JP5543134B2 - 内燃機関の燃料噴射器を較正する方法および制御装置、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射器を較正する方法および制御装置、プログラムおよび記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、燃料噴射器を較正する方法および制御装置、プログラムおよび記憶媒体に関する。
下記特許文献1には、内燃機関を駆動する方法、および内燃機関を駆動するための装置が開示されている。その際、総噴射は、基本噴射と1以上の測定噴射とに区分される。測定噴射の噴射時間は、徐々に減少し、基本噴射の噴射時間は、バルブ特性曲線から算出された総噴射量を一定に保つように増加する。徐々に減少する測定噴射の噴射時間に起因して生じる、実混合気を特徴付ける変数と目標混合気を特徴付ける変数との偏差が検出される。偏差、または燃料噴射器の特性曲線は、調整または補正される。実混合気と目標混合気との相違は、ラムダセンサにより提供されるラムダ値を用いて検出される。
独国特許出願公開102005051701号明細書
しかし、混合気を特徴付ける変数の正確な算出には困難を伴う場合がある。
燃料噴射器の
そこで、本発明は、混合気を特徴付ける変数を正確に算出可能とする、内燃機関の燃料噴射器を較正する方法および制御装置、プログラムおよび記憶媒体を提供しようとするものである。
本発明の第1の観点によれば、a)噴射量と、噴射量を実現するための燃料噴射器の作動変数との第1関係を設定する工程と、b)目標噴射量を設定する工程と、c)目標噴射量を実現するために、第1関係に基づいて燃料噴射器の作動変数の1以上の目標値を設定する工程と、d)作動変数の1以上の目標値の実現に基づいて、結果図示仕事(resultierende indizierte Arbeit)を算出する工程と、e)算出された結果図示仕事に依存する変数と期待値とを比較する工程と、f)比較結果に基づいて、燃料噴射器の作動変数の1以上の目標値を補正する工程と、を含む、内燃機関の燃料噴射器を較正する方法が提供される。これにより、燃焼部からのフィードバックとして、結果図示仕事に依存する変数を、混合比に依存せずに算出できる。
上記燃料噴射器の作動変数の1以上の目標値は、工程c)で第1補正特性曲線を用いて補正され、工程f)での補正は、第1補正特性曲線を用いて行なわれ、第1補正特性曲線は、工程f)で比較結果に基づいて補正されてもよい。これにより、燃料噴射器の作動変数の目標値は、複数の燃料噴射器の噴射動作に基づいて算出された第1補正係数を用いて補正される。よって、内燃機関のノッキングが低減され、内燃機関の稼動状態を改善できる。
上記算出された結果図示仕事に依存する変数として、噴射量が選択されてもよい。これにより、燃焼過程で空気が過剰な状態では、噴射量と、噴射量を実現するための燃料噴射器の作動変数との関係を直接的に補正できる。
上記噴射量は、算出された結果図示仕事と回転数とに基づいて、特にエンジン特性図(Kennfeld)を用いて算出されてもよい。これにより、簡単かつ低コストで正確な噴射量を算出できる。エンジン特性図を利用すれば、燃料形態および環境条件による作用等、追加的な作用変数が考慮可能となるので、噴射量の算出精度を向上できる。
上記期待値として、目標噴射量が選択されてもよい。これにより、目標噴射量と、結果図示仕事および回転数等から算出された実噴射量との比較から直接的に、噴射量と、噴射量を実現するための燃料噴射器の作動変数との関係の補正係数が計算される。よって、本方法を簡単に実施できる。このことは、製造コストに良い影響を与える。
上記算出された結果図示仕事に依存する変数として、結果図示仕事自体が選択されてもよい。これにより、追加的な計算工程が回避可能となるので、本方法を制御装置内でより簡単に実施できる。
上記期待値として、結果図示仕事の目標値が選択されてもよい。これにより、期待値と、算出された結果図示仕事とを制御装置内で簡単に比較できる。
上記結果図示仕事の目標値は、目標噴射量が第1関係に基づいて一意的な目標作動変数に変換されて算出され、得られた算出された結果図示仕事が結果図示仕事の目標値として選択されるように、算定されてもよい。これにより、本方法を実施するために、内燃機関の適切な駆動点で適切な期待値を低コストで決定できる。
上記結果図示仕事は、燃焼室圧に基づいて算出されてもよい。これにより、結果図示仕事が燃焼室ごとに個別に算出可能となり、かつ、内燃機関が2以上の燃焼室を備える場合に、複数の燃焼室の図示仕事を単一の燃焼室の図示仕事に換算する作業(コストを要しエラーの発生原因となりうる)が回避されるという利点が、燃焼室圧センサの利用により得られる。よって、作動変数の補正精度を向上できる。
上記目標噴射量は、第1関係に基づいて一意的な目標作動変数に変換され、工程f)での補正は、第1補正係数に基づいて、目標噴射量を結果図示仕事から導かれる実噴射量により除算した商に基づいて行われてもよい。これにより、補正係数を更なる計算工程を伴わずに、簡単な除算により算出できる。
上記目標噴射量は、基本噴射量と測定噴射量とに区分され、基本噴射量は、第1関係に基づいて基本目標作動変数により実現され、測定噴射量は、第1関係に基づいて測定目標作動変数により実現されてもよい。これにより、総目標噴射量が一定に保たれるので、燃焼部に供給される噴射量の変動を抑制できる。さらに、内燃機関の稼動状態に及ぼす影響を最小化し、かつ内燃機関の稼動停止を回避しながら、燃料噴射器により実現可能な噴射量の全範囲で補正係数を決定できる。
上記基本噴射量は、第1補正係数により補正された燃料噴射器の作動変数に基づいて、基本目標作動変数により実現されてもよい。これにより、作動変数の補正精度をさらに向上できる。
上記所定の第1関係に基づいて測定噴射量と関係付けられた測定目標作動変数は、算出された結果図示仕事に依存する変数と期待値との偏差に基づいて、算出された結果図示仕事に依存する変数を期待値に更新するために変更され、工程f)での燃料噴射器の作動変数の1以上の目標値の補正は、算出された、補正された測定作動変数に基づいて行なわれ、算出された結果図示仕事に依存する変数と期待値との偏差は、所定の許容範囲内にあるようにしてもよい。これにより、例えば、図示仕事用の制御アルゴリズムを設けることで、本方法を簡単かつ確実に実施できる。
上記第1補正係数は、補正された測定作動変数を測定目標作動変数により除算した商に基づいて算出されてもよい。これにより、本方法の実施をさらに簡素化できる。
上記工程f)での補正は、第1補正係数に基づいて、目標噴射量と基本噴射量との差分を、算出された結果図示仕事から導かれる実噴射量と基本噴射量との差分により除算した商に基づいて行われてもよい。これにより、目標噴射量と実噴射量との差分が測定目標作動変数に直接的に依存するので、噴射量と燃料噴射器の作動変数との関係を特に良好に補正できる。
上記燃料噴射器の作動変数として、燃料噴射器の電気的作動時間が選択されてもよい。これは、この燃料噴射器の電気的作動時間が電気的制御により正確に調整可能であるためである。
上記目標噴射量は、第1閾値、特に内燃機関の希薄側の失火限界(Laufgrenze)よりも大きな値として選択されてもよい。これにより、内燃機関を稼動停止の危険性を伴わずに駆動できる。
本発明の第2の観点によれば、内燃機関の燃料噴射器を較正するための制御装置であって、噴射量と、噴射量を実現するための燃料噴射器の作動変数との第1関係を設定する第1設定ユニットと、目標噴射量を設定する第2設定ユニットと、目標噴射量を実現するために、第1関係に基づいて燃料噴射器の作動変数の1以上の目標値を設定する第3設定ユニットと、燃料噴射器の作動変数の1以上の目標値の実現に基づいて、結果図示仕事を算出する算定ユニットと、算出された結果図示仕事に依存する変数と、期待値とを比較する比較ユニットと、比較結果に基づいて、燃料噴射器の作動変数の1以上の目標値を補正する補正ユニットと、を備える、内燃機関の燃料噴射器を較正するための制御装置が提供される。
さらに、本発明の第3の観点によれば、第1の観点による較正方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。また、本発明の第4の観点によれば、第3の観点によるプログラムが記憶された、コンピュータ読取り可能な記憶媒体が提供される。
以上説明したように本発明によれば、混合気を特徴付ける変数を正確に算出可能とする、内燃機関の燃料噴射器を較正する方法および制御装置、プログラムおよび記憶媒体を提供することができる。
燃料噴射器により燃料直接噴射が行なわれる内燃機関を示すブロック図である。 燃料噴射量と燃料噴射器の電気的作動時間との第1関係、燃料噴射量と燃料噴射器の電気的作動時間との第2関係、および、燃料噴射量と燃料噴射器の電気的作動時間との第3関係を示す図である。 第1補正係数と燃料噴射器の電気的作動時間との関係を示す第1特性曲線、および第2補正係数と燃料噴射器の電気的作動時間との関係を示す第2特性曲線を示す図である。 本発明の一実施形態に係る方法のフローを示すフロー図である。
以下に、添付した図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1には、オットーエンジンまたはディーゼルエンジン等の内燃機関1000の構成が示されている。内燃機関1000は、自己着火方式による均質燃焼過程を実行するための複数の燃焼室1040を有している。説明の便宜上、図1では単一の燃焼室1040のみが示されている。さらに、内燃機関1000は、空気供給のための吸気管1050と、燃焼室1040で均質な混合気を生成するために燃焼室1040に燃料を噴射する燃料噴射器1045と、を含んでいる。均質な混合気には、内燃機関1000内で自然着火するまで、往復ピストン1070の運動によって、均質な混合気の圧縮によるエネルギーが供給される。排出弁1060および排出管1065は、燃焼後の混合気を排出する役目を果たす。その際、燃焼サイクルにおける吸入弁1055および排出弁1060の解放時点および解放時間は、エンジン制御装置1005によって、往復ピストン1070の位置等に依存して決定される。往復ピストン1070は、連接棒1095を介してクランクシャフト1090と接続されている。その際、4サイクルエンジン等の燃焼サイクルは、吸入行程、圧縮行程、膨張行程、押出(ausschieben)行程と呼ばれる。これら行程は、当業者に公知のように、往復ピストン1070の位置、またはクランクシャフト・ポジション・センサ1085により検出されるクランク軸角度に割り当てられる。
混合気の燃焼により解放されるエネルギーは、膨張時に部分的に、往復ピストン1070を介して連接棒1095によりクランクシャフト1090へ、機械的エネルギーとして伝達される。従って、結果的に生じたトルクが、クランクシャフト1090に提供される。
さらに、内燃機関1000は、内燃機関1000の回転数を検出するための回転数センサ1075、燃焼室圧を検出するためのセンサ1080、および制御装置1005を含んでいる。
制御装置1005は、第1設定ユニット1010、第2設定ユニット1015、第3設定ユニット1020、算定ユニット1025、比較ユニット1030、補正ユニット1035、およびいずれも図示されていない揮発性メモリおよび不揮発性メモリを含んでいる。
燃料噴射器1045による噴射のために、典型的に、2種類の燃料噴射器1045、つまり、電磁バルブおよび圧電バルブが使用される。圧電バルブは、燃料噴射量の精度が高いが、電磁バルブに比べて製造費用が非常に高い。本発明は、燃料噴射器1045の種類に依存せずに利用可能であるが、以下では、電磁バルブを利用する場合について説明する。なお、圧電バルブを利用する場合も同様に説明することができる。
制御装置1005の不揮発性メモリには、当業者に公知のように、第1関係204、第1補正特性曲線301、第1閾値、ステータス情報、特に状態ビットSKAL、および第2閾値BETが格納されている。
