JP6079873B2 - 回診用x線撮影装置 - Google Patents

回診用x線撮影装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6079873B2
JP6079873B2 JP2015516768A JP2015516768A JP6079873B2 JP 6079873 B2 JP6079873 B2 JP 6079873B2 JP 2015516768 A JP2015516768 A JP 2015516768A JP 2015516768 A JP2015516768 A JP 2015516768A JP 6079873 B2 JP6079873 B2 JP 6079873B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
operation handle
ray tube
round
held
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015516768A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2014184843A1 (ja
Inventor
忠彦 中原
忠彦 中原
智晴 奥野
智晴 奥野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP6079873B2 publication Critical patent/JP6079873B2/ja
Publication of JPWO2014184843A1 publication Critical patent/JPWO2014184843A1/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/44Constructional features of apparatus for radiation diagnosis
    • A61B6/4405Constructional features of apparatus for radiation diagnosis the apparatus being movable or portable, e.g. handheld or mounted on a trolley

Description

本発明は、病室を回診してX線撮影を行う回診用X線撮影装置に関する。
従来の回診用X線撮影装置100は、図8に示すように、台車110と、前記台車110の後方上部に設けられた操作ハンドル120と、当該操作ハンドル120で検出された操作に基づいて、台車110を自在に走行させる走行制御部とを有している。
当該走行制御部は、台車110の後方下側に設けられた一対の駆動車輪131と、台車110の前方下側に設けられた一対のキャスター132と、当該駆動車輪131の軸に連結されたモータと、前記操作ハンドル120からの信号を受けて当該モータを制御するモータ駆動制御回路とを有している。
また、台車110には、X線管保持部が設けられている。当該X線管保持部は、台車110の前方に回転可能に保持された支柱141と、一端を当該支柱141に上下方向に移動可能に保持された伸縮可能なアーム142と、当該アーム142の他端にアーム142の軸と直交する軸周りに回転可能に保持されたX線管143と、当該X線管143のX線出射口に保持されたコリメータ144とを有している。
このように構成された従来の回診用X線撮影装置100は、台車110に対して、操作ハンドル120が、ハンドル位置調整手段122を介して取り付けられており、当該ハンドル位置調整手段122は、台車110に対してスライドさせて位置を固定できるように構成されることで、操作ハンドル120の高さを変更できるようになっている。この構成により、操作者の身長に応じて、操作ハンドル120の高さを自由に調整して使用することができるようになっている(例えば特許文献1)。
また、台車110の前後から操作できるように、台車110の後方に配置された操作ハンドル120とは別に、支柱141に第2の操作ハンドルを設け、かつ、当該第2のハンドルを上下方向に移動可能に構成した発明が知られている(例えば特許文献2)。
特開2011−212497号公報 特開2008−061944号公報
しかしながら、操作ハンドル120を、台車110に対して高さ調整可能とするためには、複雑な機構が必要となり、ハンドル位置調整手段122を保持する部分の台車110の幅が大きくなる。特に、回診用X線撮影装置は、狭い病室を往来する必要性から、装置の小型化が求められている。更に、台車110の上面には、操作ハンドル120の保持機構とともに、撮影した画像やX線条件などを表示するディスプレイや入力手段が設けられており、ディスプレイ等の占有面積を確保するために、操作ハンドル120及びその保持部分の占有領域を極力小さくすることが望まれている。
また、特許文献2のように、支柱141に第2の操作ハンドルを設けた場合、支柱141に近い位置で操作することになるため、支柱141により視界が遮られる。また、一般に、回診用X線撮影装置では、キャスター132は、前方に配置されるのが通常であるところ、キャスター132側は左右方向への移動量が大きくなる結果、カーブを曲がる際に大幅に横方向に移動する必要があり、操作性に問題があった。
本件発明は、上記課題を解決し、装置を大型化させることなく、操作ハンドルを操作者の身長に応じた高さに調節できる回診用X線撮影装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本願発明にかかる回診用X線撮影装置は、台車と、操作力の方向と大きさを検出し、当該操作力の方向と大きさに対応した信号を出力する操作ハンドルと、前記台車に設けられ、前記信号に応じたトルクを出力する走行制御部と、前記台車に設けられたX線管保持部とを有し、当該X線管保持部は、台車の前方に回転可能に保持された支柱と、当該支柱に上下方向に移動可能に保持されたアームと、当該アームに保持されたX線管とを有しており、前記操作ハンドルは、前記アームに対して直接または間接的に保持され、かつ、前記X線管近傍に配置されていることを特徴とする。
なお、「アームに対して直接または間接的に保持」とは、アームに機械的に固定されている場合の他、アームに対して取り付けられている構造物(例えばX線管やコリメータ、これらの保持枠など)に機械的に固定されていることをも包含する。その他、アームと共に上下方向に連れ動く構造である限り、「アームに対して直接または間接的に保持」されている状態に含まれる。
また、「X線管近傍に配置されている」とは、アームの一端が支柱に保持され、他端にX線管などが取り付けられていることを前提として、アームの他端側に配置されていることを意味するものである。
[作用効果]
本件発明は、操作ハンドルをアームに連れて上下させることにより、その高さを容易に変更することができる。この上下させる機構は、本来X線管の高さを変更するために設けられた機構であるため、新たな機構を追加することなく、操作ハンドルを操作者に最適な高さに調整することが可能となり、かつ、装置が大型化することがない。また、X線管側から操作できるので、病室に到着したときに、すぐさまX線管を患者が横たわるベッドの上へ移動させて、X線撮影の準備をすることができる。
また、前記X線管保持部は、前記支柱の回転及び前記アームの上下方向の移動並びに伸縮により、前記X線管を移動させる際に使用するX線管移動用ハンドルを有し、当該X線管移動用ハンドルは、前記操作ハンドルを兼ねることとしてもよい。
[作用効果]
X線管移動用ハンドルが前記操作ハンドルを兼ねることにより、病室のベッドサイドに到着したら、そのままX線管の移動動作に移ることができる点で好適である。
また、前記X線管保持部は、前記支柱の回転及び前記アームの上下方向の移動により、前記X線管を移動させる際に使用するX線管移動用ハンドルを有し、当該X線管移動用ハンドルは、前記操作ハンドルとは別に設けられていることとしてもよい。
[作用効果]
操作ハンドルは、操作を検知するためのセンサ等を構成部品に含むため、走行のための操作とは異なる方向への圧力をかける操作を頻繁に行うと、耐久性の面から好ましくない場合もある。X線管移動用ハンドルを別途設けることとすれば、耐久性の面から有利である。
前記支柱の回転及び前記アームの上下方向の移動並びに伸縮の可否を制御する電磁ロックと、当該電磁ロックの状態を変更するためのロック解除スイッチとを有し、当該ロック解除スイッチは、前記操作ハンドルを握ったままでも、押下可能な位置に配置されていることが望ましい。
その場合、前記ロック解除スイッチは、前記操作ハンドルを操作中には、アームの上下方向の移動の電磁ロックのみを解除することとしてもよい。
[作用効果]
ロック解除スイッチが操作ハンドルを握ったままでも押下可能な位置に配置されていれば、高さを容易に変更できるため好ましい。
その際、ロック解除スイッチが、走行中には、アームの上下方向の移動の電磁ロックのみを解除するように機能すれば、走行中にアームが回転したり、伸縮したりすることを防止することができ、安全性の面から好ましい。
前記アームが最も縮んだ状態や、アームが後方に向いているときのみ、前記操作ハンドルが機能するように構成することとしてもよい。
[作用効果]
更に、アームが後方に向いているときや、アームが最も縮んだ状態でのみ操作ハンドルが機能するように構成されていれば、不用意に装置が動作してしまう不都合を抑制できるため、安全性の面から更に好ましい。
前記操作ハンドルとは別に、同様の機能を有する第2の操作ハンドルを前記台車の後方に設けたことを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の回診用X線撮影装置。
[作用効果]
なお、台車後方に従来から設けていた操作ハンドルを設けないこととすれば、台車上面のスペースが広がり、レイアウトの自由度が高まるので好適である。ただし、スペースの問題を考慮しない場合は、従来の操作ハンドルを、第2の操作ハンドルとして別途備えることとしても良い。
本件発明は、操作ハンドルをアームに連れて上下させることにより、高さを容易に変更することができる。この上下させる機構は、本来X線管の高さを変更するために設けられた機構であるため、新たな機構を追加することなく、操作ハンドルを操作者に最適な高さに調整することが可能となり、かつ、装置が大型化することがない。
また、X線管側から操作できるので、病室に到着したときに、すぐさまX線管を患者が横たわるベッドの上へ移動させて、X線撮影の準備をすることができる。
実施例にかかる回診用X線撮影装置を説明するための図である。 実施例のアーム上下動を説明するための図である。 実施例の操作ハンドル20の詳細を説明するための図である。 実施例のロック制御回路50における制御を示すフローチャートである。 実施例のアーム42の回転方向及び伸縮の状態検出を説明するための図である。 実施例の走行制御回路34における制御を示すフローチャートである。 実施例の装置上面の配置を説明するための図である。 従来の回診用X線撮影装置を説明するための図である。
本発明にかかる回診用X線撮影装置の一実施例について以下説明する。
当該X線撮影装置1は、図1に示すように、台車10と、台車に内蔵されたバッテリ11と、台車の走行を制御する走行制御部30と、X線管を保持するX線管保持部40とを有している。
台車10の後方下側に設けられた一対の駆動車輪31と、台車10の前方下側に設けられた一対のキャスター32と、当該駆動車輪31の軸に連結されたモータ33と、前記操作ハンドル20からの信号を受けて当該モータ33を制御するモータ駆動制御回路34とを有している。なお、回診用X線撮影装置の前方・後方は、台車10を基準として、支柱41が配置されている方を前方、その逆を後方という。したがって、通常は、図1のように、キャスター32が前方に配置され、駆動車輪31が後方に配置されている。
また、台車10には、X線管保持部40が設けられている。当該X線管保持部40は、台車10の前方に回転可能に保持された支柱41と、一端を当該支柱41に上下方向に移動可能に保持された伸縮可能なアーム42と、当該アーム42の他端にアーム42の軸及び当該軸と直交する軸周りに回転可能に保持されたX線管43と、当該X線管43のX線出射口に保持されたコリメータ44と、X線管43の下側かつコリメータ44の側方に設けられたX線管移動用ハンドル45と、前記アーム42が直上に存在するかどうか検出することにより、アーム42が後方を向いているかどうかを判定するアーム検出手段60と、を有している。
回診用X線撮影装置1は、更に、X線管43の両側方に取り付けられた操作ハンドル保持部材22と、当該操作ハンドル保持部材22に両端を保持された操作ハンドル20とを有している。
次に、図2(a)を参照して、支柱41に対してアーム42を上下方向に移動させるための機構について説明する。
支柱41内部には、滑車56と、当該滑車56に掛けられたワイヤ53と、当該ワイヤ53の一端にワイヤ止め54を介して接続されたカウンターウエイト57と、当該ワイヤ53の他端にワイヤ止め55を介して接続されたアーム42とが配置されている。また、カウンターウエイト57及びアーム42は、ガイドレール58に沿って上下方向に移動可能に構成されているが、アーム42にはアーム上下電磁ロック46が設けられている。通常はアーム上下電磁ロック47がガイドレール58に吸着して、アーム42が支柱41に対して上下方向に移動できないように構成されており、アーム上下電磁ロック46に通電されるとアーム上下電磁ロック46がガイドレール58から離れることによりロックが解除されて、アーム42を支柱41に対して上下方向に自在に移動させることができるようになる。
次に、図2(b)を参照して、支柱41の回転機構について説明する。支柱41と台車10との間には、支柱旋回電磁ロック47が設けられており、通常は支柱旋回電磁ロック47が作動して、支柱41が台車10に対して回転しないように構成され、支柱旋回電磁ロックに通電されるとロックが解除されて、支柱41を台車10に対して自在に回転させることができるようになる。
次に、図2(c)を参照して、アーム42の伸縮機構について説明する。アーム42は、支柱41に対して上下に保持されている筒状の第1アーム421と、第1アーム421の内部に設けられたレール421iと、第1アーム421の筒の内径より細い外径を有し、レール421iに沿って摺動する筒状の第2アーム422と、第2アーム422の内部に設けられたレール422iと、第2アーム422の筒の内径より細い外径を有し、レール422iに沿って摺動する第3アーム423とを有している。
第2アーム422及び第3アーム423におけるレール421i及びレール422iとの摺動面には、アーム伸縮電磁ロック48が内蔵されており、通常はアーム伸縮電磁ロック48が作動して、レール421i及びレール422iに吸着することにより、アーム42が伸縮できないように構成されているが、アーム伸縮電磁ロック48に通電されると、当該吸着が解除され、アーム42が伸縮できるようになる。
なお、これらのロック解除の制御は、図2(b)に図示したように、ロック制御回路50により行われる。ロック制御回路50は、アーム上下電磁ロック46、支柱旋回電磁ロック47、アーム伸縮電磁ロック48に接続され、これらが有する電磁石への通電を制御することで、ロックの制御を行うことができる。
次に、操作ハンドル20の詳細について図3を参照して説明する。図3(a)は、図1で説明した回診用X線撮影装置1におけるX線管43近傍を回診用X線撮影装置1の後方側から見た図である。また、図3(b)は、操作ハンドル保持部材22と、操作ハンドル20とを水平断面で見た図である。
図3(b)のように、操作ハンドル20は、その両端が操作ハンドル保持部材22に対して圧力センサ21を介して保持されている。圧力センサ21は、弾性部材と当該弾性部材を介して押圧されたときに抵抗値が変化するフィルムとから構成されており、操作ハンドル20を前後に押した操作力が、前後左右4箇所の圧力センサ21により電気信号として検出される。当該検出された電気信号は、モータ駆動制御回路34へと伝達され、操作力操作の方向と大きさが算出される。モータ駆動制御回路34は、当該操作の方向と大きさに応じたトルクが出力されるように、バッテリ11から、モータ33に流れる電流を制御する。
また、図3(a)に示すように、X線管43には、ロック解除スイッチ49が設けられている。当該ロック解除スイッチ49で検出された信号は、ロック制御回路50(図2(b)参照)に入力される。これにより、押下されている間、上述のアーム上下電磁ロック46、支柱旋回電磁ロック47、及びアーム伸縮電磁ロック48の全てに通電されることにより、支柱41の回転、アーム42の上下及び伸縮を自在に行うことができるようになる。
このロック解除スイッチ49は、X線管移動用ハンドル45を握った状態でも、例えば親指で押下できる位置に配置されている。また、操作ハンドル20を握った状態でも、人差し指などで押下できる位置に配置されている。このような位置に配置されていることで、どちらの操作を行っているときでも、ハンドルから手を離すことなくロックを解除することができる。
なお、図3(a)において、X線管移動用ハンドル45の上端部から斜め上に30〜50mm程度の距離にロック解除スイッチ49を配置すれば、X線管移動用ハンドル45を握った状態でも、親指で押下できる。また、操作ハンドル20と当該ロック解除スイッチ49との距離が30〜100mm程度であれば、人差し指などで押下できる。
操作者は、操作ハンドル20を握った状態でロック解除スイッチ49を押下すると、アーム42の高さを変更することが可能となる。好みの高さになったところでロック解除スイッチ49の入力を解除すると、その位置でアーム42が上下方向にロックされる。これにより、操作ハンドル20がその高さで固定されることになる。
このように、操作者は、操作ハンドル20の高さを好みの位置に容易に設定することが可能となる。
当該操作ハンドル20の高さを変更する際の好ましい制御について、図4を参照して説明する。
図4は、ロック制御回路50におけるロック解除スイッチ49を操作した際の制御を示すフローチャートである。ロック制御回路50は、操作ハンドル20及び走行制御部30にも接続されており、操作ハンドル20を操作していると判断した場合、あるいは、台車10が走行していると判断された場合には、ロック解除スイッチ49を押下したときに、アーム上下電磁ロック46、支柱旋回電磁ロック47、及びアーム伸縮電磁ロック48のうち、アーム上下電磁ロック46のみが解除されて、操作ハンドル20の高さを変更することができるが、支柱旋回電磁ロック47及びアーム伸縮電磁ロック48のロック状態は維持される。一方、それ以外の状態でロック解除スイッチ49を操作すると、ロック制御回路50は、アーム上下電磁ロック46、支柱旋回電磁ロック47、及びアーム伸縮電磁ロック48の全てが解除されるように制御する。
このように制御することにより、走行中等に不用意に支柱41が旋回したり、アーム42が伸びたりして、走行操作に支障をきたす恐れをなくすることが可能となり、かつ、操作ハンドル20の高さを容易に変更することが可能となる。
次に、アーム42の状態によって、台車10の走行制御を変更する構成について図5及び図6を用いて説明する。図5(a)は、アーム42の状態を検出するための構成を説明する図である。台車10の上面中央付近には、アーム検出手段60が設けられている。当該アーム検出手段60は、超音波等を上方へ放出し、反射波を検出する機能を有している。このような構成によって、アーム42がアーム検出手段60の直上に存在するか否か、すなわち、アーム42が後方を向いているかどうかを検出することができる。
また、図5(b−1)、図5(b−2)は、アーム42の伸縮を検出するための構成を説明する図である。図5(b−1)に示すように、アーム42は、第1アーム421の内部に接触センサ48aが設けられている。また、第2アーム422の内部に接触センサ48bが設けられている。この状態で、アーム42を最も縮んだ状態とすると、図5(b−2)の状態となる。この状態では、第2アーム422の先端がセンサ接触48aに接触し、第3アーム423の先端が接触センサ48bに接触する。これにより、アーム42が最も縮んだ状態になっているか否かが検出される。
このようにしてアーム42の回転方向及び伸縮の状態が検出された結果、走行制御回路34は、図6のフローチャートに示すように動作する。
すなわち、走行制御回路34は、アーム42が最も縮んだ状態でかつ後方を向いているときには、操作ハンドル20からの信号に基づいて、モータ33を制御するが、それ以外の状態では、操作ハンドル20からの信号に関わらず、モータ33の駆動を行わない。
このように構成することで、支柱41が旋回した状態で不用意に台車10が走行することを防止することが可能となる。
また、操作ハンドル20の機能を停止させることに代えて、モータ駆動制御回路34によって、走行速度を制限するようにしてもよい。これにより、撮影準備中などにアーム42が旋回している状態でも、装置をゆっくり移動させることが可能となる。
なお、「操作ハンドル20を操作している場合」には、操作ハンドル20に圧力が加わっている場合の他、操作ハンドル20に別途ブレーキ解除スイッチを設けて、ブレーキ解除スイッチが押されている状態をも含む。
次に、図7を参照して、台車10上部の構成について説明する。図7は、本実施例にかかる回診用X線撮影装置を上から見た図である。台車10の上部には、アーム検出手段60と、図示しない画像検出器Fにより撮影された画像や、患者情報などを表示するモニタMと、X線条件を表示及び設定するX線条件設定用パネルXと、電源操作パネルPとが配置されている。
従来と異なり、台車10の後方上部に操作ハンドル20が備えられていないため、台車10の上部のスペースを有効に活用することが可能となる。
なお、本実施例では、台車10の後方上部に従来の操作ハンドルを設けない構成としたが、スペースの利点を得られないものの、従来どおり操作ハンドルをも併設してもよい。
本実施例では、操作ハンドル20とX線管移動用ハンドル45とを個別に設けることとしたが、これらの一方を廃止し、残るハンドルに、双方の機能を持たせるようにしてもよい。また、双方共に操作ハンドル20の機能を持たせることとしても良い。
1 回診用X線撮影装置
10 台車
11 バッテリ
20 操作ハンドル
21 圧力センサ
22 操作ハンドル保持部材
30 走行制御部
31 駆動車輪
32 キャスター
33 モータ
34 モータ駆動制御回路
40 X線管保持部
41 支柱
42 アーム
43 X線管
44 コリメータ
45 X線管移動用ハンドル
46 アーム上下電磁ロック
47 支柱旋回電磁ロック
48 アーム伸縮電磁ロック
49 ロック解除スイッチ
50 ロック制御回路
53 ワイヤ
54 ワイヤ止め
55 ワイヤ止め
56 滑車
57 カウンターウエイト
58 ガイドレール
60 アーム検出手段
F FPD
M モニタ
X X線条件設定用パネル
P 電源操作パネル

Claims (8)

  1. 台車と、操作力の方向と大きさを検出し、当該操作力の方向と大きさに対応した信号を出力する操作ハンドルと、前記台車に設けられ、前記信号に応じたトルクを出力する走行制御部と、台車の前方に回転可能に保持された支柱と、当該支柱に上下方向に移動可能に保持されたアームと、当該アームに保持されたX線管とを有し前記操作ハンドルは、前記アームに対して直接または間接的に保持され、かつ、前記X線管近傍に配置されていることを特徴とする回診用X線撮影装置。
  2. 前記支柱の回転及び前記アームの上下方向の移動により、前記X線管を移動させる際に使用するX線管移動用ハンドルを有し、当該X線管移動用ハンドルは、前記操作ハンドルを兼ねることを特徴とする、請求項1記載の回診用X線撮影装置。
  3. 前記支柱の回転及び前記アームの上下方向の移動により、前記X線管を移動させる際に使用するX線管移動用ハンドルを有し、当該X線管移動用ハンドルは、前記操作ハンドルとは別に設けられていることを特徴とする、請求項1記載の回診用X線撮影装置。
  4. 前記支柱の回転及び前記アームの上下方向の移動並びに伸縮の可否を制御する電磁ロックと、当該電磁ロックの状態を変更するためのロック解除スイッチとを有し、当該ロック解除スイッチは、前記操作ハンドルを握ったままでも、押下可能な位置に配置されていることを特徴とする、請求項2又は3記載の回診用X線撮影装置。
  5. 台車と、当該台車に設けられた走行制御部と、前記走行制御部に操作に対応した信号を出力する操作ハンドルと、台車の前方に回転可能に保持された支柱と、当該支柱に上下方向に移動可能に保持されたアームと、当該アームに保持されたX線管と、前記支柱の回転及び前記アームの上下方向の移動並びに伸縮の可否を制御する電磁ロックと、当該電磁ロックの状態を変更するためのロック解除スイッチとを有し、前記操作ハンドルは、前記アームに対して直接または間接的に保持され、かつ、前記X線管近傍に配置され、前記ロック解除スイッチは、前記操作ハンドルを握ったままでも、押下可能な位置に配置され、走行中には、アームの上下方向の移動の電磁ロックのみを解除することを特徴とする回診用X線撮影装置
  6. 前記アームは伸縮可能に構成されており、当該アームが最も縮んだ状態でのみ、前記操作ハンドルが機能することを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の回診用X線撮影装置。
  7. 当該アームが前記台車の後方を向いているときのみ、前記操作ハンドルが機能することを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の回診用X線撮影装置。
  8. 前記操作ハンドルとは別に、同様の機能を有する第2の操作ハンドルを前記台車の後方に設けたことを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の回診用X線撮影装置。
JP2015516768A 2013-05-13 2013-05-13 回診用x線撮影装置 Expired - Fee Related JP6079873B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2013/063276 WO2014184843A1 (ja) 2013-05-13 2013-05-13 回診用x線撮影装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6079873B2 true JP6079873B2 (ja) 2017-02-15
JPWO2014184843A1 JPWO2014184843A1 (ja) 2017-02-23

Family

ID=51897864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015516768A Expired - Fee Related JP6079873B2 (ja) 2013-05-13 2013-05-13 回診用x線撮影装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6079873B2 (ja)
WO (1) WO2014184843A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017000486A (ja) * 2015-06-11 2017-01-05 東芝メディカルシステムズ株式会社 移動型x線撮影装置
US11064961B2 (en) * 2018-07-25 2021-07-20 General Electric Company Systems and method for a mobile imaging unit

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09299359A (ja) * 1996-05-16 1997-11-25 Hitachi Medical Corp 可搬型放射線装置
JP2008061944A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Shimadzu Corp 移動型x線撮影装置
WO2010061809A1 (ja) * 2008-11-25 2010-06-03 株式会社 日立メディコ 移動型x線装置及び回転陽極制御方法
US20110249804A1 (en) * 2010-04-13 2011-10-13 Wendlandt William C Mobile radiography unit having collapsible support column

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5506481B2 (ja) * 2010-03-19 2014-05-28 株式会社日立メディコ 移動型x線装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09299359A (ja) * 1996-05-16 1997-11-25 Hitachi Medical Corp 可搬型放射線装置
JP2008061944A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Shimadzu Corp 移動型x線撮影装置
WO2010061809A1 (ja) * 2008-11-25 2010-06-03 株式会社 日立メディコ 移動型x線装置及び回転陽極制御方法
US20110249804A1 (en) * 2010-04-13 2011-10-13 Wendlandt William C Mobile radiography unit having collapsible support column

Also Published As

Publication number Publication date
WO2014184843A1 (ja) 2014-11-20
JPWO2014184843A1 (ja) 2017-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4797899B2 (ja) 移動型x線撮影装置
JP6057015B2 (ja) 移動型x線撮影装置
JP4656001B2 (ja) 回診用x線装置
GB2507403A (en) Mobile radiation imaging apparatus and mobile radiation imaging system
JP6395650B2 (ja) X線撮影装置
JP6548451B2 (ja) 移動型x線診断装置
JP5329618B2 (ja) 放射線発生器の操作装置、及び放射線撮影システム
US9282940B2 (en) Mobile X-ray imaging apparatus
JP5222686B2 (ja) 移動型x線撮影装置
JP3412620B2 (ja) 回診用x線撮影装置
JP6000787B2 (ja) 放射線画像撮影装置および放射線画像撮影装置の制御方法
US20140093051A1 (en) Mobile x-ray imaging apparatus
JP6079873B2 (ja) 回診用x線撮影装置
JP5508891B2 (ja) 移動型x線撮影装置
JP5280265B2 (ja) 放射線撮影装置
JP6296718B2 (ja) 放射線撮影装置
WO2015008504A1 (ja) X線撮影装置
JP2015112387A (ja) 移動型x線診断装置
JP6279264B2 (ja) 移動型x線診断装置
JP6362852B2 (ja) 移動型x線診断装置
JP6780701B2 (ja) 移動型x線撮影装置
JP2014073311A (ja) 移動型のx線画像撮影装置
JP5413559B2 (ja) 回診用x線装置
JP5631222B2 (ja) X線透視撮影装置
JP2018046917A (ja) X線検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170102

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6079873

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees