JP5554941B2 - 画像形成装置およびその主走査倍率補正方法 - Google Patents

画像形成装置およびその主走査倍率補正方法 Download PDF

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本発明は、画像形成装置およびその主走査倍率補正方法に関する。すなわち、入力される画像信号を画素分割変調し、画素分割変調された画像信号に基づきレーザ光源を変調駆動し、レーザ光源から発光されたレーザ光で潜像担持体上を走査する。これにより、潜像担持体上に潜像を形成する画像形成装置及びその主走査倍率補正方法に関する。
一般に、レーザビームプリンタやデジタル複写機などの画像形成装置においては、レーザビーム駆動回路により半導体レーザを駆動し、この半導体レーザから発光されたレーザビームを画像信号によって変調する。この変調後のレーザビームを回転多面鏡(ポリゴンミラー)によって感光体ドラム上にラスタスキャンすることにより潜像形成を行うよう構成されている。
ここで、複数の半導体レーザを有する装置においては、各半導体レーザからのレーザビームにより照射される感光体ドラム上の各位置に応じて、潜像画像の倍率が異なる。また、ポリゴンミラーの面精度が異なるため、面ごとに潜像画像の書き出し位置が異なる。また、両面印字可能な画像形成装置においては、定着後の紙サイズの収縮により、両面での潜像画像の比率が同じであっても印字後の画像サイズが異なる。
これに対し、画像データを転送する画像クロックを任意点で付加することにより、画像データ間の長さを制御してプリントされる画像サイズを補正するという方法が提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、上述した従来例では、画像クロックを補正するために補間する画像データが固定であり、画像クロックを微小に長くした場所においてスペースが発生し、プリント画像の品質を損なう可能性がある。
上述した問題を解決するために、補正点毎に、該補正点の前に位置する画素の画素分割変調された画素データの最終ビットを、該補正点に位置する画素の画素分割変調された画素データの先頭ビットとして付加するという方法が提案されている(特許文献2参照)。該補正点以降に位置する各画素に対しては、順次画素の画素分割変調された画素データをビット単位で次画素へ移行することにより、1ライン上に付加する新たな画素の画素データを生成する。生成された新たな画素の画素データは、固定周波数の画像クロックに同期して出力される。
特開2000−238342公報 特開2004−351908公報
しかしながら、特許文献2で提案された方法では、挿入されるビットデータが“0”になるか“1”になるかは上記補正点の前の画素データの最終ビットに依存するため、プリント画像の品質を損なう可能性がある。
本発明の目的は、プリント画像の品質を落とすことなく、主走査倍率を適正に補正することができる画像形成装置およびその主走査倍率補正方法を提供することにある。更に、書き出し開始位置を予め設定した時間だけ遅延させ、主走査倍率を適正に補正することができる画像形成装置およびその主走査倍率補正方法を提供することにある。
上記課題に鑑み、本発明の画像形成装置は、感光体と、前記感光体を露光するためのレーザ光を出射するレーザ光源と、前記レーザ光が前記感光体上を走査するように前記レーザ光を偏向する偏向手段と、を備える画像形成装置であって、入力画像データに基づいて生成された、前記レーザ光源から前記レーザ光を出射させるための第1のビットデータおよび前記レーザ光を出射させないための第2のビットデータの少なくとも一方を含むビットパターンを生成するデータ生成手段であって、1画素に対応するデータとして前記第1のビットデータおよび、または前記第2のビットデータを含む複数のビットデータを生成するデータ生成手段と、前記データ生成手段によって生成された、前記ビットパターン内の前記第1のビットデータと前記第2のビットデータの両方を含む、1画素中における前記第1のビットデータの偏りを検出する検出手段と、前記レーザ光によって前記感光体上に形成される静電潜像の前記レーザ光の走査方向における幅を補正するために、前記検出手段によって検出された前記画素中における前記第1のビットデータの偏りに応じて決定される位置に前記第2のビットデータを付加し、あるいは、前記レーザ光によって前記感光体上に形成される静電潜像の前記レーザ光の走査方向における幅を補正するために、前記検出手段によって検出された前記画素中における前記第1のビットデータの偏りに応じて決定される位置から前記第2のビットデータを削除する補正手段と、画像クロックに同期して、前記付加又は削除したビットデータを含むビットパターンを、前記レーザ光源を駆動する駆動手段に出力する出力手段と、を備え、前記補正手段は、前記検出手段が検出する前記1画素中の前記第1のビットデータの偏りが生じている位置とは異なる位置に前記第2のビットデータを付加し、あるいは、前記検出手段が検出する前記1画素中の前記第1のビットデータの偏りが生じている位置とは異なる位置から前記第2のビットデータを削除することを特徴とする。
本発明によれば、補正点の属性情報に応じた位置にビットを挿入または抜取ることにより1ライン上に付加される新たな画素の画素データを生成するので、プリント画像の品質を落とすことなく主走査倍率を適正に補正することができる。
また、前記画像書き出し位置信号に対してライン開始位置を予め設定した時間遅延させ、かつ各ライン内で同一の倍率となるように調整することにより、プリント画像の品質を落とすことなく印刷比率を補正できるという効果を奏する。
8ビットの画素分割変調されたデータ列における濃度とパルスのパルス位置が左寄せの場合の対応関係図である。 8ビットの画素分割変調されたデータ列における濃度とパルスのパルス位置が中央の場合の対応関係図である。 本実施形態に係る主走査倍率補正処理により処理されるパルス位置が左寄せまたは中央の場合の画像信号の構成例を示す概念図である。 8ビットの画素分割変調されたデータ列における濃度とパルスのパルス位置が右寄せの場合の対応関係図である。 本実施形態に係る主走査倍率補正処理により処理されるパルス位置が右寄せの場合の画像信号の構成例を示す概念図である。 8ビットの画素分割変調されたデータ列における濃度とパルスのパルス位置がスプリットの場合の対応関係図である。 本実施形態に係る主走査倍率補正処理により処理されるパルス位置がスプリットの場合の画像信号の構成例を示す概念図である。 本実施形態に係る画像形成装置の構成例を模式的に示す縦断面図である。 図8の露光部51を制御する露光制御部の構成例を模式的に示すブロック図である。 実施形態1の図9の画像処理回路907の構成例を示すブロック図である。 実施形態1のパルスデータLUT1007のフォーマット例を示す図である。 図10の画像処理回路におけるビットデータ挿入時の主要ブロックのタイミングチャートである。 図10の画像処理回路におけるビットデータ抜取り時の主要ブロックのタイミングチャートである。 実施形態2の図9の画像処理回路の他の構成例を示すブロック図である。 実施形態3の図9の画像処理回路の他の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<本発明における主走査倍率補正処理の原理>
まず、本発明における主走査倍率補正処理の原理について、図1乃至図7を参照しながら説明する。
本発明に係る主走査倍率補正処理では、感光体ドラム上におけるレーザ光で走査される1ライン上の1つ以上の補正点毎に、該補正点の画素の画素分割変調された画素データの、ある位置のビットを挿入または抜取る。こうすることにより、前記1ライン上に付加される新たな画素の画素データを生成する。挿入または抜取るビットの位置(先頭ビット、中間ビット、最終ビットなど)は、上記画像信号に含まれる該補正点の属性情報に応じて決定する。そして、生成された新たな画素の画素データは、固定周波数の画像クロックに同期して出力される。ここで、主走査倍率とは、感光体ドラム上のレーザ光により主走査方向へ走査される際の幅をいうものとする。
図1,図2,図4,図6は、画像信号に含まれる補正点の属性情報の4つの異なる属性を示している。上記属性情報はパルス位置(露光位置に)である。図3,図5,図7は、かかる属性情報に対応して、本発明に係る主走査倍率補正処理により処理される画像信号の構成例を示す概念図である。なお、画像信号を構成する画素データは、例えば図1乃至図7に示すように、8ビットの画素分割変調されたデータ列から構成されているとし、補正前画像データは1ラインあたり4画素であるとする。そして、ここでは、上記主走査倍率補正処理における補正点として、同一ライン上の1画素目と3画素目を想定する。
<属性情報のパルス位置が左寄せまたは中央の場合>
図1に、パルス位置が左寄せの場合の8ビットの画素分割変調されたデータ列を示す。図2に、パルス位置が中央の場合の8ビットの画素分割変調されたデータ列を示す。ここで、データ列中の“1”がレーザ光源からのレーザ光の発光を示し、“0”が消光を示す。
(左寄せまたは中央の場合の補正ビット位置の例)
図3は、属性情報のパルス位置が左寄せまたは中央の場合の、ビット挿入(上図)、ビット抜取り(中央図)、ビット挿入と抜取り(下図)の例を示す図である。
図3の上図は、上記補正点で挿入補正を行う様子を示している。1画素目と3画素目の画素分割変調された画素データの最終ビット(インデックス8)がコピーされて直後に挿入されている。その結果、有効なビットデータが5画素目にずれ込んでおり、5画素目の無効部分をビットデータ“0”で埋めている。
図3の中央図は、上記補正点で抜取り補正を行う様子を示している。1画素目と3画素目の画素分割変調された画素データの最終ビット(インデックス8)が抜取られている。その結果、有効なビットデータが4画素目の途中で終わっており、4画素目の無効部分をビットデータ“0”で埋めている。
図3の下図は、上記補正点のうち、1画素目で挿入補正を行い、3画素目で抜取り補正を行う様子を示している。1画素目の画素分割変調された画素データの最終ビット(インデックス8)がコピーされて直後に挿入されており、3画素目の画素分割変調された画素データの最終ビット(インデックス8)が抜取られている。その結果、プラスマイナスゼロとなり、補正前と補正後で有効なビットデータの数は変わらない。従って、ライン全体で見ると補正前と補正後で同じ主走査幅である。しかし、1画素目と2画素目をセグメント0とし、3画素目と4画素目をセグメント1とすると、セグメント0の主走査幅は補正後に拡大されており、セグメント1の主走査幅は補正後に縮小されている。
上述したように、パルス位置が左寄せまたは中央の場合には、画素分割変調された画素データの最終ビット(インデックス8)を操作する。これにより、図1及び図2からも分かるように、100%点灯の場合(図1及び図2の最下段)を除いて常にビットデータ“0”を挿入/抜取りすることができる。そのため、プリント画像の品質を落とすことなく主操作倍率を適正に補正することができる。
<属性情報のパルス位置が右寄せの場合>
図4は、パルス位置が右寄せの場合の8ビットの画素分割変調されたデータ列を示す。
(右寄せの場合の補正ビット位置の例)
図5は、属性情報のパルス位置が右寄せの場合の、ビット挿入(上図)、ビット抜取り(中央図)、ビット挿入と抜取り(下図)の例を示す図である。
図5の上図は、上記補正点で挿入補正を行う様子を示している。1画素目と3画素目の画素分割変調された画素データの先頭ビット(インデックス1)がコピーされて直後に挿入されている。その結果、有効なビットデータが5画素目にずれ込んでおり、5画素目の無効部分をビットデータ“0”で埋めている。
図5の中央図は、上記補正点で抜取り補正を行う様子を示している。1画素目と3画素目の画素分割変調された画素データの先頭ビット(インデックス1)が抜取られている。その結果、有効なビットデータが4画素目の途中で終わっており、4画素目の無効部分をビットデータ“0”で埋めている。
図5の下図は、上記補正点のうち、1画素目で挿入補正を行い、3画素目で抜取り補正を行う様子を示している。1画素目の画素分割変調された画素データの先頭ビット(インデックス1)がコピーされて直後に挿入されており、3画素目の画素分割変調された画素データの先頭ビット(インデックス1)が抜取られている(図1及び図2の最下段)。その結果、プラスマイナスゼロとなり、補正前と補正後で有効なビットデータの数は変わっていない。従って、ライン全体で見ると補正前と補正後で同じ主走査幅である。しかし、1画素目と2画素目をセグメント0とし、3画素目と4画素目をセグメント1とすると、セグメント0の主走査幅は補正後に拡大されており、セグメント1の主走査幅は補正後に縮小されている。
上述したように、パルス位置が右寄せの場合には、画素分割変調された画素データの先頭ビット(インデックス1)を操作する。これにより、図4からも分かるように、100%点灯の場合(図4の最下段)を除いて常にビットデータ“0”を挿入/抜取りすることができる。そのため、プリント画像の品質を落とすことなく主操作倍率を適正に補正することができる。
<属性情報のパルス位置がスプリットの場合>
図6は、パルス位置がスプリットの場合の8ビットの画素分割変調されたデータ列を示す。
(スプリットの場合の補正ビット位置の例)
図7は、属性情報のパルス位置が画素の両端に偏ったスプリットの場合の、ビット挿入(上図)、ビット抜取り(中央図)、ビット挿入と抜取り(下図)の例を示す図である。
図7の上図は、上記補正点で挿入補正を行う様子を示している。1画素目と3画素目の画素分割変調された画素データの中間ビット(インデックス4)がコピーされて直後に挿入されている。その結果、有効なビットデータが5画素目にずれ込んでおり、5画素目の無効部分をビットデータ“0”で埋めている。
図7の中央図は、上記補正点で抜取り補正を行う様子を示している。1画素目と3画素目の画素分割変調された画素データの中間ビット(インデックス4)が抜取られている。その結果、有効なビットデータが4画素目の途中で終わっており、4画素目の無効部分をビットデータ“0”で埋めている。
図7の下図は、上記補正点のうち、1画素目で挿入補正を行い、3画素目で抜取り補正を行う様子を示している。1画素目の画素分割変調された画素データの中間ビット(インデックス4)がコピーされて直後に挿入されており、3画素目の画素分割変調された画素データの中間ビット(インデックス4)が抜取られている。その結果、プラスマイナスゼロとなり、補正前と補正後で有効なビットデータの数は変わっていない。従って、ライン全体で見ると補正前と補正後で同じ主走査幅である。しかし、1画素目と2画素目をセグメント0とし、3画素目と4画素目をセグメント1とすると、セグメント0の主走査幅は補正後に拡大されており、セグメント1の主走査幅は補正後に縮小されている。
上述したように、スプリットの場合には、画素分割変調された画素データの中間ビット(インデックス4)を操作する。これにより、図6からも分かるように、100%点灯の場合(図6の最下段)を除いて常にビットデータ“0”を挿入/抜取りすることができる。そのため、プリント画像の品質を落とすことなく主操作倍率を適正に補正することができる。
なお、図3、図5、図7では図示していないが、上記属性情報であるパルス位置が、ページやラインの途中で画素毎に切り替わる構成でも構わない。
このように本例では、上記主走査倍率補正処理により、1ライン内の有効なビットデータの数を増加させたり減少させたりすることが可能になり、主走査倍率を補正することができる。
[実施形態1]
<本実施形態の画像形成装置の構成例>
次に、上記主走査倍率補正処理を実行可能な本実施形態の画像形成装置の具体的構成について図8乃至図10を参照しながら説明する。
(本実施形態の画像形成装置の構成例)
図8は、本実施形態に係る画像形成装置の構成を模式的に示す縦断面図である。
本実施形態の画像形成装置は、図8に示すように、例えば4ドラム方式のカラーレーザビームプリンタの場合に対応する。このカラー画像形成装置は、本体装置の右側面下部に転写材カセット53を装着している。転写材カセット53にセットされた転写材は、給紙ローラ54によって一枚ずつ取り出され、搬送ローラ対55-a、55-bによって画像形成部に給送される。画像形成部には、転写材を搬送する転写搬送ベルト10が複数の回転ローラによって転写材搬送方向(図8の右から左方向)に扁平に張設され、その最上流部においては、転写材が転写搬送ベルト10に静電吸着される。また、このベルト搬送面に対向して4個のドラム状の潜像担持体としての感光体ドラム14-C,14-Y,14-M,14-Kが直線状に配設されて、画像形成部を構成している。
画像形成部であるところの現像ユニット52-C,52-Y,52-M,52-Kは、前記感光体ドラム、C(CYAN)、Y(YELLOW)、M(MAGENTA)、K(BLACK)の各色トナー、帯電器、現像器を有している。上記の各現像ユニット52-C,52-Y,52-M,52-Kの筐体内の帯電器と現像器間には所定の間隙が設けられている。この間隙を介して、レーザスキャナからなる露光部51-C,51-Y,51-M,51-Kから感光体ドラム14の周面を所定の電荷で一様に帯電させる。露光部51-C,51-Y,51-M,51-Kが上記帯電した感光体ドラム14-C,14-Y,14-M,14-Kの周面を画像情報に応じて露光して、潜像担持体上に静電潜像を形成する。そして、現像器が上記の静電潜像の停電位部にトナーを転移させてトナー像(現像)する。
転写搬送ベルト10の搬送面を挟んで転写部材57-C,57-Y,57-M,57-Kが配置されている。各感光体ドラム14-C,14-Y,14-M,14-Kに対応する転写部材57-C,57-Y,57-M,57-Kで転写電界が形成される。この転写電界によって、各感光体ドラム14-C,14-Y,14-M,14-Kの周面上に形成(現像)されたトナー像は、搬送されてきた転写材に発生した電荷に吸収されて転写材面に転写される。トナー像を転写された転写材は、定着器58でトナー像が転写材上に定着された後、排紙ローラ対59-a、59-bによって機外に排出される。尚、転写搬送ベルト10は、C(CYAN)、Y(YELLOW)、M(MAGENTA)、K(BLACK)の各色トナーを一旦転写してから転写材に二次転写する構成の中間転写ベルトでも構わない。
(露光制御部の構成例)
図9は、図8の露光部51を制御する露光制御部の構成を模式的に示すブロック図である。なお、以下の説明では、C(CYAN)、Y(YELLOW)、M(MAGENTA)、K(BLACK)の中の1つの色を代表させて説明する。従って、参照番号は-C,-Y,-M,-Kを除く番号を使用する。
露光部51には、図9で示す径路で生成されたレーザ光が入射する。
画像処理回路907が、外部から入力された画像信号1057を画素単位で濃度に対応する画素中のレーザ光の発光あるいは消光を示す複数のビットデータに画素分割変調する。そして、該画素分割変調された画像信号1073を画像クロックに同期させて出力する。レーザ駆動部906が、画像処理回路907から出力された画素分割変調された画像信号1073に基づき半導体レーザ901を駆動する。
半導体レーザ901の内部には、レーザ光の一部を検出するフォトダイオードセンサ(PDセンサ;図示せず)が設けられている。レーザ駆動部906は、PDセンサの検出信号を用いて半導体レーザ901のAPC(Auto Power Control)制御を行う。半導体レーザ901から発光されたレーザ光は、コリメータレンズ902および絞りなどを有する光学系を介してほぼ平行光になり、所定のビーム径でポリゴンミラー(回転多面鏡)903に入射する。
ポリゴンミラー903は、所定方向に等角速度で回転しており、この回転に伴いポリゴンミラー903に入射したレーザ光は、連続的に角度を変える偏向ビームとなって反射される。偏向ビームとなって反射されたレーザ光は、f−θレンズ904により集光作用を受ける。また同時に、f−θレンズ904は走査の時間的な直線性を保証するような歪曲収差の補正を行うので、f−θレンズ904を通過したレーザ光は、感光体ドラム14上に所定方向に等速で結合走査される。感光体ドラム14の一方の端部近傍には、ポリゴンミラー903から反射されたレーザ光を検出するビームディテクトセンサ905が設けられている。このセンサの検出信号は、ポリゴンミラー903の回転とデータの書き込みの同期をとるための同期信号として用いられる。
このようなレーザ駆動部906においては、1走査中のレーザ光の光量を一定に保持するために、1走査中の光検出区間でレーザ光の出力を検出して半導体レーザ901の駆動電流を1走査の間保持するという駆動方式を採用している。
本実施形態においては、ポリゴンミラー903の回転信号及びビームディテクトセンサ905の検出信号などに基づいて、主走査倍率補正制御部908で主走査方向の倍率のバラツキを検出する。そして、その補正のための補正制御信号909により画像処理回路907での主走査倍率補正を実行する。なお、本発明は、画像処理回路907における画素の挿入/抜取りの仕方の関するものであり、主走査倍率補正制御部908における主走査方向の倍率のバラツキの検出や補正制御信号909の生成は手段ではないので、詳細な説明は省く。
(実施形態1の画像処理回路の構成例)
図10は、図9の画像処理回路907の構成を示すブロック図である。
上記画像処理回路907は、図10に示すように、主走査倍率補正制御部908から補正制御信号909を受信する制御信号発生回路1001を有する。制御信号発生回路1001は、補正制御信号909の補正量などから、ビットデータ挿入/抜取位置信号(FIFO制御信号)1052を生成する。このビットデータ挿入/抜取位置信号1052は、FIFO(First In-First Out Memory)クロック発生回路1003と、パラレル−シリアル(以下、PSと略す)変換/ビットデータ挿入・抜取回路1008とに入力される。また、制御信号発生回路1001は、変換/ビットデータ挿入・抜取回路1008に対して、挿入/抜取選択信号1050を生成する。また、制御信号発生回路1001は、シリアル−パラレル(以下、SPと略す)クロック発生回路1004に対するSP変換制御信号1053を生成する。
FIFOクロック発生回路1003には、基準クロック(refclk)1051およびビットデータ挿入/抜取位置信号(FIFO制御信号)1052に基づき、読み出しクロック1054を生成する。読み出しクロック1054は、FIFO1002、ディレイ時間発生回路1005、パルスデータLUT(Look Up Table)1007、LUTアドレス生成回路1006に入力される。SPクロック発生回路1004は、基準クロック1051およびSP変換制御信号1053に基づき、SP変換回路1009に対するSP変換クロック1055を生成する。また、このSP変換クロック1055は、画像クロックとして画像処理回路907から出力される。
FIFO1002には、本体制御部(図示せず)よりのリセット1058やFIFO書き込み信号1056および書き込みクロック1059が供給される。同時に、外部画像生成部(図示せず)から本例では6ビットの画像信号(data)1057が画素単位で入力される。該画像信号1057の上位2ビットがパルス位置を表わす属性値であり、下位4ビットがハーフトーン処理済みの画素値である。すなわち、FIFO1002には6ビットの書き込み画素データ1057が入力される。FIFO1002からは、FIFOクロック発生回路1003からの読み出しクロック1054および、ディレイ時間発生回路1005からのFIFO読み出し信号1060によって6ビットの読み出し画素データ(data)1061が出力される。
なお、本例では、属性情報であるパルス位置は、中央、右寄せ、左寄せ、スプリットの4種類であるので、2ビットで表わせる。また、1画素のパルスデータを16ビットとしているので、画素値は4ビットで表わせる。しかし、属性の種類や1画素のパルスデータのビット数が変われば、属性値や画素値のビット数も変わる。
このFIFO1002から出力された読み出し画素データ(data)1061は、ディレイ時間発生回路1005に入力される。ディレイ時間発生回路1005は、不図示のBDセンサ905から出力されるBD信号1062を基準に、本体制御部(図示せず)より指定されたディレイ時間1063に応じて、FIFO読み出し信号1060を調整する。そして、BD信号1062を基準として本体制御部より指定されたディレイ時間1063の経過後に、LUTアドレス生成回路1006に向けて画素データ(画素値1065およびパルス位置1066)と画素データ有効信号1064を入力する。
LUTアドレス生成回路1006は、ディレイ時間発生回路1005から入力された画素データ有効信号1064に基いて、画素値1065およびパルス位置1066をアドレス(addr)1067として、パルスデータLUT1007に送る。そして、パルスデータLUT1007から16ビットのパルスデータ1068を読み出す。
(パルスデータLUT1007の構成例)
図11は、図10のパルスデータLUT1007の構成例を示す図ある。
図11に示すように、パルスデータLUT1007には、4種類のパルス位置1101a毎に、4ビットの画素値に対する16ビットのパルスデータ1102が格納されている。パルス位置1066が、2'b00(バイナリ)で中央を、2'b01で右寄せを、2'b10で左寄せを、2'b11でスプリットを示す。そうすると、パルス位置1066を上位2ビット、16レベルの画素値1065を下位4ビットとした、6ビット信号をパルスデータLUTアドレス1067にすればよい。
パルスデータLUT1007は、ROM(Read Only Memory)で実装しても良い。また、RAM(Random Access Memory)で実装して、本体制御部(図示せず)からパルスデータを書き込む構成でも構わない。
パルスデータLUT1007からの16ビットのLUT出力パルスデータ1068は、パルスデータ有効信号(valid)1069と同期してパルスデータ(pix)1070としてPS変換/ビットデータ挿入・抜取回路1008に入力される。同時に、パルス位置1071(atr)もPS変換/ビットデータ挿入・抜取回路1008に入力される。
PS変換/ビットデータ挿入・抜取挿回路1008は、LUTアドレス生成回路1006から入力された16ビットのパルスデータ1070を、PS変換クロック(基準クロック)1051によりシリアル画素信号に変換する。同時に、制御信号発生回路1001から入力されるビットデータ挿入/抜取位置信号1052に基づいて補正点を判断し、挿入/抜取選択信号1050に基づいてビットデータの挿入あるいは抜取りを行う。その際、前記したように画素データのパルス位置1071を参照して、該補正点の画素の画素分割変調された画素データのビットデータを挿入/抜取りする位置を判断する。
ビットデータ挿入または抜取り済みのシリアル画素信号1072は、SP変換回路1009に入力される。SP変換回路1009は、入力されたシリアル画素信号1072をSP変換クロック1055によって16ビットのパラレル画素信号1073に変換して、出力する。
<本実施形態の画像処理回路の動作例>
次に、上記画像処理回路907の動作例について、図12、図13を参照しながら説明する。なお、図12及び図13では、パルス位置の異なるビットデータの挿入を図示するため、3画素で連続して挿入あるいは抜取りをする特殊な例で説明する。しかしながら、実際には、主走査倍率補正制御部908からの補正制御信号909に含まれる主走査方向の倍率補正量に基づいて、制御信号発生回路1001で挿入あるいは抜取りの画素数や挿入あるいは抜取りの画素位置が決定される。かかる画素数や画素位置の決定も、倍率補正量をアドレスとするLUTで構成してよい。また、複数の主走査画素数を有する装置を制御するには、主走査画素数あるいはその上位ビットをアドレスに含めればよい。なお、かかる画素数や画素位置の決定を主走査倍率補正制御部908で行っても構わない。
<ビットデータ挿入の動作例>
図12は、図10の画像処理回路における、ビットデータの挿入を行った場合の主要ブロックのタイミングチャートである。
基準クロック(PS変換クロック)1051(図12の(a)に示す)は、次の各クロックの基準となる信号である。すなわち、読み出しクロック(FIFO Readクロック/RAM Readクロック)1054(図12の(b)に示す)、及び画像クロック(SP変換クロック)1055(図12の(f)に示す)の基準となる。この基準クロック1051は、画像クロックとなるSP変換クロック1055の周波数に対し、1画素の濃度を複数の分割領域のビットで表わす画素分割変調の分解能に(分割数=ビット数)比例した周波数となる。本実施形態においては、画素分割変調の分解能を16ビットとした場合を示し、基準クロック1051の周波数はSP変換クロック1055の16倍に設定される。
ビットデータ挿入/抜取位置信号1052(図12の(d)に示す)がビットの挿入あるいは抜取りの画素位置を指定し、挿入/抜取選択信号1050(図12に図示せず)が挿入あるいは抜取りが指定された画素位置における挿入を指定する。
読み出しクロック(FIFO Readクロック/RAM Readクロック)1054は、FIFO1002、パルスデータLUT1007から1画素単位で画素データを読み出すタイミングを指示するためのクロックである。FIFOクロック発生回路1003は、挿入や抜取りが無い画素においては基準クロック1051を16カウントして、1つの読み出しクロック1054を生成する。かかる読み出しクロック1054は、データ挿入時には、データ挿入が行われた画素の次の画素を読み出すときに、次の出力画素の先頭ビットに前画素の最終ビットが到達するよう、1ビット分のタイミングを遅らせる。図12の(b)ように、通常は破線のクロックを実線のクロックとする。以降、再度画素内でビット挿入が行われるまでの間は、16ビット分(16カウント)の同一周期とする。しかしながら、図12の例では、属性の異なる挿入の処理を説明するため、前述のように3画素連続で異なる属性情報の挿入が行われる特殊な例が示されている。
上記のように読み出しクロック1054を1ビット分だけ遅らせることにより、ビビット挿入が行われる画素の次の画素の先頭ビットで、PS出力データ(シリアル画素信号)1072(図12の(e)に示す)が更新されないように制御する。
そして、PS変換/ビットデータ挿入・抜取回路1008では、パルスデータ1070(図12の(c)に示す)をパラレル/シリアル変換する時に、指定された画素のパルス位置に対応するビット位置でビット挿入を実施する。このビット挿入は、2ビットのパルス位置1071、ビットデータ挿入/抜取位置信号1052、及び挿入/抜取選択信号1050により制御される。
SP変換クロック1055(図12の(f)に示す)は、基準クロック1051の1/16の周波数で、1画素区間を規定する画像クロックとして出力される。このSP変換クロック1055により、ビットデータ挿入済みのPS出力データ(シリアル画素信号)1072は、16ビットのSP出力データ(パラレル画素信号)1073(図12の(g)に示す)に変換されて出力される。従って、SP出力データ(パラレル画素信号)1073は、挿入されたビットの数だけ画素データのビットパターンが後ろの画素にシフトされることになる。
(パルス位置が中央の場合の挿入処理)
パルス位置が中央の場合、PS出力データ(シリアル画素信号)1072は、ビット挿入が行われる画素の右端ビットがコピーされて出力される。そして、ビット挿入が行われる画素の最終ビットが次の出力画素の先頭ビットの時も更新されずに出力されるので、最終ビットが次の出力画素の先頭ビットにシフトされることになる。図12の(c)ように、パルスデータLUT1007から出力されたビット挿入位置の16ビットの画素データを“0000001111000000”、次の画素データを“1111000000001111”とする。この場合に、SP変換回路1009から出力される画素データは、図12の(g)のように、ビット挿入位置の画素データは変わらないが、次の画素データは“01111000…”と先頭に“0”が挿入される。
(パルス位置がスプリットの場合の挿入処理)
パルス位置がスプリットの場合、PS出力データ(シリアル画素信号)1072は、ビット挿入が行われる画素の中央ビットがコピーされて出力される。この場合も、次の出力画素の先頭ビットの時にパルスデータ1070が更新されずに出力されるので、最終ビットが次の出力画素の先頭ビットにシフトされることになる。図12の(c)ように、パルスデータLUT1007から出力されたビット挿入位置の16ビットの画素データを“1111000000001111”、次の画素データを“0000000000001111”とする。この場合に、SP変換回路1009から出力される画素データは、図12の(g)のように、前の画素での挿入も付加される。従って、挿入位置の画素データ“0111100000000011”と先頭に前の画素から“0”がシフトされると共に中央部分に“0”が挿入され、次の画素データは“11000000…”と先頭に前の画素から“11”がシフトされる。
(パルス位置が右寄せの場合の挿入処理)
パルス位置が右寄せの場合、PS出力データ(シリアル画素信号)1072は、ビット挿入が行われる画素の左端ビットがコピーされて出力される。この場合も、次の出力画素の先頭ビットの時にパルスデータ1070が更新されずに出力されるので、最終ビットが次の出力画素の先頭ビットにシフトされることになる。図12の(c)ように、パルスデータLUT1007から出力されたビット挿入位置の16ビットの画素データを“0000000000001111”とする。この場合に、SP変換回路1009から出力される画素データは、図12の(g)のように、前の2つの画素での挿入も付加される。従って、挿入位置の画素データ“1100000000000001”と先頭に前の画素から“11”がシフトされると共に左端部分に“0”が挿入され、右端部分の“111”は次ぎの画素データにシフトされる。
以上のように、挿入ビットは常に“0”であるので出力画像の品質を落とさずに主走査方向の倍率補正が可能となる。
<ビットデータ抜取りの動作例>
図13は、図10の画像処理回路における、ビットデータの抜取りを行った場合の主要ブロックのタイミングチャートである。
基準クロック(PS変換クロック)1051(図13の(a)に示す)は、次の各クロックの基準となる信号である。すなわち、読み出しクロック(FIFO Readクロック/RAM Readクロック)1054(図13の(b)に示す)、及び画像クロック(SP変換クロック)1055(図13の(f)に示す)の基準となる。この基準クロック1051は、画像クロックとなるSP変換クロック1055の周波数に対し、1画素の濃度を複数の分割領域のビットで表わす画素分割変調の分解能に(分割数=ビット数)比例した周波数となる。本実施形態においては、画素分割変調の分解能を16ビットとした場合を示し、基準クロック1051の周波数はSP変換クロック1055の16倍に設定される。
ビットデータ挿入/抜取位置信号1052(図13の(d)に示す)がビットの挿入あるいは抜取りの画素位置を指定し、挿入/抜取選択信号1050(図13に図示せず)が挿入あるいは抜取りが指定された画素位置における抜取りを指定する。
読み出しクロック(FIFO Readクロック/RAM Readクロック)1054は、FIFO1002、パルスデータLUT1007から1画素単位で画素データを読み出すタイミングを指示するためのクロックである。FIFOクロック発生回路1003は、挿入や抜取りが無い画素においては基準クロック1051を16カウントして、1つの読み出しクロック1054を生成する。かかる読み出しクロック1054は、データ抜取り時には、データ抜取りが行われた画素の次の画素を読み出すときに、次の出力画素の先頭ビットが前画素の最終ビットに到達するよう、1ビット分のタイミングを早くする。図13の(b)ように、通常は破線のクロックを実線のクロックとする。以降、再度画素内でビット抜取りが行われるまでの間は、16ビット分(16カウント)の同一周期とする。しかしながら、図13の例では、属性の異なる挿入の処理を説明するため、前述のように3画素連続で異なる属性情報の抜取りが行われる特殊な例が示されている。
上記のように読み出しクロック1054を1ビット分だけ早くすることにより、ビビット抜取りが行われる画素の最終ビットで、PS出力データ(シリアル画素信号)1072(図13の(e)に示す)が更新されるように制御する。
そして、PS変換/ビットデータ挿入・抜取回路1008では、パルスデータ1070(図13の(c)に示す)をパラレル/シリアル変換する時に、指定された画素のパルス位置に対応するビット位置でビット抜取りを実施する。このビット抜取りは、2ビットのパルス位置1071、ビットデータ挿入/抜取位置信号1052、及び挿入/抜取選択信号1050により制御される。
SP変換クロック1055(図13の(f)に示す)は、基準クロック1051の1/16の周波数で、1画素区間を規定する画像クロックとして出力される。このSP変換クロック1055により、ビットデータ抜取り済みのPS出力データ(シリアル画素信号)1072は、16ビットのSP出力データ(パラレル画素信号)1073(図13の(g)に示す)に変換されて出力される。従って、SP出力データ(パラレル画素信号)1073は、抜き取られたビットの数だけ画素データのビットパターンが前の画素にシフトされることになる。
(パルス位置が中央の場合の抜取処理)
パルス位置が中央の場合、PS出力データ(シリアル画素信号)1072は、ビット抜取りが行われる画素の右端ビットが抜取られる。そして、ビット抜取りが行われる画素の最終ビットの時にパルスデータ1070が更新されるので、次ぎの出力画素の先頭ビットがビット抜取りが行われた画素の最終ビットにシフトされることになる。図13の(c)ように、パルスデータLUT1007から出力されたビット抜取位置の16ビットの画素データを“0000001111000000”、次の画素データを“1111000000001111”とする。この場合に、SP変換回路1009から出力される画素データは、図13の(g)のように、ビット抜取位置の画素データは“0000001111000001”と“1”が次ぎの画素データからシフトされ、次の画素データは“11100000…”となる。
(パルス位置がスプリットの場合の抜取処理)
パルス位置がスプリットの場合、PS出力データ(シリアル画素信号)1072は、ビット挿入が行われる画素の中央ビットでビットが抜取られて出力される。この場合も、ビット抜取りが行われる画素の最終ビットの時にパルスデータ1070が更新されるので、次ぎの出力画素の先頭ビットがビット抜取りが行われた画素の最終ビットにシフトされることになる。図13の(c)ように、パルスデータLUT1007から出力されたビット抜取位置の16ビットの画素データを“1111000000001111”、次の画素データを“0000000000001111”とする。この場合に、SP変換回路1009から出力される画素データは、図13の(g)のように、前の画素での抜取りも影響する。従って、抜取位置の画素データ“1110000000111100”と先頭ビット“1”が前の画素にシフトアウトされると共に、中央の“0”が抜取られ、右端部分に次の画素から“00”がシフトインされる。
(パルス位置が右寄せの場合の抜取処理)
パルス位置が右寄せの場合、PS出力データ(シリアル画素信号)1072は、ビット抜取りが行われる画素の左端ビットが抜取りされる。この場合も、ビット抜取りが行われる画素の最終ビットの時にパルスデータ1070が更新されるので、次ぎの出力画素の先頭ビットがビット抜取りが行われた画素の最終ビットにシフトされることになる。図13の(c)ように、パルスデータLUT1007から出力されたビット抜取位置の16ビットの画素データを“0000000000001111”とする。この場合に、SP変換回路1009から出力される画素データは、図13の(g)のように、前の2つの画素での抜取りも考慮される。従って、抜取位置の画素データ“0000000001111xxx”と先頭の“00”が前の画素にシフトされると共に左端部分から“0”が抜取られ、右端部分に次ぎの画素データの“xxx”がシフトインされる。
以上のように、抜取りビットは常に“0”であるので出力画像の品質を落とさずに主走査方向の倍率補正が可能となる。
上記挿入/抜取りの例では、その組み合わせの例は示していないが、当業者には上記挿入/抜取りの例から自明である。
<本実施形態の主走査倍率補正処理の具体例>
次に、本実施形態における主走査倍率補正処理による具体例について説明する。
本実施形態においては、1画素を16ビットのデータとし、1ラインの画素数を4960ドットとする(印字解像度600dpi、有効印字領域210mmに相当する)。
(全体倍率拡大を行う場合)
例えば、主走査方向に約0.2インチ伸長する必要がある場合に124ドット分の画素で1ビットの挿入をするとする。1画素を16ビットのデータとしているため、1984回(=124×16)のビットデータの挿入を行う必要がある。すなわち、4960ドットのうち1984ドットに対してビットデータ挿入を行えば良い。
ここで、主走査方向の4960ドットを16個のセグメントに分割してセグメント毎に処理する場合を考える。この場合、1セグメントの幅は310ドット(=4960/16)となり、1セグメントでビットデータ挿入を行うドットの数は、1984/16=124ドットとなる。すなわち、1セグメント幅の310ドットのうち、124ドットに対してビットデータ挿入を行う。具体的な挿入位置については、310ドットに対してビットデータを平均的に挿入する場合には、310/124=2.5なので、2ドットに1回の挿入と3ドットに1回の挿入とを交互に繰り返すことになる。
また、ライン内でのビットデータの挿入回数と挿入頻度は変えずに、ビットデータ挿入位置をライン毎にランダムに散らばらせる構成も考えられる(以下の実施形態5にも示す)。こうすることにより、4960ドットの行全体にわたって均一にビットデータが挿入されると共に、更に、挿入されたビットデータの配置がランダムになるので、規則的な変化による画質の劣化を防ぐこと可能になる。 表にすると、表1のようになる。
Figure 0005554941
1セグメント幅の310ドットのうち、何ドットにたいしてビットデータの挿入を行うかを示している。+はビットデータ挿入を示す。また、seg0(セグメント0)は紙の左端であり、seg15(セグメント15)は紙の右端である。
(全体倍率縮小を行う場合)
例えば、主走査方向に約0.2インチ短縮する必要がある場合、124ドット分の画素で1ビットを抜取るとする。全体倍率拡大を行う場合と本質的に同じであり、1セグメント幅310ドットのうち、124ドットに対してビットデータの抜取りを行う。
補正量は、表2のように示される。
Figure 0005554941
1セグメント幅の310ドットのうち、何ドットにたいしてビットデータの抜取りを行うかを示している。−はビットデータの抜取りを示す。また、seg0(セグメント0)は紙の左端であり、seg15(セグメント15)は紙の右端である。
(部分倍率補正を行う場合)
例えば、ポリゴンミラー903の回転からあるいは感光ドラム14上の結像から、主走査倍率補正制御部908のずれ量記憶部(図示せず)に記憶された情報より、補正量演算部(図示せず)が部分倍率補正量を演算する。本実施形態では、複数のポイントで測定した実際の主走査線と、理想的な主走査線の主走査方向のずれ量を主走査線の歪みを示す情報としてずれ量記憶部に記憶する。ずれ量記憶部に記憶される情報は、本装置の製造工程において、上記ずれ量を測定して装置固有の情報として記憶する構成でも構わない。あるいは、本装置自体に上記ずれ量を検出する検出機構を準備して、各色の像担持体ごとにずれを測定するための所定のパターンを形成し、上記検出機構により検出したずれ量を記憶するような構成でも構わない。
主走査方向の4960ドットを16個のセグメントに分割する場合、補正量演算部は、部分倍率補正量として、例えば以下の表3のような補正量情報を演算する。
Figure 0005554941
1セグメント幅の310ドットのうち、何ドットにたいしてビットデータの挿入あるいは抜取りを行うかを示している。+はビットデータの挿入、−はビットデータの抜取りを示す。また、seg0(セグメント0)は紙の左端であり、seg15(セグメント15)は紙の右端である。本例で、表3にようにビットデータの挿入回数とビットデータの抜取り回数が等しい場合には、全体倍率補正は行われていないことになる。
(全体倍率拡大と部分倍率補正とを行う場合)
ビットデータの挿入による全体倍率拡大を行う場合、1セグメント幅310ドットのうち、124ドットに対してビットデータ挿入が必要であった。これに、表3に示した部分倍率補正を行う場合の補正量を加えた和が本例の補正量であり、表4のようになる。
Figure 0005554941
1セグメント幅の310ドットのうち、何ドットにたいしてビットデータの挿入あるいは抜取りを行うかを示している。+はビットデータの挿入、−はビットデータの抜取りを示す。また、seg0(セグメント0)は紙の左端であり、seg15(セグメント15)は紙の右端である。本例のように、複数の傾向を峻別して重ね合わせることによって、より緻密な倍率補正が可能となる。
(全体倍率縮小と部分倍率補正とを行う場合)
全倍倍率拡大と部分倍率補正を行う場合と、本質的に同じである。全体倍率縮小の補正量と部分倍率補正の補正量との和が本例の補正量であり、表5のように示される。
Figure 0005554941
1セグメント幅の310ドットのうち、何ドットにたいしてビットデータの挿入あるいは抜取りを行うかを示している。+はビットデータの挿入、−はビットデータの抜取りを示す。また、seg0(セグメント0)は紙の左端であり、seg15(セグメント15)は紙の右端である。本例のように、複数の傾向を峻別して重ね合わせることによって、より緻密な倍率補正が可能となる。
上記5つの例は、典型的な主走査方向の倍率補正の例を示したもので、これに限定されない。複数のずれ量の傾向に対応して3つ以上の補正量を加えることも考えられる。
[実施形態2]
(実施形態2の画像処理回路の構成例)
上記画像処理回路907は、図14のように構成することも可能である。
図中、図10と同じ番号で示されるものについての説明は省略する。
図14では、4ビットの画素値から16ビットのパルスデータを生成する際に、実施形態1で示したようにパルスデータLUT1007を参照する構成ではなく、パルスデータ生成回路1010を用いる構成となっている。
パルスデータ生成回路1010は、画素値1065とパルス位置1066とから、パルスデータ1070を生成する。生成したパルスデータ1070は、パルスデータ有効信号1069と同期して、パルス位置1071と共にPS変換/ビットデータ挿抜回路1008に入力される。
[実施形態3]
(実施形態3の画像処理回路の構成例)
上記画像処理回路907は、更に図15のように構成することも可能である。
図中、図10と同じ番号で示されるものについての説明は省略する。
図15の構成では、FIFO1002のデータビット幅が18ビットである。FIFO1002に、外部画像生成部(図示せず)から入力される書き込み画素データ1057は、実施形態1ないし2で示したような6ビットの画素データ(うち2ビットはパルス位置、4ビットが画素値)ではない。本実施形態では、18ビットの画素データ(うち2ビットはパルス位置、16ビットがパルスデータ)である。
よって、画素値からパルスデータを生成するハードウェア(LUTアドレス生成回路1006や、パルスデータLUT1007、パルスデータ生成回路1010)が不要である。
[他の実施形態]
前記FIFOクロック発生回路1003が、基準クロック1051の周期単位で、読み出しクロック1054を初期発生時に基準信号に対して所定時間遅延させることができる。これにより、基準クロック1051の周期単位でディレイ時間を発生させられるため、読み出しクロック1054の周期単位でディレイ時間を発生するディレイ時間発生回路1005と併用することにより、より高精細なライン開始位置調整を行うことが可能となる。
また、前記制御信号発生装置1001が、ビットデータ挿入/抜取位置信号を有効にするタイミングを、ライン毎にランダムに変更することができる。これにより、ライン内での補正回数と補正頻度は変えずに、補正画素位置をライン毎にランダムに変更することができる。よって、補正画素の配置がランダムになり、補正画素位置をライン毎に変更しない場合に起こる可能性のある、縦方向の縞模様の発生を防ぐことができる。
なお、本実施形態では、各回路はハードウエア回路で構成されたものとして説明したが、その全体あるいは一部はプログラムを実行するコンピュータによりソフトウエアで実現することも可能である。かかるコンピュータは、少なくとも演算制御用のCPU、CPUが実行するプログラムを格納するROMなどの不揮発性メモリ、CPUがプログラムを実行中にデータの一次記憶部として使用するRAMなどから構成される。
また、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インターフェース機器、プリンタなど)から構成されるシステムあるいは統合装置に適用しても、ひとつの機器からなる装置に適用してもよい。
又、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはu CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
又、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行う。このような処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
