JP6776094B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ディジタル複写機等の画像形成装置に関し、特に、主走査方向の倍率補正を行う画像形成装置に関する。
ディジタル複写機等の電子写真方式の画像形成装置では、画像信号に従いレーザを制御して、感光体に静電潜像を形成し、現像、転写、定着の工程を経て画像を形成する。感光体に照射されたレーザ光は、回転多面鏡に偏向されることによって、感光体上を感光体の回転方向に交差する方向(以下、主走査方向)に走査する。。回転多面鏡によって偏向されたレーザ光は、fθレンズを介して感光体上に導かれる。fθレンズを通過したレーザ光は、感光体上を略一定速度で走査する。
しかしながら、fθレンズの精度によって、感光体上における主走査方向のレーザ光の走査速度は走査位置によって微小に変動する。それに対して、従来の画像形成装置は、画像データを補正することによってレーザ光の走査速度が変動することによる主走査方向の倍率変動をしている。例えば、特許文献1は、1画素の濃度値を示す階調データ(複数ビット)を変換テーブルを用いてPWM信号を生成するための複数ビットのビットデータ列であるビットパターンを生成する。そして、変換したビットパターンに対してレーザ光の走査位置に応じてビットデータを挿入、あるいは変換したビットパターンからレーザ光の走査位置に応じて一部のビットデータを削除する。これにより、主走査方向の画像の幅を補正する画像形成装置を開示している。特許文献1の画像形成装置は、ビットデータを付加、あるいはビットデータを削除したビットパターンに含まれるビットデータをクロック信号に応じて1ビットずつ出力することによってレーザ制御回路に対してPWM信号を出力する装置である。特許文献1の画像形成装置によれば、レーザ光の走査位置に応じて1画素に対応するビットパターンに含まれるビットデータ数を異ならせることによって各走査位置に対応した画像の倍率補正を行うことができる。
特開2005−96351号公報
しかし、特許文献1の画像形成装置は、階調データから変換して得られたビットパターンに対して、濃度値と無関係にビットデータの付加、あるいは削除を行う。このため、倍率補正量が大きくなればなるほど入力画像と出力画像との間に階調性に差が生じることになる。
本発明は、出力画像の階調性の低下を抑制することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。
(1)第1の方向に回転する感光体と、光ビームを照射する光源と、前記光源を駆動する駆動部と、を有し、前記感光体上の前記第1の方向に略直交する第2の方向に光ビームを走査して静電潜像を形成する露光手段と、を備える画像形成装置であって、入力された画像データの所定の画素の前記第2の方向における位置に応じて、前記所定の画素について1画素あたりのビットデータ数を決定する決定手段と、前記画像データを、前記駆動部を駆動させるためのビットパターンに変換するための変換条件であって、変換後のビットパターンに含まれる光ビームを出射させるためのビットデータ数が異なるように、かつ、前記画像データに応じてビットデータ数が異なるように設定されている複数の変換条件を有し、前記決定手段により決定されたビットデータ数に応じて前記複数の変換条件の中から所定の変換条件を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された前記所定の変換条件と、前記所定の画素の濃度値とに基づいて、前記所定の画素に対して前記駆動部を駆動させるためのPWM信号を生成するためのビットパターンを生成する生成手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、出力画像の階調性の低下を抑制することができる。
実施例1〜4の画像形成装置全体を示す図、感光ドラムと光走査装置周辺の構成を示す図 実施例1〜4のレーザ駆動回路の回路図 実施例1〜4のCPUの機能を示すブロック図、主走査位置によるビットデータ数の変化を示す図 実施例1〜4の階調データとパルス幅を示す図、PWMデータとPWM信号を示す図 従来例のfθレンズを有しない光走査装置を説明する図
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。なお、レーザ光が走査される方向であって感光ドラムの回転軸方向を第2の方向である主走査方向、主走査方向に略直交する方向であって感光ドラムの回転方向を第1の方向である副走査方向とする。
[fθレンズを備えていない画像形成装置における走査速度]
図5(A)は、fθレンズを使わない構成、言い換えれば、回転多面鏡204から偏向されたレーザ光はそのまま感光ドラム102上(感光体上)を走査する構成の補正量を説明する図である。回転多面鏡204の角速度をω、感光ドラム102への入射角度をθとする。また、感光ドラム102にレーザビームが垂直に入射する際の入射角度を0度として、このときの回転多面鏡204から感光ドラム102までの距離をRとする。入射角度θが0となる感光ドラム102上の位置を基準として、ある入射角度θに対する感光ドラム102上におけるレーザビームの走査方向(以下、主走査方向という)の距離をLとする。レーザビームが時間tで距離Lを走査するとき、レーザビームの走査速度v(θ)の、概算の導出を式(1)〜式(4)に示す。ここで、入射角度θからΔθだけ角度が変化したときに、感光ドラム102上でレーザビームが移動した距離をΔLとする。
Figure 0006776094
図5(A)に示すように、fθレンズを備えていない画像形成装置では、感光ドラム102の端部にいくほどレーザビームは感光ドラム102に対して斜めに照射される。このため、感光ドラム102の端部における走査速度v(θ)は、感光ドラム102の中央部における走査速度v(θ)に比べて速くなる。これにより、同じ時間で走査された画素の主走査方向における幅が、感光ドラム102の中央部よりも端部の方が大きくなってしまう。レーザビームのスポット形状に言い換えれば、レーザビームのスポット形状は、感光ドラム102の端部にいくほど、主走査方向につぶれた形状となってしまう。また、レーザビームの光量に言い換えれば、レーザビームの光量は、感光ドラム102の端部にいくほど、小さくなってしまう。
このように、1画素の主走査方向における伸縮の倍率は、走査速度v(θ)に比例する。所定の距離Rについて、入射角度θを感光ドラム102の長手方向中心からの距離(以下、像高という文言を用いることもある)に直してプロットしたグラフを図5(B)に示す。図5(B)は、横軸に感光ドラム102の主走査方向の中心を0mmとした像高を示し、縦軸に倍率を示す。像高が0mmでは倍率は1.0であり、感光ドラム102の両端に向かって倍率は増加し、例えば端部では1.3に近い値となる。
[階調誤差の副走査方向の連続性]
fθレンズを用いた画像形成装置においてfθレンズの誤差に起因する走査速度の変動に対しては1%未満のオーダーの倍率補正が必要となるのに対して、fθレンズを用いない画像形成装置において走査速度の変動に対しては数十%の倍率補正が必要となる。したがって、従来技術のようにビットデータの挿抜を行うことによって1画素未満の単位での倍率補正を行う場合、fθレンズを備えている画像形成装置とfθレンズを備えていない画像形成装置とではビットデータの挿抜の頻度に10倍程度の違いが生じる。図5(C)は階調誤差を説明する図である。図5(C)の(a)は1画素を8ビットのビットデータで表現した図である。図5(C)の(a)は、このような基準(8/8倍)の階調に対して、(b)の黒丸で示す位置に黒のビットを挿入したり、(c)の黒丸で示す位置に白のビットを挿入したりしている。そして、1画素のビットデータ数を9ビットとして倍率を変更する(9/8倍)。このように、倍率を変更することで、図5(C)の(b)では濃度が濃くなり、(c)では濃度が薄くなって、それぞれ階調が変化する。したがって、ビットデータ数の挿抜数が多くなる分、fθレンズを備えていない画像形成装置は、fθレンズを備えている画像形成装置に比較して階調特性の制御が困難となる。簡略的なfθレンズを備え、fθレンズによって光学補正を行っている画像形成装置でも同様である。
[画像形成装置全体の構成]
図1(a)は、複数色のトナーを用いて画像形成を行うデジタルフルカラープリンタ(カラー画像形成装置)の概略断面図である。図1(a)を用いて実施例1の画像形成装置100について説明する。画像形成装置100には色別に画像を形成する4つの画像形成部(画像形成手段)101Y、101M、101C、101Bk(破線部)が備えられている。画像形成部101Y、101M、101C、101Bkはそれぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーを用いて画像形成を行う。Y、M、C、Bkは、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックを表しており、以下、特定の色について説明する場合を除き、添え字Y、M、C、Bkを省略する。
画像形成部101には感光体である感光ドラム102が備えられている。感光ドラム102の周りには、帯電装置103、露光手段である光走査装置104、現像装置105がそれぞれ設けられている。また、感光ドラム102の周りには、クリーニング装置106が配置されている。感光ドラム102の下方には無端ベルト状の中間転写ベルト107が配置されている。中間転写ベルト107は、駆動ローラ108と従動ローラ109、110とに張架され、画像形成中は図中の矢印B方向(時計回り方向)に回転する。また、中間転写ベルト107(中間転写体)を介して、感光ドラム102に対向する位置には、一次転写装置111が設けられている。また、本実施例の画像形成装置100は、中間転写ベルト107上のトナー像を記録媒体である用紙Sに転写するための二次転写装置112、用紙S上のトナー像を定着するための定着装置113を備える。
画像形成装置100の帯電工程から現像工程までの画像形成プロセスを説明する。各画像形成部101における画像形成プロセスは同一であるため、画像形成部101Yを例にして画像形成プロセスを説明し、画像形成部101M、101C、101Bkにおける画像形成プロセスについては説明を省略する。画像形成部101Yの帯電装置103Yにより、図中矢印方向(反時計回り方向)に回転駆動される感光ドラム102Yを帯電する。帯電された感光ドラム102Yは、光走査装置104Yから出射される一点鎖線で示すレーザ光によって露光される。これにより、回転する感光ドラム102Y上(感光体上)に静電潜像が形成される。感光ドラム102Y上に形成された静電潜像は、現像装置105Yによってイエローのトナー像として現像される。画像形成部101M、101C、101Bkでも、同様の工程が行われる。
転写工程以降の画像形成プロセスについて説明する。転写電圧が印加された一次転写装置111は、画像形成部101の感光ドラム102上に形成されたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を、中間転写ベルト107に転写する。これにより、中間転写ベルト107上で各色のトナー像が重ね合わされる。即ち、中間転写ベルト107に4色のトナー像が転写される(一次転写)。中間転写ベルト107上に転写された4色のトナー像は、二次転写装置112により、手差し給送カセット114又は給紙カセット115から二次転写部に搬送されてきた用紙S上に転写される(二次転写)。そして、用紙S上の未定着のトナー像は定着装置113で加熱定着され、用紙S上にフルカラー画像が得られる。画像が形成された用紙Sは排紙部116に排紙される。
[感光ドラムと光走査装置]
図1(b)に、感光ドラム102、光走査装置104、及び、光走査装置104の制御部の構成を示す。光走査装置104は、レーザ光源201と、コリメータレンズ202と、シリンドリカルレンズ203と、偏向手段である回転多面鏡204とを備える。レーザ光源201は、レーザ光(光ビーム)を発生する発光素子を備える。コリメータレンズ202は、レーザ光を平行光に整形する。シリンドリカルレンズ203は、コリメータレンズ202を通過したレーザ光を副走査方向へ集光する。なお、本実施例ではレーザ光源201は単一の発光素子を備える光源を例にして記載するが、実施の形態は複数の発光素子を備えるマルチビームレーザ光源でも良い。レーザ光源201は、レーザ駆動回路(以下、単に駆動部)304によって駆動される。回転多面鏡204は、回転動作するモータ部とモータ軸に取り付けられた反射ミラーからなる。本実施例では回転多面鏡204のミラー面は5面であるが、他の面数でもよい。以下、回転多面鏡204の反射ミラーの面を、ミラー面という。回転多面鏡204は、回転多面鏡駆動部(以下、駆動部)305によって駆動される。また、光走査装置104は、種々の情報が格納された記憶手段であるメモリ302を有する。
更に、光走査装置104は、回転多面鏡204によって偏向されたレーザ光を検知し、レーザ光を検知したことに応じて水平同期信号(以下、BD信号)を出力する信号生成手段であるBeam Detector207(以下、BD207)を備える。光走査装置104から出射したレーザ光は、感光ドラム102上を走査する。レーザ光が感光ドラム102の回転軸に対して平行に走査されるように、光走査装置104と感光ドラム102の位置決めがなされている。光走査装置104は、回転多面鏡204のミラー面が感光ドラム102上を一回走査する度に、光ビームのスポットを主走査方向に走査させる。
次に、光走査装置104の制御部(CPU303)について説明する。CPU303には、画像データを生成する不図示のコントローラから画像データが入力され、BD207、メモリ302、駆動部304、駆動部305が接続されている。クロック信号生成部310は、基準クロック信号(以下、基準CLK信号)を生成し、生成した基準クロック信号をPLL回路311とCPU303に出力する。PLL回路311は、クロック信号生成部310から入力された基準クロック信号を逓倍した信号である逓倍クロック信号(以下、逓倍CLK信号)を生成し、CPU303に出力する。例えば、逓倍クロック信号の周波数は、基準クロック信号の周波数の24倍の周波数となっている。
[レーザダイオード周辺の回路]
まず、光走査装置104が備える駆動部304の一例を、図2を用いて説明する。本実施例の光走査装置104は、レーザ光を出射する発光部であるところのレーザダイオード1301(以下、LDとする)、レーザ光を受光する受光部であるところのフォトダイオード(以下、PDとする)1302、抵抗1303を備える。LD1301とPD1302は、例えば1つの半導体レーザチップに内蔵されている。抵抗1303は、半導体レーザチップと独立した電子部品である。
図2に示すように、LD1301は、トランジスタ1304のコレクタ端子に接続されている。一方、抵抗1303は、トランジスタ1305のコレクタ端子に接続されている。トランジスタ1304のベース端子には後述するPWM信号であるところのVIDEO信号(VDO信号)が入力される。また、トランジスタ1305のベース端子にはVDO信号の反転信号である/VIDEO信号(/VDO信号)が入力される。トランジスタ1304のエミッタ端子とトランジスタ1305のエミッタ端子は接続されている。LD1301のカソード端子とトランジスタ1304のコレクタ端子の間にはバイアス電流源1313が接続されている。バイアス電流源1313は、一定のバイアス電流Ibiasを引き込む電流源である。なお、本実施例の光走査装置104は、バイアス電流Ibiasの値を可変とする回路構成を用いてもよい。
上記の回路構成において、VDO信号が「High」レベルの場合、トランジスタ1304がONとなるため、LD1301に電流Iとバイアス電流Ibiasを含む電流が流れる。VDO信号が「High」レベルの場合、/VDO信号は「Low」となり、トランジスタ1305がOFFとなるため、抵抗1303には流れない。一方、VDO信号が「Low」レベルの場合、トランジスタ1304がOFFとなるため、LD1301には、バイアス電流Ibiasが流れ、電流Iは流れない。VDO信号が「Low」レベルの場合、/VDO信号は「High」となり、トランジスタ1305がONとなるため、抵抗1303には電流Iが流れる。なお、LD1301にバイアス電流Ibiasのみが流れる場合、LD1301から出射される光は、極わずかであり、感光ドラム上の電位を変位させる光量ではない。VDO信号が「High」レベル、「Low」レベルのいずれの場合においても、電流Iは、トランジスタ1306、コンパレータ1307、抵抗1308から構成される定電流回路を介してグランドに流れる。
PD1302は、LD1301から出射されたレーザ光を受光し、受光光量に応じた電流Ipdを生成する。電流Ipdの値は、抵抗1312によって電圧Vpdに変換される。電圧Vpdはコンパレータ1311の非反転端子に入力されている。コンパレータ1311の反転端子には、感光ドラム102上における目標光量に対応する電流値に対応する比較電圧Vrefが入力されている。なお、図2では、比較電圧Vrefは、駆動部304内で生成されているが、外部から入力される構成でもよい。
APC回路1310は、コンパレータ1311の比較結果に基づいてコンデンサ1309を充放電する。すなわち、APC回路1310は、Vref>Vpdの場合、コンデンサ1309を充電する。APC回路1310は、Vref<Vpdの場合、コンデンサ1309を放電する。APC回路1310は、Vref=Vpdの場合、コンデンサ1309の電圧を維持する。コンデンサ1309の電圧を制御することによってLD1301から出射されるレーザ光の光量を目標光量に制御することをAPC(Automatic Power Control)と呼ぶ。
コンデンサ1309は、定電流回路のコンパレータ1307の非反転端子に接続されている。すなわち、コンパレータ1307の非反転端子の電位はコンデンサ1309の電圧Vcによって規定される。一方、コンパレータ1307の反転端子には、電流Iに対応する電圧Viが入力される。すなわち、電流Iは、抵抗1308によって電圧Viに変換される。図2に示すように、コンパレータ1307の反転端子の電圧はViとなる。コンパレータ1307は、反転端子の電圧がVcとなるようにトランジスタ1306のベース電圧を制御する。
[回転多面鏡の制御]
CPU303は、BD207から出力されるBD信号に基づいて走査ラインの書き出し位置の検知と、BD信号の時間間隔をカウントする。これにより、CPU303は、回転多面鏡204の回転速度を検知し、回転多面鏡204が所定の回転速度となるように駆動部305に加速減速を指示する。駆動部305は、入力された加速減速信号に対応して、回転多面鏡204のモータ部に駆動電流を供給し、モータを駆動する。
[画像データの制御]
また、CPU303は、不図示のコントローラから入力された画像データをPWM信号に変換する。画像データは各画素の濃度を示す多値のビットパターン(例えば、4bit以上の階調データ)である。PWM信号は、この階調データをPWMデータに変換し、変換したPWMデータに基づいて生成される信号である。PWM信号は、階調データを後述するテーブル等の変換条件に基づいて得られる複数のビットデータを含むビットパターンである。図3(A)は、CPU303が階調データに基づいてPWM信号を生成する際の流れを説明するブロック図である。なお、図3(A)に示すPWM信号は、上述した図2のVDO信号及び/VDO信号に対応する。すなわち、VDO信号及び/VDO信号は、PWM信号に基づいて生成される差動信号である。図3(A)中、主走査カウンタ703、画素サイズ出力部704、変換条件セレクタ706、PWM変換部701は、基準クロック信号に応じて動作する。コントローラから入力された階調データは、生成手段であるPWM変換部701によりPWMデータ(図4(B)(b)参照)に変換され、PWMデータはパラレル/シリアル変換部702に出力される。そして、PWMデータはパラレル/シリアル変換部702によりシリアル出力されることによってPWM信号(図4(B)(a)参照)として駆動部304に出力される。
主走査カウンタ703は、BD207からBD信号が入力されることによってカウント値をリセットする。主走査カウンタ703は、上述した基準クロック信号の1パルス毎にカウント値を1つインクリメントする。主走査カウンタ703のカウント値は、コントローラからPWM変換部701に順次入力される各画像データに基づいて形成される画素の主走査方向における位置(x)を示している。主走査カウンタ703は、決定手段である画素サイズ出力部704にカウント値を出力する。画素サイズ出力部704は、主走査カウンタ703から入力されたカウント値に応じて、予め用意されたテーブルから、カウント値に対応する画素サイズを読み出し、画素サイズを示す信号を変換条件セレクタ706に出力する。ここで、画素サイズとは、1画素のビットデータ数である。本実施例では、画素サイズは24〜32の複数の画素サイズがあり、複数の画素サイズに対応した複数の変換条件1〜N(N=9)(以下、変換条件705ともいう)を対応付ける。例えば、1画素のビットデータ数である画素サイズが24である場合、変換条件1、画素サイズが25である場合変換条件2、以降、画素サイズを+1する毎に、変換条件の番号に+1した変換条件を対応付けている。変換条件705については後述する。
図3(B)は、画素サイズ出力部704が、主走査カウンタ703から入力されたカウント値、言い換えれば主走査方向における位置(以下、主走査位置)に応じて、画素サイズ、即ち1画素のビットデータ数を選択した様子を示す。図3(B)は、横軸に主走査位置(端部、中央部)xを示す。また、主走査位置に対応する1画素のビットデータ数も示す。例えば、主走査方向の両側の端部では、1画素のビットデータ数である画素サイズを24とし、1画素を24分割する。また、主走査方向の中央部では、1画素のビットデータ数である画素サイズを32とし、1画素を32分割する。図3(B)の端部と中央部との間の画素では、光走査装置に用いられる光学系の特性に合わせて、1画素のビットデータ数を変化させて設定する。なお、図中、見やすさのためビットデータ数を簡略化している。このように、画素サイズ出力部704は、画素毎にビットデータ数(画素サイズ)が対応付けられたテーブル等の情報を有している。
変換条件セレクタ706は、画素サイズ出力部704から入力された画素サイズを示す信号に基づいて変換条件705(変換条件1〜N)のうちいずれか1つを選択する。ここで、変換条件705とは、コントローラから入力される画素の画素値と出力される濃度とを対応付けるプロファイルであって、テーブル又は関数等で実現できる。本実施例では、画像データは駆動部304にPWM信号として出力されるため、変換条件705をビットパターンのテーブルで表現している。表1は、変換条件705の一例を示す図である。
Figure 0006776094
表1(a)は、1画素のビットデータ数が32分割である場合の変換条件9を示す。表1(b)は、1画素のビットデータ数が24分割である場合の変換条件1を示す。表1において、左の縦1列が入力された画像データの1画素の階調データ(0〜15)を示し、各階調データに対応する各行でPWM信号のオン/オフのパターンを、1/0によって示している。上述したように、PWM信号は、図2の駆動部304のVDO信号及び/VDO信号に対応している。表1の「1」は、ハイレベルのVDO信号及びローレベルの/VDO信号を生成するためのビットデータである。表1の「0」は、ローレベルのVDO信号及びハイレベルの/VDO信号を生成するためのビットデータである。変換条件セレクタ706は、1画素のビットデータ数が24〜32に対応して、変換条件1〜9のテーブルを有し、画素サイズ出力部704から入力された画素サイズに応じた変換条件705を選択し、選択した変換条件をPWM変換部701に出力する。
変換条件705は、画像データを、駆動部305を駆動させるためのビットパターンに変換するための変換条件である。変換条件705は、変換後のビットパターンに含まれる光ビームを出射させるためのビットデータ数が異なるように、かつ、画像データに応じてビットデータ数が異なるように設定されている。図4(A)は、表1の変換条件705を1画素の階調データとパルス幅で表したものである。ここで、パルス幅は、PWM信号のオン幅であり、表1中「1」で表されている。図4(A)で、(a)は1画素のビットデータ数(画素サイズ)が32の場合を、(b)は1画素のビットデータ数(画素サイズ)が24の場合を、それぞれ示す。また、図4(A)では、横軸は階調データ(4ビット16階調)を、縦軸はPWM信号のパルス幅を、それぞれ示している。本実施例では、異なるビットデータ数でも変換条件が近似されるように設定している。
選択手段である変換条件セレクタ706は、画素サイズ出力部704から入力された画素サイズ=24〜32に応じて、それぞれ変換条件1〜Nの中から選択した変換条件705をPWM変換部701に出力する。PWM変換部701は、変換条件705(テーブル)に基づき、画像データ(4ビットの濃度データ)を変換条件に設定されたビット数のビットパターン(図4(B)(b)のPWMデータ)に変換する。変換条件705(テーブル)は、画素毎の階調に応じて変換条件セレクタ706から画素毎に選択された変換条件である。PWM変換部701は、変換されたPWMデータをパラレル/シリアル変換部702に出力する。ビットパターンは、例えば、0と1とで表されたデータである。パラレル/シリアル変換部702は、基準クロック信号に応じて、PWM変換部701から入力されたビットパターンに含まれるビットデータをパラレルに受信する。パラレル/シリアル変換部702は、逓倍クロック信号に応じて1ビットずつビットデータを出力する(シリアル出力)。これによりシリアル信号に変換し、変換したシリアル信号をPWM信号として駆動部304へ出力する。
例えば、連続する画素が、画素サイズ=32、24、24、階調データ=10(‘1010’のビットパターン)、1(‘0001’のビットパターン)、5(‘0101’のビットパターン)となっている場合、次のようになる。変換条件セレクタ706は、画素サイズ32に対応する変換条件9(表1(a))、画素サイズ24に対応する変換条件1(表1(b))、画素サイズ24に対応する変換条件1を順に選択する。変換条件セレクタ706は、選択した変換条件9、変換条件1、変換条件1をPWM変換部701に出力する。PWM変換部701は、変換条件セレクタ706から入力された変換条件705に応じて、PWM信号を生成するためのPWMデータをパラレル/シリアル変換部702に出力する。パラレル/シリアル変換部702は、図4(B)に示すように、PWMデータをシリアル列に変換して1をハイレベル、0をローレベルとしたPWM信号を出力する。
図4(B)は、PWMデータ(ビットパターン)と、0をローレベル、1をハイレベルとして表したPWM信号との対応関係を説明する図である。図4(B)(b)は、PWM変換部701からパラレル/シリアル変換部702に出力されるPWMデータを示す。図4(B)(a)は、パラレル/シリアル変換部702がPWMデータをシリアル列に変換して1をハイレベル、0をローレベルとして出力するPWM信号を示す。例えば、1画素目は、画素サイズが32、階調データが10(‘1010’のビットパターン)である。PWM変換部701は、表1(a)の画素サイズ32に対応する変換条件9を用いて、階調データ10に対応するPWMデータを出力する。2画素目、3画素目についても同様であり、説明を省略する。
なお、本実施例において、画素サイズ出力部704が有するテーブルや変換条件705に関する情報は、不図示のハードディスクに格納されている。CPU303は、起動時にハードディスクから読み出したこれらの情報をメモリ302にコピーして、画像処理時にはメモリ302にアクセスして高速処理できるよう制御している。
以上、本実施例によれば、出力画像の階調性の低下を抑制することができる。
実施例2は実施例1と基本的な構成は同様で、変換条件705の表現方法が異なり、本実施例では、変換条件705を、連続する所定の濃度の長さ(以下、ランレングスともいう)で表現する。例えば、本実施例では、連続する白(ビット0)の長さと、連続する黒(ビット1)の長さとで、階調を表現する。実施例1の表1に対応する、本実施例の変換条件705を、表2に示す。
Figure 0006776094
表2(a)、(b)において、1列目が1画素の階調データを示し、2列目のWはPWM信号の白→黒→白の先頭の白の長さを示し、3列目のBは黒の長さを示す。1画素を所定のビットデータ数で分割したときに、1画素中の白で表すビットデータ数の長さ(幅)が白のランレングスであり(白の長さ(幅))、黒で表す場合にも、同様に黒のランレングス(黒の長さ(幅))である。4列目のW’はPWM信号の白→黒→白の末尾の白の長さを示すが、レジスタとしては存在せず、
W’=画素サイズ−W−B・・・式(5)
から求められる。PWM変換部701は、白、黒のランレングスの組合せをビットパターンに変換して、ビットパターンをパラレル/シリアル変換部702に出力する。なお、以降は実施例1と同じ動作となる。
上述した図4(B)を用いて、本実施例の構成により説明する。例えば、連続する画素が、画素サイズ=32、24、24、階調データ=10(‘1010’のビットパターン)、1(‘0001’のビットパターン)、5(‘0101’のビットパターン)となっている場合、次のようになる。1画素目は、画素サイズが32、階調データが10(‘1010’のビットパターン)である。PWM変換部701は、表2の(a)の階調データ10に対応するW=5、B=22を用いて、W’=5と求め、W、B、W’に対応する0、1からなるPWMデータを出力する。即ち、PWM変換部701は、表2に基づいて、‘1010’のビットパターンを‘00000111111111111111111111100000’に変換する。2画素目、3画素目についても、表2のW、Bと式(5)からW’を同様に求めるものとし、説明を省略する。
以上、本実施例によれば、出力画像の階調性の低下を抑制することができる。
実施例3は実施例1と基本的な構成は同様で、変換条件705の表現方法が異なり、本実施例では、変換条件705を、ランレングス及びその差分で表現する。より詳細には、本実施例では、変換条件705を、基準となる連続する濃度の長さ(基準となるランレングス)と所定の連続する濃度の長さ(所定のランレングス)との差分で表現する。実施例1で説明した表1にそれぞれ対応する本実施例の変換条件705を、表3に示す。
Figure 0006776094
表3(a)は、画素サイズが32の場合の本実施例の変換条件705を示す。表3(c)は、W、Bについての差分の情報が格納された表3(a)のテーブルから、W、Bについてのランレングスの情報が格納されたテーブルを復元する様子を示す。また、表3(b)は、基準となる画素サイズのW、Bについてのランレングスの情報が格納されたテーブルを示す。表3(b)において、1列目は1画素の階調データを示し、2列目のWの列はPWM信号の白→黒→白の先頭の白の長さを示し、3列目のBは黒の長さを示す。また、表3(b)において、4列目のW’はPWM信号の白→黒→白の末尾の白の長さを示すが、レジスタとしては存在せず、上述した式(5)から求められる。変換条件セレクタ706は、基準値からの差分が格納された変換条件705(表3(a))と、基準値となるビットデータ数24のテーブルの情報(表3(b))を有している。なお、基準値となるビットデータ数については、基準値からの差分が格納された変換条件705に基づきテーブルを復元したものを用いてもよいし、基準値となるビットデータ数のテーブルの情報そのものを用いてもよい。変換条件セレクタ706は、画素サイズ出力部704から入力された画素サイズに応じた変換条件705を選択する。変換条件セレクタ706は、選択した変換条件705(例えばビットデータ数が32の場合、表3(a))と基準となるテーブル(表3(b))から、表3(c)のテーブルを復元し、復元したテーブルをPWM変換部701に出力する。
表3(a)において、1列目は1画素の階調データを示し、2列目のWの列はPWM信号の白→黒→白の先頭の白の長さの基準値からの差分を示す。ここで、基準値とは、1画素のビットデータ数(画素サイズ)が24の場合のテーブルであり、基準値となるテーブルを表3(b)に示す。表3(b)は、表1(b)に対応している。なお、基準値には他の画素サイズを設定してもよい。表3(c)は、1画素のビットデータ数が32の場合のW、Bのランレングスが格納されたテーブルであり、表1(a)に対応している。表3(c)には、基準値からの差分が格納されている表3(a)と、基準値である表3(b)とから、ビットデータ数32の場合のW、Bのランレングスのテーブルが復元された様子を表中の各欄に示す。例えば、1画素の階調データが0のWは、表3(a)、(b)の2つのテーブルから、12+4=16と求められる。同様に、表3(a)のBは黒の長さの基準値からの差分を示し、例えば、1画素の階調データが5のBは表3(a)、(b)の2つのテーブルから、9+3=12と求められる。このように、本実施例では、変換条件セレクタ706は、表3(a)のテーブルの各階調データに対応するWやBの差分値を、基準値である表3(b)の各階調データに対応するランレングスに加算して、所定の画素サイズのランレングスに復元する。また、W’のランレングスは、上述した式(5)から求められる。PWM変換部701は、変換条件セレクタ706から入力された、復元されたテーブルに基づき、白、黒のランレングスの組合せをビットパターンに変換し、パラレル/シリアル変換部702に出力する。PWM変換部701が階調データのビットパターンをPWMデータのビットパターンに変換する構成は、実施例1、2と同様であり、説明を省略する。
実施例2では、1画素のビットデータ数24〜32のW、Bのテーブル値を表すビット数が6bit(≧log(32+1))である。これに対して、本実施例のビットデータ数25〜32のW、Bの基準値からの差分のテーブル値を表すビット数は、表3(a)のBでは4bit(≧log(8+1))で済む。したがって、本実施例における変換条件705のテーブルを記憶するために要する容量は、ランレングスそのものを格納しているテーブルと比べて、約30%(6bit→4bit)以上、削減できる効果がある。
以上、本実施例によれば、出力画像の階調性の低下を抑制することができる。
実施例4は実施例1と基本的な構成は同様で、変換条件705の表現方法が異なり、本実施例では、変換条件705を、黒のランレングスのみで表現する。表1に対応する、本実施例の変換条件705を表4に示す。
Figure 0006776094
表4(a)は画素サイズが32の場合の変換条件705(変換条件9)を示している。表4(b)は画素サイズが24の場合の変換条件705(変換条件1)を示している。
表4において、左の列は1画素の階調データを示す。表4で、右の列の「B」は、左の列の階調データに対応する1画素中を所定のビットデータ数で分割し、黒で表すビットデータ数の長さ(幅)を示しており、PWM信号のオン幅となる。PWMデータを白→黒→白として表すとき、最初の白の長さをW、黒の長さをB、黒の次の白の長さをW’とする。画素サイズ(ビットデータ数)をSとしたとき、Bは表4に示す長さとなり、WはW=INT((S−B)/2)となり、W’はW’=S−B−Wとなるように決定する。ここで、INT()は、引数の整数部を返す関数とする。例えば、画素サイズSが24(S=24)のとき、入力される階調データが6(‘0110’のビットパターン)である場合、PWM変換部701は、表4から黒の長さBを11とする(B=11)。そうすると、黒の前の白の長さWは、W=INT((24−11)/2)=INT(6.5)=6、黒の次の白の長さW’は、W’=(24−11−6)=7となる。即ち、PWM変換部701は、表4に基づいて‘0110’のビットパターンを‘000000111111111110000000’に変換する。なお、W’=INT((S−B)/2)、W=S−B−W’としてもよい。
本実施例では、画素の中央から黒の領域が成長するようなPWM信号となる(以下、中央成長のPWM信号)例を示している。しかし、例えば、画素の先端から黒の領域が成長するようなPWM信号となる(左成長のPWM信号)ようにしてもよい。左成長のPWM信号では、PWM信号のオン幅を黒、オフ幅を白としたとき、黒の長さをB、白の長さをW、画素サイズSとすると、白の長さWはW=S−Bの式で決定できる。また、黒の領域が画素の後端から成長するようなパターンや、画素の両端から中央に向かって成長するようなパターンでも同様に応用可能である。また、黒の領域の幅(PWM信号のオン幅)だけでなく、画素内の位置などの付属情報を一組のセットにした情報を変換条件として扱ってもよく、この場合も同様に応用可能である。
また、以上の実施例では、1画素の最大のビットデータ数を32としたが、DLL(DelayLockedLoop)によるディジタル制御などの技術により更にビットデータ数が多い場合でも同様に実施できる。
また、以上の実施例では、変換条件はPWM信号(又はPWMパターン)のパルス幅に対応付けたが、画素の階調を表す他のパラメータと関連付けてもよい。例えば、図4(A)のような画素の階調をレーザ発光強度と対応付けてもよいし、また、レーザ発光強度とPWM信号との組合せで変換条件705を表してもよい。
以上、本実施例によれば、出力画像の階調性の低下を抑制することができる。
304 駆動部
701 PWM変換部
704 画素サイズ出力部
706 変換条件セレクタ

Claims (7)

  1. 第1の方向に回転する感光体と、
    光ビームを照射する光源と、前記光源を駆動する駆動部と、を有し、前記感光体上の前記第1の方向に略直交する第2の方向に光ビームを走査して静電潜像を形成する露光手段と、
    を備える画像形成装置であって、
    入力された画像データの所定の画素の前記第2の方向における位置に応じて、前記所定の画素について1画素あたりのビットデータ数を決定する決定手段と、
    前記画像データを、前記駆動部を駆動させるためのビットパターンに変換するための変換条件であって、変換後のビットパターンに含まれる光ビームを出射させるためのビットデータ数が異なるように、かつ、前記画像データに応じてビットデータ数が異なるように設定されている複数の変換条件を有し、前記決定手段により決定されたビットデータ数に応じて前記複数の変換条件の中から所定の変換条件を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記所定の変換条件と、前記所定の画素の濃度値とに基づいて、前記所定の画素に対して前記駆動部を駆動させるためのPWM信号を生成するためのビットパターンを生成する生成手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記変換条件は、前記濃度値を示す階調データと前記PWM信号を生成するためのビットパターンを対応付けた情報であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記変換条件は、前記濃度値を示す階調データと連続する所定の濃度の長さとを対応付けた情報であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記変換条件は、前記濃度値を示す階調データと、基準となる連続する所定の濃度の長さと連続する所定の濃度の長さとの差分と、を対応付けた情報であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記選択手段は、前記基準となる連続する所定の濃度の長さと前記差分に基づいて、前記所定の画素の階調データに対応する連続する所定の濃度の長さを復元することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記露光手段は、前記光源から照射された光ビームを偏向する偏向手段を備え、
    前記偏向手段から偏向された光ビームはそのまま前記感光体上を走査することを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記露光手段は、前記光源から照射された光ビームを偏向する偏向手段と、前記偏向手段から偏向された光ビームの光学補正を行い、光ビームを前記感光体に導くfθレンズと、を有することを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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