JP5630970B2 - 内燃機関を駆動するための制御装置、制御方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

内燃機関を駆動するための制御装置、制御方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、独立請求項の上位概念に記載の内燃機関を駆動する制御方法、制御装置、コンピュータプログラム、およびコンピュータプログラム製品に関する。
従来技術から、内燃機関を駆動するための方法および装置が公知である。ここでは燃料が第1噴射弁により吸気管に噴射され、第2噴射弁により内燃機関の燃焼室に直接噴射される。使用される弁特性曲線は、所定の燃料量と制御信号に対する目標値との特徴的対応関係をそれぞれの弁に対して記述する。しかしこの弁特性曲線は、製造公差に起因する弁個別の偏差、すなわち弁により実際に噴射される燃料量と設定された噴射予定燃料量との偏差を考慮していない。
本発明の課題は、製造公差に起因する弁個別の偏差、すなわち弁により実際に噴射される燃料量と設定された噴射予定燃料量との偏差を考慮する、内燃機関を駆動するための制御装置および制御方法を提供することである。
上記課題は、
a)第1噴射予定燃料量が設定されるステップ、
b)第1噴射弁(1040)が、前記第1噴射予定燃料量を噴射するために第1の割当て規則(Z1)にしたがって制御されるステップ、
前記第1の割当て規則は第1噴射予定燃料量に、第1制御信号(205)の第1目標値(S1)を補間によって割り当てる、
c)第1実際値(11)が、前記ステップb)での第1噴射弁(1040)の制御により噴射された第1実際燃料量(q1)の燃焼から生じた内燃機関(1000)の駆動特性量から求められるステップ、
d)第2噴射予定燃料量が設定されるステップ、
e)前記第1噴射弁(1040)が第1噴射予定燃料量を噴射するために制御され、さらに第2噴射弁(1045)が第2噴射予定燃料量を、第2の割当て規則(Z2)にしたがって噴射するために制御されるステップ、
前記第2の割当て規則は第2噴射予定燃料量に、第2制御信号(225)の第2目標値(S2)を補間によって割り当てる、
f)第2実際値(12)が、ステップe)での第1噴射弁(1040)の制御により噴射された第1実際燃料量(q1)と、ステップe)での第2噴射弁(1045)の制御により噴射された第2実際燃料量(q2)の燃焼から生じた内燃機関(1000)の駆動特性量から求められるステップ、
g)前記第1実際値(11)と第2実際値(12)との偏差(A)、すなわち追加燃料量が求められるステップ、
h)第2噴射弁(1045)の補正された第2の割当て規則が求められ、この補正された第2の割当て規則によって前記第2制御信号(225)の第2目標値(S2)が前記偏差(A)に割当てられるステップを有する制御方法によって解決される。
さらに上記課題を解決する本発明の制御装置は、
・第1噴射予定燃料量を設定する第1設定ユニット(1010)を有し、
・第1噴射弁(1040)を第1の割当て規則(Z1)にしたがって制御する第1制御ユニット(1011)を有し、
前記第1の割当て規則(Z1)は、第1噴射予定燃料量に第1制御信号(205)の第1閾値(S1)を割り当て、
・第2噴射予定燃料量を設定する第2設定ユニット(1015)を有し、
・第2噴射弁(1045)を第2の割当て規則(Z2)にしたがって制御する第2制御ユニット(1016)を有し、
前記第2の割当て規則(Z2)は、第2噴射予定燃料量に第2制御信号(225)の第2閾値(S2)を割り当て、
・第1実際値(11)と第2実際値(12)とを検出する検出ユニット(1020)を有し、
前記第1実際値(11)は、第1噴射弁(1040)の制御により噴射された第1実際燃料量(q1)の燃焼から生じた内燃機関(1000)の駆動特性量によって求められ、
前記第2実際値(12)は、第1噴射弁(1040)の制御により噴射された第1実際燃料量(q1)と、第2噴射弁(1045)の制御により噴射された第2実際燃料量(q2)との燃焼から生じた内燃機関(1000)お駆動特性量によって求められ、
・前記第1実際値(11)を記憶する第1メモリユニット(1025)と、
・前記第2実際値(12)を記憶する第2メモリユニット(1022)と、
・第1実際値(11)と第2実際値(12)との偏差(A)を検出する比較ユニット(1030)を有し、
・第2噴射弁(1045)の補正された第2の割り当て規則(Z2Korr)を検出する第2検出ユニット(1035)を有し、
前記補正された第2の割り当て規則(Z2Korr)によって、第2制御信号(225)の第2閾値(S2)が前記偏差(A)に割り当てられる、
ことを特徴とする。
独立請求項の特徴的構成を備える本発明の方法、本発明の制御装置、本発明のコンピュータプログラムおよび本発明のコンピュータプログラム製品は次の利点を有する。
a)第1噴射予定燃料量が設定される。
b)第1噴射弁が、第1噴射予定燃料量を噴射するために第1の割当て規則にしたがって制御される。この第1の割当て規則は第1噴射予定燃料量に、第1制御信号の第1目標値をとりわけ補間によって割り当てる。
c)第1の実際値が、第1噴射弁の制御により噴射された第1実際燃料量の燃焼から生じた内燃機関の駆動特性量から求められる。
d)第2噴射予定燃料量が設定される。
e)第1噴射弁が第1噴射予定燃料量を噴射するために制御され、さらに第2噴射弁が第2噴射予定燃料量を、第2の割当て規則にしたがって噴射するために制御される。この第2の割当て規則は第2噴射予定燃料量に、第2制御信号の第2目標値をとりわけ補間によって割り当てる。
f)第2の実際値が、第1噴射弁の制御により噴射された第1実際燃料量と第2噴射弁の制御により噴射された第2実際燃料量の燃焼から生じた内燃機関の駆動特性量から求められる。
g)第1の実際値と第2の実際値との偏差、とりわけ過剰燃料量が求められる。
h)第2噴射弁の、補正された第2の割当て規則が求められ、この補正された第2の割当て規則によって第2制御信号の第2目標値が前記偏差に割当てられる。
このようにして、第2噴射弁の噴射された第2実際燃料量と、第2噴射弁の第2噴射予定燃料量との弁個別の偏差が補正される。第2噴射弁の偏差は、第2噴射予定燃料量の領域で、第1噴射弁によって付加的に噴射することによって補正することができる。この領域は、内燃機関を第2実際燃料量だけによって駆動するには十分でないほど小さい。
従属請求項に記載された構成によって、独立請求項に記載された方法の有利な発展形態および改善形態を得ることができる。
前記ステップd)からh)の少なくとも1つを、少なくとも一度繰り返すと有利である。これにより、補正された第2の割当て規則の値ペアが複数求められ、特性曲線として示される。このことは、本発明の方法の精度を改善する。
とくに有利にはステップd)からh)を繰り返し、ステップd)からh)を最初に実行する際には、第2噴射予定燃料量に対して第1の値を選択し、この第2噴射予定燃料量を、ステップd)からh)を少なくとも1回繰り返す際に、ステップd)で所定の大きさだけ変更する。ステップd)からh)を繰り返すことによって、補正された第2の割当て規則がシステマチックに求められる。このことは、本発明の方法の適用を簡単にする。
とくに有利にはステップh)で補正された第2の割当て規則の値ペアを求め、ステップd)からh)を、このステップh)で求められた値ペアが第1の所定数を越えるまで繰り返す。これによって、補正された第2の割当て規則の値ペアが十分な数だけ求められると、本発明の方法を簡単に終了することができる。
とくに有利には前記第1の所定数は、内燃機関で第2噴射弁によって実現される第2噴射予定燃料量の最大値、補正された第2の割当て規則の所望の分解能、および/または内燃機関の駆動特性量の検出に使用される測定装置の測定精度に依存している。これによって繰り返しの必要数がとくに簡単に求められる。
とくに有利には、第2噴射予定燃料量を、少なくとも1回の繰り返しの際に変更する所定の大きさは、補正された第2の割当て規則の目標分解能および/または内燃機関の駆動特性量を検出するために使用される測定装置の測定精度に依存して変化される。これにより、補正された第2の割当て規則の分解能が簡単に決定される。
とくに有利には、第2の割当て規則は弁特性曲線として、制御装置の第3メモリユニットに記憶される。これにより本発明の方法はとくに簡単に実施される。
とくに有利には、補正された第2の割当て規則は特性曲線として、制御装置の第3メモリユニットに記憶される。これにより本発明の方法はとくに簡単に実施される。
とくに有利には、補正された第2の割当て規則は第2の割当て規則を置換する。これにより本発明の方法はとくに簡単に実施される。
特に有利には次の付加的ステップを有する。
i)内燃機関の第2噴射弁を第2目標値にしたがい、ステップh)からの補正された第2の割当て規則に依存して、とりわけ補間により制御する。これによって第2噴射予定燃料量が第2噴射弁によってより正確に実行される。
とりわけ有利にはステップd)からh)までを最初に実行する際に、第2噴射予定燃料量に対する第1の値は所定の第1閾値を上回らない。このことによって、補正された第2の割当て規則がとりわけ簡単にシステマチックに、第2噴射予定燃料量に対する小さな値から第2噴射予定燃料量に対する大きな値に向かって求められる。
とくに有利には、ステップd)からh)までを最初に実行する際に、第2噴射予定燃料量に対する第1の値が所定の第1の閾値を上回らず、ステップd)からh)は、偏差が所定の第2閾値を上回るまで繰り返される。このとき第2噴射予定燃料量は、ステップd)を少なくとも1回繰り返す際に所定の大きさだけ増大される。これによって、補正された第2の割当て規則を表す特性曲線の最下点が簡単に求められる。
とくに有利には、ステップd)からh)を最初の実行する際に、第2噴射予定燃料量に対する第1の値が所定の第1の閾値を上回る。これによって補正された第2の割当て規則がとりわけ簡単にシステマチックに、第2噴射予定燃料量に対する大きな値から第2噴射予定燃料量に対する小さな値に向かって求められる。
とくに有利には、ステップd)からh)までを最初に実行する際に、第2噴射予定燃料量に対する第1の値が所定の第1の閾値を上回り、ステップd)からh)は、偏差(A)が所定の第2の閾値を下回るまで繰り返される。このとき第2噴射予定燃料量は、ステップd)を少なくとも1回繰り返す際に所定の大きさだけ縮小される。これによって、補正された第2の割当て規則を表す特性曲線の最下点が簡単に求められる。とくに有利には、内燃機関の駆動特性量は、内燃機関の排ガスの酸素濃度である。これによって駆動特性量が簡単に既存のセンサによって求められる。
とくに有利には、内燃機関の駆動特性量の第1の実際値の検出と、この駆動特性量の第2の実際値の検出とを、内燃機関の燃焼サイクルを表すパラメータに依存して切り替える。この燃焼サイクルは少なくとも1回の燃焼を含んでいる。これによって、第1の実際値が第1実際燃料量に、第2の実際値が第1実際燃料量と第2実際燃料量とに確実に割当てられる。
とくに有利には、内燃機関の駆動特性量の第1の実際値と第2の実際値は、燃焼サイクル中に第1の時点と第2の時点との間で検出される。ここで第1の時点と第2の時点は、燃焼サイクルを表すパラメータに依存して決定される。これによって第1の実際値と第2の実際値がとくに確実に検出される。
とりわけ有利には、第1と第2の時点は、排ガスが燃焼室から、燃焼後に第1の時点と第2の時点との間で、内燃機関に配置された駆動特性量を検出する測定装置に入り込むように決定される。これによって第1の値と第2の値がとくに精確に検出される。
とくに有利には、内燃機関の燃焼サイクルを表すパラメータはクランクシャフト角度および/または内燃機関の回転数である。これにより第1の時点と第2の時点がとくに簡単に求められる。
とくに有利には、第1噴射弁の第1制御信号は第1電気的制御持続期間であり、第2噴射弁の第2制御信号は第2電気的制御持続期間である。これにより第1噴射弁と第2噴射弁の制御がとりわけ簡単に行われる。
図面に本発明の実施例が示されており、これらの実施例について以下で詳しく説明する。
図1は、内燃機関の概略図である。 図2は、噴射弁の制御信号に対する線図である。 図3は、噴射量と電気的制御持続期間との線図である。 図4は、本発明の方法のフローチャートである。
図1には内燃機関、例えばオットー機関またはディーゼル機関が1000により示されている。内燃機関1000は1つまたは複数の燃焼室1075を有している。燃焼室は分かりやすくするため図1には1つしか図示されていない。内燃機関はさらに吸気管1050を有し、この吸気管は入口弁1055を介して燃焼室1075と連通している。吸気管1050を介して燃焼室1075には新鮮空気が供給され、第1噴射弁1040によって吸気管1050に第1実際燃料量q1が噴射される。第2実際燃料量q2は、第2噴射弁1045によって燃焼室1075に直接噴射される。オットー機関の場合、燃焼室1075には点火プラグ1085が設けられている。この点火プラグによって、燃焼室1075に発生した燃料空気混合気が当業者には周知のように点火される。燃焼により発生した排ガスは出口弁1060を通って排気管1065に導かれる。噴射された第1実際燃料量と第2実際燃料量の燃焼から生じた内燃機関の駆動特性量として、排気ガスの酸素濃度がラムダセンサ1070によって検出される。このラムダセンサは排気管1065に配置されている。
内燃機関1000はさらに、吸気管1050に配置されており、図1には図示されていない絞り弁を有する。この絞り弁は、燃焼室1075に供給される新鮮空気量を調整する。点火、入口弁および出口弁、および絞り弁の調整は図1には示されていないが、当業者には周知のように運転者の意志を実現するために行われる。
さらに内燃機関は制御装置1005を有する。
制御装置1005には第1設定ユニット1010が配置されており、この第1設定ユニットは第1制御ユニット1011に第1噴射予定燃料量を設定する。第1制御ユニット1011は、第1制御信号205を第1の割当て規則Z1にしたがって求める。第1の割当て規則Z1は、各第1噴射予定燃料量に第1制御信号205の第1目標値S1を割り当てる。第1噴射弁1040は第1制御ユニット1011により第1制御信号205にしたがって制御される。第1の割当て規則Z1は線形または非線形の弁特性曲線であり、第1噴射弁1040の製造業者から提供される。択一的に、第1の割当て規則Z1は例えば検査台または数学的モデルによって当業者には周知のように求められる。
第1噴射弁1040を制御するための第1制御信号205の時間経過が図2に示されている。これによれば、第1噴射弁1040は第1の制御信号205の下降エッジで開放し、上昇エッジで閉鎖する。下降エッジと上昇エッジとの間の間隔が、第1噴射弁1040の第1電気的制御持続期間t1である。ここで第1電気的制御持続期間t1は、第1噴射予定燃料量から第1制御ユニット1011によって第1の割当て規則Z1にしたがって決定される。第1の割当て規則Z1は、第1噴射予定燃料量と第1電気的制御持続期間t1との関係を規定する。
付加的に制御装置1005は第2設定ユニット1015を有しており、この第2設定ユニットは第2制御ユニット1016に第2噴射予定燃料量を設定する。第2制御ユニット1016は、第2制御信号225を第2の割当て規則Z2にしたがって求める。第2の割当て規則Z2は第3メモリユニット1013に記憶されており、各第2噴射予定燃料量に第2制御信号225の第2目標値S2を割り当てる。第2噴射弁1045は第2制御ユニット1016により第2制御信号225にしたがって制御される。第2の割当て規則Z2は線形または非線形の弁特性曲線であり、第2噴射弁1045の製造業者から提供される。択一的に、第2の割当て規則Z2は例えば検査台または数学的モデルによって当業者には周知のように求められる。
第2制御信号225の時間経過が図2に示されている。ここで下降エッジは第2噴射弁1045の開放を意味し、上昇エッジは第2噴射弁1045の閉鎖を意味する。下降エッジと上昇エッジとの間の間隔が、第2噴射弁1045の第2電気的制御持続期間t2である。ここで第2電気的制御持続期間t2は、第2噴射予定燃料量から第2制御ユニット1016によって第2の割当て規則Z2にしたがって決定される。第2の割当て規則Z2は、第2噴射予定燃料量と第2電気的制御持続期間t2との関係を規定する。
図2は、第2噴射弁1045の第2電気的制御持続期間t2が第2制御ユニット1016により設定される様子を示す。この第2電気的制御持続時間t2は、第2噴射弁1045の各制御の際に、先行の制御の際の第2電気的制御持続時間t2よりも大きくなるように設定される。図2に示すように、下降エッジにより表される第1噴射弁1040と第2噴射弁1045の開放時点は、第1噴射弁1040が開放している間に第2噴射弁1045が開放されるように選択される。本発明の方法は、開放時点の位置と、各反復の際の第2電気的制御持続時間t2の拡大に限定されるものではなく、開放時点および第2電気的制御持続時間t2を他に選択すること、例えば縮小したり、第2電気的制御持続時間t2を相応にランダムに選択したりすることも可能である。
制御装置1005には第1検出ユニット1020が配置されている。この第1検出ユニット1020には排ガスの酸素濃度がラムダセンサ1070から通知される。付加的にクランクシャフト角が、内燃機関1000に配置されたクランクシャフト角センサ1080から検出ユニット1020に通知される。
第1検出ユニット1020は、ラムダセンサ1070から送信された信号unsを受信し、これを当業者には周知のように、図1に図示しない揮発性メモリに記憶する。第1検出ユニット1020はここから、排ガス酸素濃度の第1の実際値I1と第2の実際値I2を検出する。第1の実際値I1または第2の実際値I2の計算は、第1の時点と第2の時点との間で行われる。第1の時点は時間的に燃焼サイクルの終了後にある。第2の時点は時間的に第1の時点の後にある。燃焼サイクルは、吸気、圧縮、膨張、排気の工程からなる。第1の時点と第2の時点は、燃焼室1075からの内燃機関1000の排ガスが燃焼後に第1の時点と第2の時点との間でラムダセンサ1070を通流するように決定される。第1の時点と第2の時点は、当業者には周知のように数学的モデルによってまたは検査台で決定される。
ここで第1検出ユニット1020は、第1の実際値I1の計算と第2の実際値I2の計算とをクランクシャフト角に依存して切り替える。クランクシャフト角は当業者には周知のように内燃機関の回転数に依存して検出することができる。第1の実際値I1の計算と第2の実際値I2の計算との切り替えは、1つまたは複数の燃焼サイクルの終了後にそれぞれ行われる。例えば第1の実際値I1は1つの燃焼サイクルに対して一度だけ検出され、それから切り替えられる。次の燃焼サイクルに対しては第2の実際値I2が検出される。排気工程の終了に割り当てられたクランクシャフト角は燃焼サイクルの終了をマークする。クランクシャフト角による切り替えのための時点を検出することはここでは例として示した。切り替えの時点を、内燃機関の他の駆動特性量、例えば内燃機関の回転数から検出することもできる。
さらに制御装置1005には第1メモリユニット1025が配置されており、この第1メモリユニット1025には第1の実際値I1が検出ユニット1020から通知される。この通知は、第1の実際値I1が検出ユニット1020により検出されると直ちに行われる。
さらに制御装置1005には第2メモリユニット1022が配置されており、この第2メモリユニット1022には第2の実際値I2が検出ユニット1020から通知される。この通知は、第2の実際値I2が検出ユニット1020により検出されると直ちに行われる。
比較ユニット1030は、第1メモリユニット1025からの第1の実際値I1と、第2メモリユニット1022からの第2の実際値I2とを比較し、そこから排ガス酸素濃度の偏差Aを2つの値の減算によって求める。
A=I1−I2
偏差Aは、比較ユニット1030から第3検出ユニット1035に引き渡される。第3検出ユニット1035は、第2噴射弁1045の補正された第2の割当て規則Z2Korrを検出し、これを第3メモリユニット1013に通知する。そこに補正された第2の割当て規則Z2Korrが記憶される。補正された第2の割当て規則Z2Korrは、図4に示された本発明の方法のフローチャートにより検出される。
本発明の方法は、内燃機関1000と制御装置1005が動作すると直ちにスタートする。当業者には周知のように、このことは自動車で点火のスイッチオンにより行われる。
プログラムのスタート後ステップ400で、補正された第2の割当て規則Z2Korrを検出すべきか否かが検査される。検出すべき場合、ステップ405に分岐する。それ以外の場合はステップ440に分岐する。補正された第2の割当て規則Z2Korrの検出は、補正された第2の割当て規則Z2Korrの検出された値ペアの数が第1の所定値を上回るまで行われる。
補正された第2の割当て規則Z2Korrの検出は、例えば内燃機関1000の所定の運転時間後に行うべきである。これにより第2噴射弁1045のドリフト作用または摩耗発生が考慮される。
補正された第2の割当て規則を検出すべき内燃機関1000の運転時間は、自動車では内燃機関1000の保守インターバルから生じる。内燃機関1000の運転時間の検出および評価は当業者には周知のように行われる。
ステップ405で、第1検出ユニット1020により、第1の実際値I1を検出すべきか否かが検査される。イエスの場合はステップ412に分岐し、ノーの場合はステップ410に分岐する。第1の実際値I1の計算と第2の実際値I2の計算との切り替えは、1つまたは複数の燃焼サイクルの終了後にそれぞれ行われる。例えば第1の実際値I1は1つの燃焼サイクルに対して一度だけ検出され、それから切り替えられる。
ステップ412で、第1設定ユニット1010により第1噴射予定燃料量が設定され、制御装置1005の揮発性メモリに、後で使用するために記憶される。第1噴射予定燃料量の大きさは、内燃機関1000の構造形式に応じて変化し、例えば自動車のオットー機関では運転者意志に応じて各燃焼サイクル毎に5から25mgである。
ステップ412に続くステップ413では、第1制御ユニット1011により図2の第1制御信号205に対する第1目標値S1が、例えば第1の割当て規則Z1からの補間によって決定され、第1噴射弁1040が第1電気的制御持続期間t1により第1目標値S1にしたがい制御される。
ステップ413に続くステップ414で、第1検出ユニット1020により、排ガスの酸素濃度の第1実際値11が検出され、第1メモリユニット1025に記憶される。次に本発明の方法はステップ420に続く。第1実際燃料量q1は典型的には第1噴射予定燃料量から異なっている。なぜなら第1噴射弁1040による噴射の際に、例えば製造公差により第1噴射予定燃料量を正確には実現できないからである。ステップ412では第1噴射弁1040にだけ第1設定ユニット1010により、第1噴射予定燃料量が設定されたから、排ガスが燃焼室1075から燃焼後にラムダセンサ1070を通過する際に酸素濃度が第1の時点と第2の時点との間で検出されるならば、この酸素濃度の第1実際値11は一義的に第1実際燃料q1に割当てられる。
ステップ410では、ステップ415ですでに最初のループが実行されたか否かが検査される。イエスの場合はステップ411に分岐し、ノーの場合はステップ415に分岐する。このためにカウンタが、本発明の方法を実現するためのコンピュータプログラムで変数tDを使用する。この変数tDはプラグラムのスタート時にゼロに初期化される。したがって変数tDは、ステップ410を最初に通過する際には値tD=0を有する。
ステップ415では、第1設定ユニット1010によりステップ412と同様に、同じ第1噴射予定燃料量が設定される。このために第1噴射予定燃料量は、制御装置1005の例えば揮発性メモリから読み出される。付加的に第2設定ユニット1015により第2噴射予定燃料量が設定され、後で使用するために制御装置1005の揮発性メモリに記憶される。ここで第2噴射予定燃料量に対しては、所定の第1閾値を上回らない第1の値が選択される。所定の第1閾値は、内燃機関1000の構造形式に応じて変化し、例えば自動車のオットー機関では各燃焼サイクル当たりで1から25mgである。例えば第1閾値は、第2噴射弁により実現可能な最小の第2実際噴射量に依存して2mgに選択される。択一的にこの閾値をゼロに選択することもできる。この場合は、実現可能な最小の第2実際噴射量についての知識は必要ない。第1の値を、これが第1閾値を上回らないように選択することも可能である。この場合、第1閾値は例えば23mgに選択される。ステップ415を通過するたびに、カウンタは変数tDをゼロとは異なる値に変化し、例えば1だけカウントアップする。次に本発明の方法はステップ416に続く。
ステップ411では、第1設定ユニット1010によりステップ412と同様に、同じ第1噴射予定燃料量が設定される。このために第1噴射予定燃料量は、制御装置1005の例えば揮発性メモリから読み出される。付加的に第2設定ユニット1015により第2噴射予定燃料量が設定され、後で使用するために制御装置1005の揮発性メモリに記憶される。ここで第2噴射予定燃料量に対しては、ステップ415からの第1の値が所定の大きさだけ変更される。このために第2噴射予定燃料量は、制御装置1005の例えば揮発性メモリから読み出される。第1の値がステップ415で、これが第1閾値、例えば5mgを上回らないように選択された場合、第2噴射予定燃料量は所定の大きさだけ高められる。この第1の手段により、小さな第2噴射予定燃料量から大きな第2噴射予定燃料量へシステマチックに到達することが簡単に可能になる。択一的に、第2噴射予定燃料量を所定の大きさだけ低減することも可能である。この手段は、第1の値がステップ415で、これが第1閾値、例えば23mgを上回らないように選択された場合に意味がある。この場合、大きな第2噴射予定燃料量から小さな第2噴射予定燃料量へシステマチックに到達することが簡単に可能になる。次に本発明の方法はステップ416に続く。
ステップ411からの所定の大きさは、補正された第2の割当て規則Z2Korrの所望の分解能を決定し、例えば1mgに選択される。所望の分解能は、内燃機関1000の駆動特性量を検出するために使用される測定装置、例えばラムダセンサ1070の測定精度に依存して選択される。ここで所望の分解能として、ラムダセンサ1070によって検出された酸素濃度から第1検出ユニット1025が検出することのできる最小の第2実際噴射量が選択される。択一的にまたは付加的に分解能は、内燃機関1000の駆動のために設けられた、当業者には周知の燃焼方法に依存して決定することもできる。
ステップ416では、第1制御ユニット1011により図2の第1制御信号205に対する第1目標値S1が、例えば第1の割当て規則Z1からの補間によって決定され、第1噴射弁1040が第1電気的制御持続期間t1により第1目標値S1にしたがい制御される。付加的に第2制御ユニット1016により図2の第2制御信号225に対する第2目標値S2が、第2の割当て規則Z2からの補間によって決定され、第2噴射弁1045が第2電気的制御持続期間t2により第2目標値S2にしたがい制御される。これにより第1実際燃料q1が第1噴射弁1040から、第2実際燃料量q2が第2噴射弁1045から噴射される。
ステップ416に続くステップ417で、第1検出ユニット1020により、排ガスの酸素濃度の第2実際値12が検出され、第2メモリユニット1022に記憶される。次に本発明の方法はステップ420に続く。第1実際燃料量q1は典型的には第1噴射予定燃料量から異なっている。なぜなら第1噴射弁1040による噴射の際に、例えば製造公差により第1噴射予定燃料量を正確には実現できないからである。第2実際燃料量q2は典型的には第2噴射予定燃料量から異なっている。なぜなら第2噴射弁1045による噴射の際に、例えば製造公差により第2噴射予定燃料量を正確には実現できないからである。ステップ415では第1噴射弁1040に第1設定ユニット1010により、第1噴射予定燃料量が設定され、第2噴射弁1045に第2設定ユニット1015により第2噴射予定燃料量が設定されたから、排ガスが燃焼室1075から燃焼後にラムダセンサ1070を通過する際に酸素濃度が第1の時点と第2の時点との間で検出されるならば、この酸素濃度の第2実際値12は一義的に第1実際燃料q1と第2実際燃料量q2に割当てられる。
ステップ420では、第1メモリユニット1025からの第1実際値11と、第2メモリユニット1022からの第2実際値12が比較ユニット1030に通知される。比較ユニット1030は、第1実際値11と第2実際値12との間の偏差Aを検出する。ここで偏差Aは過剰燃料量を表す。この過剰燃料量は、第2実際燃料量q2の噴射により、第1実際燃料q1の噴射に加えて燃焼に供給される燃料量である。
ステップ420に続くステップ430で、偏差Aが第2検出ユニット1035に通知される。この第2検出ユニット1035は第2噴射弁1045の第2の割当て規則Z2Korrを、この偏差Aに依存して検出する。このために当業者には周知のように、排ガス酸素濃度の偏差Aから第2実際燃料量q2が求められる。補正された第2の割当て規則Z2Korrは値ペアを記述する。この値ペアは、第2実際燃料量q2を、第2噴射弁1045の第2電気的制御持続期間t2に割り当てる。この割り当て規則Z2Korrの値ペアは第3メモリユニット1013に記憶される。
最後にステップ400へリターンジャンプする。
これにより、補正された第2の割当て規則Z2Korrの複数の値ペアを検出するプログラムループが得られる。補正された第2の割当て規則Z2Korrの値ペアは、例えば図3に示された特性曲線305として使用される。この特性曲線は、第2電気的制御量と第2実際燃料量との関係を弁個別に表す図3に示された座標系のx軸には、第2電気的制御持続時間t2が[ms]でプロットされている。y軸には第2実際燃料量q2が[mg]でプロットされている。図3には電磁弁に対する例が示されている。特性曲線305は原点から出発して小さな電気的制御持続期間t2に対してはまずゼロに留まる。次に非線形に最初は緩慢に、次第に強く上昇し、大きな電気的制御持続期間t2に対しては線形経過に近似する。第2電気的制御持続時間t2がプロットされているx軸の分解能は、第2噴射予定燃料量に直接比例し、したがって一定の所定の大きさに対しては一定である。特性曲線305には、第2の割当て規則Z2Korrの値ペアが十字×により例として示されており、この値ペアにより第2電気的制御持続時間t2に第2実際燃料量q2が割り当てられる。当業者には周知のように、特性曲線305の2つの値ペアの間の値は、例えば補間により求めることができる。特性曲線305は、第2電気的制御信号225に対する第2の目標値S2を、第2噴射予定燃料量にしたがって検出するために使用される。このために第2電気的制御持続時間t2が第2の目標値S2として特性曲線305から求められる。
特性曲線305を網羅する第2実際燃料量q2と第2電気的制御持続時間t2の領域は内燃機関1000の構造形式に応じて変化し、例えば自動車のオットー機関の場合、2から23mgである。
例えば値1mgである特性曲線305の分解能から、所定の第1閾値を例えば2mgに選択することにより、値ペアの第1の所定数が求められる。2mgから23mgの領域では、繰り返しの第1の所定数は20である。この第1の所定数は、内燃機関1000で第2噴射弁1045によって実現されるべき第2噴射予定燃料量の最大値、補正された第2の割当て規則Z2Korrの所望の分解能、および/または内燃機関の駆動特性量の検出に使用される測定装置の測定精度に依存している。
例えば平均値を2つまたはそれ以上の偏差Aから形成し、それから補正された第2の割当て規則Z2Korrを決定する場合には、本発明の方法で第2燃料量を所定の大きさだけ変化することを、ステップc)の各繰り返しの際に行う必要はない。さらに所定の大きさは本発明の方法実行中、一定である必要はない。特性曲線305の分解能を、特性曲線が近似的に線形である領域では低くするために、所定の大きさを適合することができる。反対に非線形特性を示す領域をカバーするために分解能を高めることもできる。
ステップ440では、補正された第2の割当て規則Z2Korrがすでに決定されているか否かが検査される。イエスの場合にはステップ450に分岐する。それ以外の場合にはステップ460に分岐する。
ステップ450では、第3メモリユニット1013にある第2の割り当て規則Z2が、補正された第2の割り当て規則Z2Korrによりメモリユニット1013から置換され、この方法はステップ460に続く。
ステップ460では、第1噴射弁1040および/または第2噴射弁1045が当業者には周知のように制御され、例えば自動車では運転者意志が実現される。
最後にステップ400へリターンジャンプする。
本発明の方法は、自動車の内燃機関1000および/または制御装置1005が運転者により遮断される場合、ステップ400から460のいずれかのステップで終了する。この条件の監視は当業者には周知のように行われ、図4には示されていない。
変形実施例では、第1閾値が下側領域境界として決定される。これによりステップ415から430は、偏差Aが所定の第2閾値を上回らない限り、繰り返される。ここで第2閾値はラムダセンサ1070の信号分解能に基づいて選択されるか、または最小可能偏差Aを検出するためにゼロに選択される。ここで第1閾値は、偏差Aが第2閾値を上回るときの第2実際燃料量q2に相当する。第2閾値は例えば1mgに選択される。
実施例で説明した第2電気的制御持続時間t2の代わりに、第2噴射弁の他の調整量、例えば電流信号を本発明の方法の実施のために使用することもできる。
本発明の方法は、第1噴射弁1040により吸気管1050に噴射され、第2噴射弁1045により燃焼室に直接噴射される構成に限定されるものではない。本発明の方法は、少なくとも2つの噴射弁が設けられている場合に適用することができる。第1噴射弁1040が燃焼室1075に直接噴射し、第2噴射弁1045が吸気管に噴射する別の構成でも、本発明の方法は同様に適用される。

Claims (23)

  1. 第1噴射弁(1040)が吸気管(1050)に燃料を噴射し、第2噴射弁(1045)が燃焼のために燃焼室(1075)に燃料を直接噴射する内燃機関(1000)の制御方法において、
    前記内燃機関(1000)は、第1制御ユニット(1011)および第2制御ユニット(1016)を有し、
    a)第1噴射予定燃料量が設定されるステップと、
    b)第1の割当て規則(Z1)により前記第1噴射予定燃料量に、前記第1制御ユニット(1011)によって求められた第1制御信号(205)の第1目標値(S1)が補間によって割り当てられ、前記第1の割当て規則(Z1)にしたがって前記第1噴射予定燃料量を噴射するために前記第1噴射弁(1040)が制御されるステップと、
    c)前記ステップb)での前記第1噴射弁(1040)の制御により噴射された第1実際燃料量(q1)の燃焼から生じた内燃機関(1000)の駆動特性量の第1実際値(11)が求められるステップと、
    d)第2噴射予定燃料量が設定されるステップと、
    e)前記第1噴射予定燃料量を噴射するために前記第1噴射弁(1040)が制御され、第2の割当て規則(Z2)により前記第2噴射予定燃料量に、前記第2制御ユニット(1016)によって求められた第2制御信号(225)の第2目標値(S2)が補間によって割り当てられ、前記第2の割当て規則(Z2)にしたがって前記第2噴射予定燃料量を噴射するために第2噴射弁(1045)が制御されるステップと、
    f)第2実際値(12)が、前記ステップe)での前記第1噴射弁(1040)の制御により噴射された前記第1実際燃料量(q1)と、前記ステップe)での前記第2噴射弁(1045)の制御により噴射された第2実際燃料量(q2)との燃焼から生じた内燃機関(1000)の駆動特性量から求められるステップと、
    g)前記第1実際値(11)と前記第2実際値(12)との偏差(A)が求められるステップと、
    h)前記偏差(A)に基づいて前記第2噴射弁(1045)の補正された第2の割当て規則(Z2korr)が求められ、当該補正された第2の割当て規則により前記第2制御信号(225)の第2目標値(S2)が前記偏差(A)に割り当てられるステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 請求項1記載の方法であって、
    前記ステップd)からh)の少なくとも1つを、少なくとも一度繰り返す方法。
  3. 請求項1または2記載の方法であって、
    前記ステップd)からh)を繰り返し、前記ステップd)からh)を最初に実行する際には、第2噴射予定燃料量に対して第1の値を選択し、
    前記ステップd)からh)を少なくとも1回繰り返す際には、前記第2噴射予定燃料量を前記ステップd)で所定の大きさだけ変更する方法。
  4. 請求項3記載の方法であって、
    前記ステップh)で補正された第2の割当て規則(Z2Korr)の値ペアを求め、
    前記ステップd)からh)を、当該ステップh)で求められ補正された前記第2の割当て規則(Z2Korr)の値ペアの数が第1の所定数を超えるまで繰り返す方法。
  5. 請求項4記載の方法であって、
    前記第1の所定数は、内燃機関(1000)で前記第2噴射弁(1045)によって実現されるべき前記第2噴射予定燃料量の最大値、補正された前記第2の割当て規則(Z2Korr)の所望の分解能、および/または内燃機関(1000)の駆動特性量の検出に使用される測定装置の測定精度に依存している方法。
  6. 請求項3から5までのいずれか一項記載の方法であって、
    少なくとも1回の繰り返しの際に前記第2噴射予定燃料量を変更する前記所定の大きさが、補正された前記第2の割当て規則(Z2Koprr)の目標分解能および/または内燃機関(1000)の駆動特性量を検出するために使用される測定装置の測定精度に依存して変化される方法。
  7. 請求項1から6までのいずれか一項記載の方法であって、
    前記第2の割当て規則(Z2)は弁特性曲線として、制御装置(1005)のメモリユニット(1013)に記憶される方法。
  8. 請求項1から7までのいずれか一項記載の方法であって、
    前記補正された第2の割当て規則(Z2Korr)は特性曲線として、制御装置(1005)のメモリユニット(1013)に記憶される方法。
  9. 請求項1から8までのいずれか一項記載の方法であって、
    前記補正された第2の割当て規則(Z2Korr)は、前記第2の割当て規則(Z2)を置換する方法。
  10. 請求項1から9までのいずれか一項記載の方法であって、
    i)内燃機関(1000)の前記第2噴射弁(1045)を前記第2目標値(S2)にしたがい、前記ステップh)で補正された前記第2の割り当て規則(Z2Korr)に依存して補間により制御するステップ、
    を付加的に有する方法。
  11. 請求項2から10までのいずれか一項記載の方法であって、
    前記ステップd)からh)までを最初に実行する際に、前記第2噴射予定燃料量に対する第1の値は所定の第1閾値を上回らない方法。
  12. 請求項11記載の方法であって、
    前記ステップd)からh)までを最初に実行する際に、前記第2噴射予定燃料量に対する第1の値は所定の第1閾値を上回らず、
    前記ステップd)からh)は、前記偏差(A)が所定の第2閾値を上回るまで繰り返され、
    このとき前記第2噴射予定燃料量は、前記ステップd)を少なくとも1回繰り返す際に所定の大きさだけ増大される方法。
  13. 請求項2から10までのいずれか一項記載の方法であって、
    前記ステップd)からh)までを最初に実行する際に、前記第2噴射予定燃料量に対する第1の値は所定の第1閾値を上回る方法。
  14. 請求項13記載の方法であって、
    前記ステップd)からh)までを最初に実行する際に、前記第2噴射予定燃料量に対する第1の値は所定の第1閾値を上回り、
    前記ステップd)からh)は、前記偏差(A)が所定の第2閾値を下回るまで繰り返され、
    このとき前記第2噴射予定燃料量は、前記ステップd)を少なくとも1回繰り返す際に所定の大きさだけ減少される方法。
  15. 請求項1から14までのいずれか一項記載の方法において、
    内燃機関(1000)の生じた駆動特性量は、内燃機関(1000)の排ガスの酸素濃度である方法。
  16. 請求項1から15までのいずれか一項記載の方法において、
    内燃機関(1000)の駆動特性量の第1実際値(11)の検出と、前記駆動特性量の第2実際値(12)の検出とは、内燃機関の燃焼サイクルを表すパラメータに依存して切り替えられ、
    前記燃焼サイクルは少なくとも1回の燃焼工程を含んでいる方法。
  17. 請求項1から16までのいずれか一項記載の方法において、
    内燃機関(1000)の駆動特性量の第1実際値(11)と第2の実際値(12)は、内燃機関の燃焼サイクル中に第1の時点と第2の時点との間で検出され、
    前記第1の時点と第2の時点は、内燃機関(1000)の燃焼サイクルを表すパラメータに依存して決定される方法。
  18. 請求項17記載の方法であって、
    前記第1の時点と第2の時点は、当該第1の時点と第2の時点との間で、排気ガスが燃焼室(1075)から燃焼後に、内燃機関に配置された駆動特性量を検出する測定装置(1070)に入り込むような時点に決定される方法。
  19. 請求項16から18までのいずれか一項記載の方法であって、
    内燃機関(1000)の燃焼サイクルを表すパラメータはクランクシャフト角度および/または内燃機関の回転数である方法。
  20. 請求項1から19までのいずれか一項記載の方法であって、
    前記第1噴射弁(1040)の第1制御信号(205)は第1電気的制御持続期間(t1)であり、前記第2噴射弁(1045)の第2制御信号(225)は第2電気的制御持続期間(t2)である方法。
  21. 請求項1から20までのいずれか一項記載の方法であって、
    前記偏差(A)は、過剰燃料量である方法。
  22. 内燃機関(1000)を制御するための制御装置であって、
    ・第1噴射予定燃料量を設定する第1設定ユニット(1010)を有し、
    ・第1の割当て規則(Z1)により第1噴射予定燃料量に第1制御信号(205)の第1閾値(S1)が割り当てられ、吸気管(1050)に燃料を噴射する第1噴射弁(1040)を前記第1の割当て規則(Z1)にしたがって制御する第1制御ユニット(1011)を有し、
    ・第2噴射予定燃料量を設定する第2設定ユニット(1015)を有し、
    ・第2の割当て規則(Z2)により第2噴射予定燃料量に第2制御信号(225)の第2閾値(S2)が割り当てられ、燃焼室(1075)に燃料を直接噴射する第2噴射弁(1045)を前記第2の割当て規則(Z2)にしたがって制御する第2制御ユニット(1016)を有し、
    ・第1実際値(11)と第2実際値(12)とを検出する検出ユニット(1020)を有し、
    前記第1実際値(11)は、第1噴射弁(1040)の制御により噴射された第1実際燃料量(q1)の燃焼から生じた内燃機関(1000)の駆動特性量によって求められ、
    前記第2実際値(12)は、第1噴射弁(1040)の制御により噴射された第1実際燃料量(q1)と、第2噴射弁(1045)の制御により噴射された第2実際燃料量(q2)との燃焼から生じた内燃機関(1000)の駆動特性量によって求められ、
    ・前記第1実際値(11)を記憶する第1メモリユニット(1025)と、
    ・前記第2実際値(12)を記憶する第2メモリユニット(1022)と、
    ・第1実際値(11)と第2実際値(12)との偏差(A)を検出する比較ユニット(1030)とを有し、
    ・前記偏差(A)に基づいて第2噴射弁(1045)の補正された第2の割当て規則(Z2Korr)を検出する第2検出ユニット(1035)を有し、
    前記補正された第2の割当て規則(Z2Korr)によって、第2制御信号(225)の第2閾値(S2)が前記偏差(A)に割り当てられる、
    ことを特徴とする制御装置。
  23. 計算装置または制御装置で実行されるときに、請求項1から21までのいずれか一項記載の方法のすべてのステップを実施するためのコンピュータプログラム。
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