JP5558046B2 - シャンプー組成物 - Google Patents

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本発明は、シャンプー組成物に関し、詳しくは、洗髪時に髪が絡まない滑り性に優れ、すすぎ時に髪のきしみがなく指どおり性に優れ、使用後に髪がぱさつかず、まとまりが良好なシャンプー組成物に関するものである。
近年、ファッションとしてヘアスタイルや髪の色を楽しむようになり、ヘアカラーやパーマを行うことは日常的になっている。ヘアカラーやパーマなどによって毛髪はダメージを受け、シャンプー時に髪が絡まったり、すすぎ時に指通りが悪くギシギシとした感触となったり、洗髪後のタオルドライの時にも髪が絡まるなどの問題点が発生している。そのため、シャンプーに対して、本来の目的である洗浄性に加えて、スムーズに泡立て、またすすぎ時に指通りが良く、洗浄後に髪がぱさつかず、まとまりがよいなどの良好な仕上がり感が求められている。洗髪時やすすぎ時の髪の良好な指通りを改善する方法として、従来、アニオン性界面活性剤や両性界面活性剤等の洗浄基剤にカチオン化グアガム、カチオン化セルロースあるいはジアルキルジアリル4級アンモニウム塩・アクリルアミド共重合体などのカチオン性のポリマーを組合せることが広く用いられている(例えば、特許文献1〜4参照)。カチオン化ポリマーの一種であるカチオン化タラガムを、シャンプー組成物に配合することも知られており、カチオン化タラガムは泡立ちの改善、各種のコンディショニング性を付与する目的で配合されている(例えば、特許文献5〜8参照。)。これら技術は、カチオン化タラガムを単独で配合したもの、あるいは他のカチオン化ポリマーと組合わせたものであり、これらの方法を用いても、洗髪時の指通りやすすぎ時の感触は十分満足すべきものに至っておらず、特に他のカチオン化ポリマーと組合せた場合、カチオン化ポリマーが毛髪に残留することにより髪質が硬くなるなどの問題を有していた。
また、アシルサルコシン塩を低刺激性洗浄基材としてシャンプーに配合することは知られている(例えば、特許文献9、10)が、シャンプー中に高濃度配合すると粘性が出にくく、また、一時的に粘性を出すことが出来ても経時変化で低くなるため、好ましい使い勝手を得ることができなかった。
特開2002−29939号公報 特開平11−263715号公報 特開平10−7536号公報 特開2002−348218号公報 特開2004−203801号公報 特開2005−272658号公報 特開2006−28095号公報 特開2006−62979号公報 特許第3216848号公報 特許第3644566号公報
上記従来技術を背景とした本発明の目的は、洗髪時に髪が絡まない滑り性に優れ、すすぎ時に髪のきしみがなく指どおり性に優れ、使用後に髪がパサつかず、まとまりが良好であり、適度な粘性を有するシャンプー組成物を提供することにある。
本発明者等は、本発明の目的を達成するために鋭意研究した結果、特定のアニオン性界面活性剤とカチオン性ポリマー、アルカノールアミド型ノニオン性界面活性剤とを含有するシャンプー組成物が上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成した。すなわち、本発明は、下記(A)〜(C)成分を含有するシャンプー組成物である。
(A)N−アシルサルコシントリエタノールアミン
(B)カチオン化タラガム
(C)ヤシ油脂肪酸N−メチルエタノールアミド
本発明によれば、洗髪時に髪が絡まない滑り性に優れ、すすぎ時に髪のきしみがなく指どおり性に優れ、使用後に髪がパサつかず、まとまりが良好であり、適度な粘性を有するシャンプー組成物を提供することができる。
以下、本発明のシャンプー組成物について詳細に説明する。
本発明のシャンプー組成物に配合される(A)N−アシルサルコシントリエタノールアミンとしては、例えばN−ラウロイルサルコシントリエタノールアミン、N−ミリストイルサルコシントリエタノールアミン等である。本発明では、これらN−アシルサルコシントリエタノールアミンを適宜選択し、1種または2種以上を配合できる。N−アシルサルコシントリエタノールアミンの配合量は特に限定されるものではないが、シャンプー組成物全体に対して1〜30質量%(以下、単に%という。)が好ましく、さらに好ましくは5〜20%である。これは、N−アシルサルコシントリエタノールアミンの配合量を増やすと、コンディショニング効果(例えば、洗浄中の使用感および洗浄後の仕上り感の良さ等)が高くなるが、粘性が低くなるため、充分なコンディショニング効果を得るには1%以上が好ましく、また、適度な粘性を保ち、充分な起泡性を得るには30%以下が好ましいからである。
