JP2022049999A - 洗浄料 - Google Patents

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Abstract

【課題】アミノ酸系界面活性剤を使用しつつも、毛髪洗浄の各工程において、洗髪時に絡まりがなく、すすぎ時およびタオルドライ後に指通りが良く、乾燥後にまとまりを与えることができる洗浄料の提供。【解決手段】(A)アミノ酸系アニオン界面活性剤2種以上を全体質量中5質量%以上、(B)両性界面活性剤を全体質量中1質量%以上、(C)多価アルコール、(D)水溶性無機塩を全体質量中1質量%以下、を含有することを特徴とする洗浄料。【選択図】なし

Description

毛髪洗浄の各工程において、洗髪時に絡まりがなく、すすぎ時およびタオルドライ後に指通りが良く、乾燥後にまとまりを与える洗浄料。
近年、ファッションとしてヘアスタイルや髪の色を楽しむようになり、ヘアカラーやパーマを行うことが主流になっている。ヘアカラーやパーマなどの化学処理により、毛髪はダメージを受けた状態になっている。ダメージを受けた髪は、洗髪時の泡立てで毛髪が絡みやすくなり、すすぎ時の指通りも悪くなる。また洗髪後のタオルドライ後も指通りが悪く、仕上がりのまとまりが悪いなどの問題点が発生している。
化学処理によるダメージに加え、日常の洗髪工程でも毛髪が絡まることで、その絡みを解くため手櫛やブラッシングで毛髪に物理的な力がかかりさらなる毛髪ダメージの深刻化が懸念される。
脱脂力がマイルドなアミノ酸系界面活性を使用することで、毛髪のきしみ低減しすすぎ時が滑らかにすることがされている(特許文献1)。
特開2004-143072
特許文献1のようにアミノ酸系界面活性剤を使用すると製剤に適度な粘度を持たせることが難しく使用性が悪くなるため、粘性付与のためにも無機塩やノニオン界面活性剤を配合する必要がある。無機塩の配合量が多くなると、増粘する一方で毛髪への付着物が増加し、特にタオルドライ後の指通りが悪くなり乾燥後の毛髪がまとまりにくくなるという課題がある。またノニオン界面活性剤を配合量が多くなると、増粘する一方で泡がもったりし洗髪時の指抜けが悪く毛髪が絡まりやすくなるという課題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、適度な粘度を持たせ使用性がよく、かつ毛髪洗浄の各工程において、洗髪時に絡まりがなく、すすぎ時およびタオルドライ後に指通りが良く、乾燥後にまとまりを与えることができる洗浄料を提供することにある。
発明者は上記課題に対して鋭意検討した結果、アミノ酸系アニオン界面活性2種以上、両性界面活性剤、多価アルコール、水溶性無機塩を特定量配合することにより、毛髪洗浄の各工程において、洗髪時に絡まりがなく、すすぎ時およびタオルドライ後に指通りが良く、乾燥後にまとまりを付与できる洗浄料を見出して、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、下記(A)、(B)、(C)及び(D)を含有することを特徴とする洗浄料である。
(A)アミノ酸系アニオン界面活性剤2種以上を全体質量中5質量%以上
(B)両性界面活性剤を全体質量中1質量%以上
(C)多価アルコール
(D)水溶性無機塩全体質量中1質量%以下%
好ましくは、前記(C)成分が0.005質量%以上である洗浄料である。
さらに好ましくは、30℃におけるpHが6以下、粘度が1500~5000mPa・sである洗浄料である。
本発明によれば、適度な粘度を持たせ使用性がよく、かつ毛髪洗浄の各工程において、洗髪時に絡まりがなく、すすぎ時およびタオルドライ後に指通りが良く、乾燥後にまとまりを与えることができる洗浄料を提供することができる。
次に、本発明を実施するための形態を説明する。
[洗浄料]
本発明の洗浄料は、例えば、シャンプー、ボディソープ、ハンドソープ等に用いることができる。
洗浄料の剤型は、公知の剤型の中から、その用途や使用目的等に応じて任意に選択することができる。例えば、液体状、乳液状、クリーム状、ゲル状、ペースト状、泡状等とすることができ、泡状の場合、エアゾール形態、ノンエアゾール形態のいずれでもよい。
以下、本発明の洗浄料の各成分について詳細に説明する。
(A)アミノ酸系アニオン界面活性剤
本発明において、洗浄基材として、アミノ酸系界面活性剤の中でも特にアミノ酸系アニオン界面活性剤を2種以上任意に組み合わせて用いる。アミノ酸系アニオン界面活性剤を用いることですすぎ時の指通りの点で好適であり、さらに2種以上組合せることで洗浄時の髪の絡まりのなさの点で好適である。
アミノ酸系アニオン界面活性剤の具体例としては、ヤシ油脂肪酸グルタミン酸カリウム、ヤシ油脂肪酸グルタミン酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸グルタミン酸トリエタノールアミン、パーム核油脂肪酸グルタミン酸アンモニウム、ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ラウロイルグルタミン酸トリエタノールアミン、ヤシ油脂肪酸トレオニンカリウム、ヤシ油脂肪酸トレオニンナトリウム、ヤシ油脂肪酸トレオニントリエタノールアミン、パーム核油脂肪酸トレオニンアンモニウム、ラウロイルトレオニンナトリウム、ラウロイルトレオニントリエタノールアミン、ヤシ油脂肪酸サルコシンカリウム、ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム、ヤシ油脂肪酸サルコシントリエタノールアミン、パーム核油脂肪酸サルコシンアンモニウム、ラウロイルサルコシンナトリウム、ラウロイルサルコシントリエタノールアミン、ヤシ油脂肪酸メチルアラニンカリウム、ヤシ油脂肪酸メチルアラニンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルアラニントリエタノールアミン、パーム核油脂肪酸メチルアラニンアンモニウム、ラウロイルメチルアラニンナトリウム、ラウロイルヒドロキシエチル‐βアラニンナトリウム、ラウロイルメチルアラニントリエタノールアミンなどが挙げられる。
(A)成分の配合量は、本発明の効果を発揮し得る限りにおいては特に限定されるものではないが、洗浄料全質量中5質量%以上が好ましい。(A)成分が5質量%以上であれば、起泡性が良好で洗髪時に髪が絡まりにくくなる。さらに好ましくは、(A)成分が30質量%以下であれば、仕上がりのまとまりが良好となる。
(B)両性界面活性剤
本発明において、(B)両性界面活性剤は洗浄補助剤の目的で用いられる。
両性性界面活性剤の具体例としては、ラウリルベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ミリスチルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ココイルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタイン、2-アルキル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインなどが挙げられる。
これらの中でも、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、2-アルキル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタインから選ばれる両性界面活性剤を配合することが好ましい。これらの成分であれば、仕上がりのまとまりが良好となる。
(B)成分の配合量は、本発明の効果を発揮し得る限りにおいては特に限定されるものではないが、洗浄料全質量中1質量%以上が好ましい。(B)成分が1質量%以上であれば、あすすぎ時の指通りが良好である。さらに好ましくは、(B)成分が20質量%以下であれば、粘性を低く抑えられ使用性が良好となる。
(C)多価アルコール
本発明において、(C)多価アルコールは毛髪のコンディショニングの目的で用いられる。
多価アルコールは、分子内に2個以上の水酸基をもつ化合物であり、具体例としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、イソプレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ソルビトール、マンニトール、ブドウ糖、ショ糖、果糖、キシリトール、乳糖、マルトース、マルチトール、トレハロース、エチルグルコシドなどが挙げられる。これらの中でも、グリセリン、イノシトール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3ブチレングリコールが特に好ましい。
(C)成分の配合量は、本発明の効果を発揮し得る限りにおいては特に限定されるものではないが、洗浄料全質量中0.005~10質量%が好ましい。(C)成分が0.005質量%以上であれば、乾燥後の毛髪のまとまりが向上する。一方、低下10質量%以下であれば、乾燥後の毛髪の指通りが良好になる。
(D)水溶性無機塩
本発明において、(D)水溶性無機塩は製剤の増粘目的で用いられる。
水溶性無機塩の具体例としは、塩化ナトリウム、炭酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、硫酸水素ナトリウム、リン酸ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、塩化カリウム、硫酸カリウム、硫酸水素カリウム、リン酸カリウム、リン酸水素カリウム、リン酸二水素カリウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、硫酸マグネシウム等が挙げられるが、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム、及び硫酸マグネシウムが挙げられる。好ましくは、塩化ナトリウム、塩化カリウムから選ばれる水溶性無機塩である。
(D)成分の配合量は、本発明の効果を発揮し得る限りにおいては洗浄料全質量中1質
量%以下が好ましい。(D)成分が1質量%以下であれば、タオルドライ後の指通りが良好である。さらに好ましくは、(D)成分が0.01質量%以上であれば、製剤の使用性が良好となる。
(E)その他の成分
本発明の毛髪化粧料においては、本発明の効果を損なわない範囲で、必要に応じて、さらに通常毛髪化粧料に用いられている他の追加成分を配合することができる。これら追加成分としては、例えば、アボカド油、アルモンド油、オリーブ油、グレープシード油、キョウニン油、コメヌカ油、コメ胚芽油、月見草油、ツバキ油、サザンカ油、マカデミアナッツ油、メドフォーム油、シアバター、卵黄油、馬脂等の油脂類、ホホバ油、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、ラノリン、ミツロウ等のロウ類、オゾケライト、流動パラフィン、スクワレン、ワセリン等の炭化水素類、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール、ラノリンアルコール、フィトステロール、セタノール、オレイルアルコール等の高級アルコール類、ミリスチン酸イソプロピル、オレイン酸エチル、ステアリン酸オクチル、2-エチルヘキサン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、パルミチン酸オクチル、ジオレイン酸エチレングリコール、トリイソステアリン酸グリセリル、乳酸セチル、アジピン酸ジイソプロピル、イソステアリン酸コレステリル等のエステル油類等、エチルアルコール、イソプロパノール等の低級アルコール、キサンタンガム、グアガム、デンプン等の天然高分子及びその誘導体、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース等のセルロール系高分子、カルボキシビニルポリマーやポリビニルピロリドン等の合成高分子等、ポリオキシエチレンセチルエーテル、モノステアリン酸ソルビタン、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンモノイソステアレート、ポリオキシエチレンジオレイン酸グリセリル、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸N-メチルエタノールアミド、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、モノラウリン酸ポリエチレングリコール等のノニオン性界面活性剤、ジステアリン酸エチレングリコール、ジステアリン酸トリエチレングリコール等のパール化剤、カオリン、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、タルク、マイカ、セルロース末、シルク末、デンプン、ポリエチレン末、ナイロン末、架橋ポリスチレン等の顔料、防腐剤、金属イオン封鎖剤、噴射剤、無機塩、有機酸及びその塩、ピロリドンカルボン酸及びその塩、ヒアルロン酸及びその塩、トリメチルグリシン等の保湿剤、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、イソプロピルメチルフェノール、ピロクトンオラミン、クララ抽出物、ジンクピリチオン、ヒノキチオール等の殺菌剤、その他、センブリ抽出物、塩化カプロニウム、セファランチン、サリチル酸、イノシット、ヨウ化ニンニク抽出物、レゾルシン、エストラジオール、エチニルエストラジオール、オキセンドロン、パントテン酸及びその誘導体、プラセンタ抽出物、ビオチン、モノニトログアヤコール、感光素301、ウシヘマチン、グリチルリチン酸ジカリウム、塩酸ピリドキシン、冷感剤、温感剤、動植物抽出物、ビタミン、紫外線吸収剤、アミノ酸及びその誘導体、タンパク質及びその誘導体、酸化防止剤、着色剤、香料等が挙げられる。
本発明洗浄料は、30℃におけるpHが6以下であることが好ましい。pHが6以下であると乾燥後の毛髪の指通りが良好となる。
本発明洗浄料は、粘度が1500~5000mPa・sであることが好ましい。粘度が1500mPa・s以上であると製剤を手にとった際にこぼれ落ちることなく、頭髪へ塗り広げやすく使用性が良好である。粘度が5000mPa・s以下であるとすすぎ時のぬるつきがなく良好である。
以下に本発明の洗浄料について実施例をもって詳細に説明するが、本発明はこれにより限定されるものではない。
[洗浄料試料の調製]
実施例及び比較例における洗浄料を、表1、2に記載の配合で常法により調製した。また、成分(A)~(D)としては以下のものを用いた。
<成分(A)>
(A-1)ラウロイルサルコシントリエタノールアミン
(A-2)ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム
(A-3)ラウロイルヒドロキシエチル-β-アラニンナトリウム
(A-4)ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム
(A-5)ヤシ油脂肪酸グルタミン酸トリエタノールアミン
(A-6)ヤシ油脂肪酸グルタミン酸ナトリウム
<成分(B)>
(B-1)ラウリン酸アミドプロピルベタイン
(B-2)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン
(B-3)パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン
(B-4)2-アルキル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン
(B-5)ラウリルベタイン
<成分(C)>
(C-1)プロピレングリコール
(C-2)ジプロピレングリコール
(C-3)1,3ブチレングリコール
(C-4)グリセリン
(C-5)ソルビトール
(C-6)トレハロース
(C-7)イノシトール
<成分(D)>
(D-1)塩化ナトリウム
<成分(E)>
(E-1)安息香酸ナトリウム
<成分(F)>
(F-1)クエン酸
[毛髪試料の調製方法]
ビューラックス社製アジア人同一人毛(長さ30cm、重さ10g)の毛束を、表1、2に記載の実施例及び比較例におけるシャンプー(1g)で洗浄して、タオルドライを行った後、長さ25cm、毛量を同一に調整した。
[試験方法及び評価方法]
実施例及び比較例において用いた試験方法、評価基準を以下に説明する。
(1)洗浄料の使用性
(試験方法)
訓練された20名の専門パネルが、表1、2の実施例及び比較例の洗浄料を、手に取った際に洗浄料がすぐに垂れ落ちること無く、髪全体へと塗り広げる際に洗浄料が伸ばしやすいかを「良い」、「普通」、「悪い」の3段階で判定し、次の基準で評価を行った。
(評価基準)
◎:「良い」と答えた専門パネルが16名以上
〇:「良い」と答えた専門パネルが11~15名
△:「良い」と答えた専門パネルが6~10名
×:「良い」と答えた専門パネルが5名以下
(2)洗浄時の髪の絡まりの無さ
訓練された20名の専門パネルが、上記の毛束試料を用いて、表1、2の実施例及び比較例の洗浄料で洗浄し、洗浄時の髪の絡まりの無さを「良い」、「普通」、「悪い」の3段階で判定し、上記の基準で評価を行った。
(3)すすぎのぬるつきの無さ
訓練された20名の専門パネルが、各パネルの頭髪を表1、2の実施例及び比較例の洗浄料で洗浄し、濯ぎ時の毛髪のぬるつきの無さ、手や身体ぬるつきのなさの項目について、「良い」、「普通」、「悪い」の3段階で判定し、上記の基準で評価。
