JP5565206B2 - Ad変換器及びad変換回路の電圧制御方法 - Google Patents

Ad変換器及びad変換回路の電圧制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、AD変換器及びAD変換回路の電圧制御方法に関する。
AD変換回路を用いてデジタル信号処理を行う場合、入力されるアナログ信号を精度良くデジタル信号に変換することは、変換回路以降の信号処理をする上で非常に重要である。そこで、通常はAD変換回路の前段にAGC(Auto Gain Control)回路を配置する。これにより、波形情報を失わず、かつ分解能を損なわないために、アナログ信号の振幅レベルを自動的にコントロールし、アナログ入力信号の振幅範囲が上記ダイナミックレンジにほぼ一致するように設定している。
また、高速無線通信機器の受信処理で使用されるAD変換回路(フラッシュタイプ)は、参照電圧を細かく分圧して各分圧電圧をそれぞれにアナログ入力電圧と比較するとともに、その比較結果を2進符号のデジタル値に符号化する。このとき、上記AD変換回路のアナログ入力ダイナミックレンジは参照電圧によって決定される。特に、放送や通信関係の信号処理を行う場合には、伝送経路での損失が予想されるためアナログ信号レベルを一定範囲内に抑えることは必要不可欠になる。
そこで、アナログ信号の振幅レベルを自動的にコントロールする手法の一つとして、AD変換回路のデジタル出力から取り出される信号の振幅値を所定の設定値と比較して得られる差分データによって、上記AD変換回路のアナログ入力ダイナミックレンジを定める参照電圧を可変設定させる技術がある(特許文献1、2参照)。
この技術を用いることで、アナログ入力信号のダイナミックレンジと参照電圧の電圧差(VOH−VOL)とを一致させることができるため、AD変換回路の量子化分解能を常に最大限に活用できる構成になっている。また、アナログ入力信号をゲインコントロールする必要がなくなるため、AGC(オートゲインコントロール)回路が不要となる。
特開平1−37121号公報 特開平09−116435号公報 特開平7−50583号公報 特開平8−154106号公報
上記技術では参照電圧を調整するので、量子化分解能(1LSB)の幅が可変し、AD変換回路の動作制約を厳しくしてしまうという問題がある。さらに、デジタル出力を用いるために、PWM(パルス幅変調;Pulse Width Modulation)でデジタルからアナログに変換し、その出力をローパスフィルタで平滑化してゲインコントロール信号GCNTを得て入力側へフィードバックする経路も必要となることや、AD変換回路を通過させアナログ入力を収束させるまでの時間が余計に必要になるなどのデメリットがある。上記技術の類似技術(参照電圧を合わせ込みにいく技術)としては特許文献3などがある。
ここで、特に微細プロセスを使用する場合は、各トランジスタや抵抗素子などの相対バラつきなどの影響で顕著に見えてくることにより、量子化分解能の幅はなるべく制約条件が厳しくないように設計することが一般的になっている。
また、類似技術として、AGC回路である一定のレベルまで増幅したあと、そのアナログ入力振幅に参照電圧を可変させ、合わせ込みにいくという技術がある(例えば特許文献4)。この技術を用いることで、量子化分解能(1LSB)の幅をAD変換回路の動作制約条件内に抑えることが可能になり、上述の参照電圧を合わせ込みにいく技術での問題点はクリアになる。
しかし、AGC回路である一定のレベルまで増幅したあと、そのアナログ入力振幅に参照電圧を可変させ、合わせ込みにいく技術では、2段階で調整するシーケンス(AGC回路でアナログ入力振幅をある基準となるように調整し、その後、その基準の入力振幅になったものに参照電圧を合わせ込みにいくというステップ)が必要になる。従って、動作状態を収束するための時間が余計にかかってしまうというデメリットがある。特に、高速無線通信において送受信動作切り替え時の収束時間制約が厳しい場合などは、このようなデメリットが特に問題となる。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、AD変換の際のアナログ入力振幅の収束時間を短縮させつつ、AD変換回路が想定する量子化分解能を最大限に活用することが可能な、新規かつ改良されたAD変換器及びAD変換回路の電圧制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、アナログ信号からデジタル信号に変換するAD変換回路へ、前記アナログ信号の入力の振幅を可変させて出力するAGC回路と、前記AGC回路が出力するアナログ信号の出力範囲と、既定の電圧の範囲と比較して、該比較の結果に基づいて前記AGC回路が出力するアナログ信号の出力範囲を制御する第1検波部と、を備える、AD変換器が提供される。
前期第1検波部は、前記AGC回路が出力するアナログ信号の出力範囲と、前記AD変換回路の参照電圧とを比較して、該比較の結果に基づいて前記AGC回路が出力するアナログ信号の出力範囲を制御してもよい。
前記第1検波部は、前記AGC回路が出力するアナログ信号の出力範囲が前記参照電圧の範囲を超えている期間に、前記AGC回路の出力が前記AD変換回路の参照電圧の範囲を超えていることを示す信号を出力してもよい。
前記第1検波部が出力する前記信号はパルスであってもよい。
上記AD変換器は、前記AGC回路の出力から該AGC回路が出力するアナログ信号の出力範囲を任意の範囲に制御する第2検波部をさらに備えていてもよい。
上記AD変換器は、前記第1検波部を用いることによる前記AD変換回路のAD変換性能と、前記第2検波部を用いることによる前記AD変換回路のAD変換性能とを比較する性能比較部をさらに備え、前記性能比較部は、前記第1検波部による検波と前記第2検波部による検波の内、前記AD変換回路のAD変換性能が優れている方の検波を選択してもよい。
上記AD変換器は、前記第1検波部を用いることによる前記AD変換回路のAD変換性能と、前記第2検波部を用いることによる前記AD変換回路のAD変換性能と、前記第1検波部及び前記第2検波部によるAD変換性能とを比較する性能比較部をさらに備え、前記性能比較部は、前記第1検波部による検波と、前記第2検波部による検波と、前記第1検波部及び前記第2検波部による検波の内、前記AD変換回路のAD変換性能が優れている方の検波を選択してもよい。
上記AD変換器は、前記AD変換回路の参照電圧を変化させる参照電圧変化部をさらに備えていてもよい。
前記AD変換回路は、フラッシュ型のAD変換回路であってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、アナログ信号からデジタル信号に変換するAD変換回路へ、前記アナログ信号の入力の振幅を可変させて出力するゲインコントロールステップと、前記ゲインコントロールステップで出力されるアナログ信号の出力範囲と、既定の電圧の範囲と比較して、該比較の結果に基づいて前記ゲインコントロールステップで出力されるアナログ信号の出力範囲を制御する検波ステップと、を備える、AD変換回路の電圧制御方法が提供される。
以上説明したように本発明によれば、AD変換の際のアナログ入力振幅の収束時間を短縮させつつ、AD変換回路が想定する量子化分解能を最大限に活用することが可能な、新規かつ改良されたAD変換器及びAD変換回路の電圧制御方法を提供することができる。
本発明の一実施形態にかかるAD変換器100を示す説明図である。 AD変換回路120の構成例を示す説明図である。 本発明の一実施形態にかかるAD変換器100の回路動作を説明するための波形を示す説明図である。 検波部140の構成例を示す説明図である。 本発明の一実施形態にかかるAD変換器100の動作を示す流れ図である。 アナログ入力信号の振幅の方が参照電圧の差より大きい場合の、アナログ入力信号VIN、参照電圧VOH、VOL、及び検波部140が生成するパルスVPULSEの波形を示す説明図である。 アナログ入力信号の振幅の方が参照電圧の差より小さい場合の、アナログ入力信号VIN、参照電圧VOH、VOL、及び検波部140が生成するパルスVPULSEの波形を示す説明図である。 本発明の一実施形態にかかるAD変換器100の変形例を示す説明図である。 本発明の一実施形態にかかるAD変換器100の変形例を示す説明図である。 従来のAD変換回路を備えたデジタル復調回路10の構成例を示す説明図である。 AD変換回路の参照電圧を変更させる様子を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
<1.従来技術の問題点>
<2.本発明の一実施形態>
[2−1.AD変換器の構成例]
[2−2.AD変換器の動作]
[2−3.AD変換器の変形例]
<3.まとめ>
<1.従来技術の問題点>
まず、従来技術及びその従来技術が抱える問題点について説明する。図10は、従来のAD変換回路を備えたデジタル復調回路10の構成例を示す説明図であり、デジタル出力から取り出される信号の振幅値を所定の設定値と比較して得られる差分データによって、アナログ入力ダイナミックレンジを定める参照電圧を可変設定させる技術を適用したデジタル復調回路10の構成を示したものである。
図10に示したように、デジタル復調回路10は、AD変換回路11と、検波回路12、13と、LPF14、15と、加算器16と、レベルセンサ17と、PWM発生器18と、参照電圧可変レベル発生回路19と、を含んで構成される。
AD変換回路11は、アナログの入力信号をデジタルの入力信号に変換して出力するものであり、フラッシュ型のAD変換回路である。AD変換回路11は、例えば、所定の変調方式(例えば、QPSK変調)で変調されたアナログ入力信号をAD変換して出力する。
検波回路12は、AD変換回路11に対して検波処理を実行し、Iチャネルのベースバンド信号を出力するものである。同様に、検波回路13は、AD変換回路11に対して検波処理を実行し、Qチャネルのベースバンド信号を出力するものである。LPF14、15は、それぞれ検波回路12、13に対するフィルタリングを行うものであり、加算器16は、LPF14、15の出力を加算して、レベルセンサ17へ出力するものである。
レベルセンサ17は、加算器16からの出力を受け取って、ベースバンド信号の信号レベルをモニタするものである。レベルセンサ17は、ベースバンド信号の信号レベルのモニタ結果をPWM発生器18へ出力する。
PWM発生器18は、レベルセンサ17からの、ベースバンド信号の信号レベルのモニタ結果をDA変換して出力するものである。PWM発生器18の出力は、抵抗R3及びキャパシタC2からなるローパスフィルタで平滑化され、ゲインコントロール信号GCNTとして参照電圧可変レベル発生回路19に送られる。
参照電圧可変レベル発生回路19は、PWM発生器18及びローパスフィルタから供給されるゲインコントロール信号GCNTを受け取り、ゲインコントロール信号GCNTを用いてAD変換回路11の参照電圧を制御する。ゲインコントロール信号GCNTを用いてAD変換回路11の参照電圧を制御する方法としては、例えばゲインコントロール信号GCNTに応じて抵抗値が変化する可変抵抗を用いてAD変換回路11の参照電圧を制御する方法がある。
上述したように、この技術を用いることで、アナログ入力ダイナミックレンジと参照電圧の電圧差(VOH−VOL)が一致するため、AD変換回路の量子化分解能を常に最大限に活用できる構成になっている。また、アナログ入力信号をゲインコントロールする必要がなくなるため、AGC(オートゲインコントロール)回路が不要となる。
しかし、この技術は、図11に示したように、AD変換回路の参照電圧VOH、VOLを調整することになる。参照電圧VOH、VOLを、それぞれVOH’、VOL’に調整することで、AD変換回路11へ入力するアナログ入力信号VINの振幅を参照電圧に合わせ込むことになるが、これにより、AD変換回路11の量子化分解能(1LSB)の幅が可変し、AD変換回路の動作制約を厳しくしてしまうという問題がある。
さらに、デジタル出力を用いるために、PWM(パルス幅変調;Pulse Width Modulation)でデジタルからアナログに変換し、その出力をローパスフィルタで平滑化してゲインコントロール信号GCNTを得て入力側へフィードバックする経路も必要となることや、AD変換回路を通過させアナログ入力を収束させるまでの時間が余計に必要になるなどのデメリットがある。
そこで、以下で説明する本発明の一実施形態に係るAD変換器では、まずは参照電圧VOH、VOLを調整するのではなく、アナログ入力信号の振幅を調整する。これにより、アナログ入力振幅の収束時間を短縮させつつ、AD変換回路が想定する量子化分解能を最大限に活用することが可能となる。
<2.本発明の一実施形態>
[2−1.AD変換器の構成例]
次に、本発明の一実施形態にかかるAD変換器の構成例について説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかるAD変換器100を示す説明図である。以下、図1を用いて本発明の一実施形態にかかるAD変換器100の構成について説明する。
図1に示したように、本発明の一実施形態にかかるAD変換器100は、AGC回路110と、AD変換回路120と、参照電圧可変レベル発生回路130と、検波部140と、を含んで構成される。
AGC回路110は、アナログ入力信号に対して所定の増幅率によって増幅して出力する回路である。AGC回路110は、検波部140から供給されるゲインコントロール信号GCNTによって、上記増幅率を変更することができる。
AD変換回路120は、AGC回路110から供給される、所定の増幅率によって増幅されたアナログ入力信号をデジタル信号に変換して出力するものであり、フラッシュ型のAD変換回路である。フラッシュ型のAD変換回路は、複数のコンパレータ(比較器)を並列に並べて、アナログの入力信号を基準信号と一斉に比較するものであり、1回の比較でアナログ値をデジタル値に変換することができる。AD変換回路120は、外部から参照電圧VOH、VOLが供給され、この参照電圧VOH、VOLを用いて、AGC回路110から供給されるアナログ入力信号をデジタル信号に変換して出力する。
図2は、フラッシュ型のAD変換回路であるAD変換回路120の構成例を示す説明図である。図2に示したように、AD変換回路120は、抵抗R0、R1、R2、・・・、Rn−2、Rn−1、Rnからなるラダー抵抗と、増幅器AMP1、AMP2、・・・、AMPn−1、AMPnと、コンパレータCMP1、CMP2、CMP3、・・・、CMPn−2、CMPn−1、CMPnと、アナログ信号の供給を受けてアナログ信号からデジタル信号に変換して出力するエンコーダ122と、を含んで構成される。
AD変換回路120は、このような構成を有することで、入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換して出力することができる。もちろん、AD変換回路120は図2に示したものに限られないことは言うまでもない。
参照電圧可変レベル発生回路130は、AD変換回路120の参照電圧VOH、VOLを制御するものである。参照電圧可変レベル発生回路130を用いてAD変換回路120の参照電圧VOH、VOLの値を変更することで、AD変換回路120に供給されるアナログ入力信号のダイナミックレンジと、参照電圧の電圧差(VOH−VOL)とを一致させることができる。
検波部140は、AGC回路110から供給される、所定の増幅率によって増幅されたアナログ入力信号の振幅と、参照電圧可変レベル発生回路130からの参照電圧VOH、VOLの差とを比較(検波)するものである。
検波部140は、アナログ入力信号の振幅と参照電圧の差とを比較した結果、アナログ入力信号の振幅の方が大きければ、AGC回路110に対して増幅率を下げるゲインコントロール信号GCNTを出力する。一方、検波部140は、アナログ入力信号の振幅と参照電圧の差とを比較した結果、アナログ入力信号の振幅の方が小さければ何も出力しない。これにより、AGC回路110は、ゲインコントロール信号GCNTが検波部140から出力されるまで、増幅率を上げる制御を実行する。
このゲインコントロール信号GCNTは、例えば、アナログ入力信号の振幅が参照電圧を超えている場合にHIGH状態となるパルスを用いて生成されるようにしてもよい。検波部140は、このようなパルスを生成することで、パルスの長さに応じてAGC回路110のゲインをコントロールすることができる。
図3は、本発明の一実施形態にかかるAD変換器100の回路動作を説明するための波形を示す説明図である。本発明の一実施形態にかかるAD変換器100は、アナログ入力信号VINの振幅を自動的に制御することができるオート可変機能と、参照電圧可変レベル発生回路130を用いて参照電圧を制御するマニュアル可変機能とを備えている。
そして本発明の一実施形態にかかるAD変換器100は、アナログ入力信号VINの振幅と、参照電圧の電圧差(VOH−VOL)とを比較することで、参照電圧を調整すること無く、AD変換回路120に供給されるアナログ入力信号のダイナミックレンジと、参照電圧の電圧差(VOH−VOL)とを一致させることができる。これにより、本発明の一実施形態にかかるAD変換器100は、AD変換回路120に想定されている量子化分解能を最大限に活用することが可能になる。
以上、図1を用いて本発明の一実施形態にかかるAD変換器100の構成について説明した。次に、本発明の一実施形態にかかるAD変換器100に含まれる検波部140の構成例について説明する。
図4は、検波部140の構成例を示す説明図である。以下、図3を用いて検波部140の構成例について説明する。
図4に示したように、検波部140は、比較器142と、ループフィルタ144と、ゲインコントロール信号出力回路146と、を含んで構成される。
比較器142は、AGC回路110で増幅されたアナログ入力信号VINの振幅と、参照電圧可変レベル発生回路130からの参照電圧VOH、VOLを受け取って、アナログ入力信号VINの振幅と、参照電圧の差(VOH−VOL)とを比較するものである。
比較した結果、アナログ入力信号VINの振幅の方が大きければ、比較器142は、そのアナログ入力信号VINの振幅の方が大きい期間にHIGH状態となるパルスをループフィルタ144へ出力する。一方、比較した結果、アナログ入力信号VINの振幅の方が小さければ、比較器142はLOW状態のままのパルスをループフィルタ144へ出力する。
ループフィルタ144は、比較器142が出力するパルスに対して交流成分を取り除くものである。ループフィルタ144の出力はゲインコントロール信号出力回路146に送られる。
ゲインコントロール信号出力回路146は、比較器142が出力し、ループフィルタ144を通過したパルスを受け取り、受け取ったパルスから、AGC回路110の増幅率を制御するゲインコントロール信号GCNTを生成して出力するものである。AGC回路110は、ゲインコントロール信号出力回路146から出力されるゲインコントロール信号GCNTによって増幅率を変化させる。
このように検波部140を構成することで、アナログ入力信号の振幅と参照電圧の差とを比較し、比較結果に応じてAGC回路110の増幅率を制御することができる。そして、本発明の一実施形態にかかるAD変換器100は、AD変換の際のアナログ入力振幅の収束時間を短縮させつつ、参照電圧は変更しないので、AD変換回路120が想定する量子化分解能を最大限に活用することが可能となる。
以上、図4を用いて検波部140の構成例について説明した。次に、本発明の一実施形態にかかるAD変換器100の動作について説明する。
[2−2.AD変換器の動作]
図5は、本発明の一実施形態にかかるAD変換器100の動作を示す流れ図である。以下、図5を用いて、本発明の一実施形態にかかるAD変換器100の動作について説明する。
本発明の一実施形態にかかるAD変換器100は、アナログ信号が入力されると、AGC回路110でアナログ入力信号を増幅する。AGC回路110は、増幅したアナログ入力信号をAD変換回路120に出力すると共に、検波部140にも増幅したアナログ入力信号を出力する。
検波部140は、AGC回路110で増幅されたアナログ入力信号と、参照電圧可変レベル発生回路130からの参照電圧VOH、VOLの供給を受けて、アナログ入力信号の振幅と、参照電圧の差とを比較する(ステップS101)。このアナログ入力信号の振幅と、参照電圧の差との比較は、図3に示した比較器142が行う。
上記ステップS101で、アナログ入力信号の振幅と、参照電圧の差とが比較されると、続いて、検波部140はアナログ入力信号の振幅と、参照電圧の差との大小を比較する(ステップS102)。このアナログ入力信号の振幅と、参照電圧の差との大小比較は、図3に示した比較器142が行う。
上記ステップS102での判断の結果、アナログ入力信号の振幅の方が参照電圧の差より大きかった場合は、検波部140は、AGC回路110の増幅率を下げるためのゲインコントロール信号GCNTを出力する(ステップS103)。
一方、上記ステップS102での判断の結果、アナログ入力信号の振幅の方が参照電圧の差より大きくなかった場合は、検波部140は、AGC回路110の増幅率を下げるためのゲインコントロール信号GCNTの出力を停止する(ステップS104)。
図6は、アナログ入力信号の振幅の方が参照電圧の差より大きい場合の、アナログ入力信号VIN、参照電圧VOH、VOL、及び検波部140が生成するパルスVPULSEの波形を示す説明図である。また、図7は、アナログ入力信号の振幅の方が参照電圧の差より小さい場合の、アナログ入力信号VIN、参照電圧VOH、VOL、及び検波部140が生成するパルスVPULSEの波形を示す説明図である。
図6に示したように、検波部140は、アナログ入力信号の振幅の方が参照電圧の差より大きい場合には、アナログ入力信号の振幅が参照電圧の差を超えている期間にHIGH状態となるパルスVPULSEを生成する。一方、図7に示したように、検波部140は、アナログ入力信号の振幅の方が参照電圧の差より小さい場合には、LOW状態のままのパルスVPULSEを出力する。
このように、検波部140は、アナログ入力信号の振幅が参照電圧を超えている場合にHIGH状態となるパルスを生成することで、HIGH状態の長さに応じてAGC回路110のゲインを下げるようにコントロールすることができる。また、アナログ入力信号の振幅の方が参照電圧の差より小さい場合にはLOW状態のままのパルスを出力することで、検波部140はAGC回路110のゲインを上げるようにコントロールすることができる。
続いてAD変換器100は、AD変換処理が終了したかどうかを判断し(ステップS105)、終了していなければ上記ステップS101に戻り、アナログ入力信号の振幅と、参照電圧の差との比較を継続する。一方、AD変換処理が終了した場合には動作を終了する。
以上、本発明の一実施形態にかかるAD変換器100の動作について説明した。本発明の一実施形態にかかるAD変換器100は、このように動作することで、アナログ入力信号の振幅を参照電圧に自動的に合わせ込むことができ、アナログ入力振幅の収束時間を短縮させつつ、AD変換回路120が想定する量子化分解能を最大限に活用することが可能となる。
[2−3.AD変換器の変形例]
次に、本発明の一実施形態にかかるAD変換器100の変形例について説明する。図8は、本発明の一実施形態にかかるAD変換器100の変形例の構成を示す説明図である。以下、図8を用いて本発明の一実施形態にかかるAD変換器100の変形例について説明する。
図8に示したAD変換器100は、図1に示したAD変換器100と比較すると、検波部140が第1検波部140となり、さらに、新たに第2検波部150が追加された構成を有している。
第1検波部140は、上述の検波部140と同じ構成及び機能を有する。一方、第2検波部150は、参照電圧VOH、VOLの差ではなく、あらかじめ定められた任意の振幅とAGC回路110の出力とを比較し、当該任意の振幅となるようにAGC回路110の増幅率を制御するゲインコントロール信号GCNTを出力するものである。
このように、2つの検波部を備え、参照電圧VOH、VOLの差だけでなく、あらかじめ定められた任意の振幅との比較を行うことで、図8に示したAD変換器100は、単に参照電圧VOH、VOLの差を比較する場合に比べて、より精度の高いフィードバックが可能となる。そして、2つの検波部を備え、参照電圧VOH、VOLの差だけでなく、あらかじめ定められた任意の振幅との比較を行うことで、図8に示したAD変換器100は、アナログ入力信号の振幅を任意の振幅に自動的に合わせ込むことができ、アナログ入力振幅の収束時間を短縮させつつ、AD変換回路が想定する量子化分解能を最大限に活用することが可能となる。
なお、第2検波部150は、上述した検波部140と同様に、あらかじめ定められた任意の振幅を超えている期間にHIGH状態となるパルスを生成し、そのパルスに応じてゲインコントロール信号GCNTを生成する構成を有していてもよい。
図9は、本発明の一実施形態にかかるAD変換器100の別の変形例の構成を示す説明図である。以下、図9を用いて本発明の一実施形態にかかるAD変換器100の別の変形例について説明する。
図9に示したAD変換器100は、図8に示したAD変換器100と比較すると、新たに性能モニタ・セレクト信号生成部160と、スイッチS1、S2とが追加された構成を有している。
性能モニタ・セレクト信号生成部160は、AD変換回路120の出力Doutを受け取り、AD変換回路120の出力DoutのAD変換性能をモニタするものである。AD変換性能としては、例えばAD変換回路120の出力DoutのS/N比を取得してもよい。そして性能モニタ・セレクト信号生成部160は、AD変換回路120の出力DoutのAD変換性能のモニタ結果に応じて、第1検波部140による検波と、第2検波部150による検波のどちらを選択するかを決定するためのセレクト信号を生成して出力する。
性能モニタ・セレクト信号生成部160が出力するセレクト信号は、スイッチS1、S2のオン・オフを切り替える信号である。スイッチS1、S2は例えばMOSFETで構成されていてもよい。