図2は、噴射量Qと、燃料噴射器1045の作動変数、つまり、電磁バルブの噴射動作時間等、燃料噴射器1045の電気的作動時間Tとの関係204を示している。第1関係204は、噴射量Qと電気的作動時間Tとの間の一意的な、例えば線形関係に相当する。第1関係204は、例えば燃料噴射器1045の製造者によって設定される。
図2に示すように、第1関係204は、x軸上のある時点T=T(T>0)から始まりTの増加に応じて上昇する直線により示される。制御装置1005の不揮発性メモリ等に格納するために、所定範囲から噴射量Qの所定値が選択される。所定範囲は、0mg〜25mg等、燃料噴射器1045により実現可能な噴射量Qを含む。噴射量Qの所定値と所定値に対応する電気的作動時間Tは、当業者に公知のように、制御装置1005の不揮発性メモリの第1データ領域に格納される。図2では、噴射量Qの所定値が直線上の点として示されている。
車両で利用される内燃機関1000の電磁バルブは、特に、7mg未満等、相対的に小さな噴射量Qでは、噴射量Qと電気的作動時間Tとが非線形関係を有する。図2では、ある燃料噴射器1045について、実際の噴射量Qと電気的作動時間Tとの関係が第2関係201として示されている。第2関係201は、x軸上のある時点T=Te1から始まる。第2関係201では、噴射量Qは、T<Te1で0となり、T>Te1で極大値まで増加した後に極小値まで減少する。第2関係201は、噴射量Qの変動が減少するにつれて線形関係に近づく。第2関係201は、噴射量Qが極小値となる前および極小値となった後に、第1関係204と交差する。
第3関係205は、複数の燃料噴射器1045によって算出された、噴射量Qと電気的作動時間Tとの関係を示している。第3関係205は、複数の燃料噴射器1045について、特定の電気的作動時間Tでの燃料噴射器1045の実噴射量Qを流量計により測定することで推定される。そして、第3関係205は、当業者に公知のように、個々の燃料噴射器1045の噴射動作を平均化することで決定される。図2に示すように、第3関係205は、x軸上のある時点T=Te2から始まる。噴射量Qは、T<Te2で0となり、T>Te2で極大値まで増加した後、極小値まで減少する。第3関係205は、噴射量Qの変動が減少するにつれて線形関係に近づく。その際、第3関係205は、噴射量Qが極小値となった後に、第2関係201と2度交差する。
内燃機関の希薄側の失火限界(untere Laufgrenze)に依存して、つまり、内燃機関1000のモデルおよび回転数に応じて内燃機関1000が停止する直前の噴射量Qに依存して、第1閾値が定義される。第1閾値は、往復ピストン1070の往復工程または燃焼サイクルに依存して、5〜8mgの間で定められる。その際、車両の4サイクルエンジン等の燃焼過程は、吸入行程、圧縮行程、仕事行程(Arbeiten)、排出行程を含んでいる。第1閾値によって、第1関係204が2つの領域に区分される。つまり、相対的に小さい噴射量Qの第1領域202と、相対的に大きい噴射量Qの第2領域203とに区分される。相対的に小さい噴射量Qは、希薄側の失火限界の噴射量Qより小さい噴射量Qである。
例えば、第1閾値は、内燃機関1000の動作測定によって試験的に算出される。その際、流量計は、燃料噴射器1045の特定の電気的作動時間Tで噴射される実噴射量Qを測定する。その際、電気的作動時間Tは、10mg等から始まり、希薄側の失火限界を超えるまで、つまり内燃機関1000が停止するまで、往復工程ごとに1mgの等間隔で低減される。さらに、第1閾値は、例えば、制御装置1005の不揮発性メモリの第2データ領域に格納される。
図3には、電気的作動時間Tと第1補正係数k1korrとの関係を表す第1補正特性曲線301が示されている。第1補正特性曲線301は、例えば、0以外の初期値から始まり、変化なしで推移した後、極小値まで急激に下降する。さらに、第1補正特性曲線301は、極大値まで上昇した後、変動が減少するにつれて下降してx軸に近づく。制御装置1005の不揮発性メモリに格納するために、例えば、第1関係204の格納時と同じ電気的作動時間Tが選択される。電気的作動時間Tは、対応する第1補正係数k1korrと共に、当業者に公知のように制御装置1005の不揮発性メモリの第3データ領域に格納される。図3には、電気的作動時間Tと、対応する第1補正係数k1korrとが、第1補正特性曲線301上の点として示されている。
さらに、各第1補正係数k1korrに対応するステータス情報が第3データ領域に格納される。ステータス情報は、各第1補正係数k1korrの較正の必要性を判別するために用いられる。ステータス情報は、内燃機関1000による最初の運転開始前に、当業者に公知のように、例えば状態ビットSKALとして格納される。状態ビットSKALは、例えば、TRUEまたはFALSEを値として有する。TRUEは、第1補正係数k1korrが較正されていることを示し、FALSEは、第1補正係数k1korrが較正されていないことを示す。状態ビットSKALは、内燃機関1000による最初の運転開始前にFALSEに設定される。
図3には、電気的作動時間Tと第2補正係数k2korrとの関係が第2補正特性曲線302として示されている。第2補正特性曲線302は、例えば、0以外の初期値から始まり、変化なしで推移した後、極小値まで急激に下降する。さらに、第2補正特性曲線302は、極大値まで上昇した後、変動が減少するにつれて下降してx軸に近づく。第1補正特性曲線301は、例えば、極大値に到達した直後に第2補正特性曲線302に交差し、さらに、x軸に近づく前に第2補正特性曲線302に交差する。
本発明に係る方法の最初の実施前には、第1補正係数k1korrが未知である。よって、内燃機関1000による最初の運転開始前に、各第1補正係数k1korrの代わりに、第2補正特性曲線302の対応する第2補正係数k2korrが、制御装置1005の不揮発性メモリの第3データ領域に格納される。
制御装置1005の不揮発性メモリに格納するために、第1関係204の格納値に対応する電気的作動時間Tが選択される。電気的作動時間Tと、対応する第2補正係数k2korrとは、特性曲線上の点として図3に示されている。
さらに、第2閾値BETが制御装置1005の不揮発性メモリに格納されている。第2閾値BETは、最初の運転開始前に例えば10時間として設定され、制御装置1005の不揮発性メモリに格納される。
第1設定ユニット1010は、補正ユニット1035に第1関係204を設定する。第1関係204は、例えば、制御装置1005の不揮発性メモリに格納されている。
第2設定ユニット1015は、第3設定ユニット1020および比較ユニット1030に目標噴射量QSollを設定する。その際、目標噴射量QSollは、所定の範囲の任意値として設定される。目標噴射量QSollを算出するために、当業者に公知のように、運転者が所望する噴射量QFahrerが車両のアクセルペダル位置等に基づいて算出された後、目標噴射量Qsollが決定される。内燃機関1000の通常駆動では、運転者が所望する噴射量QFahrerが第1閾値よりも大きくなる。目標噴射量QSollは、例えば、運転者が所望する噴射量QFahrerに対応する。
補正ユニット1035は、以下で説明するように、第1補正特性曲線301、状態ビットSKAL、および第2閾値BETを算出し、例えば制御装置1005の不揮発性メモリに格納する。
第3設定ユニット1020は、目標噴射量QSollに基づいて、燃料噴射器1045の電気的作動時間Tの目標値を算出する。燃料噴射器1045の電気的作動時間Tの目標値は、内燃機関1000の通常駆動では、第1関係204および第1補正特性曲線301を用いて決定される。そのために、まず、第1関係に基づいて、線形の電気的作動時間Tlinが目標噴射量QSollから補間等により算出され、第1補正特性曲線301を用いて、第1補正係数k1korrが補間等により決定される。そして、電気的作動時間Tは、線形の電気的作動時間Tlinと、これに対応する第1補正係数k1korrとを乗算して、以下のように計算される。
=Tlin×k1korr(Tlin
さらに、第3設定ユニット1020は、当業者に公知のように、電気的作動時間Tの目標値に対応する燃料噴射器1045の目標作動変数、例えば電流信号等を決定し、燃料噴射器1045に設定する。
算定ユニット1025は、回転数センサ1075により伝達された内燃機関1000の回転数と、クランクシャフト・ポジション・センサ1085により検出されたクランクシャフト1090の角度と、センサ1080により伝達された燃焼室圧と、を継続的に検出し、例えば制御装置1005の揮発性メモリに格納する。さらに、算定ユニット1025は、結果図示仕事と、対応する実噴射量QIstとを算出する。燃焼サイクルの結果図示仕事は、例えば、燃焼サイクルの間のクランク角についての燃焼室圧の積分として計算される。算定ユニット1025は、結果図示仕事と、内燃機関1000の回転数と、噴射量Qとの関係を示すエンジン特性図等を用いて、結果図示仕事と内燃機関1000の回転数とから実噴射量QIstを算出する。エンジン特性図は、内燃機関1000の適用段階の間に試験的に決定される。エンジン特性図は、内燃機関1000が特定の回転数を有し結果図示仕事が異なる場合に、個々の駆動点が不変に調整され、対応する噴射量Qが燃焼サイクルごとに測定されて決定される。その際、駆動点は、例えば互いに等間隔に設定される。決定されたエンジン特性図は、算定ユニット1025内に、例えば制御装置1005の不揮発性メモリに格納される。
比較ユニット1030は、第2設定ユニット1015により伝達された目標噴射量QSollと、算定ユニット1025により伝達された実噴射量QIstとの比較演算を実行する。
燃料噴射器1045の電気的作動時間Tを第1関係204のみから計算すると、第2関係201として例示されるように、特に第1領域202での個々の燃料噴射器1045の噴射動作の非線形性に起因して、自己点火方式による均質燃焼過程の実施に必要とされる、実噴射量の計測精度が達成されなくなる。噴射量の計測精度を達成するために、燃料噴射器1045の作動変数が適切な第1補正係数k1korrによって補正される。従って、燃料噴射器1045が較正される。
この較正については、以下で詳細に説明する。較正は、製造許容差、実装に基づく許容差、燃料噴射器1045により注入される噴射量Qの計測精度に対する老朽化および/またはドリフト作用による、燃料噴射器1045の実解放時間と電気的作動時間Tとの偏差による作用等の補償を可能にする。
図4のフローチャートを参照しながら、第1実施形態について説明する。
内燃機関1000の起動後に、プログラムの実行が開始される。本発明に係る方法は、例えば内燃機関1000の制御装置1005を各時点で停止することで終了される。この工程は、当業者に公知であるので、詳細な説明を省略する。
プログラムの起動後に工程400では、当業者に公知のように、運転者が所望する噴射量QFahrerが例えば車両のアクセルペダル位置から算出される。引き続いて、工程405に進む。
工程405では、車両が適切な走行状態にあるかが検査される。該当する場合には、工程410に進み、該当しない場合には、工程407に進む。例えば、内燃機関1000が、0以上のほぼ一定の回転数で、クランクシャフト1090にほぼ一定のトルクを提供するように駆動している場合、車両が適切な走行状態にある。
工程407では、当業者に公知のように、駆動時間の値が第2閾値BET(10時間等)よりも小さいかが検査される。該当する場合には、工程445に進み、該当しない場合には、工程409に進む。
工程409では、制御装置1005の不揮発性メモリの第3データ領域で、当業者に公知のように、各第1補正係数k1korrの状態ビットSKALがFALSEに設定される。さらに、第2閾値BETが10時間等、所定の第1の値だけ増分される。引き続いて、工程405に進む。
工程445では、目標噴射量QSollが、運転者が所望する噴射量QFahrerに等しく設定される。引き続いて、工程447に進む。
工程447では、第1関係204および第1補正特性曲線301が制御装置1005の不揮発性メモリ等から読み出される。引き続いて、工程450に進む。
工程450では、線形の電気的作動時間Tlinが、第1関係204を用いて目標噴射量QSollから補間等によって決定される。引き続いて、工程455に進む。
工程455では、第1補正係数k1korrが、第1補正特性曲線301を用いて線形の電気的作動時間Tlinから補間等によって決定される。引き続いて、本発明に係る方法は、工程460で続行される。
工程460では、電気的作動時間Tの目標値が、線形の電気的作動時間Tlinと第1補正係数k1korrとの乗算によって決定される。引き続いて、工程465に進む。
工程465では、燃料噴射器1045が、電気的作動時間Tの目標値に基づいて駆動される。引き続いて、工程405に進む。
工程410では、運転者が所望する噴射量QFahrerから目標噴射量QSollが決定される。その際、目標噴射量QSollは、0〜25mg等、燃料噴射器1045により実現可能な全噴射量の所定の範囲内で噴射量Qの所定値として決定される。
噴射量Qの所定値は、第1関係204の分解能(Aufloesung)によって設定される。分解能は、本方法の実施前に、例えば、第1関係204および第1補正特性曲線301を格納する制御装置1005の不揮発性メモリの仕様に応じて選択される。その際、噴射量Qの所定値の間隔を自由に変更することが可能である。噴射量Qの所定値は、例えば、燃料噴射器1045により実現可能な全噴射量の所定の範囲を等間隔に分割するように設定される。分解能が1mgであれば、0〜25mgの所定の範囲内で、例えば26個の節点が1mgの等間隔で設定される。選択的に、第2関係201の非線形性が顕著な範囲では相対的に大きい分解能を得るために、相対的に小さい間隔が選択される。制御装置1005の不揮発性メモリにおけるメモリ使用量を抑制するために、第2関係201の線形性がほぼ得られる範囲では、相対的に大きい間隔が選択される。
目標噴射量QSollは、運転者が所望する噴射量QFahrerから、燃料噴射器1045により実現可能な全噴射量Qの所定の範囲で、噴射量QFahrerに最も近傍の噴射量Qの所定値が例えば四捨五入により選択されることで、決定される。例えば、運転者が噴射量QFahrer=5.5mgを所望し、噴射量Qの最も近傍の所定値が5mgと6mgである場合には、目標噴射量QSoll=6が設定される。
噴射量Qの所定値には、第1関係204を用いて電気的作動時間Tの所定値が割り当てられている。噴射量Qの所定値に対応する電気的作動時間Tの所定値は、図3に示す第1補正特性曲線301のx個の節点に相当する。引き続いて、工程411に遷移する。
工程411では、第1関係204が、制御装置1005の不揮発性メモリから読み出される。引き続いて、工程415に進む。
工程415では、線形の電気的作動時間Tlinが、第1関係204を用いて噴射量Qの所定値から決定される。引き続いて、工程416に進む。
工程416では、第1補正特性曲線301を用いて線形の電気的作動時間Tlinに割り当てられた第1補正係数k1korrの状態ビットSKALが、制御装置1005の不揮発性メモリの第3データ領域から読み出される。引き続いて、工程417に進む。
工程417では、噴射量Qの所定値に割り当てられた第1補正係数k1korrの状態ビットSKALがTRUEであるかが検査される。該当する場合には、工程407に進み、該当しない場合には、工程418に進む。
工程418では、線形の電気的作動時間Tlinおよび第1補正係数k1korrに基づいて、電気的作動時間Tの目標値が以下のように算出される。
Ti=Tlin×k1korr(Tlin
引き続いて、本発明に係る方法が工程420で続行される。
工程420では、燃料噴射器1045が目標値に応じて駆動され、または、工程418の電気的作動時間Tに対応する電流信号に応じて駆動される。引き続いて、工程425に進む。
工程425では、当業者に公知のように、結果図示仕事が、例えば工程420で駆動が行なわれた燃焼サイクルの間のクランク角についての燃焼室圧の積分として計算される。そのために、燃焼室圧が例えば継続的に検出され、積分を計算するために、制御装置1005の揮発性メモリに変数等として格納される。引き続いて、工程430に進む。
工程430では、結果図示仕事と、内燃機関1000の回転数と、噴射量Qとの関係を示すエンジン特性図等を用いて、結果図示仕事と内燃機関1000の回転数とから、対応する実噴射量QIstが算出される。回転数として、例えば、燃焼サイクルの間の内燃機関1000の回転数の平均値が、当業者に公知のように算出される。引き続いて、工程435に進む。
工程435では、第1補正係数k1korrが、工程410の目標噴射量QSollと工程430の実噴射量Qistとの比較結果に基づいて、例えば以下の方程式の商として算出される。
k1korr=QSoll/QIst
この第1補正係数k1korrは、第1補正特性曲線301の要素として、制御装置1005の不揮発性メモリの補正ユニット1035に格納される。対応する状態ビットはTRUEに設定される。引き続いて、本発明に係る方法は、工程405で続行する。
第2実施形態は、工程410で目標噴射量QSollが基本噴射量QBasisと測定噴射量QMessとに区分される点で、第1実施形態と異なる。
その際、測定噴射量QMessは、0〜25mg等の燃料噴射器1045により実現可能な全噴射量Qの所定の範囲で、噴射量Qの複数の所定値のうちの1つに対応して決定される。測定噴射量QMessのために、例えば、第1補正係数k1korrが未だ算出されていない相対的に小さな噴射量の第1範囲202で、噴射量Qの最小の所定値が選択される。そのために、当業者に公知のように、各第1補正係数k1korrの状態ビットSKALが評価される。
基本噴射量QBasisは、例えば、目標噴射量QSollから測定噴射量QMessを減算して算出される。引き続いて、工程411に進む。
工程415では、第1実施形態と異なり、基本噴射量QBasisの基本目標作動変数、特に、燃料噴射器1045の第1電気的作動時間TBasisが、線形の電気的作動時間Tlinおよび第1補正係数k1korrに基づいて以下のように決定される。
