JPH11338372A - 薄形表示装置 - Google Patents

薄形表示装置

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JPH11338372A
JPH11338372A JP11053614A JP5361499A JPH11338372A JP H11338372 A JPH11338372 A JP H11338372A JP 11053614 A JP11053614 A JP 11053614A JP 5361499 A JP5361499 A JP 5361499A JP H11338372 A JPH11338372 A JP H11338372A
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克政 松岡
Yoshiaki Amano
好章 天野
Tatsuo Murai
龍生 村井
Taisuke Kajima
泰介 鹿島
Hisashi Ishii
久之 石井
Tatsumi Mori
立美 森
Naohiro Takasugi
直弘 高杉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型の薄形表示装置に最適な構造体を備えた
薄形表示装置を提供することにある。 【解決手段】 薄形表示装置1の構造体200を、横配
置の第1の筐体210と、その上面前部に配置される縦
配置の第2の筐体220と、前記第1の筐体210の上
面後部の上方で、かつ前記第2の筐体220の後方に配
置される縦配置の第3の筐体230とから構成し、前記
第2の筐体220の広い面221の前部周囲に縁部22
2を設けることで前方に開放して形成される第2の装置
収納部230aを設け、該第2の装置収納部に薄形表示
部100を縦配置で収納するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックライトを備
えた液晶表示装置やプラズマ表示装置等の薄形の表示ユ
ニットに、外部からの映像信号を取り込んで画像として
再現する薄形表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置やプラズマ表示装置等の薄
形の表示装置は、CRT表示装置に較べて薄型で軽量で
あるので、モニター装置として、あるいはブック型パソ
コン、携帯端末等のポータブル型のコンピュータなどに
搭載されて、広く普及している。
【0003】特に、近年の技術革新にともない大形表示
画面を備えた液晶表示ユニットや高精細液晶表示ユニッ
トが低価格に製造可能となったことに伴い、デスクトッ
プタイプのパーソナルコンピュータや端末処理装置にも
広く普及し始めている。これらのデスクトップタイプに
採用されている薄形の表示装置は、例えば液晶の表示ユ
ニットを備えた本体と、該本体をチルト可能に支持する
スタンドとから構成される。
【0004】前記従来例としては、例えば登録意匠第1
002223号の公報に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の薄形表示装置
は、薄い鉄板を本体の強度部材として設け、この強度部
材の前面に液晶ユニットをネジなどで取付ける構造を採
用している。しかし、近年の大型の表示画面を備えた薄
形の表示ユニットは、その薄さゆえに、前記従来の構造
ではねじれによる破損の課題がある。しかも、表示ユニ
ットの大型化に伴う重量増を考慮すると、強度を維持し
つつ薄い形態を備えた薄形表示装置が要望されている。
【0006】また、液晶表示ユニットにおいては、その
背面側にバックライトを備えているので、その発熱量も
多くなる。特に、近年脚光を浴びている高精細の液晶表
示装置では、背面に複数のバックライトが配置されるた
め、このバックライトによる発熱や、それを駆動させる
回路からの発熱を排気することが課題である。
【0007】更に、前記大型の液晶表示装置では、液晶
表示装置や制御回路から発生する電波を強度を維持し、
かつ軽量化を考慮して遮蔽することも重要である。
【0008】更に、近年の表示装置は、例えば、AV機
器や各種の機器と接続可能なマルチメデイア対応の表示
装置が主流となっており、また、高精細の液晶表示装置
では、3次元CGなどの多様な使われかたに対応するた
め、多様な入出力端子を備えていることが要望されてい
る。これらのことから、液晶表示装置は、他と周辺機器
との間で多くの結線が必要となってきており、その結線
処理が課題となっている。
【0009】本発明の目的は、大型の薄形表示装置に最
適な構造体を備えた薄形表示装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る薄形表示装
置は、前記目的を達成するために、薄形表示装置の構造
体を、横配置の第1の筐体と、その上面前部に配置され
る縦配置の第2の筐体と、前記第1の筐体の上面後部の
上方で、かつ前記第2の筐体の後方に配置される縦配置
の第3の筐体とから構成し、前記第2の筐体の広い面の
前部周囲に縁部を設けることで前方に開放して形成され
る第2の装置収納部を設け、該第2の装置収納部に薄形
表示部を縦配置で収納するようにする。
【0011】また、第1の筐体と、前記第1の筐体の上
面前部に配置され、その広い面を前後方向とする縦配置
の第2の筐体と、前記第1の筐体の上面後部の上方で、
かつ前記第2の筐体の後方に配置される縦配置の第3の
筐体とを備え、前記第1の筐体は、電源部を収納する第
1の装置収納部を備え、前記第2の筐体は、該第2の筐
体の前記広い面の前部に前記薄形表示部を縦配置で収納
する第2の装置収納部を備え、前記第3の筐体は、縦配
置の基板を収納する第3の装置収納部を備え、前記2の
装置収納部は、その前部が周囲に縁部を設けることで前
方に開放して形成され、前記電源部は、前記第1の装置
収納部に縦長方向に収納されていることを特徴とする薄
形表示装置とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図12を参照して、
本発明に係る実施形態を説明する。
【0013】(第1の実施形態)図1から図10を参照
して、本発明に係る第1の実施形態を説明する。先ず、
本発明に係る第1の実施形態である液晶表示装置の概略
構造を図1を参照して説明する。図1は液晶表示装置の
中央縦断面図である。
【0014】図1において、符号1で総括的に示すの
は、本発明に係る液晶表示装置であり、液晶ユニト10
0を備えた本体1000と、該本体1000を可動可能
に支持するスタンド2000とから構成される。前記液
晶表示装置1は、外部からの映像信号を取り込んで画像
として再現するものであり、この実施形態では、各種の
プログラムを実行処理する図示しない処理装置とコード
を介して接続され、他のキーボードやマウスなどの入力
装置や、プリンタ、外部記憶装置などとともにパーソナ
ルコンピュータを構成する。更に、本実施形態で採用す
る前記液晶ユニット100は、薄膜トランジシタTFT
を採用した18インチの大画面を備えた高画質のTFT
液晶表示モジュールを採用している。該TFT液晶表示
モジュールは、超広視野角、高解像度、高輝度、低反射
を生かした例えば3次元CGなど各種のモニターに良好
なものである。本実施形態では、これら各種の高精細の
画像を必要とするモニターに対応させるために、複数の
入出力端子を備えた接続端子部300(図2参照)を背
面側に設けている。なお、この接続端子部300に、例
えばAV機器や他の機器との接続端子を備えて、マルチ
メデイアに対応させてもよい。
【0015】前記本体1000は、その外観を正面形状
がほぼ横長四角形で奥行寸法が小さい薄形の形態とし、
本体前部をカバーする樹脂成形のフロントケース101
0と、本体後部をカバーする樹脂成形のバックケース1
020とから構成される。前記フロントケース1010
は、周囲に幅広の平面部を残してその中央に開口部10
11が形成され、該開口部1011に液晶ユニット10
0の表示画面101が露出して配置される。
【0016】前記フロントケース1010およびバック
ケース1020は、薄形表示装置1の骨格を成すシャー
シ200に図示しないネジなどを介して取り付けられ
る。前記シャーシ200は、高さ寸法より奥行寸法が大
きい横配置の第1の筐体210と、前記第1の筐体21
