JP5549587B2 - 転がり軸受装置およびその潤滑手段の形成方法 - Google Patents

転がり軸受装置およびその潤滑手段の形成方法 Download PDF

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Description

この発明は、転がり軸受を潤滑する潤滑手段を備える転がり軸受装置およびその潤滑手段の形成方法に関する。
従来、転がり軸受の潤滑方式として、グリース潤滑が広く用いられている。このグリース潤滑では、高温、高速回転、高荷重等の環境下において、グリースの劣化が早く、グリースの寿命が短くなるので、グリースを定期的に補充する必要がある。このため、転がり軸受に対してグリースの基油を継続的に供給可能な潤滑手段を付設した転がり軸受装置が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
図7は前記潤滑手段を付設した転がり軸受装置を示す要部断面図である。同図において、転がり軸受100は、アンギュラ玉軸受からなり、その内輪101の軌道面101aと外輪102の軌道面102aとの間に、転動体としての玉103を複数個介在し、この玉103を保持器104によって周方向に所定間隔毎に保持している。
前記保持器104は、一対の円環部105の相互間に、複数の柱部106を架設し、この柱部106の相互間に、前記玉103を保持するポケット107を、周方向に沿って所定間隔毎に形成したものである。
潤滑手段200は、転がり軸受100の外輪102の一端面に隣接させて環状のグリース貯留部材201を配置し、このグリース貯留部材201の一端部に突設した環状の隙間形成部202と前記外輪102の内周面との間に環状の微小空間203を設け、この微小空間203にグリースGを導入したものであり、前記隙間形成部202の先端は、玉103に近接している。
また、前記保持器104は、その一対の円環部105のうちの一方(図おいて右側)の外周面で構成された被案内面108を、外輪102の内周面で構成された案内面109に摺接させることにより、その回転が案内される。
前記転がり軸受装置においては、グリース貯留部材201に溜めたグリースGの基油を、当該グリースG中に含まれる増稠剤の毛細管現象によって、外輪102の軌道面102a付近に浸透移動させて、当該軌道面102aに供給することができる。
特開2005−180629号公報
前記従来の転がり軸受装置においては、グリースGの基油の供給側と外輪102の案内面109とが、軌道面102aを挟んで配置されているので、当該基油が保持器104の被案内面108と外輪102の案内面109との間に供給され難い。このため、特に、前記従来の転がり軸受装置を、工作機械の主軸等のように高速で回転する軸を支持するために用い、転がり軸受100を高速回転させた場合に、当該保持器104の被案内面108と外輪102の案内面109との間で潤滑不良が発生して、保持器104の案内面109が焼付くおそれがあった。
この発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、転がり軸受の高速回転に伴って保持器の案内面が焼付くのを防止することができる転がり軸受装置およびその潤滑手段の形成方法を提供することを目的としている。
前記目的を達成するためのこの発明の転がり軸受装置は、内輪と外輪との間に複数の転動体を介在し、この転動体を保持器によって周方向に所定間隔毎に保持しているとともに、前記外輪の内周に設けられた案内面に対して、前記保持器の外周面の軸方向端部に設けられた被案内面を摺接させることにより、当該保持器の回転を案内する転がり軸受と、前記転がり軸受に潤滑剤を供給する潤滑手段とを備える転がり軸受装置であって、前記潤滑手段が、前記外輪の案内面に隣接した状態で前記外輪の内周に沿って設けられ、グリースを溜めた環状溝と、この環状溝に近接させて設けられ、グリースを溜めた環状のグリース貯留部材とを備え、前記グリース貯留部材に溜めたグリースと前記環状溝に溜めたグリースとを、両者間に介在したグリースによって繋いでおり、前記環状溝の内側面を構成している互いに対向する一対の側壁のうちの前記グリース貯留部材に近い側壁の内径が、前記グリース貯留部材と環状溝との間に介在したグリースの外径以上であることを特徴としている。
前記の構成の転がり軸受装置によれば、前記環状溝を外輪の案内面に隣接させているので、この環状溝に溜めたグリースの基油を、前記外輪の案内面と保持器の被案内面との間に供給して両者間を潤滑することができる。また、保持器の回転に伴って当該保持器が径方向へ振動することにより、前記保持器の被案内面が、外輪の案内面との間で、前記供給された基油を繰り返し打撃するので、当該基油の一部を、外輪の軌道面方向へ順次移動させて当該軌道面に供給することができる。このため、軌道面や転動体等を支障なく潤滑することができる。
さらに、前記グリース貯留部材に溜めたグリースと前記環状溝に溜めたグリースとを、両者間に介在したグリースによって繋いでいるので、前記環状溝に溜めたグリースの基油が消耗するにつれて、前記グリース貯留部材に溜めたグリースの基油を、当該グリース中に含まれる増稠剤の毛細管現象によって浸透移動させて、環状溝に溜めたグリースに補充することができる。このため、環状溝に溜めたグリース中の基油を、前記外輪の案内面に対して継続的に供給することができる。この結果、保持器の被案内面と外輪の案内面との間、軌道面および転動体等を長期間に亘って良好な潤滑状態に維持することができる。
前記転がり軸受装置においては、前記環状溝の少なくとも一部を、前記被案内面に臨ませているのが好ましい。この場合には、環状溝に溜めたグリースに対して保持器の被案内面を直接接触させることができるので、グリースの基油を保持器の被案内面と外輪の案内面との間に効率よく供給することができる。このため、前記案内面と被案内面との間、軌道面および転動体等を、より効果的に潤滑することができる。
この発明の転がり軸受装置によれば、保持器の被案内面と外輪の案内面にグリースの基油を供給することができるので、転がり軸受を高速回転で使用しても、保持器の被案内面が焼付くのを防止することができる。
前記転がり軸受装置においては、前記グリース貯留部材の少なくとも軸方向一端部が、転がり軸受の内部に導入されているのが好ましい。この場合には、前記グリース貯留部材と前記環状溝との間の距離を短くすることができる。したがって、前記環状溝に溜めたグリースの基油が消耗するにつれて、前記グリース貯留部材に溜めたグリースの基油を、環状溝に溜めたグリースに確実に補充することができる。また、このように構成された転がり軸受装置は、その組み立て時において、前記グリース貯留部材に溜めたグリースと前記環状溝に溜めたグリースとの間を繋ぐのが容易であり、かつグリースへの空気の混入を抑制することができる。
また、この発明に係る前記転がり軸受装置の潤滑手段の形成方法は
記潤滑手段として、前記外輪の案内面に隣接した状態で当該外輪の内周に沿って設けられた環状溝と、この環状溝に近接させて設けられた環状のグリース貯留部材とを備えるものを用い、
前記環状溝にグリースを充填する工程と、
前記グリース貯留部材に設けられた環状の油溝にグリースを充填する工程と、
前記環状溝に充填したグリースおよびグリース貯留部材に充填したグリースの少なくとも一方のグリースに、他方のグリース側へ突出する突出部を形成する工程と、
前記グリース貯留部材と前記環状溝とを隣接させて、前記グリース貯留部材に充填したグリースと前記環状溝に充填したグリースとを、前記突出部を介して互いに繋ぐ工程と
を含むことを特徴としている。
前記の構成の潤滑手段の形成方法では、グリース貯留部材に充填したグリースおよび環状溝に充填したグリースの少なくとも一方のグリースに、他方のグリース側へ突出する突出部を形成するため、前記突出部を介してグリース貯留部材に充填したグリースと環状溝に充填したグリースとを、容易にかつ確実に繋ぐことができる。したがって、この発明の形成方法によれば、前記作用効果を奏する転がり軸受装置を容易にかつ確実に得ることができる。
この発明の一実施形態に係る転がり軸受装置を、工作機械用の主軸に装着した場合を示す要部断面図である。 他の実施形態を示す断面図である。 さらに他の実施形態を示す断面図である。 この発明の一実施形態に係る転がり軸受装置の潤滑手段の形成方法の手順を示す工程図である。 図4におけるグリース封入工程の手順を示す工程図である。 図4におけるグリース封入工程の手順を示す工程図である。 従来の転がり軸受装置の要部を示す断面図である。
〔転がり軸受装置〕
次に、この発明の転がり軸受装置の好ましい実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る転がり軸受装置を、工作機械用の主軸の回転支持に適用した場合を示す要部断面図である。
この実施形態においては、二つの転がり軸受装置10,20を、並列に配置している。各転がり軸受装置10,20は、アンギュラ玉軸受Aと、このアンギュラ玉軸受Aに隣接して設けられたグリース貯留部材30,40とによって構成されている。
各転がり軸受装置10,20のアンギュラ玉軸受Aは、内周が工作機械の主軸9に嵌合された内輪1と、外周が主軸ハウジングHに嵌合された外輪2と、この内輪1と外輪2と間に介在した転動体としての複数の玉3と、この複数の玉3を周方向に沿って所定間隔毎に保持する保持器4と、前記内輪1と外輪2と間の環状空間の軸方向一方端を密封するシール5とを備えている。
前記内輪1の外周の軸方向中央部には、前記玉3を転走させる内輪軌道面1bが形成されている。また、内輪1の外周の軸方向両端部には、第1シール溝1cが形成されている。この第1シール溝1cのうちの図において右側の第1シール溝1cには、前記シール5の内周部(シールリップ)が導入されている。なお、前記各内輪1の軸方向位置は、主軸9に嵌合された筒状の内輪間座K1,K2,K3等によって位置決めされている。
前記外輪2の内周の軸方向中央部には、前記玉3を転走させる外輪軌道面2bが形成されており、前記外輪2の内周面には、保持器4の回転を案内するための案内面7が形成されている。さらに、外輪2の内周の軸方向両端部には、第2シール溝2cが形成されている。各外輪2の第2シール溝2cのうちの図において右側の第2シール溝2cには、前記シール5の外周が嵌合されている。また、各外輪2の左側の第2シール溝2cは、前記案内面7に隣接させて設けられており、この第2シール溝2cはグリースGを溜める環状溝8として構成されている。この環状溝8の内側面は、互いに対向する一対の側壁8a,8bと、外輪2の外周側に形成された底面8cとで構成されている。一対の側壁8a,8bのうちのグリース貯留部材30,40に近い側壁8bの内径は、グリース貯留部材30,40と環状溝8との間に介在したグリースGの外径よりも大きくなっている(図1参照)。環状溝8には予めグリースGを充満させてある。なお、前記各外輪2の軸方向位置は、主軸ハウジングHの縮径部42、外輪間座32および主軸ハウジングHの一端側の開口を閉じる蓋体C等によって位置決めされている。
前記保持器4は、軸方向に所定間隔離して配置された一対の円環部4aと、この一対の円環部4aの相互間に架設された複数の柱部4bと、各柱部4bの相互間に設けられ、前記玉3を保持するポケット4cとを備えている。前記ポケット4cは前記保持器4の径方向外方から見ると円形に形成されている。図1には前記ポケット4cの円形の中心を含む断面を記載している。前記一対の円環部4aのうちの図において左側の円環部4aの外周面が、外輪2の前記案内面7に摺接する被案内面6として構成されている。この被案内面6に対して、前記環状溝8のうちの案内面7に隣接する側を臨ませている。つまり、被案内面6と環状溝8とは軸方向において一部がオーバーラップしている。また、ポケット4cと環状溝8とは、軸方向においてオーバーラップしないように配置されている。なお、図1においては、保持器4の被案内面6と外輪2の案内面7との隙間を誇張して記載している。
一方の転がり軸受装置10のグリース貯留部材30は、外輪2の軸方向左端面に当接され、外周が工作機械の主軸ハウジングHに嵌合された筒状の外輪間座32と、この外輪間座32の内周側の拡径部に内嵌された貯油環33によって構成されている。前記貯油環33は、外周側が開口する環状の油溝33aを有しており、油溝33aと外輪間座32との間の環状空間BにグリースGを溜めている。この環状空間Bは、前記外輪2の環状溝8に近接している。また、前記油溝33aの右側壁と外輪間座32との間には、前記環状空間Bと環状溝8とを連通させる環状隙間S1が形成されている。なお、前記貯油環33は、ボルト36によって軸方向への移動が規制された状態で外輪間座32に固定されている。さらに、前記環状溝8のグリースGと環状空間BのグリースGとは、前記外輪間座32の内周面の環状隙間S1に臨む部分に塗布されたグリースGによって互いに繋がれている。
他方の転がり軸受装置20のグリース貯留部材40は、前記外輪間座32に相当する部材を、主軸ハウジングHの内周に設けられた縮径部42によって構成した点で、前記一方の転がり軸受装置10のグリース貯留部材30と相違し、その他の構成については、当該グリース貯留部材30の構成と基本的に同じである。すなわち、グリース貯留部材40は、外周側が開口する環状の油溝43aを有する貯油環43を備えており、前記油溝43aと縮径部42との間の環状空間BにグリースGを溜めている。また、前記油溝43aの右側壁と縮径部42との間には、前記環状空間Bと環状溝8とを連通させる環状隙間S2が形成されており、前記環状溝8のグリースGと環状空間BのグリースGとは、前記縮径部42の内周面の環状隙間S2に臨む部分に塗布されたグリースGによって互いに繋がれている。さらに、前記貯油環43は、ボルト46によって軸方向への移動が規制された状態で縮径部42に固定されている。
前記転がり軸受装置10,20において、グリース貯留部材30,40、環状溝8およびグリースGは、アンギュラ玉軸受AにグリースGに含まれる基油を供給する潤滑手段を構成している。
前記グリースGとしては、ウレア化合物、Baコンプレックス石鹸またはLiコンプレックス石鹸等を増稠剤とし、エステル、ポリアルファオレフィン等を基油としたものを用いることができる。
以上の構成の転がり軸受装置10,20によれば、案内面7に隣接させた環状溝8にグリースGを溜めているので、当該グリースGに含まれる基油を、前記保持器4の被案内面6と外輪2の案内面7との間に供給して、これら案内面7と被案内面6との間を良好に潤滑することができる。このため、主軸9を高速回転させた場合でも、保持器4の被案内面6が焼き付くのを防止することができる。また、保持器4の回転に伴って当該保持器4が径方向へ振動すると、前記保持器4の被案内面6が、外輪2の案内面7に対して繰り返し当接するので、前記保持器4の被案内面6と外輪2の案内面7との間に供給された基油を、当該被案内面6と案内面7との間で繰り返し打撃することができる。これにより、前記基油の一部を、外輪2の軌道面2b方向へ順次移動させて、当該軌道面2bに供給することができるので、各軌道面1b,2bおよび玉3を支障なく潤滑することができる。
特に、前記実施形態においては、保持器4の被案内面6に対して、前記環状溝8のうちの案内面7に隣接する側を臨ませているので、前記環状溝8に溜めたグリースGに対して前記被案内面6を直接当接させることができる。このため、前記被案内面6と案内面7との間に前記環状溝8に溜めたグリースG中の基油を効率よく供給することができる。この結果、前記被案内面6と案内面7との間、各軌道面1b,2bおよび玉3を、より効果的に潤滑することができる。
しかも、前記環状空間Bに溜めたグリースGと環状溝8に溜めたグリースGとを、両者間に介在したグリースGによって繋いでいるので、環状溝8に溜めたグリースG中の基油が消耗するにつれて、環状空間Bに溜めたグリースGに含まれる基油を、グリースG中の増稠剤の毛細管現象によって、環状溝8のグリースG中に浸透移動させることができる。このため、環状溝8に溜めたグリースG中の基油を、前記外輪2の案内面7に対して継続的に供給することができる。この結果、前記被案内面6と案内面7との間、各軌道面1b,2bおよび玉3を、長期間に亘って良好な潤滑状態に維持することができる。
このように、前記実施形態においては、グリース貯留部材30,40に溜めたグリースG中の基油を、環状溝8に溜めたグリースG中に浸透移動させて、当該基油を潤滑が必要な部位に供給するものであるので、簡素な構造でコスト安価な潤滑構造とすることができる。
〔変形例に係る転がり軸受装置〕
なお、この発明は、前記実施形態に限定されるものではない。例えば、前記実施形態においては、環状溝8の一部を保持器4の被案内面6に臨ませているが、当該環状溝8の一部を前記被案内面6に臨ませることなく近接させた状態で配置することもできる。
また、前記実施形態においては、外輪2の第2シール溝2cで環状溝8を構成したが、シールを構成しないアンギュラ玉軸受Aについては、外輪2の内周面2aに環状溝8を形成して実施すればよい(図2参照)。なお、図2においては、前記環状溝8の内側面を構成している互いに対向する一対の側壁8a,8bのうちの前記グリース貯留部材30に近い側壁8b内径が、前記グリース貯留部材30と環状溝8との間に介在したグリースGの外径と同一である
また、グリース貯留部材30の少なくとも端部33bを、転がり軸受10の内部に導入することができる(図3参照)。
この構成を備えた転がり軸受装置では、前述した実施形態に係る転がり軸受装置(図1および図2)に比べて、グリース貯留部材30と環状溝8との間の距離が短くなっている。したがって、より確実に、前記グリース貯留部材に溜めたグリースの基油を、環状溝に溜めたグリースに補充することができる。さらに、この構成を備えた転がり軸受装置では、その組み立て時において、前記グリース貯留部材に溜めたグリースと前記環状溝に溜めたグリースとの間を繋ぐのが容易であり、かつグリースへの空気の混入を抑制することができる。また、かかる転がり軸受装置では、潤滑手段を容易に形成することができる。
さらに、この構成を備えた転がり軸受装置では、環状溝8のグリースと環状空間Bのグリースとが、前述した実施形態に係る転がり軸受装置(図1および図2)に比べて、より大きい接触面積で繋がっている。したがって、この構成を備えた転がり軸受装置では、グリースをより多く溜めることができる。
さらに、転がり軸受としては、前記アンギュラ玉軸受Aに代えて、冠形の保持器を構成した深溝玉軸受を用いてもよく、この他、円筒ころ軸受、円すいころ軸受を用いてもよい。
〔転がり軸受装置の潤滑手段の形成方法〕
次に、この発明の転がり軸受装置の潤滑手段の形成方法の好ましい実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
図4は、この発明の一実施形態に係る転がり軸受装置の潤滑手段の形成方法の手順を示す工程図である。以下、図1に示される転がり軸受装置の潤滑手段を形成する方法の手順を例として挙げて説明する。
本実施形態に係る形成方法では、まず、アンギュラ玉軸受本体A1の環状溝8およびグリース貯留部材30(40)の環状の油溝33aにグリースGを充填する〔図4(a)および(b)参照〕。このとき、環状溝8に充填したグリースGおよび油溝33aに充填したグリースGにおいて、他方のグリースに突出する突出部G1,G2を形成する。
油溝33a(環状空間B)へのグリースGの充填は、例えば、図5に示される手順により行われる。
まず、外輪間座32、貯油環33およびボルト46それぞれを脱脂洗浄する〔「洗浄工程」、図5(a)参照〕。
つぎに、貯油環33の外周側の油溝33aにグリースGを注入する〔「グリース注入工程」、図5(b)参照〕。このとき、グリースGは、図5において、油溝33aにおけるグリースGの断面形状が、貯油環33の径方向外方に向かって縮径する形状となるように注入される。
そして、この貯油環33を外輪間座32に内嵌させる〔「組み付け工程」図5(c)参照〕。かかる工程では、前述のように、油溝33aにおけるグリースGは、図5において、貯油環33の径方向外方に向かって縮径する形状となるように注入されているため、グリースG中における空気の残留を抑制するとともに、外輪間座32の内周への不要なグリースGの付着を抑制することができる。
つぎに、ボルト46により、外輪間座32と貯油環33とを、軸方向への移動が規制された状態で固定する〔「固定工程」、図5(d)参照〕。
その後、外輪間座32と貯油環33との間に形成された環状空間B1にグリースGを補充する。このとき、グリースGが突出した突出部G1を設ける〔「グリース補充工程」、図5(e)および(f)参照〕。
このようにして、環状空間Bに、グリースGを充填することができる。
なお、図5は、グリース貯留部材30の油溝33aへのグリースの充填の手順を例として示しているが、グリース貯留部材40の油溝43aへのグリースの充填も前記と同様に行なうことができる。
一方、環状溝8の内部へのグリースGの充填は、例えば、図6に示される手順により行われる。まず、アンギュラ玉軸受本体A1において、外輪2の内周と保持器4の円環部4aの外輪側端部との間に形成された環状空間P1および内輪1の外周と保持器4の円環部4aの内輪側端部との間に形成された環状空間P2にグリースGを充填する〔図6(a)参照〕。ここで、環状空間P1は、シール5を嵌合する側に形成されている空間であり、環状空間P2は、グリース貯留部材30(40)と相対する側に形成されている空間である。
つぎに、アンギュラ玉軸受A1の玉3を回転させることにより、前記環状空間P1およびP2に注入されたグリースGが玉3の表面を伝って広がり、外輪2の内周の案内面7上にグリースの膜P3を形成させる。そして、環状溝8(第2シール溝2C)にさらにグリースを補充する〔図6(b)参照〕。このとき、アンギュラ玉軸受本体Aにおけるグリース貯留部材30(40)と相対する側の端部よりも突出するようにグリースGを補充し、突出部G2を形成させる。
このようにして、環状溝8にグリースGを充填することができる。
つぎに、グリース貯留部材30(40)と環状溝8とを隣接させて、グリース貯留部材30(40)に充填したグリースGと環状溝8に充填したグリースGとを、突出部G1,G2を介して互いに繋ぐ〔図4(c)参照〕。
このとき、例えば、グリース貯留部材30(40)およびアンギュラ玉軸受AをハウジングHに組み付け、グリース貯留部材30(40)とアンギュラ玉軸受Aとを、グリース貯留部材30(40)と環状溝8とを隣接させるように配置するだけで、グリース貯留部材30(40)におけるグリースGの突出部G1とアンギュラ玉軸受AにおけるグリースGの突出部G2とが接触する。これにより、グリース貯留部材30(40)に充填したグリースGとアンギュラ玉軸受Aの環状溝8に充填したグリースGとが互いに繋がる。
このように、本実施形態の形成方法によれば、グリース貯留部材30(40)に充填したグリースGとアンギュラ玉軸受Aの環状溝8に充填したグリースGとを、容易に、かつ確実に繋げることができる。
なお、この発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、グリースの充填に際して、グリース貯留部材30(40)に充填したグリースGおよびアンギュラ玉軸受Aの環状溝8に充填したグリースGのいずれか一方のグリースのみに、他方のグリース側へ突出する突出部を形成してもよい。例えば、グリース貯留部材30(40)に充填したグリースGのみに突出部を形成させる場合、ハウジングへの組み付け時にアンギュラ玉軸受Aに相対する側の端部よりもアンギュラ玉軸受A側に突出するようにグリースを補充すればよい。また、アンギュラ玉軸受Aの環状溝8に充填したグリースのみに突出部を形成させる場合、ハウジングへの組み付け時にグリース貯留部材30(40)に相対する側の端部よりもグリース貯留部材30(40)側に突出するようにグリースを補充すればよい。
1 内輪、2 外輪、3 玉(転動体)、4 保持器、6 被案内面、7 案内面、8 環状溝、10,20 転がり軸受装置、30,40 グリース貯留部材、G グリース、G1,G2 グリースの突出部、S 環状隙間

Claims (4)

  1. 内輪と外輪との間に複数の転動体を介在し、この転動体を保持器によって周方向に所定間隔毎に保持しているとともに、前記外輪の内周に設けられた案内面に対して、前記保持器の外周面の軸方向端部に設けられた被案内面を摺接させることにより、当該保持器の回転を案内する転がり軸受と、
    前記転がり軸受に潤滑剤を供給する潤滑手段とを備える転がり軸受装置であって、
    前記潤滑手段が、
    前記外輪の案内面に隣接した状態で前記外輪の内周に沿って設けられ、グリースを溜めた環状溝と、
    この環状溝に近接させて設けられ、グリースを溜めた環状のグリース貯留部材とを備え
    記グリース貯留部材に溜めたグリースと前記環状溝に溜めたグリースとを、両者間に介在したグリースによって繋いでおり、
    前記環状溝の内側面を構成している互いに対向する一対の側壁のうちの前記グリース貯留部材に近い側壁の内径が、前記グリース貯留部材と環状溝との間に介在したグリースの外径以上であることを特徴とする転がり軸受装置。
  2. 前記環状溝の一部を、前記被案内面に臨ませている請求項1に記載の転がり軸受装置。
  3. 前記グリース貯留部材の少なくとも軸方向一端部が、転がり軸受の内部に導入されている請求項1または2に記載の転がり軸受装置。
  4. 請求項1に記載の転がり軸受装置の前記潤滑手段を形成する方法であって、
    前記潤滑手段として、前記外輪の案内面に隣接した状態で当該外輪の内周に沿って設けられた環状溝と、この環状溝に近接させて設けられた環状のグリース貯留部材とを備えるものを用い、
    前記環状溝にグリースを充填する工程と、
    前記グリース貯留部材に設けられた環状の油溝にグリースを充填する工程と、
    前記環状溝に充填したグリースおよびグリース貯留部材に充填したグリースの少なくとも一方のグリースに、他方のグリース側へ突出する突出部を形成する工程と、
    前記グリース貯留部材と前記環状溝とを隣接させて、前記グリース貯留部材に充填したグリースと前記環状溝に充填したグリースとを、前記突出部を介して互いに繋ぐ工程と
    を含むことを特徴とする転がり軸受装置の潤滑手段の形成方法。
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