JP2009190427A - タイヤのシミュレーション方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤの性能を正確に解析する上で有利なタイヤのシミュレーション方法を提供する。
【解決手段】タイヤ10を、複合材を除くタイヤ10の部分(ビード部12、サイドウォール部14、トレッド部16)と、複合材の部分(カーカス18およびベルト20)とに分けて有限要素モデルを設定する。図6(C)に示すように、カーカス18(第1、第2のベルト22、24)の複合材要素モデル70を、ゴム部18A(22A、24A)をソリッド要素でモデル化したゴム部要素モデル70Aと、コード18B(22B、24B)をソリッド要素でモデル化したコード要素モデル70Bとで構成する。
【選択図】図6

Description

本発明はタイヤのシミュレーション方法に関する。
従来より、タイヤを多数の要素に分割した有限要素モデルによって近似し、該有限要素モデルを有限要素法によって解析するタイヤのシミュレーション方法が種々提供されている。
このようなタイヤのシミュレーション方法として、タイヤを構成する部材のうち、コードを含んで構成されるベルトやカーカスなどの複合材(補強材)を忠実にモデル化するのではなく単純化してモデル化することが提案されている。具体的には、前記コードを異方性が定義された四辺形膜要素にモデル化し、前記複合材をタイヤの周方向に同一断面形状を有する連続体として計算することが提案されている(特許文献1参照)。
すなわち、複合材を構成するコードを忠実にモデル化しようとすると、コードを多数の細かい要素に分割しなくてはならず、したがって、1つのタイヤを構成するカーカスあるいはベルトがそれぞれ1000本以上のコードを含んで構成されていることからシミュレーションに要する計算量が極めて膨大なものとなり、シミュレーションを行うことが困難となるため、コードの形状を単純な形状の要素にモデル化することで計算量を減らすようにしている。
特開平11―153520
しかしながら上述した従来方法は、複合材を構成するコードを、四辺形膜要素といった実際の形状とは全く異なる形状にモデル化することから、複合材の挙動を解析する上で無理があり、そのため、従来方法は、タイヤの性能を正確に解析する上で不十分なものに留まっている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、タイヤの性能を正確に解析する上で有利なタイヤのシミュレーション方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、帯状のゴム部と、前記ゴム部に互いに間隔をおいて埋設された複数のコードとを備える複合材を含んで構成されたタイヤを、多数の要素に分割した有限要素モデルによって近似し、該有限要素モデルを有限要素法によって解析するタイヤのシミュレーション方法であって、前記複合材を有限要素法に基づいて分割して複合材要素モデルとして設定する複合材要素モデル設定ステップを含み、前記複合材要素モデル設定ステップは、前記複合材要素モデルを、前記ゴム部をソリッド要素でモデル化したゴム部要素モデルと、前記コードをソリッド要素でモデル化したコード要素モデルとで構成することを特徴とする。
本発明によれば、複合材要素モデルを、ゴム部をソリッド要素でモデル化したゴム部要素モデルと、コードをソリッド要素でモデル化したコード要素モデルとで構成するようにしたので、複合材の応力やひずみなどを正確に解析することができタイヤの性能を正確に評価する上で有利となる。
次に、本発明の実施の形態によるタイヤのシミュレーション方法について図面を参照して説明する。
まず、初めにタイヤを構成する複合材(補強材)とそのモデル化について説明する。
図1はタイヤ10をその中心軸を含む平面で破断した断面図、図2はカーカス18、ベルト20の部分の構造を示す断面斜視図、図3は図2のA矢視図である。
図1に示すように、タイヤ10は、ビード部12、サイドウォール部14、トレッド部16、カーカス18、ベルト20などを含んで構成されている。
ビード部12は、タイヤ10をリムに組み付ける部分であり、カーカス18の両端を支持している。ビード部12にはビードワイヤ12Aが組み込まれている。
サイドウォール部14は、ビード部12とトレッド部16とを接続する側壁部を構成するものである。
トレッド部16は、路面に設置する部分であり、その外周面1602にトレッドパターンを構成する溝16Aが形成されている。
カーカス18は、左右一対のビート部12間にわたり装架され、両端部がそれぞれビードワイヤ12Aの周りにタイヤの内側から外側にビードフィラーを挟むように折り返され、タイヤ10の周方向に延在することでタイヤ10の形状を保持するものである。
カーカス18は、トレッド部16においてはトレッド部16の内側でタイヤ10の周方向に延在している。
カーカス18は、図2、図3に示すように、帯状のゴム部18Aと、ゴム部18に互いに間隔をおいて平行に埋設された複数のコード18Bとを備えている。
ゴム部18Aは従来公知のさまざまなゴム材料が採用可能であり、コード18Bは従来公知のさまざまな鋼製あるいは樹脂製の材料が採用可能である。
本実施の形態では、各コード18Bはタイヤ10の幅方向に平行に延在している。
なお、コード18Bは互いに平行して設けられコード18Bとゴム部18Aが規則的に並んでいてもよいし、あるいは、コード18Bの延在方向の途中で隣接するコード18Bの間隔が変化したり、コード18Bが途中で角度を変えて蛇行されていても良い。
ベルト20は、トレッド部16の内側でタイヤ10の周方向に延在している。
すなわち、ベルト20は、カーカス18の外周面とトレッド部16の内周面との間にタイヤ10の周方向に延在して設けられることによってカーカス18をタイヤ10の半径方向内側に締め付けることでタイヤ10を補強するものである。
本実施の形態では、図2、図3に示すように、ベルト20は、カーカス18の外周面に重ね合わされる第1のベルト22と、第1のベルト22の外周面に重ね合わされる第2のベルト24とによって構成されている。
第1のベルト22は、帯状のゴム部22Aと、ゴム部22に互いに間隔をおいて平行に埋設された複数のコード22Bとを備えている。
第2のベルト24は、帯状のゴム部24Aと、ゴム部24に互いに間隔をおいて平行に埋設された複数のコード24Bとを備えている。
ゴム部22A、24Aは従来公知のさまざまなゴム材料が採用可能であり、コード22B、24Bは従来公知のさまざまな鋼製あるいは樹脂製の材料が採用可能である。
本実施の形態では、図2、図3に示すように、タイヤ10の半径方向から見て、第1のベルト22のコード22Bはカーカス18のコード18Bに対して傾斜して設けられ、第2のベルト24のコード24Bは、第1のベルト22のコード22Bおよびカーカス18のコード18Bの双方に対して傾斜して設けられている。
なお、コード22B(24B)はそれぞれ互いに平行して設けられコード22B(24B)とゴム部22A(24A)が規則的に並んでいてもよいし、あるいは、コード22B(24B)の延在方向の途中で隣接するコード22B(24B)の間隔が変化したり、コード22B(24B)が途中で角度を変えて蛇行されていても良い。
なお、カーカス18およびベルト20を構成するゴム部18A、22A、24Aは、天然ゴムや合成ゴムなどからなるポリマーと、カーボンブラックやシリカなどからなる充填材などから構成され、したがって、ゴム部18A、22A、24Aは粘弾性材料で構成されている。また、ゴム部18A、22A、24Aを構成する粘弾性材料をコンパウンドともいう。
また、ビード部12、サイドウォール部14、トレッド部16と、カーカス18、第1、第2のベルト22、24とは、加硫されることで互いに一体的に接合されている。
また、本実施の形態においては、カーカス18、ベルト20によって特許請求の範囲の複合材が構成されている。
なお、図1において符号26はタイヤ10の内側(カーカス18の内周面)を覆うように形成されたゴム製のインナーライナーであり、空気漏れを防止するためのものである。
図4は本発明方法を実行するために使用されるコンピュータ30の構成を示すブロック図である。
コンピュータ30は、CPU32と、不図示のインターフェース回路およびバスラインを介して接続されたROM34、RAM36、ハードディスク装置38、ディスク装置40、キーボード42、マウス44、ディスプレイ46、プリンタ48、入出力インターフェース50などを有している。
ROM34は制御プログラムなどを格納し、RAM36はワーキングエリアを提供するものである。
ハードディスク装置38は本発明方法を実現するためのプログラムを格納している。
ディスク装置40はCDやDVDなどの記録媒体に対してデータの記録および/または再生を行うものである。
キーボード42およびマウス44は、操作者による操作入力を受け付けるものである。
ディスプレイ46はデータを表示出力するものであり、プリンタ48はデータを印刷出力するものであり、ディスプレイ46およびプリンタ48によってデータを出力する。
入出力インターフェース50は、外部機器との間でデータの授受を行うものである。
本実施の形態では、CPU32、キーボード42、マウス44、ディスク装置40、入出力インターフェース50によって入力手段30A(図5)が構成され、CPU32によって処理手段30B(図5)が構成され、CPU32、ディスプレイ46、プリンタ48、ディスク装置40、入出力インターフェース50などによって出力手段30C(図5)が構成されている。
図5はコンピュータ30の機能ブロック図である。
図5に示すように、コンピュータ30は、機能的には、入力手段30A、処理手段30B、出力手段30Cを含んで構成されている。
入力手段30Aは、複合材を含むタイヤ10の応力、ひずみなどを有限要素法によって求めるために必要なデータを入力するものであり、それらデータについては後述する。
処理手段30Bは、入力手段30Aによって入力されたデータに基づいて有限要素法により応力、ひずみなどを得るものであり、ハードディスク装置38に格納されているプログラムがRAM36にロードされ、CPU32が前記プログラムに基づいて動作することで実現される。
また、処理手段30Bは、入力手段30Aによって入力された有限要素モデル設定に必要な種々のデータを受け付ける機能を有しており、ハードディスク装置38に格納されているプログラムがRAM36にロードされ、CPU32が前記プログラムに基づいて動作することで実現される。
出力手段30Cは、処理手段30Bによる計算結果から構成されるデータを出力するものである。
図6(A)は複合材の構成を示す説明図、(B)は従来方法における複合材の有限要素モデルの説明図、(C)は本実施の形態における複合材の有限要素モデルの説明図である。
図7は本実施の形態における複合材のうちカーカス18の有限要素モデルの説明図、図8は図7の拡大図である。
図9は本実施の形態における複合材の有限要素モデルの節点の拘束について説明する図である。
図10は本実施の形態のタイヤのシミュレーション方法の手順を示すフローチャートである。
次に、本実施の形態のタイヤのシミュレーション方法について図6乃至図10を参照して説明する。
まず、タイヤ10を有限要素法に基づいて多数の要素に分割して有限要素モデルを設定する処理を行う。具体的には、タイヤ10を、複合材を除くタイヤ10の部分(ビード部12、サイドウォール部14、トレッド部16)と、複合材の部分(カーカス18およびベルト20)とに分けて有限要素モデルを設定する。
すなわち、複合材を除くタイヤ10の部分を有限要素法に基づいて有限の多数の有限要素モデルに分割して設定する(ステップS10:第1の要素モデル設定ステップ)。
このステップS10の処理は、具体的には、処理手段30Bがディスプレイ46(出力手段30C)を介して操作者に対して、有限要素モデル設定に必要な種々のデータの設定を促す入力画面などを表示し、これに対して操作者がキーボード42やマウス44(入力手段30A)を介して入力操作を行い、その入力操作に応じて処理手段30Bが有限要素モデル設定に必要な種々のデータを受け付けることでなされるものである。
複合材を除くタイヤ10の部分の有限要素モデルとしては、従来公知の種々のソリッド要素モデルが採用可能である。
次いで、複合材を構成するカーカス18およびベルト20を有限要素法に基づいて分割して複合材要素モデルとして設定する(ステップS12:第2の要素モデル設定ステップ(特許請求の範囲の複合材要素モデル設定ステップに相当))。
このステップS12の処理もステップS10と同様に、具体的には、処理手段30Bがディスプレイ46(出力手段30C)を介して操作者に対して、有限要素モデル設定に必要な種々のデータの設定を促す入力画面などを表示し、これに対して操作者がキーボード42やマウス44(入力手段30A)を介して入力操作を行い、その入力操作に応じて処理手段30Bが有限要素モデル設定に必要な種々のデータを受け付けることでなされるものである。
図6(A)に示すように、カーカス18は、ゴム部18Aとゴム部18Aに埋設された複数のコード18Bとで構成されている。
同様に、第1のベルト22は、ゴム部22Aとゴム部22Aに埋設された複数のコード22Bとで構成され、第2のベルト24は、ゴム部24Aとゴム部24Aに埋設された複数のコード24Bとで構成されている。
一方、従来方法では、図6(B)に示すように、カーカス18を要素モデル60として設定するにあたって、ゴム部18Aを2枚の四辺形膜要素60A、60Bにモデル化すると共に、コード18Bをそれら2枚の四辺形膜要素60A、60Bに挟まれた1枚の四辺形膜要素60Cにモデル化し、コード18Bの四辺形膜要素60Cの異方性を定義している。
これに対して本実施の形態では、図6(C)に示すように、カーカス18(第1、第2のベルト22、24)の複合材要素モデル70を、ゴム部18A(22A、24A)をソリッド要素でモデル化したゴム部要素モデル70Aと、コード18B(22B、24B)をソリッド要素でモデル化したコード要素モデル70Bとで構成する。
すなわち、図7、図8に示すように、カーカス18の複合材要素モデル70がゴム部要素モデル70Aと、コード要素モデル70Bとで構成される。
また、第1、第2のベルト22、24の複合材要素モデル70を、ゴム部22A、24Aをソリッド要素でモデル化したゴム部要素モデル70Aと、コード22B、24Bをソリッド要素でモデル化したコード要素モデル70Bとで構成する。
すなわち、ベルト20が第1、第2のベルト22、24といったように複数のベルトで構成され、言い換えると、各ベルトのコードの延在方向が互いに交差するように、ベルトが2層以上配置されている場合には、各ベルトの層をモデル化するにあたって、ベルトを1層ずつ個別にモデル化している。
コード要素モデル70Bの設定にあたっては、コード要素モデル70Bがその延在方向にわたって均一な断面形状を有し、断面形状が四角形以上の多角形となるようになされる。
このように断面形状が四角形以上の多角形とすることで、断面形状を円形とした場合に比較してコード要素モデル70Bの要素数を抑制することができるため、シミュレーション処理の計算量を減らすことができ有利となる。
言い換えると、実際のカーカス18およびベルト20のコード18B、22B、24Bの断面は略円形であり、モデル化する際に円に近い形になるように、多数の要素でモデル化すると計算時間が膨大になってしまって実用的ではない。
特に、ベルト20のコード22B、24Bは複数本の金属線が撚られて形成されていることが多く、このようなコード22B、24Bをモデル化しようとすると、多くの細かい要素で分割せねばならず、計算時間が膨大になってしまって実用的ではない。
ここで、円形のコードあるいは複数の金属線が撚られて構成されたコードを、断面積が同一となるように設定した四角形以上の多角形の断面の要素モデルとして扱ってモデル化すると、要素数を削減した計算が可能となり、タイヤ10の回転中のコードの動きを容易にシミュレートする上で有利となる。
なお、コードをモデル化するにあたっては、要素数を削減する上でコード要素モデル70Bの断面は多角形とすれば良く、多角形としては要素数が多くならない四角形、六角形、八角形などが好ましい。
上述のようにコード要素モデル70Bの断面形状を多角形とするなどして要素数を削減することでシミュレーション処理の計算量をある程度は削減することができる。しかしながら、通常、1つのタイヤ10に設けられたカーカス18のコード18B、第1、第2のベルト22、24のコード22B、24Bの本数は、それぞれ例えば1000本〜1500本程度であるため、コード要素モデル70Bの本数が実際のコードの本数と等しい場合には、計算量を削減するにも限界がある。
したがって、コード要素モデル70Bの本数を実際のコードの本数よりも少ない数に間引くことが計算量の抑制を図る上でより好ましい。
そこで、本実施の形態では、コード要素モデル70Bの設定にあたって、コード要素モデル70Bの延在方向と直交する方向における単位長さ当たりのコード要素モデル70Bの本数が、コード18B、22B、24Bの延在方向と直交する方向における単位長さ当たりにおけるコード18B、22B、24Bの本数よりも少なくなるようにすることで計算量の抑制を図った。
具体例を挙げると、実際のコード数1500本に対して、コード要素モデル70Bの本数を500本程度にした。但し、あまり極端にコード要素モデル70Bの本数を減らすと、シミュレーションの精度が極端に悪くなるので、実際の本数の約1/5までが計算量の抑制を図りつつシミュレーションの精度を確保する上で有利である。
ここで、コード要素モデル70Bの設定にあたって、コード要素モデル70Bの延在方向と直交する方向における単位長さ当たりにおけるコード要素モデル70Bの本数とコード要素モデル70Bの断面積との積を、コード18B、22B、24Bの延在方向と直交する方向における単位長さ当たりにおけるコード18B、22B、24Bの本数とコード18B、22B、24Bの断面積との積と等しくなるようにすれば、シミュレーションの精度を犠牲にすることなくコード18B、22B、24Bをモデル化しつつ、コード要素モデル70Bの本数を減らして計算量を抑制でき有利となる。
また、コード要素モデル70Bの設定にあたって、コード要素モデル70Bの延在方向と直交する方向における単位長さ当たりにおけるコード要素モデル70Bの本数とコード要素モデル70Bの断面積とコード要素モデル70Bのモジュラスとの積を、コード18B、22B、24Bの延在方向と直交する方向における単位長さ当たりにおけるコード18B、22B、24Bの本数とコード18B、22B、24Bの断面積とコード18B、22B、24Bのモジュラスとの積と等しくなるようにしてもよい。
この場合は、コード要素モデル70Bの設定にあたってコード18B、22B、24Bのモジュラスを反映していることから、シミュレーションの精度をより高く確保してコード18B、22B、24Bをモデル化しつつ、コード要素モデル70Bの本数を減らして計算量を抑制できさらに有利となる。
なお、複合材と、該複合材を除くタイヤ10の部分(ビード部12、サイドウォール部14、トレッド部16)とが互いに結合される境界面を考えたときに、図9に示すように、境界面72に臨む複合材要素モデル70の大きさに対して、境界面72に臨む、複合材を除くタイヤ10の部分の要素モデル80の大きさはより大きなものとなる。
これは、複合材に比較して複合材を除くタイヤ10の部分は構造が比較的単純であることから、境界面72の単位面積当たりに設定される複合材要素モデル70の分割数に比べて、複合材を除くタイヤ10の部分の要素モデル80の分割数が少なくて済むためである。
また、通常、複合材を構成するコードの直径と、隣接するコードの間隔とは異なることから、複合材要素モデル70を構成するゴム部要素モデル70Aの分割の大きさと、コード要素モデル70Bの分割の大きさとは異なるものとなる。
このように境界面72を介して接する複合材要素モデル70と、複合材を除くタイヤ10の部分の要素モデル80とは、それぞれの分割の大きさが不一致であり、あるいは、ゴム部要素モデル70Aと、コード要素モデル70Bと、要素モデル80とは、それぞれの分割の大きさが不一致である。
したがって、境界面72に臨む複合材要素モデル70の節点と、境界面72に臨む要素モデル80の節点とが一致しない場合が生じる。
そこで、本実施の形態では、複合材要素モデル70の設定にあたって、複合材要素モデル70が境界面72の単位面積に臨む数が、他の部材の要素モデル80が境界面72の単位面積に臨む数よりも多くなるようになされると共に、境界面72に臨む複合材要素モデル70の節点7002を、境界面72に臨む他の部材の要素モデル80の面内に拘束させるようにした。言い換えると、分割の大きさが異なる要素モデル70、80の境界条件として、複合材要素モデル70の節点7002を他の部材の要素モデル80の面内に拘束するようにした。
このようにすることで、境界面72に臨む複合材要素モデル70の節点と、境界面72に臨む要素モデル80の節点とが一致しない場合に比較して、複合材を含むタイヤ10をより忠実にモデル化でき、シミュレーション結果の正確さを確保する上でより有利となる。
なお、本実施の形態では、複合材要素モデル70はカーカス18に相当し、要素モデル80はカーカス18が重ね合わされたビード部12およびサイドウォール部14の要素モデルに相当する。また、複合材要素モデル70はベルト20に相当し、要素モデル80はベルト20が重ね合わされたトレッド部16の要素モデルに相当する。
次に、処理手段30Bは、入力手段30Aを介して入力される解析用データに基づいてタイヤ10が走行時に路面から受ける応力と、応力に応じてタイヤ10に生じるひずみとを有限要素法解析によって求めるシミュレーション処理を行う(ステップS14:シミュレーション処理)。
具体的には、図5に示すように、前記解析用データとして、複合材要素モデル70、他の部材の要素モデル80の形状データD1、材料データD2、境界データD3、および荷重データD4などが入力手段30Aを介して入力され、処理手段30Bは、それら解析用データに基づき、局所座標を参照した応力、ひずみに変換するように演算を行うことにより、複合材要素モデル70および他の部材の要素モデル80の一点における応力、ひずみを求める。
これにより、タイヤ10の全体を構成する複合材要素モデル70および他の部材の要素モデル80の応力、ひずみを順次求め、これによりタイヤ10の応力、ひずみのデータをそれぞれ求める。
なお、このシミュレーション処理においては、タイヤ10を所定の速度で走行させた条件で解析することにより、タイヤ10の動的なシミュレーションを行うことができる。走行速度は任意であるが、例えば60km/hr以上の高速とすることでより有効なタイヤ10の動的なシミュレーション結果を得ることができる。
なお、タイヤ10が停止した状態での静的な解析も無論可能であるが、静的な解析では従来手法で得られるシミュレーション結果に比較して違いが少ないため、動的な解析を行うことがタイヤ10の性能をより正確に解析する上でより有効である。
なお、ステップS14で得られる結果データD10は、タイヤ10の応力、ひずみのデータに限定されるものではなく例えば熱を含んでいてもよく、タイヤの耐久性や性能を評価するに必要な従来公知のさまざまな評価用のデータを含んでいてもよい。
そして、処理手段30Bは、ステップS14で得られたタイヤ10の応力、ひずみのデータをシミュレーションの結果データD10として出力手段30Cから出力する(ステップS16:結果出力ステップ)。
以上説明したように本実施の形態によれば、カーカス18やベルト20のような帯状のゴム部と、ゴム部に互いに間隔をおいて埋設された複数のコードとを備える複合材を有限要素法に基づいて分割して複合材要素モデル70として設定するにあたり、複合材要素モデル70を、ゴム部をソリッド要素でモデル化したゴム部要素モデル70Aと、コードをソリッド要素でモデル化したコード要素モデル70Bとで構成するようにしたので、複合材の応力やひずみなどをより正確に解析することができ、ひいては、タイヤ10の性能を正確に評価する上で有利となる。
特に、タイヤ10の耐久性などを正確に求めようとするためには、カーカス18のコード18B間のゴム部18Aの剪断力を求めることや、コード18Bの曲がりを忠実に表現する必要がある。
本実施の形態では、ゴム部要素モデル70Aおよびコード要素モデル70Bの双方をソリッド要素でモデル化したので、コード間のゴム部の変形、コード間のゴム部の剪断力、コードの曲がりを忠実に再現した解析が可能となり、それがタイヤ変形や応力・歪に及ぼす影響を高い精度で予測する上で有利となる。
また、本実施の形態では、ベルト20のゴム部およびコードを分離してゴム部要素モデル70Aおよびコード要素モデル70Bとに別々にモデル化したので、従来の解析手法では難しかったベルトエッジセパレーションの伝播解析が可能となり、初期のベルトエッジセパレーションがどのような経路をとって進展していくのかが解析可能となり、詳細なベルトエッジセパレーションの解析を得る上で有利となる。
なお、ベルトエッジセパレーションとは、ベルトコードの端部でベルトコードを構成するゴムに生じるクラックを示す。すなわち、ベルトコードの端部は拘束されていないので、走行時にベルトコードの端部に発生する変形が大きく、この変形によりベルト層間で生じるせん断力によってゴムが破壊(クラック)する現象が生じる場合がある。
また、本実施の形態では、ベルト20を構成する第1のベルト22と第2のベルト24とのそれぞれについて、ゴム部要素モデル70Aおよびコード要素モデル70Bとに別々にモデル化したので、第1のベルト22と第2のベルト24との間の(ベルト層間の)ベルトエッジセパレーションの伝達が解析可能になる。
上記ベルト層間のベルトエッジセパレーションの伝達とは、例えば、ベルトエッジに発生したゴムのクラックには応力集中が発生し、そのクラックが大きくなるように伝播することを示す。特にベルト層間は2層の堅く角度が異なるベルト層に挟まれているため、ベルト層間に作用するせん断力が大きくなり、これによりベルト層間にクラックが広がっていくことになる。
また本実施の形態では、コード要素モデル70Bの設定にあたって、コード要素モデル70Bの延在方向と直交する方向における単位長さ当たりのコード要素モデル70Bの本数を、コード18B、22B、24Bの延在方向と直交する方向における単位長さ当たりにおけるコード18B、22B、24Bの本数よりも少なくなるようにしたので、複合材要素モデル70の分割数を抑制できることから、シミュレーション処理における計算量を抑制しつつタイヤ10の性能を正確に評価する上で有利となる。
次に本実施の形態のシミュレーション方法によって得られたシミュレーション結果の実施例について説明する。
図11は比較例によるシミュレーション結果を示すタイヤの応力(ひずみ)の分布図、である。図12は本実施の形態によるシミュレーション結果を示すタイヤの応力(ひずみ)の分布図である。
比較例のシミュレーション方法は従来方法であり、異方性を定義した四辺形膜要素でカーカスのモデル化を行い、カーカスの蛇行を異方性材料の角度で定義した。
また、シミュレーションに際しては、走行速度200km/hに相当する遠心力をタイヤ10に与えるものとした。
図11、図12とも、図面を平面視した際に時計の短針位置で7時〜8時の箇所に位置するカーカスコードの角度を、残りのカーカスコードの角度と異ならせた場合のシミュレーション結果としての応力(ひずみ)f(kgf/mm)の分布を示している。
より詳細には、短針位置で7時30分付近の箇所に位置するカーカスコードがタイヤ周方向に対してなす角度を88度とし、残りの部分のカーカスコードがタイヤ周方向に対してなす角度を90度(言い換えるとカーカスコードの延在方向がタイヤ半径方向と合致している)とした。
図11では、応力fがタイヤ10の周上ほぼ均一な分布で示されているのに留まっている。
図12では、カーカスコードがタイヤ方向に対してなす角度に対応して応力fの分布が異なっていることが明らかであり、カーカス(複合材)の応力やひずみなどを比較例よりも正確に解析することができ、タイヤ10の性能をより正確に評価する上で有利であることがわかる。
なお、本実施の形態では、カーカス18が1層構造であり、カーカス18のコード18Bがタイヤ10の半径方向に延在している場合について説明し、ベルト20が第1、第2のベルト22、24の2層構造であり、第1、第2のベルト22、24のコード22B,24Bの延在方向が互いに交差する場合について説明した。
しかしながら、本発明方法は、カーカス18やベルト20の構造に拘わらず、さまざまな構成の複合材(補強材)を備えるタイヤに適用可能であることは無論である。
タイヤ10をその中心軸を含む平面で破断した断面図である。 カーカス18、ベルト20の部分の構造を示す断面斜視図である。 図2のA矢視図である。 本発明方法を実行するために使用されるコンピュータ30の構成を示すブロック図である。 コンピュータ30の機能ブロック図である。 (A)は複合材の構成を示す説明図、(B)は従来方法における複合材の有限要素モデルの説明図、(C)は本実施の形態における複合材の有限要素モデルの説明図である。 本実施の形態における複合材のうちカーカス18の有限要素モデルの説明図である。 図7の拡大図である。 本実施の形態における複合材の有限要素モデルの節点の拘束について説明する図である。 本実施の形態のタイヤのシミュレーション方法の手順を示すフローチャートである。 比較例によるシミュレーション結果を示すタイヤの応力(ひずみ)の分布図である。 本実施の形態によるシミュレーション結果を示すタイヤの応力(ひずみ)の分布図である。
符号の説明
10……タイヤ、18A,22A,24A……ゴム部、18B,22B、24B……コード、70……複合材要素モデル、70A……ゴム部要素モデル、70B……コード要素モデル。

Claims (8)

  1. 帯状のゴム部と、前記ゴム部に互いに間隔をおいて埋設された複数のコードとを備える複合材を含んで構成されたタイヤを、多数の要素に分割した有限要素モデルによって近似し、該有限要素モデルを有限要素法によって解析するタイヤのシミュレーション方法であって、
    前記複合材を有限要素法に基づいて分割して複合材要素モデルとして設定する複合材要素モデル設定ステップを含み、
    前記複合材要素モデル設定ステップは、前記複合材要素モデルを、前記ゴム部をソリッド要素でモデル化したゴム部要素モデルと、前記コードをソリッド要素でモデル化したコード要素モデルとで構成する、
    ことを特徴とするタイヤのシミュレーション方法。
  2. 前記複合材要素モデル設定ステップによる前記複合材要素モデルの設定は、前記コード要素モデルが、その延在方向にわたって均一な断面形状を有し、前記断面形状が四角形以上の多角形となるようになされる、
    ことを特徴とする請求項1記載のタイヤのシミュレーション方法。
  3. 前記複合材要素モデル設定ステップによる前記複合材要素モデルの設定は、前記コード要素モデルの延在方向と直交する方向における単位長さ当たりの前記コード要素モデルの本数が、前記コードの延在方向と直交する方向における単位長さ当たりにおける前記コードの本数よりも少なくなるようになされる、
    ことを特徴とする請求項1記載のタイヤのシミュレーション方法。
  4. 前記複合材要素モデル設定ステップによる前記複合材要素モデルの設定は、前記コード要素モデルの延在方向と直交する方向における単位長さ当たりにおける前記コード要素モデルの本数と前記コード要素モデルの断面積との積を、前記コードの延在方向と直交する方向における単位長さ当たりにおける前記コードの本数と前記コードの断面積との積と等しくなるようになされる、
    ことを特徴とする請求項1記載のタイヤのシミュレーション方法。
  5. 前記複合材要素モデル設定ステップによる前記複合材要素モデルの設定は、前記コード要素モデルの延在方向と直交する方向における単位長さ当たりにおける前記コード要素モデルの本数と前記コード要素モデルの断面積と前記コード要素モデルのモジュラスとの積を、前記コードの延在方向と直交する方向における単位長さ当たりにおける前記コードの本数と前記コードの断面積と前記コードのモジュラスとの積と等しくなるようになされる、
    ことを特徴とする請求項1記載のタイヤのシミュレーション方法。
  6. 前記複合材は、その厚さ方向の少なくとも一方の面が他の部材の面に接する境界面として形成され、
    前記他の部材は有限要素法により複数の要素モデルに分割されており、
    前記複合材要素モデル設定ステップによる前記複合材要素モデルの設定は、前記複合材要素モデルが前記境界面の単位面積に臨む数が、前記他の部材の要素モデルが前記境界面の単位面積に臨む数よりも多くなるようになされると共に、前記境界面に臨む前記複合材要素モデルの節点を、前記境界面に臨む前記他の部材の要素モデルの面内に拘束させるようになされる、
    ことを特徴とする請求項1記載のタイヤのシミュレーション方法。
  7. 前記複合材は、前記タイヤを構成するベルトである、
    ことを特徴とする請求項1記載のタイヤのシミュレーション方法。
  8. 前記複合材は、前記タイヤを構成するカーカスである、
    ことを特徴とする請求項1記載のタイヤのシミュレーション方法。
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