Basis=Tlin(QBasis)×k1korr(Tlin(QBasis))
測定噴射量QMessの測定目標作動変数、特に、第2電気的作動時間TMessが、噴射量Qと電気的作動時間Tとの第1関係204、および、線形の電気的作動時間Tlin、および第1補正係数k1korrに基づいて、以下のように決定される。
Mess=Tlin(QMess)×k1korr(Tlin(QMess))
工程416、417および418は、第2実施形態で行なわれない。
工程415に続く工程420では、第1実施形態と異なり、第1電気的作動時間TBasisに対応する第1作動変数と、第2電気的作動時間TMessに対応する第2作動変数とに基づいて、当業者に公知のように、吸気行程および/または圧縮行程等の同一の燃焼サイクルで両噴射が重ならないように、燃料噴射器1045が駆動される。
工程425、430は、第1実施形態と同様に行われる。
工程435では、第1実施形態と異なり、比較結果に基づいて、目標噴射量QSollと基本噴射量QBasisとの差分を、結果図示仕事から導かれる実噴射量QIstと基本噴射量QBasisとの差分により除算した商として、第1補正係数k1korrが形成される。例えば、商は以下の方程式を用いて計算される。
k1korr=(QSoll−QBasis)/(QIst−QBasis
ここで、基本噴射量QBasisが第1関係204により設定された電気的作動時間TBasisを用いて実際に噴射され、かつ、目標噴射量QSollと実噴射量QIstとの差分が、燃料噴射器1045の製造許容差または老朽化作用等による、測定噴射量QMessの分散によって生じるという仮定がなされている。このように決定された第1補正係数k1korrも、第1補正特性曲線301の要素として、制御装置1005の不揮発性メモリに格納される。引き続いて、本発明に係る方法は、工程405で続行される。
第3実施形態では、第2実施形態と異なり、第1回目の工程410で、目標噴射量QSollから、燃料噴射器1045の電気的作動時間Tの一意的な目標値が決定される。
引き続いて、工程420〜430が実施され、第1回目の工程430で算出された、本方法の更に別のフローのための図示仕事が、例えば変数として制御装置1005の揮発性メモリに格納される。
第1回目の工程435は、行なわれず、本発明に係る方法は、工程410で続行する。
第2回目の工程410では、第2実施形態で説明されたように、目標噴射量QSollが基本噴射量QBasisと測定噴射量QMessとに区分される。
工程415では、第2実施形態と異なり、追加的に、第3電気的作動時間Telinが噴射量Qと電気的作動時間Tとの第1関係204に基づいて、以下のように決定される。
elin=Tlin(QMess
工程416〜425は、第2実施形態の場合と同様に行われる。
工程425、430では、第2実施形態と異なり、結果図示仕事のみが算出され、実噴射量QIstが算出されない。
工程435では、第2実施形態と異なり、第1回目の工程430で格納された結果図示仕事が制御装置1005に対する期待値として与えられる。制御装置1005の出力によって、測定作動変数、特に第2解放時間(Oeffnungsdauer)TMessは、図示仕事の期待値の周辺で所定の許容範囲内に結果図示仕事があるように補正される。その際、許容範囲は、例えばバルブの種類に応じて、本発明に係る方法の実施前に試験的に算出され、または0に設定される。検出された補正された測定作動変数、特に補正された第2電気的作動時間Tkorrは、第1関係204を補正するために利用される。その際、第1補正係数k1korrは、比較結果に基づいて、制御装置1005により検出された補正された第2電気的作動時間Tkorrを、測定噴射量QMessに対応する第3電気的作動時間Telinで除算した商として、以下のように計算される。
k1korr=Tkorr/Telin
第1補正係数k1korrも、補正特性曲線301の要素として制御装置1005の不揮発性メモリに格納される。引き続いて、本発明に係る方法は、工程405で続行する。
第4実施形態において、内燃機関1000が複数の燃焼室1040を含む場合に、第1〜第3の実施形態のうちいずれかの実施形態が、選択的または追加的に、修正された状態で各燃焼室1040のために実行される。
その際、内燃機関1000の燃焼室1040は、例えば内燃機関1000が4つの燃焼室1040を備える場合に、番号i=1、2、3、4で示される。例えば、燃料噴射器1045を較正するための第1〜第3の実施形態のうちのいずれかの実施形態は、例えば内燃機関1000の番号i=1の燃料室1040から開始して、燃焼室1040ごとに、および、全ての燃焼室1040の各燃料噴射器1045について、例えば番号i=1、2、3、4の順序で同様に適用される。そのために、番号iが変数等として制御装置1005の不揮発性メモリに格納される。さらに、全ての燃焼室1040の各燃料噴射器1045が較正されるまで、前述した実施形態が当業者に公知のように番号iに従って繰り返される。その際、本発明に係る方法の実施は、番号i=1、2、3、4の順序に限定されない。本発明に係る方法は、任意の順序で、または、内燃機関1000の全ての燃焼室1040について較正が行なわれる必要がない場合も同様に適用される。
付加的に、第4実施形態の変形例において、工程410では、運転者が所望する噴射量QFahrerに基づいて、個別目標噴射量(Solleinspritzung)Qind(i)が算出される。例えば、運転者が所望する噴射量QFahrerは、まず、各燃焼室1040で個別目標噴射量Qind(i)が等しくなるように、各燃焼室1040に分散される。例えば、内燃機関1000が4つの燃焼室1040を備える場合、個別目標噴射量Qind(i)は、以下のように決定される。
ind(1)=Qind(2)=Qind(3)=Qind(4)=1/4×QFahrer
例えば、運転者が所望する噴射量QFahrer=45.2mgは、内燃機関1000が4つの燃焼室1040を備える場合、各燃焼室1040の個別目標噴射量Qind(i)がQind(i)=11.3mgになるように、各燃焼室1040に分散される。
引き続いて、追加的な工程では、内燃機関1000の全ての燃焼室1040から、燃料噴射器1045の較正を行なう燃焼室1040が選択される。例えば、まず、番号i=1の燃焼室1040が選択される。
その後、目標噴射量QSoll(i)が、運転者が所望する噴射量QFahrerに基づいて、燃料噴射器1045の較正を行なう燃焼室1040のために算出される。決定は、第1実施形態の工程410として説明されたように行なわれる。その際、運転者が所望する噴射量QFahrerの代わりに、燃料噴射器1045の較正が行なわれる燃焼室1040の個別目標噴射量Qind(i)が利用される。例えば、個別目標噴射量Qind(1)=11.3mgの場合、番号i=1の燃焼室1040の目標噴射量QSoll(1)=11mgが算出される。
引き続いて、追加的な工程では、個別目標噴射量Qind(i)と、燃料噴射器1045の較正が行なわれる燃焼室1040の目標噴射量QSoll(i)との差分deltaQが算出される。例えば、目標噴射量QSoll(1)と個別目標噴射量Qind(1)との差分deltaQは、以下のようになる。
deltaQ=11.3mg−11mg=0.3mg
引き続いて、追加的な工程では、燃料噴射器1045の較正が行なわれない燃焼室1040の目標噴射量QSoll(i)が、差分deltaQと個別目標噴射量Qind(i)とに基づいて算出される。差分deltaQは、例えば等分されて、燃料噴射器1045の較正が行なわれない燃焼室1040の個別目標噴射量Qind(i)に加算される。従って、目標噴射量QSoll(i)が以下のように算出される。
Soll(i)=Qind(i)+deltaQ/(燃焼室1040の数−1)
例えば、燃料噴射器1045の較正が行なわれない燃焼室1040の目標噴射量QSoll(i)は、以下のように算出される。
Soll(2)=Qind(2)+deltaQ/3
=11.3mg+0.1mg=11.4mg
Soll(3)=Qind(3)+deltaQ/3
=11.3mg+0.1mg=11.4mg
Soll(4)=Qind(4)+deltaQ/3
=11.3mg+0.1mg=11.4mg
これにより、運転者が所望する全噴射量QFahrerが全ての燃焼室1040で平均化されて実現されるので、クランクシャフト1090に提供されるトルクの急上昇が回避される。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
上記実施形態では、本発明は、均一混合気を用いた燃焼過程により燃料直接噴射が行なわれる自己着火式の内燃機関1000を例として説明されている。しかし、本発明は、外部点火方式または点火プラグを用いる、均質燃焼過程および層状燃焼過程の場合にも、同様に適用可能である。
また、上記実施形態では、実際の結果図示仕事が燃焼室圧の評価に基づいて決定される場合が説明されている。しかし、実際の結果図示仕事は、トルクセンサまたは回転数の評価等に基づいて決定されてもよい。結果図示仕事は、燃焼室圧から算出される。その際、燃焼室圧は、燃焼室圧センサにより測定される代わりに、当業者に公知のように、トルクまたはクランクシャフト1090の加速度に基づいて算出される。トルクセンサを評価する場合、当業者に公知のように、燃焼室圧がトルクに基づいて算出される。その際、摩擦損失を除いたトルクは、燃焼室圧にほぼ比例する。回転数を評価する場合、燃料噴射器1045の較正が行なわれる燃焼室1040での燃焼前後のタイムフレームにおけるクランクシャフト1090の運動量収支から、クランクシャフト1090の加速度が算出される。その際、クランクシャフト1090の加速度は、当業者に公知のように、燃焼室1040での図示仕事に比例して算出される。その際、本発明に係る方法が同様に適用可能である。
本発明に係る方法の試験的な実施によって、内燃機関1000の回転数を一定に維持し、かつ、クランクシャフト1090のトルクを一定に維持できる。従って、バルブ特性曲線201の全節点を簡単かつ継続的に算出できる。
上記実施形態に係る方法は、例えば、特に簡単な例として、図4に示すフロー図の全工程をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現される。プログラムは、例えば、制御装置1005の外部で開発され、プログラムコードを含む、不揮発性メモリ等のコンピュータ読取り可能な記憶媒体として制御装置1005に実装される。そして、プログラムは、内燃機関1000の駆動に際して、制御装置1005の第1設定ユニット1010、第2設定ユニット1015、第3設定ユニット1020、算定ユニット1025、比較ユニット1030、および補正ユニット1035により実行される。

Claims (18)

  1. 内燃機関の燃料噴射器を較正する方法であって、
    a)噴射量と、前記噴射量を実現するための前記燃料噴射器の作動変数との第1関係を設定する工程と、
    b)目標噴射量を設定する工程と、
    c)前記目標噴射量を実現するために、前記第1関係に基づいて前記燃料噴射器の前記作動変数の1以上の目標値を設定する工程と、
    d)前記作動変数の前記1以上の目標値の実現に基づいて、結果図示仕事を算出する工程と、
    e)前記算出された結果図示仕事に依存する変数と期待値とを比較する工程と、
    f)前記比較結果に基づいて、前記燃料噴射器の前記作動変数の前記1以上の目標値を補正する工程と、
    を含み、
    前記目標噴射量は、基本噴射量と測定噴射量とに区分され、前記基本噴射量は、前記第1関係に基づいて基本目標作動変数により実現され、前記測定噴射量は、前記第1関係に基づいて測定目標作動変数により実現され、
    所定の前記第1関係に基づいて前記測定噴射量と関係付けられた前記測定目標作動変数は、前記算出された結果図示仕事に依存する変数と前記期待値との偏差に基づいて、前記算出された結果図示仕事に依存する変数を前記期待値に更新するために変更され、
    前記工程f)での前記燃料噴射器の前記作動変数の前記1以上の目標値の補正は、算出された、補正された測定作動変数に基づいて行なわれ、
    前記算出された結果図示仕事に依存する変数と前記期待値との偏差は、所定の許容範囲内にある、内燃機関の燃料噴射器を較正する方法。
  2. 前記燃料噴射器の前記作動変数の前記1以上の目標値は、前記工程c)で第1補正特性曲線を用いて補正され、前記工程f)での補正は、前記第1補正特性曲線を用いて行なわれ、前記第1補正特性曲線は、前記工程f)で前記比較結果に基づいて補正されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記算出された結果図示仕事に依存する変数として、前記噴射量が選択されることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記噴射量は、前記算出された結果図示仕事と回転数とに基づいて、特にエンジン特性図を用いて算出されることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  5. 期待値として、前記目標噴射量が選択されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記算出された結果図示仕事に依存する変数として、前記結果図示仕事自体が選択されることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  7. 期待値として、前記結果図示仕事の目標値が選択されることを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  8. 前記結果図示仕事の目標値は、前記目標噴射量が前記第1関係に基づいて一意的な目標作動変数に変換されて算出され、得られた前記算出された結果図示仕事が前記結果図示仕事の目標値として選択されるように、算定されることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  9. 前記結果図示仕事は、燃焼室圧に基づいて算出されることを特徴とする、請求項6〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記目標噴射量は、前記第1関係に基づいて一意的な目標作動変数に変換され、前記工程f)での補正は、第1補正係数に基づいて、前記目標噴射量を前記結果図示仕事から導かれる実噴射量により除算した商に基づいて行われることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  11. 前記基本噴射量は、前記第1補正係数により補正された前記燃料噴射器の前記作動変数に基づいて、前記基本目標作動変数により実現されることを特徴とする、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1補正係数は、補正された測定作動変数を測定目標作動変数により除算した商に基づいて算出されることを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  13. 前記工程f)での補正は、前記第1補正係数に基づいて、目標噴射量と基本噴射量との差分を、前記算出された結果図示仕事から導かれる実噴射量と前記基本噴射量との差分により除算した商に基づいて行われることを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  14. 前記燃料噴射器の作動変数として、前記燃料噴射器の電気的作動時間が選択されることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記目標噴射量は、第1閾値、前記内燃機関の希薄側の失火限界よりも大きな値として選択されることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 内燃機関の燃料噴射器を較正するための制御装置であって、
    噴射量と、前記噴射量を実現するための前記燃料噴射器の作動変数との第1関係を設定する第1設定ユニットと、
    目標噴射量を設定する第2設定ユニットと、
    前記目標噴射量を実現するために、前記第1関係に基づいて前記燃料噴射器の前記作動変数の1以上の目標値を設定する第3設定ユニットと、
    前記燃料噴射器の前記作動変数の前記1以上の目標値の実現に基づいて、結果図示仕事を算出する算定ユニットと、
    前記算出された結果図示仕事に依存する変数と期待値とを比較する比較ユニットと、
    前記比較結果に基づいて、前記燃料噴射器の前記作動変数の前記1以上の目標値を補正する補正ユニットと、
    を備え、
    前記目標噴射量は、基本噴射量と測定噴射量とに区分され、前記基本噴射量は、前記第1関係に基づいて基本目標作動変数により実現され、前記測定噴射量は、前記第1関係に基づいて測定目標作動変数により実現され、
    所定の前記第1関係に基づいて前記測定噴射量と関係付けられた前記測定目標作動変数は、前記算出された結果図示仕事に依存する変数と前記期待値との偏差に基づいて、前記算出された結果図示仕事に依存する変数を前記期待値に更新するために変更され、
    前記燃料噴射器の前記作動変数の前記1以上の目標値の補正は、算出された、補正された測定作動変数に基づいて行なわれ、
    前記算出された結果図示仕事に依存する変数と前記期待値との偏差は、所定の許容範囲内にある、内燃機関の燃料噴射器を較正するための制御装置。
  17. 請求項1〜15のいずれか1項に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  18. 請求項1〜15のいずれか1項に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが記憶された、コンピュータ読取り可能な記憶媒体。
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