0の上面前部に配置され、その広い面221を前後方向
とする縦配置の第2の筐体220と、前記第1の筐体2
10の上面後部の上方で、かつ前記第2の筐体220の
後方に配置される縦配置の第3の筐体230とから構成
される。前記フロントケース1010は、前記第1の筐
体210の前部と第2の筐体220を内包し、前記バッ
クケース1020は前記第2の筐体220の後部と第3
の筐体230を内包する。
【0017】前記第1の筐体210は、鉄板の折り曲げ
加工で形成される偏平な薄形の箱形の形態を備え、その
内部に電源部10を収納する第1の装置収納部210a
を備えている。前記第2の筐体220は、該第2の筐体
220の前記広い面221の前部の周囲に縁部222を
設けることで前方に開放して形成される第2の装置収納
部220aを備え、該第2の装置収納部220aに縦配
置の前記液晶ユニット100を収納する。前記第3の筐
体230は、前記液晶ユニット100の駆動制御や各種
のインターフエイスを行う縦配置の基板20を収納する
第3の装置収納部230aを備えている。
【0018】また、前記スタンド2000は、前記本体
1000を支持し、回転軸P1を中心として前記本体1
000を前後方向にチルトさせるチルト機構部400と
を備えている。なお、この実施形態では、本体1000
を回転軸P1でその上部を前後方向に揺動するチルト機
構部のみを設けたが、本体1000を左右方向に回転さ
せるターンテーブルを設けてもよい。
【0019】次に、図2を基に図1および図7から図1
0を参照しながら液晶表示装置1の部品の配置構成を説
明する。図2は液晶表示装置の部品展開図、図7はバッ
クケースとシルードパネルを取外した状態の後方斜視
図、図8はバックケースを取り外した状態の後方斜視
図、図9は配線カバーを取り外した状態の後方斜視図、
図10は操作スイッチ群による画面調整方法の説明図で
ある。
【0020】図2において、先ず、前記第1の筐体21
0は、前記第2の筐体220と第3の筐体230を支持
するシャーシ200の強度構造の骨格をなすものであ
る。図7で示すように、前記第1の筐体210は、複数
のパンチングの開口部211が形成された両壁面と底面
とを折曲げ加工で形成した下部板材212と、その前部
に両側にスピーカ30の取付部を張り出させて設けた前
板213と、天板214とから構成され、これらの板材
を溶接または図示しないネジで連結して形成される。な
お、背面は、図8に示すように着脱可能なシールドパネ
ル231によってカバーされる。また、第1の筐体21
0の上面は、図2または図7、8に示すように、上面前
部がその後部より低く形成され、この段差部215に前
記第2の筐体220の下端部が取付けられる。また、前
記天板214には通気用の開口部216と配線の開口部
217が形成されている。
【0021】この第1の筐体210の構造によれば、複
数の板材で箱体を構成しているので、上部に取付けられ
る第2の筐体220と第3の筐体230を堅固に支持す
ることができる。特に、第1の筐体210の前部に下部
板材213と前板213で形成する段差部215を形成
することで、重量物である第2の筐体230を堅固に支
持するとともに、組み立て時の位置決めを容易にして組
み立て性を向上している。一方、第1の筐体210の後
部は、着脱可能なシールドパネル231により構成され
るので、第1の装置収納部210aに収納される電源部
10などの装置の組み立て性やメンテナンス性を向上す
ることができる。
【0022】第2の筐体220は、前記広い面221と
その前部に形成される上辺縁部222a、下辺縁部22
2b、両側辺縁部222c、222dから構成される前
方に開放した箱形の形態を縦姿勢で配置したものであ
る。この構造は、例えば、矩形状の鉄板の四隅をカット
して、4辺を前方に折り曲げて各角部を溶接するなどし
て形成する。この構造によれば、第2の装置収納部22
0aで収納する液晶ユニット100を、下部に形成され
る下部縁部222bのみだけでなく4辺で構成される前
記縁部222及び前記広い面221とにより第1の筐体
220全体で力を分散して支持することができる。ま
た、この構造によれば、新たに補強部材を設ける必要が
ないので重量を軽減できる。また、前記縁部221の厚
さ(上下寸法及び横幅寸法)を板材の厚さで止めること
ができるので、表示画面101の周囲の枠体を小さくし
て装置の大型化を軽減することができる。加えて、この
構造によれば、第2の筐体220をねじれに強い構造と
することができるから、大型の表示画面101を備えた
液晶ユニット100に極めて有利である。
【0023】また、前記第2の装置収納部220aに
は、その前方から前記液晶ユニット100が取付けられ
る。前記液晶ユニット100はその背面側に突起部10
2が設けられ、前記液晶ユニット100の背面と、前記
広い面221との間に空間220bが形成される。この
空間は、図1に示すように、液晶ユニット100の背面
に設けたインバータ基板103の配置空間を確保すると
ともに、該空間を利用して、前記液晶ユニット100と
インバータ基板103などの配線空間や余った配線の収
納空間として、あるいは液晶ユニット100及びインバ
ータ基板103から発生する熱を廃熱するための通路と
しての機能をもたせることができる。
【0024】また、前記第2の筐体220の広い面の上
部には第2の装置収納部220aの内部で発生する熱を
排気する開口部223が形成される。これにより、第2
の装置収納部220aの下部に形成される開口部(取付
リブを形成するために形成される隙間など)と、前記開
口部223が連通されて廃熱用の通風路が形成されるか
ら煙突効果で効果的に第2の装置収納部220a内の熱
を排気することができる。本実施形態では、より効率的
に第2の装置収納部220a内の熱を排気するために、
前記開口部223に送風フアン224を設けて強制的に
排出するようにしている。もちろん、自然対流で十分効
果が達成されれば前記送風フアン224を設ける必要は
ない。
【0025】また、前記第2の筐体220の広い面22
1に、前記第2の装置収納部220aと該第2の筐体2
20の広い面221に隣接する第3の装置収納部230
aとを結ぶ配線通路となる開口部225を形成してい
る。これにより、インバータ基板103を含む前記液晶
ユニット100と第3の装置収納部230a内に配置さ
れる前記基板20を短距離で連結することができる。
【0026】前記第2の筐体220の下方でかつ前記第
1の筐体210の前部には、操作スイッチ基板35と、
スピーカ30とが配置される。この実施形態では、操作
スイッチ基板35を、フロントケース1010の裏面に
形成した図示しない取付リブに取付けるようにしている
が、前記第1の筐体210の前部にネジなどで直接取付
けてもよい。この場合、フロントケース1010に取付
けると、フロントケース1010に形成されるスイッチ
穴との整合が良好となり、第1の筐体210に取付ける
と、フロントケース1010に配線が必要ないので組立
性やメンテナンス性が良好となる。更に、この実施形態
では、本体1000の中央に前記操作スイッチ基板35
を配置するとともに、その両側に一対の前記スピーカ3
0を配置している。しかも、この実施形態では、前記操
作スイッチ基板35を傾斜して取付けることで操作スイ
ッチの操作性を向上するとともに、該操作スイッチ基板
35の後方に各種素子の配置スペースや配線空間を確保
している。また、前記スピーカ30は、フロントケース
1010の両側に形成されるデッドスペースに配置する
ことでステレオ効果を備えたスピーカシステムを提供し
ている。
【0027】前記第3の筐体230は、前記第2の筐体
220を構成する広い面221と、前記第1の筐体21
0の天板214と、前記広い面221の一方の片側に取
付けられる端子取付側板232と、他方の片側に取付け
られる電源スイッチ取付側板233と、前記広い面22
1に着脱可能に取付けられる前記シールドパネル231
とから構成される。
【0028】図1に示すように、前記第3の装置収納部
230aに配置される基板20は、取付ネジを介して前
記広い面221に対して、その間に空間を残してほぼ平
行に取付けられる。また、前記第1の装置収納部210
aと第3の装置収納部230aを分離する前記天板21
4に形成される開口部216には送風フアン234が取
付けられる。なお、この実施形態では、前記送風フアン
234を側面からみて断面形状が三角形でデッドスペー
スになりやすい第3の装置収納部230aに設けたが、
前記第1の装置収納部210aに設けてもよい。
【0029】また、この実施形態では、前記第3の装置
収納部230aを、背面に段差を形成することで上下に
2分して、下側を奥行のある広い空間とし、上側を奥行
の小さい狭い空間としている。前記下側の広い空間に
は、取付けた際に奥行寸法が比較的大きい前記送風フア
ン234や、前記基板20に取付けられる各種の素子を
配置し、上側の狭い空間には、基板20に取付けられた
際に奥行寸法が小さい素子を配置するようにしている。
これにより、薄形表示装置1の背面の形態を下部から上
部にかけて段階的に薄く(奥行寸法)なる形態とするこ
とができるので、デッドスペースの少ない実装効率が良
好な形態とできるとともに、正面からみて前記第3の筐
体230をカバーするバックケース1020が見え難く
なるので、使用者に圧迫感を軽減して薄形感を抱かせる
ことができる。
【0030】前記シールドパネル231は、前記第1の
筐体230の背面と前記第1の筐体210の背面を同時
にカバーする。そして、前記シールドパネル231は、
前記第1の筐体210と第3の筐体230の後部を断面
形状が階段状となるようにカバーする。これにより、大
きなシールドパネル231の強度を維持するようにして
いる。ここで、図8に示すように、この実施形態では、
前記第1の筐体210の背面は平面でカバーし、前記第
3の筐体230の背面は一面にパンチングの開口部を施
した平面でカバするようにしている。前記パンチング状
の開口部は、電波シールドを維持しつつ放熱性を向上さ
せるために電波を装置外部に漏らさないため、あるいは
外部からの電波が基板20に悪影響を与えないようにす
るための大きさを備えた複数の小穴を備えるようにして
いる。なお、この実施形態では、小穴を直径6mmに設定
しているが、放熱効果やシールドの効果を考慮すれば直
径4mm〜7mmの範囲内であれば同様な効果を得るこ
とができる。
【0031】次に、図7、図8を参照して、更に第3の
装置収納部230aの周辺の構造を詳細に説明する。図
7において、前記端子取付側板232は、複数の端子取
付穴232aがその長手方向に沿って形成され、近接し
て配置される前記基板20に設けた複数の端子21が前
記端子取付穴232aに取付けられる。また前記電源ス
イッチ取付側板233には、電源スイッチ233aと電
源コンセント233bが設けられ、前記基板20に近接
して配置される。前記基板20の上方(設置時後方)に
は、該基板20の保護と、前記シールドパネル231の
補強機能及び取付時のガイドとしての機能を持たせた保
護バー235を設けている。この実施形態では、前記保
護バー235の中間位置を前記基板20上に設けた支持
部材236で支持することで、強度を補強している。
【0032】また、この実施形態では基板20を一枚の
基板で構成し、広い面221に面する側に配線面を向
け、図7で露出する側に各種の素子配置面が向くように
取付けている。なお、複数の基板を採用する場合は、前
記基板20に脚を取付けたり、前記端子取付側板232
あるいは前記保護バー235を介して2階建てなどして
積層する基板配置構造としてもよい。
【0033】図7に示すシールドパネルを取外した状態
では、前記第3の装置収納部230aと前記第1の装置
収納部210aを露出することができるので、メンテナ
ンス性を向上することができる。しかも、この背面部
は、設置状態においてはテーブル面に直立した状態であ
るので、メンテナンスする作業者は、薄形表示装置1を
倒すことなく、バックケース1020とシールドパネル
231を取外すだけで、作業を行うことができる。更
に、メンテナンスを終了した際には、シールドパネル2
31を前記保護235を介して図8のように取付けるこ
とができる。したがって、シールドパネル231が基板
20に触れて基板20を破損することを軽減することが
できる。そしてバックケース1020を取付ければ簡単
にメンテナンスを完了することができる。
【0034】また、図7、8において、この実施形態で
は第2の筐体220に前記フロントケース1010を取
付けるために、前記第2の筐体220の広い面221の
背面側の4隅に補強用の取付板224を設け、更に前記
縁部222を切起こして前記広い面221と面一に形成
した取付部225を設けている。前記取付板224には
前記広い面221から外方に突出したネジ穴を備えた突
起部が形成され、前記取付部225にはネジ穴が設けら
れる。そして、前記取付板224と取付部225に対応
する位置にフロントケース1010の取付リブが設けら
れる。また、図9に示すように、バックケース1020
には、前記取付板224のネジ穴に対応する位置に取付
用のネジ穴1021が形成されるこの実施形態では、先
ず、前記取付部225を介して図示しないネジを介して
フロントケース1010を第2の筐体210に取付け
る。そして、バックケース1020のネジ穴1021を
介して、前記取付板224をバックケース1020の図
示しない取付リブと、前記フロントケース1010の取
付リブで挟んで図示しないネジで取付けることができ
る。
【0035】図2に戻り、前記バックカバー1020の
片側には、配線カバー1031が前記バックカバー10
20に対して着脱可能に設けられている。この具体的構
造を図8及び図9で説明する。先ず、図8において、前
記第3の筐体230は、前記第2の筐体220に対し、
該第3の筐体230と配線空間1031(点線で示す仮
想空間)が並設するように一方に片寄って配置される。
前記第3の筐体230は、この配線空間1031に隣接
する位置に前記端子接続部300を配置している。この
具体的構造を図9で説明する。
【0036】図9は、薄形表示装置1から前記配線カバ
ー1030を取外した状態の展開図を示している。本実
施形態では、前記配線空間1031の内側となる部分と
なるバックケース1020の一方の片側1022を、第
1の筐体210と第2の筐体220と第3の筐体230
の外形に馴染んで形成し、これをカバーするように配線
カバー1030を設け、前記配線空間1031の外側を
カバーする配線カバー1030の外形状を、前記バック
ケース1020の他の片側1023の形態と同じになる
ように、薄形表示装置1の背面の形態を左右対称な形態
としている。これにより、前記バックカバー1020の
一方の片側1022と、前記背面カバー1030の内壁
との間に配線空間1031を形成している。
【0037】また、前記接続端子部300は、前記バッ
クカバー1020の一方の片側1032に面して設けら
れ、前記配線カバー1030には前記配線空間1031
を下方に開放するための点線で示す切欠部1032を形
成している。これにより、前記接続端子部300に取付
けられる接続コネクターを本体1000の下方に引出す
ための前記配線空間1031を形成している。
【0038】ここで、前記背配線カバー1030は、片
側に設けた取付リブ1033をバックケース1020に
設けた位置決め穴1024に勘合し、バックケース10
20に設けた取付リブ1026に、該取付リブ1025
と勘合するように配線カバー1030の他の片側の内壁
面に設けた図示しない取付リブを樹脂の弾性を利用して
着脱可能に取付けるようにしている。
【0039】この構造によれば、前記配線カバー103
0を取外すことで、配線接続部300を大きく露出させ
ることができるから、接続する接続コネクタを簡単に接
続することができる。一方、前記接続作業を完了した後
で、前記配線カバー1030を、前記取付リブを介して
簡単に取付けることで、接続コネクターが接続される前
記接続端子部300と、薄形表示装置1の背面を下方に
伸びる前記接続コードを前記配線カバー1030の内側
に隠蔽することができる。しかも、薄形表示装置1の背
面形状は左右対称に形成されるので、外観品質を損なう
ことなく前記配線空間1031を本体1000内に収め
ることができる。
【0040】図2に戻り、スタンド2000は、厚みの
ある鉄板で形成されるベース部2010と、前記ベース
部2010の上部をカバーする樹脂成形の上ケース20
20と、前記上ケース2020の上部の開口部2021
から一端を露出して設けられるチルト機構部400とか
ら構成される。前記チルト機構部400は、前記本体1
000の横幅方向に沿って設けられ、その一端を前記ベ
ース部2010に取付台402を介して取付けらる一対
の第1の支持部401と、前記第1の筐体210の底面
に取付台411(図1参照)を介して取付けられる第2
の支持部410と、前記第2の支持部410に設けられ
る1対の腕412の一端と、前記第1の支持部401の
一端を回転軸P1で回転可能に取付ける回転軸支持体4
20とから構成される。前記回転支持体420にはバネ
が設けられており、前記第1の支持部401と第2の支
持部410に設けられる腕412との回転が所定の位置
で釣合って保持されるようにしている。これにより、前
記本体1000は、前方に5度程度、後方に20度程の
範囲で揺動することができる。
【0041】また、この実施形態では、前記第1の筐体
210に取付けた取付台411と前記第2の支持体41
0とをネジを介して着脱可能に取付けている。そして、
図9に示すように、前記第1の筐体210に取付けた取
付台411を、前記本体1000の底面と面一または、
突出しないように形成している。これにより、本体10
00から前記スタンド2000を取外しても前記本体1
000の底面がフラットに構成されているから、設置面
に本体1000を直接設置することができる。この際、
前記本体1000は、その断面積が上部より下部が広い
安定感のある形態としているので、新たに取付台を必要
とすることなく安定設置することができる。また、前記
取付台411に、例えば高さが調節可能なスタンドや、
前後方向に移動が可能なスタンドなどの多様なスタンド
とネジを介して接続することができるから多様な設置環
境に対応させることができる。
【0042】次に、図3を参照して本実施形態に係る液
晶表示装置1の外観形状を説明する。図3中、(a)図
は平面図、(b)図は正面図、(c)図は右側面図、
(d)図は背面図を示している。
【0043】図において、本実施形態に係る液晶表示装
置1は、奥行寸法が小さい薄形の箱体50と、その箱体
50の背面下方に設けられる一回り小さい薄形の箱体5
1と、この箱体51の背面下方に設けられる一回り小さ
い薄形の箱体52とで本体1000の基本的な外観形状
を構成し、その下方に配置されるスタンド2000は、
偏平な板体60と、該板体60の後方に配置される隆起
部61と、で基本的な外観形状を構成している。前記本
体1000は、前記箱体50をフロントケース1010
で構成し、前記箱体51、52をバックケース1020
で構成している。つまり、本実施形態に係る本体100
0の外観形状は、前記シャーシ200の配置構成をその
まま外観に生かしたデッドスペースの少ない実装効率が
良好な形態としている。これにより、使用者から見られ
る頻度が高い斜め前方からは、前記箱体51、52が前
記箱体50により見え難くなるので、前記箱体50の薄
形の印象がひときわめだつ薄形の外観を提供することが
できる。また、背面からみた外観においても、中央に向
かって段階的に大きくなる形態としているので、本体1
000の実質的な最大奥行寸法を目立たなくすることが
できる。
【0044】なお、本実施形態では、18インチの液晶
ユニット100を採用し、本体1000の横幅W1を4
89mm、高さH1を440mm、上部の奥行D1を7
3mm、下部の最大奥行D2を187mmにそれぞれ設
定し、全体の高さH2を507mm、全体の奥行(スタ
ンドの奥行)D3を268mmにそれぞれ設定してい
る。
【0045】また、(b)(c)図において、この実施
形態では、表示画面101の周囲に「ロ字」状の平面部
を残し、その平面部の下部を下端部が前方に突き出た傾
斜面65としている。また、同様にスタンド部2000
もまたシンプルな面を主体とした平面部で構成してい
る。これにより、この実施形態では、表示画面101の
周囲に、表示画面101と連続する模様や造形、あるい
は表示画面101を重視させない模様や造形等の視角ノ
イズが少ないので、視認性を向上させることができる。
【0046】また、前記傾斜面65の中央には、複数の
表示画面調整用スイッチと電源表示ランプなどからなる
操作スイッチ群70を設け、各操作スイッチの操作性や
表示ランプの視認性を向上させている。また、前記傾斜
面65の下端部には中央が狭く両側が大きいCカット面
80が形成される。前記Cカット面80の両側には複数
の小穴からなるパンチング状の放音部81が形成されて
いる。前記放音部81は(c)図に示すように、設置状
態において斜め下方に向いて形成されている。このた
め、矢印に示すように、放音部81から発信された音は
一度テーブル面に反射して利用者の耳に入るので、良好
な音響効果を得ることができる。一方、テーブル面に反
射した音は天井方向に拡散するので、利用者以外の人に
聞こえ難くくすることができる。更に、前記Cカット面
80に配置される放音部は正面からは見え難くくなるの
で、放音部81を大きくして音響効率を高めても前記視
角ノイズを軽減することができる。
【0047】次に、図10を参照して前記操作スイッチ
群70の操作性について説明する。図10中、(a)図
は操作スイッチ群70の配置図、(b)図は表示画面に
表示される表示画面調整用メニューウインドウ図、
(c)図は1つの機能ウインドウの設定ウインドウ図、
(c)図は他の機能の設定ウインドウ図である。
【0048】(a)図において、前記操作スイッチ群7
0は、一対の設定スイッチ71(セレクト71a、バッ
ク71b)と、一対のアップ/ダウンスイッチ72(ア
ップ72a、ダウン72b)とを本体1000の中心で
左右対称に配置し、その両側にメニュースイッチ73と
自動調整スイッチ74を左右対称に設け、更にその両側
に電源ランプ75と切り替えランプ76(例えば、省エ
ネ表示ランプ)とを左右対称に設けている。この実施形
態では、左から右側に操作を行うように設定している前
記設定スイッチ71とアップダウンスイッチ72は、表
示されるウインドウによって縦方向の操作方向と左右方
向の操作方向とを操作する必要があることから縦方向と
左右方向の両方の方向性を兼ね備えた斜め配置にすると
ともに、複数の操作スイッチの中で一対の操作スイッチ
が容易に認識できるように、一対のスイッチを備えた前
記選択スイッチ71とアップダウンスイッチ72は斜め
模様のグラフック表示で関連性を示している。
【0049】次に、前記操作スイッチ群70の操作方法
について(b)から(d)図を参照して説明する。先ず
メニュースイッチ73を押下すると(a)図のメニュー
ウインドウ77が表示される。メニューウインドウ77
には上から下に複数の機能(77a、77b、77c、
・・)が表示され、該機能77a・・はアップ/ダウン
スイッチ72により選択することができる。アップスイ
ッチ72aの押下で選択されたことを示す強調表示が上
方に移動し、ダウンスイッチの押下で前記強調表示は下
方に移動する。これにより上位置に配置されたスイッチ
が上方のスイッチで、下位置のスイッチが下方移動のス
イッチであることを示している。
【0050】目的の機能77a・・で前記設定スイッチ
71のセレクトスイッチ71aを押下することで同機能
を選択して前記(c)または(d)図に示す設定ウイン
ドウ78または79を表示させることができる。また、
バックスイッチ71bを押下することで1つ前の操作、
この場合は前記メニューウインドウ77を消すことがで
きる。
【0051】次に、例えば、前記操作で(c)図の設定
ウインドウ78が選択されたことを説明する。この設定
ウインドウ78は機能タイトル78aとアップ機能表示
78bとダウン機能表示78cが表示される。この状態
で、前記アップスイッチ78aを押下することで前記ア
ップ機能表示78bが選択され、ダウンスイッチ72b
が押下されることで前記ダウン機能表示78cが選択さ
れる。この操作で選択した機能の設定を行うことができ
る。前記機能の設定後は、バックスイッチを1回押下し
てメニューウインドウ77に戻し、更に1回押下して前
記メニューウインドウ77を消すことができる。
【0052】また、前記(d)図の機能設定ウインドウ
79では、機能タイトル79aと、左側が0で右側が1
00を示す設定バー79bが表示される。この状態でア
ップスイッチ72aを押下すれば設定バー79bは右側
に移動し、ダウンスイッチ72bの押下することで設定
バー79bを左側に移動させることができる。これによ
り、スイッチの左右の配置と設定バー79bの増減を一
致させている。前記機能の設定及び取り消しは前記
(c)図の操作と同様である。
【0053】以上述べたように、本実施形態に係る操作
スイッチ群70の操作によれば、操作手順の操作方向を
横文字の配列方向に合せた馴染みのある配列とするとと
もに、その操作手順に合せて各スイッチを配置し、各ス
イッチの配置をウインドウの表示に合せて横方向にも縦
方向にも対応できるように斜め配置としたので、操作性
が良好となる。
【0054】図3の(d)図に戻り、本実施形態では、
内部の熱を筐体の外に排気するために、本体1000の
背面の上部に複数の小穴からなるパンチング状の第1の
通気口1040を設け、本体1000の底面の両側後方
に第2の通気口1041と第3の通気口1042を設け
ている。前記第2の通気口1041は、前記した接続コ
ードの配線用の切欠部1032によって形成される開口
部であり、前記第3の通気口1042は図示しないが、
前記切欠部1032によって形成される開口部と対象な
位置に小穴からなるパンチング状の形態としている。
【0055】次に、前記排気構造を図1を参照して更に
説明する。この実施形態では、前記第2の通気口104
1と第3の通気口1042から外気を取り込んで前記第
1の通気口1040から排出する構造としている。つま
り、この実施形態では、前記第2の通気口1041と第
3の通気口1042から吸込まれた空気は、第1の筐体
210の両側面に設けた開口部211を通過して第1の
装置収納部210aに取り込まれる。この取り込まれた
空気は、第1の装置収納部210a内に設けた電源部1
0を冷やしたあとで、第1の筐体210の天板214に
設けた送風フアン234により第3の装置収納部230
a内に送り込まれ、基板20を冷やした後、シールドパ
ネル231に設けた開口部を経て前記第1の通気口10
40から排気される。
【0056】また、前記第2の筐体2020の排気は、
前記広い面221の上部に設けた送風フアン224によ
って前記第2の装置収納部220a内の空気が吸引さ
れ、前記第1の通気口1040から排気される。この
際、第2の装置収納部220a内の空気は、図7で説明
した取付部225によって形成される開口部や他の隙間
から供給され、液晶ユニット100の裏面やインバータ
基板103を冷やしたのち前記経路で排気される。
【0057】図1及び図8を参照して電磁波遮蔽構造に
ついて説明する。この実施形態では、後で説明するよう
に、(図4に示す)液晶ユニット100の外装を導電性
材料料で形成しているので、前記第2の装置収納部に液
晶ユニット100を設けることで、前記広い面221と
前記縁部222と前記液晶ユニット100の外装とで、
導電性処理が図られた薄い箱形の前記第2の装置収納部
210aを構成することができる。これにより、導電性
材料で形成される前記第1の筐体210と第2の筐体2
20と第3の筐体230内に各種装置を収めることで内
部装置から発生する電磁波漏れによる人体への影響や、
外部から前記装置に影響を与える電磁波を軽減すること
ができる。そして、この実施形態では、前記第1の装置
収納部310aと前記第2の装置収納部320aと第3
の装置収納部330aを分離する前記第2の筐体320
の前記広い面221と、前記第1の筐体310の天板2
14に各筐体を連結する開口部216、217、22
3、225を設けることで、電波などの電磁波を遮蔽す
る処理がなされたシャーシ200の中で通気と主たる配
線を行うことができるので、シャーシ200の電波のシ
ールド効果をより高めることができる。
【0058】特に、この実施形態の液晶ユニット100
では、その裏面に設けられたシールドされたインバータ
103と液晶ユニット100との接続コードから大きな
電磁波が発生するする恐れがあるが、これらは、前記し
た導電性処理が図られた薄い箱形の前記第2の装置収納
部210aに収められているので、外部から遮蔽するこ
とができる。したがって、この実施形態では、多様な機
器に採用されることを考慮して、前記インバータ103
をシールドするために、後で説明する導電性材料で形成
されるカバー104を備えるようにしているが、前記構
造によれば、通常の使用形態では前記カバー104を設
ける必要がないが、厳格なシールドが必要な場合は設け
るほうがよい。
【0059】次に、図4から図6を参照して液晶ユニッ
ト100を詳細に説明する。図4は液晶ユニット100
の部品構成図、図5は液晶ユニットの後方斜視図、図6
は液晶ユニットの取付状態図で(a)図が正面図、
(b)図が部分断面図である。
【0060】図4において、前記したように、本実施形
態で採用する前記液晶ユニット100は、薄膜トランジ
シタTFTを採用した18インチの大画面を備えた高画
質のTFT液晶表示モジュールを採用している。ここで
図4においては、斜め右上の上辺115を上方にして液
晶表示装置1に取付けられる。前記上辺115側を上部
として以後の説明を行う。
【0061】前記液晶ユニット100は、金属板からな
る枠状の上フレーム(メタルフレーム)110と、液晶
パネル120と、樹脂材料の中間フレーム130と、導
電性材料のアルミ材料で形成される下フレーム140と
を積層する構造としている。前記上フレーム110は、
その中央に前記液晶パネル120の表示画面101を露
出する表示窓111を備えるとともに、周囲に側面壁を
設けて、前記中間フレーム130と下フレーム140を
包み込んで、前記側面壁の端部に設けた爪を前記下フレ
ームの周側面の凹部に勘合して液晶ユニット100を固
定する。
【0062】前記液晶パネル120は、一方の短辺11
6側にゲートドライバ121とゲートFPC122が設
けられ、下辺117側にドレインドライバ123とドレ
インFPC124が設けられている。また、前記液晶パ
ネル120の表示画面101の表面には導電性材料が塗
布された透明なシートが設けられている。これにより、
静電気を帯電した手などで表示画面101を触れられて
も、静電気を周囲の上フレーム110を介して逃がすこ
とができる。また、この構造により液晶ユニットの前部
を導電性材料でカバーすることができる。
【0063】前記中間フレーム130は、周囲の壁面か
ら構成される枠状の形態を備え、後で説明するバックラ
イトの蛍光ランプ150と前記液晶パネル120との一
定距離を保持する。
【0064】前記下ケース140は、周囲の壁面と取付
時に前記広い面221と平行となる底面壁とからなり、
その内部に複数の前記蛍光ランプ150を前記液晶パネ
ル120の面と平行となるように配列している。この構
造を図6の(b)図で説明する。(b)図は液晶ユニッ
ト100を第2の筐体220に取付けた状態の部分縦断
面図である。前記図4においては省略しているが、前記
下ケース117の内部には1個の前記蛍光管150に対
応して液晶パネル120側に反射する波形の反射板14
1が設けられている。そして、前記蛍光管150は前記
波形の円弧面の中央に固定されて配置される。この際、
蛍光管150は両側端部に設けられ、かつ電気的に前記
蛍光感150と反射板141や前記下ケース140と分
離するゴム材料で支持される。また、図示しないが、前
記下ケース140には内部の熱上昇を軽減しているため
の排熱用の通気口が複数設けられている。
【0065】更に、(b)図では反射板141を直接し
たケース140の内部に設けたが、ユニット化して下ケ
ース140の内部に設けるとよい。この場合、前記液晶
パネル140側に開放した薄い箱型のケースに、前記反
射板141を蓋をするように配置し、該反射板141の
波形の各前面に前記箱型のケースの内部に位置するよう
に蛍光ランプ150を設ける。この際、前記ランプの両
端を支持する前記ゴム材料は前記箱型のケースに設ける
ようにする。この構造によれば、蛍光ランプ150を交
換する場合は、前記ユニットごと交換すればよいのでメ
ンテナンスが容易となる。
【0066】更に、本実施形態では、前記蛍光管150
を設置状態において上下に配置されるように前記上辺1
15と平行に配置される、これにより、液晶表示装置1
に取付けた状態では、最も発熱する蛍光管150の両端
部が、液晶ユニット100の両側に上下に配置する。し
たがって、(b)図に示すように、蛍光管150の両端
部から発生した熱は液晶ユニット100の両辺に沿って
上方に排気されるから、前記蛍光管150の両端部の中
央に位置する表示画面101に前記発生する熱が影響す
るのを軽減することができる。