性能モニタ・セレクト信号生成部160によるAD変換回路120の出力DoutのAD変換性能のモニタ処理は、例えば以下のように行ってもよい。
まず、図9に示したAD変換器100は、スイッチS1をオンにし、スイッチS2をオフにすることで、第1検波部140による検波結果によってゲインコントロールされたアナログ入力信号をAD変換回路120でAD変換し、その結果を性能モニタ・セレクト信号生成部160に一時的に保持する。例えば、性能モニタ・セレクト信号生成部160は、第1検波部140による検波結果によってゲインコントロールされたアナログ入力信号を入力したAD変換回路120の出力DoutのS/N比を一時的に保持する。
続いて図9に示したAD変換器100は、スイッチS1をオフにし、スイッチS2をオンにすることで、第2検波部150による検波結果によってゲインコントロールされたアナログ入力信号をAD変換回路120でAD変換し、その結果を性能モニタ・セレクト信号生成部160に一時的に保持する。例えば、性能モニタ・セレクト信号生成部160は、第2検波部150による検波結果によってゲインコントロールされたアナログ入力信号を入力したAD変換回路120の出力DoutのS/N比を一時的に保持する。
さらに図9に示したAD変換器100は、スイッチS1、S2の両方をオンにすることで、第1検波部140及び第2検波部150による検波結果によってゲインコントロールされたアナログ入力信号をAD変換回路120でAD変換し、その結果を性能モニタ・セレクト信号生成部160に一時的に保持する。例えば、性能モニタ・セレクト信号生成部160は、第1検波部140及び第2検波部150による検波結果によってゲインコントロールされたアナログ入力信号を入力したAD変換回路120の出力DoutのS/N比を一時的に保持する。
そして、性能モニタ・セレクト信号生成部160は、3種類の検波結果によってゲインコントロールされたアナログ入力信号に対するAD変換の結果を比較し、AD変換の結果が良好であったものの検波を選択するためのセレクト信号を生成して出力する。より具体的には、3種類の検波結果によってゲインコントロールされたアナログ入力信号に対するS/N比を比較して、結果が良好であったものの検波を選択するためのセレクト信号を生成して出力する。
例えば、第1検波部140による検波結果によってゲインコントロールされたアナログ入力信号のAD変換の結果の方が良好であった場合は、性能モニタ・セレクト信号生成部160は、スイッチS1をオンにして、スイッチS2をオフにするセレクト信号を生成して出力する。
また、第2検波部150による検波結果によってゲインコントロールされたアナログ入力信号のAD変換の結果の方が良好であった場合は、性能モニタ・セレクト信号生成部160は、スイッチS1をオフにして、スイッチS2をオンにするセレクト信号を生成して出力する。
そして、第1検波部140及び第2検波部150による検波結果によってゲインコントロールされたアナログ入力信号のAD変換の結果の方が良好であった場合は、性能モニタ・セレクト信号生成部160は、スイッチS1、S2の両方をオンにするセレクト信号を生成して出力する。
このように、種類の検波結果によってゲインコントロールされたアナログ入力信号に対するAD変換の結果を比較し、AD変換の結果が良好であった方の検波を選択するように構成することで、図9に示したAD変換器100は、より良好なAD変換処理を実現することができる。
なお、性能モニタ・セレクト信号生成部160によるAD変換の性能の確認は、AD変換器100を起動した際に一度だけ行われるようにしてもよく、定期的に行われるようにしてもよい。
<3.まとめ>
以上説明したように本発明の一実施形態によれば、AD変換回路120の参照電圧VOH、VOLの差と、AGC回路110で増幅されたアナログ入力信号の振幅とを検波部140で比較し、比較結果に応じてAGC回路110の増幅率を変化させることができるAD変換器が提供される。
検波部140は、AD変換回路120の参照電圧VOH、VOLの差と、AGC回路110で増幅されたアナログ入力信号の振幅とを比較し、アナログ入力信号の振幅が参照電圧VOH、VOLの差を超えていれば、その超えている期間だけHIGH状態となるパルスを生成する。そして、検波部140は、そのパルスに基づいてAGC回路110の増幅率を変化させるゲインコントロール信号GCNTを生成し、AGC回路110に出力する。
これにより、AGC回路110で増幅されるアナログ入力信号の振幅を、自動的にAD変換回路120の参照電圧VOH、VOLの差に合わせ込むことができる。そして、アナログ入力振幅の収束時間を短縮させつつ、AD変換回路が想定する量子化分解能を最大限に活用することが可能となる。
加えて、本発明の一実施形態にかかるAD変換器100は、参照電圧可変レベル発生回路130を用いて、AD変換回路120の参照電圧VOH、VOLをマニュアルで変化させることもできる。これにより、例えば、アナログ入力信号の強度が弱く、AGC回路110で増幅してもノイズを含めて増幅してしまい、効果的にAD変換を行えない場合には、AD変換回路120の参照電圧VOH、VOLを、参照電圧可変レベル発生回路130を用いて変化させることで、アナログ入力信号のダイナミックレンジを参照電圧に合わせ込むことができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
100 AD変換器
110 AGC回路
120 AD変換回路
122 エンコーダ
130 参照電圧可変レベル発生回路
140 検波部
142 比較器
144 ループフィルタ
146 ゲインコントロール信号出力回路
150 第2検波部
160 性能モニタ・セレクト信号生成部

Claims (9)

  1. アナログ信号からデジタル信号に変換するAD変換回路へ、前記アナログ信号の入力の振幅を可変させて出力するAGC回路と、
    前記AGC回路が出力するアナログ信号の出力範囲と、既定の電圧の範囲と比較して、該比較の結果に基づいて前記AGC回路が出力するアナログ信号の出力範囲を制御する第1検波部と、
    前記AGC回路の出力から該AGC回路が出力するアナログ信号の出力範囲を任意の範囲に制御する第2検波部と、
    を備える、AD変換器。
  2. 前期第1検波部は、前記AGC回路が出力するアナログ信号の出力範囲と、前記AD変換回路の参照電圧とを比較して、該比較の結果に基づいて前記AGC回路が出力するアナログ信号の出力範囲を制御する、請求項1に記載のAD変換器。
  3. 前記第1検波部は、前記AGC回路が出力するアナログ信号の出力範囲が前記参照電圧の範囲を超えている期間に、前記AGC回路の出力が前記AD変換回路の参照電圧の範囲を超えていることを示す信号を出力する、請求項2に記載のAD変換器。
  4. 前記第1検波部が出力する前記信号はパルスである、請求項3に記載のAD変換器。
  5. 前記第1検波部を用いることによる前記AD変換回路のAD変換性能と、前記第2検波部を用いることによる前記AD変換回路のAD変換性能とを比較する性能比較部をさらに備え、
    前記性能比較部は、前記第1検波部による検波と前記第2検波部による検波の内、前記AD変換回路のAD変換性能が優れている方の検波を選択する、請求項に記載のAD変換器。
  6. 前記第1検波部を用いることによる前記AD変換回路のAD変換性能と、前記第2検波部を用いることによる前記AD変換回路のAD変換性能と、前記第1検波部及び前記第2検波部によるAD変換性能とを比較する性能比較部をさらに備え、
    前記性能比較部は、前記第1検波部による検波と、前記第2検波部による検波と、前記第1検波部及び前記第2検波部による検波の内、前記AD変換回路のAD変換性能が優れている方の検波を選択する、請求項に記載のAD変換器。
  7. 前記AD変換回路の参照電圧を変化させる参照電圧変化部をさらに備える、請求項2に記載のAD変換器。
  8. 前記AD変換回路は、フラッシュ型のAD変換回路である、請求項1に記載のAD変換器。
  9. アナログ信号からデジタル信号に変換するAD変換回路へ、前記アナログ信号の入力の振幅を可変させて出力するゲインコントロールステップと、
    前記ゲインコントロールステップで出力されるアナログ信号の出力範囲と、既定の電圧の範囲と比較して、該比較の結果に基づいて前記ゲインコントロールステップで出力されるアナログ信号の出力範囲を制御する第1検波ステップと、
    前記ゲインコントロールステップで出力されるアナログ信号の出力範囲を任意の範囲に制御する第2検波ステップと、
    を備える、AD変換回路の電圧制御方法。
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