JP5563098B2 - ボトム・アッシュから熱を回収する方法及び装置 - Google Patents

ボトム・アッシュから熱を回収する方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、高温のボトム・アッシュが取り出される燃焼デバイスで実施される燃焼プロセスのボトム・アッシュから熱を回収する方法及び装置に関する。本発明は、詳細には、バブリング床ボイラ、流動床ボイラ、及び循環流動床ボイラに適用可能である。
従来技術による一般的なボイラ装置は、燃料、流動媒体、及び燃焼用空気が導入される炉からなる。燃料を燃焼させると熱が発生し、ボトム・アッシュだけでなく煙道ガスも形成される。煙道ガスは、セパレータに運ばれ、ガスから固体粒子が分離され、その固体粒子は炉に戻される。炉もセパレータも、水管又は蒸気管を有する熱交換面を備え、ボイラ内を移動する煙道ガス及び固体からの熱を集める。煙道ガスは、セパレータから過熱器及び再熱器などのさらに他の熱回収デバイスに運ばれ、そこでまだ使用可能な煙道ガスの熱が蒸気をさらに加熱するために使用される。熱は、例えば、蒸気タービン及び発電機によって発電するために高温蒸気の形で伝達されて使用される。過熱器及び再熱器の後、煙道ガスは節炭器を通過する。節炭器は、煙道ガスから、ボイラ給水、すなわち例えばタービンなどの使用先からボイラに戻る水又は復水に、熱を再び集める。ほとんどの場合、煙道ガスから熱を集める最終ステップは燃焼用空気予熱器で行われ、そこでは煙道ガスの熱が炉で燃焼用空気として使用される空気の加熱に使用される。予熱器は、一般的に、回転式又は管状予熱器である。煙道ガス通路において、燃焼用空気予熱器の後には、静電フィルタ/集塵器が続く。静電フィルタ/集塵器は、煙道ガスが煙道ガス・ファンによって煙突から大気にベントされる前に、煙道ガス中に残っているあらゆる固体粒子を分離する。
節炭器に入るボイラ給水は、一般的に、上述のように蒸気タービン及び蒸気タービンの下流にある復水器での使用から生じる。復水は、復水が給水タンクに導入されるまでに、最初に、1つ又は複数の低圧予熱器において、蒸気タービンから抽出される蒸気によって加熱される。給水タンクは、水を脱気し、時には水を節炭器にポンプ輸送する前にさらに加熱するために使用される。ポンプによって給水タンクからポンプ輸送される給水は、節炭器に入る前に高圧予熱器によってさらに加熱され得る。
炉の底部は、燃焼用、浮遊化又は流動化ガス(一次空気すなわち燃焼用空気と呼ばれる)を炉に導入し、炉からのアッシュ及び他の破片を取り出すためのグリッドを備える。ボイラ炉からグリッドを通って排出される材料の一般的な名称は、ボトム・アッシュと呼ばれる。これには、非燃焼材料、クリンカ、未燃焼燃料粒子などが含まれる。一般的に、ボトム・アッシュは、水で満たされたトラフ又は水冷式若しくは空冷式のコンベヤに排出され、そこで冷却される。次いで、冷却されたボトム・アッシュは、プラントから取り出されて捨てられるか、又は時には建築材料として使用される。
したがって、従来技術のボイラでは、ボトム・アッシュ排出時の熱エネルギ損失は、ボイラ損失の大きな部分を占めている。これは、アッシュをある程度高く含有する燃料については、なおさらそうである。すなわち、予想される燃料のボトム・アッシュ含有量が高い場合、又は炉から粗い若しくは違った形で不適切な流動媒体を取り出す若しくは循環させる必要があるときには、なおさらそうである。エネルギ損失が大きい理由は、炉から取り出されるべきボトム・アッシュが、通常、温度約700〜800℃と高温であるからである。例えば、ボイラから流れ出るボトム・アッシュが、10kg/s、温度725℃の場合、基準温度25℃、アッシュ熱容量1kJ/kgとすると、ボトム・アッシュ排出中のエネルギ損失は7MWと考えられる。
しかし、従来技術では、ボトム・アッシュのいくらかの熱を回収するいくつかのシステムが既知である。EP−B1−0471055には、ボトム・アッシュがグリッド領域から、動いている特別に設計されたスチール・ベルト上に排出されるボイラ装置が説明されている。熱回収は、冷却空気がボトム・アッシュ流れ及びスチール・ベルト移動に対向して流され、それによって加熱された空気が最後に炉に入るように構成される。
WO−A1−2007/134874には、やはり上記で参照した特許のスチール・ベルト・ボトム・アッシュ排出が向流空気流れと同様に使用されているボイラ装置が説明されている。しかし、この文献では、さらに、ボトム・アッシュの冷却のために水がボトム・アッシュに噴霧され、それによって発生する蒸気が加熱された空気流れと一緒に最終的に炉に入るようになることが教示されている。
上述の特許文献で説明されている熱回収技術は、ボトム・アッシュ排出からの熱回収の可能性を教示しているが、それほど効率的ではない。特に、大量のボトム・アッシュが排出される場合、向流空気流れがアッシュを十分に冷却できないことは明らかである。また、追加の水噴霧を使用したとしても、それには2つのリスクがある。第1には、アッシュが十分に冷却されないこと、第2には、アッシュが十分に冷却されるとしても過剰な量の蒸気が炉に導入される恐れがあることである。さらに、主に、伝熱媒体の機能を果たす空気の効率が悪いため、デバイスが十分な形で機能するとしても、そのサイズが非常に大きく高価になってしまう。さらに、ボトム・アッシュを十分に冷却できるようにするには莫大な量の空気が必要であり、それを燃焼用空気として使用することはボイラの燃焼用空気システムの負の干渉となり得る。
EP−B1−0471055 WO−A1−2007/134874
したがって、本発明の目的は、炉から排出されるボトム・アッシュを冷却する新規の効率的な方法を提案することである。
本発明の他の目的は、発電所内の1つ又は複数の適切な場所でボトム・アッシュからの回収熱を使用するようにすることである。
本発明の上記その他の目的は、燃焼プロセスのボトム・アッシュからの熱の回収方法であって、プロセスが、少なくとも、煙道ガス及びボトム・アッシュが形成されるように、ボイラ装置において熱エネルギを発生させて蒸気又は熱水を生成するために、燃料を燃焼させるステップと、高温蒸気又は水の形の熱エネルギを使用するために導く水管を有する伝熱面を有する少なくとも1つの炉をボイラ装置に設けるステップと、燃焼用空気を炉に供給するステップと、燃料を炉に供給するステップと、ボトム・アッシュを炉から排出するステップと、煙道ガスから熱を集めるステップと、高温蒸気を利用するステップと、蒸気を復水に凝縮するステップと、復水を循環させるステップとを含み、回収熱をボイラ装置内の他の場所に利用する目的で、炉から排出されるボトム・アッシュからボトム・アッシュ冷却水回路に熱回収する、方法によって達成される。
同様に、本発明の上記その他の目的は、燃焼プロセスのボトム・アッシュから熱回収する装置であって、燃焼プロセスでは、ボイラ装置において燃料が燃焼されて熱が発生し、蒸気又は熱水が生成され、煙道ガス及びボトム・アッシュが形成され、ボイラ装置は、少なくとも、高温蒸気の形の熱を使用するために導く管を有する伝熱面を備える炉と、燃焼用空気を炉に供給する手段と、燃料を炉に供給する手段と、炉からボトム・アッシュを排出する手段と、煙道ガスから熱回収する手段と、高温蒸気又は熱水を利用する手段と、蒸気を復水に凝縮する手段と、復水を循環する手段とを備え、ボトム・アッシュが、回収熱をボイラ装置内の他の場所で利用する目的で、ボトム・アッシュからボトム・アッシュ冷却水回路に熱回収するように構成される手段に排出される、装置によって達成される。
本発明の方法及び装置の他の特徴は、添付の特許請求の範囲において理解することができる。
本発明によって、従来技術のボトム・アッシュ冷却システムに関する問題の少なくともいくつかは解決される。例えば、本発明によって、ボトム・アッシュからの効率的な熱の回収が可能になり、回収した熱を発電所内の必要とされるどこの場所にでも利用できるようになる。
したがって、本発明は、ボイラ効率の著しい向上を可能にする。さらに、本発明によって、必要な場合はいつでも、ボトム・アッシュ冷却デバイス又は装置がより効率的に使用されるようになり、それによって必要な投資が非常に低く済むようになる。
以下において、本発明の方法及び装置が以下の図面を参照してより詳細に説明される。
従来技術の循環流動床ボイラ装置の概略図である。 循環流動床ボイラと連結して配置される本発明の第1の好ましい実施形態の概略図である。 循環流動床ボイラと連結して配置される本発明の第2の好ましい実施形態の概略図である。 循環流動床ボイラと連結して配置される本発明の第3の好ましい実施形態の概略図である。 循環流動床ボイラと連結して配置される本発明の第4の好ましい実施形態の概略図である。
図1は、単なる一例として従来技術による一般的なボイラ装置の概略を示す。燃料、流動媒体、及び燃焼用空気が導入される炉は、参照番号10で示されている。炉10で燃料を燃焼させると熱が発生し、ボトム・アッシュ及び煙道ガスの両方が形成される。ガスは、セパレータ12に運ばれ、ガスから固体粒子が分離され、その固体粒子は再循環されて炉10に戻される。炉10もセパレータ12も、水管を有する熱交換面を備え、炉及びセパレータ内を移動する煙道ガス及び固体からの熱を集める。煙道ガスは、セパレータ12からさらに他の熱回収デバイス、過熱器及び再熱器14に運ばれ、そこでまだ使用可能な煙道ガスの熱が蒸気をさらに加熱するために使用される。例えば、蒸気タービン及び発電機によって発電する等のために高温蒸気の形で、熱が伝達されて使用される。過熱器及び再熱器14の後、煙道ガスは、煙道ガスからボイラ給水に熱を再び集める節炭器16を通過する。しばしば、煙道ガスから熱を集める最終ステップは燃焼用空気予熱器18で行われ、そこで、煙道ガスの熱が、炉10で燃焼用空気として使用される空気の加熱に使用される。煙道ガス通路において、空気予熱器18の後には、静電フィルタ/集塵器又はバッグ・フィルタ20が続き、それは、煙道ガスが煙道ガス・ファン22によって煙突から大気にベントされる前に煙道ガス中に残っているあらゆる固体粒子を分離する。
節炭器に入るボイラ給水は、蒸気タービン内及び蒸気タービンの下流にある復水器での使用から生じる。復水Cは、給水タンク26に導入されるまでに、最初に、1つ又は複数の低圧予熱器24において蒸気によって加熱される。給水タンク26は、水を脱気する。そして、給水タンク26は、節炭器に水をポンプ輸送する前に加熱するために使用されることもある。ポンプ28によって給水タンク26からポンプ輸送される給水は、節炭器16に入る前に高圧予熱器30によってさらに加熱され得る。
炉10の底部はグリッド32を備える。グリッド32は、一方では、空気予熱器18を通ってファン34によってポンプ輸送された燃焼用、浮遊化又は流動化ガス(一次空気すなわち燃焼用空気と呼ばれる)を炉10の中に導入し、他方では、アッシュ及び他の破片を炉10から取り出すためのものである。ボイラ炉10からグリッド32を通って排出される材料は、一般的に、ボトム・アッシュと呼ばれる。これには、非燃焼材料、クリンカ、未燃焼燃料アッシュ粒子などが含まれる。一般的に、ボトム・アッシュは、水で満たされたトラフ36内に排出され、そこで冷却される。次いで、冷却されたボトム・アッシュは、プラントから取り出されて捨てられるか、又は時には建築材料として使用される。
図2〜図5は循環流動床ボイラと連結して例示的なやり方で配置された本発明のいくつかの変形形態の概略を示す。ただし、本発明のボトム・アッシュ冷却装置は、ボトム・アッシュが排出される他のタイプのボイラにも同様に使用可能である。本発明の全ての実施形態に共通する特徴は、ボトム・アッシュが、グリッド32を通ってボトム・アッシュ冷却手段38に排出されることである。ボトム・アッシュ冷却手段38は、モータ40により駆動される冷却輸送スクリュ装置であることが好ましい。冷却輸送スクリュは、一般的に、水冷式ケーシング及びそこを通る水流を冷却可能な中空シャフトを備える。他の適用可能なボトム・アッシュ冷却手段は、単に数例あげれば、水冷式ドラム冷却器及び水冷式スクレーパ・コンベヤである。図示される本発明の全ての実施形態に共通する他の特徴は、冷却手段38においてボトム・アッシュの冷却に使用された水が、燃焼用空気の予熱に使用されることである。
図2は、本発明の第1の好ましい実施形態によるボトム・アッシュ熱回収装置を示す。ボトム・アッシュ冷却手段38は、ボトム・アッシュ冷却回路42の一部である。ボトム・アッシュ冷却回路42は、少なくとも、循環ポンプ44及び熱交換器46をさらに備える。したがって、冷却回路42を循環するボトム・アッシュ冷却水からの熱は、熱交換器46において、閉じた水回路すなわち加熱回路48に伝達される。加熱回路48は、熱交換器46に加えて、少なくとも、循環ポンプ50及びもう1つの熱交換器52を含む。加熱回路48で集められた熱は、熱交換器52によって燃焼用空気の加熱に使用される。熱交換器52は、燃焼用空気ファン34と空気予熱器18との間に配置されており、それによって、好ましくは回転式空気予熱器である予熱器18が、熱交換器52においてすでに加熱された空気を受け入れるようになっている。
このため、燃焼用空気予熱器18はボトム・アッシュ熱回収前よりも高い温度の空気を受け入れるので、燃焼用空気予熱器18にはある種の調整が必要となり得る。燃焼用空気予熱器18が同じもののままであると仮定すれば、ボトム・アッシュ熱回収前と同じくらい効率的に煙道ガス温度を下げることはできず、煙道ガスに含まれるいくらかの熱を損失する恐れがある。したがって、実際には、回収前と同じくらい効率的に熱を煙道ガスから回収することができるようにするには(すなわち、燃焼用空気予熱器後の煙道ガス温度を、ボトム・アッシュ熱回収前と同じとなるように維持することと等しい)、より効率的な燃焼用空気予熱器が必要である。
さらに、図2は、冷却回路42内及び加熱回路48内の両方に配置される追加機器を示す。任意選択で、ボトム・アッシュ冷却回路42は、第1の熱交換器46の側(すなわち、それと並列)に連結された第2の熱交換器54を備える。実際には、このさらなる実施形態では、ボトム・アッシュ冷却手段38から流れてくる冷却水は、燃焼用空気の加熱に必要な熱量に応じて2つの熱交換器である熱交換器46と熱交換器54との間で弁(図示せず)によって分けられる。ボトム・アッシュの排出において確実にボトム・アッシュの温度が十分に低くなるように、燃焼用空気予熱で必要とされるよりも多くの熱がボトム・アッシュから回収される、すなわち取り去られるべきときはいつでも、冷却水流れの一部が第2の熱交換器54に案内され、それによって余分な熱が第2の熱交換器54によって、冷却水回路42からもう1つの冷却水回路56に伝達されるようになっている。言い換えれば、第2の熱交換器54への冷却水流路を開ける弁(図示せず)の動作は、ホッパ58に排出されるときのボトム・アッシュの温度、熱交換器52を出る燃焼用空気の温度、熱交換器46後の冷却水の温度、及び燃焼用空気予熱器18を出る燃焼用空気の温度の少なくとも1つによって制御されることが好ましい。この連結によって、確実に、ホッパ58に排出されるボトム・アッシュの温度が十分に低くなる。加熱回路48は、燃焼用空気を加熱する第1の熱交換器52に加えて、第2の熱交換器60をさらに備える。第2の熱交換器60は、燃焼用空気を加熱するための追加の熱を加熱回路48に供給するために、第1の熱交換器52と直列に配置されている。熱交換器60は、例えば、起動状態又は部分負荷状態のとき、煙道ガス熱回収でも、ボトム・アッシュ熱回収でも、又はそれらを合わせても燃焼用空気を加熱するのに十分な熱量を供給できないときに使用され得る。第2の熱交換器60、すなわちその内部の蒸気流れを使用することは、必須ではないが、燃焼用空気予熱器18の上流の煙道ガスの温度、ホッパ58に排出されるときのボトム・アッシュの温度、熱交換器52を出る燃焼用空気の温度、及び燃焼用空気予熱器18を出る燃焼用空気の温度の少なくとも1つによって制御され得ることが好ましい。
熱交換器を冷却回路内に配置する他のオプションは、第2の冷却回路56の熱交換器54を第1の冷却回路の熱交換器46と直列に(すなわちそれと並列でなく)配置することである。実際、ボトム・アッシュ熱回収装置38からの熱水が、最初に熱交換器46において燃焼用空気加熱回路48の水を加熱し、次いで熱交換器54へとさらに流れてさらに冷却され、その後その水がポンプ44によってボトム・アッシュ熱回収装置38に戻されるというように、この連結は機能する。
図3は、本発明の第2の好ましい実施形態によるボトム・アッシュ熱回収装置を示す。実際、図3の実施形態は、図2の実施形態を簡素化したものである。ここでは、ボトム・アッシュ冷却回路42及び燃焼用空気加熱回路は、単一の回路42’にまとめられており、それによって、熱交換器52’において燃焼用空気を直接加熱するようにボトム・アッシュ冷却水が導かれる。回路42’は、図2の実施形態の形式で、熱交換器54を有する追加の冷却水回路56を含む。当然ながら、上述のように、ある特定の回路(42、42’)内に配置されており、前記特定の回路(42、42’)の熱交換媒体を冷却する(例えば熱交換器54である)追加の熱交換器は、他の回路の熱交換媒体又は燃焼用空気を直接加熱するために使用される熱交換器(46、52’)と直列又は並列のいずれかで配置され得る。冷却/加熱回路42’は、図2の熱交換器60を備える必要はないが、これが燃焼用空気を加熱するただ1つの方法である場合、起動状態及び部分負荷状態のために、対応する熱交換器が、燃焼用空気ラインの熱交換器52’の前又は後のいずれかに配置されてもよい。
図4は、本発明の第3の好ましい実施形態によるボトム・アッシュ熱回収装置を示す。図4から見られるように、主な構成は図2と同様である。唯一の例外は、バイパス節炭器62が、煙道ガス通路の節炭器16と静電集塵器/バッグ・フィルタ20との間に、燃焼用空気予熱器18と並列に追加されていることである。復水の一部がポンプ64によってバイパス節炭器62を介して給水タンク26に流されるように、バイパス節炭器62を低圧予熱器24’間の復水C流路に連結することによって、バイパス節炭器62が復水の予熱に使用される。したがって、節炭器62は、復水予熱器とも呼ぶことができる。ここで、バイパス節炭器に関して、復水流れについていくつかのオプションがあると理解されるべきである。上述したように、給水タンク前の復水予熱器は、1つだけあってもよく、又は2つより多くてもよい。したがって、バイパス節炭器への復水の流れは、第1の予熱器の前、(図4に示されるように)予熱器間、又は予熱器の後に導かれ得ることが明らかである。バイパス節炭器の使用についての他のオプションには、それを高圧予熱器30と並列に連結するということがある。当然ながら、第3のオプションは、上記2つのオプションの組み合わせ、すなわちバイパス節炭器に低圧復水および高圧復水の両方ともを循環させることである。給水タンクの前に節炭器と直列に配置される1つ又は複数の予熱器があるか無いかにかかわらず、全復水流れがバイパス節炭器で加熱されることも可能である。
復水予熱器/バイパス節炭器62が使用される理由は、図2のボトム・アッシュ熱回収装置の使用中、燃焼用空気予熱器が煙道ガスの温度を十分に低下させることができないことがあり、温度が高すぎるままになる(熱エネルギを損失している)ことがあるからである。最大の原因は、熱交換器52のせいで燃焼用空気予熱器18に入る煙道ガスの温度とそこから出る燃焼用空気の温度の差が減少してしまうことにある。燃焼用空気予熱器18後の煙道ガス温度を許容できるほどの低いレベルで維持するように、煙道ガスの一部が燃焼用空気予熱器18ではなく復水予熱器62に運ばれ、それによって、燃焼用空気予熱器18の熱負荷が低減され、空気予熱器18後の煙道ガスの温度が、新たなボトム・アッシュ熱回収装置前と同じ又はそれよりも低く維持されるようになる。或いは、応用例の中には、追加の節炭器を、空気予熱器の上流又は下流のいずれかに、空気予熱器18と直列に配置するのが好ましいものもある。
本発明の上述の実施形態は、冷却装置を出るボトム・アッシュの温度も、予熱器18の燃焼用空気の加熱も制御する多数の様々なやり方を提供する。当然、図2の実施形態に関連して述べた制御はここでも適用可能であるが、バイパス節炭器62が使用されるので、その制御は図2で述べたものと互換性がなければならない。言い換えれば、バイパス節炭器62への煙道ガスの導入を調整する弁(図示せず)は、燃焼用ガス予熱器18を出る煙道ガスの温度によって制御され得る。言い換えれば、燃焼用空気予熱器18を出る煙道ガスの温度が高いほど、煙道ガスのより多くの部分がバイパス節炭器62に入ることが許容される。バイパス節炭器62への復水Cの流れも制御されなければならない。実現可能な制御方法の1つは、節炭器62に流入する煙道ガスに応じて復水をバイパス節炭器に流すことである。最終的に、ボトム・アッシュの冷却後すなわち燃焼用空気予熱後のボトム・アッシュの温度だけでなく、煙突に入る煙道ガスの温度も、エネルギ損失を最低限に抑えるように制御されなければならない。
図5は、本発明の第4の好ましい実施形態によるボトム・アッシュ熱回収装置を示す。図5によれば、図5の構成は、図4で述べた構成をさらに発展させたものである。いくつかのボイラ・プラントが、静電集塵器後20の煙道ガスから熱回収して燃焼用空気を加熱するように設計されているということが、本発明の本実施形態の出発点である。したがって、そのような既知の構成は、煙道ガス・ファン22後に配置される煙道ガス冷却器66、及び燃焼用空気流路内の燃焼用空気ファン34後に配置される燃焼用空気加熱器52を備える水回路からなる。このとき、上述の既知の構成は、すでに述べたような冷却回路42によってボトム・アッシュから回収される熱を利用する燃焼用空気加熱回路48に連結される。(熱交換器46を備えた)ボトム・アッシュ冷却手段38からの熱も煙道ガス熱回収手段66すなわち煙道ガス冷却器からの熱も、燃焼用空気加熱回路48に交換される。煙道ガス冷却器66による熱回収が新たなボトム・アッシュ熱回収の連結の前と同じレベルに維持されることが求められるとすれば、それは燃焼用空気予熱器18の前の燃焼用空気温度が上昇することを意味する。しかし、燃焼用空気予熱器18後の燃焼用空気温度は、同様に上昇し得ない。というのも、燃焼用空気予熱器18に入る煙道ガスの温度とそこを出る燃焼用空気の温度との間には若干の差しか存在し得ないからである。これは、燃焼用空気予熱器18を通る煙道ガスを減らしバイパス節炭器62を通る煙道ガスを増やし、それによってそれぞれ空気予熱器18の熱負荷が減少しバイパス節炭器62の熱負荷が増大されることによって補われる。
上述の説明を考慮して、本発明の最も好ましい実施形態のごくわずかしか述べられていないと理解されるべきである。したがって、本発明は、上記で開示の実施形態だけに限定されず、添付の特許請求の範囲内で多くのやり方で修正可能であることが明らかである。また、本発明の特定の実施形態の特徴は、本発明の基本的な概念の範囲内で他の実施形態の特徴と結びつけて適用可能であり、又は様々な実施形態からの特徴が組み合わされて実用的で技術的に実行可能な構造になってもよいと理解されるべきである。言い換えれば、図2、図3、図4の実施形態の燃焼用空気加熱回路内に配置される追加の加熱手段60が図5の実施形態に利用されてもよいことが明らかである。同様に、ボトム・アッシュから回収される熱の利用は、燃焼用空気の加熱に使用され得るだけでなく、ボイラ装置又は発電所内での他の利用も可能である。例えば、その熱を復水の加熱に使用することもできる。さらなる応用例は、回収熱を発電所の建屋の暖房に使用する、又はその熱を地域暖房目的に供給することに関する。また、ボトム・アッシュ冷却を複雑にしないように、すなわちボトム・アッシュ冷却手段と並列に煙道ガス熱回収を連結することによって確実に連結が行われるのであれば、図5の実施形態の、静電集塵器後の煙道ガスから熱回収する熱交換器66を、図2、図3、図4の実施形態に連結し、追加のエネルギを燃焼用空気加熱回路48又はボトム・アッシュ冷却回路(42’)にもたらすこともできる。さらに、燃焼用空気の加熱に使用される熱交換器52は、ファン34の上流に配置されてもよく、必ずしもその後でなくてもよいと理解されるべきである。最後に、「復水」という用語は、ボイラ装置に戻る水であり、気体状態(すなわち蒸気)になっておらず、使用されて冷却された熱水であるようなものを包含するように広範に理解されるべきであると理解されたい。

Claims (11)

  1. 燃焼プロセスのボトム・アッシュから熱回収する方法であって、前記プロセスが、少なくとも、
    − 燃料及び燃焼用空気を炉(10)に供給し、煙道ガス及びボトム・アッシュが形成されるように、ボイラ装置において熱エネルギを発生させて蒸気又は熱水を生成するために、前記燃料を燃焼させるステップと、
    − 前記ボトム・アッシュを前記炉(10)から排出するステップと、
    − 前記煙道ガスから熱回収するステップと、
    − 前記炉(10)から排出された前記ボトム・アッシュから熱回収するステップと
    を含む、方法において、
    記炉(10)から排出された前記ボトム・アッシュからボトム・アッシュ冷却回路(42)に熱回収するステップと、
    − 前記ボトム・アッシュ冷却回路(42)から燃焼用空気加熱回路(48)に熱交換し、熱交換器(52)により前記燃焼用空気を予熱するために、前記燃焼用空気加熱回路(48)に前記熱交換器(52)を配置するステップとを特徴とする、方法。
  2. 煙道ガスから回収される熱によって前記燃焼用空気を予熱する前に、前記熱交換器(52)により前記燃焼用空気を予熱することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記燃焼用空気の加熱のために静電集塵器(20)後に前記煙道ガスから熱回収することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記燃焼用空気の加熱のために、前記静電集塵器(20)後の前記煙道ガスから前記燃焼用空気加熱回路(48)に熱回収することを特徴とする、請求項に記載の方法。
  5. 追加の冷却手段(54)を前記ボトム・アッシュ冷却回路(42)内に配置することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  6. 追加の加熱手段(60)を前記燃焼用空気加熱回路(48)内に配置することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  7. 燃焼プロセスのボトム・アッシュから熱回収する装置であって、前記燃焼プロセスでは、ボイラ装置において燃料が燃焼されて熱が発生し、蒸気又は熱水が生成され、煙道ガス及びボトム・アッシュが形成され、前記ボイラ装置は、少なくとも、炉(10)と、燃焼用空気を前記炉に供給する手段(34)と、燃料を前記炉に供給する手段と、前記炉(10)からボトム・アッシュを排出する手段(32)と、前記煙道ガスから熱回収する手段(14、16、18)と、前記ボトム・アッシュから熱回収するように構成される手段(38)とを備える装置において、
    記ボトム・アッシュから熱回収するように構成される前記手段(38)が、ボトム・アッシュ冷却回路(42)に接続されており、前記ボトム・アッシュ冷却回路(42)が、前記冷却回路(42)から燃焼用空気加熱回路(48)に熱交換するための熱交換器(46)を備えており、前記燃焼用空気に熱交換するための熱交換器(52)において回収熱を利用するために、前記熱交換器(52)が、前記燃焼用空気加熱回路(48)に配置されることを特徴とする、装置。
  8. さらに他の熱交換器(66)が、静電集塵器(20)の後において前記煙道ガスから熱回収するように、前記燃焼用空気加熱回路(48)内に配置されることを特徴とする、請求項に記載の装置。
  9. 前記ボトム・アッシュ冷却回路(42)が、前記回路(42)の水を冷却する手段(54)を備えることを特徴とする、請求項に記載の装置。
  10. 前記燃焼用空気加熱回路(48)が、前記回路(48)の水を加熱する手段(60、66)を備えることを特徴とする、請求項に記載の装置。
  11. 前記ボトム・アッシュ冷却手段(38)が、冷却輸送スクリュ、水冷式ドラム冷却器及び水冷式スクレーパ・コンベヤのうちの1つを備えることを特徴とする、請求項に記載の装置。
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