JP5448502B2 - アダプタ光学系及びそれを有する撮像光学系 - Google Patents

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Description

本発明は、放送用カメラ(TVカメラ)、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラなどに用いられる撮影レンズ(主レンズ系)の像側に着脱可能に装着して、全系の焦点位置情報を得るのに好適なアダプタ光学系及びそれを有する撮像光学系に関する。
近年、テレビカメラ用の撮像光学系(ズームレンズ)には、撮影者および撮影条件の多様化に伴い、操作性およびその簡便性・機動性が良いことが要求される。また、撮像素子の高画素化が進むにつれて、高画質の画像が容易に得られることが要望されている。例えば、高精度で迅速にオートフォーカス(自動合焦)ができることが要望されている。TVカメラ等において、オートフォーカス方式として撮像光学系によって形成された像から得られる映像信号の周波数特性を利用する方法がある。このオートフォーカス方式では、撮像光学系の一部のレンズ群又は撮像素子を光軸方向に縮小振幅振動(ウォブリング)させて、そのとき得られる画像信号を周波数分析してフォーカス方向を判別しながらフォーカスを行っている。このオートフォーカス方式は「山登りオートフォーカス式」と言われている。「山登りオートフォーカス式」を用いた撮影システムとして、ズームレンズを構成するリレー部の一部をウォブリングさせて最良結像位置を検出するようにした撮影システムが知られている(特許文献1)。一方、「山登りオートフォーカス式」を用いたカメラシステムとして主レンズ系(ズームレンズ)の像側に装着したアダプタ内レンズをウォブリングさせて合焦信号を得るようにしたカメラシステムが知られている(特許文献2)。
特開2002−169091号公報 特開平10−333024号公報
山登りオートフォーカス式を用いたテレビカメラに用いられるズームレンズには、高精度で迅速にフォーカス(合焦)できることが要望されている。主レンズ系の像側に挿着したアダプタ光学系でウォブリングを行い、最良結像位置(合焦位置)を検出する方式は主レンズ系の光学性能にあまり影響を与えず主レンズ系の光学性能を良好に維持することができるという特長がある。このとき、ウォブリング群の移動量に対する結像位置の位置敏感度(バックフォーカスの変化量)が適切な範囲となるようなレンズ群を、ウォブリングレンズ群とすることが重要である。例えばウォブリングレンズ群の位置敏感度が低過ぎるとウォブリングレンズ群の振幅移動量が増大し、駆動手段の負荷が増大してくる。又、ウォブリングレンズ群の位置敏感度が高過ぎるとウォブリングレンズ群の僅かの移動量で結像位置が大きく変動してしまい最良結像位置の検出が困難になってくる。この他、ウォブリングレンズ群は、ウォブリングしたときの全系の結像倍率の変化が少ないことも重要な要素である。ウォブリングした際の結像倍率の変化が大き過ぎると、ウォブリングしたときの画界の変化量が大きくなり観察者にとって見辛い映像となってしまう。
本発明は、主レンズ系の像側に挿着し、ウォブリングしたとき最良結像位置の検出を高精度でしかも迅速に行うことができるアダプタ光学系及びそれを有する撮像光学系の提供を目的とする。
本発明のアダプタ光学系は、主レンズ系の像側に着脱可能に装着されるアダプタ光学系において、該アダプタ光学系は負の屈折力の前群と、光軸方向に振動する正の屈折力の可動レンズ群からなり、前記前群と前記可動レンズ群の屈折力を順にφ1、φ2とするとき、
−1.5<φ1/φ2<−0.5
なる条件を満足することを特徴としている。
この他本発明のアダプタ光学系は、主レンズ系の像側に着脱可能に装着されるアダプタ光学系において、該アダプタ光学系は負の屈折力の前群と、光軸方向に振動する正の屈折力の可動レンズ群と、前記可動レンズ群の像側に正もしくは負の屈折力の後群からなり、前記前群、可動レンズ群、後群の屈折力を順にφ1、φ2、φ3とするとき、
なる条件を満足することを特徴としている。
本発明によれば、最良結像位置の検出を高精度でしかも迅速に行うことができるアダプタ光学系及びそれを有する撮像光学系が得られる。
数値実施例1の主レンズ系の像側にアダプタ光学系を装着したときのレンズ断面図 数値実施例1の広角端における収差図 数値実施例2の主レンズ系の像側にアダプタ光学系を装着したときのレンズ断面図 数値実施例2の広角端における収差図 数値実施例3の主レンズ系の像側にアダプタ光学系を装着したときのレンズ断面図 数値実施例3の広角端における収差図 数値実施例4の主レンズ系の像側にアダプタ光学系を装着したときのレンズ断面図 数値実施例4の広角端における収差図 数値実施例5の主レンズ系の像側にアダプタ光学系を装着したときのレンズ断面図 数値実施例5の広角端における収差図 数値実施例6の主レンズ系の像側にアダプタ光学系を装着したときのレンズ断面図 数値実施例6の広角端における収差図 数値実施例6においてリレー光学系の一部を変倍部と交換したときの収差図 本発明の撮像装置の要部概略図
以下に、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。本発明のアダプタ光学系は、主レンズ系の像側に着脱可能に装着される。アダプタ光学系は負の屈折力の前群と、光軸方向に振動する(往復運動する、所定の振幅内で振動する)、即ちウォブリング動作をする正の屈折力の可動レンズ群(ウォブリングレンズ群)とを有している。このウォブリング群が光軸方向に短い周期で移動(往復運動、振動)することによって、それぞれの位置での結像状態(結像位置に関する情報)を検出することができるため、主レンズ系とアダプタ光学系との合成光学系の合焦動作を行うことができる。尚、このウォブリング群の振動の周期は、0.1秒未満(好ましくは1/30秒以下)である。この他、可動レンズ群の像側に正もしくは負の屈折力の後群が配置されることもある。
図1、図2は本発明の実施例1のアダプタ光学系を主レンズ系(ズームレンズ)の像側に装着した撮像光学系のレンズ断面図と広角端における収差図である。図3、図4は本発明の実施例2のアダプタ光学系を主レンズ系(ズームレンズ)の像側に装着した撮像光学系のレンズ断面図と広角端における収差図である。図5、図6は本発明の実施例3のアダプタ光学系を主レンズ系(ズームレンズ)の像側に装着した撮像光学系のレンズ断面図と広角端における収差図である。図7、図8は本発明の実施例4のアダプタ光学系を主レンズ系(ズームレンズ)の像側に装着した撮像光学系のレンズ断面図と広角端における収差図である。図9、図10は本発明の実施例5のアダプタ光学系を主レンズ系(ズームレンズ)の像側に装着した撮像光学系のレンズ断面図と広角端における収差図である。図11、図12は本発明の実施例6のアダプタ光学系を主レンズ系(ズームレンズ)の像側に装着した撮像光学系のレンズ断面図と広角端における収差図である。図13は本発明の実施例6においてリレー光学系を構成する一部のレンズ系L14−1の代わりにレンズ系L14−2を挿着したときの収差図である。図14は本発明の撮像装置の要部概略図である。
レンズ断面図において、左方が物体側で右方が像側である。OLは撮影光学系である。L1は主レンズ系(マスターレンズ)である。L2はアダプタ光学系である。各実施例のズームレンズは、物体側から像側へ順に合焦用レンズ群(フォーカスレンズ群)LFを含む正の屈折力のレンズ群L11を有している。次いで変倍用の負の屈折力のレンズ群L12、変倍に伴う像面変動を補正するための正又は負の屈折力のレンズ群L13、結像用の正の屈折力のレンズ群L14を有している。
実施例1〜5においてレンズ群L14は最も距離の長い空気間隔を境に正の屈折力のレンズ群L14aと正の屈折力のレンズ群L14bを有している。実施例6においてレンズ群L14は正の屈折力のレンズ群L14c、全系の焦点距離範囲を変えるために他のレンズ群(変倍部)L14−2と交換可能なレンズ群L14−1、正の屈折力のレンズ群L14dを有している。アダプタ光学系L2は実施例1〜4、6では負の屈折力のレンズ群(前群)L21、最良結像位置を検出するために光軸方向に縮小振動駆動される、正の屈折力のレンズ群(可動レンズ群、ウォブリングレンズ群)L22より成っている。実施例5では負の屈折力のレンズ群(前群)L21、ウォブリング動作を行う正の屈折力のレンズ群(可動レンズ群)L22、正の屈折力のレンズ群(後群)L23より成っている。各実施例においては、レンズ群L11のフォーカスレンズ群LFと共に又はフォーカスレンズ群LFの代わりにアダプタ光学系L2を光軸方向に移動させてフォーカスを行っている。
SPは開口絞りである。Gは光学フィルター、フェースプレート等に相当する光学ブロックである。IPは像面であり、ビデオカメラやデジタルカメラの撮影光学系として使用する際にはCCdセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面が銀塩フィルム用カメラの撮像光学系とし使用する際にはフィルム面に相当する。収差図において、e、gはe線とg線である。ΔM、ΔSはメリディオナル像面、サジタル像面である。倍率色収差はe線とg線によって表している。FnoはFナンバー、ωは半画角である。
実施例1〜4、6のアダプタ光学系において、前群(レンズ群L21)と可動レンズ群(レンズ群L22)の屈折力をφ1、φ2とする。このとき
−1.5<φ1/φ2<−0.5 ・・・(1a)
なる条件を満足している。実施例5のアダプタ光学系において、前群(レンズ群L21)、可動レンズ群(レンズ群L23)、後群(レンズ群L23)の屈折力を順にφ1、φ2、φ3とする。このとき
なる条件を満足している。条件式(1a)、(1b)は可動レンズ群L22とそれ以外のレンズ群の屈折力の比を規定している。屈折力は光学系全長と性能に影響を与える。この値を条件式(1a)、(1b)の範囲内とすることにより、ウォブリング動作を良好に行いつつ、良好な光学性能を維持し、光学全長を短く保つことが容易となる。各実施例の主レンズ系L1とアダプタ光学系L2を有する撮像光学系OLにおいて、主レンズ系L1と撮像光学系OLの焦点距離を各々f、f’とする。このとき
なる条件を満足している。又、可動レンズ群L22の光軸方向の移動量Δxに対する近軸像位置の移動量をXとする。このとき
なる条件を満足している。
図6の実施例6では、主レンズ系L1は、その一部のレンズ群L14−1を交換することにより全系の焦点距離(焦点距離範囲)を長い方へ変移させる変倍部L14−2を有している。変倍部L14−2の挿着前において、可動レンズ群L22の光軸方向の振幅移動量の振幅半値をΔxとする。変倍部L14−2の挿着後において、可動レンズ群L22の光軸方向の振幅移動量の振幅半値をΔxとする。変倍部L14−2の挿脱に伴う全系のFナンバーの変化倍率をFとする。このとき、
なる条件を満足している。ここでFナンバーの変化率Fとは変倍部L14−2の挿着前後のFナンバーを各々F1、F2とするとき
F=F2/F1
である。
本実施例においては、条件式(2)の範囲内とすることにより、アダプタ光学系L2の装着後の焦点距離の変化を抑えつつ、レンズ群L22の有効径が大きくならない構成としている。また、撮像光学系を装着する撮像装置に汎用性を持たせるためには撮像光学系のバックフォーカスを揃えておく必要がある。実施例1乃至4、6においては物体側より負、正の屈折力のレンズ群の順にレンズ群を配置することにより、アダプタ光学系を装着した場合のバックフォーカスを装着前のものと等しくなるような構成としている。しかし、条件式(2)の下限値1以上とすることにより、装着後のイメージサイズの変化を抑えつつ、大型化しない構成となっている。なお、条件式(2)の下限値を1.1とすると、負のレンズ群の屈折力をより弱くすることができ、さらに小型なアダプタ光学系を構築することができる。
条件式(2)の上限値1.5以内とすることによりイメージサイズが大きく変化しない構成となっている。なお、条件式(2)の上限値を1.3とするとさらにイメージサイズの変化を抑えることができる。条件式(3)では、アダプタ光学系L2のうち移動するレンズ群L22の移動による像面移動敏感度を規定している。|Δx/X|の値が条件式(3)の上限値を越えて大きすぎると敏感度が高すぎてしまい、合焦時の像位置の誤差が大きくなってしまう。逆に小さすぎると合焦のための移動量が大きくなり、レンズ全長(第1レンズ面から像面までの長さ)の増大につながる。本実施例においては、レンズ全長を抑えながらも適度な敏感度を持っている。
条件式(4)は変倍部L14−2を装着したときにFナンバーの変化に対応させて結像位置が焦点深度内に抑えるための式である。この式(4)を満足するように可動レンズ群L22をウォブリングさせて最良結像位置を高精度に迅速に検出している。各実施例の撮像光学系OLと撮像光学系OLによって形成された像を光電変換する固体撮像素子とを用いた撮像装置では、次の条件のうち1以上を満足している。主レンズ系L1から射出する瞳近軸光線角をαbmとする。可動レンズ群L22に入射する瞳近軸光線角をαba、瞳近軸光線高さをhbaとする。可動レンズ群L22から射出する軸上近軸光線角をαa、軸上近軸光線高さをhaとし、
とおく。可動レンズ群L22が光軸方向に単位量移動したときの最大像高Yにおける像高変化量をΔyとする。このとき、
|αbm|<0.08 ・・・(5)
なる条件のうち1以上を満足している。
ここで、軸上近軸光線及び瞳近軸光線は、次のように定義する光線である。軸上近軸光線は、光学系全系の焦点距離を1に正規化し、光学系に光軸と平行に光軸からの高さを1として入射させた近軸光線である。また、瞳近軸光線は、光学系全系の焦点距離を1に正規化し、光軸に対して−1で入射する光線のうち、光学系の入射瞳と光軸との交点を通過する近軸光線である。物体は光学系の左側にあるものとし、物体側から光学系に入射する光線は左から右へ進むものとする。光学系への入射角度は、光軸から測って時計回りを正、半時計回りを負とする。また、物体は光学系の左側にあるものとし、物体側から光学系に入射する光線は左から右へ進むものと定義する。
条件式(5)の範囲内とすることにより、複数の主レンズ系に取り付けた場合においても、最良結像位置の検出を高精度にしかも迅速に行なうことが容易となる。条件式(6)はアダプタ光学系L2のレンズ群L22の移動による軸外光の結像位置の動きを抑えるための条件である。Aがアダプタ光学系内の移動するレンズ群L22からみた射出瞳位置、Bが同じく移動するレンズ群L22からみた結像位置である。条件式(6)の範囲内とすることで、アダプタ光学系L22のレンズ群L22の移動による軸外光の結像位置の動きを抑えている。アダプタ光学系L2を装着することによる焦点距離の変化率が大きすぎるとイメージサイズ(撮像素子有効径)の変化が大きくなり、アダプタ光学系L2の装着後の使用に支障をきたす。また焦点距離の変化率が小さくなりすぎると、所定の長さのバックフォーカスを確保するのが難しくなり、アダプタ光学系が大型化する。
条件式(7)はアダプタ光学系L2のレンズ群L22の移動による像高変化量を表している。許される像高変化量は目の分解能や表示デバイスの画面サイズ、表示デバイスまでの距離によって異なる。ここで、視力1.0の人間(撮影者)の視覚の一般的な分解能は約1分と言われている。例えば、人間が30インチ(水平方向の画面サイズが約50cm)のテレビ画面を5.0m離れた位置から見ると、水平方向の視野角は約340分となる。従って、分解能が約1分は画面上0.30%に相当する。そこで、条件式(7)においては、像高変化量を0.30%より小さくするとした。さらに2.5m離れた位置から見ると、視野角は約640分となり、分解能1分は画面上0.15%となる。従って条件式(7)の数値範囲を0.15%より小さくするとすれば尚、良い。また、像高変化量はアダプタ光学系L2のレンズ群L22を光軸方向に動かす量によって異なる。合焦補助による結像位置の移動量Lは以下の式で求められる。
ここでδはカメラシステムにより決定される許容錯乱円、Fnoは想定する全系のFナンバー、βは焦点深度に対する倍率である。各実施例におけるFナンバーのズーミングに伴って変化する範囲はズームレンズで最もよく使う開放からF5.6までを想定している。そして最も焦点深度が深くなるF5.6において焦点深度の3倍の合焦補助を行なうとする。許容錯乱円を0.010mmとした場合における結像位置の移動量Lは2×0.010×5.6×3=0.336mmである。0.336mmの結像位置の移動ということになる。アダプタ光学系L2のレンズ群L22によって結像位置を0.336mm移動させた場合の像高変化量は0.0907%である。よって条件式(7)を十分満たしている。ただし、Fナンバーが5.6より大きい場合、また、焦点深度の3倍より大きく結像位置を移動したい場合は像高変化量が増大するため、条件式(6)をより厳しくする必要がある。
本発明の撮像装置では、主レンズ系L1はフォーカスレンズ群LFを有している。そして可動レンズ群L22を光軸方向に振動したときに固体撮像素子に結像する像より得られる結像位置情報より合焦のためのフォーカスレンズ群LFの移動方向を演算する演算手段を有している。そして演算手段からの信号に基づいてフォーカスレンズ群LFを駆動させる駆動手段を有している。
[実施例1]
図1に示す実施例1はテレビ放送用の撮像装置に用いられる主レンズ系(ズームレンズ)L1の像側に合焦用のアダプタ光学系L2を装着した撮像光学系OLである。図1においてL1はズームレンズ(撮像光学系)であり、フォーカスレンズ群LFを有するレンズ群L11、変倍用のレンズ群L12、変倍によって生ずる像位置の変動を補正するレンズ群L13、固定で結像用のレンズ群L14が含まれている。L2はズームレンズL1の合焦を補助するためのアダプタ光学系であり、負の屈折力のレンズ群L21と正の屈折力のレンズ群L22から構成されている。レンズ群L22が光軸方向に沿って動くことにより、合焦の補助もしくはフォーカスレンズ群LFの合焦のための動作方向を判別するためにウォブリングを行なう。
[実施例2]
実施例2はテレビ放送用の撮像装置に用いられる主レンズ系L1の像側にアダプタ光学系L2を装着した撮像光学系OLである。実施例1と同じズームレンズL1にアダプタ光学系を装着している。アダプタ光学系を装着することによる焦点距離変化率f‘/fは1.150である。バックフォーカスを維持しつつ、焦点距離変化率f‘/fを1に近づけると、負のレンズ群の屈折力が強くなり、性能の維持が厳しくなる。
[実施例3]
実施例3はテレビ放送用の撮像装置に用いられる主レンズ系L1の像側にアダプタ光学系L2を装着した撮像光学系OLである。実施例1と同じズームレンズにアダプタ光学系を装着している。アダプタ光学系を装着することによる焦点距離の変化率f‘/fは1.280である。アダプタ光学系を装着することによる焦点距離の変化率が大きい。条件式(1)の上限値を超えてしまうとアダプタ光学系を装着することによる焦点距離変化が大きくなりすぎるため、主レンズ系として撮像できていた画界を維持することができなくなってしまう。但し、本提案のユニットに、焦点距離を望遠側へシフトするエクステンダーの機能を持たせる場合は、その限りではない。
[実施例4]
実施例4はテレビ放送用の撮像装置に用いられる主レンズ系L1の像側にアダプタ光学系L2を装着した撮像光学系OLである。ここで、主レンズ系から射出する瞳近軸光線角|αbm|は0.025084である。本実施例においては実施例1と同じアダプタ光学系L2を異なるズームレンズに装着している。本発明によるアダプタ光学系L2は複数のズームレンズに装着することができ、画像への影響を抑えつつ合焦性能をあげることができる。
[実施例5]
実施例5はテレビ放送用の撮像装置に用いられる主レンズ系L1の像側にアダプタ光学系L2を装着した撮像光学系OLである。アダプタ光学系L2の構成は負の屈折力の第21レンズ群L21(第37〜40面)、正の屈折力の第22レンズ群L22(第41〜42面)、正の屈折力の第23レンズ群L23(第43〜44面)の3群構成である。ウォブリング動作のため光軸方向に稼動するのは第22レンズ群L22である。実施例では条件式(1b)の値は−1.1981である。主レンズ系L1は実施例1と同じである。
[実施例6]
実施例6はテレビ放送用の撮像装置に用いられる主レンズ系L1の像側にアダプタ光学系L2を装着した撮像光学系OLである。撮像光学系OLは第4レンズ群L14内に挿脱可能なレンズ群を備えており、レンズ群L14−1をレンズ群L14−2に入れ替えることによって、全系の焦点距離を2倍に変化させている。入射瞳径は変化しないことから、レンズ群L14−2を挿入することによりFナンバーは2.03から4.06へと変化する。焦点深度はFナンバーに比例する。アダプタ光学系L2をフォーカスレンズ群LFの動作方向を判別するために用いる場合、アダプタ光学系L2の稼動による結像位置の駆動量を焦点深度以下に抑える必要がある。また、アダプタ光学系L2を合焦の補助レンズとして用いる場合においても、アダプタ光学系L2の駆動量は焦点深度をもとに決める必要がある。従って、いずれの場合も駆動量は条件式(4)を満たす必要がある。仮に、本実施例で、絞り開放時において、焦点深度分だけ結像位置を変化させる場合の駆動量はL14−1を挿入した場合は0.04070、L14−2を挿入した場合は0.08140となる。ただし、許容錯乱円は0.010とする。
図14は各実施例のズームレンズを撮影光学系として用いた撮像装置(テレビカメラシステム)の要部概略図である。図14において101は実施例1〜6のいずれか1つのズームレンズ(撮像光学系)である。124はカメラである。ズームレンズ101はカメラ124に対して着脱可能になっている。125はカメラ124にズームレンズ101を装着することにより構成される撮像装置である。ズームレンズ101は第1レンズ群F、変倍部LZ、結像用の第4レンズ群Rを有している。第1レンズ群Fは合焦用レンズ群が含まれている。変倍部LZは変倍の為に光軸上を移動する第2レンズ群と、変倍に伴う像面変動を補正する為に光軸上を移動する第3レンズ群が含まれている。SPは開口絞りである。第4レンズ群Rは光路中より挿抜可能なレンズユニットIEを有している。レンズユニットIEはズームレンズ101の全系の焦点距離範囲を変移している。114、115は、各々第1レンズ群F、変倍部LZを光軸方向に駆動するヘリコイドやカム等の駆動機構である。116〜118は駆動機構114、115及び開口絞りSPを電動駆動するモータ(駆動手段)である。119〜121は、第1レンズ群F、変倍部LZの光軸上の位置や、開口絞りSPの絞り径を検出する為のエンコーダやポテンショメータ、あるいはフォトセンサ等の検出器である。カメラ124において、109はカメラ124内の光学フィルタや色分解プリズムに相当するガラスブロック、110はズームレンズ101によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)である。また、111、122はカメラ124及びズームレンズ本体101の各種の駆動を制御するCPUである。このように本発明のズームレンズをテレビカメラに適用することにより、高い光学性能を有する撮像装置を実現している。
以下に本発明の実施例1〜6に対応する数値実施例1〜6を示す。各数値実施例において、iは物体側からの面の順序を示し、riは物体側より第i番目の面の曲率半径、diは物体側より第i番目と第i+1番目の間隔、Ni,νiは第i番目の光学部材の屈折率とアッベ数である。f、Fno、2ωはそれぞれ無限遠物体に焦点を合わせたときの全系の焦点距離、Fナンバー、画角を表している。最後の3つの面は、フィルター等のガラスブロックである。非球面形状は光軸方向にX軸、光軸と垂直方向にH軸、光の進行方向を正とし、Rを近軸曲率半径、kを円錐常数、B、C、D、E、A’、B’、C’、D’、E’をそれぞれ非球面係数としたとき、次式で表している。
で表される。又、例えば「E−Z」は「×10−Z」を意味する。
なお、レンズ全長とはレンズ第1レンズ面からレンズ最終面までの距離にBFを足したものである。バックフォーカスBFはレンズ最終面より像面までの空気換算距離としている。また、*の付いた面は非球面であることを示している。また、各実施例の条件式に関する値を表−1に示す。
[数値実施例1]
面データ

面番号 r d nd νd
1 600.261 2.20 1.75520 27.5
2 81.461 11.42 1.49700 81.6
3 -290.956 7.63
4 86.701 7.86 1.62041 60.3
5 3044.710 0.15
6 66.016 6.01 1.72916 54.7
7 145.708 (可変)
8 111.445 0.80 1.88300 40.8
9 16.812 4.65
10 -47.842 0.70 1.81600 46.6
11 33.779 2.24
12 28.944 5.20 1.80518 25.4
13 -29.192 0.54
14 -24.664 0.70 1.78800 47.4
15 132.572 (可変)
16 -28.806 0.75 1.74320 49.3
17 37.218 3.81 1.84666 23.9
18 449.023 (可変)
19(絞り) ∞ 1.80
20 -231.233 3.33 1.67003 47.2
21 -49.133 0.20
22 -170.365 4.05 1.51742 52.4
23 -38.625 0.20
24 36.315 10.16 1.48749 70.2
25 -35.564 1.66 1.83400 37.2
26 ∞ 36.00
27 97.385 6.35 1.50137 56.4
28 -44.438 0.20
29 -535.653 1.40 1.83400 37.2
30 21.016 7.22 1.50137 56.4
31 -424.093 1.50
32 38.505 8.29 1.51823 58.9
33 -27.482 1.40 1.77250 49.6
34 91.360 0.30
35 38.429 6.84 1.53172 48.8
36 -52.407 5.00
37 -503.517 1.00 1.88300 40.8
38 25.799 2.25 1.56732 42.8
39 42.881 2.00
40 35.312 3.95 1.62588 35.7
41 -114.679 5.00
42 ∞ 30.00 1.60342 38.0
43 ∞ 16.20 1.51633 64.2
44 ∞ (可変)

各種データ
ズーム比 19.50

焦点距離 11.45 18.32 46.83 110.26 223.27
Fナンバー 2.23 2.23 2.23 2.23 3.43
画角 25.66 16.71 6.70 2.86 1.41
像高 5.50 5.50 5.50 5.50 5.50
レンズ全長 263.61 263.61 263.61 263.61 263.61
BF 44.34 44.34 44.34 44.34 44.34

d 7 0.65 15.69 35.96 46.91 52.03
d15 53.75 36.74 13.38 3.88 6.32
d18 5.10 7.07 10.15 8.71 1.15
d44 10.01 10.01 10.01 10.01 10.01

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 76.20
2 8 -14.00
3 16 -40.00
4 19 64.99
[数値実施例2]
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 600.261 2.20 1.75520 27.5
2 81.461 11.42 1.49700 81.6
3 -290.956 7.63
4 86.701 7.86 1.62041 60.3
5 3044.710 0.15
6 66.016 6.01 1.72916 54.7
7 145.708 (可変)
8 111.445 0.80 1.88300 40.8
9 16.812 4.65
10 -47.842 0.70 1.81600 46.6
11 33.779 2.24
12 28.944 5.20 1.80518 25.4
13 -29.192 0.54
14 -24.664 0.70 1.78800 47.4
15 132.572 (可変)
16 -28.806 0.75 1.74320 49.3
17 37.218 3.81 1.84666 23.9
18 449.023 (可変)
19(絞り) ∞ 1.80
20 -231.233 3.33 1.67003 47.2
21 -49.133 0.20
22 -170.365 4.05 1.51742 52.4
23 -38.625 0.20
24 36.315 10.16 1.48749 70.2
25 -35.564 1.66 1.83400 37.2
26 ∞ 36.00
27 97.385 6.35 1.50137 56.4
28 -44.438 0.20
29 -535.653 1.40 1.83400 37.2
30 21.016 7.22 1.50137 56.4
31 -424.093 1.50
32 38.505 8.29 1.51823 58.9
33 -27.482 1.40 1.77250 49.6
34 91.360 0.30
35 38.429 6.84 1.53172 48.8
36 -52.407 4.00
37 -680.744 0.80 1.83481 42.7
38 26.055 2.00 1.59551 39.2
39 43.594 1.50
40 138.048 1.50 1.88300 40.8
41 85.901 1.50
42 42.180 2.50 1.88300 40.8
43 -219.486 4.50
44 ∞ 30.00 1.60342 38.0
45 ∞ 16.20 1.51633 64.2
46 ∞ (可変)

各種データ
ズーム比 19.50

焦点距離 10.93 17.48 44.69 105.21 213.05
Fナンバー 2.13 2.13 2.13 2.13 3.28
画角 26.72 17.46 7.02 2.99 1.48
像高 5.50 5.50 5.50 5.50 5.50
レンズ全長 262.70 262.70 262.70 262.70 262.70
BF 43.84 43.84 43.84 43.84 43.84

d 7 0.65 15.69 35.96 46.91 52.03
d15 53.75 36.74 13.38 3.88 6.32
d18 5.10 7.07 10.15 8.71 1.15
d46 10.00 10.00 10.00 10.00 10.00

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 76.20
2 8 -14.00
3 16 -40.00
4 19 73.32
[数値実施例3]
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 600.261 2.20 1.75520 27.5
2 81.461 11.42 1.49700 81.6
3 -290.956 7.63
4 86.701 7.86 1.62041 60.3
5 3044.710 0.15
6 66.016 6.01 1.72916 54.7
7 145.708 (可変)
8 111.445 0.80 1.88300 40.8
9 16.812 4.65
10 -47.842 0.70 1.81600 46.6
11 33.779 2.24
12 28.944 5.20 1.80518 25.4
13 -29.192 0.54
14 -24.664 0.70 1.78800 47.4
15 132.572 (可変)
16 -28.806 0.75 1.74320 49.3
17 37.218 3.81 1.84666 23.9
18 449.023 (可変)
19(絞り) ∞ 1.80
20 -231.233 3.33 1.67003 47.2
21 -49.133 0.20
22 -170.365 4.05 1.51742 52.4
23 -38.625 0.20
24 36.315 10.16 1.48749 70.2
25 -35.564 1.66 1.83400 37.2
26 ∞ 36.00
27 97.385 6.35 1.50137 56.4
28 -44.438 0.20
29 -535.653 1.40 1.83400 37.2
30 21.016 7.22 1.50137 56.4
31 -424.093 1.50
32 38.505 8.29 1.51823 58.9
33 -27.482 1.40 1.77250 49.6
34 91.360 0.30
35 38.429 6.84 1.53172 48.8
36 -52.407 5.00
37 86.443 1.00 1.83481 42.7
38 22.694 1.50
39 23.462 6.13 1.72342 38.0
40 67.175 5.00
41 ∞ 30.00 1.60342 38.0
42 ∞ 16.20 1.51633 64.2
43 ∞ (可変)

各種データ
ズーム比 19.50

焦点距離 12.19 19.50 49.85 117.37 237.66
Fナンバー 2.40 2.40 2.40 2.40 3.65
画角 24.29 15.75 6.30 2.68 1.33
像高 5.50 5.50 5.50 5.50 5.50
レンズ全長 263.04 263.04 263.04 263.04 263.04

BF 44.34 44.34 44.34 44.34 44.34
d 7 0.65 15.69 35.96 46.91 52.03
d15 53.75 36.74 13.38 3.88 6.32
d18 5.10 7.07 10.15 8.71 1.15
d43 10.01 10.01 10.01 10.01 10.01

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 76.20
2 8 -14.00
3 16 -40.00
4 19 50.68

[数値実施例4]
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 -213.433 1.80 1.72916 54.7
2 213.433 5.58
3 556.690 0.00 1.80518 25.4
4 556.690 1.80 1.80518 25.4
5 101.319 14.94 1.43875 95.0
6 -162.669 0.15
7 175.439 8.28 1.61800 63.3
8 -345.082 6.77
9 106.566 10.62 1.49700 81.5
10 -301.725 0.15
11 66.906 6.52 1.72916 54.7
12 159.414 (可変)
13* 135.799 0.70 1.88300 40.8
14 14.159 6.06
15 -131.436 6.68 1.80809 22.8
16 -13.727 0.70 1.81600 46.6
17 48.936 0.16
18 23.757 0.00 1.53172 48.8
19 23.757 5.95 1.53172 48.8
20 -28.902 0.26
21 -26.005 0.00 1.83481 42.7
22 -26.005 0.70 1.83481 42.7
23 -258.788 (可変)
24 -28.262 0.70 1.74320 49.3
25 46.007 2.80 1.84666 23.8
26 -1313.700 (可変)
27(絞り) ∞ 1.30
28 1095.091 4.36 1.65844 50.9
29 -35.085 0.15
30 80.854 2.44 1.51633 64.1
31 -26300.000 0.15
32 92.852 6.77 1.51633 64.1
33 -32.467 1.80 1.83400 37.2
34 -204.659 35.20
35 61.362 6.26 1.51633 64.1
36 -52.603 1.73
37 -98.726 1.80 1.83481 42.7
38 32.111 5.75 1.51742 52.4
39 -91.243 4.40
40 62.274 6.77 1.48749 70.2
41 -29.818 1.80 1.83400 37.2
42 -355.420 0.15
43 53.543 4.40 1.51823 58.9
44 -73.907 4.50
45 -503.517 1.00 1.88300 40.8
46 25.799 2.25 1.56732 42.8
47 42.881 2.00
48 35.312 3.95 1.62588 35.7
49 -114.679 3.89
50 ∞ 30.00 1.60342 38.0
51 ∞ 16.20 1.51633 64.2
52 ∞ (可変)

非球面データ
第13面

A’=-9.99333e-007 B’=-5.91697e-008 C’=-4.82122e-010 D’= 2.01841e-011
E’=-1.38838e-013

各種データ
ズーム比 21.00

焦点距離 9.33 18.66 37.89 136.25 195.97
Fナンバー 2.17 2.16 2.16 2.23 3.21
画角 30.51 16.42 8.26 2.31 1.61
像高 5.50 5.50 5.50 5.50 5.50
レンズ全長 282.23 282.23 282.23 282.23 282.23
BF 40.73 40.73 40.73 40.73 40.73

d12 0.67 22.16 36.75 51.32 53.43
d23 55.71 31.10 14.03 3.51 6.07
d26 4.85 7.97 10.45 6.40 1.73
d52 7.50 7.50 7.50 7.50 7.50

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 68.20
2 13 -13.40
3 24 -42.80
4 27 59.47
[数値実施例5]
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 600.261 2.20 1.75520 27.5
2 81.461 11.42 1.49700 81.6
3 -290.956 7.63
4 86.701 7.86 1.62041 60.3
5 3044.710 0.15
6 66.016 6.01 1.72916 54.7
7 145.708 (可変)
8 111.445 0.80 1.88300 40.8
9 16.812 4.65
10 -47.842 0.70 1.81600 46.6
11 33.779 2.24
12 28.944 5.20 1.80518 25.4
13 -29.192 0.54
14 -24.664 0.70 1.78800 47.4
15 132.572 (可変)
16 -28.806 0.75 1.74320 49.3
17 37.218 3.81 1.84666 23.9
18 449.023 (可変)
19(絞り) ∞ 1.80
20 -231.233 3.33 1.67003 47.2
21 -49.133 0.20
22 -170.365 4.05 1.51742 52.4
23 -38.625 0.20
24 36.315 10.16 1.48749 70.2
25 -35.564 1.66 1.83400 37.2
26 ∞ 36.00
27 97.385 6.35 1.50137 56.4
28 -44.438 0.20
29 -535.653 1.40 1.83400 37.2
30 21.016 7.22 1.50137 56.4
31 -424.093 1.50
32 38.505 8.29 1.51823 58.9
33 -27.482 1.40 1.77250 49.6
34 91.360 0.30
35 38.429 6.84 1.53172 48.8
36 -52.407 4.00
37 -257.266 0.80 1.88300 40.8
38 29.313 2.00 1.63980 34.5
39 53.553 3.54
40 -46.352 3.20 1.80518 25.4
41 -23.620 1.09
42 -21.949 3.69 1.80100 35.0
43 -39.045 0.50
44 36.071 5.00 1.43387 95.1
45 -73.155 5.00
46 ∞ 30.00 1.60342 38.0
47 ∞ 16.20 1.51633 64.2
48 ∞ (可変)

各種データ
ズーム比 19.50

焦点距離 10.93 17.48 44.69 105.21 213.05
Fナンバー 2.40 2.40 2.40 2.40 3.28
画角 26.72 17.47 7.02 2.99 1.48
像高 5.50 5.50 5.50 5.50 5.50
レンズ全長 273.21 273.21 273.21 273.21 273.21
BF 44.34 44.34 44.34 44.34 44.34

d 7 0.65 15.69 35.96 46.91 52.03
d15 53.75 36.74 13.38 3.88 6.32
d18 5.10 7.07 10.15 8.71 1.15
d48 10.00 10.00 10.00 10.00 10.00

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 76.20
2 8 -14.00
3 16 -40.00
4 19 130.67

[数値実施例6]
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 -251.088 2.00 1.80518 25.4
2 157.249 7.22
3 234.983 10.06 1.43875 95.0
4 -158.211 7.14
5 162.538 8.51 1.49700 81.5
6 -316.010 0.20
7 108.347 7.30 1.62041 60.3
8 2254.334 0.20
9 61.427 6.65 1.62041 60.3
10 128.524 (可変)
11* 78.912 0.80 1.83481 42.7
12 15.768 7.79
13 -41.835 0.80 1.77250 49.6
14 60.569 1.99
15 33.469 5.53 1.84666 23.9
16 -41.646 1.17
17 -28.573 0.80 1.77250 49.6
18* 133.163 (可変)
19 -27.765 0.80 1.77250 49.6
20 41.769 2.81 1.84666 23.9
21 -859.593 (可変)
22 ∞ 4.55 1.58144 40.8
23 -44.513 1.00
24(絞り) ∞ 1.00
25 879.665 8.06 1.61800 63.3
26 -28.968 0.42
27 -28.554 1.15 1.71736 29.5
28 -55.128 1.50
-------------着脱位置(L14-1、L14-2)-------------
33 109.155 5.85 1.51742 52.4
34 -32.897 1.00
35 -52.506 1.15 1.83481 42.7
36 24.243 8.04 1.51742 52.4
37 -71.061 2.00
38 67.141 6.96 1.48749 70.2
39 -24.280 1.15 1.72047 34.7
40 -106.741 0.20
41 45.382 6.33 1.48749 70.2
42 -50.326 4.50
43 -503.517 1.00 1.88300 40.8
44 25.799 2.25 1.56732 42.8
45 42.881 2.00
46 35.312 3.95 1.62588 35.7
47 -114.679 5.00
48 ∞ 30.00 1.60342 38.0
49 ∞ 16.20 1.51633 64.2
50 ∞ (可変)

非球面データ
第11面
K=-3.23637e-002 B= 3.21318e-006 C=-3.97113e-009
D=-1.48889e-011 E= 3.06352e-014

第18面
K=-3.66073e-002 B=-1.07011e-007 C= 9.22594e-009
D=-1.68952e-010 E= 4.38262e-013

各種データ
ズーム比 15.00
<L14-1挿入時>
L14-1面データ
29 33.506 16.00 1.58144 40.8
30 -31.852 1.50 1.83481 42.7
31 31.852 16.00 1.51742 52.4
32 -647.299 1.50

焦点距離 10.14 20.28 60.84 129.28 152.10
Fナンバー 2.03 2.02 2.03 2.03 2.39
画角 28.48 15.17 5.17 2.44 2.07
像高 5.50 5.50 5.50 5.50 5.50
レンズ全長 267.10 267.10 267.10 267.10 267.10
BF 39.30 39.30 39.30 39.30 39.30

d10 1.32 21.89 41.58 49.03 50.12
d18 51.65 28.43 7.31 4.77 5.67
d21 4.00 6.65 8.08 3.16 1.18
d50 4.96 4.96 4.96 4.96 4.96

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 70.00
2 11 -15.00
3 19 -40.00
4 22 54.42
<L14-2挿入時>
L14-2面データ
29 33.514 5.44 1.48749 70.2
30 -139.270 0.10
31 27.080 5.84 1.48749 70.2
32 -292.853 1.00 1.92286 20.9
33 80.685 17.54
34 -38.264 0.60 1.88300 40.8
35 12.296 2.49 1.75550 25.1
36 49.712 1.99

Fナンバー 4.06 4.05 4.05 4.06 4.77
画角 15.18 7.72 2.59 1.22 1.04
像高 5.50 5.50 5.50 5.50 5.50
レンズ全長 267.10 267.10 267.10 267.10 267.10
BF 39.30 39.30 39.30 39.30 39.30

d10 1.32 21.89 41.58 49.03 50.12
d18 51.65 28.43 7.31 4.77 5.67
d21 4.00 6.65 8.08 3.16 1.18
d55 4.96 4.96 4.96 4.96 4.96

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 70.00
2 11 -15.00
3 19 -40.00
4 22 42.22

L1 主レンズ系、L2 アダプタ光学系、L11 第1レンズ群、L12 第2レンズ群、L13 第3レンズ群、L14 第4レンズ群、L21 アダプタ光学系固定群(負)、L22 アダプタ光学系移動群(正)、L23 アダプタ光学系調整群(負もしくは正)、LF 合焦用レンズ群、SP 絞り、G 色分解プリズムや光学フィルターを示すガラスブロック図、IP 撮像面、101 ズームレンズ、124 カメラ、125 撮像装置

Claims (12)

  1. 主レンズ系の像側に着脱可能に装着されるアダプタ光学系において、該アダプタ光学系は負の屈折力の前群と、光軸方向に振動する正の屈折力の可動レンズ群からなり、前記前群と前記可動レンズ群の屈折力を順にφ1、φ2とするとき、
    −1.5<φ1/φ2<−0.5
    なる条件を満足することを特徴とするアダプタ光学系。
  2. 主レンズ系の像側に着脱可能に装着されるアダプタ光学系において、該アダプタ光学系は負の屈折力の前群と、光軸方向に振動する正の屈折力の可動レンズ群と、前記可動レンズ群の像側に正もしくは負の屈折力の後群からなり、前記前群、可動レンズ群、後群の屈折力を順にφ1、φ2、φ3とするとき
    なる条件を満足することを特徴とするアダプタ光学系。
  3. 主レンズ系と請求項1又は2のアダプタ光学系を有することを特徴とする撮像光学系。
  4. 前記主レンズ系と前記撮像光学系の焦点距離を各々f、f'とするとき
    なる条件を満足することを特徴とする請求項の撮像光学系。
  5. 前記可動レンズ群の光軸方向の移動量Δxに対する近軸像位置の移動量をXとするとき
    なる条件を満足することを特徴とする請求項又はの撮像光学系。
  6. 前記主レンズ系は、その一部のレンズ群を交換することにより全系の焦点距離を長い方へ変移させる変倍部を有し、該変倍部の挿着前において、前記可動レンズ群の光軸方向の振幅移動量の振幅半値をΔx1、該変倍部の挿着後において、前記可動レンズ群の光軸方向の振幅移動量の振幅半値をΔx2、該変倍部の挿脱に伴う全系のFナンバーの変化倍率をFとするとき、
    なる条件を満足することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項の撮像光学系。
  7. 前記アダプタ光学系を光軸方向に移動させてフォーカスを行うことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項の撮像光学系。
  8. 請求項乃至のいずれか1項に記載の撮像光学系と該撮像光学系によって形成された像を光電変換する固体撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
  9. 前記主レンズ系から射出する瞳近軸光線角をαbmとするとき、
    |αbm|<0.08
    なる条件を満足することを特徴とする請求項の撮像装置。
  10. 前記可動レンズ群に入射する瞳近軸光線角をαba、瞳近軸光線高さをhba、該可動レンズ群から射出する軸上近軸光線角をαa、軸上近軸光線高さをhaとし、
    とおくとき、
    なる条件を満足することを特徴とする請求項又はの撮像装置。
  11. 前記可動レンズ群が光軸方向に単位量移動したときの最大像高Yにおける像高変化量をΔyとするとき、
    なる条件を満足することを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項の撮像装置。
  12. 前記主レンズ系はフォーカスレンズ群を有し、前記可動レンズ群を光軸方向に振動したときに前記固体撮像素子に結像する像より得られる結像位置情報より合焦のための該フォーカスレンズ群の移動方向を演算する演算手段を有し、該演算手段からの信号に基づいて該フォーカスレンズ群を駆動させる駆動手段を有していることを特徴とする請求項乃至11のいずれか1項の撮像装置。
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