【0067】また、本実施形態では、図8に示すよう
に、第3の筐体230はその両側に平面部を残して配置
され、該両側の平面部は前記した蛍光感150の両端部
の位置と一致する。したがって、前記第3の筐体230
に配置される基板20は、前記発熱量の大きな部分から
離れた中央に配置されるから、熱的な影響を軽減するこ
ともできる。
【0068】また、本実施形態では、大型の液晶パネル
120を採用しているので、前記蛍光管150もまた長
くなる。このため、前記長い蛍光管150の放電を良好
にするために高電圧、高周波数とする必要がある。しか
も、この実施形態では、高精細の液晶パネル120を採
用しているので、蛍光管150を多数内部に配置してい
る。これら多数の蛍光管150からは、大きな熱量とと
もに電磁波が発生する。この実施形態では、前記課題を
達成するために、前記したように下ケース140を導電
性材料のアルミで形成している。これにより、内部で発
生する熱を前記下ケース140で分散することができ
る。更に、液晶ユニット100の外装を導電性材料で形
成される前記下ケース140と上ケース10、及び導電
性材料の透明シートでカバーされた表示画面101とで
包むことができるので前記電磁波の影響を軽減すること
ができる。
【0069】図4に戻り、前記液晶ユニット100の下
辺117側には該液晶ユニット100の厚みより僅かに
小さい幅を備えて該液晶ユニット100の筐体内に収納
されるD/Dコンバータ160とTCON基板170が
配置される。前記TCON基板170は、前記液晶パネ
ル120を外部と接続するための仲介となる機能を備え
ており、前記ドレインFPC124と接続されるドレイ
ンFPC接続用コネクタ171と、前記ゲートFPC1
22が接続されるゲートFPC接続用コネクタ172
と、外部装置と接続するためのI/Fコネクタ173が
設けられている。液晶ユニット100の前記I/Fコネ
クタ173に対応する位置には切欠部174が形成さ
れ、外部のコネクタが接続される。
【0070】図5において、この実施形態では、前記し
たように、液晶ユニット100の裏面側にはインバータ
103がネジなどを介して取付けられる。更に、前記イ
ンバータ103は、導電性材料で形成されるカバー10
4でカバーされる。そして前記インバータ103は前記
蛍光管150にコードを介して接続され、高電圧(10
00V)、高周波の電源を供給する。この構造によれ
ば、前記インバータ基板103は、熱伝導率が良好なア
ルミ材料で形成される前記下ケース140に密着して取
付けられるから前記インバータ基板103から発生する
熱を下ケース140を介して放熱することができるの
で、熱が集中しておこる障害を軽減することができる。
【0071】図5において、また、前記したように、前
記液晶ユニット100の裏面側に突起部102が設けら
れている。この突起部102は、前記上フレーム110
の周側壁を張出させて設けているが、下フレーム140
の裏面側に突起部を形成してもよい。そして、この実施
形態では、図5において右下の辺を前記上辺115とし
て設置され、設置時の液晶ユニット100の横幅W2を
415mm、高さH3を330mm、液晶ユニット10
0の本体の奥行きD4を35mm、前記突起部102を
含めた奥行D5を45mmに設定している。
【0072】図6において、(a)図は第2の筐体22
0に液晶ユニット100を取付けた状態の概略正面図で
ある。本実施形態では、前記第2の装置収納部220a
に液晶ユニット100を取付けるのに際し、液晶ユニッ
ト100の4隅に設けたネジ105で取付ける。ネジ1
05は(b)図に示すように液晶ユニット100を貫通
して前記第2の筐体220の広い面221に取付けられ
る。そして、この実施形態では、前記液晶ユニット10
0の周囲の側面と前記縁部222の内壁面との間に緩衝
部材106を設けている。この緩衝部材は、前記液晶ユ
ニット100を前記第2の装置収納部220aの所定の
位置に安定設置するとともに、(b)図の矢印X1方向
に受ける第2の筐体220が受ける応力を分散すること
ができる。特に、この実施形態が採用する大型で高精細
の液晶ユニット100においては、前記液晶パネル12
0が重量増となるので、前記構造により、大きな前記矢
印X1の応力を十分に支持することができる。また、運
送時などに受ける左右方向や上下方向の衝撃から液晶ユ
ニット100を保護する効果がある。
【0073】また、前記衝撃部材106はゴムなどの軟
質材料で形成してもよい。本実施形態では、板バネで構
成することにより、前記液晶ユニット100と第2の筐
体220を電気的に接続することができるので、液晶ユ
ニット100が受ける静電気を前記第2の筐体220を
介してアースすることができる。
【0074】更に、図6(a)図では説明の都合上、液
晶ユニット100と縁部222との隙間を大きくしてい
るが、前記シールドパネル1020で説明した小穴の大
きさと同程度とすることで、この隙間からの電磁波の侵
入を軽減することができる。
【0075】なお、前記緩衝部材106を設けない場合
は、前記液晶ユニット100の周側面に突起部を設けて
もよい。また、前記突起部を設けない場合は、液晶ユニ
ット100の下部(下辺117)を第2の筐体220の
前記縁部222の前記下部縁部222bと密着するよう
にする。これにより、矢印X1の応力を前記下部縁部2
22bで均等に支持して第2の筐体220全体で支持す
ることができる。
【0076】(第2の実施形態)図11は、本発明に係
る薄形表示装置の他の実施形態に係る液晶表示装置の外
観図である。図11中、(a)図は平面図、(b)図は
正面図、(c)図は右側面図、(d)図は背面図を示し
ている。
【0077】この実施形態に係る液晶表示装置1aは、
背面の外観形状を上方にいくにしたがて先細りの凸円弧
曲面で形成される安定感があり、清掃性が良好な形態と
したものである。なお、この実施形態のシャーシ200
の構造や各装置の配置構成は前記第1の実施形態と共通
であるため説明を省略する。
【0078】図において、本実施形態では、本体100
0の外観を、前部をカバーするフロントケース1010
と、本体1000の後部をカバーするバックケース10
20とから構成している。そして、前記バックケース1
020の外観形状を大きな円弧形状とした点で前記第1
の実施形態と相違する。
【0079】その具体的な形態は、(a)図に示す上面
形状においては、後方の中央が突出し、両側が大きな凸
円弧を備えた曲面で形成され、(b)図に示す側面形状
においては、背面の後方下端部を最も後方に突出させ、
背面の後方上端部の奥行を小さくして、該2つの端部を
大きな凸曲線で結んだ形態としている。
【0080】この形状により、背面の外観形状が上方に
ゆくにしたがって徐々に絞り込まれた形態とすることが
できるので、本体1000の下部がどっしりした前記第
1の実施形態と同様な効果が得られるとともに、背面全
体を一様な形態とすることができるので清掃性を向上す
ることができる。しかも、前記背面の形態はドーム形状
であるので強度が得やすいからひけの原因となる補強リ
ブを少なくすることができる。また、この実施形態で
は、第1の通気口を複数の縦スリット穴からなる形状と
したので、前記パンチング形状より大きな開口率が得ら
れるとともに、成形型での成形が容易であり、清掃性も
向上することができる。
【0081】また、この実施形態では、正面下部の前記
Cカット面を段左形状としている。これにより、また、
この実施形態では、前記スタンド2000のベース部2
010の上面形状を円形状とすることで、前記スタンド
2000の転倒効果を損なうことなく全体のコンパクト
化を実現している。
【0082】このように、本発明に係る薄形表示装置に
よれば、前記3つの筐体からなるシャーシ200を採用
することで、全体の強度や通気性あるいは電波の遮蔽性
を向上することができる。しかも、前記第1、第2の実
施形態からもわかるように、前記シャーシ200に合わ
せて外観ケース、特にバックケース1020を薄形が強
調できやすい多様な形態とすることができる。更に、本
体1000の底面をフラットにすることが用意であるの
で、特にスタンド2000を設けることなく設置性を向
上しやすくすることができる。
【0083】なお、この実施形態では、3つの筐体を備
えた構造としたが、例えば、前記第2の筐体と第3の筐
体とからシャーシを構成し、前記第3の筐体に電源部と
基板を設け、チルト機構部を前記第2の筐体の背面下部
で支持するようにすれば、電源部や基板の小型化に対応
させることができる。これにより、大きな表示画面を備
えたコンパクトな薄形表示装置が提供される。
【0084】また、例えば、前記第2の筐体と第3の筐
体とからシャーシを構成し、チルト機構部を前記第2の
筐体の背面下部で支持して、スタンドに電源部を配置す
るようにすれば、本体をより薄形にした大きな表示画面
を備えたコンパクトな薄形表示装置が提供される。
【0085】また、前記した実施形態では、バックライ
トを備えた液晶表示装置で説明したが、プラズマ表示装
置等の薄形の表示ユニットでも同様な効果を得ることが
できる。
【0086】(第3の実施形態)図12を参照して、本
発明に係る第3の実施形態を説明する。図12は液晶表
示装置の中央縦断面図である。他図と同符号は同構成要
素を表す。
【0087】この実施形態にかかる液晶表示装置は、電
源部10を縦長方向に配置したものである。
【0088】本実施例形態において第1の筐体210
は、鉄板の折り曲げ加工で形成される断面形状がL字型
の形態を備え、その内部に電源部10を収納する第1の
装置収納部210aを備えている。本実施形態において
は前記第1の収納部の後方に電源部10が縦長配置で収
納されている。
【0089】第1の筐体210の上面は、第1の実施形
態に示されたように、上面前部がその後部より低く形成
され、この段差部215に前記第2の筐体220の下端
部が取付けられる。本実施例では、この段差がより大き
く形成される。このため、重量物である第2の筐体23
0をより堅固に支持するとともに、組み立て時の位置決
めを容易にして組み立て性を向上している。
【0090】本実施形態では、前記第3の装置収納部2
30aを、上部から下部に向かって徐々に奥行きのある
空間としている。また、前記第1の装置収納部210a
に電源部10を縦長方向に配置したことにより、前記第
1の収納部の奥行きを小さくすることができる。このた
め、液晶表示装置下部の奥行きを小さくすることがで
き、設置スペースを小さくすることができる。
【0091】奥行きを小さくすることにより、送風ファ
ン234による送風効率が向上し、電源部10で発生す
る熱を効率よく排熱することができる。
【0092】また、上述の複数の実施形態に示されたよ
うに、電源部を本体部に配置することにより、本体をた
とえばスタンドから容易に取り外すことができるので、
本体部の据え付け自由度を大きくすることができる。
【0093】
【発明の効果】本発明によれば、薄形表示部を支持する
筐体の強度を維持しつつ、全体の薄形化が図れるコンパ
クトな薄形表示装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る液晶表示装置の中央
縦断面図。
【図2】本発明の一実施形態に係る液晶表示装置の部品
展開図。
【図3】本発明の一実施形態に係る液晶表示装置の外観
図。
【図4】本発明の一実施形態に係る液晶表示装置の液晶
ユニット100の部品構成図。
【図5】本発明の一実施形態に係る液晶表示装置の液晶
ユニットの後方斜視図。
【図6】本発明の一実施形態に係る液晶表示装置の液晶
ユニットの取付状態図。
【図7】本発明の一実施形態に係る液晶表示装置のバッ
クケースとシルードパネルを取外した状態の後方斜視
図。
【図8】本発明の一実施形態に係る液晶表示装置のバッ
クケースを取り外した状態の後方斜視図。
【図9】本発明の一実施形態に係る液晶表示装置の配線
カバーを取り外した状態の後方斜視図。
【図10】本発明の一実施形態に係る液晶表示装置の操
作スイッチ群による画面調整方法の説明図。
【図11】本発明の他の実施形態に係る液晶表示装置の
外観図。
【図12】本発明のさらに他の実施形態に係る液晶表示
装置の中央断面図。
【符号の説明】
1…薄形(液晶)表示装置、100…液晶ユニット、1
01…表示画面、200…シャーシ、210…第1の筐
体、210a…第1の装置収納部、220…第2の筐
体、220a…第2の装置収納部、221…第2の筐体
の広い面、222…第2の筐体の縁部、230…第3の
筐体、230a…第3の装置収納部、400…チルト機
構部、1000…本体、1010…フロントケース、1
020…バックケース、2000…スタンド2000。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正内容】
【0057】図1及び図8を参照して電磁波遮蔽構造に
ついて説明する。この実施形態では、後で説明するよう
に、(図4に示す)液晶ユニット100の外装を導電性
材料料で形成しているので、前記第2の装置収納部に液
晶ユニット100を設けることで、前記広い面221と
前記縁部222と前記液晶ユニット100の外装とで、
導電性処理が図られた薄い箱形の前記第2の装置収納部
210aを構成することができる。これにより、導電性
材料で形成される前記第1の筐体210と第2の筐体2
20と第3の筐体230内に各種装置を収めることで内
部装置から発生する電磁波漏れや、外部から前記装置に
影響を与える電磁波を軽減することができる。そして、
この実施形態では、前記第1の装置収納部310aと前
記第2の装置収納部320aと第3の装置収納部330
aを分離する前記第2の筐体320の前記広い面221
と、前記第1の筐体310の天板214に各筐体を連結
する開口部216、217、223、225を設けるこ
とで、電波などの電磁波を遮蔽する処理がなされたシャ
ーシ200の中で通気と主たる配線を行うことができる
ので、シャーシ200の電波のシールド効果をより高め
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鹿島 泰介 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 石井 久之 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 森 立美 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 高杉 直弘 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立インフォメーションテクノロジー内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高さ寸法より奥行寸法が大きい横配置の第
    1の筐体と、前記第1の筐体の上面前部に配置され、そ
    の広い面を前後方向とする縦配置の第2の筐体と、前記
    第1の筐体の上面後部の上方で、かつ前記第2の筐体の
    後方に配置される縦配置の第3の筐体とを備え、 前記第1の筐体は、電源部を収納する第1の装置収納部
    を備え、 前記第2の筐体は、該第2の筐体の前記広い面の前部に
    前記薄形表示部を縦配置で収納する第2の装置収納部を
    備え、 前記第3の筐体は、縦配置の基板を収納する第3の装置
    収納部を備え、 前記2の装置収納部は、その前部が周囲に縁部を設ける
    ことで前方に開放して形成されていることを特徴とする
    薄形表示装置。
  2. 【請求項2】前記請求項1記載の薄形表示装置におい
    て、 前記縁部と薄形表示部との間に衝撃干渉手段を備えたこ
    とを特徴とする薄形表示装置。
  3. 【請求項3】前記請求項2項記載の薄形表示装置におい
    て、 前記衝撃干渉手段は、軟質材料またはバネであることを
    特徴とする薄形表示装置。
  4. 【請求項4】高さ寸法より奥行寸法が大きい横配置の第
    1の筐体と、前記第1の筐体の上面前部に配置され、そ
    の広い面を前後方向とする縦配置の第2の筐体と、前記
    第1の筐体の上面後部の上方で、かつ前記第2の筐体の
    後方に配置される縦配置の第3の筐体とを備え、 前記第1の筐体は、電源部を収納する第1の装置収納部
    を備え、 前記第2の筐体は、該第2の筐体の前記広い面の前部に
    前記薄形表示部を縦配置で収納する第2の装置収納部を
    備え、 前記第3の筐体は、前記第2の筐体の前記広い面との間
    に通風路を備えて配置される縦配置の基板を収納する第
    3の装置収納部を備え、 前記2の装置収納部は、その前部が周囲に縁部を設ける
    ことで前方に開放して形成され、 前記薄形表示部は前記第2の筐体の前記広い面との間に
    通風路を備えて配置されていることを特徴とする薄形表
    示装置。
  5. 【請求項5】前記請求項4項記載の薄形表示装置におい
    て、 前記第1の筐体の上部には前記第1の装置収納部と第3
    の装置収納部を連通するフアンを備えた第1の開口部を
    備え、前記第2の筐体の前記広い面の上部には第2の開
    口部を備え、更に、前記本体の後部を覆うバックケース
    の上方に、前記第1の開口部と前記第2の開口部からの
    排熱を本体外に排気する排気口を形成していることを特
    徴とする薄形表示装置。
  6. 【請求項6】前記請求項5項記載の薄形表示装置におい
    て、 前記第2の開口部にフアンを備えたことを特徴とする薄
    形表示装置。
  7. 【請求項7】高さ寸法より奥行寸法が大きい横配置の第
    1の筐体と、前記第1の筐体の上面前部に配置され、そ
    の広い面を前後方向とする縦配置の第2の筐体と、前記
    第1の筐体の上面後部の上方で、かつ前記第2の筐体の
    後方に配置される縦配置の第3の筐体とを備え、 前記第1の筐体は、電源部を収納する第1の装置収納部
    を備え、 前記第2の筐体は、該第2の筐体の前記広い面の前部に
    前記薄形表示部を縦配置で収納する第2の装置収納部を
    備え、 前記第3の筐体は、前記第2の筐体の前記広い面との間
    に配線空間を備えて配置される縦配置の基板を収納する
    第3の装置収納部を備え、 前記2の装置収納部は、その前部が周囲に縁部を設ける
    ことで前方に開放して形成され、 前記薄形表示部は前記第2の筐体の前記広い面との間に
    配線空間を備えて配置されていることを特徴とする薄形
    表示装置。
  8. 【請求項8】前記請求項7項記載の薄形表示装置におい
    て、 前記第2の筐体の前記広い面に、前記薄形表示部と基板
    を接続する配線通路となる開口部を形成したことを特徴
    とする薄形表示装置。
  9. 【請求項9】前記請求項7、8項記載の何れかの薄形表
    示装置において、 前記薄形表示部と前記第2の筐体の前記広い面との間に
    薄形表示部の駆動基板を設けたことを特徴とする薄形表
    示装置。
  10. 【請求項10】高さ寸法より奥行寸法が大きい横配置の
    第1の筐体と、前記第1の筐体の上面前部に配置され、
    その広い面を前後方向とする縦配置の第2の筐体と、前
    記第1の筐体の上面後部の上方で、かつ前記第2の筐体
    の後方に配置される縦配置の第3の筐体とを備え、 前記第1の筐体は、電源部を収納する導電性材料で形成
    される第1の装置収納部を備え、 前記第2の筐体は、該第2の筐体の前記広い面の前部に
    前記薄形表示部を縦配置で収納する導電性材料で形成さ
    れる第2の装置収納部を備え、 前記第3の筐体は、前記第2の筐体の前記広い面との間
    に配線空間を備えて配置され、かつ縦配置の基板を収納
    する導電性材料で形成される第3の装置収納部を備え、 前記2の装置収納部は、その前部が周囲に縁部を設ける
    ことで前方に開放して形成され、 前記第2の装置に収納される前記薄形表示部は、その外
    装が導電性材料で構成されていることを特徴とする薄形
    表示装置。
  11. 【請求項11】高さ寸法より奥行寸法が大きい横配置の
    第1の筐体と、前記第1の筐体の上面前部に配置され、
    その広い面を前後方向とする縦配置の第2の筐体と、前
    記第1の筐体の上面後部の上方で、かつ前記第2の筐体
    の後方に配置される縦配置の第3の筐体と、薄形表示装
    置の前部を覆うフロントケースと、前記薄形表示装置の
    後部を覆うバックケースとを備え、 前記第1の筐体は、電源部を収納する第1の装置収納部
    を備え、 前記第2の筐体は、該第2の筐体の前記広い面の前部に
    前記薄形表示部を縦配置で収納する第2の装置収納部を
    備え、 前記第3の筐体は、前記第2の筐体の前記広い面との間
    に配線空間を備えて配置されれ、かつ縦配置の基板を収
    納する第3の装置収納部を備え、 前記2の装置収納部は、その前部が周囲に縁部を設ける
    ことで前方に開放して形成され、 前記第3の筐体は、第2の筐体に対し、該第3の筐体と
    配線空間が並設するように一方に片寄って配置されると
    ともに、前記配線空間側に接続端子部を備え、 前記バックケースは、下方に開放した前記配線空間を構
    成するとともに、前記接続端子部を隠蔽する着脱可能な
    配線カバーを備えていることを特徴とする薄形表示装
    置。
  12. 【請求項12】前記請求項1から11記載の何れかの薄
    形表示装置において、 前記薄形表示部はバックライトを備えた液晶表示装置で
    あることを特徴とする薄形表示装置。
  13. 【請求項13】前記請求項12記載の薄形表示装置にお
    いて、 前記液晶表示装置のバックライトは、液晶表示装置の表
    示画面部と対向する側に、複数のバックライトを該表示
    画面部と並設していることを特徴とする薄形表示装置。
  14. 【請求項14】前記請求項1から11記載の何れかの薄
    形表示装置において、 前記第1の筐体を支持するスタンドを備え、該スタンド
    は、ベース部と、前記ベース部と前記第1の筐体を連結
    して、前記本体をチルド可能に支持するチルド機構部と
    を備えていることを特徴とする薄形表示装置。
  15. 【請求項15】第1の筐体と、前記第1の筐体の上面前
    部に配置され、その広い面を前後方向とする縦配置の第
    2の筐体と、前記第1の筐体の上面後部の上方で、かつ
    前記第2の筐体の後方に配置される縦配置の第3の筐体
    とを備え、 前記第1の筐体は、前記上面前部が前記上面後部より低
    く構成され、電源部を収納する第1の装置収納部を備
    え、 前記第2の筐体は、該第2の筐体の前記広い面の前部に
    前記薄形表示部を縦配置で収納する第2の装置収納部を
    備え、 前記第3の筐体は、縦配置の基板を収納する第3の装置
    収納部を備え、 前記2の装置収納部は、その前部が周囲に縁部を設ける
    ことで前方に開放して形成されていることを特徴とする
    薄形表示装置。
  16. 【請求項16】前記請求項15記載の薄形表示装置にお
    いて、 前記第1の筐体の前記上面前部と前記上面後部とは略平
    行で、かつ、前記上面前部と前記上面後部との段差は略
    垂直な平面で接続されていることを特徴とする薄形表示
    装置。
  17. 【請求項17】前記請求項15項記載の薄形表示装置に
    おいて、 前記第1の装置収納部は、その後部に電源部を縦長方向
    に収納することを特徴とする薄形表示装置。
  18. 【請求項18】前記請求項17項記載の薄型表示装置に
    おいて、 前記第3の筐体内であって前記電源部の上方の位置に送
    風機を有することを特徴とする薄形表示装置。
  19. 【請求項19】第1の筐体と、前記第1の筐体の上面前
    部に配置され、その広い面を前後方向とする縦配置の第
    2の筐体と、前記第1の筐体の上面後部の上方で、かつ
    前記第2の筐体の後方に配置される縦配置の第3の筐体
    とを備え、 前記第1の筐体は、電源部を収納する第1の装置収納部
    を備え、 前記第2の筐体は、該第2の筐体の前記広い面の前部に
    前記薄形表示部を縦配置で収納する第2の装置収納部を
    備え、 前記第3の筐体は、縦配置の基板を収納する第3の装置
    収納部を備え、前記2の装置収納部は、その前部が周囲
    に縁部を設けることで前方に開放して形成され、前記電
    源部は、前記第1の装置収納部に縦長方向に収納されて
    いることを特徴とする薄形表示装置。
  20. 【請求項20】前記請求項19記載の薄型表示装置にお
    いて、前記第3の筐体内であって前記電源部の上方の位
    置に送風機を有することを特徴とする薄形表示装置。
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