JP5551524B2 - ステアリング装置および連結ワイヤ - Google Patents

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Description

本願は、ステアリング装置と、ステアリング装置に用いられる連結ワイヤに関する。
車両のステアリング装置として、運転者の体格や運転姿勢に応じて、ステアリングコラムを伸縮させることで、ステアリングホイールの前後位置を調整可能な、テレスコピック式のステアリング装置が知られている。一般に、テレスコピック式のステアリング装置では、アッパチューブとロアチューブを組み合わせてステアリングコラムが構成されており、そのステアリングコラム内に伸縮可能なステアリングシャフトが収容されている。従来のテレスコピック式ステアリング装置としては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。
特開2010−111299号公報
テレスコピック式のステアリング装置を車両に組み付ける際には、まずアッパチューブとロアチューブを組み付けてステアリングコラムとし、その後にステアリングコラムを車両に組み付ける。この際に、アッパチューブとロアチューブはステアリングシャフトの軸方向に沿って相対変位が可能であるから、組み付け作業中に両者の相対位置が大きくずれてしまう場合があり、作業性が悪い。近年、ステアリングコラムは重量化が進んでおり、車両への組付け作業の困難の度合いがますます増加している。ステアリングコラムの組付け作業性を改善する技術が期待されている。
上記の組み付け作業性を改善するために、例えば金属製のワイヤを用いてアッパチューブとロアチューブを連結しておいて、その状態でステアリングコラムを車両に組み付ける方式が考えられる。この方式によれば、アッパチューブとロアチューブの相対変位がワイヤによって規制されているので、ステアリングコラムの車両への組付け作業をより容易に行うことが可能となる。しかしながら、ステアリングコラムを車両に組付けた後もワイヤを取り外さずにそのままとした場合、ワイヤへ通電するおそれがある。例えば電動パワーステアリング型のステアリング装置の場合には、ロアチューブに電気モータや制御回路等が搭載されており、ロアチューブに供給されるバッテリからの電力がワイヤにも通電するおそれがある。ワイヤに通電してしまうと、ワイヤが高温となり、周囲の部材に悪影響を与えてしまう。
本発明は上記課題を解決する。本発明では、アッパチューブとロアチューブが相対変位可能なステアリング装置において、周囲の部材へ悪影響を与えることなく、アッパチューブとロアチューブの相対変位を規制することが可能な技術を提供する。
本発明はステアリング装置として具現化される。本発明のステアリング装置は、アッパチューブとロアチューブを備え、両者が相対変位可能なステアリング装置である。そのステアリング装置は、少なくとも一部が絶縁部材によって形成され、一方の端部と他方の端部が電気的に絶縁されている連結ワイヤを備えている。そのステアリング装置では、当該連結ワイヤによってアッパチューブとロアチューブが連結されている。そのステアリング装置では、当該連結ワイヤによって組み付け時のアッパチューブとロアチューブの相対変位が規制される。
上記のステアリング装置では、アッパチューブとロアチューブを連結している連結ワイヤが、その一方の端部と他方の端部が電気的に絶縁されているので、連結ワイヤに通電してしまうことがない。通電により連結ワイヤが高温となって周囲の部材に悪影響を及ぼす事態を未然に防止することができる。
上記のステアリング装置は、前記連結ワイヤが、金属ワイヤと、前記金属ワイヤの一端と一体的に形成された金属ブロックと、前記金属ブロックの外周を覆う樹脂カラーと、前記樹脂カラーを包むように前記樹脂カラーにカシメ接合された金属端子を備えることが好ましい。
上記のステアリング装置では、金属ブロックと金属端子の間に樹脂カラーが介在しており、金属端子は金属ブロックと直接接触することなく、金属ブロックを保持している。すなわち、金属ブロックは金属端子と電気的に絶縁されており、金属ブロックと一体的に形成されている金属ワイヤも、金属端子と電気的に絶縁されている。上記のステアリング装置によれば、製造しやすい簡単な構造の連結ワイヤを用いていながら、連結ワイヤへの通電を確実に防止することができる。
上記のステアリング装置は、前記金属ブロックの樹脂カラーで覆われていない部分にリブが形成されており、前記樹脂カラーの前記金属ブロックのリブと当接する部分にリブが形成されており、前記樹脂カラーのリブが、前記金属ブロックのリブと前記金属端子のカシメ部に密着して挟まれていることが好ましい。
上記の連結ワイヤにおいて、金属ワイヤに張力が作用すると、その張力は金属ブロックのリブ、樹脂カラーのリブ、金属端子のカシメ部を介して、金属端子に伝達する。この際に、樹脂カラーに作用する主な荷重は、リブに作用する圧縮荷重であり、樹脂カラーには引張荷重やせん断荷重はほとんど作用しない。従って、樹脂カラーの板厚を必要以上に厚くしなくとも、耐久性の高い連結ワイヤを実現することができる。
