JPH09189408A - 溶融炉スラグピット水の冷却装置 - Google Patents
溶融炉スラグピット水の冷却装置Info
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- JPH09189408A JPH09189408A JP110696A JP110696A JPH09189408A JP H09189408 A JPH09189408 A JP H09189408A JP 110696 A JP110696 A JP 110696A JP 110696 A JP110696 A JP 110696A JP H09189408 A JPH09189408 A JP H09189408A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スラグピット水を効率的に冷却すると共に、
溶融炉に関連した装置を合理的に構成し得るスラグピッ
ト水の冷却装置を提供する。 【解決手段】 溶融スラグ６を冷却するためのスラグピ
ット水１を貯留した溶融炉スラグピット５と、スラグピ
ット水１を冷却するためのスラグピット水冷却器７と、
スラグピット水１を溶融炉スラグピット５とスラグピッ
ト水冷却器７とに亘って循環させるためのスラグピット
水循環路８とを備えた溶融炉スラグピット水１の冷却装
置であって、冷却風によってスラグピット水１を冷却す
るスラグピット水空冷機構１８をスラグピット水冷却器
７に設け、スラグピット水空冷機構１８からの排出路Ｋ
２を、溶融炉４内に燃焼空気を供給するための燃焼空気
供給路Ｋに接続してある。
溶融炉に関連した装置を合理的に構成し得るスラグピッ
ト水の冷却装置を提供する。 【解決手段】 溶融スラグ６を冷却するためのスラグピ
ット水１を貯留した溶融炉スラグピット５と、スラグピ
ット水１を冷却するためのスラグピット水冷却器７と、
スラグピット水１を溶融炉スラグピット５とスラグピッ
ト水冷却器７とに亘って循環させるためのスラグピット
水循環路８とを備えた溶融炉スラグピット水１の冷却装
置であって、冷却風によってスラグピット水１を冷却す
るスラグピット水空冷機構１８をスラグピット水冷却器
７に設け、スラグピット水空冷機構１８からの排出路Ｋ
２を、溶融炉４内に燃焼空気を供給するための燃焼空気
供給路Ｋに接続してある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶融スラグを冷却
するためのスラグピット水を貯留した溶融炉スラグピッ
トと、当該スラグピット水を冷却するためのスラグピッ
ト冷却器と、前記スラグピット水を前記溶融炉スラグピ
ットと前記スラグピット冷却器とに亘って循環させるた
めのスラグピット水循環路とを備えた溶融炉スラグピッ
ト水の冷却装置に関する。
するためのスラグピット水を貯留した溶融炉スラグピッ
トと、当該スラグピット水を冷却するためのスラグピッ
ト冷却器と、前記スラグピット水を前記溶融炉スラグピ
ットと前記スラグピット冷却器とに亘って循環させるた
めのスラグピット水循環路とを備えた溶融炉スラグピッ
ト水の冷却装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の溶融炉スラグピット水の
冷却装置は、図２に示すようなものがあった。即ち、溶
融炉４から落下投入される溶融スラグ６を冷却・固化す
るために、溶融炉４の下方には、スラグピット水１を貯
留した溶融炉スラグピット５が設けられている。このス
ラグピット水１は、前記溶融スラグ６の冷却等を行うこ
とで高温となるから、別に設けた冷却機構で所定の温度
となるように冷却する必要がある。この冷却機構は、主
にスラグピット水冷却器７と冷却塔１２とからなり、両
者は、前記スラグピット水冷却器７の内部に配置した熱
交換器１０と、冷却塔循環路１１とを介して熱交換可能
に接続されている。
冷却装置は、図２に示すようなものがあった。即ち、溶
融炉４から落下投入される溶融スラグ６を冷却・固化す
るために、溶融炉４の下方には、スラグピット水１を貯
留した溶融炉スラグピット５が設けられている。このス
ラグピット水１は、前記溶融スラグ６の冷却等を行うこ
とで高温となるから、別に設けた冷却機構で所定の温度
となるように冷却する必要がある。この冷却機構は、主
にスラグピット水冷却器７と冷却塔１２とからなり、両
者は、前記スラグピット水冷却器７の内部に配置した熱
交換器１０と、冷却塔循環路１１とを介して熱交換可能
に接続されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のス
ラグピット水冷却機構によれば、次のような問題があっ
た。即ち、前記スラグピット水１を冷却するためにのみ
前記冷却塔１２が運転され、しかも前記スラグピット水
１が保有する処理されるべきエネルギーの殆ど全てが、
前記冷却塔１２で処理される構成となっていた。このた
め、熱処理能力の大きい冷却塔１２が必要とされ、それ
に伴って多大な運転エネルギーを消費していた。
ラグピット水冷却機構によれば、次のような問題があっ
た。即ち、前記スラグピット水１を冷却するためにのみ
前記冷却塔１２が運転され、しかも前記スラグピット水
１が保有する処理されるべきエネルギーの殆ど全てが、
前記冷却塔１２で処理される構成となっていた。このた
め、熱処理能力の大きい冷却塔１２が必要とされ、それ
に伴って多大な運転エネルギーを消費していた。
【０００４】本発明の目的は、このような従来技術の欠
点を解消し、スラグピット水を効率的に冷却すると共
に、溶融炉に関連した装置を合理的に構成し得るスラグ
ピット水の冷却装置を提供することにある。
点を解消し、スラグピット水を効率的に冷却すると共
に、溶融炉に関連した装置を合理的に構成し得るスラグ
ピット水の冷却装置を提供することにある。
【０００５】
（構成）この目的を達成するための本発明の特徴構成
は、請求項１に記載したごとく、冷却風によってスラグ
ピット水を冷却するスラグピット水空冷機構をスラグピ
ット水冷却器に設け、前記スラグピット水空冷機構から
の排出路を、溶融炉内に燃焼空気を供給するための燃焼
空気供給路に接続した点にある。 （作用・効果）本構成に係る溶融炉スラグピット水の冷
却装置によれば、冷却塔で冷却処理すべき余剰熱量を燃
焼空気の予熱にも利用するから、前記冷却塔で処理すべ
き熱量が減少する。この結果、前記冷却塔の設備を縮小
化でき、前記冷却塔を運転するための必要エネルギーも
低減されて、溶融炉スラグピット水の冷却に係るランニ
ングコスト等を削減できる。さらに、従来、溶融炉から
集塵器に至る煙道においては燃焼空気の予熱が行われて
いるが、本発明の構成であれば、より高温に予熱を行う
ことができる。つまり、従来の方式では、予熱前の燃焼
空気は略常温の低い温度であるため、当該煙道で予熱す
るには、大きな設備が必要であった。しかし、本発明の
場合には、燃焼空気は予めスラグピット水冷却器で１次
予熱されているから、煙道での２次予熱を補助すること
となり、従来の場合に比べて小形化できる。このよう
に、本発明のスラグピット水冷却装置によれば、スラグ
ピット水を効率的に冷却できると共に、溶融炉に関連し
た装置を合理的に構成することができる。
は、請求項１に記載したごとく、冷却風によってスラグ
ピット水を冷却するスラグピット水空冷機構をスラグピ
ット水冷却器に設け、前記スラグピット水空冷機構から
の排出路を、溶融炉内に燃焼空気を供給するための燃焼
空気供給路に接続した点にある。 （作用・効果）本構成に係る溶融炉スラグピット水の冷
却装置によれば、冷却塔で冷却処理すべき余剰熱量を燃
焼空気の予熱にも利用するから、前記冷却塔で処理すべ
き熱量が減少する。この結果、前記冷却塔の設備を縮小
化でき、前記冷却塔を運転するための必要エネルギーも
低減されて、溶融炉スラグピット水の冷却に係るランニ
ングコスト等を削減できる。さらに、従来、溶融炉から
集塵器に至る煙道においては燃焼空気の予熱が行われて
いるが、本発明の構成であれば、より高温に予熱を行う
ことができる。つまり、従来の方式では、予熱前の燃焼
空気は略常温の低い温度であるため、当該煙道で予熱す
るには、大きな設備が必要であった。しかし、本発明の
場合には、燃焼空気は予めスラグピット水冷却器で１次
予熱されているから、煙道での２次予熱を補助すること
となり、従来の場合に比べて小形化できる。このよう
に、本発明のスラグピット水冷却装置によれば、スラグ
ピット水を効率的に冷却できると共に、溶融炉に関連し
た装置を合理的に構成することができる。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る実施の形態
の一例を図面に基づいて説明する。
の一例を図面に基づいて説明する。
【０００７】本発明に係る溶融炉スラグピット水１（以
下「スラグピット水１」という）の冷却装置を含む焼却
炉Ｓの概要を図１に示す。当該焼却炉Ｓは、バーナ２に
よってゴミ３を連続的に溶融処理する溶融炉４と、溶融
炉スラグピット５（以下「スラグピット５」という）と
を有する。当該スラグピット５は、スラグピット水１を
貯留してなり、前記溶融炉４の下方に位置していて、前
記溶融炉４から落下投入される溶融スラグ６を冷却・固
化する。前記スラグピット水１は、溶融スラグ６の熱エ
ネルギーを吸収して高温となるから、別に設けたスラグ
ピット水冷却器７で冷却される。当該スラグピット水冷
却器７と前記スラグピット５とは、スラグピット水循環
路８によって接続してあり、当該スラグピット水循環路
８の途中には、スラグピット水循環ポンプ９を備えてい
る。前記スラグピット水冷却器７の内部には、熱交換器
１０を配置してあり、この熱交換器１０は、冷却塔循環
路１１を介して、最終的に前記スラグピット水１を冷却
するための冷却塔１２と接続してある。前記冷却塔循環
路１１内の冷媒は、冷却塔ポンプ１３によって循環され
る。
下「スラグピット水１」という）の冷却装置を含む焼却
炉Ｓの概要を図１に示す。当該焼却炉Ｓは、バーナ２に
よってゴミ３を連続的に溶融処理する溶融炉４と、溶融
炉スラグピット５（以下「スラグピット５」という）と
を有する。当該スラグピット５は、スラグピット水１を
貯留してなり、前記溶融炉４の下方に位置していて、前
記溶融炉４から落下投入される溶融スラグ６を冷却・固
化する。前記スラグピット水１は、溶融スラグ６の熱エ
ネルギーを吸収して高温となるから、別に設けたスラグ
ピット水冷却器７で冷却される。当該スラグピット水冷
却器７と前記スラグピット５とは、スラグピット水循環
路８によって接続してあり、当該スラグピット水循環路
８の途中には、スラグピット水循環ポンプ９を備えてい
る。前記スラグピット水冷却器７の内部には、熱交換器
１０を配置してあり、この熱交換器１０は、冷却塔循環
路１１を介して、最終的に前記スラグピット水１を冷却
するための冷却塔１２と接続してある。前記冷却塔循環
路１１内の冷媒は、冷却塔ポンプ１３によって循環され
る。
【０００８】前記溶融炉４から排出される排ガスは、煙
道１４を介して集塵器１５等に導き、微小な塵等の収集
あるいは有毒ガスの処理を行った後、煙突１６より外部
に放出される。このうち、前記煙道１４には、前記集塵
器１５に供給する排ガスを冷却するための排ガス空冷機
構１７を設けるのが一般的である。即ち、排ガスの温度
は、前記溶融炉４の出口付近でおよそ９００℃であるの
に対し、前記集塵器１５が許容できる温度は２００℃程
度までである。このため、両者を接続している前記煙道
１４において排ガスを冷却する必要がある。一方、前記
バーナ２に供給する燃焼空気は、ゴミ３の溶融効率を高
めるためにできるだけ高温であるのが望ましい。一般に
は、前記煙道１４の周囲に燃焼空気供給路Ｋを巻付け形
成しておけば、上記二つの条件を同時に満たすことがで
きて好都合である。
道１４を介して集塵器１５等に導き、微小な塵等の収集
あるいは有毒ガスの処理を行った後、煙突１６より外部
に放出される。このうち、前記煙道１４には、前記集塵
器１５に供給する排ガスを冷却するための排ガス空冷機
構１７を設けるのが一般的である。即ち、排ガスの温度
は、前記溶融炉４の出口付近でおよそ９００℃であるの
に対し、前記集塵器１５が許容できる温度は２００℃程
度までである。このため、両者を接続している前記煙道
１４において排ガスを冷却する必要がある。一方、前記
バーナ２に供給する燃焼空気は、ゴミ３の溶融効率を高
めるためにできるだけ高温であるのが望ましい。一般に
は、前記煙道１４の周囲に燃焼空気供給路Ｋを巻付け形
成しておけば、上記二つの条件を同時に満たすことがで
きて好都合である。
【０００９】本願発明に係るスラグピット水１の冷却装
置は、特に、前記スラグピット水冷却器７の周囲にスラ
グピット水空冷機構１８を併設した点に特徴を有する。
即ち、従来は、燃焼空気送風機１９から前記煙道１４に
直接接続されていた前記燃焼空気供給路Ｋを、本発明に
おいては、前記スラグピット水空冷機構１８を経由する
構成としている。前記燃焼空気送風機１９から排出され
た燃焼空気は、１次供給路Ｋ１を介して前記スラグピッ
ト水空冷機構１８に供給される。前記スラグピット水空
冷機構１８は、前記スラグピット水冷却器７の周囲に巻
付けた状態に構成されている。これにより、燃焼空気が
前記スラグピット水１の熱エネルギーを吸収するから、
前記スラグピット水冷却器７での冷却効率を高めること
ができる。この結果、前記冷却塔１２で処理すべき熱エ
ネルギーが低減し、前記冷却塔１２自身の規模を縮小で
き、また、当該冷却塔１２の運転に必要なエネルギーも
削減できる。以上のごとく、前記スラグピット水１の冷
却装置を構成した結果、前記スラグピット水１の水温を
５０℃以下に保持することができる。
置は、特に、前記スラグピット水冷却器７の周囲にスラ
グピット水空冷機構１８を併設した点に特徴を有する。
即ち、従来は、燃焼空気送風機１９から前記煙道１４に
直接接続されていた前記燃焼空気供給路Ｋを、本発明に
おいては、前記スラグピット水空冷機構１８を経由する
構成としている。前記燃焼空気送風機１９から排出され
た燃焼空気は、１次供給路Ｋ１を介して前記スラグピッ
ト水空冷機構１８に供給される。前記スラグピット水空
冷機構１８は、前記スラグピット水冷却器７の周囲に巻
付けた状態に構成されている。これにより、燃焼空気が
前記スラグピット水１の熱エネルギーを吸収するから、
前記スラグピット水冷却器７での冷却効率を高めること
ができる。この結果、前記冷却塔１２で処理すべき熱エ
ネルギーが低減し、前記冷却塔１２自身の規模を縮小で
き、また、当該冷却塔１２の運転に必要なエネルギーも
削減できる。以上のごとく、前記スラグピット水１の冷
却装置を構成した結果、前記スラグピット水１の水温を
５０℃以下に保持することができる。
【００１０】一方、燃焼空気については、前記燃焼空気
は前記スラグピット水空冷機構１８で１次予熱されたこ
ととなる。そして、この燃焼空気は、前記スラグピット
水空冷機構１８からの排出路である２次供給路Ｋ２によ
って前記排ガス空冷機構１７に導かれる。この排ガス空
冷機構１７も、前記スラグピット水空冷機構１８と同様
に、前記煙道１４の周囲に巻付け形成されている。当該
排ガス空冷機構１７によって、前記溶融炉４からの排ガ
スが冷却され、その代わりに前記燃焼空気が２次予熱さ
れる。そして、２次予熱が終了した燃焼空気は３次供給
路Ｋ３によって前記バーナ２に供給される。
は前記スラグピット水空冷機構１８で１次予熱されたこ
ととなる。そして、この燃焼空気は、前記スラグピット
水空冷機構１８からの排出路である２次供給路Ｋ２によ
って前記排ガス空冷機構１７に導かれる。この排ガス空
冷機構１７も、前記スラグピット水空冷機構１８と同様
に、前記煙道１４の周囲に巻付け形成されている。当該
排ガス空冷機構１７によって、前記溶融炉４からの排ガ
スが冷却され、その代わりに前記燃焼空気が２次予熱さ
れる。そして、２次予熱が終了した燃焼空気は３次供給
路Ｋ３によって前記バーナ２に供給される。
【００１１】〔別実施形態〕上記の実施形態において
は、前記スラグピット水空冷機構１８を前記スラグピッ
ト水冷却器７の周囲に巻付けて構成したが、この構成に
限られるものではなく、前記スラグピット水空冷機構１
８は、前記スラグピット水冷却器７の内部に貯留してあ
るスラグピット水１の中に直接配設するものであっても
よい。本構成であれば、例えば、前記１次供給路Ｋ１を
そのまま前記スラグピット水冷却器７の内部に沈めて構
成すればよく、構造を簡略化できる。そして、簡単な構
造でありながら前記１次供給路Ｋ１と前記スラグピット
水１との接触面積を広く確保できるから良好な冷却効果
が期待できる。
は、前記スラグピット水空冷機構１８を前記スラグピッ
ト水冷却器７の周囲に巻付けて構成したが、この構成に
限られるものではなく、前記スラグピット水空冷機構１
８は、前記スラグピット水冷却器７の内部に貯留してあ
るスラグピット水１の中に直接配設するものであっても
よい。本構成であれば、例えば、前記１次供給路Ｋ１を
そのまま前記スラグピット水冷却器７の内部に沈めて構
成すればよく、構造を簡略化できる。そして、簡単な構
造でありながら前記１次供給路Ｋ１と前記スラグピット
水１との接触面積を広く確保できるから良好な冷却効果
が期待できる。
【００１２】また、上記の実施形態においては、前記ス
ラグピット水冷却器７の内部にあるスラグピット水１を
前記冷却塔１２で冷却する構成としたが、この構成に限
られるものではなく、前記冷却塔１２を省略して前記ス
ラグピット水空冷機構１８のみを用いて前記スラグピッ
ト水１を空冷する構成であってもよい。本構成であれ
ば、冷却装置の構成が更に簡略化され、設備を構成する
ためのイニシャルコストあるいは設備を運転するための
ランニングコストを削減できる。
ラグピット水冷却器７の内部にあるスラグピット水１を
前記冷却塔１２で冷却する構成としたが、この構成に限
られるものではなく、前記冷却塔１２を省略して前記ス
ラグピット水空冷機構１８のみを用いて前記スラグピッ
ト水１を空冷する構成であってもよい。本構成であれ
ば、冷却装置の構成が更に簡略化され、設備を構成する
ためのイニシャルコストあるいは設備を運転するための
ランニングコストを削減できる。
【００１３】尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】本発明に係るスラグピット水の冷却装置の概要
を示す説明図
を示す説明図
【図２】従来技術に係るスラグピット水の冷却装置の概
要を示す説明図
要を示す説明図
１ スラグピット水 ４ 溶融炉 ５ 溶融炉スラグピット ６ 溶融スラグ ７ スラグピット水冷却器 ８ スラグピット水循環路 １８ スラグピット水空冷機構 Ｋ 燃焼空気供給路 Ｋ２ 排出路
Claims (1)
- 【請求項１】 溶融スラグ（６）を冷却するためのスラ
グピット水（１）を貯留した溶融炉スラグピット（５）
と、当該スラグピット水（１）を冷却するためのスラグ
ピット水冷却器（７）と、前記スラグピット水（１）を
前記溶融炉スラグピット（５）と前記スラグピット水冷
却器（７）とに亘って循環させるためのスラグピット水
循環路（８）とを備えた溶融炉スラグピット水の冷却装
置であって、 冷却風によって前記スラグピット水（１）を冷却するス
ラグピット水空冷機構（１８）を前記スラグピット水冷
却器（７）に設け、前記スラグピット水空冷機構（１
８）からの排出路（Ｋ２）を、溶融炉（４）内に燃焼空
気を供給するための燃焼空気供給路（Ｋ）に接続してあ
る溶融炉スラグピット水の冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP110696A JPH09189408A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | 溶融炉スラグピット水の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP110696A JPH09189408A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | 溶融炉スラグピット水の冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09189408A true JPH09189408A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=11492235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP110696A Pending JPH09189408A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | 溶融炉スラグピット水の冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09189408A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102656407A (zh) * | 2009-12-21 | 2012-09-05 | 福斯特韦勒能源股份公司 | 用于从底灰回收热量的方法和装置 |
| CN105180175A (zh) * | 2015-08-20 | 2015-12-23 | 东莞玖龙纸业有限公司 | 一种流化床垃圾焚烧炉排渣系统及排渣方法 |
| CN112880420A (zh) * | 2021-01-12 | 2021-06-01 | 黄秋霞 | 一种节能环保的钢铁冶炼加工装置 |
-
1996
- 1996-01-09 JP JP110696A patent/JPH09189408A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102656407A (zh) * | 2009-12-21 | 2012-09-05 | 福斯特韦勒能源股份公司 | 用于从底灰回收热量的方法和装置 |
| JP2013515231A (ja) * | 2009-12-21 | 2013-05-02 | フォスター ホイーラー エナージア オサケ ユキチュア | ボトム・アッシュから熱を回収する方法及び装置 |
| KR101463739B1 (ko) * | 2009-12-21 | 2014-11-21 | 포스터 휠러 에너지아 오와이 | 바닥재에서 열을 회수하는 방법과 장치 |
| CN102656407B (zh) * | 2009-12-21 | 2015-05-06 | 福斯特韦勒能源股份公司 | 用于从底灰回收热量的方法和装置 |
| US9175851B2 (en) | 2009-12-21 | 2015-11-03 | Amec Foster Wheeler Energia Oy | Method of and an arrangement for recovering heat from bottom ash |
| CN105180175A (zh) * | 2015-08-20 | 2015-12-23 | 东莞玖龙纸业有限公司 | 一种流化床垃圾焚烧炉排渣系统及排渣方法 |
| CN105180175B (zh) * | 2015-08-20 | 2017-11-14 | 东莞玖龙纸业有限公司 | 一种流化床垃圾焚烧炉排渣系统及排渣方法 |
| CN112880420A (zh) * | 2021-01-12 | 2021-06-01 | 黄秋霞 | 一种节能环保的钢铁冶炼加工装置 |
| CN112880420B (zh) * | 2021-01-12 | 2023-04-28 | 临沂玫德庚辰金属材料有限公司 | 一种节能环保的钢铁冶炼加工装置 |
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