901 半導体レーザ
902 コリメータレンズ
903 ポリゴンミラー
904 f−θレンズ
905 ビームディテクトセンサ
906 レーザ駆動部
907 画像処理回路
908 主走査倍率補正制御部
909 補正制御信号

Claims (11)

  1. 感光体と、前記感光体を露光するためのレーザ光を出射するレーザ光源と、前記レーザ光が前記感光体上を走査するように前記レーザ光を偏向する偏向手段と、を備える画像形成装置であって、
    入力画像データに基づいて生成された、前記レーザ光源から前記レーザ光を出射させるための第1のビットデータおよび前記レーザ光を出射させないための第2のビットデータの少なくとも一方を含むビットパターンを生成するデータ生成手段であって、1画素に対応するデータとして前記第1のビットデータおよび、または前記第2のビットデータを含む複数のビットデータを生成するデータ生成手段と、
    前記データ生成手段によって生成された、前記ビットパターン内の前記第1のビットデータと前記第2のビットデータの両方を含む、1画素中における前記第1のビットデータの偏りを検出する検出手段と、
    前記レーザ光によって前記感光体上に形成される静電潜像の前記レーザ光の走査方向における幅を補正するために、前記検出手段によって検出された前記画素中における前記第1のビットデータの偏りに応じて決定される位置に前記第2のビットデータを付加し、あるいは、前記レーザ光によって前記感光体上に形成される静電潜像の前記レーザ光の走査方向における幅を補正するために、前記検出手段によって検出された前記画素中における前記第1のビットデータの偏りに応じて決定される位置から前記第2のビットデータを削除する補正手段と、
    画像クロックに同期して、前記付加又は削除したビットデータを含むビットパターンを、前記レーザ光源を駆動する駆動手段に出力する出力手段と、を備え
    前記補正手段は、前記検出手段が検出する前記1画素中の前記第1のビットデータの偏りが生じている位置とは異なる位置に前記第2のビットデータを付加し、あるいは、前記検出手段が検出する前記1画素中の前記第1のビットデータの偏りが生じている位置とは異なる位置から前記第2のビットデータを削除することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記検出手段が検出する前記第1のビットデータの偏りは、前記第1のビットデータが画素中の左端に偏った左寄せと、右端に偏った右寄せと、中央に偏った中央と、両端に偏ったスプリットとのいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記補正手段は、前記検出手段が検出する前記第1のビットデータの偏りが前記左寄せ又は前記中央の場合、画素の右端に前記第2のビットデータを付加し、あるいは、画素の右端の前記第2のビットデータを削除することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記補正手段は、前記検出手段が検出する前記第1のビットデータの偏りが前記右寄せの場合、画素の左端に前記第2のビットデータを付加し、あるいは、画素の左端の前記第2ビットデータを削除することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記補正手段は、前記検出手段が検出する前記第1のビットデータの偏り位置が前記スプリットの場合、画素の中央に前記第2のビットデータを付加し、あるいは、画素の中央の前記第2のビットデータを抜取ることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記補正手段は、予め設定された前記走査方向の幅であるセグメント毎に、前記付加又は削除を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記セグメントは、前記走査方向の1ラインの画素数と補正量とに対応して予め決められていることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記セグメントは、前記走査方向のライン毎にランダムに選択できることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 前記付加を行うと、次の画素に対応するビットパターンを読み出すクロックのタイミングを付加した前記第2のビットデータのビット分だけ遅延し、前記削除を行うと、次の画素に対応するビットパターンを読み出すクロックのタイミングを削除した前記第2のビットデータのビット分だけ早くするクロック発生手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 画像の書き出し基準信号を出力する手段を有し、
    前記入力画像データの出力を開始するタイミングを、前記画像の書き出し基準信号に対して所定時間遅延させることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 感光体と、前記感光体を露光するためのレーザ光を出射するレーザ光源と、前記レーザ光が前記感光体上を走査するように前記レーザ光を偏向する偏向手段と、を備える画像形成装置の主走査倍率補正方法であって、
    入力画像データに基づいて生成された、前記レーザ光源から前記レーザ光を出射させるための第1のビットデータおよび前記レーザ光を出射させないための第2のビットデータの少なくとも一方を含むビットパターンを生成するデータ生成工程であって、1画素に対応するデータとして前記第1のビットデータおよび、または前記第2のビットデータを含む複数のビットデータを生成するデータ生成工程と、
    前記データ生成工程で生成された、前記ビットパターン内の前記第1のビットデータと前記第2のビットデータの両方を含む画素中における前記第1のビットデータの偏りを検出する検出工程と、
    前記レーザ光によって前記感光体上に形成される静電潜像の前記レーザ光の走査方向における幅を補正するために、前記検出工程で検出された前記画素中における前記第1のビットデータの偏りに応じて決定される位置に前記第2のビットデータを付加し、あるいは、前記レーザ光によって前記感光体上に形成される静電潜像の前記レーザ光の走査方向における幅を補正するために、前記検出工程で検出された前記1画素中における前記第1のビットデータの偏りに応じて決定される位置から前記第2のビットデータを削除する補正工程と、
    画像クロックに同期して、前記付加又は削除したビットデータを含むビットパターンを、前記レーザ光源を駆動する駆動手段に出力する出力工程と、を有し、
    前記補正工程では、前記検出工程で検出する前記1画素中の前記第1のビットデータの偏りが生じている位置とは異なる位置に前記第2のビットデータを付加し、あるいは、前記検出工程で検出する前記1画素中の前記第1のビットデータの偏りが生じている位置とは異なる位置から前記第2のビットデータを削除することを特徴とする主走査倍率補正方法。
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