JP5537186B2 - アタッチメントレンズ装置及びそれを備えた撮像装置 - Google Patents

アタッチメントレンズ装置及びそれを備えた撮像装置 Download PDF

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Description

本発明は、マスターレンズとカメラ本体との間に挿入するアタッチメントレンズ装置及びそれを備えた撮像装置に関するものである。
従来より、マスターレンズとなる各種交換レンズとカメラ本体との間に装着可能なアタッチメントレンズ装置であって、アタッチメントレンズ装置内のレンズ群を移動させてフォーカシングをおこなうフォーカシングレンズ群を有するアタッチメントレンズ装置が知られている。
例えば、特許文献1には、アタッチメントレンズ装置中に光軸方向に移動するレンズを配置し、マスターレンズとアタッチメントレンズ装置との合成光学系のフォーカシングをアタッチメントレンズ内のレンズ移動により行う装置が開示されている。
また、特許文献2には、マスターレンズとアタッチメントレンズ装置の双方にてフォーカシングを行い、フォーカシング可能領域を広げた装置が開示されている。
さらに、特許文献3には、マスターレンズ中のフォーカシングレンズ群によるフォーカシングが不十分な場合、アタッチメントレンズ装置内のフォーカシングレンズ群を移動させてフォーカシングを行うためのアタッチメントレンズ装置が開示されている。
特開昭58−43415号公報 特開平8−286109号公報 特開平1−284811号公報
近年、動画又は静止画を撮影するカメラでは、そのカメラに用いる各種交換レンズ中のフォーカシングレンズ群を光軸方向に移動させ、コントラストが最も高くなるピントのピークを検出するコントラスト方式のフォーカシング方式が用いられることが多い。
コントラスト方式にてフォーカシング動作を行う交換レンズのうち、フォーカシングの速度及び/又は精度を高めるため、フォーカシングレンズ群を微小に光軸方向に振動(ウォブリング)させ、コントラストの変化に基づきフォーカシングレンズ群を移動させてフォーカシングを行うことで速度及び/又は精度を高める技術が知られている。
上述のウォブリング機能を持たない交換レンズの場合、フォーカシングレンズ群の移動範囲が大きくなってしまい、フォーカシング駆動時の非合焦時間が長くなるため、シャッターチャンスを逃してしまう。
特許文献1〜3に開示されるアタッチメントレンズ装置には、ウォブリングについての記載は見当たらず、ウォブリング機能を持たない交換レンズを装着してコントラストの読み取りによりフォーカシングを行ってもフォーカシング動作の高速化としては十分でない。
本発明は、上述の課題に鑑み、ウォブリング機能を持たないマスターレンズとカメラ本体との間に挿入して使用することにより、フォーカシング動作速度が向上するアタッチメントレンズ装置の提供を目的とするものである。さらに、アタッチメントレンズ装置を用いた撮像装置の提供を目的とするものである。
アタッチメントレンズ装置は、フォーカシングのために光軸方向に移動するフォーカシングレンズ群を有するマスターレンズと撮像素子を有するカメラ本体との間に装着可能なアタッチメントレンズ装置であって、前記アタッチメントレンズ装置は、前記マスターレンズと前記カメラ本体とに電気的に接続可能な電気接点と、前記フォーカシングレンズ群を移動させる方向を検出するために光軸方向に往復移動するウォブリング動作を行うウォブリングレンズ群と、前記ウォブリングレンズ群を駆動するウォブリング駆動部と、を有することが好ましい。
このような構成をとることで、前記アタッチメントレンズ装置内の前記ウォブリングレンズ群の往復移動によりカメラ本体内の撮像素子上の像のコントラストが変化し、そのコントラスト状態を検知することで、コントラストのピークに近づけるためのフォーカシングレンズ群の移動方向や移動量が計算可能となる。
また、カメラ本体からマスターレンズのフォーカシングレンズ群に信号を送りすばやくフォーカシングを行うことが可能となる。
さらに、ウォブリング機能を持たないマスターレンズであっても前記アタッチメントレンズ装置を介してカメラ本体に装着することで、フォーカシング速度の向上、動画撮影時のフォーカシングの追従性の向上が可能となる。
マスターレンズとアタッチメントレンズ装置の合成系のFナンバーは明るさ絞りの開口面積の変更や焦点距離の変更、マスターレンズの交換により生じる。マスターレンズのFナンバーによりウォブリング動作時の像位置の振幅に対するぼけ量が変化するので、ウォブリングレンズ群の光軸方向での移動範囲をマスターレンズのFナンバーに応じて変更することが好ましい。なお、往復移動可能なウォブリングレンズ群の振幅の上限は設計上の仕様として予め定めておいて構わない。
上述の発明において、更に、以下の構成のいずれか1つ更には複数を同時に満足することがより好ましい。
また、前記アタッチメントレンズ装置は、前記ウォブリングレンズ群の光軸方向への往復移動する範囲が以下の条件式(1)を満足することが好ましい。
Dwob/(Fno×βw×ε)>0.3 ・・・(1)
ただし、
Dwobは、前記ウォブリングレンズ群の光軸方向での移動範囲の半分、
Fnoは、前記ウォブリング動作時における前記マスターレンズと前記アタッチメントレンズ装置の合成系のFナンバー、
βwは、前記ウォブリングレンズ群が往復移動する移動範囲の中間に位置し、前記アタッチメントレンズ装置を前記カメラ本体に装着した際の前記アタッチメントレンズ装置の倍率、
εは、許容錯乱円の半径であり、前記撮像素子の有効撮像領域の対角長をLとしたとき、ε=0.0005Lと定義する
である。
条件式(1)の下限を下回らないようにウォブリングレンズ群を往復移動させることで、像のコントラストの変化を検知しやすくなる。それにより、フォーカシングの精度や動作速度を高めることができる。
さらには、下限値を0.5とするとより好ましい。
また、前記アタッチメントレンズ装置は、以下の条件式(2)を満足することが好ましい。
0.3<Dwob/(Fno×βw×ε)<3.0 ・・・(2)
条件式(2)の上限を上回らないようにしてウォブリングレンズ群の往復移動量を制限することで、リアコンバージョンレンズ装置の小型化に有利となり、マスターレンズとして使用できる各種交換レンズに対応可能となる。また、ウォブリング動作時の光学性能の変化も目立ちにくくなり好ましい。
また、上限値を2.5、さらには2.0とすることがより好ましい。
また、前記アタッチメントレンズ装置は、以下の条件式(3)を満足することが好ましい。
0.95<βw<1.3 ・・・(3)
ただし、
βwは、ウォブリングレンズ群が往復移動する移動範囲の中間に位置し、前記アタッチメントレンズ装置を前記カメラ本体に装着した際の前記アタッチメントレンズ装置の倍率
である。
条件式(3)の下限を下回らないようにすることで、アタッチメントレンズ装置を大型化させることなくマスターレンズにおける有効光束のケラレを低減でき、アタッチメントレンズ装置に対応するマスターレンズの種類を確保できる。なお、ケラレによる周辺光量の低下は電気的に補正できるが、補正の程度を少なくした方が画質の確保につながり好ましい。
また、条件式(3)の上限を上回らないようにすることで、マスターレンズの焦点距離に対する合成光学系の焦点距離の変化が少なく、広角側の画角が維持できるため好ましい。
また、下限値を0.98、さらには1.0とすることがより好ましい。また、上限値を1.1とすることがより好ましい。
また、前記アタッチメントレンズ装置は、前記ウォブリングレンズ群の物体側に配置されたウォブリング時固定の物体側レンズ群と、前記ウォブリングレンズ群の像側に配置されたウォブリング時固定の像側レンズ群と、をさらに有することが好ましい。
ウォブリングレンズ群は往復移動するレンズ群であるため、使用者の指などの外側からの力を受けるとウォブリングのための駆動機構を傷めやすくなる。そのため、アタッチメントレンズ装置を上述の構成とすることでウォブリングレンズ群を外からの力から保護でき好ましい。
また、前記ウォブリングレンズ群は正の屈折力を持ち、前記屈折力は前記物体側レンズ群と前記像側レンズ群のそれぞれの屈折力の絶対値よりも大きいことが好ましい。
ウォブリングレンズ群の移動量を抑えつつウォブリング動作時のコントラストの変化を付けやすくなる。
また、前記物体側レンズ群と前記像側レンズ群は共に負の屈折力を持つことが好ましい。
物体側レンズ群と像側レンズ群が共に負の屈折力を持つことで、収差変動の低減に有利となる。
また、前記アタッチメントレンズ装置は、以下の条件式(4)を満足することが好ましい。
−0.9<φw/(φO+φI)<−0.7 ・・・(4)
ただし、
φwは、前記ウォブリングレンズ群の屈折力、
φOは、前記物体側レンズ群の屈折力、
φIは、前記像側レンズ群の屈折力
である。
屈折力は焦点距離の逆数を意味する。条件式(4)の下限を下回らず、且つ、上限を上回らないようにすることで、アタッチメントレンズ群の倍率を等倍近くにしやすくなる。
また、前記アタッチメントレンズ装置は、以下の条件式(5)を満足することが好ましい。
0.5<φO/φI<2.0 ・・・(5)
条件式(5)の下限を下回らず、且つ、上限を上回らないようにすることで、アタッチメントレンズ群内の光学系の対称性が良好となり、諸収差の補正に有利となる。
さらには、下限値を0.7、及び/または、上限値を1.5とすることがより好ましい。
また、前記ウォブリングレンズ群は、物体側に凸面を向けた物体側面と像側に凸面を向けた像側面を持ち、以下の条件式(6)を満足する両凸形状のレンズであることが好ましい。
−0.8<(RwO+RwI)/(RwO−RwI)<−0.1
・・・(6)
ただし、
RwOは、前記ウォブリングレンズ群の物体側面の曲率半径、
RwIは、前記ウォブリングレンズ群の像側面の曲率半径
である。
ウォブリングレンズ群を両凸形状とすることで、ウォブリングレンズ群に必要な正屈折力を確保しつつ収差補正を行いやすくなる。
また、条件式(6)の下限を下回らないようにすることで、像面湾曲の変動を抑えやすくなる。さらに、条件式(6)の上限を上回らないようにすることで、像側レンズ群の負屈折力を確保しつつ収差変動を抑えやすくなる。
さらには、下限を−0.6、上限を−0.3とするとより好ましい
また、前記ウォブリングレンズ群は、両凸形状の単レンズであることが好ましい。
ウォブリング動作時に駆動させるレンズ群を軽く構成できるので省電力、高速化、制御の高精度化に有利となる。
また、前記ウォブリングレンズ群は、物体側に凸面を向けた物体側面を持ち、前記物体側レンズ群は、ウォブリングレンズ群に対向する凹面を有し、以下の条件式(7)及び(8)を満足することが好ましい。
0.5<ROI/RwO<2.0 ・・・(7)
0.5<RwI/RIO<2.9 ・・・(8)
ただし、
RwOは、前記ウォブリングレンズ群の物体側面の曲率半径、
ROIは、前記物体側レンズの前記ウォブリングレンズ群に対向する凹面の曲率半径、
RwIは、前記ウォブリングレンズ群の像側面の曲率半径
RIOは、前記像側レンズ群の前記ウォブリングレンズ群に対向する面の曲率半径、
である。
条件式(7)及び(8)を満足することで、ウォブリングレンズ群の物体側面の凸面とそれに対向する凹面の形状が近くなり、ウォブリングレンズ群の像側面とそれに対向する面の形状が近くなる。それにより、アタッチメントレンズ装置のサイズを小さくしつつウォブリングレンズ群の移動範囲の確保に有利となる。加えて、ウォブリング動作時の倍率や収差の変動を低減しやすくなる。
また、条件式(7)及び(8)の一方または両方の下限値を0.6とすることが好ましい。さらに、条件式(7)及び(8)の一方または両方の上限値を1.9、さらには1.3とすることが好ましい。
また、前記物体側レンズ群は、正レンズと像側に凹の負レンズからなり、前記像側レンズ群は、物体側に凹のレンズと前記物体側に凹のレンズとは屈折力の符号が異なる像側レンズからなり、一方が正レンズ、他方が負レンズであり、以下の条件式(9)及び(10)を満足することが好ましい。
−25<νOp−νOn<−15 ・・・(9)
10< νIp−νIn<25 ・・・(10)
ただし、
νOpは、物体側レンズ群中の正レンズのアッベ数、
νOnは、物体側レンズ群中の負レンズのアッベ数、
νIpは、像側レンズ群中の正レンズのアッベ数、
νInは、像側レンズ群中の負レンズのアッベ数
である。
物体側レンズ群と像側レンズ群のそれぞれが正レンズと負レンズからなる構成となり、諸収差の補正に有利となる。特に、物体側レンズ群と像側レンズ群のそれぞれが条件式(9)及び(10)を満足することで、色収差の補正に有利となる。
条件式(9)及び(10)とも差の絶対値が小さくなると色収差補正機能が低減し、差の絶対値が大きくなると材料コストが高くなる。
また、以下のような撮像装置として構成することも可能である。
撮像装置は、フォーカシングのために光軸方向に移動するフォーカシングレンズ群を有するマスターレンズと、撮像素子を有するカメラ本体と、前記アタッチメントレンズ装置と、を有する。
また、前記マスターレンズ、前記カメラ本体及び前記アタッチメントレンズ装置は、それぞれが電気的に接続可能な電気接点を有し、前記カメラ本体は、前記ウォブリングレンズ群の往復移動により生じるコントラストの変化に基づき前記マスターレンズ中の前記フォーカシングレンズ群を移動させる信号を発生させるフォーカスレンズ群駆動信号発生部を有するが好ましい。
また、以下のような撮像システムとして構成することも可能である。
撮像システムは、撮像面を有し、その撮像面上のコントラストを検出してフォーカシングを行うオートフォーカス機構を有するレンズ交換可能なカメラ本体と、電動にて作動するフォーカスレンズ群を有し、前記カメラ本体と電気的に接続可能であり、前記カメラ本体のフランジバックよりも長いフランジバックを有するマスターレンズと、前記マスターレンズと前記カメラ本体との間に装着し、前記マスターレンズと前記カメラ本体とをそれぞれに機械的、電気的に接続可能とし、1以上のレンズを内蔵するアタッチメントレンズ装置と、を有し、前記マスターレンズ、前記カメラ本体及び前記アタッチメントレンズ装置のそれぞれが相互に通信可能な撮像システムであって、前記アタッチメントレンズ装置は、前記アタッチメントレンズ装置内の全部、または一部のレンズを光軸方向に移動可能なウォブリングレンズ群を有し、前記マスターレンズと前記アタッチメントレンズ装置が前記カメラ本体に装着され、前記撮像面上でのコントラスト評価値の低い状態では、前記撮像面におけるコントラストを検出しながら、前記マスターレンズ中の前記フォーカスレンズ群を一定方向に移動させ、コントラスト評価値の一番高い位置と前記撮像面位置がほぼ一致するような位置に前記マスターレンズの前記フォーカスレンズ群を停止させ、合焦位置付近では前記アタッチメントレンズ装置中の前記ウォブリングレンズ群を光軸方向に往復移動させて往復移動の両端付近のコントラストを検出し、両端のコントラスト評価値がほぼ一定となるように、前記マスターレンズの前記フォーカスレンズ群を移動させて合焦状態を維持するAF制御機構を有することが好ましい。
また、撮像システムは、撮像面を有し、その撮像面上のコントラストを検出してフォーカシングを行うオートフォーカス機構を有するレンズ交換可能なカメラ本体と、電動にて作動するフォーカスレンズ群を有し前記カメラ本体と電気的に接続可能であり、前記カメラ本体のフランジバックよりも長いフランジバックを有するマスターレンズと、前記マスターレンズと前記カメラ本体との間に装着し、前記マスターレンズと前記カメラ本体とをそれぞれに機械的、電気的に接続可能とし、1以上のレンズを内蔵するアタッチメントレンズ装置と、を有し、前記マスターレンズ、前記カメラ本体、前記アタッチメントレンズ装置のそれぞれが通信可能な撮像システムであって、前記アタッチメントレンズ装置は、前記アタッチメントレンズ装置内の全部、または一部のレンズを光軸方向に移動可能なウォブリングレンズ群を有し、前記マスターレンズと前記アタッチメントレンズ装置が前記カメラ本体に装着され、前記撮像面上でのコントラスト評価値の低い状態では、前記撮像面におけるコントラストを検出しながら、前記マスターレンズ中の前記フォーカスレンズ群を一定方向に移動させ、コントラスト評価値が所定のレベルを越えたならば、前記フォーカスレンズ群を停止させ、前記フォーカスレンズ群を停止させた状態で前記アタッチメントレンズ装置中の前記ウォブリングレンズ群を光軸方向に往復移動させて往復移動の両端付近のコントラスト評価値がほぼ一定となるように、前記マスターレンズの前記フォーカスレンズ群を移動させて合焦状態へ到達するAF制御機構を有することが好ましい。
また、前記カメラ本体は、歪曲収差補正を画像補正で補助する画像処理部をさらに有することが好ましい。
また、前記カメラ本体は、コントラスト検出を行った画像を表示する表示部と、コントラスト検出を行った画像を記録する記録部と、をさらに有することが好ましい。
また、前記カメラ本体は、前記ウォブリングレンズ群を光軸方向に往復移動させてコントラスト検出を行う際の画像を取り込む画像取り込み部と、その取り込んだ画像に対して、歪曲収差の電気補正を前記ウォブリングレンズ群の移動と取り込みの状態に合わせて行う画像補正部と、前記画像補正後の画像を用いて表示する表示部と、前記画像補正後の画像を記録する記録部と、を有することが好ましい。
また、前記マスターレンズのイメージサークルと、前記カメラ本体のイメージサークルは略同一であることが好ましい。
また、コントラスト評価時の前記マスターレンズの実絞り値によって、前記ウォブリングレンズ群は移動速度と移動量の少なくともいずれかが変化することが好ましい。
また、前記マスターレンズ群と前記カメラ本体は直接通信せず、前記アタッチメントレンズ装置とを介して前記マスターレンズ群と前記カメラ本体と前記アタッチメントレンズ装置とが一体的に制御されることが好ましい。
また、前記マスターレンズ、前記アタッチメントレンズ装置又は前記カメラ本体のいずれかは、前記マスターレンズと前記ウォブリングレンズ装置が接続された状態のパラメータが記録されたパラメータ記録部を有し、前記カメラ本体はフォーカシング動作時には前記パラメータを使用することが好ましい。
以上のように、本発明によれば、ウォブリング機能を持たないマスターレンズとカメラ本体との間に挿入して使用することにより、フォーカシング動作速度が向上するアタッチメントレンズ装置、それを用いた撮像装置及び撮像システムを提供することができる。
本発明にかかるアタッチメントレンズ装置の実施例1のレンズ断面図である。 本発明にかかるアタッチメントレンズ装置の実施例2の図1と同様の図である。 本発明にかかるアタッチメントレンズ装置の実施例3の図1と同様の図である。 本発明にかかるアタッチメントレンズ装置の実施例4の図1と同様の図である。 本発明にかかるアタッチメントレンズ装置の実施例5の図1と同様の図である。 本発明にかかるアタッチメントレンズ装置の実施例6の図1と同様の図である。 本発明にかかるアタッチメントレンズ装置の実施例7の図1と同様の図である。 本発明にかかるアタッチメントレンズ装置の実施例8の図1と同様の図である。 実施例1の無限遠物点合焦時の収差図である。 実施例2の無限遠物点合焦時の収差図である。 実施例3の無限遠物点合焦時の収差図である。 実施例4の無限遠物点合焦時の収差図である。 実施例5の無限遠物点合焦時の収差図である。 実施例6の無限遠物点合焦時の収差図である。 実施例7の無限遠物点合焦時の収差図である。 実施例8の無限遠物点合焦時の収差図である。 マスターレンズのレンズ断面図である。 マスターレンズに実施例1のアタッチメントレンズ装置を適用した例のレンズ断面図である。 マスターレンズの無限遠物点合焦時の収差図である。 マスターレンズに実施例1のアタッチメントレンズ装置を適用した例の無限遠物点合焦時の収差図である。 撮像装置及び撮像システムのブロック構成図である。 撮影シーケンスの動作を示すフローチャートである。 イメージャAF動作時のフォーカスレンズの動作を説明ためのAF評価値とフォーカスレンズのレンズ位置との関係を示す図である。 イメージャAF動作を示すフローチャートである。 ウォブリングレンズ群動作に対するAF評価値を示す図である。 ウォブリングレンズ動作のタイミングチャートである。 ACPUの動作を示すフローチャートである。 イメージャAF動作のピーク判定動作に関するタイミングチャートである。 LCPUの動作を示すフローチャートである。
以下、本実施形態のアタッチメントレンズ装置の実施例1〜実施例8について説明する。実施例1〜実施例8のレンズ断面図をそれぞれ図1〜図8に示す。
各図中、入射瞳はE、物体側レンズ群はGo、ウォブリングレンズ群はGw、像側レンズ群はGi、超音波フィルタはSF、IRカットフィルタはIRF、平行板はP、光学的ローパスフィルターはLPF、電子撮像素子であるCCDのカバーガラスはC、CCDの像面はIで示してある。なお、平行板Pは、画像ピッチに応じて変化するLPFの厚みの変化を補うために用いられる。
すべての実施例でウォブリングレンズ群Gwは正レンズ1枚からなる第3レンズL3である。
実施例1のアタッチメントレンズ装置は、図1に示すように、物体側から順に、入射瞳E、負屈折力の物体側レンズ群Go、正屈折力のウォブリングレンズ群Gw、負屈折力の像側レンズ群Giから構成されている。
物体側レンズ群Goは、物体側から順に、両凸正レンズの第1レンズL1と両凹負レンズの第2レンズL2を接合した接合レンズからなる。ウォブリングレンズ群Gwは、1枚の両凸正レンズの第3レンズL3からなる。像側レンズ群Giは、物体側から順に、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズの第4レンズL4と両凹負レンズの第5レンズL5を接合した接合レンズからなる。
焦点距離は、−227.15mmである。
実施例2のアタッチメントレンズは、図2に示すように、物体側から順に、入射瞳E、負屈折力の物体側レンズ群Go、正屈折力のウォブリングレンズ群Gw、負屈折力の像側レンズ群Giから構成されている。
物体側レンズ群Goは、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズの第1レンズL1と物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第2レンズL2を接合した接合レンズからなる。ウォブリングレンズ群Gwは、1枚の両凸正レンズの第3レンズL3からなる。像側レンズ群Giは、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズの第4レンズL4と両凹負レンズの第5レンズL5を接合した接合レンズからなる。
焦点距離は、−218.20mmである。
実施例3のアタッチメントレンズ装置は、図3に示すように、物体側から順に、入射瞳E、負屈折力の物体側レンズ群Go、正屈折力のウォブリングレンズ群Gw、負屈折力の像側レンズ群Giから構成されている。
物体側レンズ群Goは、物体側から順に、両凸正レンズの第1レンズL1と両凹負レンズの第2レンズL2を接合した接合レンズからなる。ウォブリングレンズ群Gwは、1枚の両凸正レンズの第3レンズL3からなる。像側レンズ群Giは、物体側から順に、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズの第4レンズL4と両凹負レンズの第5レンズL5を接合した接合レンズからなる。
焦点距離は、−215.03mmである。
実施例4のアタッチメントレンズ装置は、図4に示すように、物体側から順に、入射瞳E、負屈折力の物体側レンズ群Go、正屈折力のウォブリングレンズ群Gw、負屈折力の像側レンズ群Giから構成されている。
物体側レンズ群Goは、物体側から順に、両凸正レンズの第1レンズL1と両凹負レンズの第2レンズL2を接合した接合レンズからなる。ウォブリングレンズ群Gwは、1枚の両凸正レンズの第3レンズL3からなる。像側レンズ群Giは、物体側から順に、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズの第4レンズL4と両凹負レンズの第5レンズL5を接合した接合レンズからなる。
焦点距離は、−226.46mmである。
実施例5のアタッチメントレンズ装置は、図5に示すように、物体側から順に、入射瞳E、負屈折力の物体側レンズ群Go、正屈折力のウォブリングレンズ群Gw、負屈折力の像側レンズ群Giから構成されている。
物体側レンズ群Goは、物体側から順に、両凸正レンズの第1レンズL1と両凹負レンズの第2レンズL2を接合した接合レンズからなる。ウォブリングレンズ群Gwは、1枚の両凸正レンズの第3レンズL3からなる。像側レンズ群Giは、物体側から順に、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズの第4レンズL4と両凹負レンズの第5レンズL5を接合した接合レンズからなる。
焦点距離は、−234.41mmである。
実施例6のアタッチメントレンズ装置は、図6に示すように、物体側から順に、入射瞳E、負屈折力の物体側レンズ群Go、正屈折力のウォブリングレンズ群Gw、負屈折力の像側レンズ群Giから構成されている。
物体側レンズ群Goは、物体側から順に、像側に凸面を向けた平凸正レンズの第1レンズL1と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第2レンズL2と、からなる。ウォブリングレンズ群Gwは、1枚の両凸正レンズの第3レンズL3からなる。像側レンズ群Giは、物体側から順に、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズの第4レンズL4と両凹負レンズの第5レンズL5を接合した接合レンズからなる。
焦点距離は、−250.00mmである。
実施例7のアタッチメントレンズ装置は、図7に示すように、物体側から順に、入射瞳E、負屈折力の物体側レンズ群Go、正屈折力のウォブリングレンズ群Gw、負屈折力の像側レンズ群Giから構成されている。
物体側レンズ群Goは、物体側から順に、像側に凸面を向けた平凸正レンズの第1レンズL1と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第2レンズL2と、からなる。ウォブリングレンズ群Gwは、1枚の物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズの第3レンズL3からなる。像側レンズ群Giは、物体側から順に、両凸正レンズの第4レンズL4と両凹負レンズの第5レンズL5を接合した接合レンズからなる。
焦点距離は、−333.33mmである。
実施例8のアタッチメントレンズ装置は、図8に示すように、物体側から順に、入射瞳E、負屈折力の物体側レンズ群Go、正屈折力のウォブリングレンズ群Gw、負屈折力の像側レンズ群Giから構成されている。
物体側レンズ群Goは、物体側から順に、像側に凸面を向けた平凸正レンズの第1レンズL1と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第2レンズL2と、からなる。ウォブリングレンズ群Gwは、1枚の物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズの第3レンズL3からなる。像側レンズ群Giは、物体側から順に、両凸正レンズの第4レンズL4と両凹負レンズの第5レンズL5を接合した接合レンズからなる。
焦点距離は、−333.33mmである。
以下、実施例1〜8におけるレンズの数値データを示す。
各実施例におけるレンズの数値データにおいては、rは各レンズ面の曲率半径、dは各レンズの肉厚または間隔、ndは各レンズのd線における屈折率、νdは各レンズのd線におけるアッベ数をそれぞれ示している。
数値実施例1
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効半径
1(入射瞳) ∞ 79.8000 20.400
2 116.3233 2.6000 1.72151 29.23 13.500
3 -207.0214 1.3000 1.81600 46.62
4 37.2551 1.3000
5 30.8689 6.0000 1.63980 34.46
6 -70.0901 2.0000
7 -81.6108 3.9000 1.57501 41.50
8 -38.4064 1.4000 1.84666 23.78
9 159.2779 14.4630 12.500
10 ∞ 0.6500 1.51633 64.14
11 ∞ 0.8500
12 ∞ 0.8200 1.54424 70.86
13 ∞ 0.7600 1.51300 64.12
14 ∞ 1.0800 1.54424 70.86
15 ∞ 0.4500
16 ∞ 0.8000 1.50700 63.37
17 ∞ 0.7449
像面 ∞
数値実施例2
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効半径
1(入射瞳) ∞ 79.8000 20.400
2 102.0368 2.6000 1.76182 26.52 13.500
3 9708.8671 1.3000 1.81600 46.62
4 33.3571 1.3000
5 29.2785 6.0000 1.63980 34.46
6 -91.4262 2.0000
7 -120.7795 3.9000 1.57501 41.50
8 -42.0370 1.4000 1.84666 23.78
9 128.6072 14.4630 12.500
10 ∞ 0.6500 1.51633 64.14
11 ∞ 0.8500
12 ∞ 0.8200 1.54424 70.86
13 ∞ 0.7600 1.51300 64.12
14 ∞ 1.0800 1.54424 70.86
15 ∞ 0.4500
16 ∞ 0.8000 1.50700 63.37
17 ∞ 0.7449
像面 ∞
数値実施例3
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効半径
1(入射瞳) ∞ 79.8000 20.400
2 101.2354 2.6000 1.76182 26.52 13.500
3 -891.6014 1.3000 1.81600 46.62
4 33.2613 1.3000
5 29.2310 6.0000 1.63980 34.46
6 -95.3756 2.0000
7 -147.4489 3.9000 1.57501 41.50
8 -40.6757 1.4000 1.84666 23.78
9 121.2908 14.4630 12.500
10 ∞ 0.6500 1.51633 64.14
11 ∞ 0.8500
12 ∞ 0.8200 1.54424 70.86
13 ∞ 0.7600 1.51300 64.12
14 ∞ 1.0800 1.54424 70.86
15 ∞ 0.4500
16 ∞ 0.8000 1.50700 63.37
17 ∞ 0.7449
像面 ∞
数値実施例4
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効半径
1(入射瞳) ∞ 79.8000 20.400
2 148.0464 2.6000 1.78472 25.68 13.500
3 -331.7733 1.3000 1.81600 46.62
4 36.1412 1.3000
5 29.9157 5.2000 1.63980 34.46
6 -80.4822 2.4000
7 -104.3532 4.5000 1.57501 41.50
8 -35.8890 1.4000 1.84666 23.78
9 184.1042 14.4630 12.500
10 ∞ 0.6500 1.51633 64.14
11 ∞ 0.8500
12 ∞ 0.8200 1.54424 70.86
13 ∞ 0.7600 1.51300 64.12
14 ∞ 1.0800 1.54424 70.86
15 ∞ 0.4500
16 ∞ 0.8000 1.50700 63.37
17 ∞ 0.7449
像面 ∞
数値実施例5
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効半径
1(入射瞳) ∞ 79.8000 20.400
2 100.9549 2.5000 1.84666 23.78 13.500
3 -628.1783 1.3000 1.81600 46.62
4 32.7420 1.4100
5 27.8976 4.8000 1.58144 40.75
6 -86.1284 2.4000
7 -89.0633 4.5000 1.57501 41.50
8 -45.4504 1.4000 1.84666 23.78
9 201.9062 14.4791 12.500
10 ∞ 0.6500 1.51633 64.14
11 ∞ 0.8500
12 ∞ 0.8200 1.54424 70.86
13 ∞ 0.7600 1.51300 64.12
14 ∞ 1.0800 1.54424 70.86
15 ∞ 0.4500
16 ∞ 0.8000 1.50700 63.37
17 ∞ 0.7450
像面 ∞
数値実施例6
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効半径
1(入射瞳) ∞ 79.8000 20.400
2 ∞ 2.5000 1.84666 23.78 13.500
3 -267.8234 0.1000
4 1239.5973 1.3000 1.81600 46.62
5 38.1003 1.4100
6 30.5958 4.4000 1.68893 31.07 13.000
7 -84.8237 2.4000
8 -114.4129 4.5000 1.57501 41.50
9 -33.1132 1.4000 1.84666 23.78
10 161.7793 15.0876 12.500
11 ∞ 0.6500 1.51633 64.14
12 ∞ 0.8500
13 ∞ 0.8200 1.54424 70.86
14 ∞ 0.7600 1.51300 64.12
15 ∞ 1.0800 1.54424 70.86
16 ∞ 0.4500
17 ∞ 0.8000 1.50700 63.37
18 ∞ 0.7450
像面 ∞
数値実施例7
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効半径
1(入射瞳) ∞ 79.8000 20.400
2 ∞ 2.5000 1.84666 23.78 13.500
3 -199.2176 0.1000
4 485.6645 1.3000 1.81600 46.62
5 37.8752 1.4100
6 31.1952 3.2000 1.68893 31.07
7 1.072E+04 2.4000
8 107.1549 5.5000 1.57501 41.50
9 -48.6897 1.4000 1.84666 23.78
10 80.2652 14.3195 11.500
11 ∞ 0.6500 1.51633 64.14
12 ∞ 0.8500
13 ∞ 0.8200 1.54424 70.86
14 ∞ 0.7600 1.51300 64.12
15 ∞ 1.0800 1.54424 70.86
16 ∞ 0.4500
17 ∞ 0.8000 1.50700 63.37
18 ∞ 0.7450
像面 ∞
数値実施例8
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効半径
1(入射瞳) ∞ 79.8000 20.400
2 ∞ 2.5000 1.84666 23.78 13.500
3 -158.5179 0.1000
4 353.1511 1.3000 1.81600 46.62
5 33.0034 1.4100
6 29.2862 2.7300 1.68893 31.07
7 112.5882 2.9300
8 40.0494 5.5000 1.57501 41.50 11.500
9 -73.3603 1.4000 1.84666 23.78
10 54.0416 14.2621 11.500
11 ∞ 0.6500 1.51633 64.14
12 ∞ 0.8500
13 ∞ 0.8200 1.54424 70.86
14 ∞ 0.7600 1.51300 64.12
15 ∞ 1.0800 1.54424 70.86
16 ∞ 0.4500
17 ∞ 0.8000 1.50700 63.37
18 ∞ 0.7450
像面 ∞
以上の実施例1〜8の収差図をそれぞれ図9〜図16に示す。これらの収差図において、球面収差はSA、非点収差はAS、歪曲収差はDT、倍率色収差はCCで示す。また、φは入射瞳、FIYは像高を示す。なお、球面収差図及び倍率色収差図において、実線はd線、長点線はg線、短点線はC線、一点鎖線はF線に対する各収差量(mm)を表している。非点収差図において、実線Sはサジタル像面(mm)、点線Mはメリジオナル像面(mm)をそれぞれ表している。また、歪曲収差図において、実線はd線に対する歪曲(%)を表している。
次に、アタッチメントレンズ装置にマウントするマスターレンズについて説明する。
マスターレンズMLのフォーカシングレンズ群は、フィルタ等を除くマスターレンズMLの光学系の全体である。近距離へのフォーカシングに際してはマスターレンズMLの光学系の全体が繰り出される。メカ機構を簡略化させるために光学系を一体で移動させてもよい。一方、近距離合焦時の収差を低減するためにマスターレンズML中に可変間隔を設けてフローティングを行うようにしてもよい。マスターレンズML中の一部のレンズ群をフォーカシングレンズ群としてもよい。
マスターレンズの例及びそのマスターレンズに実施例1のアタッチメントレンズ装置をマウントした例のレンズ断面図をそれぞれ図17及び図18に示す。
図中、マスターレンズはML、前群はGf、明るさ絞りはS、後群はGb、アタッチメントレンズはAL、物体側レンズ群はGo、ウォブリングレンズ群はGw、像側レンズ群はGi、超音波フィルタはSF、IRカットフィルタはIRF、平行板はP、光学的ローパスフィルターはLPF、電子撮像素子であるCCDのカバーガラスはC、CCDの像面はIで示してある。なお、平行板Pは、画像ピッチに応じて変化するLPFの厚みの変化を補うために用いられる。
マスターレンズは、図17に示すように、物体側から順に、前群Gf、明るさ絞りS、後群Gbから構成されている。
前群Gfは、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、からなる。後群Gbは、物体側から順に、両凹負レンズと両凸正レンズを接合した接合レンズと、両凸正レンズと、からなる。
フォーカシングは、前群Gf、明るさ絞りS及び後群Gbのレンズを一体で移動させて、12面の間隔を変化させることで行う。
焦点距離は25.4mm、Fナンバーは2.88である。
マスターレンズにアタッチメントレンズ装置を適用した例は、図18に示すように、物体側から順に、マスターレンズML、アタッチメントレンズ装置ALから構成されている。また、マスターレンズMLは、物体側から順に、前群Gf、明るさ絞りS、後群Gbから構成されている。アタッチメントレンズ装置は、物体側から順に、負屈折力の物体側レンズ群Go、正屈折力のウォブリングレンズ群Gw、負屈折力の像側レンズ群Giから構成されている。
マスターレンズMLの前群Gfは、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、からなる。マスターレンズMLの後群Gbは、物体側から順に、両凹負レンズと両凸正レンズを接合した接合レンズと、両凸正レンズと、からなる。
アタッチメントレンズ装置ALの物体側レンズ群Goは、物体側から順に、両凸正レンズの第1レンズL1と両凹負レンズの第2レンズL2を接合した接合レンズからなる。アタッチメントレンズ装置ALウォブリングレンズ群Gwは、1枚の両凸正レンズの第3レンズL3からなる。アタッチメントレンズ装置AL像側レンズ群Giは、物体側から順に、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズの第4レンズL4と両凹負レンズの第5レンズL5を接合した接合レンズからなる。
アタッチメントレンズ装置ALとマスターレンズMLが結合するマウント面は、第13面から物体側に5.8mmの位置にある。他のアタッチメントレンズ装置ALとマスターレンズMLの組み合わせのデータは特に示さないが、同様に、第13面から物体側に5.8mmの位置にある。もちろん、マスターレンズの構成は一例を示すものであり、他の仕様のレンズをマスターレンズとしてよい。
焦点距離は26.1mm、Fナンバーは2.95である。
以下、マスターレンズ及びマスターレンズに実施例1のアタッチメントレンズ装置をマウントした例におけるレンズの数値データを示す。
各実施例におけるレンズの数値データにおいては、rは各レンズ面の曲率半径、dは各レンズの肉厚または間隔、ndは各レンズのd線における屈折率、νdは各レンズのd線におけるアッベ数をそれぞれ示している。
マスターレンズ
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効半径
1 17.0643 2.8000 1.80610 33.27
2 36.4654 0.1300
3 16.3558 0.9500 1.69680 55.53
4 7.9657 1.5620
5(仮想面) ∞ 4.0071
6(絞り) ∞ 6.1963 4.158
7(仮想面) ∞ 1.5000 4.900
8 -10.5840 0.8300 1.75520 27.51
9 84.6657 3.3600 1.69680 55.53
10 -16.6108 0.1500 6.600
11$ 670.6095 4.2000 1.74250 49.30
12$ -13.7699 28.3910
13 ∞ 0.6200 1.51633 64.14
14 ∞ 1.2100
15 ∞ 0.8200 1.54424 70.86
16 ∞ 0.4500 1.54200 77.40
17 ∞ 1.9800 1.54424 70.86
18 ∞ 0.1500
19 ∞ 0.7600 1.52310 54.49
20 ∞ 1.0600
像面 ∞
マスターレンズ+実施例1
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効半径
1 17.0643 2.8000 1.80610 33.27
2 36.4654 0.1300
3 16.3558 0.9500 1.69680 55.53
4 7.9657 1.5620
5(仮想面) ∞ 4.0071
6(絞り) ∞ 6.1963 4.158
7(仮想面) ∞ 1.5000 4.900
8 -10.5840 0.8300 1.75520 27.51
9 84.6657 3.3600 1.69680 55.53
10 -16.6108 0.1500 6.600
11$ 670.6095 4.2000 1.74250 49.30
12$ -13.7699 28.3910
13 116.3233 2.6000 1.72151 29.23 13.500
14 -207.0214 1.3000 1.81600 46.62
15 37.2551 1.3000
16 30.8689 6.0000 1.63980 34.46
17 -70.0901 2.0000
18 -81.6108 3.9000 1.57501 41.50
19 -38.4064 1.4000 1.84666 23.78
20 159.2779 14.4630 12.500
21 ∞ 0.6500 1.51633 64.14
22 ∞ 0.8500
23 ∞ 0.8200 1.54424 70.86
24 ∞ 0.7600 1.51300 64.12
25 ∞ 1.0800 1.54424 70.86
26 ∞ 0.4500
27 ∞ 0.8000 1.50700 63.37
28 ∞ 0.7480
像面 ∞
以上のマスターレンズ及びマスターレンズに実施例1のアタッチメントレンズ装置をマウントした例の収差図をそれぞれ図19及び図20に示す。これらの収差図において、球面収差はSA、非点収差はAS、歪曲収差はDT、倍率色収差はCCで示す。また、FNOはFナンバー、FIYは像高を示す。
次に、上記各実施例における条件値及び条件式(1)〜(10)の値を示す。
Fno(ML)は、マスターレンズMLのFナンバーを示す。また、Dwob/(Fno×βw×ε)の値は、マスターレンズMLの状態(明るさ絞りSの開口面積の変更などのFナンバー変更)やマスターレンズMLの交換によらず、ほぼ一定となるように制御される。
さらに、マスターレンズMLのFナンバーが4.0の状態では、Fナンバーが8.0の状態でのウォブリングレンズ群の移動範囲の半分の値となるようにしている。なお、ウォブリングの可動範囲は、マスターレンズMLのFナンバーが8.0となる状態が最大可動範囲となるようにして、移動範囲を制限し小型化に有利な構成としている。
実施例1 実施例2 実施例3 実施例4
Dwob(Fno(ML)=8.0) 0.080 0.085 0.085 0.080
Fno(Fno(ML)=8.0) 8.214 8.230 8.235 8.250
Dwob(Fno(ML)=4.0) 0.040 0.043 0.043 0.040
Fno(Fno(ML)=4.0) 4.107 4.115 4.117 4.125
βw・・・(3) 1.027 1.029 1.029 1.031
ε 0.01115 0.01115 0.01115 0.01115
L 22.3 22.3 22.3 22.3
φw 0.0292 0.0283 0.0281 0.0288
φO -0.0159 -0.0166 -0.0167 -0.0171
φI -0.0197 -0.0180 -0.0177 -0.0179
RwO 30.8689 29.2785 29.2310 29.9157
RwI -70.0901 -91.4262 -95.3756 -80.4822
ROI 37.2551 33.3571 33.2613 36.1412
RIO -81.6108 -120.7795 -147.4489 -104.3532
νOp 29.23 26.52 26.52 25.68
νOn 46.62 46.62 46.62 46.62
νIp 41.5 41.5 41.5 41.5
νIn 23.78 23.78 23.78 23.78
Dwob/(Fno×βw×ε) 0.851 0.900 0.900 0.844
(Fno(ML)=8.0)・・・(1),(2)
Dwob/(Fno×βw×ε) 0.851 0.911 0.910 0.844
(Fno(ML)=4.0)・・・(1),(2)
φw/(φO+φI) ・・・(4) -0.820 -0.817 -0.815 -0.822
φO/φI・・・(5) 0.805 0.921 0.939 0.955
(RwO+RwI) -0.388 -0.515 -0.531 -0.458
/(RwO−RwI) ・・・(6)
ROI/RwO・・・(7) 1.207 1.139 1.138 1.208
RwI/RIO・・・(8) 0.859 0.757 0.647 0.771
νOp−νOn・・・(9) - 17.39 -20.1 -20.1 -20.94
νIp−νIn・・・(10) 17.72 17.72 17.72 17.72
実施例5 実施例6 実施例7 実施例8
Dwob(Fno(ML)=8.0) 0.085 0.080 0.120 0.170
Fno(Fno(ML)=8.0) 8.236 8.226 7.975 7.990
Dwob(Fno(ML)=4.0) 0.043 0.040 0.060 0.085
Fno(Fno(ML)=4.0) 4.118 4.113 3.988 3.995
βw・・・(3) 1.029 1.028 0.997 0.999
ε 0.01115 0.01115 0.01115 0.01115
L 22.3 22.3 22.3 22.3
φw 0.0272 0.0302 0.0220 0.0176
φO -0.0161 -0.0175 -0.0155 -0.0169
φI -0.0169 -0.0187 -0.0105 -0.0039
RwO 27.8976 30.5958 31.1952 29.2862
RwI -86.1284 -84.8237 10720.0000 112.5882
ROI 32.7420 38.1003 37.8752 33.0034
RIO -89.0633 -114.4129 -107.1549 40.0494
νOp 23.78 23.78 23.78
νOn 46.62 46.62 46.62
νIp 41.5 41.5 41.5
νIn 23.78 23.78 23.78
Dwob/(Fno×βw×ε) 0.900 0.848 1.354 1.910
(Fno(ML)=8.0) ・・・(1),(2)
Dwob/(Fno×βw×ε) 0.910 0.848 1.353 1.910
(Fno(ML)=4.0) ・・・(1),(2)
φw/(φO+φI) ・・・(4) -0.826 -0.832 -0.848 -0.846
φO/φI・・・(5) 0.953 0.937 1.483 4.326
(RwO+RwI) -0.511 -0.470 -1.006 -1.703
/(RwO−RwI) ・・・(6)
ROI/RwO・・・(7) 1.174 1.245 1.214 1.127
RwI/RIO・・・(8) 0.967 0.741 100.042 2.811
νOp−νOn・・・(9) -22.84 -22.84 -22.84
νIp−νIn・・・(10) 17.72 17.72 17.72
次に、アタッチメント装置を有する撮像装置について説明する。
図21は撮像装置のブロック構成図を示す。
撮像装置10は、カメラ本体としてのボディユニット11と、ボディユニット11に着脱可能なマスターレンズとしてのレンズユニット12と、ボディユニット11とレンズユニット12との間に着脱可能なアタッチメント装置としてのアタッチメント112とから構成される。
レンズユニット12は、ボディユニット11の前面に設けられたレンズマウントを介して当該ボディユニット11に対して着脱自在に装着可能である。このレンズユニット12は、フォーカスレンズ21を含む撮影レンズと、レンズ枠23と、レンズ駆動機構24と、レンズ駆動回路25と、レンズ制御用マイクロコンピュータ(以下、LCPUと略記する)30とから構成される。
フォーカスレンズ21は、レンズ枠23によって支持されている。レンズ枠23をレンズ駆動機構24内に存在するステッピングモータの駆動によって光軸方向に沿って移動することによって、このフォーカスレンズ21は光軸方向に移動される。レンズ駆動回路25は、LCPU30からの制御信号によりレンズ駆動機構24を介してレンズ枠23を移動させる。
LCPU30は、レンズ駆動回路25等、レンズユニット12内の各部の制御を行う。このLCPU30は、通信部としての通信コネクタ35を介してボディユニット11側のボディ制御用マイクロコンピュータ(以下、BCPUと略記する)60と電気的に接続され、当該BCPU60からの指令に従って制御される。
アタッチメント112は、ボディユニット11の前面に設けられたレンズマウントを介して当該ボディユニット11に対して着脱自在に装着可能である。またアタッチメント112にはレンズマウントが設けられ、レンズユニット12を着脱自在に装着可能である。
このアタッチメント112は、フォーカスレンズとしてのウォブリングレンズ群121と、レンズ枠123と、レンズ駆動機構124と、ウォブリング駆動回路125と、アタッチメント制御用マイクロコンピュータ(以下、ACPUと略記する)130とから構成される。
ウォブリングレンズ群121は、レンズ枠123によって支持されている。このウォブリングレンズ群121は、レンズ枠123がウォブリング駆動機構124内に存在するステッピングモータの駆動によって光軸方向に沿って移動されることにより移動される。ウォブリング駆動回路125は、ACPU130からの制御信号に従って、ウォブリング駆動機構124を介してウォブリングレンズ群121を光軸方向に沿って移動させるべくレンズ枠123を移動させる。
ACPU130は、ウォブリング駆動回路125等、アタッチメント112内の各部を制御する。このACPU130は、通信部としての通信コネクタ135を介してボディユニット11側のBCPU60と電気的に接続され、当該BCPU60からの指令に従って制御される。
なお、図21に示すように、アタッチメント112がボディユニット11とレンズユニット12との間に装着される場合においては、BCPU60とLCPU30とは、通信コネクタ35、135を介して通信可能に電気的接続される。LCPU30とBCPU60の通信は、通信コネクタ35、135を介して行われる。なお、通信部は、光接続によって通信してもよく、また無線等の非接触で通信してもよい。
なお、LCPU30、ACPU130及びBCPU60の通信は、無線によって行ってもよい。
ボディユニット11内には、レンズユニット12におけるフォーカスレンズ21等の撮影レンズを通過した被写体像を光電変換するための撮像素子54が撮影レンズの光軸上に、設けられている。
また、ボディユニット11内には、撮像素子54に接続された撮像素子インターフェース回路61と、記憶領域として設けられたSDRAM63及びフラッシュ(Flash)ROM64と、記録メディア65と、液晶モニタ66と、画像処理を行うための画像処理コントローラ62とが設けられている。
画像処理コントローラ62には、撮像素子インターフェース回路61と、SDRAM63と、フラッシュROM64と、記録メディア65と、液晶モニタ66とが接続されている。これらは、電子撮像機能と共に電子記録表示機能を提供できるように構成されている。
記録メディア65は、各種のメモリカードや外付けのハードディスクドライブ(HDD)等の外部記録媒体であり、カメラのボディユニット11と通信可能で、かつ交換可能に装着される。
BCPU60には、通信コネクタ135と、画像処理コントローラ62と、不揮発性メモリであるEEPROM76等とが接続されている。
画像処理コントローラ62は、BCPU60の指令に従って撮像素子インターフェース回路61を制御して撮像素子54から画像データを取り込む。この画像データは、画像処理コントローラ62によりビデオ信号に変換され、液晶モニタ66に出力してライブビュー表示される。撮影者は、この液晶モニタ66のライブビュー表示画像により、撮影する画像の構図等のイメージを認識することができる。また、撮影後の記録画像を液晶モニタ66に表示させ画像の確認をすることも可能である。
SDRAM63は、画像データの一時的保管用メモリであり、画像データが変換される際のワークエリア等に使用される。この画像データは、各種の画像処理が行われ、例えば静止画像がJPEGデータに変換された後には、記録メディア65に保管されるように設定されている。また、BCPU60には、カメラ操作スイッチ(SW)78と、電源回路80を介して電池81とが接続されている。
EEPROM76は、その他の記憶領域として、カメラ制御に必要な所定の制御パラメータを記憶するもので、BCPU60からアクセス可能に設けられている。
カメラ操作スイッチ78は、例えば撮影動作の実行を指示するレリーズスイッチ、静止画撮影モード、動画撮影モード、記録画像表示モードを切り替えるモード変更スイッチ、動画撮影を開始させる動画記録開始スイッチ及びパワースイッチ等、当該撮影装置を操作するために必要な操作釦を含むスイッチ群で構成される。レリーズスイッチは、半押し動作すなわちファーストレリーズスイッチ(1RSW)の動作と、全押し動作であるセカンドレリーズスイッチ(2RSW)の動作とがある。
電源回路80は、電池81の出力電圧を、当該装置を構成する各回路部が必要とする電圧に変換して供給するために設けられている。
図22は撮影シーケンスの動作を示すフローチャートである。
この撮影シーケンスの動作制御は、主にBCPU60の制御によって行われる。
まず、BCPU60は、ステップ101において、撮影者のカメラ操作スイッチ78の操作によって静止画撮影モードが設定されたか否かを判定する(S101)。静止画撮影モードが設定されている場合はステップ102に進む。静止画撮影モードではない場合は、動画撮影モードが設定されておりステップ109に進む。なお、再生モードについては本願に関係ないので省略する。
ステップ102にて、撮影者によりカメラ操作スイッチ78内のレリーズスイッチが半押し動作、すなわちファーストレリーズスイッチ(1RSW)がオンされたか否かを判定する(S102)。レリーズスイッチの半押し動作が行われると、BCPU60は、ステップ103に移り、イメージャAFを行う(S103)。
次にステップ104において合焦状態を判定する(S104)。合焦状態であれば、BCPU60はステップ105に移り、ファーストレリーズスイッチ(1RSW)がオフされたか否かを判定する(S105)。また、BCPU60は、ステップ104において、合焦していない状態であれば、ステップ108に移り、非合焦表示等の処理を行う(S108)。
ここで、撮影者がレリーズスイッチの全押し動作を行うことなく半押し動作を終了すると、BCPU60は、上記ステップ102に移ってファーストレリーズスイッチ(1RSW)の待ち状態になる。
一方、レリーズスイッチが半押し動作を継続していると判定すると、BCPU60は、ステップ106において、レリーズスイッチの全押し動作であるセカンドレリーズスイッチ(2RSW)の動作が行われたか否かを判定する(S106)。ここでは、レリーズスイッチが全押しされるまで待機し、全押しされたならば、BCPU60は、ステップ107に移って露光動作を行う(S107)。
一方、ステップ101にて動画撮影モードであればステップ109に進み、カメラ操作スイッチ78の動画撮影開始スイッチがオンされたか否かを判定する(S109)。ステップ109にて、動画撮影開始スイッチがオンされたと判定すると、ステップ110にて動画撮影動作を行う(S110)。動画撮影動作中は、ステップ111にて動画撮影開始スイッチのオフを判別しており(S111)、オフされていない場合は動画撮影動作を継続し、オフされた場合は動画撮影動作を終了して本シーケンスを終了する。一方、ステップ109にて動画撮影開始スイッチがオンされていない場合はステップ101に戻る。
なお、動画撮影中は常時イメージャAF動作が実行される。
また、本実施の形態では、「動画」というときは、液晶モニタ66に表示されるライブビュー画像用の動画撮像であってもよいし、記録メディア65への記録用の動画撮像であってもよい。
図23はイメージャAF動作時のフォーカスレンズの動作を説明ためのAF評価値とフォーカスレンズ21のレンズ位置との関係を示す図、図24はイメージャAF動作を示すフローチャートである。
AF評価値は、コントラスト値と同義であり、画像のボケ具合を数値化したデータであり、一般的には、画像データにHPFやBPFを作用させ、その結果を累積した値が用いられる。
まず、イメージャAF動作の概要について説明する。イメージャAF動作は、「方向判断処理D1」と「山登り制御D2〜D4」とから構成されている。なお、本動作フローチャートはBCPU60により実行される。
合焦位置から離れた位置A1から合焦位置A3に向かってフォーカスレンズを移動させていくと、画像より算出したAF評価値(コントラスト値)は合焦位置A3に近づくほど大きくなり、合焦位置A3で最大となる。
フォーカスレンズを移動させながら撮像素子の露光に同期したタイミングでフォーカスレンズの位置を取得し、取得した画像より算出したAF評価値に基づいてAF評価値が最大となるフォーカスレンズ位置を求めてその位置にフォーカスレンズを移動して合焦とする。これは一般に「山登り制御D2〜D4」と呼ばれる。
本実施例では、まず、アタッチメント112のウォブリングレンズ群121のウォブリング動作によりイメージャAF開始時のフォーカスレンズ21の初期駆動方向を判断する「方向判断処理D1」を行う。
図25はウォブリングレンズ群動作に対するAF評価値を示す図、図26はウォブリングレンズ動作のタイミングチャートである。
まず、「方向判断処理D1」について説明するが、「方向判断処理D1」はウォブリング制御により実行される。
ウォブリング制御の概要について説明する。
ウォブリング制御は、フォーカスレンズを微小距離だけ周期的に進退するよう制御してAF評価値を取得することにより、AF評価値がより大きい合焦位置の存在する方向を認識することができる。ウォブリング制御では、フォーカスレンズ群の移動距離が微小距離であるため、動画像において画質の変化が目立たず、画質の劣化を防止することができる。
本実施例では、アタッチメント112の内部にウォブリング動作が可能なウォブリングレンズ群121を有している。ウォブリングレンズ群121を光軸方向に微少移動させることは、フォーカスレンズ21を光軸方向に微少移動させることと光学的に等価となるように光学的構成がなされている。従って、ウォブリングレンズ群121を光軸方向に微少移動した位置でのAF評価値により、フォーカスレンズ21の合焦位置が存在する方向を認識することが可能である。
図25に示すように、ウォブリングレンズ群121が位置B2にある場合、ウォブリング制御により、ウォブリングレンズ群121は位置B2から位置B3へ移動し、その後、位置B3から位置B1へ移動する。そして、各位置B1〜B3で取得した画像によりAF評価値を求め、合焦位置がある方向を決定する。
例えば、図25(a)の場合、ウォブリングレンズ群121を位置B2から位置B3へ移動したときにAF評価値はHaからHbへ上昇し、位置B3から位置B1へ移動したときにAF評価値はHbからHcへ下降している。よって、位置B2から見て位置B3の方向に合焦位置があると認識することができ、レンズユニット11内のフォーカスレンズ21を位置B2から位置B3に向かう方向に移動させれば合焦位置に近づけることができる。
ウォブリング制御のタイミングについて説明する。
撮像素子インターフェース回路61は、図26(b)に示すように、垂直同期信号VDを周期的に生成し、撮像素子54とBCPU60に出力する。撮像素子54は、図26(a)に示すように垂直同期信号VDに同期して露光を行う。また、BCPU60は、図26(c)に示すように、所定の時点から、垂直同期信号に基づいて露光同期信号であるBL_SYNC信号を生成する。
BCPU60は、垂直同期信号を基準にして露光開始タイミングと露光終了タイミングとを予め把握しているために、露光同期信号であるBL_SYNC信号を生成することができる。BL_SYNC信号は、立ち上がり出力が撮像素子の露光期間の時間的な中心を示す信号である。あるいは、BL_SYNC信号を撮像素子の露光期間を示す信号、例えば立ち上がりで露光開始、立ち下がりで露光終了を示す信号としてもよい。
BCPU60は、垂直同期信号VDを撮像素子インターフェース回路61より入力し、BL_SYNC信号を作成してLCPU30およびACPU130に出力する。LCPU30は、BL_SYNC信号に同期してフォーカスレンズ21の駆動を制御し、ACPU131は、BL_SYNC信号に同期してウォブリングレンズ群121の駆動制御を行う。
次に、イメージャAF動作のうち方向判断処理D1としてのウォブリング制御について、図24に示したフローチャートのステップ201〜ステップ208により詳細に説明する。
BCPU60は、垂直同期信号VDに基づいて動作タイミングを制御し、ステップ201にて、撮像素子54の露光を行うとともに、図26(c)のE1に示すように露光の中心時刻にてACPU130へBL_SYNC信号の立ち上がり出力を送信する(S201)
次に、ステップ202にて、ウォブリング駆動を行うフレームか否か判断し(S202)、ウォブリング駆動を行うフレームである場合はステップ203に進み、ウォブリング駆動を行わないフレームである場合はステップ204に進む。
ステップ203にて、図26(d)のE2に示す駆動情報信号をACPU130へ送信する(S203)。駆動情報信号は、ウォブリング動作の開始を指示する信号であるとともにウォブリング制御に関する以下の情報を含む。
(1)ウォブリングレンズ群の駆動を開始してから終了させるまでの時間(ウォブリング駆動時間)の情報
(2)ウォブリングレンズ群の移動量の情報
(3)ウォブリングレンズ群の移動方向の情報
ステップ204にて、BL_SYNC信号の立ち上がり出力から所定時間が経過すると、図26のE3に示すBL_SYNC信号の立ち下がり出力をACPU130送信する(S204)。図26では、垂直同期信号VDの立ち下がりに同期させている。
ACPU130は、図26(e)に示すように、上記BL_SYNC信号の立ち下がり出力を受信して駆動情報信号が示す動作時間だけ、また駆動情報信号が示す移動方向、移動量だけ、ウォブリングレンズ群121を移動させる。ACPU130の詳細な動作については後述する。
ステップ205にて、ウォブリング駆動を行うフレームか否か判断し(S205)、ウォブリング駆動を行うフレームではない場合はステップ206に進み、ウォブリング駆動を行うフレームである場合はステップ201に戻る。
ステップ206にて、取得した画像に基づいてAF評価値を算出し、SDRAM63に格納する(S206)。AF評価値は、図26のE4からE5の間に露光された画像に基づいて算出される。
ステップ207にて、AF評価値を所定数だけ取得したか否かを判定する(S207)。所定数は、合焦位置の方向を判断するために必要な数が設定され、例えば3とする。そして、所定数だけ取得していない場合はステップ201に戻り、所定数だけ取得するまで上記動作が繰り返される。
ステップ208にて、取得したAF評価値による合焦判定を行う(S208)。例えば、上記3個の異なるウォブリングレンズ群121の位置におけるAF評価値のうちで、両端の位置に相当する2個のAF評価値の差が所定値以下の場合は、AF評価値のピークに位置する状態、即ち合焦とみなす。
合焦ではない場合はステップ209に移行し、合焦の場合はステップ201に戻る。
ステップ209にて、取得した所定数のAF評価値に基づいて合焦位置の方向を判断してレンズユニット12内のフォーカスレンズ21の移動方向と移動速度(単位時間の移動量)を決定する(S209)。
以上説明したS201からS209が、ウォブリング制御によりフォーカスレンズ21の移動方向と移動速度を決定する処理である。このようにフレーム単位でウォブリングレンズ群121の駆動と停止を制御することにより、AF評価値を算出するための画像を露光している際には、ウォブリングレンズ群121を停止させることができるので、ウォブリングレンズ群の移動による画像の劣化、すなわちAF評価値の劣化を防止することができ、AF精度を向上させることができる。
なお、ウォブリング駆動時間は、撮影している画像の1フレームに要する時間としているが、1フレームに要する時間の整数倍としてもよい。フレーム単位でウォブリング駆動時間の上限を設定することで、ウォブリングレンズ群121の駆動と停止をフレーム単位で行うことが可能となる。
以上が「方向判断処理D1」に関する説明である。
この時のアタッチメント動作について説明する。
図27は、ACPU130の動作を示すフローチャートである。
ACPU130は、ステップ301において、電源オンのBCPU60による判断に基づく初期化処理を行うコマンドを受信すると(S301)、続くステップ302において、初期化処理を行う(S302)。
次に、ACPU130は、ステップ303において、BCPU60から送信されるBL_SYNC信号の立ち上がり出力が発生したか否かを判断する(S303)。この判断の結果、BL_SYNC信号の立ち上がり出力が発生したことを検出した場合(図26:E1)、ステップ304にて駆動情報信号の受信待ちとなる(304)。そして、駆動情報信号を受信した場合はステップ305に進み、(図26:E2)。駆動情報信号を受信しなかった場合はステップ303に戻る。
次に、ACPU130は、ステップ305において、BCPU60から送信されるBL_SYNC信号の立ち下がり出力が発生したか否かを判断する(S305)。この判断の結果、BL_SYNC信号の立ち下がり出力が発生したことを検出した場合(図26:E3)、ステップ306に進み、BL_SYNC信号の立ち下がり出力を検出しなかった場合はステップ305に戻る。
ACPU130は、ステップ306において、ウォブリング駆動回路125によりウォブリングレンズ群121を駆動する(S306)(図26:E3)。この時、受信した駆動信号情報に含まれるウォブリング駆動時間及び、移動方向と移動速度に基づいてウォブリングレンズ群121を駆動する。
ステップ307では、上記受信したウォブリング駆動時間である所定時間が、駆動開始から経過したか否かを判定し(S307)、経過した場合はステップ308に進み、ウォブリングレンズ群121の駆動を停止する(S308)(図5:E4)。このように、経過時間がウォブリング駆動時間を超えた場合には、駆動情報信号が示す移動量をウォブリングレンズ群121が移動していない場合であっても、ウォブリングレンズ群121の駆動を強制的に停止させる。
ACPU130は、ウォブリングレンズ群121が指示された移動量を移動できなかったことを示すこと記憶し、データ通信の際にBCPU60に送信し、このフレームのAF評価値を採用しないように通知する。
一方、所定時間が経過していない場合はステップS309に進み、所定移動量を移動したか否かを判定する(S309)。そして、所定移動量を移動した場合はステップ310に進みウォブリングレンズ群121のレンズ駆動を停止する(S310)(図5:E4)。そしてステップ311に進み、所定時間の経過を待ち(S311)、所定時間の経過後ステップ303に戻る。
一方、ACPU130は、ステップ303においてBL_SYNC信号の立ち上がり出力が発生していなければ、ステップ312に移り、BCPU60からコマンドを受信したか否かを判断する(S312)。
この判断の結果、BCPU60からコマンドを受信すると、ACPU130は、ステップ313において、受信したコマンドが処理終了コマンドであるかを判断し(S313)、処理終了コマンドの場合は処理を終了する。
また処理終了コマンドではない場合はステップ314に進み、受信したコマンドに従った処理を実行し(S314)、ステップ315において、受信コマンドに従って処理したデータ、すなわちコマンドに対する応答データをBCPU60に送信する(S315)。
以上のように、ウォブリング機能を有するアタッチメントを、ウォブリング機能を持たないマスターレンズとカメラ本体との間に挿入して使用することにより、AF動作速度を向上させることができる。
次に、「山登り制御」について説明する。図28は、イメージャAF動作のピーク判定動作に関するタイミングチャートである。ここでは、図28を参照して、図24のイメージャAF動作を示すフローチャートの説明を続ける。
BCPU60は、ステップ210において、ステップ209にて決定した移動方向と移動量をレンズユニット12内のLCPU30へ送信する(S210)。LCPU30は、図28(f)に示すように、受信した移動方向と移動速度に基づいてフォーカスレンズ21を駆動する(図7:F1)なお、LCPU30の詳細動作については、後述する。
BCPU60は、垂直同期信号VDに基づいて動作タイミングを制御し、ステップ211にて、撮像素子54の露光を行うとともに、図28(c)に示すように露光の中心時刻にてLCPU30へBL_SYNC信号の立ち上がり出力を送信する(S211)(図28:F2)。LCPU30は、図28(d)に示すようにBL_SYNC信号の立ち上がり出力を受信して、フォーカスレンズ21の位置を取得する(図28:F3)。
ステップ212にて、撮像した画像に基づきAF評価値を算出する(S212)。そして図28(e)に示すように、ステップ213にて、フォーカスレンズ位置をLCPU30より受信する(S213)(図28:F4)。
次に、ステップ214において、ピーク判定(図23:D2)を行い(S214)、続くステップ215において、ピークを検出したか否かを判定する(S215)。ここで、ピークが検出されない場合、BCPU60は、上記ステップ210に移行し、ピークを検出するまで上記処理動作を繰り返す。
上記処理動作によってピークを検出すると、BCPU60は、ステップ216に移行して合焦位置を算出する(S216)(図23:D3)。
そして、BCPU60は、ステップ217において、ステップ216において算出した合焦位置にフォーカスレンズ21を移動するようにLCPU30へ通信して指示を行う(S217)。LCPU30はフォーカスレンズ21を合焦位置に駆動する(図23:D4)。
ステップ218では、動画撮影モードか否か判定する(S218)。動画撮影モードの場合は継続してAF動作を行うためにステップ201に戻る。一方、動画撮影モードではない場合は、処理を終了する。
フォーカスレンズ21の一連の動作は、図23下部に示すようにAF評価値取得開始(D1)のA1地点から至近側に向かって移動し、ピーク検出がなされると合焦位置が算出される(D3)。それと共に、フォーカスレンズ21のレンズ移動方向が反転してA2地点より無限「∞」側に移動する。そして、フォーカスレンズ21は、一旦ピーク位置を通過した後、再度レンズ移動方向が反転して合焦位置となるA3地点に向かう。これは、レンズ駆動機構24等に存在するバックラッシュの影響を排除し、AF評価値のピークを通過したときにフォーカスレンズ位置を光学的に同一位置に正確に停止させるためである。これにより、フォーカスレンズ21は、合焦位置となるA3地点に到達する。
以上が「山登り制御D2〜D3」の説明である。
この時のレンズ動作フローについて説明する。
図29は、LCPU30の動作を示すフローチャートである。
LCPU30は、ステップ401において、電源オンのBCPU60による判断に基づく初期化処理を行うコマンドを受信すると(S401)、続くステップ402において、初期化処理を行う(S402)。
次に、LCPU30は、ステップ403において、BCPU60から送信されるBL_SYNC信号の立ち上がり出力が発生したか否かを判断する(S403)。この判断の結果、BL_SYNC信号の立ち上がり出力が発生したことを検出した場合(図28:F2)、LCPU30は、ステップ404において、レンズ駆動回路25内の位置検出回路によってフォーカスレンズ21の光軸に沿った位置情報を検出する(S404)。
ここで、図28(d)に示すようにLCPU30は、BL_SYNC信号の立ち上がり出力の発生時にフォーカスレンズ21の位置情報を検出する(図28:F3)。
次に、LCPU30は、ステップ405において、内蔵するバッファメモリ内の情報を更新、すなわちフォーカスレンズ21の位置情報を内蔵バッファメモリに記憶する(S405)。そして、ステップ403に戻り、BL_SYNC信号の立ち上がり出力の発生を検出した場合は、フォーカスレンズ位置の取得動作を繰り返し行う。
一方、LCPU30は、ステップ403においてBL_SYNC信号の立ち上がり出力が発生していなければ、ステップ406に移り、BCPU60からコマンドを受信したか否かを判断する(S406)。
この判断の結果、BCPU60からコマンドを受信すると、LCPU30は、ステップ407において、受信したコマンドがフォーカスレンズ21の位置情報の要求であるか否かを判断する(S407)。そして、受信したコマンドがフォーカスレンズ21の位置情報の要求であれば、ステップ408に移り、内蔵バッファメモリに記憶されているフォーカスレンズ21の位置情報をBCPU60に送信する(S408)(図28:F4)。
なお、LCPU30は、ステップ407における判断の結果、受信コマンドがフォーカスレンズ21の位置情報の要求でなければ、ステップ409に移り、処理終了コマンドであるかを判断し(S409)、処理終了コマンドの場合は処理を終了する。
また、処理終了コマンドではない場合はステップ410に進み、受信したコマンドに従った処理、例えばフォーカスレンズ21の駆動等を実行し(S410)、ステップ411において、受信コマンドに従って処理したデータ、すなわちコマンドに対する応答データ、例えばフォーカスレンズ21を駆動中であることを示すデータ等をBCPU60に送信する(S411)。
以上説明した構成により、アタッチメントレンズ装置内のウォブリングレンズ群121の往復移動によりカメラ本体11内の撮像素子54上の像のコントラストが変化し、そのコントラスト状態を検知することで、コントラストのピークに近づけるためのフォーカシングレンズ群の移動方向や移動量が計算可能となる。
また、カメラ本体11からマスターレンズ12のフォーカシングレンズ群に信号を送りすばやくフォーカシングを行うことが可能となる。
さらに、ウォブリング機能を持たないマスターレンズ12であってもアタッチメントレンズ装置112を介してカメラ本体11に装着することで、フォーカシング速度の向上、動画撮影時のフォーカシングの追従性の向上が可能となる。
本実施例では、ウォブリングレンズ群121のウォブリング動作と、フォーカスレンズ21の移動動作を時分割に実行しているが、同時に動作させてもよい。
フォーカスレンズ21を移動させながら、ウォブリングレンズ群121をウォブリング動作させてAF評価値を取得して焦点調節を行うことにより、より高速で追従性のよいフォーカシングが可能となる。
具体的には、ウォブリング振幅の両端の位置におけるAF評価値の差が所定範囲内となるようなフォーカスレンズ位置にフォーカスレンズ21を移動させる制御を行うことにより合焦状態が得られる。
AL…アタッチメントレンズ装置
Go…物体側レンズ群
Gw…ウォブリングレンズ群
Gi…像側レンズ群
E…入射瞳
SF…超音波フィルタ
IRF…IRカットフィルタ
P…平行板
LPF…光学的ローパスフィルター
C…カバーガラス
I…像面
ML…マスターレンズ
Gf…前群
Gb…後群
S…明るさ絞り
10…撮像装置
11…カメラ本体
12…マスターレンズ
112…アタッチメントレンズ

Claims (26)

  1. フォーカシングのために光軸方向に移動するフォーカシングレンズ群を有するマスターレンズと撮像素子を有するカメラ本体との間に装着可能なアタッチメントレンズ装置であって、
    前記アタッチメントレンズ装置は、
    前記マスターレンズと前記カメラ本体とに通信可能な通信部と、
    前記フォーカシングレンズ群を移動させる方向を検出するために光軸方向に往復移動するウォブリング動作を行うウォブリングレンズ群と、
    前記ウォブリングレンズ群の物体側に配置されたウォブリング時固定の物体側レンズ群と、
    前記ウォブリングレンズ群の像側に配置されたウォブリング時固定の像側レンズ群と、
    前記ウォブリングレンズ群を駆動するウォブリング駆動部と、
    を有し、以下の条件式(5)を満足する
    ことを特徴とするアタッチメントレンズ装置。
    0.5<φO/φI<2.0 ・・・(5)
    ただし、
    φOは、前記物体側レンズ群の屈折力、
    φIは、前記像側レンズ群の屈折力
    である。
  2. フォーカシングのために光軸方向に移動するフォーカシングレンズ群を有するマスターレンズと撮像素子を有するカメラ本体との間に装着可能なアタッチメントレンズ装置であって、
    前記アタッチメントレンズ装置は、
    前記マスターレンズと前記カメラ本体とに通信可能な通信部と、
    前記フォーカシングレンズ群を移動させる方向を検出するために光軸方向に往復移動するウォブリング動作を行うウォブリングレンズ群と、
    前記ウォブリングレンズ群の物体側に配置されたウォブリング時固定の物体側レンズ群と、
    負の屈折力を有し、前記ウォブリングレンズ群の像側に配置されたウォブリング時固定の像側レンズ群と、
    前記ウォブリングレンズ群を駆動するウォブリング駆動部と、
    を有する
    ことを特徴とするアタッチメントレンズ装置。
  3. 前記ウォブリングレンズ群の光軸方向での移動範囲を前記マスターレンズのFナンバーに応じて変更するアタッチメント制御部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のアタッチメントレンズ装置。
  4. フォーカシングのために光軸方向に移動するフォーカシングレンズ群を有するマスターレンズと撮像素子を有するカメラ本体との間に装着可能なアタッチメントレンズ装置であって、
    前記アタッチメントレンズ装置は、
    前記マスターレンズと前記カメラ本体とに通信可能な通信部と、
    前記フォーカシングレンズ群を移動させる方向を検出するために光軸方向に往復移動するウォブリング動作を行うウォブリングレンズ群と、
    前記ウォブリングレンズ群を駆動するウォブリング駆動部と、
    前記ウォブリングレンズ群の光軸方向での移動範囲を前記マスターレンズのFナンバーに応じて変更するアタッチメント制御部と、
    を有し、
    前記ウォブリングレンズ群の光軸方向への往復移動する範囲が以下の条件式(1)を満足する
    ことを特徴とするアタッチメントレンズ装置。
    Dwob/(Fno×βw×ε)>0.3 ・・・(1)
    ただし、
    Dwobは、前記ウォブリングレンズ群の光軸方向での移動範囲の半分、
    Fnoは、前記ウォブリング動作時における前記マスターレンズと前記アタッチメントレンズ装置の合成系のFナンバー、
    βwは、前記ウォブリングレンズ群が往復移動する移動範囲の中間に位置し、前記アタッチメントレンズ装置を前記カメラ本体に装着した際の前記アタッチメントレンズ装置の倍率、
    εは、許容錯乱円の半径であり、前記撮像素子の有効撮像領域の対角長をLとしたとき、ε=0.0005Lと定義する
    である。
  5. 以下の条件式(2)を満足する
    ことを特徴とする請求項に記載のアタッチメントレンズ装置。
    0.3<Dwob/(Fno×βw×ε)<3.0 ・・・(2)
  6. 以下の条件式(3)を満足する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1つに記載のアタッチメントレンズ装置。
    0.95<βw<1.3 ・・・(3)
    ただし、
    βwは、ウォブリングレンズ群が往復移動する移動範囲の中間に位置し、前記アタッチメントレンズ装置を前記カメラ本体に装着した際の前記アタッチメントレンズ装置の倍率
    である。
  7. 前記ウォブリングレンズ群の物体側に配置されたウォブリング時固定の物体側レンズ群と、
    前記ウォブリングレンズ群の像側に配置されたウォブリング時固定の像側レンズ群と、
    をさらに有する
    ことを特徴とする請求項4又は5記載のアタッチメントレンズ装置。
  8. 前記ウォブリングレンズ群は正の屈折力を持ち、前記屈折力は前記物体側レンズ群と前記像側レンズ群のそれぞれの屈折力の絶対値よりも大きい
    ことを特徴とする請求項1乃至3、又は7に記載のアタッチメントレンズ装置。
  9. 前記物体側レンズ群と前記像側レンズ群が共に負の屈折力を持つ
    ことを特徴とする請求項1乃至3、7又は8に記載のアタッチメントレンズ装置。
  10. 以下の条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1乃至3、7乃至9の何れか一項に記載のアタッチメントレンズ装置。
    −0.9<φw/(φO+φI)<−0.7 ・・・(4)
    ただし、
    φwは、前記ウォブリングレンズ群の屈折力、
    φOは、前記物体側レンズ群の屈折力、
    φIは、前記像側レンズ群の屈折力
    である。
  11. 以下の条件式(5)を満足する
    ことを特徴とする請求項2、7乃至10の何れか一項に記載のアタッチメントレンズ装置。
    0.5<φO/φI<2.0 ・・・(5)
    ただし、
    φOは、前記物体側レンズ群の屈折力、
    φIは、前記像側レンズ群の屈折力
    である。
  12. 前記ウォブリングレンズ群は、物体側に凸面を向けた物体側面と像側に凸面を向けた像側面を持ち、
    以下の条件式(6)を満足する両凸形状のレンズである
    ことを特徴とする請求項1乃至3、7乃至11のいずれか1つに記載のアタッチメントレンズ装置。
    −0.8<(RwO+RwI)/(RwO−RwI)<−0.1 ・・・(6)
    ただし、
    RwOは、前記ウォブリングレンズ群の物体側面の曲率半径、
    RwIは、前記ウォブリングレンズ群の像側面の曲率半径
    である。
  13. 前記ウォブリングレンズ群は、両凸形状の単レンズである
    ことを特徴とする請求項1乃至3、7乃至12のいずれか1つに記載のアタッチメントレンズ装置。
  14. 前記ウォブリングレンズ群は、物体側に凸面を向けた物体側面を持ち、
    前記物体側レンズ群は、ウォブリングレンズ群に対向する凹面を有し、
    以下の条件式(7)及び(8)を満足する
    ことを特徴とする請求項1乃至3、7乃至13のいずれか1つに記載のアタッチメントレンズ装置。
    0.5<ROI/RwO<2.0 ・・・(7)
    0.5<RwI/RIO<2.9 ・・・(8)
    ただし、
    RwOは、前記ウォブリングレンズ群の物体側面の曲率半径、
    ROIは、前記物体側レンズの前記ウォブリングレンズ群に対向する凹面の曲率半径、
    RwIは、前記ウォブリングレンズ群の像側面の曲率半径
    RIOは、前記像側レンズ群の前記ウォブリングレンズ群に対向する面の曲率半径、
    である。
  15. 前記物体側レンズ群は、正レンズと像側に凹の負レンズからなり、
    前記像側レンズ群は、物体側に凹のレンズと前記物体側に凹のレンズとは屈折力の符号が異なる像側レンズからなり、一方が正レンズ、他方が負レンズであり、
    以下の条件式(9)及び(10)を満足する
    ことを特徴とする請求項1乃至3、7乃至14のいずれか1つに記載のアタッチメントレンズ装置。
    −25<νOp−νOn<−15 ・・・(9)
    10< νIp−νIn<25 ・・・(10)
    ただし、
    νOpは、物体側レンズ群中の正レンズのアッベ数、
    νOnは、物体側レンズ群中の負レンズのアッベ数、
    νIpは、像側レンズ群中の正レンズのアッベ数、
    νInは、像側レンズ群中の負レンズのアッベ数
    である。
  16. フォーカシングのために光軸方向に移動するフォーカシングレンズ群を有するマスターレンズと、
    撮像素子を有するカメラ本体と、
    請求項1乃至15のいずれか1つに記載のアタッチメントレンズ装置と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  17. 前記マスターレンズ、前記カメラ本体及び前記アタッチメントレンズ装置は、それぞれが通信可能な通信部を有し、
    前記カメラ本体は、前記ウォブリングレンズ群の往復移動により生じるコントラストの変化に基づき前記マスターレンズ中の前記フォーカシングレンズ群を移動させる信号を発生させるフォーカスレンズ群駆動信号発生部を有する
    ことを特徴とする請求項16に記載の撮像装置。
  18. 撮像面を有し、その撮像面上のコントラストを検出してフォーカシングを行うオートフォーカス機構を有するレンズ交換可能なカメラ本体と、
    電動にて作動するフォーカスレンズ群を有し、前記カメラ本体と電気的に接続可能であり、前記カメラ本体のフランジバックよりも長いフランジバックを有するマスターレンズと、
    前記マスターレンズと前記カメラ本体との間に装着し、前記マスターレンズと前記カメラ本体とをそれぞれに機械的、電気的に接続可能とし、1以上のレンズを内蔵するアタッチメントレンズ装置と、
    を有し、
    前記マスターレンズ、前記カメラ本体及び前記アタッチメントレンズ装置のそれぞれが相互に通信可能な撮像システムであって、
    前記アタッチメントレンズ装置は、
    前記アタッチメントレンズ装置内の全部、または一部のレンズを光軸方向に移動可能なウォブリングレンズ群を有し、
    前記マスターレンズと前記アタッチメントレンズ装置が前記カメラ本体に装着され、
    前記撮像面上でのコントラスト評価値の低い状態では、前記撮像面におけるコントラストを検出しながら、前記マスターレンズ中の前記フォーカスレンズ群を一定方向に移動させ、コントラスト評価値の一番高い位置と前記撮像面位置がほぼ一致するような位置に前記マスターレンズの前記フォーカスレンズ群を停止させ、
    合焦位置付近では前記アタッチメントレンズ装置中の前記ウォブリングレンズ群を光軸方向に往復移動させて往復移動の両端付近のコントラストを検出し、両端のコントラスト評価値がほぼ一定となるように、前記マスターレンズの前記フォーカスレンズ群を移動させて合焦状態を維持する
    AF制御機構を有する
    ことを特徴とする撮像システム。
    ここで、
    前記カメラ本体のフランジバックとは、前記カメラ本体の前記アタッチメントレンズ装置への装着面から、前記撮像面までの距離であり、
    前記マスターレンズのフランジバックとは、前記マスターレンズの前記アタッチメントレンズ装置への装着面から、前記マスターレンズの焦点面までの距離である。
  19. 撮像面を有し、その撮像面上のコントラストを検出してフォーカシングを行うオートフォーカス機構を有するレンズ交換可能なカメラ本体と、
    電動にて作動するフォーカスレンズ群を有し前記カメラ本体と電気的に接続可能であり、前記カメラ本体のフランジバックよりも長いフランジバックを有するマスターレンズと、
    前記マスターレンズと前記カメラ本体との間に装着し、前記マスターレンズと前記カメラ本体とをそれぞれに機械的、電気的に接続可能とし、1以上のレンズを内蔵するアタッチメントレンズ装置と、
    を有し、
    前記マスターレンズ、前記カメラ本体、前記アタッチメントレンズ装置のそれぞれが通信可能な撮像システムであって、
    前記アタッチメントレンズ装置は、
    前記アタッチメントレンズ装置内の全部、または一部のレンズを光軸方向に移動可能なウォブリングレンズ群を有し、
    前記マスターレンズと前記アタッチメントレンズ装置が前記カメラ本体に装着され、
    前記撮像面上でのコントラスト評価値の低い状態では、前記撮像面におけるコントラストを検出しながら、前記マスターレンズ中の前記フォーカスレンズ群を一定方向に移動させ、
    コントラスト評価値が所定のレベルを越えたならば、前記フォーカスレンズ群を停止させ、
    前記フォーカスレンズ群を停止させた状態で前記アタッチメントレンズ装置中の前記ウォブリングレンズ群を光軸方向に往復移動させて往復移動の両端付近のコントラスト評価値がほぼ一定となるように、前記マスターレンズの前記フォーカスレンズ群を移動させて合焦状態へ到達する
    AF制御機構を有する
    ことを特徴とする撮像システム。
    ここで、
    前記カメラ本体のフランジバックとは、前記カメラ本体の前記アタッチメントレンズ装置への装着面から、前記撮像面までの距離であり、
    前記マスターレンズのフランジバックとは、前記マスターレンズの前記アタッチメントレンズ装置への装着面から、前記マスターレンズの焦点面までの距離である。
  20. 前記カメラ本体は、歪曲収差補正を画像補正で補助する画像処理部を有する
    ことを特徴とする請求項18又は請求項19に記載の撮像システム。
  21. 前記カメラ本体は、
    コントラスト検出を行った画像を表示する表示部と、
    コントラスト検出を行った画像を記録する記録部と、
    をさらに有する
    ことを特徴とする請求項18乃至請求項20のいずれか1つに記載の撮像システム。
  22. 前記カメラ本体は、
    前記ウォブリングレンズ群を光軸方向に往復移動させてコントラスト検出を行う際の画像を取り込む画像取り込み部と、
    その取り込んだ画像に対して、歪曲収差の電気補正を前記ウォブリングレンズ群の移動と取り込みの状態に合わせて行う画像補正部と、
    前記画像補正後の画像を用いて表示する表示部と、
    前記画像補正後の画像を記録する記録部と、
    をさらに有する
    ことを特徴とする請求項18乃至請求項21のいずれか1つに記載の撮像システム。
  23. 前記マスターレンズのイメージサークルと、前記カメラ本体のイメージサークルは略同一である
    ことを特徴とする請求項18乃至請求項22のいずれか1つに記載の撮像システム。
  24. コントラスト評価時の前記マスターレンズの実絞り値によって、前記ウォブリングレンズ群は移動速度と移動量の少なくともいずれかが変化する
    ことを特徴とする請求項18乃至請求項23のいずれか1つに記載の撮像システム。
  25. 前記マスターレンズ群と前記カメラ本体は直接通信せず、前記アタッチメントレンズ装置とを介して前記マスターレンズ群と前記カメラ本体と前記アタッチメントレンズ装置とが一体的に制御される
    ことを特徴とする請求項18乃至請求項24のいずれか1つに記載の撮像システム。
  26. 前記マスターレンズ、前記アタッチメントレンズ装置又は前記カメラ本体のいずれかは、前記マスターレンズと前記ウォブリングレンズ装置が接続された状態のパラメータが記録されたパラメータ記録部を有し、
    前記カメラ本体はフォーカシング動作時には前記パラメータを使用する
    ことを特徴とする請求項18乃至請求項25のいずれか1つに記載の撮像システム。
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