JP5560579B2 - Pos端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は小売店などで精算等に用いられるPOS端末装置に関し、特にレシート発行に特徴を有するPOS端末装置に関する。
コンビニエンスストア等の小売店でお客が買い物を行い、精算する際に通常POS端末装置からレシートが発行される。そして該発行されたレシートをお客に渡している。しかしながら店舗によっては、買い物をするお客の大半がレシートを必要としない場合がある。このような場合、店員が発行したレシートが必要か否かをお客に尋ね、お客が必要である旨を返答した場合のみレシートを渡し、必要でない場合はその都度予め備えておいた箱等に投入し、後にまとめて処分する方法もあるが、面倒なため発行されたレシートをお客にその要不要を尋ねることなく渡すことが多い。しかしお客は必要のないレシートを持ち帰るのが面倒であるから、その場で備え置き箱に投入するか、店内或いは道路等に捨てる場合が多く、その処理が面倒である上、環境上も好ましくない。
そのため、POS端末装置では、精算の際にレシートを発行しないモードと、レシートを発行するモードとを切り換えることができる設定手段が備わっている装置がある。そして上記のように大半のお客がレシートを欲しない場合は、前記レシートを発行しないモードを選択することができるようになっている。しかしながら、レシートを発行しないモードを選択した場合で、お客からレシートが必要である旨の申し出を受けた場合、通常は、釣銭等の払い出しが済んだ後にお客からの前記申し出を受けるため、その取引で登録したデータを取り消して、前記設定手段をレシート発行しないモードから発行するモードに切り換えて、再度購入した商品の商品情報を登録し、精算した後でないとレシートが発行されなかった。
特開平10−3500号公報
上記のようにお客からレシートが欲しい旨の要求があってから、レシートを発行しないモードから発行するモードに切り換えて、購入した商品を再度、商品登録操作を行うことにより登録し、精算した後にレシートを発行するのでは、二度の商品登録作業及び精算作業を行わなければならず、作業に時間がかかり、面倒でもあった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、レシートを発行しないと設定した場合であってもお客の要望に応じて容易にレシートが発行できるPOS端末装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、一取引毎に商品登録された販売データをレシートに印刷発行して精算するPOS端末装置において、取引毎のレシートを精算の際に発行するレシート発行有りモードと発行しないレシート発行無しモードを選択するモード選択手段と、モード選択手段でレシート発行無しモードが選択された場合に、レシートを発行するレシート発行キーと、客の精算後に行われた他の客の取引の後に、前記客の精算に係る取引を呼び出す取引呼出キーと、レシート発行無しモードが選択されている場合であって、一取引における現計キーが押下される前に、レシート発行無しモードからレシート発行有りモードに変更するキーと、前記レシート発行無しモードからレシート発行有りモードに変更するキーが押下され且つ現計キーが押下されることでレシートを発行し、次の商品登録が開始されるとレシート発行有りモードをレシート発行無しモードに戻す制御を行うと共に、前記客の精算直後はレシート発行キーを押下することで当該取引に関するレシートを発行し、一方前記他の客の取引の後は取引呼出キーを押下して前記客の精算に係る取引を特定した上で、レシート発行キーを押下することで当該取引に関するレシートを発行する制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、レシート発行無しモードが選択された場合であっても、精算時にお客からレシートの要求があった場合それに応じて、レシート発行キーを押下することにより、レシートを発行できるので、従来のように設定手段を切り換え、再度商品情報を登録し、精算を行うことなく、簡単にレシートを発行することが可能となる。
