JP5237329B2 - 商品販売データ処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、商品販売データ処理装置及びプログラムに関する。
従来、スーパーマーケット等の店舗に設置されるPOS(Point Of Sale)端末等の商品販売データ処理装置には、販売促進の一環として、購入商品の組み合わせやその数量などが所定の条件を満たした場合に値引(ここでいう値引には割引も含まれるが以下では単に「値引」という)を行う販売方式が導入されている場合がある。この販売方式は、ミックス・アンド・マッチ(以下、M&Mと呼ぶ)方式と称されている。店舗側は、このM&M方式を導入することで、顧客に対し、M&Mの条件を満たした取引時に値引というサービスを提供できる。
しかしながら、従来の商品販売データ処理装置では、M&Mが成立した取引時に値引が行われてしまうため、その値引を次回以降の取引で活用することができなかった。したがって、M&Mが成立した際の取引では値引を活用せず、次回以降の取引で値引を活用したいという顧客の要望を満たすことができなかった。また、店舗側においても、M&M方式によるサービスを次回以降の取引で活用してもらうことで、次の商機につなげるという販売促進を実施することができなかった。
上述した課題を解決するために、実施形態の商品販売データ処理装置は、一取引にかかる商品を登録する登録手段と、前記登録された商品の組み合わせ、及び数量の少なくとも一方が予め設定されたまとめ売り条件を満たすか否かを判定する判定手段と、前記まとめ売り条件を満たすことを表示する表示手段と、前記まとめ売り条件を満たす場合に、次回以降の取引で用いるためのサービス情報を発行するか否かの操作指示をユーザから受け付ける操作手段と、前記操作手段により前記サービス情報を発行する旨の操作指示がある場合に、前記サービス情報を発行する発行手段と、前記操作手段により前記サービス情報を発行しない旨の操作指示がある場合、前記登録された商品にかかる今回の取引の精算時に、前記まとめ売り条件を満たす場合に応じた値引を行う精算手段と、発行された前記サービス情報を取得する取得手段と、を備え、前記精算手段は、前記登録された商品にかかる今回の取引の精算時に、前記取得されたサービス情報に応じた値引を、当該サービス情報を発行する旨の操作指示があった取引において、サービス情報を発行しない旨の操作指示があった場合に行われる値引よりも、増額して行うことを特徴とする
また、実施形態のプログラムは、商品販売データ処理装置のコンピュータを、一取引にかかる商品を登録する登録手段と、前記登録された商品の組み合わせ、及び数量の少なくとも一方が予め設定されたまとめ売り条件を満たすか否かを判定する判定手段と、前記まとめ売り条件を満たすことを表示する表示手段と、前記まとめ売り条件を満たす場合に、次回以降の取引で用いるためのサービス情報を発行するか否かの操作指示をユーザから受け付ける操作手段と、前記操作手段により前記サービス情報を発行する旨の操作指示がある場合に、前記サービス情報を発行する発行手段と、前記操作手段により前記サービス情報を発行しない旨の操作指示がある場合、前記登録された商品にかかる今回の取引の精算時に、前記まとめ売り条件を満たす場合に応じた値引を行う精算手段と、発行された前記サービス情報を取得する取得手段と、して機能させ、前記精算手段は、前記登録された商品にかかる今回の取引の精算時に、前記取得されたサービス情報に応じた値引を、当該サービス情報を発行する旨の操作指示があった取引において、サービス情報を発行しない旨の操作指示があった場合に行われる値引よりも、増額して行うことを特徴とする
図1は、チェックアウトシステムを示す斜視図である。 図2は、POS端末及びバーコードスキャナのハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、M&M設定ファイルの一例を示す図である。 図4は、POS端末の動作の一例を示すフローチャートである。 図5は、レシートの一例を示す図である。
以下では、本実施形態にかかるチェックアウトシステムを図面を参照して説明する。チェックアウトシステムは、一取引にかかる商品の登録、精算を行うPOS端末などある。本実施形態は、飲食店やスーパーマーケット等の店舗に導入されたチェックアウトシステムへの適用例である。
図1は、チェックアウトシステム1を示す斜視図である。図1に示すように、チェックアウトシステム1は、商品販売データ処理装置としてのPOS端末11を備える。POS端末11は、チェックアウト台51上のドロワ21上面に載置されている。ドロワ21は、POS端末11によって開放動作の制御を受ける。POS端末11の上面には、オペレータ(ユーザ)によって押下操作されるキーボード22が配置されている。キーボード22を操作するオペレータから見てキーボード22よりも奥側には、オペレータに向けて情報を表示する表示デバイス23が設けられている。表示デバイス23は、その表示面23aに情報を表示する。表示面23aには、タッチパネル26が積層されている。表示デバイス23よりもさらに奥側には、顧客用表示デバイス24が回転自在に立設されている。顧客用表示デバイス24は、その表示面24aに情報を表示する。なお、図1に示す顧客用表示デバイス24は、表示面24aを図1中手前側に向けているが、表示面24aが図1中奥側に向くように顧客用表示デバイス24を回転させることによって、顧客用表示デバイス24は顧客に向けて情報を表示する。
POS端末11が載置されているチェックアウト台51とL字を形成するようにして、横長テーブル状のカウンタ台151が配置されている。カウンタ台151の上面には、荷受面152が形成されている。荷受面152には、バーコードBCが付された商品Aを収納する買物カゴ153が載置される。買物カゴ153は、顧客によって持ち込まれる第1の買物カゴ153aと、第1の買物カゴ153aからバーコードスキャナ101を挟んだ位置に位置付けられる第2の買物カゴ153bとに分けて考えることができる。
カウンタ台151の荷受面152には、POS端末11とデータ送受信自在に接続されたバーコードスキャナ101が設置されている。バーコードスキャナ101は、薄型矩形形状のハウジング102を備える。ハウジング102の正面には読取窓103が配置されている。ハウジング102の上部には、操作部104が取り付けられている。操作部104には、タッチパネル105が表面に積層された表示デバイス106が設けられている。表示デバイス106の右隣にはキーボード107が配設されている。キーボード107の右隣には、図示しないカードリーダのカード読取溝108が設けられている。オペレータから見て操作部104の裏面左奥側には、顧客に情報を提供するための顧客用表示デバイス109が設置されている。顧客用表示デバイス109の表示面には、顧客用タッチパネル109aが積層されている。
顧客によって持ち込まれた第1の買物カゴ153aには、一取引にかかる商品Aが収納されている。この商品Aは、オペレータの手によって第2の買物カゴ153bへと移動される。この移動過程で、バーコードBCがバーコードスキャナ101の読取窓103に向けられる。この際、読取窓103の奥側に配置されたスキャナ部164(図2参照)は、バーコードBCを光学的に読み取って商品コードにデコードする。バーコードBCとして記述された商品コードは、商品Aを特定するために商品ごとに割り当てられたコードであり、一例として13桁の数字であるJANコードである。
図2は、POS端末11及びバーコードスキャナ101のハードウェア構成を示すブロック図である。POS端末11は、情報処理を実行する情報処理部としてのマイクロコンピュータ60を備える。マイクロコンピュータ60は、各種演算処理を実行し各部を制御するCPU61(Central Processing Unit)に、ROM62(Read Only Memory)とRAM63(Random Access Memory)とがバス接続されて構成されている。
POS端末11のCPU61には、前述したドロワ21、キーボード22、表示デバイス23、タッチパネル26、顧客用表示デバイス24がいずれも各種の入出力回路(いずれも図示せず)を介して接続されている。これらは、CPU61による制御を受ける。
キーボード22は、「1」、「2」、「3」…等の数字や「×」という乗算の演算子が上面に表示されているテンキー22d、仮締めキー22e、及び締めキー22fを含む。
