JP5547588B2 - シミュレーション装置、シミュレーションプログラム及びシミュレーション方法 - Google Patents
シミュレーション装置、シミュレーションプログラム及びシミュレーション方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5547588B2 JP5547588B2 JP2010199924A JP2010199924A JP5547588B2 JP 5547588 B2 JP5547588 B2 JP 5547588B2 JP 2010199924 A JP2010199924 A JP 2010199924A JP 2010199924 A JP2010199924 A JP 2010199924A JP 5547588 B2 JP5547588 B2 JP 5547588B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- model
- tire
- simulation
- wheel assembly
- rotating shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Description
図1は、本実施形態に係るシミュレーション装置においてモデル化されるタイヤ・ホイール組立体10及びタイヤスタンド100の概略構成図である。
図2(a)及び(b)は、シミュレーション装置の外観図及びシミュレーション装置において用いられるモデルの概略図である。シミュレーション装置300は、CPU、メモリ及びハードディスクなどから構成されるコンピュータシステムである。シミュレーション装置300は、タイヤ・ホイール組立体モデル40、及びスタンドモデル200、具体的には回転シャフトモデル220を用いて、タイヤ・ホイール組立体10(図1参照)の性能(例えば、共振周波数)のシミュレーションを実行する。シミュレーション装置300は、FEM(Finite Element Method)に従い、タイヤ・ホイール組立体モデル40及びスタンドモデル200を用いたタイヤ・ホイール組立体10の固有値を解析する。
図3は、シミュレーション装置300の機能ブロック構成図である。図3に示すように、シミュレーション装置300は、スタンドモデル記憶部301、タイヤ・ホイール組立体モデル記憶部303(以下、TW組立体モデル記憶部303)、シミュレーション条件設定部305、シミュレーション実行部307及びシミュレーション結果出力部309を備える。
図4は、シミュレーション装置300の動作フローを示す。図4に示すように、ステップS10において、シミュレーション装置300は、シミュレーションに用いるタイヤ・ホイール組立体モデル40及びスタンドモデル200を選択する。具体的には、シミュレーション装置300のユーザが、シミュレーション装置300に対してシミュレーションに用いるタイヤ・ホイール組立体モデル40及びスタンドモデル200を入力する。
図5は、上述したシミュレーション装置300によるシミュレーション結果の一例を示す。また、図6は、図5に示したシミュレーションにおける設定条件を示す。
上述したシミュレーション装置300によれば、タイヤスタンド100の回転シャフト120を回転可能に支持するベアリング130を有限個の要素に分割したベアリングモデル230を用いたシミュレーションが実行される。また、ベアリングモデル230は、少なくとも回転シャフト120に直交するx軸方向、回転シャフト120と平行なy軸方向に、回転シャフト120(回転シャフトモデル220)が変位可能な「ばね要素」としてモデル化されている。
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
20…タイヤ
30…リムホイール
40…タイヤ・ホイール組立体モデル
100,100A…タイヤスタンド
110…支持台
120,120A…回転シャフト
121…細径部
122…太径部
130,130A…ベアリング
140…ハブ
150…ハブボルト
200…スタンドモデル
220…回転シャフトモデル
221…連結部
230…ベアリングモデル
231…支持点
240…ハブモデル
241…ハブディスク
242…連結ボルト
250…ボルトモデル
300…シミュレーション装置
301…スタンドモデル記憶部
303…TW組立体モデル記憶部
305…シミュレーション条件設定部
307…シミュレーション実行部
309…シミュレーション結果出力部
Claims (5)
- タイヤにリムホイールが組み付けられたタイヤ・ホイール組立体を有限個の要素に分割したタイヤ・ホイール組立体モデルと、
前記タイヤ・ホイール組立体を回転可能に支持するタイヤスタンドを有限個の要素に分割したタイヤスタンドモデルと、
を用いて、前記タイヤ・ホイール組立体の性能のシミュレーションを実行するシミュレーション装置であって、
前記タイヤスタンドモデルは、前記タイヤ・ホイール組立体に連結される回転シャフトを有限個の要素に分割した回転シャフトモデルと、前記回転シャフトを回転可能に支持するベアリングを有限個の要素に分割したベアリングモデルと、を含み、
前記タイヤ・ホイール組立体モデル、前記回転シャフトモデル、及び前記ベアリングモデルを保持するモデル保持部と、
前記モデル保持部が保持する前記タイヤ・ホイール組立体モデル、前記回転シャフトモデル及び前記ベアリングモデルを用いてシミュレーションを実行するシミュレーション実行部と
を備え、
前記ベアリングモデルは、少なくとも前記回転シャフトに直交するx軸方向、前記回転シャフトと平行なy軸方向に、前記回転シャフトが変位可能なばね要素としてモデル化されているシミュレーション装置。 - 前記ベアリングモデルは、前記x軸方向及び前記y軸方向に直交するz軸方向にさらに変位可能なばね要素としてモデル化されている請求項1に記載のシミュレーション装置。
- 前記y軸方向における前記ベアリングモデルの剛性は、前記x軸方向及び前記x軸方向及び前記z軸方向における前記ベアリングモデルの剛性よりも低い請求項1または2に記載のシミュレーション装置。
- タイヤにリムホイールが組み付けられタイヤ・ホイール組立体を有限個の要素に分割したタイヤ・ホイール組立体モデルと、
前記タイヤ・ホイール組立体を回転可能に支持するタイヤスタンドを有限個の要素に分割したタイヤスタンドモデルと、
を用いて、前記タイヤ・ホイール組立体の性能のシミュレーションを実行するシミュレーションプログラムであって、
前記タイヤスタンドモデルは、前記タイヤ・ホイール組立体に連結される回転シャフトを有限個の要素に分割した回転シャフトモデルと、前記回転シャフトを回転可能に支持するベアリングを有限個の要素に分割したベアリングモデルと、を含み、
前記タイヤ・ホイール組立体モデル、前記回転シャフトモデル、及び前記ベアリングモデルを用いてシミュレーションを実行するシミュレーション実行処理を備え、
前記ベアリングモデルは、少なくとも前記回転シャフトに直交するx軸方向、前記回転シャフトと平行なy軸方向に、前記回転シャフトが変位可能なばね要素としてモデル化されているシミュレーションプログラム。 - タイヤにリムホイールが組み付けられたタイヤ・ホイール組立体を有限個の要素に分割したタイヤ・ホイール組立体モデルと、
前記タイヤ・ホイール組立体モデルを回転可能に支持するタイヤスタンドを有限個の要素に分割したタイヤスタンドモデルと
を用いて、前記タイヤ・ホイール組立体の性能のシミュレーションを実行するシミュレーション方法であって、
前記タイヤスタンドモデルは、前記タイヤ・ホイール組立体に連結される回転シャフトを有限個の要素に分割した回転シャフトモデルと、前記回転シャフトを回転可能に支持するベアリングを有限個の要素に分割したベアリングモデルと、を含み、
前記タイヤ・ホイール組立体モデル、前記回転シャフトモデル、及び前記ベアリングモデルを選択するステップと、
前記タイヤ・ホイール組立体モデル、前記回転シャフトモデル及び前記ベアリングモデルを用いてシミュレーションを実行するステップとを備え、
前記ベアリングモデルは、少なくとも前記回転シャフトに直交するx軸方向、前記回転シャフトと平行なy軸方向に、前記回転シャフトが変位可能なばね要素としてモデル化されているシミュレーション方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010199924A JP5547588B2 (ja) | 2010-09-07 | 2010-09-07 | シミュレーション装置、シミュレーションプログラム及びシミュレーション方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010199924A JP5547588B2 (ja) | 2010-09-07 | 2010-09-07 | シミュレーション装置、シミュレーションプログラム及びシミュレーション方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012058016A JP2012058016A (ja) | 2012-03-22 |
JP5547588B2 true JP5547588B2 (ja) | 2014-07-16 |
Family
ID=46055304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010199924A Expired - Fee Related JP5547588B2 (ja) | 2010-09-07 | 2010-09-07 | シミュレーション装置、シミュレーションプログラム及びシミュレーション方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5547588B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7436810B2 (ja) * | 2020-02-28 | 2024-02-22 | 日本製鉄株式会社 | 解析装置、解析方法、及び解析プログラム |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3650342B2 (ja) * | 2001-05-28 | 2005-05-18 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ・ホイール性能のシミュレーション方法及び装置 |
KR100507137B1 (ko) * | 2001-12-24 | 2005-08-09 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 스티어링시스템의 모델링방법 |
JP4087193B2 (ja) * | 2002-08-23 | 2008-05-21 | 株式会社ブリヂストン | 騒音予測装置及び方法 |
JP4307225B2 (ja) * | 2003-12-01 | 2009-08-05 | 横浜ゴム株式会社 | タイヤのシミュレーション方法及びタイヤのシミュレーションプログラム、並びにホイールモデル |
JP4923713B2 (ja) * | 2006-05-08 | 2012-04-25 | 横浜ゴム株式会社 | 構造体のモーダルモデル作成方法、モーダルモデル作成用コンピュータプログラム及び構造体の振動解析方法、並びに構造体の振動解析用コンピュータプログラム |
JP4893145B2 (ja) * | 2006-08-03 | 2012-03-07 | 横浜ゴム株式会社 | 振動測定方法及び振動測定装置 |
JP2009026128A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Toyota Motor Corp | ドライブシャフトアッシーのモデル作成方法 |
-
2010
- 2010-09-07 JP JP2010199924A patent/JP5547588B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012058016A (ja) | 2012-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002350294A (ja) | タイヤ・ホイール性能のシミュレーション方法及び装置 | |
JP2004219173A (ja) | タイヤ情報の提供方法及び提供装置 | |
JP4923713B2 (ja) | 構造体のモーダルモデル作成方法、モーダルモデル作成用コンピュータプログラム及び構造体の振動解析方法、並びに構造体の振動解析用コンピュータプログラム | |
JP5547588B2 (ja) | シミュレーション装置、シミュレーションプログラム及びシミュレーション方法 | |
JP2009190427A (ja) | タイヤのシミュレーション方法 | |
JP2006199263A (ja) | タイヤ性能の予測方法及びタイヤ性能の予測用コンピュータプログラム、並びにタイヤ/ホイール組立体モデル | |
JP4626352B2 (ja) | 振動モード判別方法及び振動モード判別用コンピュータプログラム | |
JP2013088871A (ja) | シミュレーション方法、シミュレーション用コンピュータプログラム及びシミュレーション装置 | |
JP2020037299A (ja) | タイヤユニフォミティデータの補正方法およびタイヤユニフォミティマシン | |
JP2011235758A (ja) | シミュレーション方法、及びシミュレーション装置 | |
JP2006072893A (ja) | タイヤモデル作成方法およびそのタイヤモデルを用いたシミュレーション方法 | |
JP5096262B2 (ja) | 複合体モデル解析装置、複合体モデル解析方法、複合体モデル解析プログラム、タイヤ製造方法、及び空気入りタイヤ | |
JP2007001378A (ja) | 複合体モデル解析装置、複合体モデル解析方法及び複合体モデル解析プログラム | |
JP5811625B2 (ja) | シミュレーション方法及びシミュレーション装置 | |
JP4064192B2 (ja) | タイヤモデル、このタイヤモデルを用いたタイヤ性能予測方法およびタイヤ性能予測プログラム並びに入出力装置 | |
JP5814740B2 (ja) | タイヤのシミュレーション方法 | |
JP2006127366A (ja) | タイヤモデル作成方法およびタイヤ性能シミュレーション方法 | |
JP6434705B2 (ja) | タイヤの振動性能評価方法及びシミュレーション装置 | |
JP2009262743A (ja) | 回転体のシミュレーション方法 | |
JP4388351B2 (ja) | シミュレーション装置及びタイヤのシミュレーション方法並びにタイヤのシミュレーション用コンピュータプログラム | |
JP2006293631A (ja) | タイヤ性能予測方法及びタイヤ性能予測装置 | |
JP2006072896A (ja) | タイヤモデル作成方法 | |
JP7568910B2 (ja) | タイヤモデル作成方法及びシミュレーション方法 | |
JP5993185B2 (ja) | タイヤの転動シミュレーション方法 | |
JP2017125766A (ja) | タイヤのシミュレーション方法、及びコンピュータプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130604 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140107 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140226 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140513 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140515 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5547588 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |