JP5533233B2 - プロジェクター - Google Patents

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Description

本発明は、プロジェクターに関する。
従来、電源ユニットからの電磁波を遮蔽するシールド構造を設け、外装筐体外部に電磁波が漏れることを防止した(EMI対策を施した)プロジェクターが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のプロジェクターでは、金属蒸着処理または金属箔が貼り付けられた筒部材内部に電源ユニットを収納するシールド構造を採用している。
特開2003−215700号公報
しかしながら、特許文献1に記載のシールド構造では、電源ユニットの周囲を覆う筒部材を採用しているため、当該筒部材により、プロジェクターの小型化及び軽量化が阻害される、という問題がある。
本発明の目的は、小型化及び軽量化が図れるプロジェクターを提供することにある。
本発明のプロジェクターは、駆動時に電磁波を放射する放射源と、外装を構成する外装筐体と、を備え、前記外装筐体は、凹部を有し、前記凹部に前記放射源が配置される第1筐体と、電磁波を遮蔽するシールド材を含んで構成され、前記第1筐体の前記凹部を閉塞する位置に配置される第2筐体と、を有し、前記放射源は、回路基板と、前記回路基板の熱を放熱する放熱部とを有する電源ユニットを含み、前記第1筐体及び前記第2筐体により前記外装筐体内に収納されることを特徴とする。
本発明では、外装筐体の一部である第2筐体にて放射源から放射される電磁波の一部が遮蔽される。
このことにより、シールド構造の一部を外装筐体で構成することができ、外装筐体以外に別途、筒部材を設ける従来の構成と比較して、プロジェクターの小型化及び軽量化が図れる。
また、外装筐体の一部(第2筐体)のみをシールド構造として採用しているため、外装筐体全体をシールド構造として採用した場合、例えば、外装筐体全体を金属で構成した場合と比較して、プロジェクターの軽量化が図れる。
本発明のプロジェクターでは、前記第1筐体には、当該プロジェクター内部に向けて窪み、前記放射源を収納する凹部が形成され、前記第2筐体は、前記凹部を閉塞するように前記第1筐体に配設される。
本発明では、放射源は、第1筐体に形成された凹部に収納されている。
このことにより、外装筐体内部(凹部外部)に配設された光源装置等の発熱源に近接して放射源を配設した場合であっても、凹部により発熱源と放射源とが区画されるため、発熱源にて温められた空気が放射源に回り込むことがなく、放射源の温度上昇を回避できる。
また、凹部を第1筐体の補強構造とすることができ、第1筐体及び第2筐体を組み合わせて外装筐体の少なくとも一部を構成しても、外装筐体の強度を十分に維持できる。
よって外装筐体の薄型化も可能となり、プロジェクターの小型化及び軽量化が図れる。
本発明のプロジェクターでは、前記電磁波を遮蔽するシールド材を含んで構成されたシールド板を備え、前記シールド板は、前記外装筐体内に収納される前記放射源に対して前記第2筐体が配置される側とは反対側に位置する前記凹部に取り付けられていることが好ましい。
本発明では、第1筐体には、上述したシールド板が取り付けられているので、第2筐体によるシールド構造に加えて、上述したシールド板により、EMI対策を十分に施すことができる。
また、シールド板が凹部を挟んで放射源を覆うように配設されていれば、凹部(第1筐体)によりシールド板と放射源とが電気的に接続することを防止できる。すなわち、シールド板と放射源との間に別途、絶縁板を介在させる必要がなく、部材の省略からプロジェクターの小型化及び軽量化が図れる。
本発明のプロジェクターでは、光源装置、前記光源装置からの光を変調する光変調装置、及び、前記光変調装置により変調された光を投射する投射光学装置を有する光学ユニットを備え、前記光学ユニットは、前記第1筐体に収納され、前記凹部は、前記第1筐体において前記光学ユニットが収納される側とは反対側に設けられていることが好ましい。
本発明のプロジェクターでは、空気を吸気する冷却ファンを備え、前記外装筐体は、前記外装筐体外部の空気を内部に流通させる第1吸気口及び第2吸気口を有し、前記凹部は、前記冷却ファンにより前記第1吸気口から吸気された空気が前記回路基板を冷却する第1流路と、前記冷却ファンにより前記第2吸気口から吸気された空気が前記放熱部を冷却する第2流路と、を有することが好ましい。
本実施形態におけるプロジェクターの外観を示す斜視図。 本実施形態におけるプロジェクターの外観を示す斜視図。 本実施形態におけるプロジェクターの外観を示す斜視図。 本実施形態における電源ユニットを示す斜視図。 本実施形態におけるロアーケースの構造を説明するための図。 本実施形態における第1筐体を示す斜視図。 本実施形態における第1筐体を示す斜視図。 本実施形態における電源ユニットの冷却構造を説明するための図。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
〔プロジェクターの構成〕
図1ないし図3は、本実施形態におけるプロジェクター1の外観を示す斜視図である。具体的に、図1はプロジェクター1を前面上側から見た斜視図であり、図2はプロジェクター1を前面下側から見た斜視図であり、図3はプロジェクター1を背面下側から見た斜視図である。
なお、以下では、プロジェクター1において投射側(投射レンズ3A(図1、図2)が配置された側)を前面とし、その反対側を背面とする。また、以下で記載する「上」、「下」は、図1に示す姿勢でプロジェクター1が設置された状態での上下に相当するものである。
プロジェクター1は、画像を投射してスクリーン(図示略)上に投影画像を表示する。このプロジェクター1は、図1ないし図3に示すように、外装を構成する外装筐体2と、光学ユニット3と、放射源としての電源ユニット4(図4、図5参照)等を備える。
〔外装筐体の構成〕
外装筐体2は、図1ないし図3に示すように、アッパーケース2A及びロアーケース2Bを組み合わせることで構成され、略直方体形状を有する。
アッパーケース2Aは、合成樹脂製の成形品で構成されている。
なお、ロアーケース2Bの詳細については、後述する。
この外装筐体2において、前面側から見て右側の右壁部21には、図1ないし図3に示すように、外部の空気を内部に取り込むための第1吸気口22が形成されている。
なお、第1吸気口22には、具体的な図示は省略したが、外部の空気に含まれる塵埃等を除去するエアフィルターが取り付けられているものである。
また、外装筐体2において、前面側に位置する前壁部23には、図1または図2に示すように、投射された光束(画像)を通過させるための通過用開口部24が形成されている。
さらに、前壁部23には、前面側から見て通過用開口部24の左側には、図1または図2にしめすように、内部の空気を外部に排出するための排気口25が形成されている。
また、外装筐体2において、背面側に位置する後壁部26の下側には、図3に示すように、外部の空気を内部に取り込むための第2吸気口27が形成されている。
〔光学ユニットの構成〕
光学ユニット3は、種々の一般的なプロジェクターで利用されているため、具体的な図示及び説明は省略するが、光源装置と、前記光源装置から出射された光束を変調する液晶パネル等の光変調装置と、前記光変調装置にて変調された光束を投射する投射レンズ3A(図1、図2)等を備える。
〔電源ユニットの構成〕
図4は、電源ユニット4を示す斜視図である。具体的に、図4は、電源ユニット4を背面上側から見た斜視図である。
電源ユニット4は、外部から図示しない電源ケーブルを介して商用交流電源を入力して所定のレベルに安定した直流電圧を生成し、光学ユニット3の光源装置(図示略)や、プロジェクター1全体を制御する制御基板(図示略)等に供給する。
この電源ユニット4は、図4に示すように、後壁部26に沿って左右方向に延びるとともに、背面側から見て左側が前面側に延びる平面視略L字形状を有する。そして、電源ユニット4は、複数の回路素子(図示略)が実装されたプリント配線基板41と、プリント配線基板41に取り付けられた放熱部42とを備える。
放熱部42は、図4に示すように、板体421と複数の突条部422とを備えた所謂ヒートシンクで構成され、プリント配線基板41の上面における背面側に取り付けられ、プリント配線基板41の熱を放熱する。
板体421は、板面が前面側及び背面側に向くようにプリント配線基板41の上面に立設されている。
複数の突条部422は、板体421における背面側の端面から背面側に向けて突出し、後壁部26に沿って左右方向に延びるように形成され、上下方向に並設されている。
〔ロアーケースの構成〕
図5は、ロアーケース2Bの構造を説明するための図である。具体的に、図5は、ロアーケース2Bを背面下側から見た分解斜視図である。
ロアーケース2Bは、図5に示すように、第1筐体5と、第2筐体6とを備える。
〔第1筐体の構成〕
図6及び図7は、第1筐体5を示す斜視図である。具体的に、図6は、第1筐体5を前面上側(外装筐体2の内部側)から見た分解斜視図である。図7は、第1筐体5を背面上側から見た斜視図である。
第1筐体5は、平面視矩形形状を有し、アッパーケース2Aと同様に、合成樹脂製の成形品で構成されている。
この第1筐体5において、背面側には、電源ユニット4の平面形状に対応して、平面視略L字形状を有し、外装筐体2内部(上側)に向けて窪む凹部51(図5〜図7)が形成されている。
この凹部51は、図5に示すように、電源ユニット4が下側から収納される部分である。
この凹部51において、平面視略L字形状の一端51A側の側壁部分には、図5または図6に示すように、当該凹部51内外を連通する第1開口部511が形成されている。
なお、一端51Aは、第1吸気口22に近接した位置に配設される。このため、第1吸気口22を介して外装筐体2内部に導入された空気の一部は、第1開口部511を介して凹部51内部に取り込まれることとなる。
また、凹部51において、平面視略L字形状の他端51B側の底部分には、図5ないし図7に示すように、第1開口部511を介して凹部51内部に導入された空気を凹部51外部(外装筐体2内部)に排出するための第2開口部512が形成されている。
そして、凹部51において、他端51B側の底部分には、図6に示すように、第1冷却ファン6Aが取り付けられる。
すなわち、凹部51内部の空気の一部は、第1冷却ファン6Aにより、第2開口部512を介して吸気されることとなる。
さらに、凹部51において、背面側の側壁部分には、図5または図7に示すように、上述した第2吸気口27の一部が形成されている。
また、凹部51の他端51Bにおいて、背面側から見て右側の側壁部分には、図5または図7に示すように、第2吸気口27を介して凹部51内部に導入された空気を凹部51外部(外装筐体2内部)に排出するための第3開口部513が形成されている。
この第3開口部513において、前面側の縁部分には、凹部51内部に向けて突出する整流板513A(図8参照)が形成されている。
そして、凹部51において、他端51Bにおける背面側から見て右側の側壁部分には、図6に示すように、第2冷却ファン6Bが取り付けられる。
すなわち、凹部51内部の空気の一部は、第2冷却ファン6Bにより、第3開口部513を介して吸気されることとなる。
なお、具体的な図示は省略したが、凹部51の側壁には、外装筐体2内部(凹部51外部)に配設された光源装置等の他の部材との配線をするための開口部も形成されている。
また、外装筐体2内部には、図6に示すように、凹部51の底部分及び側壁部分を覆うようにシールド板7が取り付けられている。
このシールド板7は、電磁波を遮蔽するシールド材を含んで構成されている。
なお、本実施形態では、シールド板7は、マグネシウムで構成されている。
〔第2筐体の構成〕
第2筐体6は、図2、図3、または図5に示すように、凹部51の平面形状と同様の平面形状を有し、第1筐体5にネジ等により固定されることで、凹部51を閉塞する。すなわち、第2筐体6は、凹部51内部に収納された電源ユニット4を平面視で覆う位置に配設される。
そして、第2筐体6は、電磁波を遮蔽するシールド材を含んで構成されている。
なお、本実施形態では、第2筐体6は、シールド板7と同様に、マグネシウムで構成されている。
ここで、シールド板7や第2筐体6としては、シールド材を含んで構成されていれば、マグネシウムに限らない。例えば、樹脂中に金属粉末やCu等の金属繊維、炭素繊維あるいはガラス繊維に金属メッキしたフィラーを分散させたものや、樹脂の表面に金属蒸着処理、金属箔を取り付ける、あるいは、金属粉末等を含んだ導電性の塗料を塗布したもの等を採用しても構わない。また、Ti、V、Cr、Zr、Nb、Mo、Hf、Ta、W、Fe、Ni、Co、Cu、Al、Zn、及びこれらの合金、ステンレス鋼、パーマロイ等を採用しても構わない。
また、第2筐体6の背面側には、図5に示すように、上述した第2吸気口27の一部が形成されている。
そして、電源ユニット4と第2筐体6との間には、図5に示すように、凹部51の平面形状と同様の平面形状を有し、電源ユニット4と第2筐体6との電気的な接続を回避する絶縁板8が配設されている。
〔電源ユニットの冷却構造〕
図8は、電源ユニット4の冷却構造を説明するための図である。具体的に、図8は、凹部51内部に電源ユニット4が収納された状態を水平面で切断した断面を示す図である。
電源ユニット4が凹部51内部に収納された状態では、第2吸気口27の前面側には、図8に示すように、放熱部42が位置付けられる。
また、上述した状態では、具体的な図示は省略したが、放熱部42の上端部が凹部51の底部分に当接する。
さらに、上述した状態では、図8に示すように、整流板513Aの先端が板体421における前面側から見て左側の端部に当接する。
そして、電源ユニット4は、図8に示すように、第1流路R1を辿る空気、及び第2流路R2を辿る空気により冷却されることとなる。
より具体的に、第1流路R1を辿る空気は、第1吸気口22(エアフィルター)を介して外装筐体2外部から内部に導入された空気であり、塵埃が除去されている。そして、この空気は、第1開口部511から第2開口部512に向けて、凹部51内部を一端51Aから他端51Bに向けて流通し、プリント配線基板41や複数の回路素子(図示略)を冷却する。冷却後の空気は、第2開口部512を介して第1冷却ファン6Aに吸気され、排気口25を介して外装筐体2外部に排出される。
一方、第2流路R2を辿る空気は、第2吸気口27を介して外装筐体2外部から内部に導入された空気であり、塵埃が除去されていない。そして、この空気は、凹部51内部に導入された後、放熱部42及び整流板513Aに沿って他端51Bに向けて流通し、放熱部42を冷却する。冷却後の空気は、第3開口部513を介して第2冷却ファン6Bに吸気され、排気口25を介して外装筐体2外部に排出される。
すなわち、電源ユニット4の冷却構造として、第1流路R1を辿る空気(塵埃が除去されている空気)に第2流路R2を辿る空気(塵埃が除去されていない空気)が混入しない構造を採用している。このような構造を採用することで、第2流路R2を辿る空気に含まれる塵埃がプリント配線基板41に付着することを防止できるとともに、各流路R1,R2を辿る空気を利用して電源ユニット4を効果的に冷却できる。
上述した本実施形態によれば、以下の効果がある。
本実施形態では、ロアーケース2Bの一部である第2筐体6にて電源ユニット4から放射される電磁波の一部を遮蔽する。
このことにより、シールド構造の一部をロアーケース2Bで構成することができ、外装筐体2以外に別途、筒部材を設ける従来の構成と比較して、プロジェクター1の小型化及び軽量化が図れる。
特に、ロアーケース2Bに第2筐体6を設けているため、従来のように電源ユニット4の下側と外装筐体との間に別途、シールド部材を設ける必要がなく、当該シールド部材を省略できることから、プロジェクター1の薄型化が図れる。
また、外装筐体2の一部(第2筐体6)のみをシールド構造として採用しているため、外装筐体2全体をシールド構造として採用した場合、例えば、外装筐体2全体を金属で構成した場合と比較して、プロジェクター1の軽量化が図れる。
さらに、電源ユニット4は、第1筐体5に形成された凹部51に収納されている。
このことにより、外装筐体2内部(凹部51外部)に配設された光源装置等の発熱源に近接して電源ユニット4を配設した場合であっても、凹部51により発熱源と電源ユニット4とが区画されるため、発熱源にて温められた空気が電源ユニット4に回り込むことがなく、電源ユニット4の温度上昇を回避できる。
また、第2筐体6が放熱性の高い金属(マグネシウム)で構成されているので、第2筐体6を介して電源ユニット4の熱を外装筐体2外部に放熱することができ、電源ユニット4の温度上昇を良好に回避できる。
さらに、凹部51を第1筐体5の補強構造とすることができ、第1筐体5及び第2筐体6を組み合わせてロアーケース2Bを構成しても、ロアーケース2Bの強度を十分に維持できる。よってロアーケース2Bの薄型化も可能となり、プロジェクター1の小型化及び軽量化が図れる。
また、第1筐体5にはシールド板7が取り付けられているので、第2筐体6によるシールド構造に加えて、シールド板7により、EMI対策を十分に施すことができる。
さらに、シールド板7が凹部51を挟んで電源ユニット4を覆うように配設されているので、凹部51(合成樹脂製の第1筐体5)によりシールド板7と電源ユニット4とが電気的に接続することを防止できる。すなわち、シールド板7と電源ユニット4との間に別途、絶縁板を介在させる必要がなく、部材の省略からプロジェクター1の小型化及び軽量化が図れる。
特に、シールド板7が凹部51を挟んで電源ユニット4の上側に配設されているので、例えば、凹部51内部において、シールド板7、絶縁板、電源ユニット4を上方側から順に配設する構成と比較して、絶縁板を省略できることから、プロジェクター1の薄型化が図れる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、放射源として電源ユニット4を採用していたが、これに限らず、駆動時に電磁波を放射する部材であれば、例えば、プロジェクター1全体の動作を制御する制御基板等を採用しても構わない。
前記実施形態では、第1筐体5及び第2筐体6でロアーケース2Bを構成していたが、これに限らず、アッパーケース2Aを第1筐体及び第2筐体で構成しても構わない。
前記実施形態では、第1筐体5に凹部51を形成し、凹部51に電源ユニット4を収納する構成を採用したが、これに限らず、第1筐体5の凹部51を省略した構成を採用しても構わない。
本発明は、プレゼンテーションやホームシアターに用いられるプロジェクターに利用できる。
1・・・プロジェクター、2・・・外装筐体、4・・・電源ユニット(放射源)、5・・・第1筐体、6・・・第2筐体、7・・・シールド板、51・・・凹部。

Claims (4)

  1. 駆動時に電磁波を放射する放射源と、
    外装を構成する外装筐体と、を備え、
    前記外装筐体は、
    凹部を有し、前記凹部に前記放射源が配置される第1筐体と、
    電磁波を遮蔽するシールド材を含んで構成され、前記第1筐体の前記凹部を閉塞する位置に配置される第2筐体と、を有し、
    前記放射源は、回路基板と、前記回路基板の熱を放熱する放熱部とを有する電源ユニットを含み、前記第1筐体及び前記第2筐体により前記外装筐体内に収納される
    ことを特徴とするプロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターにおいて、
    前記電磁波を遮蔽するシールド材を含んで構成されたシールド板を備え、
    前記シールド板は、前記外装筐体内に収納される前記放射源に対して前記第2筐体が配置される側とは反対側に位置する前記凹部に取り付けられている
    ことを特徴とするプロジェクター。
  3. 請求項1または請求項2に記載のプロジェクターにおいて、
    光源装置、前記光源装置からの光を変調する光変調装置、及び、前記光変調装置により変調された光を投射する投射光学装置を有する光学ユニットを備え、
    前記光学ユニットは、前記第1筐体に収納され、
    前記凹部は、前記第1筐体において前記光学ユニットが収納される側とは反対側に設けられている
    ことを特徴とするプロジェクター。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のプロジェクターにおいて、
    空気を吸気する冷却ファンを備え
    前記外装筐体は、前記外装筐体外部の空気を内部に流通させる第1吸気口及び第2吸気口を有し、
    前記凹部は、前記冷却ファンにより前記第1吸気口から吸気された空気が前記回路基板を冷却する第1流路と、前記冷却ファンにより前記第2吸気口から吸気された空気が前記放熱部を冷却する第2流路と、を有する
    ことを特徴とするプロジェクター。
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