JP2014073311A - 移動型のx線画像撮影装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、前方視界の妨げになっていた部分の視界を改善することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、X線管球と、前記X線管球を保持するアームと、前記アームと前記X線管球とを昇降させる支柱部とを有する移動型のX線撮影装置において、前記移動型のX線撮影装置の一部の部材により遮られた操作者の視界の画像を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段で取得された画像を表示部に表示させる表示制御手段を有することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明は、X線管球と、前記X線管球を保持するアームと、前記アームと前記X線管球とを昇降させる支柱部とを有する移動型のX線撮影装置において、前記移動型のX線撮影装置の一部の部材により遮られた操作者の視界の画像を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段で取得された画像を表示部に表示させる表示制御手段を有することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、移動型のX線画像撮影装置に関するものである。
一般的な移動型のX線画像撮影装置は、移動台車を形成する台車内にX線撮影装置に電力を供給するための高圧電源装置を内蔵している。また、X線撮影装置を支持するアーム及び支柱を制御する制御装置と、移動台車の移動機構を制御する制御装置と、電力を供給するバッテリー装置も内蔵している。
移動台車の下方には、駆動力を伝達する車輪と方向転換が可能なキャスターが付設されている。上方には支柱が垂設され、この支柱に固定具を介してアームが片持ちされ、アームにX線を発生させる為のX線管球とコリメーターが付設されている。
そして、移動型のX線画像撮影装置には、X線管球とコリメーターを保持する支持部材が形成されている。移動台車にはキャスターと駆動車輪が取り付けられていて移動が可能である。移動は把持部を保持して操作者が移動操作する。
特許文献1には、コラプス支柱において、フレーム上に垂直な一段目の支柱が有り、可動支柱が垂直に移動できるように構成されているX線回診車が開示されている。特許文献1においては、可動支柱に沿ってテレスコピックアームが移動でき、カウンターウエイトにて釣合わせている構成にし、支柱高さを軽減して前方視界を妨げる範囲が改善される。
特許文献2には、コラプス支柱において、カウンタバランサが可動支柱に連結され、可動支柱を垂直移動させるためのアクチュエータ を有する構成のX線回診車開示されている。特許文献2では、支柱高さを軽減して前方視界を妨げる範囲を改善されている。
一般病室でX線撮影を行う際には、移動型のX線画像撮影装置が用いられている。従来のX線管球を有する移動型のX線画像撮影装置は、延長アームを有するX線管球を保持する支柱は、床面からの高さが1.8mから2m程ある。これは、撮影距離を長くとる必要があるためだが、支柱が病室間の移動時の際のユーザーの前方視界の妨げになっていた。
また、近年、移動時の前方視界の改善のために、2段の伸縮機構をもった支柱の高さを低くする装置も登場してきている。このような機構で支柱を視線よりも低めにすることにより、視界の改善がなされている。しかしながら、装置下方においては、移動型のX線画像撮影装置の本体の小型化が容易ではない。よって、装置前面下方が視認しにくいという課題があった。
また、近年、移動時の前方視界の改善のために、2段の伸縮機構をもった支柱の高さを低くする装置も登場してきている。このような機構で支柱を視線よりも低めにすることにより、視界の改善がなされている。しかしながら、装置下方においては、移動型のX線画像撮影装置の本体の小型化が容易ではない。よって、装置前面下方が視認しにくいという課題があった。
そこで、本発明は、移動型のX線画像撮影装置において、従来技術で前方視界の妨げになっていた部分の視界を改善することを目的とする。
X線管球と、前記X線管球を保持するアームと、前記アームと前記X線管球とを昇降させる支柱部とを有する移動型のX線撮影装置において、前記移動型のX線撮影装置の一部の部材により遮られた操作者の視界の画像を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段で取得された画像を表示部に表示させる表示制御手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、移動型のX線画像撮影装置において、従来技術で前方視界の妨げになっていた部分の視界を改善することが出来る。
以下に、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
(第一の実施形態)
図1〜3は、本実施形態を適用した移動型のX線画像撮影装置の構成を示している。
図1〜3は、本実施形態を適用した移動型のX線画像撮影装置の構成を示している。
図1に示す移動型のX線画像撮影装置は、一般的にX線回診車と呼ばれるものである。6はX線管球6であり、被写体に対してX線を照射する装置である。バッテリー等を搭載し任意の場所で使用可能な電源内蔵移動台車1には移動動力と重量を支える前輪12と駆動輪13がある。また、前記電源内蔵移動台車1の上にX線高電圧発生装置、X線制御装置並びに制御盤を備えたシステム制御部2が搭載されている。システム制御部2には管球アーム7の移動時の保持機能も備えている。
このときの前方視界は視線22より上方になり、前方視界を妨げる主なものは図3に示す電源内蔵移動台車1とモニター10とX線管球6と管球アーム7と第ニ支柱4と第一支柱3となる。これら移動型のX線画像撮影装置の一部の部材により、操作者の前方視界が遮られる。また、視認不可範囲23は、前記の視界を妨げる主なものによって見えないエリアを示している。
次に、移動型のX線画像撮影装置の移動および動作について説明する。
移動型のX線画像撮影装置を移動する際には、操作者が前記移動用ハンドル11を握り、不図示の移動用ハンドルスイッチをONにすることで移動可能な状態になる。本実施形態では、移動用ハンドルスイッチがONなったことを検知し、視認不可範囲23に対して第一支柱3に前方下向きに設けられた前方カメラ31(撮像装置)が起動状態になる。前方カメラ31は、操作者の前方視界の画像を取得する画像取得手段として機能する。起動された前方カメラ31によって前方カメラ視野33の画像が取り込まれ、取り込まれた画像は装置内に転送される。不図示の表示制御手段により、モニター10は表示部として機能し、この取り込まれた画像を表示する。上記処理によって、操作者は、視認不可範囲23をモニター画像として間接的に視認することが可能になり、前方の死角はなくなる。
図3は、走行中に操作者から移動型のX線画像撮影装置を見た前方視界を示す図である。図に示す通り、操作者は、視認不可範囲23をモニター画像として間接的に視認することが可能になる。
尚、上述では、不図示の制御手段が走行準備検出手段として機能し、走行準備が完了(移動用ハンドルスイッチをON)になった場合、モニター10に画像を表示させた。しかしながら、例えば、不図示の制御手段が移動型のX線画像撮影装置の走行検出手段として機能し、走行が検出された場合に、モニター10に画像を表示させてもよい。
図2は、移動型のX線画像撮影装置に配置された前方カメラと前方カメラ旋回装置と方位検出器とを示す図である。方位検出器34は、磁気センサ、赤外線センサなどのセンサから構成され、移動型のX線画像撮影装置の走行および移動方向を検出する。例えば、前方カメラ31は複数の撮像撮像装置から構成され、複数の画像を取得しても良い。その場合、方位検出器34により検出された移動方向の検出結果に基づき、前記複数の画像の内、移動方向に対応する画像を選択し、選択された画像をモニター10に表示してもよい。
また、方位検出器34により検出された移動方向の検出結果に基づき、不図示の制御手段が前方カメラ旋回装置を駆動させ、移動型のX線画像撮影装置の移動方向に前方カメラ31の撮像の向きを設定してもよい。図5は、前方カメラ旋回装置による前方カメラの旋回を示す図である。走行方向に応じて旋回動作方向35のように前方カメラ31を回動させ進行方向の画像をモニター11上に表示させる。また、不図示の赤外線センサなどから構成される障害物を検出する検出手段を備え、検出手段が障害物を検出した場合、モニター10に警告を表示してもよい。
(第二の実施形態)
図4は、方位検出器34の検出結果により表示すべき画像を決定する移動型のX線画像撮影装置を示す図である。本実施形態の移動型のX線画像撮影装置によれば、方位検出器34の出力値の変化量から進行方向の予測を立てて表示すべき画像を決定し、前記モニター10上に表示させる。方位検出器34の出力値の変化量が一定になった場合はモニター10上に表示させる画像を補正し表示する。また、前記前方カメラ31にはワイドレンズを具備して広い範囲を撮影し、方位検出器34により検出された移動方向の検出結果に基づき、走行方向に応じて前記モニター10に予測を立てて表示すべき画像の適切なトリミングを行い表示する。
図4は、方位検出器34の検出結果により表示すべき画像を決定する移動型のX線画像撮影装置を示す図である。本実施形態の移動型のX線画像撮影装置によれば、方位検出器34の出力値の変化量から進行方向の予測を立てて表示すべき画像を決定し、前記モニター10上に表示させる。方位検出器34の出力値の変化量が一定になった場合はモニター10上に表示させる画像を補正し表示する。また、前記前方カメラ31にはワイドレンズを具備して広い範囲を撮影し、方位検出器34により検出された移動方向の検出結果に基づき、走行方向に応じて前記モニター10に予測を立てて表示すべき画像の適切なトリミングを行い表示する。
1 電源内蔵移動台車
2 システム制御部
3 第一支柱
4 第ニ支柱
5 X線管支持アーム
6 X線管球
7 管球アーム
8 コリメーター
9 コリメータハンドル
10 モニター
11 移動用ハンドル
12 前輪
13 駆動輪
21 操作者
22 視線
23 視認不可範囲
31 前方カメラ
32 前方カメラ旋回装置
33 前方カメラ視野
34 方位検出器
35 旋回動作
2 システム制御部
3 第一支柱
4 第ニ支柱
5 X線管支持アーム
6 X線管球
7 管球アーム
8 コリメーター
9 コリメータハンドル
10 モニター
11 移動用ハンドル
12 前輪
13 駆動輪
21 操作者
22 視線
23 視認不可範囲
31 前方カメラ
32 前方カメラ旋回装置
33 前方カメラ視野
34 方位検出器
35 旋回動作
Claims (7)
- X線管球と、前記X線管球を保持するアームと、前記アームと前記X線管球とを昇降させる支柱部とを有する移動型のX線撮影装置において、前記移動型のX線撮影装置の一部の部材により遮られた操作者の視界の画像を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段で取得された画像を表示部に表示させる表示制御手段を有することを特徴とする移動型のX線撮影装置。
- 前記画像取得手段は複数の画像を取得し、
前記移動型のX線撮影装置の移動方向を検出する方位検出器と、
前記方位検出器の検出結果に基づき、前記画像取得手段で取得された複数の画像の内、前記表示部に表示させる画像を選択する制御手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載の移動型のX線撮影装置。 - 前記画像取得手段は撮像装置であり、
前記移動型のX線撮影装置の移動方向を検出する方位検出器と、
前記方位検出器の検出結果に基づき、前記撮像装置の撮像の向きを設定する制御手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載の移動型のX線撮影装置。 - 前記方位検出器の検出結果に基づき、前記撮像装置で取得された前記画像をトリミングするトリミング手段を有することを特徴とする請求項3に記載の移動型のX線撮影装置。
- 前記移動型のX線撮影装置が走行中であるか否かを検出する走行検出手段を有し、
前記走行検出手段が走行中であると検出した場合、前記表示制御手段は、前記画像取得手段で取得された画像を表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の移動型のX線撮影装置。 - 前記移動型のX線撮影装置の走行準備が完了であるか否かを検出する走行準備検出手段を有し、
走行準備が完了であると前記走行準備検出手段が検出した場合、前記表示制御手段は、前記画像取得手段で取得された画像を表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の移動型のX線撮影装置。 - 前記移動型のX線撮影装置の走行方向の障害物を検出する検出手段を有し、
前記表示制御手段は、前記検出手段が障害物を検出した場合、前記表示手段に警告を表示することを特徴とする請求項1に記載の移動型のX線撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012223309A JP2014073311A (ja) | 2012-10-05 | 2012-10-05 | 移動型のx線画像撮影装置 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=50747957
Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014073311A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017043041A1 (ja) * | 2015-09-08 | 2017-03-16 | 富士フイルム株式会社 | 放射線照射装置のモニタ画像表示方法および放射線照射装置 |
WO2017149673A1 (ja) * | 2016-03-01 | 2017-09-08 | 株式会社島津製作所 | 移動型放射線装置 |
-
2012
- 2012-10-05 JP JP2012223309A patent/JP2014073311A/ja active Pending
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WO2017043041A1 (ja) * | 2015-09-08 | 2017-03-16 | 富士フイルム株式会社 | 放射線照射装置のモニタ画像表示方法および放射線照射装置 |
JPWO2017043041A1 (ja) * | 2015-09-08 | 2018-01-25 | 富士フイルム株式会社 | 放射線照射装置のモニタ画像表示方法および放射線照射装置 |
CN108024773A (zh) * | 2015-09-08 | 2018-05-11 | 富士胶片株式会社 | 放射线照射装置的监视器图像显示方法以及放射线照射装置 |
US10660584B2 (en) | 2015-09-08 | 2020-05-26 | Fujifilm Corporation | Monitor image display method for radiation-irradiation device and radiation-irradiation device |
WO2017149673A1 (ja) * | 2016-03-01 | 2017-09-08 | 株式会社島津製作所 | 移動型放射線装置 |
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