本発明は連結ワイヤとして具現化することもできる。本発明の連結ワイヤは、アッパチューブとロアチューブを備え、両者が相対変位可能なステアリング装置において、アッパチューブとロアチューブを連結し、組み付け時のアッパチューブとロアチューブの相対変位を規制するために用いられる。その連結ワイヤは、少なくとも一部が絶縁部材によって形成され、一方の端部と他方の端部が電気的に絶縁されている。
本発明のステアリング装置および連結ワイヤによれば、周囲の部材へ悪影響を与えることなく、アッパチューブとロアチューブの相対変位を規制することができる。
実施例1のステアリング装置1の構成を模式的に示す図。 実施例1の連結ワイヤ30の全体的な構成を示す図。 実施例1の連結ワイヤ30の下側端部32の外観を示す斜視図。 実施例1の連結ワイヤ30の下側端部32の内部構造を示す縦断面図。 実施例1の連結ワイヤ30がセンサハウジング13に対して回転した場合の様子を模式的に示す図。 実施例1の連結ワイヤ30の下側端部32をセンサハウジング13に上向きに取り付けた場合の様子を模式的に示す図。 実施例1の連結ワイヤ30の下側端部32をセンサハウジング13に下向きに取り付けた場合の様子を模式的に示す図。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るステアリング装置1の側面図である。本実施例のステアリング装置1は、電動パワーステアリング装置として構成されている。ステアリング装置1は、ステアリングシャフト2と、ステアリングシャフト2を内部に収容して回動可能に支持する筒状のステアリングコラム3を備えている。
ステアリングシャフト2は、アッパシャフトとロアシャフトのスプライン嵌合により、軸方向に沿って伸縮可能に構成されている。ステアリングシャフト2の上端には、ステアリングホイール4が連結されており、ステアリングシャフト2の下端には、自在継手5を介して中間軸6が連動連結され、この中間軸6の下端に、自在継手7を介してピニオン軸8が連動連結されている。ピニオン軸8に形成されたピニオン8aと、当該ピニオン8aに噛み合うラック軸9とによって、ラックアンドピニオン機構からなる操舵機構10が構成されている。なお、図示していないが、ラック軸9の左右方向(図1の紙面貫通方向)の各端部は、タイロッドおよびナックルアームを介して対応する操向輪に連結されている。
ステアリングコラム3は、アッパチューブ11と、アッパチューブ11の下端側に連結されたロアチューブ12と、ロアチューブ12の下端側に固定されたセンサハウジング13と、センサハウジング13の下端側に固定されたギヤハウジング14とを備えている。ロアチューブ12の上端はアッパチューブ11の下端に、軸方向に沿って摺動可能に挿入されている。このため、ステアリングコラム3は、ステアリングシャフト2の伸縮に応じて、軸方向に伸縮可能である。これにより、ステアリングホイール4の前後方向位置を調整できるようになっている。センサハウジング13の内部には、ステアリングシャフト2に近接して操舵トルクを検出するためのトルクセンサ15が収容されている。ギヤハウジング14には、ステアリングシャフト2に操舵捕助力を付与するための電動モータ16と、電動モータ16の動作を制御する制御部25が取り付けられている。
図示していないが、ギヤハウジング14の内部には減速機構が収容されており、この減速機構は、電動モータ16の出力軸に連結された駆動ギヤと、この駆動ギヤに噛み合いかつステアリングシャフト2に同軸心状に連結された従動ギヤとを有している。ステアリングホイール4が運転者により操舵されると、車体側のECU(Electronic Control Unit)と連動する制御部25が、トルクセンサ15の検出値と車速の検出値に基づいて、所定電圧で電動モータ16を駆動する。そして、この電動モータ16の駆動力がギヤハウジング14内の減速機構を介してステアリングシャフト2に伝達されることにより、運転者のステアリング操作に対する操舵補助が行われる。
ステアリングコラム3の下端部は、ピボット軸19を含むヒンジ機構20により、上下方向に回動可能に支持されている。すなわち、ギヤハウジング14に設けられた左右一対の突出部17であるコラムブラケットにピボット軸19が設けられており、ピボット軸19は、サポートブラケット18に支持されている。このため、ステアリングコラム3全体がステアリングホイール4とともに、ピボット軸19の回りに揺動可能であり、これにより、ステアリングホイール4の高さ方向位置を調整できるようになっている。
ステアリングコラム3のアッパチューブ11には、操作レバー21に対する操作によって、ステアリングコラム3の伸縮および揺動のロック/アンロックを行うロック機構24を収容したサポートハウジング22が固定されている。運転者は、操作レバー21をアンロック状態に切り替えてから、ステアリングホイール4を所望の位置に調整し、その後、操作レバー21をロック状態に戻すことにより、ステアリングホイール4の前後方向位置および高さ方向位置の調節を行うことができる。
サポートブラケット18とサポートハウジング22は、何れも車体側のメインブラケット23に対して固定されている。
ロアチューブ12に固定されたセンサハウジング13と、アッパチューブ11に固定されたサポートハウジング22は、連結ワイヤ30によって連結されている。すなわち、連結ワイヤ30によってアッパチューブ11とロアチューブ12が連結されている。連結ワイヤ30の下側端部32は、センサハウジング13の外周面に形成されたワイヤ連結部27にねじ28によって連結されている。ワイヤ連結部27の周囲には、連結ワイヤ30のセンサハウジング13に対する相対回転を規制する回り止め26が形成されている。連結ワイヤ30の上側端部33は、サポートハウジング22の上面に形成されたワイヤ連結部29にねじによって連結されている。図1に示すように、連結ワイヤ30の下側端部32がセンサハウジング13に取り付けられる位置と、連結ワイヤ30の上側端部33がサポートハウジング22に取り付けられる位置は、ステアリングコラム3の軸周りに90度異なる角度となるように配置されている。
図2は連結ワイヤ30の全体構成を示している。連結ワイヤ30は、硬鋼線材である金属ワイヤ31と、センサハウジング13に連結する下側端部32と、サポートハウジング22に連結する上側端部33から構成されている。上側端部33には、サポートハウジング22にねじ止めされる座金部33aを有する金属製の端子33bが形成されている。
図3および図4は連結ワイヤ30の下側端部32の詳細を示している。下側端部32は、金属ブロック34と、樹脂カラー35と、金属端子36を備えている。
金属ブロック34は、略円柱状に形成された、亜鉛ダイカスト製のブロック状部材である。図4に示すように、金属ブロック34は、インサート鋳造によって、金属ワイヤ31の先端部31aと一体的に形成されている。金属ブロック34の先端側(金属ワイヤ31が伸びている側の反対側)には、上方に突出するリブ34bが形成されている。
樹脂カラー35は、金属ブロック34の外周を覆う形状に形成されている。樹脂カラー35は下面側に切れ込みを有する形状で形成されており、その切れ込みを開くように樹脂カラー35を弾性変形させて金属ブロック34を内部に収容することで、金属ブロック34に組み付けられる。金属ブロック34に樹脂カラー35を組み付けると、図4に示すように、金属ブロック34に形成された係合孔34aに樹脂カラー35に形成された係合爪35aが係合して、樹脂カラー35が金属ワイヤ31側に抜け出てしまうことを防止する。また、樹脂カラー35の先端側(金属ワイヤ31が伸びている側の反対側)と後端側(金属ワイヤ31が伸びている側)には、上方に突出する先端側リブ35bと後端側リブ35cがそれぞれ形成されている。なお、金属ブロック34のリブ34bは、金属ブロック34に樹脂カラー35を組み付けたときに、樹脂カラー35で覆われない部分に形成されている。また、樹脂カラー35の先端側リブ35bは、金属ブロック34に樹脂カラー35を組み付けたときに、金属ブロック34のリブ34bと当接する部分に形成されている。
金属端子36は、樹脂カラー35にカシメ接合されるカシメ部37と、センサハウジング13にねじ止めされる座金部38を備えている。カシメ部37は、底板37aと、底板37aから左右に伸びる側板37bから構成されており、底板37a上に樹脂カラー35を載置した状態で、樹脂カラー35を両側から包むように側板37bをカシメることで、金属端子36は樹脂カラー35に取り付けられる。金属端子36を樹脂カラー35に取り付けた状態では、樹脂カラー35の先端側リブ35bは、金属ブロック34のリブ34bとカシメ部37の側板37bに密着して挟まれており、樹脂カラー35の後端側リブ35cは、カシメ部37の側板37bに当接している。なお、金属端子36には結露を抑制する表面処理が施されており、樹脂カラー35の吸水による腐食や、金属端子36の電食が防止されている。
金属ワイヤ31に張力が作用すると、その張力は金属ブロック34のリブ34b、樹脂カラー35の先端側リブ35b、金属端子36のカシメ部37の側板37bを介して、金属端子36の座金部38に伝達する。この際に、樹脂カラー35に作用する主な荷重は、先端側リブ35bに作用する圧縮荷重であり、樹脂カラー35には引張荷重やせん断荷重はほとんど作用しない。従って、樹脂カラー35の板厚を必要以上に厚くしなくとも、耐久性の高い下側端部32を実現することができる。
連結ワイヤ30の下側端部32では、金属端子36のカシメ部37をカシメる方向が、金属ワイヤ31に張力が作用する方向とは直交している。このような構成とすることにより、金属ワイヤ31に大きな張力が作用した場合でも、金属端子36のカシメ部37が開いてしまうことがない。耐久性の高い下側端部32を実現することができる。
図4に示すように、金属端子36は、座金部38の座面がカシメ部37の底板37aに対してオフセットした形状に形成されており、金属ワイヤ31の軸線が座金部38の板厚の範囲内に位置している。従って、金属ワイヤ31に張力が作用した場合でも、下側端部32には大きな曲げモーメントが作用しない。また、下側端部32をセンサハウジング13に取り付ける際に、図6Aに示すように上向きに取り付けた場合でも、図6Bに示すように下向きに取り付けた場合でも、下側端部32がロアチューブ12に干渉してしまうことがない。下側端部32をセンサハウジング13に取り付ける際の作業性を向上することができる。
連結ワイヤ30の下側端部32では、金属ブロック34と金属端子36の間に樹脂カラー35が介在しており、金属端子36は金属ブロック34と直接接触することなく、金属ブロック34を保持している。すなわち、金属ブロック34は金属端子36と電気的に絶縁されており、先端が金属ブロック34にインサートされている金属ワイヤ31も、金属端子36と電気的に絶縁されている。従って、連結ワイヤ30をセンサハウジング13とサポートハウジング22の間に連結した場合でも、センサハウジング13と金属ワイヤ31の間は電気的に絶縁されており、センサハウジング13とサポートハウジング22の間も電気的に絶縁されている。
図2や図3に示すように、樹脂カラー35の先端側の端部には、複数の樹脂ストッパ39が形成されている。図5に示すように、下側端部32をワイヤ連結部27に組み付けた状態で、連結ワイヤ30がセンサハウジング13に対して相対的に回転した場合であっても、金属ブロック34や金属ワイヤ31よりも先に、樹脂ストッパ39が回り止め26に接触する。従って、連結ワイヤ30がセンサハウジング13に対して相対的に回転し、回り止め26によってその回転が規制される場合であっても、センサハウジング13と金属ワイヤ31の間の電気的な絶縁を確保することができる。また、この樹脂ストッパ39は、樹脂カラー35の先端側にのみ形成されており、後端側には形成されていないので、金属ブロック34に樹脂カラー35を組み付ける際に、作業者が組付け方向を間違えにくく、逆組付けを防止することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
1 ステアリング装置
2 ステアリングシャフト
3 ステアリングコラム
4 ステアリングホイール
5 自在継手
6 中間軸
7 自在継手
8 ピニオン軸
8a ピニオン
9 ラック軸
10 操舵機構
11 アッパチューブ
12 ロアチューブ
13 センサハウジング
14 ギヤハウジング
15 トルクセンサ
16 電動モータ
17 突出部
18 サポートブラケット
19 ピボット軸
20 ヒンジ機構
21 操作レバー
22 サポートハウジング
23 メインブラケット
24 ロック機構
25 制御部
26 回り止め
27 ワイヤ連結部
29 ワイヤ連結部
30 連結ワイヤ
31 金属ワイヤ
31a 先端部
32 下側端部
33 上側端部
33a 座金部
33b 端子
34 金属ブロック
34a 係合孔
34b リブ
35 樹脂カラー
35a 係合爪
35b 先端側リブ
35c 後端側リブ
36 金属端子
37 カシメ部
37a 底板
37b 側板
38 座金部
39 樹脂ストッパ

Claims (4)

  1. アッパチューブとロアチューブを備え、両者が相対変位可能なステアリング装置であって、
    少なくとも一部が絶縁部材によって形成され、一方の端部と他方の端部が電気的に絶縁されている連結ワイヤを備えており、
    当該連結ワイヤによってアッパチューブとロアチューブが連結されており、
    当該連結ワイヤによって組み付け時のアッパチューブとロアチューブの相対変位が規制される、ステアリング装置。
  2. 前記連結ワイヤが、
    金属ワイヤと、
    前記金属ワイヤの一端と一体的に形成された金属ブロックと、
    前記金属ブロックの外周を覆う樹脂カラーと、
    前記樹脂カラーを包むように前記樹脂カラーにカシメ接合された金属端子を備える請求項1のステアリング装置。
  3. 前記金属ブロックの樹脂カラーで覆われていない部分にリブが形成されており、
    前記樹脂カラーの前記金属ブロックのリブと当接する部分にリブが形成されており、
    前記樹脂カラーのリブが、前記金属ブロックのリブと前記金属端子のカシメ部に密着して挟まれている請求項2のステアリング装置。
  4. アッパチューブとロアチューブを備え、両者が相対変位可能なステアリング装置において、アッパチューブとロアチューブを連結し、組み付け時のアッパチューブとロアチューブの相対変位を規制するために用いられる連結ワイヤであって、
    少なくとも一部が絶縁部材によって形成され、一方の端部と他方の端部が電気的に絶縁されている連結ワイヤ。
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