(4)タオルドライ後の指通り
訓練された20名の専門パネルが、 上記の毛束試料を用いて、を表1、2の実施例及び比較例の洗浄料で洗浄し、タオルドライ後の指通りを「良い」、「普通」、「悪い」の3段階で判定し、上記の基準で評価を行った。
(5)乾燥後のまとまり
訓練された20名の専門パネルが、 上記の毛束試料を用いて、表1、2の実施例及び比較例の洗浄料で洗浄し、自然乾燥させた後の毛髪のまとまりを「良い」、「普通」、「悪い」の3段階で判定し、上記の基準で評価を行った。
(6)乾燥後の指通り
訓練された20名の専門パネルが、 上記の毛束試料を用いて、 表1、2の実施例及び比較例の洗浄料で洗浄し、自然乾燥させた後の毛髪の艶を「良い」、「普通」、「悪い」の3段階で判定し、上記の基準で評価を行った。
Figure 2022049999000001
Figure 2022049999000002
表1、2より明らかなように、本発明の成分を用いた実施例1~19はいずれも穂畔津明の課題を解決する優れた性能を示していた。一方、比較例1~13では、洗髪時の絡まり、すすぎ時およびタオルドライ後の指通り、乾燥後のまとまりのいずれかの点で劣っており、本発明の目的を達成できなかった。
以下、本発明の洗浄料のその他の実施例を処方例1~3として記載する。なお、これらの処方例の洗浄料についても、上記の使用性、洗浄時のからまりのなさ、すすぎ時のぬるつきのなさ、タオルドライ後の指通り、乾燥後のまとまり、艶について評価したところ、いずれの処方例においても優れた特性を有しており良好であった。
処方例1 ヘアシャンプー(pH:5.9 /粘度2300 mPa・s 白濁粘性液) (質量%)
(1)ラウロイルサルコシンTEA 10.0
(2)ココイルグルタミン酸TEA 1.0
(3)ラウロイルヒドロキシエチル-β-アラニンNa 1.0
(4)ココイルトレオニンNa 1.0
(5)ラウレス硫酸Na 1.0
(6)コカミドプロピルベタイン 0.5
(7)ラウリルベタイン 0.5
(8)コカミドMEA 2.0
(9)PPG-2コカミド 1.0
(10)PPG-3カプリリルエーテル 1.0
(11)ジステアリン酸グリコール 1.0
(12)ジメチコン 1.0
(13)PPG-12ジメチコン 2.0
(14)ポリクオタニウム-10 0.2
(15)グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド 0.1
(16)ポリクオタニウム-7 0.2
(17)ポリクオタニウム-49 0.2
(18)塩化Na 0.1
(19)EDTA-2Na 0.1
(20)BG 1.0
(21)カワラナデシコ種子抽出物 0.1
(22)ヒマワリ種子油 0.1
(23)ヒマワリ種子抽出物 0.1
(24)ヒマワリ花抽出物 0.1
(25)ヒマワリ芽抽出物 0.1
(26)メントール 0.1
(27)アセチルグルコサミン 0.1
(28)ラクトフェリン 0.1
(29)ヨーグルト液 0.1
(30)グリチルリチン酸2K 0.1
(31)トコフェロール 0.1
(32)ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)0.1
(33)セバシン酸ジエチル 0.1
(34)ラウリン酸 1.0
(35)安息香酸Na 0.5
(36)フェノキシエタノール 1.0
(37)メチルパラベン 1.0
(38)香料 1.0
(39)カラメル 1.0
(40)水 残余
常法により上記組成のヘアシャンプーを調製、評価したところ、いずれの特性も優れており良好な結果を得た。
処方例2 ヘアシャンプー(pH:4.2/粘度4000mPa・s 透明粘性液) (質量%)
(1)ラウロイルサルコシンTEA 2.0
(2)ココイルメチルタウリンNa 3.0
(3)ココイルグルタミン酸2Na 2.0
(4)ココイルグルタミン酸Na 2.0
(5)ココイルグルタミン酸TEA 2.0
(6)パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン 2.0
(7)ココベタイン 2.0
(8)コカミドプロピルベタイン 5.0
(9)コカミドMEA 1.0
(10)ラウラミドMIPA 5.0
(11)PPG-3カプリリル 0.5
(12)シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール3.0
(13)ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル 0.5
(14)ポリクオタニウム-10 0.1
(15)グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド 1.0
(16)ポリクオタニウム-7 0.2
(17)ポリクオタニウム-107 0.01
(18)クエン酸 0.1
(19)EDTA-2Na 0.1
(20)グリセリン 1.0
(21)塩化ナトリウム 0.3
(22)コメヌカ油 0.001
(23)コメ抽出物 0.1
(24)ムクロジ抽出物 0.1
(25)コメ胚芽油 0.1
(26)ヒオウギ抽出物 0.1
(27)ツバキ種子抽出物 0.1
(28)コメヌカ抽出物 0.1
(29)アンズ核油 0.001
(30)チャ花抽出物 0.1
(31)コムラサキ果実抽出物 0.1
(32)ダイズ種子抽出物 0.1
(33)カワラナデシコ種子抽出物 1.0
(34)ミリスチン酸 0.1
(35)安息香酸Na 0.5
(36)フェノキシエタノール 1.0
(37)メチルパラベン 1.0
(38)香料 0.01
(39)カラメル 1.0
(40)水 残余
常法により上記組成のヘアシャンプーを調製、評価したところ、いずれの特性も優れており良好な結果を得た。
処方例3 ヘアシャンプー(pH:5.1 粘度 1600 mPa・s 白濁粘性液) (質量%)

(1)ラウロイルサルコシンTEA 5.0
(2)ラウレス硫酸Na 1.0
(3)ラウリル硫酸Na 1.0
(4)ココイルグルタミン酸TEA 1.0
(5)ラウロイルメチルアラニンNa 1.0
(6)ラウラミドプロピルベタイン 2.0
(7)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 2.0
(8)ジステアリン酸グリコール 2.0
(9)セテアレス-60ミリスチルグリコール 1.0
(10)コカミドメチルMEA 1.0
(11)ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル 1.0
(12)ジメチルポリシロキサン 2.0
(13)アモジメチコン 5.0
(14)(ジビニルジメチコン/ジメチコン)コポリマー 0.1
(15)ポリクオタニウム-10 1.0
(16)グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド 0.5
(17)ポリクオタニウム-7 0.1
(18)ポリクオタニウム-51 0.001
(19)クエン酸Na 0.1
(20)EDTA-2Na 0.1
(21)ソルビトール 1.0
(23)塩化ナトリウム 0.5
(24)紅藻抽出物 0.1
(25)褐藻抽出物 0.1
(26)緑藻抽出物 0.1
(27)カワラナデシコ種子抽出物 0.5
(28)加水分解スサビノリ 0.1
(29)海水 0.1
(30)加水分解コラーゲン 0.1
(31)水溶性コラーゲン 0.1
(32)セリン 0.1
(33)プロリン 0.1
(34)グルタミン酸Na 0.1
(35)アルギニン 0.1
(36)アラニン 0.1
(37)パルミチン酸 3.0
(38)安息香酸Na 0.5
(39)フェノキシエタノール 1.0
(40)メチルパラベン 1.0
(41)香料 1.0
(42)カラメル 1.0
(43)水 残余
常法により上記組成のヘアシャンプーを調製、評価したところ、いずれの特性も優れており良好な結果を得た。


Claims (3)

  1. 下記(A)、(B)、(C)及び(D)を含有することを特徴とする洗浄料。
    (A)アミノ酸系アニオン界面活性剤2種以上を全体質量中5質量%以上
    (B)両性界面活性剤を全体質量中1質量%以上
    (C)多価アルコール
    (D)水溶性無機塩全体質量中1質量%以下%
  2. 前記(C)成分が0.005質量%以上である請求項1記載の洗浄料。
  3. 30℃におけるpHが6以下、粘度が1500~5000mPa・sである請求項1又は2記載の洗浄料。
JP2020156340A 2020-09-17 2020-09-17 洗浄料 Pending JP2022049999A (ja)

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