JP5551800B1 - ソーラーパネルの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】折板屋根の頂部から外側に突出した固定金具のボルトに取付ブラケットを介してソーラーパネルを簡単かつ確実に設置できるソーラーパネルの取付構造を提供する。
【解決手段】折板屋根2の頂部2bにソーラーパネル1を取り付ける取付構造において、折板屋根2の頂部2bに載置される載置片部11とソーラーパネル固定用の取付片部13を有し、載置片部11にボルト4とボルト4に螺合されたナット5を露出させる開口部11aを形成した取付ブラケット10と、載置片部11に載置され、載置片部11の開口部11aから露出したボルト4を貫通させる取付孔22を形成した取付金具20と、取付金具20の取付孔22を貫通したボルト4に螺合して取付ブラケット10を折板屋根2の頂部2bに押さえ付けるように固定するナット30とを備え、折板屋根2の頂部2bに固定された取付ブラケット10にソーラーパネル1を締結部材6,7,9を介して固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、既存の重ね式折板屋根の頂部に太陽光発電モジュールや太陽熱温水器等のソーラーパネルを取付ブラケットを介して固定するようにしたソーラーパネルの取付構造に関する。
この種のソーラーパネルの取付構造として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。
この特許文献1に記載のものは、折板で葺いた重ね式折板屋根を有するカーポートの該折板屋根の頂部にソーラーパネルとしての太陽光発電モジュールを固定するものであり、折板屋根の折板の断面形状に合わせて略台形波状に折り曲げられたタイトフレーム(固定金具)の頂部に固定ボルトを上向きに固着しておき、この固定ボルトを折板屋根の頂部に形成した小孔に挿通させると共に、架台としての縦材を折板屋根の折板と共締めして、この縦に支持枠とボルト及びナットを介して太陽光発電モジュールを締結固定していた。
特開2002−30774号公報(図2〜図4)
しかしながら、前記従来のソーラーパネルの取付構造では、重ね式折板屋根を屋根部とする既存のカーポートに後付けで太陽光発電モジュールを設置する際に、折板屋根の頂部から外側に突出したタイトフレームの固定ボルトの先端部に、架台である四角筒状の縦材の下辺部に形成された小径の貫通孔を挿通させた後で、該四角筒状の縦材の内部の奥に位置する固定ボルトの先端部に固定ナットを螺合しなければならないため、折板屋根の頂部から外側に突出した既存の固定ボルトの先端部に縦材を固定する作業が煩雑となり、ソーラーパネルの取付作業性が悪かった。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、既存の重ね式折板屋根の頂部から外側に突出した固定金具のボルトに取付ブラケットを簡単かつ確実に取り付けることができ、既存の重ね式折板屋根の頂部にソーラーパネルを短時間でかつ効率良く設置することができるソーラーパネルの取付構造を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、重ね式折板屋根の頂部から外側に突出した固定金具のボルトにソーラーパネルを取付ブラケットを介して固定するようにしたソーラーパネルの取付構造において、前記折板屋根の頂部に載置される載置片部と前記ソーラーパネル固定用の取付片部とを有し、前記載置片部の前記固定金具のボルトに対応する位置に該ボルト及び該ボルトの基端部側に螺合されたナットを露出させる開口部を形成した取付ブラケットと、前記取付ブラケットの載置片部に載置され、該載置片部の開口部から露出して外側に突出した前記ボルトを貫通させる取付孔を形成した取付金具と、前記取付金具の取付孔を貫通した前記ボルトの先端部側に螺合して前記取付ブラケットを該取付金具を介して前記折板屋根の頂部に押さえ付けるように締結固定するナットを備え、前記折板屋根の頂部に締結固定された前記取付ブラケットの取付片部に前記ソーラーパネルを締結部材を介して締結固定するようにしたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のソーラーパネルの取付構造であって、前記取付ブラケットは、前記載置片部の両端側からL字形に形成された起立部と水平部から成る一対の取付片部を有し、前記起立部に補強用の突出部を形成し、且つ、前記水平部に前記締結部材としてのボルトの軸部が挿通する取付孔を形成し、前記突出部と前記水平部との間に該水平部の取付孔に軸部を挿通させた前記ボルトの頭部を保持自在にしたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2記載のソーラーパネルの取付構造であって、前記載置片部と前記各取付片部の起立部との角部に前記取付金具を位置決めする突出部を形成したことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1記載のソーラーパネルの取付構造であって、前記取付金具は、前記取付孔が形成された平坦片部と、この平坦片部の両端側から垂下した一対の脚片部を有し、前記平坦片部と前記各脚片部との角部に補強用の突出部を形成したことを特徴とする。
以上説明したように、請求項1の発明によれば、折板屋根の頂部に載置される載置片部とソーラーパネル固定用の取付片部とを有し、載置片部の固定金具のボルトに対応する位置に該ボルト及び該ボルトの基端部側に螺合されたナットを露出させる開口部を形成した取付ブラケットと、取付ブラケットの載置片部に載置され、該載置片部の開口部から露出して外側に突出したボルトを貫通させる取付孔を形成した取付金具と、取付金具の取付孔を貫通したボルトの先端部側に螺合して取付ブラケットを該取付金具を介して折板屋根の頂部に押さえ付けるように締結固定するナットを備え、折板屋根の頂部に締結固定された取付ブラケットの取付片部にソーラーパネルを締結部材を介して締結固定するようにしたことにより、既存の重ね式折板屋根の頂部から外側に突出したボルト及びボルトに螺合されたナットを取り外すことなく、既存の重ね式折板屋根の頂部から外側に突出した固定金具のボルトに取付ブラケットを取付金具とナットを介して簡単かつ確実に取り付けることができる。これにより、既存の重ね式折板屋根の頂部にソーラーパネルを短時間でかつ効率良く設置することができる。
請求項2の発明によれば、取付ブラケットは、載置片部の両端側からL字形に形成された起立部と水平部から成る一対の取付片部を有し、起立部に補強用の突出部を形成し、且つ、水平部に締結部材としてのボルトの軸部が挿通する取付孔を形成し、突出部と水平部との間に該水平部の取付孔に軸部を挿通させたボルトの頭部を保持自在にしたことにより、ボルトを一時的に保持しておくための別部品が不要となって、その分部品点数を削減して低コスト化を図ることができると共に、取付ブラケットの一対の取付片部とソーラーパネルとをボルトにより簡単かつ確実に固定することができる。
請求項3の発明によれば、取付ブラケットの載置片部と各取付片部の起立部との角部に取付金具を位置決めする突出部を形成したことにより、取付ブラケットの載置片部に載置される取付金具を簡単に位置決めすることができ、この位置決めされた取付金具で取付ブラケットの載置片部を簡単かつ確実に押さえ付けることができる。
請求項4の発明によれば、取付金具は、取付孔が形成された平坦片部と、この平坦片部の両端側から垂下した一対の脚片部を有し、平坦片部と各脚片部との角部に補強用の突出部を形成したことにより、この補強用の突出部により一対の脚片部の強度を増すことができると共に、一対の脚片部で取付ブラケットの載置片部を確実に押さえ付けることができる。
本発明の一実施形態のソーラーパネルの取付構造を示す要部の断面図である。 上記ソーラーパネルの取付構造の要部の分解斜視図である。 (a)は上記ソーラーパネルの取付構造に用いられる取付ブラケットの平面図、(b)は同取付ブラケットの正面図、(c)は同取付ブラケットの側面図である。 (a)は上記ソーラーパネルの取付構造に用いられる取付金具の平面図、(b)は同取付金具の正面図、(c)は同取付金具の側面図、(d)は同取付金具を折板屋根の頂部から外側に突出した既存のボルトに螺合して固定するナットの底面図である。 上記ソーラーパネルを取り付ける前の折板屋根の頂部から外側に突出した既存のボルトに取付ブラケットを取り付けた状態を示す要部の斜視図である。 上記折板屋根の頂部に取付ブラケットを介してソーラーパネルを設置した状態を示す説明図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態のソーラーパネルの取付構造を示す要部の断面図、図2は同取付構造の要部の分解斜視図、図3(a)は同取付構造に用いられる取付ブラケットの平面図、図3(b)は同取付ブラケットの正面図、図3(c)は同取付ブラケットの側面図、図4(a)は同取付構造に用いられる取付金具の平面図、図4(b)は同取付金具の正面図、図4(c)は同取付金具の側面図、図4(d)は同取付金具を折板屋根の頂部から外側に突出した既存のボルトに螺合して固定するナットの底面図、図5はソーラーパネルを取り付ける前の折板屋根の頂部から外側に突出した既存のボルトに取付ブラケットを取り付けた状態を示す要部の斜視図、図6は同既存の折板屋根の頂部にソーラーパネルを設置した状態を示す説明図である。
図1,図2,図5,図6に示すように、ソーラーパネル1の取付構造は、既存の重ね式折板屋根2の頂部2bから外側に突出したタイトフレーム(固定金具)3に固着のボルト4に、後付けで太陽光発電モジュールや太陽熱温水器等のソーラーパネル1を取付ブラケット10と取付金具20及びナット30と、締結部材としての架台6とボルト7及びナット9とにより固定して設置するものである。
図2及び図5に示すように、折板屋根2は折板2aを葺いてなり、その頂部2bにはタイトフレーム3のボルト4が差し込まれる円形の取付孔(図示省略)を形成してある。また、折板屋根2の裏面には、発泡樹脂等の断熱材2cを貼り付けてある。さらに、タイトフレーム3は折板屋根2の折板2aの断面形状に合わせて略台形波状に折り曲げられ、その頂部にボルト4を上向きに固着してある。そして、折板屋根2はタイトフレーム3を介して梁材としての鉄骨(図示省略)に取り付けられており、折板屋根2の頂部2bから外側にボルト4を突出させている。この折板屋根2の頂部2bから外側に突出したボルト4の基端部側には、ドームナット(ナット)5を螺合してある。このドームナット5の螺合により、折板屋根2とタイトフレーム3は固定されている。さらに、折板屋根2は、所定の方向に例えば1.5゜の勾配を有して傾斜している。
図1〜図3(a),(b),(c)及び図5に示すように、取付ブラケット10は、折板屋根2の頂部2bに載置される矩形枠状の載置片部11と、この載置片部11の長手方向の両端からL字形に折れ曲がるソーラーパネル固定用の一対の取付片部13,13を有している。
図1及び図2に示すように、取付ブラケット10の載置片部11の折板屋根2の頂部2bから外側に突出したボルト4及びボルト4に螺合されたドームナット5に対応する位置には、ボルト4及びボルト4に螺合されたドームナット5を露出させる矩形の開口孔(開口部)11aを形成してある。この開口孔11aは、ボルト4及びドームナット5を取り外さないで、ボルト4に取付ブラケット10を取り付けるためにボルト4及びドームナット5を露出させるようになっている。さらに、載置片部11の両側には折板屋根2の頂部2bに沿うように下方に折り曲げられた載置延長片部12をそれぞれ一体形成してある。
図2及び図3(a)〜(c)に示すように、取付ブラケット10の一対の取付片部13,13は、起立部13aと水平部13bとでL字形に折り曲げ形成してある。この各取付片部13の起立部13aと載置片部11との角部(コーナ部)の表側には、取付金具20を位置決めする断面逆V字状の一対のリブ(突出部)14,14を形成してある。また、各起立部13aには、三角半錐状で補強用のリブ(突出部)15を形成してあり、各水平部13bには、締結部材としてのボルト7の軸部7bが挿通する円形の取付孔16を形成してある。図3(b)に示すように、起立部13aのリブ15の上縁部と水平部13bとの間に、該水平部13bの取付孔16に軸部7bを挿通させたボルト7の頭部7aを保持自在にしてある。
さらに、図1及び図3(a)〜(c)に示すように、各取付片部13の起立部13aと水平部13bの角部(コーナ部)の裏側には、断面V字状の一対のリブ(突出部)17,17を形成してあり、水平部13bの裏面側には、凹溝状に突出した一対の補強部18,18を形成してある。この一対の補強部18,18により水平部13bの強度を増すようになっている。また、図1及び図3(a)に示すように、水平部13bの裏面側の一対の補強部18,18間でボルト7の頭部7aを保持することで、ボルト7にナット9を螺合した際に該ボルト7が回転しないようになっている。尚、各載置延長片部12の表面側の中央にも逆凹溝状に突出した補強部19を形成してある。この補強部19により載置延長片部12の強度を増すようになっている。
図2及び図4(a)〜(c)に示すように、取付金具20は、中央に取付ブラケット10の載置片部11の開口孔11aから露出して外側に突出したボルト4を貫通させる円形の取付孔22を形成した矩形板状の平坦片部21と、この平坦片部21の両端側から下方にL字状に折り曲げられ、取付ブラケット10の載置片部11に載置される一対の脚片部23,23を有している。この一対の脚片部23,23の長さ(高さ)は、図1に示すように、折板屋根2の頂部2bから外側に突出のボルト4に螺合されたドームナット5を逃げるように、即ち、ドームナット5に当たらない寸法に設定され、且つ、取付ブラケット10の載置片部11の一対の取付片部13,13の各起立部13a側を押さえ付けるためのものである。また、平坦片部21と各脚片部23との角部(コーナ部)の裏側には、断面V字状で補強用の一対のリブ(突出部)24,24をそれぞれ形成してある。この補強用の各一対のリブ14,14により一対の脚片部23,23の強度を増すようになっている。さらに、平坦片部21の裏側の取付孔22の回りには、円環状で補強用のリブ(突出部)25を形成してある。
図1及び図5に示すように、取付金具20の平坦片部21の取付孔22を貫通したボルト4の先端部側にはセレート付きのフランジナット(ナット)30を螺合する。このフランジナット30の螺合により、取付金具20を介して取付ブラケット10が重ね式折板屋根2の頂部2bに押さえ付けられて固定されるようになっている。図4(d)に示すように、フランジナット30の円盤状のフランジ部31の裏面には、逆回り止め用の突起31aを放射状に複数形成してある。尚、フランジナット30のフランジ部31の直径(例えば直径16mm)はドームナット5のフランジ部の直径(例えば直径28mm)よりも小径に形成してある。また、ドームナット5のフランジ部の裏面にも逆回り止め用の突起(図示省略)を放射状に複数形成してある。
尚、図1及び図5に示すように、折板屋根2の頂部2bには所定間隔毎に取付ブラケット10が取り付けられるようになっており、各取付ブラケット10の一対の取付片部13,13に、ソーラーパネル1が固着されたC型鋼製の架台(締結部材)6をボルト(締結部材)7とワッシャ8a及びスプリングワッシャ8bとナット(締結部材)9を介して締め付けて固定するようになっている。
次に、以上実施形態のソーラーパネル1の取付構造による施工手順について説明する。
ソーラーパネル1を設置する場合には、まず、図2に示すように、重ね式折板屋根2の頂部2bから外側に突出したタイトフレーム3の頂部に固着のボルト4及びボルト4に螺合したドームナット5に、取付ブラケット10の載置片部11の開口孔11aを挿通させて、折板屋根2の頂部2bに取付ブラケット10の載置片部11及び一対の載置延長片部12,12を載置する。
次に、図5に示すように、取付ブラケット10の載置片部11に取付金具20の一対の脚片部23,23を載置すると共に、取付金具20の平坦片部21の取付孔22にボルト4を挿通させる。そして、この取付金具20の平坦片部21より上方に突出したボルト4にフランジナット30を螺合して取付金具20の一対の脚片部23,23で取付ブラケット10の載置片部11を押さえ付けて、取付ブラケット10を折板屋根2の頂部2bに締結固定する。
この状態より、図1及び図6に示すように、折板屋根2の頂部2bに所定間隔毎に締結固定された複数の取付ブラケット10の一対の取付片部13,13の各取付孔16と、ソーラーパネル1を固着したC型鋼製の架台6の各取付孔6aにボルト7を貫通させて、該ボルト7の軸部7bにワッシャ8a及びスプリングワッシャ8bを介してナット9を締め付けて固定することで、折板屋根2の頂部2bにソーラーパネル1を設置する。
このように、折板屋根2の頂部2bに載置される載置片部11とソーラーパネル固定用の一対の取付片部13,13とを有し、載置片部11のボルト4及びボルト4に螺合されたドームナット5に対応する位置に、ボルト4及びボルト4に螺合されたドームナット5を露出させる開口孔11aを形成した取付ブラケット10と、取付ブラケット10の載置片部11に載置され、載置片部11の開口孔11aから露出して外側に突出したボルト4を貫通させる取付孔22を形成した取付金具20と、取付金具20の取付孔22を貫通したボルト4に螺合して取付ブラケット10を重ね式折板屋根2の頂部2bに押さえ付けるように締結固定するフランジナット30を備え、折板屋根2の頂部2bに締結固定された取付ブラケット10の一対の取付片部13,13にソーラーパネル1を締結部材としての架台6とボルト7及びナット9を介して締結固定するようにしたことにより、既存の重ね式折板屋根2の頂部2bから外側に突出したボルト4及びボルト4に螺合されたドームナット5を取り外すことなく、既存の重ね式折板屋根2の頂部2bから外側に突出したタイトフレーム3の頂部に固着のボルト4に取付ブラケット10を取付金具20とフランジナット30を介して簡単かつ確実に取り付けることができる。これにより、既存の重ね式折板屋根2の頂部2bにソーラーパネル1を短時間でかつ効率良く設置することができる。
また、図2及び図3(a)〜(c)に示すように、取付ブラケット10は、載置片部11の両端側からL字形に形成された起立部13aと水平部13bから成る一対の取付片部13,13を有し、起立部13aに補強用のリブ15を形成し、且つ、水平部13bに締結部材としてのボルト7の軸部7bが挿通する取付孔16を形成し、リブ15と水平部13bとの間に水平部13bの取付孔16に軸部7bを挿通させたボルト7の頭部7aを保持自在にしたことにより、ボルト7を一時的に保持しておくための別部品が不要となって、その分部品点数を削減して低コスト化を図ることができると共に、取付ブラケット10の一対の取付片部13,13とソーラーパネル1とをボルト7により簡単かつ確実に固定することができる。
さらに、取付ブラケット10の載置片部11と各取付片部13の起立部13aとの角部に取付金具20の一対の脚片部23,23を位置決めする一対のリブ14,14を形成したことにより、取付ブラケット10の載置片部11に載置される一対の脚片部23,23を簡単に位置決めすることができ、この位置決めされた一対の脚片部23,23で取付ブラケット10の載置片部11の一対の取付片部13,13の各起立部13a側を簡単かつ確実に押さえ付けることができる。
さらに、図2及び図4(a)〜(c)に示すように、取付金具20は、取付孔22が形成された平坦片部21と、この平坦片部21の両端側から垂下した一対の脚片部23,23を有し、平坦片部21と各脚片部23との角部に補強用の一対のリブ24,24をそれぞれ形成したことにより、この補強用の各一対のリブ14,14により一対の脚片部23,23の強度を増すことができると共に、一対の脚片部23,23で取付ブラケット10の載置片部11の一対の取付片部13,13の各起立部13a側を確実に押さえ付けることができる。
尚、前記実施形態によれば、取付ブラケット10を取付金具20とフランジナット30により折板屋根2の頂部2bに締結固定した後で、取付ブラケット10の一対の取付片部13,13にソーラーパネル1を固着した架台6をボルト7とワッシャ8a及びスプリングワッシャ8bとナット9を介して締結固定するようにしたが、ソーラーパネル1を固着した架台6に取付ブラケット10をボルト7とワッシャ8a及びスプリングワッシャ8bとナット9により締結固定した後で、取付ブラケット10を取付金具20とフランジナット30により折板屋根2の頂部2bに締結固定するようにしても良い。この場合でも、取付ブラケット10の載置片部11の開口孔11aを、折板屋根2の頂部2bから外側に突出したボルト4及びボルト4に螺合したドームナット5に簡単に挿入することができ、取付ブラケット10の載置片部11と架台6との間から取付金具20をボルト4にフランジナット30を螺合させることで簡単かつ確実に締結固定することができる。
1 ソーラーパネル
2 重ね式折板屋根
2b 頂部
3 タイトフレーム(固定金具)
4 ボルト
5 ドームナット(ナット)
6 架台(締結部材)
7 ボルト(締結部材)
7a 頭部
7b 軸部
9 ナット(締結部材)
10 取付ブラケット
11 載置片部
11a 開口孔(開口部)
13,13 一対の取付片部
13a
14 リブ(位置決め用の突出部)
15 リブ(補強用の突出部)
16 取付孔
20 取付金具
21 平坦片部
22 取付孔
23,23 一対の脚片部
24 リブ(補強用の突出部)
30 フランジナット(ナット)

Claims (4)

  1. 重ね式折板屋根の頂部から外側に突出した固定金具のボルトにソーラーパネルを取付ブラケットを介して固定するようにしたソーラーパネルの取付構造において、
    前記折板屋根の頂部に載置される載置片部と前記ソーラーパネル固定用の取付片部とを有し、前記載置片部の前記固定金具のボルトに対応する位置に該ボルト及び該ボルトの基端部側に螺合されたナットを露出させる開口部を形成した取付ブラケットと、
    前記取付ブラケットの載置片部に載置され、該載置片部の開口部から露出して外側に突出した前記ボルトを貫通させる取付孔を形成した取付金具と、
    前記取付金具の取付孔を貫通した前記ボルトの先端部側に螺合して前記取付ブラケットを該取付金具を介して前記折板屋根の頂部に押さえ付けるように締結固定するナットを備え、
    前記折板屋根の頂部に締結固定された前記取付ブラケットの取付片部に前記ソーラーパネルを締結部材を介して締結固定するようにしたことを特徴とするソーラーパネルの取付構造。
  2. 請求項1記載のソーラーパネルの取付構造であって、
    前記取付ブラケットは、前記載置片部の両端側からL字形に形成された起立部と水平部から成る一対の取付片部を有し、前記起立部に補強用の突出部を形成し、且つ、前記水平部に前記締結部材としてのボルトの軸部が挿通する取付孔を形成し、前記突出部と前記水平部との間に該水平部の取付孔に軸部を挿通させた前記ボルトの頭部を保持自在にしたことを特徴とするソーラーパネルの取付構造。
  3. 請求項2記載のソーラーパネルの取付構造であって、
    前記載置片部と前記各取付片部の起立部との角部に前記取付金具を位置決めする突出部を形成したことを特徴とするソーラーパネルの取付構造。
  4. 請求項1記載のソーラーパネルの取付構造であって、
    前記取付金具は、前記取付孔が形成された平坦片部と、この平坦片部の両端側から垂下した一対の脚片部を有し、前記平坦片部と前記各脚片部との角部に補強用の突出部を形成したことを特徴とするソーラーパネルの取付構造。
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