POS端末11のCPU61には、HDD64(Hard Disk Drive)が接続されている。HDD64には、プログラムや各種ファイルが記憶されている。HDD64に記憶されているプログラムや各種ファイルは、POS端末11の起動時に、その全部又は一部がRAM63にコピーされてCPU61により順次実行される。HDD64に記憶されているプログラムの一例は、商品販売データ処理用のプログラムPRである。HDD64に記憶されているファイルの一例は、ストアコンピュータSCから配信されて格納されているPLUファイルF1及びM&M設定ファイルF2である。PLUファイルF1は、商品ごとにユニークに割り当てられた商品コードごとに、その商品の名称、単価、商品分類などの商品に関する情報を格納するファイルである。
M&M設定ファイルF2は、ミックス・アンド・マッチ(M&M)の条件と、そのM&Mが成立した時に顧客に提供する値引(割引も含む)とを予め設定するファイルである。M&M設定ファイルF2の設定は、POS端末11の表示デバイス23、タッチパネル26に表示した設定画面と、キーボード22やタッチパネル26による操作入力とにより予め行われてもよいし、ストアコンピュータSCからのデータ配信によって行われてもよい。図3は、M&M設定ファイルF2の一例を示す図である。図3に示すように、M&M設定ファイルF2には、各M&Mを識別するためのM&Mコードごとに、商品コードによる商品の組み合わせ、及び商品の数量の少なくとも一方がM&M条件(まとめ売り条件)として、そのM&M条件が満たされた際に提供される値引額又は値引率が値引設定として設定されている。例えば、M&Mコード「00001」であるM&Mには、商品コードが「XXXX」、「YYYY」、「ZZZZ」である3種類の商品を購入することをM&M条件とし、そのM&M条件が満たされた場合の値引率が「20%」であることが設定されている。なお、M&M条件は、商品コードが「XXXX」である商品を数量「5」購入するなど、商品の種別及びその数量を条件としてもよい。また、M&M条件は、商品コードを「NULL」として商品の種別を条件とせず、数量「10」として購入した商品の数量のみを条件としてもよい。
図2に戻り、POS端末11及びバーコードスキャナ101の説明を続ける。POS端末11のCPU61には、ストアコンピュータSCとデータ通信を実行するための通信インターフェース25が入出力回路(図示せず)を介して接続されている。ストアコンピュータSCは、店舗のバックヤード等に設置されている。ストアコンピュータSCのHDD(図示せず)には、POS端末11に配信されるPLUファイルF1及びM&M設定ファイルF2が格納されている。
さらに、POS端末11のCPU61には、バーコードスキャナ101との間でデータ送受信を可能にする接続インターフェース65が接続されている。したがって、接続インターフェース65は、バーコードスキャナ101に接続している。また、POS端末11のCPU61には、レシートなどに印字を行うプリンタ66が接続されている。POS端末11は、CPU61の制御のもと、一取引の取引内容をレシートに印字する。また、POS端末11は、CPU61の制御のもと、次回以降の取引時に提示することで値引などのサービスを受けるためのサービス券(詳細は後述する)をレシートに印字して発行する。
バーコードスキャナ101も、マイクロコンピュータ160を備える。マイクロコンピュータ160は、CPU161にROM162とRAM163とがバス接続されて構成されている。ROM162には、CPU161によって実行されるプログラムが記憶されている。CPU161には、操作部104及びスキャナ部164が各種の入出力回路(いずれも図示せず)を介して接続されている。操作部104及びスキャナ部164は、CPU161によって動作が制御される。さらに、CPU161には、POS端末11の接続インターフェース65に接続して、POS端末11との間でデータ送受信を可能にする接続インターフェース175が接続されている。バーコードスキャナ101のスキャナ部164によって読み取りデコードされた商品コードは、接続インターフェース175を介して出力され、接続インターフェース65を介してPOS端末11に入力される。
このような構成においてPOS端末11のCPU61は、ROM62に記憶されているプログラムPRに従い、商品販売データ処理を実行する。商品販売データ処理に際しては、POS端末11のオペレータは、第1の買物カゴ153aに収納されている商品Aの商品コードをバーコードスキャナ101に読み取らせる。これにより商品コードがPOS端末11に入力される。このとき、商品コードの読み取りに併せてテンキー22dが押下されて、商品の数量がPOS端末11に入力される。テンキー22dが押下されない場合にはPOS端末11にはその商品について数量「1」が入力される。登録手段としてのCPU61は、入力判定した商品コード及び数量をRAM63に記憶させる。このようして、第1の買物カゴ153aに収納されている、一取引にかかる商品AがPOS端末11に登録される。次いで、POS端末11のCPU61は、RAM63に記憶された商品コードをキーとしてPLUファイルF1を検索することで、商品の名称、単価、商品分類などの、登録された商品Aに関する情報を取得する。次いで、CPU61は、取得した商品Aに関する情報と、RAM63に記憶された数量とを元に、一取引で顧客が購入した商品の合計金額を算出する。チェックアウトシステム1のCPU61は、算出された合計金額をもとに、一取引にかかる精算処理を行う。
次に、POS端末11の動作の一例について、図4を参照して説明する。図4は、POS端末11の動作の一例を示すフローチャートである。より具体的には、図4は、顧客との一取引においてPOS端末11が行う一連の処理を例示するフローチャートである。
図4に示すように、処理が開始されると、POS端末11のCPU61は、キーボード22、タッチパネル26、キーボード107、タッチパネル105、バーコードスキャナ101などによるキャッシャーからの操作入力や、顧客用タッチパネル109aによる顧客からの操作入力など、ユーザからの操作を受け付ける(S1)。S1における操作受付では、商品コードや数量など、一取引にかかる商品を登録するための操作入力の他、精算を開始するための仮締めキー22eの操作入力、以前の取引で発行されたサービス券を受け付けるための操作入力などが行われる。なお、以前の取引で発行されたサービス券とは、M&Mが成立した以前の取引において、その取引では値引を行わず、次回以降の取引で値引のサービスを受けることを選択した顧客に発行される券である。このサービス券には、成立したM&Mを示すM&Mコードなどがバーコードや2次元コードなどで記載されている。S1では、バーコードスキャナ101によりサービス券に記載されたM&Mコードの読取が行われることで、サービス券の受付が行われる。
次いで、POS端末11のCPU61は、S1で受け付けた操作がバーコードスキャナ101による商品コード、及びキーボード22による数量の入力であるか否かを判定する(S2)。商品コード、数量の入力である場合(S2:YES)、POS端末11のCPU61は、入力された商品コード及び数量をもとに、一取引にかかる商品の登録(売上登録)を行い(S3)、S4へ処理を進める。なお、商品コード、数量の入力でない場合(S2:YES)、POS端末11のCPU61はS4へ処理を進める。
S4において、POS端末11のCPU61は、S1で受け付けた操作が仮締めキー22eなどの押下による締め(精算)を開始する指示であるか否か、すなわち締めを行うか否かを判定する(S4)。締めを行わない場合(S4:NO)、POS端末11のCPU61は、S1へ処理を戻し、売上登録に関する商品コード及び数量の受付を継続する。
締めを行う場合(S4:YES)、POS端末11のCPU61は、S1で受け付けた操作でサービス券の受付が行われたか否かをもとに、以前の取引でM&Mが成立しているか否かを判定する(S5)。具体的には、サービス券の受付によりサービス券から読み取られたM&MコードがM&M設定ファイルF2に含まれている場合は、以前の取引でM&Mが成立していると判定する。
サービス券の受付が行われて、以前の取引でM&Mが成立していると判定された場合(S5:YES)、POS端末11のCPU61は、サービス券から読み取られたM&Mコードに対応した値引設定をM&M設定ファイルF2から読み出して、以前の取引で成立したM&Mに応じた値引額を算出する(S6)。例えば、値引設定として値引率が設定されている場合は、売上登録が行われた商品の合計金額に値引率を掛け合わせることで、値引額の算出が行われる。なお、以前の取引で成立したM&Mの値引設定は、M&M設定ファイルF2で設定されており、その設定は上述したPOS端末11の操作やストアコンピュータSCからの配信によって変更されることから、以前の取引時に成立したM&Mの値引額と、今回の値引額とは異なるものであってよい。また、以前の取引で成立したM&Mに応じた値引額については、今回の取引で以前の取引と同じM&Mが成立した場合における値引額と比較して、増額したものであってよい。具体的には、値引設定として設定されている値引率や値引額に、増額分として予め設定された値を掛け合わせた値をもとに、値引額の算出を行う。なお、サービス券の受付が行われない場合など、以前の取引でM&Mが成立していないと判定された場合(S5:NO)、POS端末11のCPU61は、S6の処理を行うことなくS7へ処理を進める。
S7において、判定手段としてのPOS端末11のCPU61は、S3により登録された一取引にかかる商品の組み合わせ、数量の少なくとも一方がM&M設定ファイルF2で予め設定されたM&M条件を満たすか否かを判定する。具体的には、S3により登録された商品コード、数量をもとに、M&M設定ファイルF2で設定されたM&M条件の中のいずれかの条件を満たすか否かを判定する。M&M条件を満たす場合(S7:YES)は、そのM&M条件を示すM&Mコードを取得し、S8へ処理を進める。M&M条件を満たさない場合(S7:NO)は、S12へ処理を進める。
S8において、POS端末11のCPU61は、M&Mが成立したことを示す表示画面を、表示デバイス23、106、顧客用表示デバイス24、109に表示する。具体的には、M&Mが成立したことを示すポップアップなどを表示する。これにより、キャッシャーや顧客などのユーザは、今回の取引でM&Mが成立していることを認識できる。なお、顧客用表示デバイス109には、M&Mが成立したことによる値引のサービスを次回以降の取引で受けるためのサービス券を発行するか否かの選択を行う選択画面が表示される。具体的には、サービス券の発行の有無を選択する選択ボタンが顧客用表示デバイス109に表示される。POS端末11のCPU61は、顧客による選択ボタンのタッチ操作を顧客用タッチパネル109aで検出することで、サービス券を発行するか否かの操作指示を受け付ける。上述した選択画面は、表示デバイス23に表示してもよい。この場合には、キャッシャーによる選択ボタンのタッチ操作をタッチパネル26で検出することで、サービス券を発行するか否かの操作指示を受け付ける。
次いで、POS端末11のCPU61は、サービス券発行の選択があったか否かを判定する(S9)。サービス券発行の選択があった場合(S9:YES)、発行手段としてのPOS端末11のCPU61は、今回の一取引で成立したM&Mを示すM&Mコードを印字したサービス券を、プリンタ66でレシートに印字して発行する(S10)。サービス券発行の選択がなかった場合(S9:NO)、POS端末11のCPU61は、今回の一取引で成立したM&Mを示すM&Mコードに対応した値引設定をM&M設定ファイルF2から読み出して、成立したM&Mに応じた値引額を算出する(S11)。例えば、値引設定として値引率が設定されている場合は、売上登録が行われた商品の合計金額に値引率を掛け合わせることで、値引額の算出が行われる。このように、M&Mが成立した場合におけるサービス券の発行の有無については、顧客やキャッシャーの操作により選択可能であってよい。また、サービス券を発行しない場合については、今回の取引でM&Mに応じた値引を行ってよい。
次いで、精算手段としてのPOS端末11のCPU61は、一取引にかかる商品として売上登録された合計金額をもとに、締め処理(精算処理)を行う(S12)。なお、S6又はS11により値引額が算出されている場合には、売上登録された合計金額から値引額を減じた額を合計金額として、締め処理が行われる。したがって、以前の取引でM&Mが成立したことにより発行されたサービス券の提示が行われた場合には、S6による値引額を減じた額が合計金額とされる。これにより、顧客は、以前の取引でM&Mが成立したことによる値引のサービスを今回の取引で受けることができる。また、S6による値引額に増額が行われる場合、顧客は、M&Mが成立した際に次回以降の取引で値引のサービスを受けようとすることから、販売促進の効果を高めることができる。また、顧客やキャッシャーによる選択により、サービス券の発行が行われない場合には、S11による値引額を減じた額が合計金額とされる。これにより、顧客は、今回の取引で成立したM&Mによる値引のサービスを、その取引の精算時に受けることができる。
締め処理の具体的な内容は次のとおりである。CPU61は、算出された合計金額や、一取引にかかる商品や数量などの情報を支払画面として表示面23a、顧客用表示デバイス109に表示する。なお、合計金額については、顧客用表示デバイス24にも表示される。支払画面を確認した顧客は、現金をPOS端末11のキャッシャーに預ける。キャッシャーは、預かった現金金額をテンキー22dの操作によってPOS端末11に入力し、締めキー22fの入力により支払いを確定させる。POS端末11のCPU61は、締めキー22fの入力に応じて、テンキー22dにより入力された金額を預かり金額として支払画面に表示し、預かり金額から合計金額を減算した釣銭金額も表示する。次いで、POS端末11のCPU61は、この締め処理により確定した取引内容(例えば、一取引にかかる商品や数量、合計金額、値引額、預かり金額、釣銭金額など)を、プリンタ66によりレシートに印字し、処理を終了する。
ここで、サービス券を印字したレシートについて説明する。図5は、レシートRの一例を示す図である。図5に示すように、レシートRは、買上レシートR1とサービス券R2とが一枚綴りで印字されている。買上レシートR1には、上述した締め処理により確定した取引内容が印字される。サービス券R2は、買上レシートR1にかかる取引で成立したM&Mを示すM&MコードがバーコードR3として印字される。顧客は、発行されたサービス券R2を、次回以降の取引時に提示することで、今回の取引で成立したM&Mによる値引などのサービスを受けることができる。
以上のように、POS端末11は、一取引に関して登録された商品の組み合わせ、及び数量の少なくとも一方が予め設定されたM&M条件を満たすか否かを判定し、M&M条件を満たす場合に、次回以降の取引で用いるためのサービス情報(例えばサービス券)を発行する。したがって、顧客は、M&Mが成立した際の取引では値引を活用せず、次回以降の取引で値引を活用したいという要望を満たすことができる。また、店舗側においても、M&M方式によるサービスを次回以降の取引で活用してもらうことで、次の商機につなげるという販売促進を実施することができる。
なお、本実施形態では、次回以降の取引で用いるためのサービス情報を、サービス券として発行する構成を例示した。しかしながら、次回以降の取引で用いるためのサービス情報については、サービス券だけでなく、顧客カードとして顧客ごとに予め発行した磁気カードやICカードなどの記憶媒体に格納する構成であってもよい。具体的には、POS端末11は、顧客カードの読み書きを行うカードリーダ/ライタ(図示しない)などにより、取引の精算を行う際に提示された顧客カードへ、その取引で成立したM&Mを示すM&Mコードを書き込む。また、POS端末11は、カードリーダ/ライタなどにより、精算の際に提示された顧客カードに記憶されたM&Mコードを読み込み、精算時での値引を行う。
また、次回以降の取引で用いるためのサービス情報の発行としては、成立したM&Mを示すM&Mコードをサービス情報に含めることなく、次回以降の取引で提示することで値引のサービスが受けられること(例えば「次回以降にご呈示頂くことで値引されます」など)を印字したサービス券の発行や、「50%割引券」、「100円値引券」などの具体的な値引を印字したサービス券の発行であってもよい。この場合は、ユニークな通し番号などを印字しておくことで、店側では正規のサービス券であることを確認できる。
また、本実施形態のPOS端末11で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。本実施形態のPOS端末11で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態のPOS端末11で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のPOS端末11で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施形態のPOS端末11で実行されるプログラムは、上述した各部(登録手段、判定手段、発行手段、精算手段など)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、登録手段、判定手段、発行手段、精算手段などが主記憶装置上に生成されるようになっている。
1 チェックアウトシステム
11 POS端末
22 キーボード
23 表示デバイス
24 顧客用表示デバイス
25 通信インターフェース
26 タッチパネル
60 マイクロコンピュータ
61 CPU
62 ROM
63 RAM
64 HDD
66 プリンタ
101 バーコードスキャナ
104 操作部
105 タッチパネル
106 表示デバイス
107 キーボード
109 顧客用表示デバイス
109a 顧客用タッチパネル
BC バーコード
A 商品
PR プログラム
F1 PLUファイル
F2 M&M設定ファイル
R レシート
R1 買上レシート
R2 サービス券
R3 バーコード
特開2001−195664公報

Claims (3)

  1. 一取引にかかる商品を登録する登録手段と、
    前記登録された商品の組み合わせ、及び数量の少なくとも一方が予め設定されたまとめ売り条件を満たすか否かを判定する判定手段と、
    前記まとめ売り条件を満たすことを表示する表示手段と、
    前記まとめ売り条件を満たす場合に、次回以降の取引で用いるためのサービス情報を発行するか否かの操作指示をユーザから受け付ける操作手段と、
    前記操作手段により前記サービス情報を発行する旨の操作指示がある場合に、前記サービス情報を発行する発行手段と、
    前記操作手段により前記サービス情報を発行しない旨の操作指示がある場合、前記登録された商品にかかる今回の取引の精算時に、前記まとめ売り条件を満たす場合に応じた値引を行う精算手段と、
    発行された前記サービス情報を取得する取得手段と、を備え、
    前記精算手段は、前記登録された商品にかかる今回の取引の精算時に、前記取得されたサービス情報に応じた値引を、当該サービス情報を発行する旨の操作指示があった取引において、サービス情報を発行しない旨の操作指示があった場合に行われる値引よりも、増額して行うこと、
    を特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 前記発行手段は、前記判定手段により満たすと判定されたまとめ売り条件を示すコード情報を発行する、
    請求項1に記載の商品販売データ処理装置。
  3. 商品販売データ処理装置のコンピュータを、
    一取引にかかる商品を登録する登録手段と、
    前記登録された商品の組み合わせ、及び数量の少なくとも一方が予め設定されたまとめ売り条件を満たすか否かを判定する判定手段と、
    前記まとめ売り条件を満たすことを表示する表示手段と、
    前記まとめ売り条件を満たす場合に、次回以降の取引で用いるためのサービス情報を発行するか否かの操作指示をユーザから受け付ける操作手段と、
    前記操作手段により前記サービス情報を発行する旨の操作指示がある場合に、前記サービス情報を発行する発行手段と、
    前記操作手段により前記サービス情報を発行しない旨の操作指示がある場合、前記登録された商品にかかる今回の取引の精算時に、前記まとめ売り条件を満たす場合に応じた値引を行う精算手段と、
    発行された前記サービス情報を取得する取得手段と、して機能させ、
    前記精算手段は、前記登録された商品にかかる今回の取引の精算時に、前記取得されたサービス情報に応じた値引を、当該サービス情報を発行する旨の操作指示があった取引において、サービス情報を発行しない旨の操作指示があった場合に行われる値引よりも、増額して行うこと、
    を特徴とするプログラム。
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