JP5533185B2 - タイヤ周辺空間の解析方法及びタイヤ周辺空間の解析用コンピュータプログラム、並びに解析装置 - Google Patents
タイヤ周辺空間の解析方法及びタイヤ周辺空間の解析用コンピュータプログラム、並びに解析装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5533185B2 JP5533185B2 JP2010097404A JP2010097404A JP5533185B2 JP 5533185 B2 JP5533185 B2 JP 5533185B2 JP 2010097404 A JP2010097404 A JP 2010097404A JP 2010097404 A JP2010097404 A JP 2010097404A JP 5533185 B2 JP5533185 B2 JP 5533185B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- model
- contact
- analysis
- region
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Description
図11、図12は、タイヤモデルの接触領域を決定する手法の第1変形例を示す説明図である。図11、図12に示す符号13’、13は、タイヤモデル10と路面モデル12との接触領域である。図11、図12中に示す略楕円形状の実線は、タイヤモデル10と路面モデル12との理想的な接触領域を示す。本変形例では、ステップS13で表面情報抽出部52cが表面情報を取得するにあたり、タイヤモデル10の接触領域を決定する手法の変形例を説明する。本変形例は、図4に示す接触領域Cを簡易な形状(本変形例では複数の直線)で近似することにより、節点を移動させることなく、簡易にタイヤモデル10の接触領域を決定できる。
図13は、タイヤモデルと路面モデルとの関係を示す拡大図である。図14は、タイヤモデルの接触領域を決定する手法の第2変形例を示す説明図である。本変形例では、ステップS13で表面情報抽出部52cが表面情報を取得するにあたり、タイヤモデル10の接触領域を決定する手法の変形例を説明する。図13、図14は、タイヤモデル10と路面モデル12との接触領域の周縁部を表わしている。図13、図14中のP4、P5はタイヤモデル10が有する節点である。節点P4は路面モデル12に接地しており、節点P5は路面モデル12から離れている。
図15は、第3変形例に係る空間モデルを示す斜視図である。上記例では、ステップS15において、図9に示すように、タイヤ境界領域、及び路面モデル12の表面情報から得られる接触表面領域24、及び半球領域15を用いて空間モデル30が作成された。本変形例では、半球領域15の代わりに、解析対象である、タイヤの周辺環境に存在する対象物(タイヤハウスやタイヤ試験器等)の対象物表面情報を用いて得られる対象物表面領域を用いて空間モデル30を作成する。すなわち、タイヤ境界領域、及び路面モデル12の表面情報から得られる接触表面領域24に加えて、さらに1以上の境界を設ける。
10 タイヤモデル
12 路面モデル
13、13’ 接触領域
15 半球領域
16 内部
20 タイヤ周辺空間
21 表面領域
22 境界部分
23 接触対象側境界
24 接触表面領域
26 要素
30 空間モデル
31 第1軸
32 第2軸
33 領域
35a、35b、36a、36b、37a、37b、37c、37d 直線
40 タイヤハウスモデル
41 対象物表面領域
50 タイヤ周辺空間の解析装置(解析装置)
51 入出力装置
52 処理部
52a タイヤモデル作成部
52b 解析部
52c 表面情報抽出部
52d 境界領域設定部
52e 空間モデル作成部
54 記憶部
Claims (9)
- コンピュータが、複数の節点を有する複数の要素で分割されたタイヤモデルを、当該タイヤモデルが接触する接触対象モデルに接触させて接触解析を実行する接触解析手順と、
前記コンピュータが、当該接触解析手順が終了した後の前記タイヤモデルの表面に存在する節点について、接触圧力が所定の閾値未満の節点と、前記接触圧力が前記所定の閾値以上の節点との間に存在する、接触領域と非接触領域との境界上に境界節点を設定し、前記タイヤモデルの表面情報を取得するとともに、前記表面情報から得られる前記タイヤモデルの表面領域と、当該表面領域の内部と外部とを区画する境界部分とを含むタイヤ境界領域を作成する表面情報抽出・境界領域作成手順と、
前記コンピュータが、少なくとも前記タイヤ境界領域を用いて、当該タイヤ境界領域の周辺空間の空間モデルを作成する空間モデル作成手順と、
前記コンピュータが、前記空間モデルを用いて解析を実行する解析手順と、
を含むことを特徴とするタイヤ周辺空間の解析方法。 - 前記表面情報抽出・境界領域作成手順において、前記コンピュータは、
前記タイヤモデルと前記接触対象モデルとが接触する接触領域に存在する、前記タイヤモデルの節点の物理量に基づいて、前記タイヤモデルの接触領域に存在する少なくとも1つの節点を移動させる請求項1に記載のタイヤ周辺空間の解析方法。 - 前記コンピュータは、
前記接触対象モデルとの距離が所定の閾値以下である、前記タイヤモデルの表面に存在する節点を前記接触対象モデルの表面に移動させる請求項2に記載のタイヤ周辺空間の解析方法。 - 前記所定の閾値は、前記タイヤモデルの直径の0.2%以下、又は1mm以下のいずれか一方である請求項3に記載のタイヤ周辺空間の解析方法。
- 前記表面情報抽出・境界領域作成手順において、前記コンピュータは、
前記接触領域が、前記タイヤモデルの幅方向と平行な第1軸と、前記タイヤモデルの周方向と平行な第2軸との両方に対して軸対称となるように、前記接触領域の形状を変更する請求項1に記載のタイヤ周辺空間の解析方法。 - 前記コンピュータは、
複数の直線で前記接触領域の形状を形成する請求項5に記載のタイヤ周辺空間の解析方法。 - 前記表面情報抽出・境界領域作成手順において、前記コンピュータは、
前記空間モデルに、さらに1以上の境界を設ける請求項1に記載のタイヤ周辺空間の解析方法。 - 請求項1から7のいずれか一つに記載のタイヤ周辺空間の解析方法をコンピュータに実行させることを特徴とするタイヤ周辺空間の解析用コンピュータプログラム。
- 複数の節点を有する複数の要素で分割されたタイヤモデルを、当該タイヤモデルが接触する接触対象モデルに接触させて接触解析を実行する接触解析部と、
当該接触解析が終了した後の前記タイヤモデルの表面に存在する節点について、接触圧力が所定の閾値未満の節点と、前記接触圧力が前記所定の閾値以上の節点との間に存在する、接触領域と非接触領域との境界上に境界節点を設定し、前記タイヤモデルの表面情報を取得する表面情報抽出部と、
前記表面情報から得られる前記タイヤモデルの表面領域と、当該表面領域の内部と外部とを区画する境界領域とを含むタイヤ境界部分を作成する境界領域設定部と、
少なくとも前記タイヤ境界領域を用いて、当該タイヤ境界領域の周辺の空間モデルを作成する空間モデル作成部と、
前記空間モデルを用いて解析を実行する空間モデル解析部と、
を含むことを特徴とするタイヤ周辺空間の解析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010097404A JP5533185B2 (ja) | 2010-04-20 | 2010-04-20 | タイヤ周辺空間の解析方法及びタイヤ周辺空間の解析用コンピュータプログラム、並びに解析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010097404A JP5533185B2 (ja) | 2010-04-20 | 2010-04-20 | タイヤ周辺空間の解析方法及びタイヤ周辺空間の解析用コンピュータプログラム、並びに解析装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011225124A JP2011225124A (ja) | 2011-11-10 |
JP5533185B2 true JP5533185B2 (ja) | 2014-06-25 |
Family
ID=45041046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010097404A Expired - Fee Related JP5533185B2 (ja) | 2010-04-20 | 2010-04-20 | タイヤ周辺空間の解析方法及びタイヤ周辺空間の解析用コンピュータプログラム、並びに解析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5533185B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5498238B2 (ja) * | 2010-04-22 | 2014-05-21 | 株式会社ブリヂストン | シミュレーション方法及びシミュレーション装置 |
JP5707251B2 (ja) * | 2011-06-23 | 2015-04-22 | 株式会社ブリヂストン | シミュレーション方法及びシミュレーション装置 |
JP6159201B2 (ja) * | 2013-08-28 | 2017-07-05 | 東洋ゴム工業株式会社 | タイヤ周囲空間モデルの生成装置、方法及びコンピュータプログラム |
JP6437772B2 (ja) * | 2014-09-18 | 2018-12-12 | 東洋ゴム工業株式会社 | タイヤ周囲空間モデルの生成装置、方法及びコンピュータプログラム |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2905497B1 (fr) * | 2006-09-01 | 2008-11-14 | Michelin Soc Tech | Procede de simulation du comportement thermo-mecanique d'un pneu, et application |
JP4792049B2 (ja) * | 2008-01-09 | 2011-10-12 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤのノイズ性能のシミュレーション方法及びタイヤの製造方法 |
-
2010
- 2010-04-20 JP JP2010097404A patent/JP5533185B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011225124A (ja) | 2011-11-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5672797B2 (ja) | シミュレーションモデル作成方法、シミュレーション方法、シミュレーションモデル作成装置、及びシミュレーション装置 | |
JP5243145B2 (ja) | タイヤ放射音解析方法及びタイヤ放射音解析プログラム | |
JP5533185B2 (ja) | タイヤ周辺空間の解析方法及びタイヤ周辺空間の解析用コンピュータプログラム、並びに解析装置 | |
JP5151040B2 (ja) | タイヤの嵌合過程予測方法、タイヤの嵌合過程予測用コンピュータプログラム、タイヤの解析方法及びタイヤの解析用コンピュータプログラム | |
JP6561854B2 (ja) | タイヤのシミュレーション方法 | |
JP2013088871A (ja) | シミュレーション方法、シミュレーション用コンピュータプログラム及びシミュレーション装置 | |
JP5211549B2 (ja) | タイヤモデルの作成方法及びタイヤモデルの性能予測方法、並びにタイヤの設計方法 | |
JP5104042B2 (ja) | タイヤの性能予測方法及びタイヤの性能予測用コンピュータプログラム、並びにタイヤの設計方法 | |
JP4067934B2 (ja) | タイヤモデルを用いたタイヤ性能予測方法、タイヤ性能予測プログラムおよび入出力装置 | |
JP5786289B2 (ja) | タイヤのシミュレーション方法及びタイヤのシミュレーション用コンピュータプログラム | |
JP4862342B2 (ja) | 回転体モデルの作成方法、回転体モデルの作成用コンピュータプログラム及びタイヤ/ホイール組立体の転動解析方法、並びにタイヤ/ホイール組立体の転動解析用コンピュータプログラム | |
JP7560720B2 (ja) | タイヤモデル作成方法 | |
JP4064192B2 (ja) | タイヤモデル、このタイヤモデルを用いたタイヤ性能予測方法およびタイヤ性能予測プログラム並びに入出力装置 | |
JP5782684B2 (ja) | シミュレーションモデル作成方法、シミュレーション方法、シミュレーションモデル作成装置及びシミュレーション装置 | |
JP5811625B2 (ja) | シミュレーション方法及びシミュレーション装置 | |
JP4635562B2 (ja) | シミュレーション装置の動作方法 | |
JP5381267B2 (ja) | 組立体モデルの作成方法及び組立体モデルの作成用コンピュータプログラム | |
JP2010069955A (ja) | タイヤ/内部構造体組立体のシミュレーション方法及びコンピュータプログラム | |
JP2006072893A (ja) | タイヤモデル作成方法およびそのタイヤモデルを用いたシミュレーション方法 | |
JP5678502B2 (ja) | タイヤモデルの作成方法、タイヤモデルの作成用コンピュータプログラム及びタイヤのシミュレーション方法、並びにタイヤモデルの作成装置 | |
JP2013023190A (ja) | 解析装置、その方法及びそのプログラム | |
JP5262488B2 (ja) | 組立体モデルの作成方法及び組立体モデルの作成用コンピュータプログラム | |
JP5745952B2 (ja) | タイヤ性能シミュレーション方法、タイヤ性能シミュレーション装置、及びタイヤ性能シミュレーションプログラム | |
JP5740929B2 (ja) | タイヤ・ホイール組立体モデルの作成方法、タイヤ・ホイール組立体モデルの作成用コンピュータプログラム及びタイヤ・ホイール組立体のシミュレーション方法、並びにタイヤ・ホイール組立体モデルの作成装置 | |
JP5215586B2 (ja) | タイヤモデル、タイヤの挙動シミュレーション方法、タイヤの挙動解析プログラム及びタイヤの挙動解析プログラムを記録した記録媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130327 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131119 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131120 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140117 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140401 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5533185 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140414 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |