JP3174112U - 紛失防止筆記具 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャップと筆記具本体とが分離しにくく、ともに紛失しにくい紛失防止筆記具を提供する。
【解決手段】キャップ5の縁部に第1フランジ部7を形成する。この第1フランジ部7に対応して筆記具本体1に第2フランジ部9を形成する。第1フランジ部及び第2ランジ部を重ねた状態で連通可能に、両者に連通孔11を形成する。留め具13が、これらの連通孔11に貫通し、貫通した後に、貫通部位を閉じた形状15の一部にすることで閉じ機能を果たす。
【選択図】図1

Description

この考案は、筆記具を鞄や携帯電話などに吊下げて保持される筆記具が、外れて紛失してしまうのを防止する紛失防止筆記具に関する。
筆記具をストラップなどの留め具によって、鞄や携帯電話などに吊下げて保持するものが存在する。例えば、図5(A)のように、鞄などにストラップ101を介してキャップ103が保持され、このキャップ103が筆記具本体105に被せられて、筆記具が保持される。筆記具の使用時には、図5(B)のように、キャップ103から筆記具本体105のみを外して使用する。しかし、鞄が揺れるとキャップ103から筆記具本体105が外れることがあり、外れると直ちに筆記具本体105の紛失につながってしまう。
そこで、出願人は既に、下記特許文献1に示される筆記具を提案した。すなわち、図5(C)のように、この筆記具は、吊下げ手段107が設けられたキャップ109から延設されて、筆記具本体111を着脱自在に係止する係止手段113を有する。この係止手段113は、キャップ109に一端が固定されて他端に嵌合部115が設けられ、この嵌合部115に嵌合する被嵌合部117が筆記具本体111に形成されたもので、筆記具本体111を紛失しにくい。筆記具の使用時には、図5(D)のように、嵌合部115の嵌合を外し、キャップ109から筆記具本体111のみを外して使用する。
また、下記特許文献2には、吊下げ手段である紐の一端に筆記具本体を取付け、この紐の中程にキャップを取付けることで、キャップのみならず筆記具本体も紛失しない工夫がなされている。
実登3166288 特開2002-370493
しかしながら、上記特許文献1では、嵌合部に強い力がかかれば、キャップと筆記具本体が分離し、やはり筆記具本体を紛失してしまう可能性が生じる。上記特許文献2では、紐の他端に強い引張力がかかると、キャップが外れてインクが乾いてしまうなどの可能性が生じる。
この考案は、以上の問題点を解決するために、キャップと筆記具本体が分離しにくく、ともに紛失しにくい紛失防止筆記具を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、第一考案は、筆記具本体と、この筆記具本体の端部に取付けるキャップと、このキャップの縁部に形成される第1フランジ部と、この第1フランジ部に対応して前記筆記具本体に形成される第2フランジ部と、前記第1フランジ部及び前記第2フランジ部を重ねた状態で連通可能に両者に形成される連通孔と、を有することを特徴とする紛失防止筆記具である。
第二考案は、筆記具本体と、この筆記具本体の端部に取付けるキャップと、このキャップの縁部に形成される第1フランジ部と、この第1フランジ部に対応して前記筆記具本体に形成される第2フランジ部と、前記第1フランジ部及び前記第2フランジ部を重ねた状態で連通可能に両者に形成される連通孔と、これらの連通孔に貫通でき、貫通した後に貫通部位を閉じた形状の一部にすることで閉じ機能を果たす留め具と、を有することを特徴とする紛失防止筆記具である。
第三考案は、さらに、前記筆記具本体には、筆記具本体を握る際の手の指を第2フランジ部に触れた状態で、手の指の配置を描いたシールを貼ったことを特徴とする紛失防止筆記具である。
第一考案によれば、キャップの第1フランジ部と、筆記具本体の第2フランジ部とに形成された連通孔を連通させ、これらの連通孔に、留め具などを貫通させることが可能になる。よって、留め具などが、キャップと筆記具本体とを合体させるようにして留めることになり、キャップと筆記具本体が分離しにくい。このため、分離によりインクが乾いてしまうなどの可能性を減らせる。また、留め具などが、直接に、キャップと筆記具本体とを、各々留めることになるので、ともに紛失しにくい。
第二考案によれば、キャップの第1フランジ部と、筆記具本体の第2フランジ部とに形成された連通孔を連通させ、これらの連通孔に、留め具を貫通させることが可能になる。よって、留め具が、キャップと筆記具本体とを合体させるようにして留めることになり、キャップと筆記具本体が分離しにくい。このため、分離によりインクが乾いてしまうなどの可能性を減らせる。また、留め具が、直接に、キャップと筆記具本体とを、各々留めることになるので、ともに紛失しにくい。
さらに、連通孔に貫通した後に貫通部位を閉じた形状の一部にすることで閉じ機能を果たす留め具を用いることで、上記の分離や紛失を、より十分に防止できる。
第三考案によれば、さらに、第2フランジ部を利用して、正しい指の配置で筆記具を握って筆記するトレーニングができる。
この考案の第一実施形態に係る紛失防止筆記具を示し(A)は留め具を使用する状態の側面図、(B)は(A)の留め具とキャップを外した状態の側面図、(C)は(B)の要部の斜視図、(D)は(C)のフランジ部を示す平面図である。 (A)は図1(A)の留め具の拡大図、(B)はこの考案の実施形態に使用できる他の留め具の拡大図である。 (A)はこの考案の第二実施形態に係る紛失防止筆記具の筆記具本体を使用する状態の側面図、(B)は(A)の筆記具本体を示す側面図、(C)はこの考案の第三実施形態に係る紛失防止筆記具の筆記具本体を使用する状態の側面図、(D)は(C)の筆記具本体を示す側面図、(E)は(D)の筆記具本体から指位置シールを剥がした状態を示す図である。 この考案の第四実施形態に係る紛失防止筆記具を示し(A)は側面図、(B)は(A)のフランジ部の位置を示す拡大側面図、(C)(D)は(A)の機能を説明する側面図である。 (A)(B)は従来の筆記具の例を示す側面図、(C)(D)は他の従来の筆記具の例を示す側面図である。
「第一実施形態」
この考案の第一実施形態を、図1に示す。
同図(B)(C)に示すように、筆記具本体1の端部には、筆記のためのインクを供給する芯先3が設けられる。この筆記具本体1の端部に、キャップ5が取付けられ、インクの乾きや、インクが不用意に周囲を汚すことを防止する。
このキャップ5の縁部には、第1フランジ部7が形成される。そして、この第1フランジ部7に対応して、筆記具本体1に芯先3から所定長さ離れた位置に、第2フランジ部9が形成される。この第2フランジ部9は芯先3から20mm程度の位置にある。
同図(D)に示すように、第1フランジ部7及び第2フランジ部9は、相似の形状を有し、円盤状の鍔部をなし、この円盤の周方向に沿って、5つの連通孔11が形成される。第1フランジ部7及び第2フランジ部9を重ねた状態で、これらの連通孔11は、第1フランジ部7及び第2フランジ部9間で互いに、連通可能に位置決めされうる。
留め具13は、図2(A)に示すように、一般に引き輪と呼ばれる金具を用いたものである。この引き輪は、略円形状の閉じた形状15を有し、小さなレバー17を動かすと、略円形状の別体となっている一部19が、この円形に沿って出没し、開閉する。レバー17は図示しないバネによって、閉じ方向へ付勢されている。この留め具13を、レバー17を動かして開いた状態とし、この開いた部分を、互いに連通した連通孔11に貫通し、バネにより再びレバー17を動かして閉じた状態とする。よって、留め具13は、連通孔11に貫通した後に貫通部位を閉じた形状15の一部に戻すことで、留め具13の機能を果たす。引き輪の外周に、紐21を通すリング23が設けられる。
同図(A)に示すように、この紐21が、鞄25の取手26や携帯電話に吊下げられることで、筆記具が吊下げて保持される。
「実施形態の作用効果」
(1)キャップ5の第1フランジ部7と、筆記具本体1の第2フランジ部9とに形成された連通孔11を連通させ、連通した連通孔11に、留め具13などを貫通させることが可能になる。
(2)よって、留め具13に大きな力が加わっても、力は、留め具13の閉じた形状15により、キャップ5と筆記具本体1とを合体させるように働くので、キャップ5と筆記具本体1が分離しにくい。このため、キャップ5が分離することでインクが乾いてしまうなどの可能性を減らせる。
また、留め具13などが、直接に、キャップ5と筆記具本体1とを、各々留めることになるので、キャップ5または筆記具本体1を、別々に留める場合に比べ、ともに紛失しにくい。
連通孔11に貫通した後に貫通部位を閉じた形状15の一部にすることで閉じ機能を果たす留め具13を用いることで、開閉が迅速で、さらにキャップ5と筆記具本体1の分離や紛失を、より十分に防止できる。
(3)筆記具により筆記をする場合に、筆記具本体1の第2フランジ部9に、中指を当てて、握りの位置決め、正しい握りを行なうことができる。
「他の実施形態」
[1]以上の実施形態では、閉じた形状15の一部を開閉する留め具13は、図2(A)に示す引き輪と呼ばれる金具を用いたものであったが、他の実施形態では、図2(B)に示す、一般にカニカンと呼ばれる金具を用いたものでもよい。
このカニカンは、略円形状の閉じた形状15を有し、小さなレバー17を動かすと、略円形状の一部19が、首振り運動をして、開閉する。レバー17は図示しないバネによって、閉じ方向へ付勢されている。この留め具13によっても、上記実施形態と同等の作用効果を得る。
[2]以上の実施形態では、留め具13は、連通孔11に貫通でき、貫通した後に貫通部位を閉じた形状15の一部にすることで閉じ機能を果たす留め具13であったが、他の実施形態では、端部に大きめのループ状の部分を有する紐21でもよい。この大きめのループ状の部分に、第1フランジ部7及び第2フランジ部9の連通孔11を通せば、ループ状の部分の遊びにより、連通孔11を通した状態で、キャップ5の着脱が可能となる。また、留め具13である紐21に大きな力が加わっても、ループ状の紐21の働きにより、力はキャップ5と筆記具本体1とを合体させるように働くので、キャップ5と筆記具本体1が分離しにくい。
[3]また、図3に示す第二、第三実施形態のように、筆記具本体1の第2フランジ部9の後方に、第2フランジ部9に筆記具本体1を握る際の手の指を触れた状態で、指の配置を描いたシール27を貼ることもできる。こらにより、第2フランジ部9を利用して、正しい指の配置で筆記具を握って筆記するトレーニングができる。
第二実施形態の同図(A)(B)と、第三実施形態の同図(C)(D)とでは、指の配置が少し異なる。同図(C)(D)は、親指を人差し指の第一関節の少し前あたりに当てる握りで、これは人差し指で筆記具をコントロールして字を多く書いても疲れない握り方である。こららのシール27は同図(E)に示すように取り外すことが可能なように、シール27の裏面の粘着力を調整しておく。
[4]また、図4に示す第四実施形態に係る紛失防止筆記具のように、筆記具本体1の両端部にインクを供給する芯先3が設けられるものでも、本発明は実施できる。同図(B)に示すように、芯先3は例えば、細書き、極細書きのものである。第1フランジ部7と第2フランジの組は、両端に、合計2組設けられる。
同図(A)に示すように、いずれか一方の(同図では右端の)留め具13を開けて一方のキャップ5を外し、一方の芯先3で筆記具を使用できる。
また、同図(C)に示すように、外した両端の留め具13を、一方のキャップ5に設けた係止孔29に貫通させて、一方の芯先3で筆記をする間、仮置きすることも可能である。この状態で、両端のどちらの芯先3を使っても筆記具を使用することができる。すなわち、同図(C)中の係止孔29が設けられていないキャップ5を外して使用することもでき、同図(D)に示すように、係止孔29が設けられているキャップ5を外して使用することもできる。
1…筆記具本体、3…芯先、5…キャップ、7…第1フランジ部、9…第2フランジ部、11…連通孔、13…留め具、15…閉じた形状、17…レバー、19…略円形状の一部、21…紐、23…リング、25…鞄、27…シール、29・・係止孔。

Claims (3)

  1. 筆記具本体と、この筆記具本体の端部に取付けるキャップと、このキャップの縁部に形成される第1フランジ部と、この第1フランジ部に対応して前記筆記具本体に形成される第2フランジ部と、前記第1フランジ部及び前記第2フランジ部を重ねた状態で連通可能に両者に形成される連通孔と、を有することを特徴とする紛失防止筆記具。
  2. 筆記具本体と、この筆記具本体の端部に取付けるキャップと、このキャップの縁部に形成される第1フランジ部と、この第1フランジ部に対応して前記筆記具本体に形成される第2フランジ部と、前記第1フランジ部及び前記第2フランジ部を重ねた状態で連通可能に両者に形成される連通孔と、これらの連通孔に貫通でき、貫通した後に貫通部位を閉じた形状の一部にすることで閉じ機能を果たす留め具と、を有することを特徴とする紛失防止筆記具。
  3. 前記筆記具本体には、筆記具本体を握る際の手の指を第2フランジ部に触れた状態で、手の指の配置を描いたシールを貼ったことを特徴とする請求項1、または2に記載の紛失防止筆記具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013212634A (ja) * 2012-04-02 2013-10-17 Mitsubishi Pencil Co Ltd 筆記具
JP2018134062A (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 株式会社エンジェルマリリン 電子タバコ吊り下げ用ストラップの接続アタッチメント

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