本発明のシャンプー組成物に配合される(B)カチオン化タラガムは、表示名称カエサルピニアスピノサヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド(日本化粧品表示名称辞典、薬事日報社、2007年)として記載された公知の成分であり、タラガム中のガラクトマンナンに含まれる水酸基の一部が第4級窒素含有基で置換された構造である。具体的には、タラガムにグリシジルトリアルキルアンモニウム塩または、3−ハロゲノ−2−ヒドロキシプロピルトリアルキルアンモニウム塩等の第4級窒素含有基を反応させることにより製造することができる。この場合、反応は適当な溶媒、好適には含水アルコール中において、アルカリの存在下で実施される。このような第4級窒素含有基の導入は、従来公知の方法に従って行うことができる。
本発明では、カチオン化タラガムのカチオン化度を示す電荷密度は、0.5〜2.5meq/gの範囲が好ましく、1.1〜2meq/gの範囲が更に好ましい。また、カチオン化タラガムの配合量は特に限定されるものではないが、シャンプー組成物全体に対して0.05〜2%が好ましく、特に0.1〜0.7%が好ましい。この配合量の範囲であれば、洗髪時およびすすぎ時の指通り性に優れ、また乾燥後の仕上がり感触においても好ましい。
本発明のシャンプー組成物に配合される(C)ヤシ油脂肪酸N−メチルエタノールアミドの配合量は特に限定されるものではないが、シャンプー組成物全体に対して0.1〜20%が好ましく、より好ましくは0.5〜10%、更に好ましくは1〜7%である。この配
合量の範囲であれば、使用感やコンディショニング効果を損なわず、適度な粘性を有する。
さらに、本発明のシャンプー組成物においては、両性界面活性剤を配合すると洗髪時およびすすぎ時の指通りを相乗的に向上させることができる。本発明で用いられる両性界面活性剤としては、例えばラウリルベタイン、ラウロイルアミドプロピルベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベダイン、パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタイン等が挙げられる。これら両性界面活性剤を適宜選択し、1種または2種以上を用いることができる。これら両性界面活性剤の配合量は特に限定されるものではないが、シャンプー組成物全体に対して、1〜10%が好ましく、さらに好ましくは2〜8%である。これは、両性界面活性剤の配合量を増やすと、コンディショニング効果が高くなり、粘度も高くなるが、粘度が高くなりすぎるとコンディショニング効果や起泡性の阻害傾向が出るため、充分なコンディショニング効果を得るには1%以上が好ましく、また、適度な粘性を保つためには10%以下が好ましいからである。
本発明のシャンプー組成物は、常法により製造することができ、pH3〜10のシャンプーとして提供され、使用部位や使用場面に合わせて、固体、粉体、液体、ジェル、クリーム、エアゾール、フォーム等様々な態様をとることができる。
また、本発明の洗浄剤組成物には、効果を損なわない範囲で公知の成分を適宜配合することができる。公知の成分としては、脂肪酸グリセリンエステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ペンタエリトリトール脂肪酸エステル、モノグリセリド誘導体、高級アルコール酸化エチレン付加物、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、アルキルフェノールホルマリン縮合物の酸化エチレン誘導体、プルロニック型界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルチオエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリンモノ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンプロピレングリコールモノ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、硬化ヒマシ油誘導体、ポリオキシエチレンラノリン誘導体、脂肪族アルキル基を含むブロックポリマー、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンアルキルアミン、アルカノールアミド、アルキルアミンオキシド、アルキルポリグルコシドに代表されるノニオン性界面活性剤、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム、脂肪酸アミドアミン塩、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、ジココイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート、ステアロキシプロピルジメチルアミン、ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド、ステアリルPGジメチルアミン、ステアリルPGトリモニウムクロリド、ベヘニルPGトリモニウムクロリドに代表されるカチオン性界面活性剤が挙げられる。
さらにアボカド油、アルモンド油、オリーブ油、グレープシード油、コメヌカ油、コメ胚芽油、月見草油、ツバキ油、サザンカ油、マカデミアナッツ油、メドフォーム油、シアバター、卵黄油、馬脂等の油脂類、ホホバ油、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、ラノリン、ミツロウ等のロウ類、オゾケライト、流動パラフィン、スクワレン、ワセリン等の炭化水素類、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール、ラノリンアルコール、フィトステロール、セタノール、オレイルアルコール等の高級アルコール類、ミリスチン酸イソプロピル、オレイン酸エチル、ステアリン酸オクチル、2−エチルヘキサン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、パルミチン酸オクチル、ジオレイン酸エチレングリコール、トリイソステアリン酸グリセリル、乳酸セチル、アジピン酸ジイソプロピル、イソステアリン酸コレステリル等のエステル油類等、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリン、グリコシルトレ
ハロース、ジグリセリン、イソプレングリコール、1,3−ブチレングリコール等の多価アルコール、エチルアルコール、イソプロパノール等の低級アルコール、キサンタンガム、グアガム、デンプン等の天然高分子及びその誘導体、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース等のセルロール系高分子、カルボキシビニルポリマーやポリビニルピロリドン等の合成高分子等、ジステアリン酸エチレングリコール、ジステアリン酸トリエチレングリコール等のパール化剤、カオリン、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、タルク、マイカ、セルロース末、シルク末、デンプン、ポリエチレン末、ナイロン末、架橋ポリスチレン等の顔料、防腐剤、金属イオン封鎖剤、噴射剤、無機塩、有機酸及びその塩、ピロリドンカルボン酸及びその塩、ヒアルロン酸及びその塩、ソルビトールやマルチトールやトレハロース等の糖類、トリメチルグリシン等の保湿剤、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、イソプロピルメチルフェノール、ピロクトンオラミン、クララエキス、ジンクピリチオン、ヒノキチオール等の殺菌剤、その他、センブリエキス、塩化カプロニウム、セファランチン、サリチル酸、イノシット、ヨウ化ニンニクエキス、レゾルシン、エストラジオール、エチニルエストラジオール、オキセンドロン、パントテン酸及びその誘導体、プラセンタエキス、ビオチン、モノニトログアヤコール、感光素301、ウシヘマチン、グリチルリチン酸ジカリウム、塩酸ピリドキシン、冷感剤、温感剤、動植物抽出物、ビタミン、紫外線吸収剤、アミノ酸及びその誘導体、タンパク質及びその誘導体、酸化防止剤、着色剤、香料等である。
次に本発明を実施例をもって詳細に説明するが、本発明はこれにより限定されるものではない。実施例に先立ち、各実施例で採用した試験法、評価法を説明する。
(1)起泡力試験
1,000mL容器の攪拌機つき円筒形シリンダーに、実施例および比較例のシャンプー組成物の5%水溶液を50mL入れ、5,000rpmで1分間攪拌した後の泡容積を測定した。また、評価の基準を次のように設定した。
◎:泡立ち極めて良好 泡容積600mL以上
○:泡立ち良好 泡容積500mL以上,600mL未満
△:泡立ち普通 泡容積400mL以上,500mL未満
×:泡立ち不良 泡容積400mL未満
(2)洗髪時及びすすぎ時の使用感試験(ハーフヘッド法)
10名の専門パネルにより、実施例および比較例のシャンプー組成物を使用し、洗髪中の指通り、すすぎ時の指通り、すすぎ後のきしみの有無を官能評価した。尚、評価基準は以下の通りである。
[洗髪中の指通り]
◎:極めて良好 洗髪中の指通りが良いと答えた被験者の数が8人以上
○:良好 洗髪中の指通りが良いと答えた被験者の数が6人以上、8人未満
△:やや悪い 洗髪中の指通りが良いと答えた被験者の数が4人以上、6人未満
×:悪い 洗髪中の指通りが良いと答えた被験者の数が4人未満
[すすぎ時の指通り]
◎:極めて良好 すすぎ時の指通りが良いと答えた被験者の数が8人以上
○:良好 すすぎ時の指通りが良いと答えた被験者の数が6人以上、8人未満
△:やや悪い すすぎ時の指通りが良いと答えた被験者の数が4人以上、6人未満
×:悪い すすぎ時の指通りが良いと答えた被験者の数が4人未満
[すすぎ後のきしみ]
◎:極めて良好 きしまないと答えた被験者の数が8人以上
○:良好 きしまないと答えた被験者の数が6人以上、8人未満
△:やや悪い きしまないと答えた被験者の数が4人以上、6人未満
×:悪い きしまないと答えた被験者の数が4人未満
(3)洗髪乾燥後の髪の仕上がり感
10名の専門パネルが前記と同様の方法で洗髪した後、毛髪を乾燥させ、毛髪のぱさつき、まとまり易さの良否等の仕上がり具合を官能評価した。評価の基準を次のように設定した。
[ぱさつき]
◎:極めて良好 ぱさつきがないと答えた被験者の数が8人以上
○:良好 ぱさつきがないと答えた被験者の数が6人以上、8人未満
△:やや悪い ぱさつきがないと答えた被験者の数が4人以上、6人未満
×:悪い ぱさつきがないと答えた被験者の数が4人未満
[まとまり]
◎:極めて良好 髪のまとまりが良いと答えた被験者の数が8人以上
○:良好 髪のまとまりが良いと答えた被験者の数が6人以上、8人未満
△:やや悪い 髪のまとまりが良いと答えた被験者の数が4人以上、6人未満
×:悪い 髪のまとまりが良いと答えた被験者の数が4人未満
(4)粘性試験(粘度測定法)
実施例および比較例のシャンプー組成物に対し、調製直後の粘度と、温度40℃で6ヶ月保存した後の粘度を、測定装置、ブルックフィールド型粘度計(3号、12回転、30秒)にて、測定温度20℃で測定した。判断基準は以下の通りである。
◎:最適な粘度 1000mPa・s以上,6000mPa・s未満
○:適度な粘度 100mPa・s以上,1000mPa・s未満
△:粘度が高すぎる 6000mPa・s以上
×:粘度が低すぎる 100mPa・s未満
実施例1〜8及び比較例1〜5
表1に示す組成のシャンプー組成物を調製し、これらを使用したときの起泡性、洗髪時の指通り、すすぎ時の使用感、乾燥後のぱさつきおよびまとまり、粘性について調べ、その結果を表1に示した。
Figure 0005558046
表1より明らかなように、本発明の成分を用いた実施例1〜8のシャンプーは比較例1〜5の組成物に比べていずれも優れた性能を見出した。
以下、本発明のシャンプー組成物のその他の処方例を実施例として挙げる。なお、これらの実施例のシャンプー組成物についても、上記の起泡性、洗髪時の指通り、すすぎ時の使用感、乾燥後のぱさつきおよびまとまり、粘性の各項目を検討したところ、いずれの実施
例においても、優れた特性を有しており良好であった。
実施例9 シャンプー
(1)N−ラウロイルサルコシントリエタノールアミン 12.0
(2)パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタイン 6.0
(3)ポリオキシプロピレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 2.0
(4)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 1.0
(5)ヤシ油脂肪酸N−メチルエタノールアミド 2.0
(6)塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)
プロピル]ヒドロキシエチルセルロース 0.2
(7)カチオン化タラガム(電荷密度:1.5meq/g) 0.2
(8)塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体 0.2
(9)ジステアリン酸エチレングリコール 2.0
(10)ムクロジエキス 0.5
(11)ヒオウギエキス 0.1
(12)ツバキエキス 0.1
(13)黒米エキス(商品名:黒米エキス−PC〔オリザ油化製〕) 0.1
(14)コメヌカエキス 0.1
(15)コメ胚芽油 0.1
(16)加水分解コメタンパク 0.5
(17)コメヌカ油脂肪酸フィトステリル 0.1
(18)クエン酸 0.4
(19)安息香酸ナトリウム 0.5
(20)EDTA 0.1
(21)塩化ナトリウム 0.5
(22)カラメル 0.2
(23)香料 0.5
(24)精製水 バランス
常法により上記組成のシャンプーを調製し、洗髪中の使用感、洗髪乾燥後の仕上がり感、起泡性、粘度を評価したところ、いずれの特性も優れており良好な結果を得た。
実施例10 シャンプー
(1)N−ラウロイルサルコシントリエタノールアミン 6.0
(2)ラウロイルメチル−β−アラニンナトリウム 6.0
(3)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 4.0
(4)ポリオキシプロピレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 1.0
(5)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 1.0
(6)ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 1.0
(7)ヤシ油脂肪酸N−メチルエタノールアミド 3.0
(8)塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)
プロピル]グァーガム 0.1
(9)塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)
プロピル]ヒドロキシエチルセルロース 0.1
(10)カチオン化タラガム(電荷密度:1.8meq/g) 0.2
(11)塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体 0.1
(12)ジステアリン酸エチレングリコール 2.0
(13)桃葉エキス 0.5
(14)海藻エキス 0.1
(15)海水 0.5
(16)セリシン 0.1
(17)アロエベラ葉エキス 0.1
(18)グリコシルトレハロース 0.5
(19)D−パントテニルアルコール 0.1
(20)加水分解コラーゲン液 0.5
(21)ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
(22)クエン酸 0.4
(23)安息香酸ナトリウム 0.5
(24)EDTA 0.1
(25)塩化ナトリウム 0.5
(26)カラメル 0.1
(27)香料 0.5
(28)精製水 バランス
常法により上記組成のシャンプーを調製し、洗髪中の使用感、洗髪乾燥後の仕上がり感、起泡性、粘度を評価したところ、いずれの特性も優れており良好な結果を得た。
実施例11 シャンプー
(1)N−ラウロイルサルコシントリエタノールアミン 4.0
(2)N−ミリストイルサルコシントリエタノールアミン 4.0

(3)ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナトリウム 4.0
(4)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 4.0
(5)2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシ
エチルイミダゾリニウムベタイン 2.0
(6)ラウリン酸モノイソプロパノールアミド 1.0
(7)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 1.0
(8)ヤシ油脂肪酸N−メチルエタノールアミド 2.0
(9)塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)
プロピル]グァーガム 0.1
(10)カチオン化タラガム(電荷密度:0.7meq/g) 0.3
(11)塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体 0.2
(12)ジステアリン酸エチレングリコール 2.0
(13)シルクエキス 0.5
(14)加水分解コムギ 0.1
(15)セリシン 0.1
(16)L−アルギニン 0.1
(17)グルタミン酸ナトリウム 0.5
(18)L−プロリン 0.1
(19)ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル) 0.1
(20)ポリクオタニウムー64 0.1
(21)加水分解カラスムギタンパク 0.2
(22)クエン酸 0.4
(23)安息香酸ナトリウム 0.5
(24)EDTA 0.1
(25)塩化ナトリウム 0.5
(26)カラメル 0.2
(27)香料 0.5
(2)精製水 バランス
常法により上記組成のシャンプーを調製し、洗髪中の使用感、洗髪乾燥後の仕上がり感、起泡性、粘度を評価したところ、いずれの特性も優れており良好な結果を得た。

Claims (2)

  1. 下記(A)〜(C)成分を含有するシャンプー組成物。
    (A)N−アシルサルコシントリエタノールアミン
    (B)カチオン化タラガム
    (C)ヤシ油脂肪酸N−メチルエタノールアミド
  2. (B)カチオン化タラガムの電荷密度が1.1〜2meq/gの範囲にある請求項1記載のシャンプー組成物
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