JP5533193B2 - タイヤのシミュレーション方法及びタイヤのシミュレーション用コンピュータプログラム、並びに解析装置 - Google Patents
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Description
耐久性を評価する対象のタイヤを、FEMに基づいて複数の節点を有する複数の要素で分割することにより、3次元のタイヤモデルを作成した。前記タイヤのサイズは、225/50/R18とした。次に、この3次元のタイヤモデルに対して、空気圧を異ならせて静的接地解析を実行した。荷重は4.0kNとした。応力及びひずみはFEMにより演算した。空気圧は、100kPa、150kPa、200kPa、250kPaとした。
(1)評価例1:面S13におけるフーリエ変換後のせん断ひずみの最大値を評価指標とした。
(2)評価例2:フーリエ変換後におけるひずみの6成分の最大値の総和を評価指標とした。
(3)評価例3:フーリエ変換後におけるフーリエ次数が1から20までのひずみの6成分の総和を評価指標とした。
(4)評価例4:面S13におけるせん断ひずみの履歴曲線の振幅を評価指標とした。
変化履歴の波形の違いによる耐久性を精度よく評価できる。その結果、本実施形態に係る手法は、コンピュータを用いたシミュレーションでタイヤの耐久性を評価する場合に、耐久性の評価精度を向上させることができる。そして、転動周期に近い変形を評価対象にすることにより、耐久性の評価精度はより向上する。
2 カーカス
3、4M ベルト
5 ビードコア
6 キャップトレッド
7 溝
8 サイドウォール
10 タイヤモデル
10mi 子午断面
50 解析装置
51 入出力装置
52 処理部
52a モデル作成部
52b 解析部
52c 変化履歴作成部
52d フーリエ変換部
52e 評価指標作成部
53 入力手段
54 記憶部
55 表示手段
Claims (7)
- コンピュータが、評価対象のタイヤに基づいて、前記コンピュータで解析可能なタイヤモデルを作成する手順と、
前記コンピュータが、前記タイヤモデルの応力とひずみとの少なくとも一方を演算する手順と、
前記コンピュータが、前記タイヤモデルの中で耐久性を評価する箇所が設定される手順と、
前記コンピュータが、前記演算の終了した前記タイヤモデルの周方向に隣接する部分の応力とひずみとの少なくとも一方を順次取得し、前記応力と前記ひずみとの少なくとも一方の前記評価する箇所に対応した変化履歴を作成する手順と、
前記コンピュータが、前記応力と前記ひずみとの少なくとも一方の前記変化履歴をフーリエ変換する手順と、
前記コンピュータが、前記フーリエ変換後における前記応力の振幅と前記ひずみの振幅との少なくとも一方が有する引張又は圧縮の3成分及びせん断の3成分の計6成分のうち、すべて用いずに少なくとも1つの成分を用いて、前記タイヤの耐久性を評価する箇所に対応した指標を作成する手順と、
を含むことを特徴とするタイヤのシミュレーション方法。 - コンピュータが、評価対象のタイヤに基づいて、前記コンピュータで解析可能なタイヤモデルを作成する手順と、
前記コンピュータが、前記タイヤモデルの応力とひずみとの少なくとも一方を演算する手順と、
前記コンピュータが、前記タイヤモデルの中で耐久性を評価する箇所が設定される手順と、
前記コンピュータが、前記演算の終了した前記タイヤモデルの周方向に隣接する部分の応力とひずみとの少なくとも一方を順次取得し、前記応力と前記ひずみとの少なくとも一方の前記評価する箇所に対応した変化履歴を作成する手順と、
前記コンピュータが、前記応力と前記ひずみとの少なくとも一方の前記変化履歴をフーリエ変換する手順と、
前記コンピュータが、前記フーリエ変換後における前記応力の振幅と前記ひずみの振幅との少なくとも一方が有する引張又は圧縮の3成分及びせん断の3成分の計6成分の総和を用いて、前記タイヤの耐久性を評価する箇所に対応した指標を作成する手順と、
を含むことを特徴とするタイヤのシミュレーション方法。 - 前記耐久性を評価する箇所に存在する要素は、6面体要素である請求項1に記載のタイヤのシミュレーション方法。
- 前記耐久性を評価する箇所に存在する要素に隣接する要素は6面体要素である請求項3に記載のタイヤのシミュレーション方法。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載のタイヤのシミュレーション方法をコンピュータに実行させることを特徴とするタイヤのシミュレーション用コンピュータプログラム。
- 評価対象のタイヤに基づいて、前記コンピュータで解析可能なタイヤモデルを作成するモデル作成部と、
前記タイヤモデルの応力とひずみとの少なくとも一方を演算する解析部と、
前記タイヤモデルの中で耐久性を評価する箇所が設定されたら、前記演算の終了した前記タイヤモデルの周方向に隣接する部分の応力とひずみとの少なくとも一方を順次取得し、前記応力と前記ひずみとの少なくとも一方の前記評価する箇所に対応した変化履歴を作成する変化履歴作成部と、
前記応力と前記ひずみとの少なくとも一方の前記変化履歴をフーリエ変換するフーリエ変換部と、
前記フーリエ変換後における前記応力の振幅と前記ひずみの振幅との少なくとも一方が有する引張又は圧縮の3成分及びせん断の3成分の計6成分のうち、すべて用いずに少なくとも1つの成分を用いて、前記タイヤの耐久性を評価する箇所に対応した指標を作成する評価指標作成部と、
を含むことを特徴とする解析装置。 - 評価対象のタイヤに基づいて、前記コンピュータで解析可能なタイヤモデルを作成するモデル作成部と、
前記タイヤモデルの応力とひずみとの少なくとも一方を演算する解析部と、
前記タイヤモデルの中で耐久性を評価する箇所が設定されたら、前記演算の終了した前記タイヤモデルの周方向に隣接する部分の応力とひずみとの少なくとも一方を順次取得し、前記応力と前記ひずみとの少なくとも一方の前記評価する箇所に対応した変化履歴を作成する変化履歴作成部と、
前記応力と前記ひずみとの少なくとも一方の前記変化履歴をフーリエ変換するフーリエ変換部と、
前記フーリエ変換後における前記応力の振幅と前記ひずみの振幅との少なくとも一方が有する引張又は圧縮の3成分及びせん断の3成分の計6成分の総和を用いて、前記タイヤの耐久性を評価する箇所に対応した指標を作成する評価指標作成部と、
を含むことを特徴とする解析装置。
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