JP5543769B2 - 移動型x線撮影装置 - Google Patents

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本発明は、病室等へ移動して患者のX線撮影を行う移動型X線撮影装置に関する。
X線撮影装置は、被検体にX線を照射し、透過X線をX線検出器で検出することで被検体のX線信号を得る。そして、画像処理部でX線信号を処理することにより、表示部に透過X線画像を表示する。一般的なX線撮影装置では、X線検出器を臥位撮影台に組み合わせたシステムがあり、X線検査室において、患者を臥位撮影台に寝かせ、天井に設けられた可動式の支持器を用いてX線管を懸垂し、操作部により臥位撮影台に対して適切な撮影位置に移動、回転させて撮影を行っている。
しかし、病院の入院患者の中には病状が重いために、X線検査室へ行って検査を受けることができない患者がいる。このような患者のX線検査を行うことを目的として、例えば、特許文献1のような院内回診用の移動型X線撮影装置がある。移動型X線撮影装置は、X線撮影装置を台車へ搭載して保管場所から患者の病室へ移動してX線撮影を行うものである。これにより、患者は自分の病室で検査を受けることができる。
特開2008−79908号公報
特許文献1のような一般的な移動型X線撮影装置は、車輪を備えてなる台車と、台車の走行方向の前部に起立して設けられた支柱に昇降可能に、かつ軸周りに回動可能に設けられたアームと、アームに支持されたX線源と、X線源を制御するX線制御装置が収納され、台車の走行方向の後部に載置された筐体とを備え、台車の後部に、筐体から伸長させた支持部と把持部とからなる門型のハンドルが台車を押して移動可能に設けられている。
X線源は約40kgあるため、装置の移動時には、重量バランスの観点から、及び、通行の妨げにならないように等の観点からX線源を筐体上部に位置させるのが望ましい。このため、筐体上部にX線源とX線源を支持するアームが位置する状態で、操作者が台車後部のハンドルを押して移動する。移動時には、アームは下げられているが、筐体が妨げとなり、X線源を十分に下げることはできない。
検査時には、患者はベッドに寝ている状態で、X線検出器が患者とベッドの間に配置される。次に、アームを上げてX線源を上げる。アームを支柱軸周りに回転させ、X線源を患者の上部に配置させ、アームを昇降させてX線源の上下位置を調整して検査を開始する。なお、支柱は、アームが固定され、支柱自体が回転するように構成されるか、もしくは、支柱は台車に固定され、アームと支柱の連結部が摺動してアームが回転するようになっている。
以上説明したように、装置の移動時には、X線源を十分に下げることができないため、操作者の前方視界がX線源を支持するアーム及び支柱によって遮られる。ゆえに、操作者は、死角となる台車前方部と障害物、通行人との接触を避けるために、一端移動を中止して視界の確保をする必要があり、移動時の負担となっていた。
本発明が解決しようとする課題は、移動型X線撮影装置の移動時の操作者の視界確保の負担を軽減することにある。
上記課題を解決するため、本発明の移動型X線撮影装置は、車輪を備えてなる台車と、該台車に起立して設けられた支柱と、該支柱に設けられたアームと、該アームに支持されたX線源と、該X線源を制御するX線制御装置が収納され、台車に載置された筐体とを備えてなる移動型X線撮影装置において、台車に、台車又は筐体から伸長させた支持部と把持部とからなり、台車を牽引するためのハンドルを設けることを特徴とする。
本発明によれば、操作者がハンドルの把持部と台車の間に入ってX線撮影装置を牽引できるので前方視界が常に確保される。このため、視界確保のために移動を中止する必要がなくなり、操作者の移動時の負担が軽減される。また、回診における各病室間の移動がスムーズになり、移動時間の短縮につながる。ハンドルの形は操作者が入りやすい形が好ましく、門型が挙げられる。また、例えば、支持部と把持部をL字型に一体形成したもの2つをハンドルとしてもよく、また、支持部を棒状に形成して端部をハンドルとして把持して牽引するようにしてもよい。さらに、ハンドルの支持部を伸縮可能にしておけば、停止時にハンドルが通行の妨げにならない。また、ハンドルの取り付け位置は、筐体又は台車であって、台車の両側面、前面、上面、筐体の両側面、前面にハンドルの支持部の基端を連結するのが好ましい。
この場合において、台車又は筐体から伸長させた支持部と把持部とからなる第2のハンドルを設け、該第2のハンドルの把持部を押して台車を押す構成とすることもできる。
台車を牽引して移動する方法は、廊下等の直線走行時に有効である。しかし、病室内では障害物が多く、また、検査時に装置の配置の微調整が必要なため、病室内移動時は、操作者が装置全体を確認できるほうが好ましい。よって、台車を押して移動可能な第2のハンドルを設け、各病室間の移動では台車を牽引し、病室内での移動では台車を押して移動することが望ましい。なお、第2のハンドルは、前述のハンドルと同様に門型にする、又は、支持部と把持部をL字型に一体形成したもの2つをハンドルとする、支持部を棒状に形成して端部をハンドルとして把持して押すように構成する等ができる。ハンドルの取り付け位置は、筐体又は台車であって、台車の両側面、後面、上面、筐体の両側面、後面にハンドルの支持部の基端を連結するのが好ましい。
また、ハンドルは、台車の前部及び後部に設けられた着脱部に着脱可能に設けて構成することもできる。これにより、台車の牽引時にはハンドルを前部に取り付け、台車を押すときにはハンドルを後部に取り付けることができる。着脱部の位置は、前述のハンドルの取り付け位置と同様であることが好ましい。
また、ハンドルの支持部の基端が筐体又は台車の両側面に連結され、ハンドルの支持部は基端を中心に両側面に平行に回動可能に設けられてなるように構成してもよい。これにより、台車の牽引時にはハンドルを前部に回動し、台車を押すときにはハンドルを後部に回動することができる。
また、移動型X線撮影装置は、台車の車輪を駆動するモータと、ハンドルにかかる力と走行モードとに応じてモータを制御する台車制御装置と、ハンドルの支持部の位置を検出して当該ハンドルの位置を検出するセンサとを備え、台車制御装置は、ハンドルが台車の前部に配置されたときに走行モードを高速モードに設定し、ハンドルが台車の後部に配置されたときに走行モードを低速モードに設定してなるように構成できる。
さらに、台車の車輪を駆動するモータと、ハンドルにかかる力と走行モードとに応じてモータを制御する台車制御装置と、ハンドルにかかる力を検出して当該ハンドルの位置を検出するセンサとを備え、台車制御装置は、力がかけられたハンドルが台車の前部である場合に走行モードを高速モードに設定し、力がかけられたハンドルが台車の後部である場合に走行モードを低速モードに設定してなるように構成することもできる。
移動型X線撮影装置は重量が重いため、モータの駆動により、ハンドルにかかる力及び走行モードに応じて速度が出るようになっている。走行モードは、通常数種類あり、力に応じて出力される速度がそれぞれ設定されている。前述したように移動型X線撮影装置の移動は、主に各病室間の移動と病室内での移動に分けられるため、各移動に応じた走行モードに設定することが好ましい。例えば、各病室間の移動は、院内の廊下等の直線走行が多いため、速度が出せる高速モードが好ましい。一方、病室内での移動では、障害物が多いことや、検査時の微調整が必要なことから速度を抑えることができる低速モードが好ましい。従来、走行モードは手動で操作者が切り替えていた。しかし、本発明によれば、台車前部のハンドル使用時には高速モード、台車後部のハンドル使用時には低速モードに設定することで、操作者が走行モードを切り替える手間が省け、また、設定の誤りもなくすことができる。
本発明によれば、移動型X線撮影装置の移動時の操作者の視界確保の負担を軽減することができる。
本発明の移動型X線撮影装置の実施例1の側面図である。 本発明の移動型X線撮影装置の実施例1の平面図である。 本発明の移動型X線撮影装置の実施例2の側面図である。 本発明の移動型X線撮影装置の実施例3の側面図である。 本発明の移動型X線撮影装置の実施例3の平面図である。
以下、移動型X線撮影装置の実施例1について、図面を参照して説明する。図1,2に示すように、本実施例の移動型X線撮影装置は、複数(本実施例では2つ)の前輪2、複数(本実施例では2つ)の駆動輪4とを備えてなる台車6と、台車6の走行方向の前部に起立して設けられた支柱8に昇降可能に、かつ軸周りに回動可能に設けられた支持アーム10と、支持アーム10に支持されたX線源12と、X線源12を制御するX線制御装置14が収納され、台車6の走行方向の後部に載置された筐体16と、台車6の後部に、筐体16から伸長させた支持部18と把持部20とからなる門型のハンドル22が設けられ、把持部20を押して台車6を押して移動するように構成されている。
駆動輪4には、走行駆動機構モータが取り付けられており、後述するハンドル操作により回転する。これにより台車6は矢印A方向へ移動することができる。なお、本実施例では、前輪2側を台車6の前方とする。
また、台車6は、走行駆動機構モータと、ハンドル22にかかる力(ハンドル把持部20の移動量)と走行モードとに応じてモータを制御する台車制御装置23とを備えている。走行モードは、ハンドル22にかかる力に応じて出力される速度がそれぞれ設定されているものであり、本実施例では、高速モードと低速モードの2種類がある。台車制御装置23は、ハンドル22からの信号とその時に設定されている走行モードに応じた信号を走行駆動機構モータに出力する。例えば、高速モードと低速モードにおいて、ハンドル22にかかる力が同じであっても、低速モードならば出力信号は小さい。走行駆動機構モータは出力信号に基づいて駆動輪4を駆動する。なお、台車6の内部スペースにバッテリー24が収納されている。
ハンドル22の把持部20は筒状であり、2つの支持部18に渡して形成されている。また、把持部20は、操作者1により矢印A方向に移動するようになっている。支持部18の基端は筐体16の後面上部に連結されている。また、支持部18は、操作者1がハンドル22へ加えた前後方向への力(移動量)を検出するセンサを備え、検出値に応じた信号を支持部18、筐体16に内蔵された通信線を介して台車制御装置23に送るようになっている。
支柱8には、支持アーム10が横方向に動かないように固定されており、支柱8自体の回転により、支持アーム10が支柱8を中心として回転するようになっている。また、支柱8には、支持アーム10が昇降するためのレールが設けられている。なお、支柱8は台車6に固定され、支持アーム10と支柱8の連結部が摺動して支持アーム10が回転するように構成することもできる。
支持アーム10は、矢印B方向に伸縮可能であり、先端にX線源12が取り付けられ、X線源12の下部にコリメータ26が取り付けられている。支持アーム10とX線源12とコリメータ26との結合体は、手動で上下方向へ可能なように、支柱8内に設けられたカウンタバランス機構で釣り合いが成されている。
また、筐体16の後部上面には操作パネル28が配置されている。X線制御装置14は、X線源12へ管電圧、管電流を供給するとともに、X線放射のオン/オフ制御を行うものである。操作パネル28は、X線撮影条件(管電圧、管電流、撮影時間)を設定する操作器や、X線撮影用押しボタンスイッチ、X線照射野設定操作器、走行モード設定ボタンスイッチ等を備えている。また、筐体16の前部上面には、移動型X線撮影装置の走行時に、X線源12の位置を固定しておくためのロック機構30が設けられている。
ここで、本実施例の特徴となる構成、作用について説明する。本実施例の移動型X線撮影装置は、台車6の前部に、筐体16から伸長させた支持部34と把持部32とからなる門型のハンドル36が設けられ、把持部32を押して台車6を牽引可能に設けられていることを特徴とする。ハンドル36の構成は基本的にハンドル22と同じであるが、ハンドル36の支持部34は、操作者1が把持部32と台車6との間に入れるほど十分に長くなっている。また、ハンドル36の取り付け位置は、筐体16の前面上部になっている。
また、移動型X線撮影装置は、ハンドル22,36にかかる力を検出して当該ハンドルの位置を検出するセンサ38を備え、台車制御装置23は、ハンドル36に力がかけられた場合に走行モードを高速モードに設定し、ハンドル22に力がかけられた場合に走行モードを低速モードに設定してなることを特徴とする。
センサ38は、前述したハンドル22,36の支持部18,34のセンサからの出力信号を取り込んでハンドル22からの信号か、ハンドル36からの信号かを判別する。台車制御装置23は、ハンドル36からの信号である場合に走行モードを高速モードに自動で設定し、ハンドル22に力がかけられた場合に走行モードを低速モードに自動で設定する。
以上説明したように本実施例によれば、操作者1が、ハンドル36の把持部32と台車6の間に入ってX線撮影装置を牽引できるので前方視界が常に確保される。このため、視界確保のために移動を中止する必要がなくなり、操作者1の移動時の負担が軽減される。また、回診における各病室間の移動がスムーズになり、移動時間の短縮につながる。
また、台車6を押して移動可能な第2のハンドル22を設けたため、廊下等の直線走行の多い各病室間の移動では台車を牽引し、障害物が多く、また、検査時に装置の配置の微調整が必要な病室内での移動では台車を押して移動することができる。
さらに、各病室間の移動に使用するハンドル36使用時には高速モード、病室内での移動に使用するハンドル22使用時には低速モードに設定されるようになっているので、操作者1が走行モードを切り替える手間が省け、また、設定の誤りもなくすことができる。
以上、実施例1について説明したが、本発明は、これらに限らず適宜構成を変更して適用することができる。例えば、ハンドル22,36の形は、支持部と把持部をL字型に一体形成したもの2つをハンドルとしてもよく、また、支持部を棒状に形成して端部をハンドルとして把持して牽引するようにしてもよい。
さらに、ハンドル36の支持部を、径の異なる複数の筒を暫時径が小さくなるように組み合わせて伸縮可能に構成してもよい。伸縮可能にしておけば、停止時にハンドル36が通行の妨げにならない。
また、ハンドル22,36の取り付け位置は、台車6の両側面、上面とすることもでき、筐体16の両側面、上面にすることもできる。
次に、図3を参照して実施例2を説明する。実施例1と異なる点は、ハンドルが1つであり、そのハンドル40が台車6の前部に設けられた着脱部42、後部に設けられた着脱部44に着脱可能に設けられている点である。
着脱部42は、筐体16の前面に着脱穴が設けられ、着脱部44は、後面に着脱穴が設けられてなり、それぞれの着脱穴がハンドル40の支持部46の基端と嵌合するようになっている。なお、実施例1で説明したハンドルから出力される信号が通る通信線は、着脱穴に内蔵されており、ハンドル40を取り付けることで接続するようになっている。また、ハンドル40の支持部46は、径の異なる複数の筒を暫時径が小さくなるように組み合わせて伸縮可能に構成されている。
走行時のハンドルの位置に関しては、各病室間移動時は、ハンドル40の支持部46を伸ばした状態で基端を着脱部42に嵌合して取り付け、台車6を牽引する。病室内移動時では、ハンドル40の支持部46を縮めた状態で基端を着脱部44に嵌合して取り付け、台車6を押して移動する。なお、走行モードの切り替えに関しては実施例1と同様に自動的に選択する。
以上説明したように本実施例によれば、台車6の牽引時にはハンドル40を前部に取り付け、台車6を押すときにはハンドル40を後部に取り付けることができる。
なお、本実施例では、ハンドルの位置によって走行モードを切り替える構成とすることもできる。例えば、ハンドル40の支持部46の位置を検出して当該ハンドルの位置を検出する位置センサ43,45を備え、台車制御装置23は、ハンドル40が台車6の前部に配置されたときに走行モードを高速モードに設定し、ハンドル40が台車6の後部に配置されたときに走行モードを低速モードに設定するように構成する。
位置センサ43,45は、例えば、着脱部42,44近傍に設け、ハンドル40の支持部46が嵌合されているかを検出し、台車制御装置23がその検出信号を取り込んでハンドル40が着脱部42に取り付けられているか、着脱部44に取り付けられているかを判別する。台車制御装置23は、ハンドル40が着脱部42に取り付けられている場合に走行モードを高速モードに自動で設定し、着脱部44に取り付けられている場合に走行モードを低速モードに自動で設定する。
次に、図4,5を参照して実施例3を説明する。実施例1,2と異なる点は、ハンドル50の支持部52の基端が筐体16の両側面に連結され、ハンドル50の支持部52が基端を中心に筐体16の両側面に平行に回動可能に設けられている点である。
ハンドル50の支持部52の基端には回転軸51が固定されており、筐体16の両側面には、回転軸51を挿入する穴が設けられている。ハンドル50は、挿入された回転軸51周りに回動するようになっている。
各病室間を移動する場合には、ハンドル50を台車6の前部に回動して固定し、台車6を牽引する。病室内を移動する場合には、ハンドル50を台車6の後部に回動して固定して台車6を押す。ハンドル50の支持部52の基端が一定角度、例えば180°しか回らないように構成してハンドル50を固定することができる。
なお、ハンドル50の回転の際には、ハンドル50が支柱8をまたぐように移動するため、形状としては、図5に示すように、支持部52と把持部54とをL字型に形成した2つをハンドル50とする。本実施例では、実施例1と同様に、使用するハンドルの位置によって走行モードを切り替える構成とすることができ、また、実施例2と同様に、ハンドルの位置によって走行モードを切り替える構成とすることもできる。この場合、位置センサ43,45は、筐体16表面に取り付けてもよく、回転軸51の回転角度を検出してハンドル50の位置を検出するようにしてもよい。
以上説明したように本実施例によれば、台車6の牽引時にはハンドル50を前部に回動し、台車6を押すときにはハンドル50を後部に回動することができる。なお、ハンドル50の形状は、実施例1と同様に門型に構成することもできるが、ハンドル50が支柱8をまたぐように移動するため、移動時の支柱8の高さ以上の長さの支持部52を形成することが必要となる。
2 前輪
4 駆動輪
6 台車
8 支柱
10 支持アーム
12 X線源
14 X線制御装置
16 筐体
22 ハンドル
36 ハンドル
38 センサ
42,44 着脱部
43,45 位置センサ

Claims (6)

  1. 車輪を備えてなる台車と、該台車に起立して設けられた支柱と、該支柱に設けられたアームと、該アームに支持されたX線源と、該X線源を制御するX線制御装置が収納され、前記台車に載置された筐体とを備えてなる移動型X線撮影装置において、
    前記台車に、前記台車又は前記筐体から伸長させた支持部と把持部とからなる前記台車を牽引するための第1のハンドルと、前記台車又は前記筐体から伸長させた支持部と把持部とからなる第2のハンドルを設け、該第2のハンドルの把持部を押して前記台車を押すことを特徴とする移動型X線撮影装置。
  2. 前記第1と前記第2のハンドルは、前記台車の前部及び後部に設けられた着脱部に着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の移動型X線撮影装置。
  3. 前記台車の車輪を駆動するモータと、前記第1と前記第2のハンドルにかかる力と走行モードとに応じて前記モータを制御する台車制御装置と、前記第1と前記第2のハンドルにかかる力を検出して力がかけられたハンドルを検出するセンサとを備え、
    前記台車制御装置は、前記力がかけられたハンドルが前記第1のハンドルである場合に前記走行モードを高速モードに設定し、前記力がかけられたハンドルが前記第2のハンドルである場合に前記走行モードを低速モードに設定してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の移動型X線撮影装置。
  4. 車輪を備えてなる台車と、該台車に設けられた支柱と、該支柱に設けられたアームと、該アームに支持されたX線源と、該X線源を制御するX線制御装置が収納され、前記台車に載置された筐体とを備えてなる移動型X線撮影装置において、
    支持部と把持部とからなるハンドルを備え、該ハンドルの支持部の基端が前記筐体又は前記台車の両側面に連結され、前記ハンドルの支持部は前記基端を中心として前記両側面に平行に回動可能に設けられてなることを特徴とする移動型X線撮影装置。
  5. 前記台車の車輪を駆動するモータと、前記ハンドルにかかる力と走行モードとに応じて前記モータを制御する台車制御装置と、前記ハンドルの支持部の位置を検出して当該ハンドルの位置を検出するセンサとを備え、
    前記台車制御装置は、前記ハンドルが前記台車の前部に配置されたときに前記走行モードを高速モードに設定し、前記ハンドルが前記台車の後部に配置されたときに前記走行モードを低速モードに設定してなることを特徴とする請求項3に記載の移動型X線撮影装置。
  6. 前記台車の車輪を駆動するモータと、前記ハンドルにかかる力と走行モードとに応じて前記モータを制御する台車制御装置と、前記ハンドルにかかる力を検出して当該ハンドルの位置を検出するセンサとを備え、
    前記台車制御装置は、前記力がかけられたハンドルが前記台車の前部である場合に前記走行モードを高速モードに設定し、前記力がかけられたハンドルが前記台車の後部である場合に前記走行モードを低速モードに設定してなることを特徴とする請求項4又は5に記載の移動型X線撮影装置。
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