JP2007219447A - リアプロジェクションディスプレイ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】キャビネット2の正面に設けられるスクリーン3と、キャビネット2内の下部に配置される、光源であるランプと、映像生成手段及び投射レンズを備えた映像投射ユニット16と、キャビネット2内の上部に設けられ、映像投射ユニット16から上方に向かって出射された映像光Lを反射してスクリーン3に投影する反射ミラー24と、を備えて構成されるリアプロジェクションディスプレイ装置1において、装置の外形寸法を拡大することなくキャビネット2内に効率的に電気回路基板51を配置し、より薄型のリアプロジェクションディスプレイ装置を実現する。
【解決手段】リアプロジェクションディスプレイ装置1におけるキャビネット2内での映像光Lの光路を避けるように、キャビネット2の背面側を部分的に凹ませて収容部50を設け、そこに電気回路基板51を収容する構造とする。
【選択図】図4
【解決手段】リアプロジェクションディスプレイ装置1におけるキャビネット2内での映像光Lの光路を避けるように、キャビネット2の背面側を部分的に凹ませて収容部50を設け、そこに電気回路基板51を収容する構造とする。
【選択図】図4
Description
本発明は、キャビネットの前面に設けられたスクリーンに、キャビネットの内部に配置された映像投射ユニットから映像を投射して表示するようにしたリアプロジェクションディスプレイ装置に関する。
従来、映像表示装置の一種として、リアプロジェクションディスプレイ装置が実用化されている。即ちこのリアプロジェクションディスプレイ装置は、例えば下記の特許文献1に開示されるもののように、キャビネットの正面にスクリーンが設けられると共に、キャビネットの内部に、光源であるランプと、映像生成手段及び投射レンズを備えた映像投射ユニットとが配置されてなり、この映像投射ユニットから出射される映像光をスクリーンに対して背面側から投射して表示する構造となっている。
特開2001−222060号公報
このようなリアプロジェクションディスプレイ装置では、キャビネットの内部に電気回路基板が配置され、また機種によってはスピーカユニットが組み込まれているが、従来の構造では光学系ユニットの後方に電気回路基板やスピーカユニットを配置しているため、キャビネットの奥行き寸法が増大し、装置全体の最大外形が必要以上に大型化してしまうとういう問題があった。
本発明は、このような問題点を解決し、装置の薄型化を可能としたリアプロジェクションディスプレイ装置を提供することを目的としてなされたものである。
上記の目的を達成するために本発明は、キャビネットの正面に設けられるスクリーンと、キャビネット内の下部に配置される、光源であるランプと、映像生成手段及び投射レンズを備えた映像投射ユニットと、キャビネット内の上部に設けられ、映像投射ユニットから上方に向かって出射された映像光を反射してスクリーンに投影する反射ミラーと、を備えて構成されるリアプロジェクションディスプレイ装置において、キャビネット内での映像光の光路を避けるように、キャビネットの背面側を部分的に凹ませて収容部を設け、そこに電気回路基板やスピーカユニットを収容する構造としたことを特徴とするものである。
上記の如く構成される本発明のリアプロジェクションディスプレイ装置によれば、装置の外形寸法を拡大することなく電気回路基板やスピーカユニットを配置することが可能となり、より薄型のリアプロジェクションディスプレイ装置を提供することができる。
また本発明のリアプロジェクションディスプレイ装置では、映像投射ユニットが配置されるキャビネット内に電気回路基板やスピーカユニットが入っていないため、映像投射ユニットに影響を及ぼすことなく電気回路基板やスピーカユニットの交換・修理が可能となる。
また本発明のリアプロジェクションディスプレイ装置では、映像投射ユニットが配置されるキャビネット内に電気回路基板やスピーカユニットが入っていないため、映像投射ユニットに影響を及ぼすことなく電気回路基板やスピーカユニットの交換・修理が可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施例について詳細に説明する。
図1は本例のリアプロジェクションディスプレイ装置の正面側から見た斜視図、図2は同、背面側から見た斜視図である。このリアプロジェクションディスプレイ装置1は、キャビネット2の前面に表示画面であるスクリーン3が設けられ、このスクリーン3にキャビネット2の内部に配置された映像投射ユニットから投射される映像が映し出される構造となっている。本例のリアプロジェクション装置1では、このスクリーン3の大きさを例えば50インチとし、キャビネット2の奥行き寸法を例えば30cmとした薄型大画面の構成を実現している。
図1は本例のリアプロジェクションディスプレイ装置の正面側から見た斜視図、図2は同、背面側から見た斜視図である。このリアプロジェクションディスプレイ装置1は、キャビネット2の前面に表示画面であるスクリーン3が設けられ、このスクリーン3にキャビネット2の内部に配置された映像投射ユニットから投射される映像が映し出される構造となっている。本例のリアプロジェクション装置1では、このスクリーン3の大きさを例えば50インチとし、キャビネット2の奥行き寸法を例えば30cmとした薄型大画面の構成を実現している。
またこのリアプロジェクションディスプレイ装置1においては、前面のスクリーン3の左右両側に隣接する位置及び背面側に、夫々スピーカユニット4,5及び6が組み込まれている。ここでスクリーン3の左右両側に配置されるスピーカユニット4,5は、夫々ステレオ音声のLチャンネル,Rチャンネルの再生用で、そこには何れも中音域用スピーカ(スコーカ)と高音域用スピーカ(ツィータ)が組み込まれている。また背面側のスピーカユニット6には、低音域用のスピーカ(ウーハ)が組み込まれている。
図3は本例のリアプロジェクションディスプレイ装置に内蔵される内部構造体を示す斜視図、図4は本例のリアプロジェクションディスプレイ装置の縦断側面図である。
図3に示すように、内部構造体10は、底面側に配置されるボトムフレーム11と、このボトムフレーム11の左右に立設されるサイドフレーム12,13と、これらサイドフレーム12,13の上端に架設されるトップフレーム14とにより形成されたフレーム構体にスクリーン3が支持されてなる。
図3に示すように、内部構造体10は、底面側に配置されるボトムフレーム11と、このボトムフレーム11の左右に立設されるサイドフレーム12,13と、これらサイドフレーム12,13の上端に架設されるトップフレーム14とにより形成されたフレーム構体にスクリーン3が支持されてなる。
そしてこの構成では、キャビネット2の内部において下部のボトムフレーム11上に、スクリーン3に対し映像を投射するための映像投射ユニット16が設置されている。この映像投射ユニット16は、映像生成手段として液晶パネルを内蔵した映像生成部17と、投影レンズを内蔵したレンズ部18と、ミラーを内蔵したミラー部19とを備えてなり、光源であるランプから発せられた光を映像生成部17内の液晶パネルに通して映像光を生成し、これをレンズ部18内の投射レンズで拡大すると共にミラー部19内のミラーで反射させて投射窓23から出射するものである。この場合、図4に示す如く映像光Lは、ミラー部19に内蔵される平面ミラー20、凸面ミラー21、非球面ミラー22を介して投射窓23から上方に向かって略垂直に出射され、これがフレーム構体の上端部に設置された反射ミラー24で反射してスクリーン3に投影される構造となっている。
なお、この構成において映像投射ユニット16には、映像生成手段である液晶パネルを駆動制御するための液晶パネル駆動回路基板25が映像生成部17の側部に装着されている。また、投射映像投射ユニット16は、ボトムフレーム11に立設される軸26を支点として回動可能に設置されており、この映像投射ユニット16を回動させることによってスクリーン3に投影される画像の歪をなくすように調整を行う画像歪調整機構を備えている。
さらに、キャビネット2の内部においてフレーム構体の下部には、映像投射ユニット16とスクリーン3との間を遮るように遮光板27が装着されており、これによって映像投射ユニット16から漏れた光がスクリーン3に影響を及ぼすことを回避するようにしている。
さらに、キャビネット2の内部においてフレーム構体の下部には、映像投射ユニット16とスクリーン3との間を遮るように遮光板27が装着されており、これによって映像投射ユニット16から漏れた光がスクリーン3に影響を及ぼすことを回避するようにしている。
上記構成において、光源であるランプの周囲には、ランプを冷却するためのランプ冷却ユニット30が設けられている。このランプ冷却ユニット30の詳細な構成を図5に示す。
このランプ冷却ユニット30では、ランプが内蔵されるランプハウス31を囲むようにハウジング32が設置されている。このハウジング32は、ボトムフレーム11に固定されるハウジング本体33と、このハウジング本体33に螺子止めによって取り付けられるフロント枠34とによりなり、このハウジング32によってランプハウス31の周囲を取り囲んで、ランプを冷却するための冷却風の流路をキャビネット2内の他の空間から隔てるようにしている。
このランプ冷却ユニット30では、ランプが内蔵されるランプハウス31を囲むようにハウジング32が設置されている。このハウジング32は、ボトムフレーム11に固定されるハウジング本体33と、このハウジング本体33に螺子止めによって取り付けられるフロント枠34とによりなり、このハウジング32によってランプハウス31の周囲を取り囲んで、ランプを冷却するための冷却風の流路をキャビネット2内の他の空間から隔てるようにしている。
ハウジング32内には、ランプを冷却するためのランプ冷却用部品であるシロッコファン36やラジエター37が組み込まれており、さらにこのハウジング32のフロント枠34には、ランプ冷却用部品である軸流ファン38が押さえ板39を介して取り付けられると共に、ランプに電源を供給するためのランプ用電源回路基板40が取り付けられている。なお、この構成においてシロッコファン36、ラジエター37、軸流ファン38及びランプ用電源回路基板40は何れも螺子止めによってハウジング32に取り付けられるものである。
そしてこのランプ冷却ユニット30では、シロッコファン36の駆動により、ランプハウス31内の空気がダクト41,42,43を通って循環し、ここでランプによる熱が循環流路の途中に設置されるラジエター37で放熱され、さらにこの熱を軸流ファン38の駆動による冷却風でハウジング32内から排出することによってランプの冷却が行なわれる構造となっている。
上記の如く構成されるランプ冷却ユニット30において、ランプ冷却用部品であるシロッコファン36、ラジエター37、軸流ファン38やランプ用電源回路基板40は、リアプロジェクションディスプレイ装置における他の部品に比べて故障が生じ易い部品であり、故障が生じた場合には迅速な交換・修理を必要とする。
そこで本例のリアプロジェクションディスプレイ装置1では、図6に示す如く、キャビネット2の背面側2aの下部に、ランプ冷却用部品であるシロッコファン36、ラジエター37、軸流ファン38やランプ用電源回路基板40を交換するための開口部45を設け、さらにこの開口部45を閉塞する蓋46を設けた構成としてある。
ここで蓋46は、螺子止めによってキャビネット2に取り付けられる構成となっており、軸流ファン38と対応する位置には多数の微細な排気孔47が設けられ、この排気孔47から軸流ファン38の駆動による冷却風が排出される。さらにこの蓋46には、ランプ用電源回路基板40と対応する位置に、ランプ用電源回路基板40から発せられる熱を逃がすための多数の微細な放熱孔48が設けられている。
そして、シロッコファン36、ラジエター37、軸流ファン38やランプ用電源回路基板40を交換するときには、この蓋46を取り外すことにより、キャビネット2内のランプ冷却ユニット30が開口部45から露出し、開口部45を通して各部品に簡単にアクセスすることができる。
前述した如く、シロッコファン36、ラジエター37、軸流ファン38及びランプ用電源回路基板40は何れも螺子によって取り付けられており、本例の構成では、その螺子の取り付け方向が全て開口部45の投影部に収まるように配置し、螺子の取り外しを行い易い構成としている。
そしてこのように螺子を取り外すことにより、各部品を容易に交換することができる。この場合、シロッコファン36やラジエター37の交換を行うときには、先ずハウジング本体33からフロント枠34を取り外し、それからシロッコファン36やラジエター37を取り外すようにする。また軸流ファン38やランプ用電源回路基板40の交換を行うときには、これをフロント枠34から直接取り外すようにすればよい。
以上の如く本例のリアプロジェクションディスプレイ装置1では、ランプ冷却ユニット30に組み込まれるシロッコファン36、ラジエター37、軸流ファン38やランプ用電源回路基板40を交換するときには、蓋46を取り外して開口部45を開放することにより、開口部45を通して各部品を容易に交換することができるので、各部品の交換・修理に要する時間が従来に比べて大幅に短縮され、サービス性が向上する効果を有する。
また本例のリアプロジェクションディスプレイ装置1においては、蓋46によって開口部45を閉塞した状態で、ランプを冷却するための冷却風の流路がキャビネット2内の他の空間から完全に隔てられる構造を有している。
即ち本例では、図7に示す如く、蓋46の裏面側に、ランプ冷却ユニット30のフロント枠34の前周縁部34aに対応する形で柔軟性材によりなる受け部49が設けられており、蓋46をキャビネット2に取り付けた状態では、この受け部49にフロント枠34の前周縁部34aが全周にわたって密着状に当接し、これによってランプ冷却ユニット30から排気孔47を通って外部に流れる冷却風の流路がキャビネット2内の他の空間から完全に隔てられ、そのため冷却風がキャビネット2内の他の空間に漏れ出ることがなく、ランプの冷却がより効率的に行われると共に、キャビネット2内の映像投射ユニット16に対する防塵性が確保される構造となっている。
さらに本例のリアプロジェクションディスプレイ装置1において、蓋46を取り外した状態では、映像投射ユニット16に装着されている液晶パネル駆動回路基板25もまた開口部45から露出されるようになっており、これによって液晶パネル駆動回路基板25の調整や交換も開口部45を通して容易に行うことができる構成としている。
続いて、本例のリアプロジェクションディスプレイ装置1における薄型化構造について説明する。図4に示す如く、本例のリアプロジェクションディスプレイ装置1のキャビネット2は、内部に映像投射ユニット16を配置するに最低限の奥行き寸法に形成されており、その内部では下部の映像投射ユニット16から上方に向かって出射される映像光Lを上部の反射ミラー24で反射させてスクリーン3に投射する構造とすることで、究極の薄型化を実現している。
そしてこの薄型化構造の中で主要電気回路基板やスピーカユニットを効率よく配置するための構成として特に本例のリアプロジェクションディスプレイ装置1では、キャビネット2内での映像光Lの光路を避けるように、キャビネット2の背面側2aを部分的に凹ませて収容部を設け、そこに主要電気回路基板やスピーカユニットを収容する構造としてある。
即ち本例では、図4及び図8に示す如く、キャビネット2の背面側2aの中央部に、映像投射ユニット16から出射される映像光Lの光路に干渉しない深さでキャビネット2を表面側から内部に向かって凹ませた基板収容部50が設けられており、この基板収容部50内に収容されるように主要電気回路基板51が設置される。ここで主要電気回路基板51は、板金によりなる基盤シャーシ52上に電源回路基板53、音声回路基板54及び映像回路基板55を載置固定して構成されるものであり、これが螺子止めによってキャビネット2に取り付けられる。
この主要回路基板51を収容する基板収容部50は、キャビネット2に螺子止めして取り付けられる蓋56によって閉塞される。この蓋56には、主要電気回路基板51に設けられる外部機器接続用のコネクタ端子57及び電源用のコネクタ端子58が表出され、さらには上記コネクタ端子57,58に接続されるコードを収納するための収納溝59,60及び主要電気回路基板51から発せられる熱を逃がすための多数の微細な放熱孔61が設けられている。
また図9に示す如く、キャビネット2の背面側2aの下部には、キャビネット2内に配置される映像投射ユニット16と干渉しない位置においてキャビネット2を表面側から内部に向かって凹ませたスピーカ収容部62が設けられており、このスピーカ収容部62内に収容されるように、低音域用のスピーカ(ウーハ)6aを組み込んだスピーカユニット6が設置される構成となっている。
このスピーカユニット6を収容するスピーカ収容部62は、キャビネット2に螺子止めして取り付けられる蓋63によって閉塞される。この蓋63には、スピーカ6aから発せられる音を通すための多数の微細な通音孔64が設けられている。
以上に説明した如く本例のリアプロジェクションディスプレイ装置1においては、キャビネット2内での映像光Lの光路を避けるように、キャビネット2の背面側を部分的に凹ませて収容部を設け、そこに主要電気回路基板51やスピーカユニット6を収容する構造としたことで、装置の外形寸法を拡大することなく主要電気回路基板51やスピーカユニット6を配置することが可能となり、より薄型のリアプロジェクションディスプレイ装置を提供することができる。
また本例のリアプロジェクションディスプレイ装置1では、映像投射ユニット16が配置されるキャビネット2内に主要電気回路基板51やスピーカユニット6が入っていないため、映像投射ユニット16に影響を及ぼすことなく主要電気回路基板51やスピーカユニット6の交換・修理が可能となる。
さらに本例のリアプロジェクションディスプレイ装置1において、キャビネット2の裏面側2aには、キャビネット2内に配置される映像投射ユニット16のレンズ部18と対応する位置に、開口部65及びこの開口部65を閉塞する蓋66が設けられており、この蓋66を取り外して開口部65を開放することで、開口部65を通して映像投射ユニット16のレンズ部18に内蔵される投射レンズのフォーカス調整を行うことができるようになっている。
さらにキャビネット2の裏面側2aには、左右両端部に凹部67,68が設けられており、リアプロジェクションディスプレイ装置1を運搬するときにはこの凹部67,68に手を掛けることによって持ち上げ易いようにしている。
さらにキャビネット2の裏面側2aには、左右両端部に凹部67,68が設けられており、リアプロジェクションディスプレイ装置1を運搬するときにはこの凹部67,68に手を掛けることによって持ち上げ易いようにしている。
ところで、上記の如く構成されるリアプロジェクションディスプレイ装置1においては、EMI(電磁妨害雑音)対策として、映像投射ユニット16に取り付けられる液晶パネル駆動回路基板25とキャビネット2に取り付けられる主要電気回路基板51のグラウンドを揃えるために、両回路基板25と51を電気的に接続する必要がある。
この場合、前述したように映像投射ユニット16は、軸26を支点として回動する画像歪調整機構を備えているため、その調整の過程において、映像投射ユニット16に取り付けられる液晶パネル駆動回路基板25とキャビネット2に取り付けられる主要電気回路基板51との相対位置関係が変化することになる。このため、両回路基板25と51を銅箔などの薄く柔軟な材料を用いて接続することが考えられるが、このような材料は抵抗値が充分に低くないため、両回路基板25と51の間の電気的な接続が不充分となり、EMI対策に悪影響を与えるおそれがある。
そこでこの問題を解消するためには、図10に示す如く、両回路基板25と51を銅板等からなる板金70により接続し、電気的に強固な接続を行ってEMI対策とすればよい。この板金70による両回路基板25と51の接続部の構成を図11に示す。ここで示すように板金70は、一端部を液晶パネル駆動回路基板25に、他端部を主要電気回路基板51の基盤シャーシ52に夫々螺子止めして接続されるものであり、その間には複数の折り曲げ部70a〜70dを有している。
このように両回路基板25と51を板金70によって接続した構成とすることにより、両回路基板25と51の間の電気的な接続を充分にとることができ、確実なEMI対策が可能となる。そしてこの板金70は複数の折り曲げ部70a〜70dを有することにより、映像投射ユニット16の調整で両回路基板25と51の相対位置関係が変化した場合でも、その変化分が折り曲げ部70a〜70dで吸収されることになるので、両回路基板25と51にはストレスを与える等の不具合が発生することはない。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこの実施例の構成に限定されることなく、他にも種々の実施形態を採り得るものであることは言うまでもない。
1…リアプロジェクションディスプレイ装置、2…キャビネット、3…スクリーン、6…スピーカユニット、16…映像投射ユニット、24…反射ミラー、25…液晶パネル駆動回路基板、50…基板収容部、51…主要電気回路基板、62…スピーカ収容部、70…板金、L…映像光
Claims (2)
- キャビネットの正面に設けられるスクリーンと、
上記キャビネット内の下部に配置される、光源であるランプと、映像生成手段及び投射レンズを備えた映像投射ユニットと、
上記キャビネット内の上部に設けられ、上記映像投射ユニットから上方に向かって出射された映像光を反射して上記スクリーンに投影する反射ミラーと、
を備えて構成されるリアプロジェクションディスプレイ装置において、
上記キャビネット内での映像光の光路を避けるように、上記キャビネットの背面側を部分的に凹ませて収容部を設け、そこに電気回路基板やスピーカユニットを収容する構造としたことを特徴とするリアプロジェクションディスプレイ装置。 - 上記収容部に収容される電気回路基板と、上記キャビネット内に配置される上記映像投射ユニットの映像生成手段の駆動回路基板とを、複数の折り曲げ部を有する板金で接続する構造としたことを特徴とする請求項1に記載のリアプロジェクションディスプレイ装置。
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