わりに逃げ凹部88Apaを有している(図35(a)および(b)参照)。逃げ凹部88Aqaに変更はない。一方、連結片84A´は逃げ凹部の代わりに乗り上げ突片88A´qcを備えている。乗り上げ突片88A´pcに変更はない。つまり、図35(b)に示すように、連結片84A´からは二つの乗り上げ突片が突出し、連結片84Aは二つの逃げ凹部有している。連結具83Aの作用効果は基本的に連結具83のそれと同じである。
(本実施形態の第9変形例)
図36〜38に基づいて本実施形態の第9変形例を説明する。第9変形例に係る連結具151が、本実施形態に係るそれと異なるのは、主として連結片本体とスライド案内構造の形状のみであるから、その点だけ説明する。
第9変形例に係る連結具151は一対の連結片本体153,153´から構成してあり、両者は互いに対称な形状に形成してある。ここでは連結片本体153を中心に説明する。連結片本体153は平面視ほぼ円形に形成してあり(図36参照)、その接合面155の中心に磁石片159を1個埋設してある一方、その一端には取付片157を設けてある。スライド案内構造161は、スライド突片163とスライド受入孔165とから構成してある。スライド突片163は接合面155から突出する突出壁163aを、スライド受入孔165は接合面155から後退する後退壁165aを、それぞれ備えている。スライド突片163の上端面163tは、図38に示すように接合面155に対してスライド方向(引っ張り方向に対してほぼ垂直方向、図38(b)の矢印方向)に上り傾斜している。スライド受入孔165のスライド溝底165bも同様である。連結具151の作用効果については本実施形態に係る連結具1におけるそれと異ならない。
(本実施形態の第10変形例)
図39から41に基づいて本実施形態の第10変形例を説明する。第10変形例に係る連結具201は、全体として長辺と短辺を有する細長矩形に形成してあり、互いに対称な連結片本体203と連結片本体203´に大別される。以下、連結片本体203について説明し、連結片本体203´については必要な場合だけ述べることにする。
平面視矩形の連結片本体203は、その長辺側の側面に長側面203a,203aを、短辺側の側面に短側面203b,203bを、さらに、その上面に接合面205を備えている。接合面205には埋設孔207,207を設けてあり、その中に磁石片211,211を埋設してある。一方の長側面203aには、その長さ方向に沿って等間隔に複数(変形例9では5個)の取付片208,・・を取り付けてある。取付片208を複数としたのは、数だけのネックレスなどを連結するためであり、多数取り付けることによりゴージャスに見せたいという使用者の求めに応じるためである。接合面205の反対面は押圧面206になっている。図39および40(b)に示すように押圧面206は、接合面205を基準にして一番低い面(平野面206a)と、平野面206aを挟んで両端に位置する高原面206b,206bと、平野面206aと両方の高原面206b,206bとを結ぶ傾斜面206c,206cから構成してある。高低差をつけたのは、平野面206aに当てた指を傾斜面206cにも同時に当たらせて滑りを止め、これによって、図36に示すスライド方向への解除押圧を行ない易くするためである。
図40および41に示すように、スライド案内構造215は、スライド突片217とスライド溝219とにより構成してある。スライド突片217は長側面203a全長に沿って接合面205から突出する突出壁217aを含む細長い突片である。長側面203a全長に渡り接合面205からの高さに変化はない。スライド突片217の頂面217tと接合面205とはほぼ平行である。スライド溝219は長側面203a全長に沿って接合面205から後退する後退壁219aと溝底面219tとを含み、突出壁217aを受け入れることにより、一方の突出壁217aと他方の後退壁219´aとが、他方の突出壁217´aと一方の後退壁219aとが、それぞれスライド方向にスライド接触するとともに紐体引っ張り方向の相対移動を阻止するようになっている。
(本実施形態の第11変形例)
図42〜44に基づいて本実施形態の第11変形例を説明する。第11変形例は先に説明した第4変形例と基本的に同じ構造を備えている。そこで、本項では、第11変形例と第4変形例との間で異なる点を中心に説明し、共通点については必要な範囲で説明する。
第11変形例に係る連結具221は、一方の連結片本体223と他方の連結片本体223´を備えている。連結片本体223は平面視したとき正方形に近い矩形に形成してあり、その一辺には取付片229を設けてある。接合面224には埋設された磁石片224mの吸着面を臨ませてある。磁石片224mを挟んで取付片229の反対側の接合面224からは、スライド案内構造225の一部を構成する1個のスライド突片227が突出している。スライド突片227は連結片本体223の一辺全長に沿って延び、図44から明らかなように中央が最頂点アーチ型になっている。両側面は、突出壁227aとなる。第4変形例に係るスライド突片80は2個あったが、第10変形例に係るスライド突片227は1個である。この点に両者の違いがある。
図44に示すように他方の連結片本体223´は、連結片本体223と基本構造は同じであるが、連結片本体223が有するスライド突片227の代わりにスライド溝228を有している。スライド突片227とともにスライド案内構造225を構成するスライド溝228は後退壁228aを有するとともに、スライド突片227を受け入れることによりスライド方向にスライド接触するとともに紐体引っ張り方向の相対移動を阻止するようになっている。
なお、図43に示すように、磁石片224mと磁石片224´mの吸着面同士は密着しておらずその間には塗膜層224p,224´pが介在している。塗膜層224p,224´pは、それぞれ磁石片224mと224´mを被覆保護するものであり、露出による磁石劣化を防ぐとともに吸着させるときの衝突衝撃を和らげる緩衝材としての機能を兼ね備えている。このような目的を持つ塗装膜は、第11変形例だけでなく本実施形態その他の変形例にも適用可能であることはいうまでもない。
(本実施形態の第12変形例)
図45〜48に基づいて本実施形態の第12変形例を説明する。これまで説明した本実施形態および各変形例と比べた第12変形例(特に断らない限り以下の変形例も同じ)の最大の特徴は、スライドする所定方向が、紐体引っ張り方向に対して傾斜している点である。以下、その特徴を中心に説明をする。
第12変形例に係る連結具231は、図47に示すように一方の連結片本体233と他方の連結片本体233´を備えている。連結片本体233は平面視したとき卵形に近い楕円形に形成してあり、その長辺上に取付片237を設けてある。接合面235には埋設された磁石片239の吸着面を臨ませてある。接合面235の磁石片239を長辺方向に挟んだ一方側には傾斜突片241を、他方側には傾斜受入孔243を、それぞれ形成してある。傾斜受入孔243は傾斜突片241をスライドイン(滑り入れる)とスライドアウト(滑り出させる)できるように上面開口の孔であり、両者は第12変形例におけるスライド案内構造240を構成する。
図45〜47に示すように、傾斜突片241は、磁石片239に向かって登り傾斜する傾斜面241aと、傾斜面241aの頂点に位置する頂面241bと、頂面241bから僅かに戻り傾斜する裏傾斜面241cと、傾斜面241aと裏傾斜面241cを両側から挟む側面241d,241dと、から構成してある。この構成による傾斜突片241を側面視すると、図47から明らかなように、鉤状になっている。紐体引っ張り方向を基準にした傾斜面241aの傾斜方向は、接合面235から離れる方向でありスライド方向(ここでは図47で時計の11時方向)とほぼ平行となる。傾斜突片241の形状は鉤状である必要は必ずしもないが、鉤状にすることによって連結片本体233と連結片本体233´とを引き離す方向に働く力に対して抗力がより効果的に働く。この点は後で改めて述べる。
一方、傾斜受入孔243は、対となっている傾斜突片241´をスライドインさせたときに傾斜面241´aに対応する孔傾斜面243aと、同じく頂面241´bと対応する溝底面243bと、同じく裏傾斜面241´cに対応する折り返し傾斜面243cと、同じく側面241´d,241´dに対応する孔側面243d,243dによって周囲を囲んである。スライドインとスライドアウトは、一方の傾斜面241aと他方の孔傾斜面243´aおよび他方の傾斜面241´と一方の孔傾斜面243aとが一方に対して他方が摺動することによって円滑に行なわれる。特に押圧解除の力が加えられてスライドアウトするときに一方の接合面に対して他方の接合面が離れる方向(図45の矢印P5方向)にスライド移動する。このスライド移動は紐体引っ張り方向に対して斜め方向に行なわれる(図47参照)。斜めにすることにより、取付片237につながっている紐体が、たとえば、ネックレスである場合に、そのネックレスの珠にスライド移動した連結片本体をぶつかり辛くすることができる。
スライド案内構造240における裏傾斜面241c(241´c)と折り返し傾斜面243´c(243c)との掛かり合いにより、紐体引っ張り力(図45の矢印P6方向)が加わったときに生じがちなズレを阻止して簡単に外れない。さらに、側面241dと孔側面243´d、側面241´dと孔側面243dとの当接は、連結片本体233と連結片本体233´のスライド方向以外の方向へのスライドを阻止する。なお、符号233p,233´pは、押圧解除する際に指当てとなる凹部を示す。符号233hは、接合面235から掘り下げて形成した軽量化のための軽量化凹部を示す。
(本実施形態の第13変形例)
図49〜51に基づいて本実施形態の第13変形例を説明する。第13変形例は、先に説明した第12変形例と基本的に同じ考え方に基づいており、紐引っ張り方向に対して傾斜方向にスライド可能な点も同じである。両者異なるのはスライド方向である。両者異なる点を中心に説明する。
第13変形例に係る連結具251は、図49に示すように一方の連結片本体253と他方の連結片本体253´を備えている。接合面255には埋設された磁石片259の吸着面を臨ませてある。図49〜51に示すように、傾斜突片263は、紐体引っ張り方向に三次元的に傾斜した方向に延びており、磁石片259に向かって登り傾斜する傾斜面263aと、傾斜面263aの頂点に位置する頂面263bと、頂面263bから垂下する(接合面255から突出する)突出面263cと、傾斜面263aと突出面263cを両側から挟む側面263d,263dと、から構成してある。頂面263bは、突起先端の尖りを取るための面取り面である。
一方、傾斜受入孔265は、対となっている傾斜突片263´をスライドインさせたときに傾斜面263´aに対応する孔傾斜面265aと、同じく突出面263´cに対応する後退面265cと、同じく側面263´d,263´dに対応する孔側面265d,265dによって周囲を囲んである。頂面263´bと対応する溝底面は、第13変形例ではその形成を省略した。スライドインとスライドアウトは、一方の傾斜面263aと他方の孔傾斜面265´aおよび他方の傾斜面263´aと一方の孔傾斜面265aとが一方に対して他方が摺動することによって円滑に行なわれる。このスライド移動は紐体引っ張り方向に対して斜め方向に行なわれるので、取付片257につながっている紐体が、たとえば、ネックレスである場合に、そのネックレスの珠にスライド移動した連結片本体をぶつかり辛くすることができる。
スライド案内構造261における突出面263c(263´c)と後退面265´c(265c)との掛かり合いにより、紐体引っ張り力が加わったときに生じがちなズレを阻止して簡単に外れない。さらに、側面263dと孔側面265´d、側面263´dと孔側面265dとの当接は、連結片本体253と連結片本体253´のスライド方向以外の方向へのスライドを阻止する。
(本実施形態の第14変形例)
図52〜55に基づいて本実施形態の第14変形例を説明する。第14変形例に係る連結具271の連結片272(272´)は、図55に示すように、側面視したときに、握りきらない拳のように鉤状にした左右の掌を掛け合わせた形状に似ている。両者は対称であるから、主として連結片272について説明する。連結片272は、拳の甲の部分に該当する連結片本体273と、連結片本体273の指先部分に該当する第1スライド突片283と、手首と掌の間に位置する第2スライド突片287と、手首の位置に該当するスライドテール部291と、スライドテール部291の終端に設けた取付片277とを備えている。磁石片279は、掌の中に位置する格好となる。
第1スライド突片283は、側面視J字状になっている。(図55参照)。すなわち、第1スライド突片283は、引っ張り方向線上の接合面275から突出する突出片283aと突出片283aの先端から屈曲して折り返る返し片283bとから概ね構成してある。突出片283aと返し片283bとの間に形成されるVゾーンが第1スライド凹部285となる。第1スライド凹部285は、突出片283aと返し片283bとをつなぐ仕切り片283cによって幅方向に仕切られている。
第2スライド突片287は、磁石片279(図54参照)を挟んで第1スライド突片283と反対側に形成してあり、その中央には縦方向に切り欠き287aを形成してある。第2スライド突片とスライドテール部291との間に第2スライド凹部289が形成される。接合時の第1スライド突片283は第2スライド凹部289´に嵌合するようになっていて、この際に仕切り片283cが切り欠き287´aに嵌合して幅方向(引っ張り方向と垂直な方向)の移動を制限するようにしてある。したがって、仕切り片283cの周壁が突出壁283cw(図52(b)に283´cwと表示)に、切り欠き287´aの周壁が後退壁287cw(図52(b)に287´cwと表示)に、それぞれ該当する。一方、接合時の第2スライド突片287は第1スライド凹部285´に嵌合するようになっている(図54参照)。
接合時には第1スライド突片283(返し片283b)の頂面であるスライド面283sとスライドテール部291´のスライド面291´sが接触可能に形成してあり、両者はスライド解除時にスライド(摺動)するようになっている(図55参照)。なお、連結片本体273とこれに続くスライドテール部291の部分が山裾のように緩やかな湾曲凹面を形成している。この湾曲凹面は押圧解除時に指を当てるための押圧面293となる。押圧面293,293´を押圧すると、図55に示すように、引っ張り方向と傾斜した方向にスライド解除される。
第1スライド突片283(283´)と第2スライド凹部289´(289)の嵌合が引っ張り方向に対する抗力を生じさせ、これらにスライドテール部291(291´)とスライド面283´s(283s)を加えた全体構造が、第14変形例におけるスライド案内構造281を構成する。
(本実施形態の第15変形例)
図56〜59に基づいて本実施形態の第15変形例を説明する。第15変形例は、先に述べた第12変形例とほぼ同じ構造を備えている。すなわち、第15変形例に係る連結具301は、図57〜59に示すように一方の連結片本体303と他方の連結片本体303´を備えている。連結片本体303は平面視したとき卵形に近い楕円形に形成してあり、その長辺上の連結片本体303に形成した凹部303aの中に取付片307を設けてある(図59参照)。接合面305には埋設された磁石片309の吸着面を臨ませてある。接合面305の磁石片309を長辺方向に挟んだ一方側には傾斜突片313を、他方側には傾斜受入孔315を、それぞれ形成してある。傾斜受入孔315は傾斜突片313をスライドイン(滑り入れる)とスライドアウト(滑り出させる)できるように上面開口の孔であり、両者は第15変形例におけるスライド案内構造311を構成する。スライド案内構造311の作用効果は、第12変形例に係るスライド案内構造240と同じである。
符号317は、紐体であるネックレスの珠などを保護するためのカバーキャップを示す。図59に示すように中心孔317hを介して紐体を取付片307に連結するようになっている。第15変形例では取付片307が連結片本体303から突き出る部分が短いためその分だけ珠の位置が連結片本体303に近い。このため解除時に連結片本体303(303´)が珠に接触して傷をつける恐れがあるので、これをなくすための部材である。
(本実施形態の第16変形例)
図60〜62に基づいて本実施形態の第16変形例を説明する。第16変形例に係る連結具321が、本実施形態に係るそれと異なるのは、主として連結片本体とスライド案内構造の形状のみであるから、その点だけ説明する。
第16変形例に係る連結具321は一対の連結片本体323,323´から構成してあり、両者は互いに対称な形状に形成してある。ここでは連結片本体323を中心に説明する。連結片本体323は平面視ほぼ円形に形成してあり、その接合面325の中心に磁石片329を1個埋設してある一方、その一端には取付片327を設けてある。スライド案内構造331は、スライド突片333とスライド受入孔335とから構成してある。スライド突片333は接合面325から突出する突出壁333aを、スライド受入孔335は接合面325から後退する後退壁335aを、それぞれ備えている。スライド突片333の上端面333tは、図60に示すように接合面325に対してスライド方向(引っ張り方向に対して側面視斜め上、図62参照)に上り傾斜している。スライド受入孔335のスライド溝底335bも同様である。連結具321の作用効果については本実施形態に係る連結具1におけるそれと異ならない。
(本実施形態の第17変形例)
図63〜65に基づいて本実施態の第17変形例を説明する。第17変形例に係る連結具341が、本実施形態に係るそれと異なるのは、主として連結片本体とスライド案内構造の形状のみであるから、その点だけ説明する。
図63および64に示すように、第17変形例に係る連結具341は一対の連結片本体343,343´から構成してあり、両者は互いに対称な形状に形成してある。ここでは連結片本体343を中心に説明する。連結片本体343は平面視ほぼ矩形に形成してあり、蒲鉾類似する形状のドーム部343a(図63〜65では陰に隠れて見えないが符号を付しておく)と、ドーム部343aに形成した指当て用の凹部343bを備えている。連結片本体343の接合面345の中心に磁石片349を1個(透明にして符号のみ付した)埋設してある一方、その短辺側一端には短辺長とほぼ同じの幅寸法に形成した矩形の取付片347を設けてある。スライド案内構造351は、スライド突片353とスライド受入孔355とから構成してある。
スライド突片353は、肩部に丸みを付けた細長い長方体に形成してあり、連結片本体343の接合面345上の長辺端に配してある。符号353a,353a,353bは、スライド突片353の一部を構成し接合面345から突出する突出壁を示す。スライド受入孔355は、スライド突片353がスライドイン、スライドアウトができる角部に丸みをもった細長い長方体状の孔であり、スライド突片353と対向する他の長辺端に形成してある。これにより、接合面345と連結片本体343の側面の一部が切り欠かれた状態になる。符号355a,355a,355bは、接合面345から後退する後退壁を示す。後退壁355a,355´aは対となる突出壁353´a,353aに対応し、後退壁355bは同じく突出壁353´bと対応する。連結具341の作用効果については本実施形態に係る連結具1におけるそれと基本的に同じである。
なお、上記したスライド突片353(353´)の突出壁353a,353a(353´a,353´a)は、接合面345(345´)からほぼ垂直に突出しているが、図65に示すように、斜めにすることもできる。さらに、図示は省略するが、突出壁353a,353a(353´a,353´a)を接合面345から見て台形状に形成し、これに対応させ後退壁355a,355a(355´a,355´a)を逆さ台形状に形成してもよい。このように形成することにより、連結片本体343に対する連結片本体343´の離れ方向に対する抗力を増すことができ、これによって、不測の外れ防止をより有効なものとすることができる。
(本実施形態の第18変形例)
図66〜69に基づいて本実施態の第18変形例を説明する。第18変形例に係る連結具361は、先に述べた第17変形例をさらに変形したものであり、異なるのはスライド案内構造の形状のみであるから、その点だけ説明する。
図66および67に示すように、第18変形例に係る連結具361は一対の連結片本体363,363´から構成してあり、両者は互いに対称な形状に形成してある。この点は、第17変形例と異ならない。連結片本体363の接合面365の中心に磁石片369を1個(透明にして符号のみ付した)埋設してある。スライド案内構造371は、スライド突片373とスライド受入溝375とから構成してある。
スライド突片373は、接合面365の短辺に沿って延びる細長い突条であり、磁石片369の一側に配してある。符号373a,373aは、スライド突片373の一部を構成し接合面365から突出する突出壁を示す。一方、スライド受入孔375は、スライド突片373´がスライドイン、スライドアウトができる細長い溝であり、スライド突片373´と対応する位置に形成してある。符号375a,375aは、接合面365から後退する後退壁を示す。後退壁375a,375aは対となる突出壁373´a,373´aに対応する。連結具361の作用効果については本実施形態に係る連結具1におけるそれと基本的に同じである。
なお、上記したスライド突片373(373´)の突出壁373a,373a(373´a,373´a)は、接合面365(365´)からほぼ垂直に突出しているが、図68に示すように、斜めにすることもできる。さらに、図69に示すように、突出壁373a,373a(373´a,373´a)を接合面365から見て台形状に形成し、これに対応させ後退壁375a,375a(375´a,375´a)を逆さ台形状に形成してもよい。このように形成することにより、連結片本体363に対する連結片本体363´の離れ方向に対する抗力を増すことができ、これによって、不測の外れ防止をより有効なものとすることができる。
1,1A,1B,51,51A,51B,71,83,83A,151,201,221,231,251,271,301,321,341,361・・・磁石連結具
3・・・紐体
11,11A,52,73,84,84A,272・・・連結片
13,53,74,85,153,203,223,233,253,273,303,323,343,363・・・連結片本体
15,15A,15B,55,55B,77,87,155,205,224,235,255,275,305,325,345,365・・・接合面
16・・・表面
19,61,75・・・開放端
21,61,76・・・閉鎖端
22・・・支持片
23,54,86,157,208,229,237,257,277,307,327,347・・・取付片
25,63,63B,87ha,87hb,87hc,207・・・埋設孔
27,67Bk,68Bk・・・固定爪
29・・・受入凹部
31,65,65B,78,159,211,224m,239,259,279,309,329,349,369・・・磁石片
33・・・ヨーク
41,66,66A,66B,79,91,161,215,225,240,261,281,311,331,351,371・・・スライド案内構造
43,43A,67,67A,67B,80,163,217,227,333,353,373・・・スライド突片
43a,43Aa,45a,67a,67Aa,67Ba,80a,163a,217a,227a,333a,353a,353b・・・突出壁
45c,45Ac,68a,68Aa,68Ba,81a,165a,219a,228a,335a,355a,355b・・・後退壁
43t,43At,163t,333t・・・上端面
44A,44B,88pa,88pb,88pc・・・乗り上げ突片
45,45A,68,68A,81,219,228・・・スライド溝
45a,165b,335b・・・スライド溝の溝底
46A,46B,88qa,88qb,88qc・・・逃げ凹部
59・・・延長開放端
67Bp,68Bp・・・凹部
88・・・段部
100・・・親指
102・・・人差し指
111,121・・・磁石
113・・・ホゾ
115・・・ホゾ穴
165,335・・・スライド受入孔
206,293・・・押圧面
241,263,313・・・傾斜突片
243,265,315・・・傾斜受入孔
283・・・第1スライド突片
283c・・・仕切り片
285・・・第1スライド凹部
287・・・第2スライド突片
287a・・・切り欠き
289・・・第2スライド凹部
291・・・スライドテール部
335,355・・・スライド受入孔
375・・・スライド受入溝
T・・・工具

Claims (6)

  1. 一対の連結片を備え、
    当該連結片各々は、互いに接合可能な接合面を備えた_連結片本体と、当該連結片本体同士を吸着接合するために当該接合面_に埋め込まれた少なくとも1個の磁石片と、_紐体を取り付けるための取付片と、を備え、
    当該連結片本体各々の接合面側に形成され、当該連結片各々が紐体引っ張り方向に相対移動するのを阻止するとともに、解除押圧された際に、一方に対し他方を紐体引っ張り方向とは異なる所定方向にスライド案内するスライド案内構造と、を備え
    前記連結片本体各々は、互いに吸着接合した状態にあって一方の連結片本体の開放端が他方の連結片本体の閉鎖端から、他方の連結片本体の開放端が一方の連結片本体の閉鎖端から、それぞれスライド方向に沿って突出しているとともに、
    当該一方の連結片本体の開放端と当該他方の連結片本体の開放端とを互いに近づける方向に押圧したとき前記連結片本体同士の磁石接合の解除もしくは解除補助するように構成されている
    ことを特徴とする磁石連結具。
  2. 前記スライド案内構造は、
    前記連結本体各々の接合面から突出する突出壁と接合面から後退する後退壁とを含み、
    当該突出壁の一方と当該後退壁の他方とが、当該突出壁の他方と当該後退壁の一方とが、それぞれ前記スライド方向にスライド接触するとともに前記紐体引っ張り方向の相対移動を阻止するように構成してある
    ことを特徴とする請求項1記載の磁石連結具。
  3. 前記磁石片各々の吸着面反対側には、少なくとも1枚もしくは積層した複数枚のヨーク片を配してある
    ことを特徴とする請求項1または2記載の磁石連結具。
  4. スライド方向に沿って前記接合面に対する高さ寸法が異なるように構成してある部分を前記接合面側に形成した
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の磁石連結具。
  5. 前記開放端各々は、前記連結片本体各々から突出する突片からなる延長開放端により構成されている
    ことを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の磁石連結具。
  6. 前記一方の突片と他方の突片は、両者を通過する仮想直線の方向がスライド方向を横切るように配してある
    ことを特徴とする請求項5記載の磁石連結具。
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