JP5557267B2 - 空調設備 - Google Patents
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Description
この空調設備は、建物の屋根に開閉可能に設けられた天窓と、この天窓の下方に設けられたシーリングファンとを備えており、天窓と、この天窓の下方に位置する天井との間に、通風および採光用の通気部が設けられている。そして、この通気部を形成する壁部に前記シーリングファンの回転駆動部が取り付けられ、この回転駆動部の駆動軸は前記通気部を通って前記天井より下方まで延出しており、この駆動軸の下端部に前記シーリングファンの羽根が取り付けられている。
また、水平壁は通気部の上部に設けられた天窓の直下に位置しておらず、直下より水平方向にずれて配置されているため、シーリングファンを天窓の直下に配置できず、天窓からのシーリングファンによる空気の採り込みや排出が効率的でない。
図1は本発明に係る空調設備を備えた建物の要部を示すもので、一側面側から見た縦断面図、図2は同他側面側から見た縦断面図、図3は同1階の階段室の平面図、図4は同2階の階段室の平面図である。
折返し階段2の途中には踊り場2aが設けられており、この踊り場2aは建物の外壁に沿って配置されている。なお、図3に示すように、階段室1の1階部分には、物入3が1階床から踊り場2aに至る階段2bに隣接し、かつ、踊り場2aから2階床に至る階段2cの下方において設けられている。
そして、天窓5の下方が前記階段室1となっている。つまり、階段室1の上方に天窓5が設けられている。
また、階段室1の上部には、天窓5と階段室1の天井1aとの間に、通風および採光用の通気部7が天井1aに開口して設けられている。通気部7は、階段室1の天井1aに開口する第1通気部8と、この第1通気部8の上面の一部に開口するとともに、上部に天窓5が設けられた第2通気部9とによって構成されている。
また、側壁8bは側壁8aに対して下方にずれて配置されており、これによって、第1通気部8の下面開口は屋根4と平行に傾斜している。また、階段室1の天井1aは斜めに傾斜する部分と、水平な部分とを有し、傾斜する部分と水平な部分との間に第1ツウ貴部8の下面開口が開口している。
また、側壁9aは側壁9bに対して下方にずれて配置されており、これによって、第2通気部9の下面開口は屋根4と平行に傾斜している。
すなわち、階段室1の上部にある対向する壁は、図5および図6に示すように、前記第1通気部8を形成する側壁8c,8dであり、この側壁8d,8d間に、取付ビーム10が水平にかつ天窓5の直下に位置するように架設されている。
取付ビーム10は左右に長尺な断面矩形の棒状のものであり、その中央部下面に、前記シーリングファン6が取り付けられている。
また、前記取付ビーム10の上面には、シーリングファン6の制御を行うための温度センサ11が第1通気部8の上壁(上面)8eに対向して設けられている。温度センサ11は、シーリングファン6の駆動モータの制御部に接続されており、この駆動モータの制御部に、信号を出力することによって、駆動モータのON・OFF制御や正・逆回転の制御を行うようになっている。
すなわち、温度センサ11は、天窓5を開閉させるの駆動モータの制御部に接続されており、この駆動モータの制御部に、信号を出力することによって、駆動モータのON・OFF制御や正・逆回転の制御を行うとともに、冷暖房装置の制御部に信号を出力することによって、冷暖房装置のON・OFF制御を行うようになっている。
温度センサ11は、階段室1の上部付近、すなわち前記通気部7の温度を検出し、例えば、夏季の日中において、温度センサ11が検出した温度が設定温度より高い場合、シーリングファン6をONとして逆方向に回転させるとともに、天窓5を閉鎖させ、さらに、冷暖房装置をONとして冷気を送出するように、これらを制御する。これによって、外部の暑い外気が天窓5から入ってこないように閉鎖するとともに、冷暖房装置から送出される冷気をシーリングファン6によって上方に吸い上げて循環させることができる。
また、夏季の夜において、温度センサ11が検出した温度が設定温度より高い場合、シーリングファン6をONとして正方向に回転させるとともに、天窓5を開放させ、さらに、冷暖房装置をOFFとするように、これらを制御する。これによって、外部の涼しい外気を天窓5からシーリングファン6によって採り入れるとともに、下方に向けて送り込むことができる。
また、春秋季において、温度センサ11が検出した温度が設定温度より低い場合、シーリングファン6をONとして正方向に回転させるとともに、天窓5を閉鎖させ、さらに、冷暖房装置をOFFとするように、これらを制御する。これによって、内部の空気を保持しながらシーリングファン6によって循環させることができる。
また、階段室1の上部に設けられた通気部7を形成する対向する側壁8c,8d間に取付ビーム10が水平に架設されているので、通気部7より下方にある階段室1の壁間に取付ビームを架設する場合に比して、取付ビーム10を短くできる。
また、取付ビーム10に取り付けられたシーリングファン6は、通気部7に納まっているので、階段室1の上部の空気を天窓5から外部に排気する際に、該空気を効果的に通気部7に導入して、開放された天窓5から排気できる。
また、シーリングファン6が、第1通気部8に納まっているので、比較的大きなシーリングファン6を使用しても、このシーリングファン6が第2通気部9を形成する側壁に干渉することがない。
さらに、折返し階段2の平面視における中央部にある階段手摺2dの直上に、シーリングファン6が位置しているので、シーリングファン6を回すことによって、階段1室の上下に亙って空気を効果的に流通させることがきる。
1a 天井
2 折返し階段
2d 階段手摺
4 屋根
5 天窓
6 シーリングファン
7 通気部
8 第1通気部
8c,8d 側壁(壁)
8e 上面(上壁)
9 第2通気部
10 取付ビーム
11 温度センサ
Claims (1)
- 建物の屋根4に開閉可能に設けられた天窓5と、この天窓5の下方に設けられたシーリングファン6とを備えた空調設備において、前記天窓5の下方が階段室1となっており、前記階段室1の上部には、前記天窓5と階段室1の天井1aとの間に、通風および採光用の通気部7が前記天井1aに開口して設けられており、前記通気部7は、前記階段室1の天井1aに開口する断面矩形状の第1通気部8と、この第1通気部8の上面の一部に開口するとともに、上部に前記天窓が設けられた断面矩形状の第2通気部9とによって構成されており、前記断面矩形状の第1通気部8を形成する対向する一対の側壁8c,8d間に、取付ビーム10が水平にかつ前記天窓5の直下に位置するように架設されており、この取付ビーム10に、前記シーリングファン6が固定されており、前記取付ビーム10に固定されたシーリングファン6は、前記第1通気部8内に納まっていることを特徴とする空調設備。
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