本発明に係るPOS端末装置の外観構成例を示す図である。 本発明に係るPOS端末装置の内部構成を示す電気ブロック図である。 本発明に係るPOS端末装置の設定ファイルの記憶例を示す図である。 本発明に係るPOS端末装置のRAMの各種データが記憶されるエリアの概略を示す図である。 本発明に係るPOS端末装置の買上履歴ファイルのデータフォーマット例を示す図である。 本発明に係るPOS端末装置の店員側の液晶タッチパネルの表示例を示す図である。 本発明に係るPOS端末装置の処理フローを示す図である。 本発明に係るPOS端末装置で発行されるレシート例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は本発明に係るPOS端末装置の外観構成例を示す図で、図1(a)は正面図、図1(b)は側面図である。本POS端末装置1は店舗側の操作員(オペレーター)によって操作される液晶タッチパネル112と、キー操作部114とを主な構成要素として備えている。POS端末装置1は、内蔵するレシート印刷部(ジャーナルプリンタ)によって印刷されるレシートが出てくるレシート発行口109と、カードによる買い物があったときに使用するカードリーダ部118、更に図示を省略する値札読み取り用スキャナを周辺装置として備えている。なお、客用表示部116には、POS端末装置の操作員によって登録された内容が表示され、顧客に買い上げた商品名や合計金額を周知させるようになっている。
図2は、POS端末装置1の内部システム構成を示すブロック図である。POS端末装置1は、CPU100、ハードディスク部102、RAM104、レシート印刷部108、スキャナ部110、液晶タッチパネル112、キー操作部114、客用表示部116、カードリーダ部118、及びCDROM部122を備え、それぞれアドレス、データ、コントロールのためのラインが複数本で構成されるシステムバス120に共通接続されて構成されている。ハードディスク部102には、商品ファイルの他、設定モードの内容を記憶する設定ファイル、一取引毎の買上データを記憶する買上履歴ファイル、プログラムやその他のデータ等が格納され、RAM104はCPU100で制御・演算を行うためのワークエリアとして使用され、後述のように動作上必要な様々なデータ等が格納される。
POS端末装置1には、商品の登録を行う登録モードの他、設定モードやメンテナンスモード等がある。そして設定モードはPOS端末装置1が起動する上で必要なデータを設定するモードで、レシート発行の有無や、精算の際に例えば磁気の会員カードを読み取ることで会員を識別して商品登録や精算を行う顧客仕様を実施するか否か、或いはPOS端末装置1のタイプやPOS端末装置1のマシン番号等、様々なデータを設定する。この設定モードで設定されたデータは設定ファイルとして、上記のようにハードディスク部102に格納される。
図3はハードディスク部102に格納される設定ファイルの記憶例を示す図である。設定ファイルは、上記のようにPOS端末装置を起動する上で必要なデータを設定するファイルで、レシート発行、顧客仕様・・・・等の設定項目が設けられている。レシート発行には、買上商品の精算の際にレシートを発行する「有」か、しない「無」を設定する。ここではレシートを発行しない「無」を設定している例を示す。顧客仕様には、上記のように買上商品の精算の際に例えば磁気の会員カードを読み取ることで会員を識別して商品登録や精算を行う顧客仕様を実施するか否か設定する。ここでは顧客仕様を実施する「無」にしている例を示す。
図4はRAM104の各種データが記憶されるエリアの概略を示す図である。図示するように、ハードディスク部102から読み出された設定ファイルに記憶されているレシート発行の有無のデータを記憶するエリア104a、一取引毎にカウントアップされた当該取引におけるレシート番号を記憶するレシート番号エリア104b、当該取引における買上商品情報を記憶する買上商品情報エリア104c、当該取引における登録合計金額等を記憶する登録合計金額エリア104d、当該取引における預かり金額を記憶する預かり金額エリア104e、当該取引における釣銭金額を記憶する釣銭金額エリア104f、当該取引におけるレシート発行済か否かのフラグ(例えば、レシート発行済の場合は「1」、発行済でない場合「0」)を記憶するレシート発行済エリア104g・・・・等が設けられている。
図5はハードディスク部102に格納された買上履歴ファイルのデータフォーマット例を示す図である。図示するように、買上履歴ファイルには、レシート番号毎に、取引日時、買上商品情報、登録合計金額、預かり金額、釣銭金額、レシート発行済等か否かの情報の各項目が設けられる。各項目には、それぞれレシート番号、取引日時(例えば2009年2月10日10時10分)、買上商品に関する情報、登録した商品の合計金額、預かった金額、釣銭の金額、レシート発行済か否かのフラグ(例えば、発行済の場合は「1」、発行していない場合は「0」)が記憶され、一取引が終了する毎にRAM104に一時的に記憶された各情報がハードディスク部102の各項目に記憶されるようになっている。
図6はPOS端末装置1の店員側の液晶タッチパネル112の表示画面112aの表示例を示す図である。図示するように、液晶タッチパネル112の表示画面112aには買上げされた商品に付されたバーコードがスキャンされた商品が順次表示される買上商品情報表示部20、商品の買上げ点数を表示する買上点数表示部21、小計を表示する小計表示部22、合計を表示する合計表示部23、預かり金額を表示する預かり金額表示部24、釣銭金額を表示する釣銭金額表示部25が設けられている。また、表示画面112aには、POS端末装置がレシート発行有りの状態にあるかレシート発行無しの状態にあるか(レシート発行「有」モードか、レシート発行「無」モードか)を表示するレシート発行状態表示部11(ここでは「レシート発行無」が表示されている)、臨時的にレシートを発行させるためのレシート発行キー12、過去の取引データをレシート番号から読み出すための取引呼出キー13、バーコードが付されていない商品を選択するためのキーを表示するための商品選択キー14等が表示される。
上記構成のPOS端末装置1において、お客が買った商品を登録する際には、商品登録モードに設定すると共に、レシート発行無しモードに設定した後、買上げた商品に付されているバーコードをスキャンすることにより、その商品名、価格、及び個数が液晶タッチパネル112の表示画面112aの買上商品情報表示部20に順次表示される(図では、「のど飴 100円 1」、「ガム 150円 2」、「雑誌 850円 1」が表示されている例を示す)。そして買上点数表示部21はバーコードのスキャン毎に買上点数が加算されて表示され、キー操作部114の小計キーを押すことにより小計表示部22に小計が表示され、キー操作部114の合計キーを押すことにより、合計表示部23に合計金額が表示される。この表示を見てお客は支払い金額を用意し、オペレーターに手渡す。オペレーターは預かり金額を置数して、現計キーを押下することにより、預かり金額から合計金額を減算して釣銭金額を算出し、精算を行う。お客からレシートの要求があった場合、レシート発行キー12を押下することにより、POS端末装置1はレシート印刷部108を起動してレシートを印刷発行する。
図7は上記商品の登録精算を行うPOS端末装置1の処理フローを示す図である。先ずステップST1において、オペレーターは、お客が購入した商品に付されているバーコードをバーコードスキャナ(図示せず)で読み取り、スキャナ部110を介してPOS端末装置1のRAM104の買上商品情報エリア104cに記憶する。CPU100は読み取られたバーコードに対応する商品コード情報と、該商品コード情報に基づきハードディスク部102に記憶されている商品ファイル(図示せず)から読み出された金額等の情報を買上商品情報としてRAM104の買上商品情報エリア104cに記憶する。
ステップST2では、登録の終了を宣言する小計キーが押下されたか否かを判断し、イエス(Y)の場合、キー操作部114に配置されている小計キーが押下された場合は、ステップST1でRAM104の買上商品情報エリア104cに記憶された買上商品情報に基づき商品登録された商品の合計点数と合計金額を算出し、RAM104の登録合計金額エリア104dに一時記憶すると共に、該合計点数と合計金額を液晶タッチパネル112の表示画面112aの買上点数表示部21、小計表示部22、合計表示部23に表示すると共に、客用表示部116に表示し、オペレーター及び顧客に周知させてステップST3に移行する。ノー(N)の場合は、ステップST1に戻り商品登録を繰り返す。
ステップST3では、お客から預かった金額を預かり金額として置数し、RAM104の預かり金額エリア104eに一時記憶すると共に、液晶タッチパネル112の表示画面112aの預かり金額表示部24に表示し、ステップST4に移行する。
ステップST4ではキー操作部114に配置されている現計キーを押下し、ステップST3で、RAM104の預かり金額エリア104eに一時記憶した預かり金額から、ステップST2でRAM104の登録合計金額エリア104dに一時記憶した合計金額を減算して、釣銭金額を算出し、RAM104の釣銭金額エリア104fに一時記憶し、算出された釣銭金額を液晶タッチパネル112の表示画面112aの釣銭金額表示部25と客用表示部116に表示し、ステップST5に移行する。
ステップST5では、ハードディスク部102から読み出され、RAM104の設定モードでのレシート発行の有無を設定するエリア104aに記憶されているデータがレシート発行「有」モードか否かを判断し、イエス(Y)の場合はステップST6に移行し、ノー(N)の場合はステップST7に移行する。
ステップST6では、ステップST5でレシート発行「有」モードと判断されたのであるから、ステップST1でRAM104の買上商品情報エリア104cに記憶されている買上情報である商品名や、預かり金額エリア104eに記憶されている預かり金額や、釣銭金額エリア104fに記憶されている釣銭金額、更にレシート番号エリア104bに記憶されているレシート番号等をレシートに印刷し、レシートを発行する。つまり、この場合は操作として現計キーを押下げることにより、レシートが発行される。そしたRAM104のレシート発行済エリア104gに記憶されているフラグ値「0」が「1」に書き換えられる。これによりこの取引において、レシートが発行されたことを識別することができる。
また、当該取引のレシート番号に紐づけられて、RAM104の買上商品情報エリア104c、登録合計金額エリア104d、預かり金額エリア104e、釣銭金額エリア104f、レシート発行済エリア104gのそれぞれに一時的に記憶されたレシート番号、買上商品情報、登録合計金額、預かり金額、釣銭金額、フラグ値(「1」又は「0」)がハードディスク部102の買上履歴ファイルに記憶される。そしてオペレーターは表示画面112aに表示された該釣銭金額を見て、釣銭金額があればドロアから取り出してレシートと共にお客へ手渡す。
ステップST7ではレシート発行キー12が押下されているか否かを判断し、イエス(Y)の場合、ステップST8に移行し、ノー(N)の場合はステップST11に移行する。(ここでイエス(Y)の場合は、ステップST5でレシート発行「有」と判断され、ステップST6でレシートを一度発行したが、例えば発行中に印字がかすれたために再度、レシートを発行したい場合や、或いはステップST5でレシート発行「無」と判断され、レシートが発行されなかったが、お客からの申し出により、レシートを発行する場合とが、考えられる。)ステップST8では、RAM104のレシート発行済エリア104gに記憶されているフラグが「1」であるか否を判断し、イエス(Y)であれば、ステップST9に移行し、ノー(N)の場合は、ステップST10に移行する。
ステップST9では、ステップST1でRAM104の買上商品情報エリア104cに記憶した買上商品情報に基づく商品名、ステップST3でRAM104の預かり金額エリア104eに記憶している預かり金額、ステップST4でRAM104の釣銭金額エリア104fに記憶されている釣銭金額、レシート番号エリア104bに記憶されているレシート番号30(ここでは「0183」の4桁の数字)と、更にはこの取引において二回目以降のレシート印刷なので、レシートに再発行であることを視認できる文字又は符号31(ここでは「再発行」の文字)を印刷したレシート(図8参照)を発行し、お客へ渡し、ステップST11に移行する。
ステップST10では、ステップST1でRAM104の買上商品情報エリア104cに記憶した買上商品情報に基づく商品名や、ステップST3でRAM104の預かり金額エリア104eに記憶している預かり金額や、ステップST4でRAM104の釣銭金額エリア104fに記憶されている釣銭金額、レシート番号エリア104bに記憶されているレシート番号30(ここでは「0183」の4桁の数字)等が印刷され、RAM104のレシート発行済エリア104gにフラグ「1」を設定する。この取引において初めてレシートが印刷されるので、発行するレシートには、ステップST9のように「再発行」という文字は印刷されないレシート(図8の「再発行」の文字が無いレシート)を発行し、お客へ渡し、ステップST11に移行する。
ステップST11では、次のお客の商品登録があるか否かを判断し、次のお客の商品登録がある場合はステップST1に戻り処理をくり返す。ノー(N)の場合は処理を終了する。
なお、次のお客の商品登録がされると、RAM104の各エリアに記憶されている買上商品情報、登録合計金額、預かり金額、釣銭金額、レシート発行済エリアのフラグ値がクリアされ、そしてレシート番号のエリアに記憶されているレシート番号が「1」だけカウントアップされ、次のお客の取引に備える。
上記のように、POS端末装置をレシート発行無しモードに設定していたとしても、液晶タッチパネル112に表示されているレシート発行キー12を押下することで、レシートを臨時的に発行できるので、従来のようにレシート発行無しモードで一旦登録したデータを取り消して、登録モードをレシート発行有りモードに変更し、該変更したレシート発行有りモードで再度、登録精算することがなく、容易に臨時的にレシートを発行することができる。
また、レシート発行無しモードに設定されていた場合であっても、レシート発行が一回目の場合は通常のレシートと同様に、「再発行」という文字が印刷されないので、税務処理に利用できるレシートを発行することができる。また、レシートが二回目以降の発行である場合は「再発行」という文字が印刷されるので、当該レシートが不正に使用されるのを防ぐことができる。例えば、一方は税務処理に利用し、他方は家計簿として残しておくために2つのレシートを要求するお客もいる。その場合、いずれのレシートにも「再発行」であることが表示されないと、実際は1回の取引にも関わらず、2回の取引があったと不正な処理ができてしまうために、当該取引において、2回目以降のレシート発行の場合は「再発行」が印刷されて発行される。
また、例えば一日或いは一週間等、予め決められた期間のうち、図7に示す処理のステップST5でノー(N)の場合で、且つステップST7でのレシート発行キー12が押下されたことが、その期間のうち、何回あったか否かを買上履歴ファイルに記憶するようにしても良い。これにより、レシート発行無しと設定されている期間の総取引回数のうち、レシート発行キー12が押下された回数を算出し、この回数が一定値以上になった場合は、レシートは発行無しモードからレシート発行有りモードに自動的にモードを選択変更できるようにしても良い。
当初、全体のお客のうち、レシートを欲するお客の割合が少ないことにより、POS端末装置1をレシート発行無しモードに設定していたが、総取引の一定回数(割合)以上、レシート発行キー12が押下される回数が多くなった場合は、通常の精算のように取引毎にレシートを発行するようにしても良い。これによりオペレーターはレシート発行キー12を押さなくともレシートが発行されるようになるので、操作性が向上する。
なお、上記実施形態例は、液晶タッチパネル112に臨時的にレシートを発行させるレシート発行キー12を表示するようにしたが、キー操作部114に臨時的にレシートを発行させるレシート発行キーを設けても良い。
また、本発明に係るPOS端末装置では、設定モードでレシートを発行しないレシート発行無しモードに設定されていた場合で、精算直後にレシート発行キー12を押下して、該当レシートを発行しても良いし、或いは当該お客の後に、例えば数人の客が取引をしてから、図6の液晶タッチパネル112の取引呼出キー13を押下し、遡ってレシートを発行する取引のレシート番号を入力することでハードディスク部102の買上履歴ファイルから該当する取引の買上げ情報を呼び出して、該呼び出した際にレシート発行キー12を押下してレシートを発行するようにしてもよい。そして、初めてレシートを発行する場合は、レシート番号が分からないので、買上履歴ファイルの情報を液晶タッチパネル112の表示画面112aの買上商品情報表示部20でエリアD1でスクロール可能に表示し、取引を遡り、該当する取引を特定し、レシート発行キー12を押下することで当該取引におけるレシートを発行するようにしても良い。
また、二回目以降のレシート発行の場合で、レシートに印刷されているレシート番号が分かっている場合は、該レシート番号を入力することで取引が特定できる。
また、上記実施形態例では、レシートの発行の有無の選択を設定モードにて選択するようにしたが、商品を登録するモードにて液晶タッチパネル112の表示画面112aにレシート発行有無の選択キーを設け、選択できるようにしても良い。
また、レシート発行が二回目以降の場合は、レシートに「再発行」の文字を印刷する例を示したが、再発行のレシートであることが分かる文字或いは符号であれぱ「再発行」の文字に関わらず、例えば「再」だけでも良いし、或いは丸印の内部に「再」の文字を付したものでも良い。
また、図6のレシート発行キー12は、設定モードでレシート発行無しと設定された場合、或いはレシート発行有りと設定された場合、いずれの場合にも表示するようにしても良いし、レシート発行無しと設定された場合にのみ、表示するようにしても良い。また、設定モードにてレシート発行無しと設定された場合であって、一取引における現計キーが押下される前に、お客からレシートが必要であると伝えられたときに、前記設定モードのレシート発行無し/有りの設定を一時的に、レシート発行「無」から「有」に変更するキーを店員用液晶タッチパネル112に設けても良い。そして、該キーが押されることで、当該取引においては臨時的に、現計キーが押されると釣銭データ等が出力されるのに合せてレシートも発行されるようになり、次のお客の商品登録が開始されると、前記レシート発行「有り」に変わったフラグが「無し」に戻る。つまりレシート発行フラグを臨時的に変更する変更手段を備えるようにしても良い。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。
本発明は、POS端末装置でレシート発行無しモードを選択し運転していた場合であっても、精算時にお客からレシートの要求があった場合それに応じて、レシート発行キーを押下することにより、臨時的にレシートを発行できるので、従来のように設定手段を切り換え、再度商品登録を行うことなく、簡単にレシートを発行することが可能となり、お客が必要としない多数のレシートを発行する必要がなくなる。従って、コンビニエンスストア等のお客の大半がレシートを必要としない小売店等において、お客が必要としない多数のレシートを印刷することなく、且つお客からレシートの要求があった場合、簡単な操作で迅速にレシートを発行することができる。
1 POS端末装置
11 レシート発行状態表示部
12 レシート発行キー
13 取引呼出キー
14 商品選択キー
20 買上商品情報表示部
21 買上点数表示部
22 小計表示部
23 合計表示部
24 預かり金額表示部
25 釣銭金額表示部
100 CPU
102 ハードディスク部
104 RAM
108 レシート印刷部
109 レシート発行口
110 スキャナ部
112 液晶タッチパネル
114 キー操作部
116 客用表示部
118 カードリーダ部
122 CDROM部

Claims (1)

  1. 一取引毎に商品登録された販売データをレシートに印刷発行して精算するPOS端末装置において、
    取引毎の前記レシートを前記精算の際に発行するレシート発行有りモードと発行しないレシート発行無しモードを選択するモード選択手段と、
    前記モード選択手段で前記レシート発行無しモードが選択された場合に、レシートを発行するレシート発行キーと、
    客の精算後に行われた他の客の取引の後に、前記客の精算に係る取引を呼び出す取引呼出キーと、
    前記レシート発行無しモードが選択されている場合であって、一取引における現計キーが押下される前に、前記レシート発行無しモードからレシート発行有りモードに変更するキーと、
    前記レシート発行無しモードからレシート発行有りモードに変更するキーが押下され且つ前記現計キーが押下されることでレシートを発行し、次の商品登録が開始されると前記レシート発行有りモードをレシート発行無しモードに戻す制御を行うと共に、前記客の精算直後は前記レシート発行キーを押下することで当該取引に関するレシートを発行し、一方前記他の客の取引の後は前記取引呼出キーを押下して前記客の精算に係る取引を特定した上で、前記レシート発行キーを押下することで当該取引に関するレシートを発行する制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴とするPOS端末装置。
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