JP5534124B2 - 吸湿もしくは吸放湿性付与剤 - Google Patents

吸湿もしくは吸放湿性付与剤 Download PDF

Info

Publication number
JP5534124B2
JP5534124B2 JP2005276986A JP2005276986A JP5534124B2 JP 5534124 B2 JP5534124 B2 JP 5534124B2 JP 2005276986 A JP2005276986 A JP 2005276986A JP 2005276986 A JP2005276986 A JP 2005276986A JP 5534124 B2 JP5534124 B2 JP 5534124B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hygroscopic
acid
resin
moisture absorption
moisture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005276986A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007084731A (ja
Inventor
裕貴 石田
浩光 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Chemical Industries Ltd filed Critical Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority to JP2005276986A priority Critical patent/JP5534124B2/ja
Publication of JP2007084731A publication Critical patent/JP2007084731A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5534124B2 publication Critical patent/JP5534124B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

本発明は吸湿もしくは吸放湿性付与剤に関する。さらに詳しくは樹脂に吸湿もしくは吸放湿性を付与して樹脂の親水性、帯電防止性などを向上させる樹脂用吸湿もしくは吸放湿性付与剤に関する。
ポリエステルは多くの優れた特性を有するため、各種成形材料、繊維などに広く利用されているが、本質的には疎水性であるため、吸湿性および帯電防止性が欠如しており、とくに繊維用途としては著しく使用分野が限定されている。このため従来よりポリエステル繊維に吸湿性および帯電防止性を付与すべく、数々の提案がなされており、例えば、繊維を形成するポリエステルに、ポリオキシアルキレン等の親水性化合物を添加して混合または反応させる方法が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。また、近年、快適性追求の観点から高い吸湿性を発現する合成繊維が求められており、これに対応するため、繊維を形成する樹脂成分に親水性の第3成分を加えて共重合させる(例えば、特許文献3参照)、あるいはブレンドし(例えば、特許文献4)、吸湿率の改善を試みることが提案されている。
特開昭47−29486号公報 特開昭59−47480号公報 特開平11−279384号公報 特開平 7−150415号公報
しかしながら、従来用いられているこれらの処理剤は帯電防止性の性能発現の点において十分満足できるものではなく、また吸湿性には帯電防止性と密接な関係を有するいわゆる吸湿性と、繊維における着心地性と密接な関係を有する吸放湿性があり、好ましい処理剤は吸湿性および吸放湿性をともに向上させるものであるところ、上記処理剤は帯電防止性の付与のみが目的であって、吸放湿性を改善する点においては十分とはいえなかった。 また、親水性の第3成分を共重合させる方法でも、吸湿もしくは吸放湿性は十分なものではなく、性能を向上させるために添加量を増すと得られる樹脂の機械物性は実用性の乏しいものとなり、本来の合成樹脂の持つ優れた特性を犠牲にしなければならないという問題があった。
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意検討した結果、本発明に到達した。すなわち、本発明は、下記(A)と(B)の混合物からなることを特徴とする吸湿もしくは吸放湿性付与剤。
(A):スルホン酸(塩)基を有する芳香族ジカルボン酸またはそのエステル形成性誘
導体(a1)、ポリカルボン酸またはそのエステル形成性誘導体(a2)、お
よびジオール(a3)からなるポリエステル
(B):ポリオキシアルキレン鎖含有化合物
;該付与剤を熱可塑性樹脂(C)に含有させてなる吸湿もしくは吸放湿性樹脂組成物;該組成物を成形してなる成形品;並びに該付与剤を樹脂成形品の表面に塗布してなる成形物品に関するものである。
本発明の吸湿もしくは吸放湿性付与剤は、これを含有させてなる樹脂組成物を成形してなる成形品、もしくは該付与剤が表面塗布された成形物品が、樹脂本来の機械物性を損なうことなく従来のものより優れた吸湿性、吸放湿性および帯電防止性を有するという効果を奏する。
本発明におけるスルホン酸(塩)基を有する芳香族ジカルボン酸またはそのエステル形成性誘導体(a1)のうち、芳香族ジカルボン酸には、炭素数(以下、Cと略記)8〜16、例えば5−スルホイソフタル酸、2−スルホテレフタル酸、4−スルホフタル酸、4−スルホ−2,6−ナフタレンジカルボン酸およびこれらの塩[アルカリ金属(リチウム、ナトリウム、カリウム等、以下同じ。)塩、アルカリ土類金属(マグネシウム、カルシウム等、以下同じ。)塩、アミン(C1〜9、例えばアルキルアミン、アルカノールアミン等、以下同じ。)塩、アンモニウム塩等、以下同じ。]が含まれる。これらのうち着色防止の観点から好ましいのは5−スルホイソフタル酸およびその塩、さらに好ましいのは5−スルホイソフタル酸ナトリウムである。
また、芳香族ジカルボン酸のエステル形成性誘導体としては、上記芳香族ジカルボン酸の低級アルキル(C1〜4、例えばメチル、エチル等)エステル、その塩(上記に同じ)、酸無水物および酸ハライド(酸クロライド等)が挙げられる。上記(a1)は2種以上を併用してもよい。
ポリカルボン酸またはそのエステル形成性誘導体(a2)のうち、ポリカルボン酸としては、C2〜12の脂肪族ポリ(2価〜4価またはそれ以上)カルボン酸、例えば飽和ジカルボン酸(コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバチン酸、ドデカンジカルボン酸等)、不飽和ジカルボン酸(マレイン酸、フマル酸、イタコン酸等)、C8〜15の芳香族ポリ(2価〜4価またはそれ以上)カルボン酸(テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、トリメリット酸等)、およびC6〜40の脂環式ポリ(2価〜4価またはそれ以上)カルボン酸(シクロヘキサンジカルボン酸、ダイマー酸等)が挙げられる。ポリカルボン酸のエステル形成性誘導体としては上記ポリカルボン酸の低級アルキル(C1〜4)エステル、酸無水物、酸ハライド(酸クロライド等)が挙げられる。
これらのうち後述する熱可塑性樹脂(C)との相溶性の観点から好ましいのは脂肪族および芳香族ポリカルボン酸、さらに好ましいのはアジピン酸およびイソフタル酸である。上記(a2)は2種以上を併用してもよい。
ジオール(a3)には、脂肪族、脂環含有および芳香脂肪族ジオールおよびそれらのアルキレンオキシド(以下AOと略記)(C2〜4、以下同じ)1〜700(好ましくは40〜500)モル付加物、ビスフェノールのAO1〜700(好ましくは40〜500)モル付加物およびポリオキシアルキレンからなる群から選ばれる1種以上が含まれる。
脂肪族ジオールおよびそのAO付加物には、C2〜10、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリメチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール(以下それぞれEG、DEG、TMG、PG、DPG、BD、HD、NPGと略記)、およびこれらのAO付加物;脂環含有ジオールには、C5〜8、例えばシクロペンタンジオール(シクロペンタン1,2−および1,3−ジオール)、シクロヘキサンジオール(シクロヘキサン−1,2−、1,3−および1,4−ジオール)(以下それぞれCPG、CHGと略記)、ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン、およびこれらのAO付加物;芳香脂肪族ジオールには、C8〜20、例えばキシリレングリコール、ビス(2−ヒドロキシエチル)ベンゼン、およびこれらのAO付加物が含まれる。
上記AOとしては、C2〜4、例えばエチレンオキシド(以下EOと略記)、プロピレンオキシド(以下POと略記)、ブチレンオキシドおよびこれらの併用(付加形式はランダムおよび/またはブロックのいずれでもよい)が挙げられ、これらのうち親水性付与の観点から好ましいのはEOである。
ビスフェノールのAO付加物には、ビスフェノール(C13〜20、例えばビスフェノールA、−F、−Sおよび4,4’−ジヒドロキシジフェニル−2,2−ブタン)のAO付加物が含まれる。
ポリオキシアルキレン(アルキレンはC2〜4)には、数平均分子量[以下Mnと略記。測定はゲルパーミエイションクロマトグラフィー(GPC)法による。]1,000〜30,000の、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン、ポリオキシテトラメチレン等が含まれる。
これらの(a3)のうち親水性付与の観点から好ましいのは、EG、ポリオキシエチレンおよびこれらの混合物である。上記(a3)は2種以上を併用してもよい。
本発明におけるポリエステル(A)を製造する方法は特に限定されないが、例えば、(a1)、(a2)および(a3)を減圧下(通常0.001〜0.07MPa)、加熱(通常120〜220℃)、混合し、エステル化反応、エステル交換反応または脱ハロゲン化水素反応させて生成する水、低級アルコール(C1〜4)またはハロゲン化水素を除去することによって製造することができる。
(A)は、(a1)、(a2)および(a3)を反応(エステル化またはエステル交換)させることにより製造することができる。(a1)および(a2)の合計と(a3)との当量比〔[(a1)+(a2)]/(a3)〕は、重合度および末端基の観点から好ましくは1/2〜1/1.2、さらに好ましくは1/1.8〜1/1.3である。親水性付与の観点から(A)の両末端は水酸基であることが好ましい。
(a1)/(a2)のモル比は、吸湿もしくは吸放湿性および後述する成形品の機械物性の観点から好ましくは1/5〜1/1、さらに好ましくは1/4〜1/2である。
上記反応に際しては必要により種々の触媒を用いてもよい。
触媒としては、スルホン酸〔脂肪族スルホン酸(C1〜4、例えばメタンスルホン酸、エタンスルホン酸)、芳香族スルホン酸[C6〜15、例えばベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸]等〕、およびIA族(ナトリウム、カリウム等)、IIA族(カルシウム、マグネシウム等)、IIB族(亜鉛、カドミウム等)、IVB族(ジルコニウム等)、VIIB族(マンガン等)およびVIII族(鉄、コバルト、ニッケル等)からなる群から選ばれる金属の有機酸(C2〜8、例えば酢酸、プロピオン酸、オクチル酸)塩、アンチモン触媒(例えば、三酸化アンチモン)、錫触媒(例えば、モノブチル錫オキシド、ジブチル錫オキシド)、チタン触媒(例えば、テトラブチルチタネート)、ジルコニウム触媒(例えば、テトラブチルジルコネート)が挙げられる。 これらのうち反応速度および生成物の着色抑制の観点から好ましいのはテトラブチルチタネートである。
(A)のMnは、樹脂物性および成形品中での耐移行性、並びに吸湿もしくは吸放湿性の観点から好ましくは1,000〜30,000、さらに好ましくは4,000〜20,000である。
(A)中のスルホン酸(塩)基1個当たりのMnは、後述する熱可塑性樹脂(C)との相溶性および吸湿もしくは吸放湿性付与の観点から好ましくは1,000〜16,000、さらに好ましくは2,000〜7,000である。
本発明におけるポリオキシアルキレン鎖含有化合物(B)としては、前記ジオール(a3)のAO付加物(付加モル数14〜700)、および2価フェノール化合物[単環(C6〜16、例えばハイドロキノン、レゾルシン)、多環(C10〜20、例えばジヒドロキシナフタレン)、ビスフェノール(C13〜20、例えばビスフェノールA、−Fおよび−S)等]のAO付加物(付加モル数14〜700)、およびポリオキシアルキレン(前記に同じ。)等が挙げられる。
上記(B)のうち、吸湿もしくは吸放湿性の観点から好ましいのは、脂肪族ジオ−ルのAO付加物(付加モル数14〜700)、さらに好ましいのはEGのEO90〜455モル付加物である。
(B)のMnは、樹脂物性および成形品中での耐移行性、並びに吸湿もしくは吸放湿性の観点から好ましくは1,000〜30,000、さらに好ましくは4,000〜20,000である。
(B)中のポリオキシアルキレン鎖の含有量は吸湿性もしくは吸放湿性の観点から好ましくは50〜100重量%、とくにEOを構成単位として含有する場合はさらに好ましくは80〜100重量%である。
本発明の吸湿もしくは吸放湿性付与剤は、上記(A)と(B)の混合物からなる。
(A)と(B)の重量比は吸湿もしくは吸放湿性の観点から好ましくは5/95〜95/5、さらに好ましくは10/90〜90/10、とくに好ましくは50/50〜85/15である。
(A)と(B)の混合方法としてはとくに限定されることはなく、プラネタリーミキサー等の混合装置を用いて、通常80〜120℃で1〜4時間均一に混合することにより製造される。
本発明の吸湿もしくは吸放湿性樹脂組成物は、本発明の吸湿もしくは吸放湿性付与剤を熱可塑性樹脂(C)に含有させてなる。該樹脂組成物中の吸湿もしくは吸放湿性付与剤の含有量は(C)の重量に基づいて吸湿もしくは吸放湿性および成形性の観点から好ましくは0.1〜50%、さらに好ましくは0.5〜20%である。
(C)としては、ビニル樹脂{ポリオレフィン樹脂〔ポリエチレン[重量平均分子量(以下Mwと略記、測定はGPC法による、以下同じ)2,000〜500,000]、エチレン/α−オレフィン(C3〜12)共重合体(Mw2,000〜500,000、エチレンの共重合割合90〜99モル%またはそれ以上)、エチレン/酢酸ビニル共重合体(Mw2,000〜500,000、エチレンの共重合割合90〜99モル%またはそれ以上)、ポリプロピレン(Mw10,000〜500,000)、プロピレン/α−オレフィン(C4〜12)共重合体(Mw10,000〜500,000、プロピレンの共重合割合90〜99モル%またはそれ以上)等〕、塩素含有ビニル樹脂〔ポリ塩化ビニル(Mw10,000〜1,000,000)等〕、(メタ)アクリル樹脂〔(メタ)アクリル酸および(メタ)アクリル酸アルキル(C1〜18)エステル[(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸−2−エチルヘキシル等]等の(共)重合体(Mw10,000〜5,000,000)等〕、およびスチレン樹脂〔ポリスチレン(Mw10,000〜1,000,000)、アクリロニトリル/スチレン(AS)樹脂[Mw10,000〜1,000,000、共重合モル比90/10〜50/50]、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂(Mw10,000〜1,000,000)、スチレン/ブタジエン樹脂[Mw10,000〜1,000,000、スチレン/ブタジエン共重合モル比90/10〜50/50]、スチレン/無水マレイン酸樹脂[Mw10,000〜500,000、スチレン/無水マレイン酸共重合モル比99/1〜50/50]、スチレン/アクリル酸エステル樹脂[Mw10,000〜500,000、スチレン/アクリル酸エステル共重合モル比99/1〜50/50]、HIPS(耐衝撃性ポリスチレン)(Mw10,000〜500,000)等〕等};縮合系樹脂{ポリアミド樹脂〔Mw10,000〜500,000、例えばナイロン6、ナイロン66〕、ポリエステル樹脂〔Mw5,000〜100,000、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂、PBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂〕;重付加系樹脂{ポリウレタン樹脂(Mw5,000〜200,000)、ポリアセタール樹脂(Mw10,000〜200,000)等}等が挙げられる。これらのうち吸湿もしくは吸放湿性発現の観点、および(A)、(B)との相溶性の観点から好ましいのはポリエステル樹脂およびポリアミド樹脂である。
本発明の樹脂組成物には、本発明の効果を阻害しない範囲で必要により種々の樹脂用添加剤(D)を加えることができる。(D)としては、安定剤(D1)、難燃剤(D2)、紫外線吸収剤(D3)、酸化防止剤(D4)、帯電防止剤(D5)、顔料(D6)、染料(D7)、充填剤(D8)および発泡剤(D9)が挙げられる。
(D1)には熱安定剤および光安定剤が含まれ、熱安定剤としては、鉛白、塩基性亜硫酸鉛、三塩基性硫酸鉛、二塩基性亜リン酸鉛、シリカゲル共沈けい酸鉛、有機スズ化合物(ジブチルチンジラウレート、ジブチルチンジマレエート等)、アンチモン化合物(三酸化アンチモン等)、エポキシ化合物(エポキシ化大豆油等)、亜リン酸エステル(トリフェニルホスファイト等)等;
光安定剤としては、ヒンダードアミン化合物[ビス−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル−トリデシル−1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレート等]等;
難燃剤(D2)としては、有機化合物〔含リン化合物[リン酸エステル(トリクレジルホスフェート等)等]、含臭素化合物(テトラブロモビスフェノ−ルA、デカブロモビフェニルエーテル等)、含塩素化合物(塩素化パラフィン、無水ヘット酸等)等〕および無機化合物〔三酸化アンチモン、水酸化マグネシウム、ホウ酸塩、ホウ酸亜鉛、メタホウ酸バリウム、水酸化アルミニウム、赤リン、水酸化マグネシウム、ポリリン酸アンモニウム等〕等;
紫外線吸収剤(D3)としては、ベンゾトリアゾール化合物[2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール等]、ベンゾフェノン化合物[2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン等]、サリチル酸化合物[フェニルサリシレート等]、アクリレート[2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3’−ジフェニルアクリレート等]等;
酸化防止剤(D4)としては、フェノール[2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール(BHT)、ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)等]、硫黄化合物[ジラウリル3,3’−チオジプロピオネート(DLTDP)等]、リン化合物[トリフェニルホスファイト(TPP)等]、アミン[オクチル化ジフェニルアミン等]等;
帯電防止剤(D5)としては、アニオン界面活性剤[(A)を除くスルホン酸塩型、硫酸エステル塩型、リン酸エステル塩型等]、第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤、ベタイン型界面活性剤、非イオン界面活性剤[ポリエーテルエステルアミド等]等;
顔料(D6)としては、無機顔料(酸化チタン、ベンガラ、黄鉛、カドミウム顔料、群青等)、有機顔料(アゾキレート系、モノアゾ系、ジスアゾ系、キレートアゾ系、ベンジイミダゾリン系、フタロシアニン系、キナクリドン系、ジオキサジン系、イソインドリノン系、チオインジゴ系、ペリレン系、キノフタロン系、アントラキノン系等が挙げられる。
染料(D7)としては、アゾ系、アントラキノン系、インジゴ系、硫化物系、トリフェニルメタン系、ピラゾロン系、スチルベン系、ジフェニルメタン系、キサンテン系、アリザリン系、アクリジン系、キノンイミン系、チアゾール系、メチン系、ニトロ系、ニトロソ系、アニリン系等;
充填剤(D8)としては、炭酸カルシウム、タルク、クレー、けい酸、ケイ酸塩、アスベスト、マイカ、ガラス繊維、ガラスバルーン、カーボン繊維、金属(アルミニウム等)繊維、セラミックウイスカ、チタンウイスカ等;
発泡剤(D9)としては、低級(C1〜5)脂肪族炭化水素(プロパン、ペンタン等)、塩素化脂肪族炭化水素(C1〜5、例えば塩化メチレン)、フッ素化脂肪族炭化水素(C1〜10、例えばフッ化エチレン)、重炭酸ナトリウム、重炭酸アンモニウム、ホウ水素化ナトリウム、アゾ化合物(C2〜50、例えばアゾジカルボンアミド)、ニトロソ化合物(C5〜50、例えばジニトロソペンタメチレンテトラミン)、ヒドラジド化合物(C1〜20、例えばp−トルエンスルホニルヒドラジド、トリヒドラジノトリアジン)等が挙げられる。
これらの樹脂用添加剤の合計使用量は、(C)の重量に基づいて、通常50%以下、好ましくは0.1〜30%、それぞれの添加剤については、(D1)は通常5%以下、好ましくは0.1〜3%、(D2)は通常30%以下、好ましくは2〜25%、(D3)、(D4)はそれぞれ通常5%以下、好ましくは0.1〜1%、(D5)は通常5%以下、好ましくは0.1〜2%、(D6)は通常5%以下、好ましくは0.1〜4%、(D7)は通常5%以下、好ましくは0.1〜3%、(D8)は通常30%以下、好ましくは0.5〜25%、(D9)は通常5%以下、好ましくは0.1〜4%である。
本発明の樹脂組成物の製造方法としてはとくに限定されず、通常の方法が適用できる。 例えば(C)および粉末または粒子状態の本発明の吸湿もしくは吸放湿性付与剤をタンブラーまたはヘンシェルミキサーで混合し、必要により上記樹脂用添加剤(D)をさらに加えて押出機により溶融混練してペレット化することにより製造できる。
溶融混練の条件としては、温度は通常100〜300℃、好ましくは吸湿もしくは吸放湿性付与剤および(C)の軟化点(測定は環球式:JIS K 2207−96による、以下同じ)より0〜100℃高い温度、圧力は通常0.1〜15MPaである。
本発明の樹脂組成物は種々の成形機(射出成形機、ブロー成形機、押出成形機、カレンダーロール、エクストルーダ型紡糸機等)を用いて成形し、成形品を得ることができる。成形品の形態としては、フィルム、シート、ブロック物および繊維等が挙げられる。成形条件のうち、温度は通常150〜300℃[好ましくは本発明の吸湿もしくは吸放湿性付与剤および(C)の軟化点より0〜100℃高い温度]、圧力は通常0.1〜15MPaである。
本発明の吸湿もしくは吸放湿性付与剤の樹脂成形品への適用方法には、該付与剤を熱可塑性樹脂(C)に含有させて樹脂組成物とし、これを成形して吸湿もしくは吸放湿性の成形品とする方法、該成形品の表面にさらに必要により該付与剤を塗布して吸湿もしくは吸放湿性の成形物品とする方法、および該付与剤を含有しない樹脂のみの成形品の表面に該付与剤を塗布して吸湿もしくは吸放湿性の成形物品とする方法が含まれる。 従ってここにおいて樹脂成形品には、本発明の吸湿もしくは吸放湿性付与剤を含有してなる樹脂組成物を成形してなる成形品、および該付与剤を含有しない樹脂のみの成形品が含まれる。
また、該付与剤を含有しない樹脂のみの成形品における樹脂としては、成形品の製造に用いられる樹脂であれば特に限定はなく、上記熱可塑性樹脂(C)および熱硬化性樹脂が挙げられる。
熱硬化性樹脂としては、不飽和ポリエステル樹脂(グリコール、不飽和二塩基酸および飽和二塩基酸から誘導される不飽和ポリエステルと他のビニルモノマーとの架橋共重合物等)、エポキシ樹脂(ビスフェノール型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂等のエポキシ樹脂のポリアミン、酸無水物等による硬化物等)、熱硬化性ポリウレタン樹脂等が挙げられる。
これらの熱硬化性樹脂のうち、吸湿もしくは吸放湿性発現の観点から好ましいのは不飽和ポリエステル樹脂および熱硬化性ポリウレタン樹脂である。
本発明の吸湿もしくは吸放湿性付与剤を成形品表面に塗布する方法としては、吸湿もしくは吸放湿性付与剤と溶媒(水、メタノール、N,N−ジメチルホルムアミド等)からなる溶液(濃度は通常20〜70重量%)を成形品の表面に、スプレー、ハケ塗りまたは浸漬等の方法で塗布する方法が挙げられる。塗布量は、該付与剤固形分として、吸湿もしくは吸放湿性および塗膜強度の観点から成形品の単位面積当たり好ましくは0.01〜50g/m2、さらに好ましくは0.1〜20g/m2である。
本発明の吸湿もしくは吸放湿性付与剤が適用された成形品または成形物品の20℃、65%相対湿度における吸湿率は、成形品または成形物品重量に基づいて好ましくは3〜20%、さらに好ましくは5〜15%である。20℃、65%相対湿度における吸湿率を上記範囲にすることによって、成形品の機械物性を損なうことなく帯電防止性を著しく向上させることができる。ここにおける吸湿率とは実施例において後述する方法で測定して得られる値である。
本発明の吸湿もしくは吸放湿性付与剤が適用された成形品または成形物品の吸放湿率は、成形品または成形物品重量に基づいて好ましくは2〜8%、さらに好ましくは3〜6%である。ここにおいて吸放湿率とは、実施例において後述する方法で得られる値である。
吸放湿率は、繊維に関しては衣服着用時の衣服内の湿気を外気に放出することにより着心地性(快適性)を得るための指標であり、軽〜中作業あるいは軽〜中運動を行った際の30℃、相対湿度90%に代表される衣服内温湿度と、20℃、相対湿度65%に代表される外気温湿度との吸湿率差であって、該吸放湿率を上記範囲にすることによって、着心地性を向上させることができる。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。なお、部および%はそれぞれ重量部および重量%を示す。
なお実施例および比較例に記載した成形品の物性評価は以下の方法に従った。
1.吸湿率、吸放湿率
・成形品試験片形状 タテ×ヨコ×厚み=100×50×0.5(mm)
・吸放湿率(%)=b−a
但し、aは20℃、相対湿度65%の雰囲気下で試験片を24時間静置した後の吸
湿率(%)で、下式から得られる値であり、

a=(静置後の重量−絶乾時の重量)×100/絶乾時の重量

bは30℃、相対湿度90%の雰囲気下で試験片を24時間静置した
後の吸湿率(%)で、下式から得られる値である。

b=(静置後の重量−絶乾時の重量)×100/絶乾時の重量

ここにおいて、静置後の重量および絶乾時の重量とは次の条件で測定した試験片の
重量である。

静置後の重量:試験片を上記各条件に静置した直後に測定した重量。
絶乾時の重量:試験片を105℃の恒温乾燥機内に1.5時間静置後、取出して乾燥
剤(シリカゲル等)入りデシケーター(20℃)内に30分間静置し
た後に測定した重量。
2.表面固有抵抗
試験片を20℃、相対湿度65%の雰囲気下で24時間静置後、同温湿度雰囲気下で超絶縁計[(株)アドバンテスト製]により測定した。
3.引張強度
JIS K7127(プラスチック−引張特性の試験方法−第3部:フィルム及びシートの試験条件)に従って、オートグラフ[AGS−500B、(株)島津製作所製]により測定した。
[吸湿もしくは吸放湿性付与剤の合成]
実施例1
Mn8,300のポリエチレングリコール[PEG−6000S、三洋化成工業(株)製]830部、5−スルホイソフタル酸ナトリウム塩ジエチレングリコールエステルのEG溶液[SIPE−40L、三洋化成工業(株)製]108部、アジピン酸29部、イソフタル酸10部およびテトラブチルチタネート0.2部を反応容器に仕込み、5mmHgの減圧下で190℃まで昇温し、水およびEGを留去しながら12時間エステル交換反応させて、ポリエステルを得た。これにMn20,000のポリエチレングリコール[PEG20000、三洋化成工業(株)製、以下同じ。]226部を加え、100℃で2時間溶融混合して、吸湿もしくは吸放湿性付与剤(K1)を得た。
実施例2
実施例1において、Mn8,300のポリエチレングリコール830部に代えて、Mn2,000のポリエチレングリコール[PEG−2000、三洋化成工業(株)製]200部を用いたこと以外は実施例1と同様に行い、ポリエステルを得た。これにMn4,000のポリエチレングリコール[PEG−4000S、三洋化成工業(株)製、以下同じ。]226部を加え、100℃で2時間溶融混合して、吸湿もしくは吸放湿性付与剤(K2)を得た。
比較例1
実施例1において、5−スルホイソフタル酸ナトリウム塩ジエチレングリコールエステルのEG溶液108部、イソフタル酸10部に代えて、エチレングリコール10部、イソフタル酸37部を用いたこと以外は実施例1と同様に行い、ポリエステルを得た。これにMn20,000のポリエチレングリコール226部を加え、100℃で2時間溶融混合して、吸湿もしくは吸放湿性付与剤(比K1)を得た。
比較例
実施例1において、Mn20,000のポリエチレングリコールを100℃で溶融混合しないこと以外は実施例1と同様に行い、吸湿もしくは吸放湿性付与剤(比K)を得た。
[吸湿もしくは吸放湿性シートの成形]
実施例3
(K1)16部およびポリエチレンテレフタレート[MA−2103、ユニチカ(株)製、以下同じ。]64部をラボプラストミル[MODEL30R150、(株)東洋精機製作所製、以下同じ。]で280℃、30rpmで5分間混練後、小型プレス成形機[SA−302、テスター産業(株)製、以下同じ。]を用いて280℃、5kg/cm2で圧縮し、吸湿もしくは吸放湿性シート(S1)(厚み0.5mm)を得た。
実施例4
(K2)16部および6−ナイロン[A1030BRL、ユニチカ(株)製]64部をラボプラストミルで240℃、30rpmで5分間混練後、小型プレス成形機を用いて240℃、5kg/cm2で圧縮し、吸湿もしくは吸放湿性シート(S2)(厚み0.5mm)を得た。
実施例5
ポリエチレンテレフタレートのみを小型プレス成形機を用いて、280℃、5kg/cm2で圧縮成形して得た樹脂シート(厚み0.5mm)の表面に、(K1)10部をN,N−ジメチルホルムアミド90部に溶解させた溶液を固形分として1g/m2塗布し、吸湿もしくは吸放湿性シート(S3)を得た。
実施例6
6−ナイロンのみを小型プレス成形機を用いて、240℃、5kg/cm2で圧縮成形して得た樹脂シート(厚み0.5mm)の表面に、(K2)10部をN,N−ジメチルホルムアミド90部に溶解させた溶液を固形分として1g/m2塗布し、吸湿もしくは吸放湿性シート(S4)を得た。
比較例
実施例3において、(K1)16部に代えて、(比K1)16部を用いたこと以外は実施例3と同様にして吸湿もしくは吸放湿性シート(比S1)を得た。
比較例
実施例3において、(K1)16部に代えて、(比K)16部を用いたこと以外は実施例3と同様にして吸湿もしくは吸放湿性シート(比S)を得た。
比較例
実施例5において、(K1)10部に代えて、(比K1)10部を用いたこと以外は実施例5と同様にして吸湿もしくは吸放湿性シート(比S)を得た。
比較例
実施例5において、(K1)10部に代えて、(比K)10部を用いたこと以外は実施例5と同様にして吸湿もしくは吸放湿性シート(比S)を得た。
比較例
ポリエチレンテレフタレートのみを小型プレス成形機を用いて、280℃、5kg/cm2で圧縮成形して樹脂シート(厚み0.5mm)(比S)を得た。
比較例
6−ナイロンのみを小型プレス成形機を用いて、280℃、5kg/cm2で圧縮成形して樹脂シート(厚み0.5mm)(比S)を得た。

得られたシートの吸湿率、吸放湿率、表面固有抵抗および引張強度測定結果を表1に示す。表1の結果から、実施例の成形シートは樹脂本来の機械物性を損なうことなく、比較例の成形シートに比べて優れた吸湿性、吸放湿性および帯電防止性を有することがわかる。
Figure 0005534124
本発明の吸湿もしくは吸放湿性付与剤が適用された成形品または成形物品は、産業資材用材料(各種パイプ、シート、フィルム、角材、棒材等)、産業用資材[容器、パレット、トレー、瓶ストッカー、住宅建材(壁材、屋根材、床材)等]、繊維製品(糸、トウ、トップ、カセ、編織物、不織布等)、家庭用品(バケツ、ほうき、ゴミ箱等)、電化製品のハウジング(掃除機筐体、テレビ筐体、コピー機筐体等)、自動車部材(バンパー、インパネ、ドアトリム等)等、吸湿もしくは吸放湿性、並びに帯電防止性が求められる幅広い分野で好適に用いられる。

Claims (7)

  1. 下記(A)と(B)の混合物からなることを特徴とする吸湿もしくは吸放湿性付与剤。
    (A):スルホン酸(塩)基を有する芳香族ジカルボン酸またはそのエステル形成性誘導体(a1)、(a1)以外のポリカルボン酸またはそのエステル形成性誘導体(a2)、およびジオール(a3)からなり、(a1)/(a2)のモル比が1/5〜1/1であり、(a3)が、数平均分子量1,000〜30,000のポリオキシエチレンであるポリエステル(但し、エチレンテレフタレートを主たる繰り返し単位とするポリエステルに5−ナトリウムスルホイソフタル酸を10モル%以上50モル%未満共重合した共重合ポリエステルを除く)
    (B):エチレングリコールのエチレンオキシド90〜455モル付加物
  2. (A)と(B)の重量比が10/90〜90/10である請求項1記載の付与剤。
  3. 請求項1または2記載の付与剤を熱可塑性樹脂(C)に含有させてなる吸湿もしくは吸放湿性樹脂組成物。
  4. 吸湿もしくは吸放湿性付与剤の含有量が熱可塑性樹脂(C)の重量に基づいて0.5〜50%である請求項3記載の組成物。
  5. さらに、安定剤、難燃剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、帯電防止剤、顔料、染料、充填剤および発泡剤からなる群から選ばれる少なくとも1種の添加剤を含有させてなる請求項3または4記載の組成物。
  6. 請求項3〜5のいずれか記載の組成物を成形してなる、フィルム、シートおよびブロック物からなる群から選ばれる成形品。
  7. 請求項1または2記載の付与剤を樹脂成形品の表面に塗布してなる成形物品。
JP2005276986A 2005-09-26 2005-09-26 吸湿もしくは吸放湿性付与剤 Expired - Fee Related JP5534124B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005276986A JP5534124B2 (ja) 2005-09-26 2005-09-26 吸湿もしくは吸放湿性付与剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005276986A JP5534124B2 (ja) 2005-09-26 2005-09-26 吸湿もしくは吸放湿性付与剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007084731A JP2007084731A (ja) 2007-04-05
JP5534124B2 true JP5534124B2 (ja) 2014-06-25

Family

ID=37972040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005276986A Expired - Fee Related JP5534124B2 (ja) 2005-09-26 2005-09-26 吸湿もしくは吸放湿性付与剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5534124B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5133546B2 (ja) * 2005-09-26 2013-01-30 日本エステル株式会社 吸放湿性ポリエステル繊維

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07108563B2 (ja) * 1986-11-04 1995-11-22 東洋紡績株式会社 熱可塑性樹脂フィルム積層物及びその製造法
JPH0726010B2 (ja) * 1987-06-10 1995-03-22 東レ株式会社 帯電防止性を有するポリエステル組成物
JPH07305229A (ja) * 1994-05-11 1995-11-21 Mitsubishi Rayon Co Ltd 改質ポリエステル繊維の製造方法
JP2002053743A (ja) * 2000-08-09 2002-02-19 Toray Ind Inc 吸湿性ポリエステル組成物および該組成物を用いた合成繊維ならびにその製造方法
JP4204853B2 (ja) * 2001-11-27 2009-01-07 三洋化成工業株式会社 吸湿もしくは吸放湿性付与剤
JP4064149B2 (ja) * 2002-05-17 2008-03-19 帝人ファイバー株式会社 エラストマー組成物及びそれよりなる繊維
JP4195638B2 (ja) * 2003-05-30 2008-12-10 日本エステル株式会社 吸湿性ポリエステル繊維
JP5133546B2 (ja) * 2005-09-26 2013-01-30 日本エステル株式会社 吸放湿性ポリエステル繊維

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007084731A (ja) 2007-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI601773B (zh) A flame retardant composition, and a flame-retardant synthetic resin composition
CA2894489C (en) Vinyl chloride resin composition for powder molding, vinyl chloride resin molded article and laminate
US8859647B2 (en) Antistatic resin composition
JP2012057158A (ja) シート用樹脂組成物
JP4927449B2 (ja) 帯電防止性生分解性樹脂組成物
JP5339857B2 (ja) 生分解性難燃ポリエステル発泡用樹脂組成物、及びそれより得られる発泡体、その成形体
JP4342159B2 (ja) 難燃性樹脂組成物及び難燃性成形体
JP6708205B2 (ja) 粉体成形用塩化ビニル樹脂組成物、塩化ビニル樹脂成形体、及び積層体
JP2017531711A (ja) 低煙のノンハロゲン難燃性熱可塑性エラストマー組成物
JP5534124B2 (ja) 吸湿もしくは吸放湿性付与剤
JP2007246878A (ja) ナノ分散無機フィラー含有帯電防止性樹脂組成物
JP2010090372A (ja) 制電性熱可塑性樹脂組成物および成形品。
JP2006206821A (ja) 導電性芳香族アミドブロック共重合体樹脂組成物及びそれよりなる成形体
JP2019151824A (ja) 樹脂改質剤
JP4204853B2 (ja) 吸湿もしくは吸放湿性付与剤
JPH0794571B2 (ja) 樹脂積層体の製造方法
JP2009221287A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JP3157445B2 (ja) 帯電防止剤および樹脂組成物
JP2011144237A (ja) 非ハロゲン難燃性帯電防止性ポリエステル系樹脂組成物、及びその成形体
JP2004211087A (ja) 帯電防止性樹脂組成物
JP3382121B2 (ja) ポリエステル樹脂およびその成形品
JP2011153302A (ja) 包装材用成形品用樹脂組成物
JP2021017525A (ja) 接着用樹脂改質剤
JP2008248097A (ja) 導電性付与剤
JP4570236B2 (ja) 合成樹脂レザー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080909

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120306

A256 Written notification of co-pending application filed on the same date by different applicants

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A2516

Effective date: 20120306

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120425

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130405

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20130412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130625

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130823

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20131101

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5534124

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees